JP2005331043A - 極低温液化ガス貯槽の製造方法 - Google Patents

極低温液化ガス貯槽の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】輸送コストが安価で、広い設置面積を必要とせず、保冷材の使用量が少なく、基礎構造や支持構造の強度を小さく設定することができ、水分管理にほとんど手間がかからず、施工スペースをとらず、断熱性能が低下せず、施工状況の確認が簡単で、メンテナンス性に優れた極低温液化ガス貯槽の製造方法を提供する。
【解決手段】設置面1aにコンクリート製の基礎1を設け、この基礎1の上面に架台2を設け、上記架台2上に、湾曲状に曲げ加工された複数枚の外槽胴板9aを用いて外槽6の胴体部7を作製し、この胴体部7の内周面に保冷材10の積層体10aを張着し、上記胴体部7の上面開口部から内部に、液化ガスを充填するための複数の内槽3を収容して並置したのち、上記胴体部7の上面開口部を天井部8で気密に密封し、ついで、上記胴体部7の内部空間を真空排気するようにしている。
【選択図】図10

Description

本発明は、液化ガスを保冷するための極低温液化ガス貯槽の製造方法に関するものである。
一般に、液化窒素,液化酸素等の極低温液化ガスを貯蔵する液化ガス貯槽20は、図12に示すように、二重殻構造になっており、外槽21内に、液化ガスを充填する内槽22が収容され、上記外槽21の内周面と内槽22の外周面との間に形成される空間24内に、断熱材として粉末パーライト23が充填され、さらにこの空間24が真空排気されて構成されている(例えば、特許文献1参照)。
このような液化ガス貯槽20は、つぎのようにして製造される。すなわち、まず、外槽21を構成する底部鏡板21aの上に内槽22を載置し、この内槽22に取り付けた各液体取出配管27と、これら配管27が通る底部鏡板21aの配管挿通孔26間の隙間を気密状に密封する。ついで、上記底部鏡板21aの上に外槽21を構成する胴体部21bを同軸状に配設してこの胴体部21bの下端部を上記底部鏡板21aの上端部とを溶接し一体化する。つぎに、胴体部21bの上端開口を天井部鏡板21cで蓋し、この天井部鏡板21cの下端部と胴体部21bの上端部とを溶接し一体化して外槽21を作製する。つぎに、天井部鏡板21cに形成された真空破壊装置28の蓋を取り、この開口部から上記空間24に所定量の粉末パーライト23を投入してから、真空ポンプ29によって真空排気し、さらに、所定量の粉末パーライト23をつぎたして真空排気するという操作を複数回繰り返し、上記空間24を粉末パーライト23が充填された真空断熱空間に形成することが行われる。図において、25は内槽22を外槽21内に固定する脚部で、30は真空測定弁である。
特開平8−312879号公報
ところが、大容量の低温液化ガスを貯蔵する必要がある場合には、液化ガス貯槽20として、大形で大容量のものを別途工場で製作し、これを輸送することが考えられるが、70kL(キロリットル)以上の貯槽は輸送上の制限を受けるため、事実上不可能である。そこで、現地で上記大形で大容量のものを製作せざるをえないが、内槽は圧力容器であり、設備を有する工場内での製作が必須となるため、効率的および製作的な観点からみて、現地での製作は事実上不可能である。このため、中形の液化ガス貯槽20を複数個製作し、これらを現地に輸送することが行われているが、この場合には、現地で大きな設置面積が必要になる。そこで、設置面積を小さくするため、複数個の内槽(外槽を設けていない)を製作してこれら内槽を現地に輸送し、現地で、これら内槽を1つの大形の外槽で取り囲んでなる大形の現地組み立て式パーライト真空断熱用貯槽(図示せず)を作製することが考えられるが、この場合には、つぎのような問題がある。
すなわち、外槽が大形化するため、粉末パーライト23の使用量が非常に多くなる。しかも、粉末パーライト23の重量が重いため、基礎構造および外槽の支持構造の強度を大きくする必要があり、基礎工事等を必要以上に強固なものにする必要がある。しかも、大容量の粉末パーライト23を充填すると、粉末パーライト23の流路抵抗が大きいため、真空引き作業に時間がかかる。しかも、単に大形化しただけでは、単一種類の低温液化ガスしか貯蔵することができない。しかも、粉末パーライト23は大気の水分を吸湿しやすい特性があるため、充填直前に乾燥させるか、もしくは工場内で乾燥させたものを外気と接触させずに充填する必要があり、粉末パーライト23の水分管理に非常に手間がかかる。しかも、粉末パーライト23充填用の機器スペースが必要になる。しかも、外槽の内部空間の形状が複雑になり、また、上記内部空間が広くて粉末パーライト23充填時に外槽に補助的に振動を与える等して充填しやすくすることができないため、粉末パーライト23の密度の少ない空間およびない空間ができやすく、断熱性能の低下を引き起こしやすい。このとき、上記内部空間の形状が複雑であればあるほど、充填作業が困難な状況になる。しかも、粉末パーライト23の充填量だけで施工状況の確認を行っているので、部分的な施工状況の確認が殆ど不可能である。しかも、外槽内の修理や改造が必要になった場合には、真空を大気圧に戻したのち、粉末パーライト23を抜き取る作業が必要になるため、非常に労力を要し、メンテナンス性に劣る。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、粉末パーライト等の断熱材を使用せず、基礎構造や外槽の支持構造の強度を小さく設定することができ、真空引き作業にあまり時間がかからず、複数種類の液化ガスを貯蔵することができ、水分管理にほとんど手間がかからず、施工スペースをとらず、断熱性能が低下せず、施工状況の確認が簡単で、メンテナンス性に優れた極低温液化ガス貯槽の製造方法の提供をその目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の極低温液化ガス貯槽の製造方法は、設置面にコンクリート製の基礎を設け、上記基礎の上面に支持台を設け、上記支持台上に、湾曲状に曲げ加工された複数枚の外槽胴板を、周方向に隣り合う両外槽胴板の端部同士を突き合わせた突き合わせ部を気密に接合するとともに、各外槽胴板の底辺を上記支持台上に気密に固定し、上記支持台上に固定された各外槽胴板上にさらに複数枚の外槽胴板を、周方向に隣り合う両外槽胴板の端部同士を突き合わせた状態で載置して突き合わせ部を気密に接合するとともに、各外槽胴板の底辺を、上記支持台上に先に固定された各外槽胴板の頂辺に気密に固定し、これら接合,固定を繰り返すことにより、上記支持台上に、複数枚の外槽胴板を接合,固定して環状に連結した環状体を複数段積み重ねてなる外槽の胴体部を設け、この胴体部の内周面に保冷層を形成し、その状態で、上記胴体部の上面開口部から内部に、液化ガスを充填するための複数の内槽を収容して並置し、天井部に保冷層を形成し、この天井部で上記胴体部の上面開口部を気密に密封したのち、上記胴体部の内部空間を真空排気するという構成をとる。
すなわち、本発明の極低温液化ガス貯槽の製造方法は、容易に輸送可能な複数の内槽(外槽を設けていない)を工場等で内作し、これらを現地に輸送し、現地において、内部に上記複数の内槽が収容,並置された大形の特殊な外槽を作製し、この外槽内を真空排気して極低温液化ガス貯槽を製造するようにしている。したがって、本発明の極低温液化ガス貯槽の製造方法では、粉末パーライト等の断熱材を使用しておらず、また、これにより、外槽内の重量が軽量化し、基礎構造および支持構造の強度を軽減することができ、基礎工事等を必要以上に強固なものにする必要がない。しかも、内部に粉末パーライト等の断熱材を充填していないため、内部の流路抵抗が小さく、真空引き作業の時間を短くすることができる。しかも、外槽内に複数の内槽を収容しているため、各内槽に別々の液化ガスを充填することで、複数種類の液化ガスを貯蔵することが可能になる。しかも、水分管理は施工時に外槽内に雨がかからない程度の管理で充分であるため、非常に容易である。しかも、外槽内のみの施工であるため、外槽外に施工スペースを設ける必要がない。しかも、粉末パーライト等の断熱材を充填しないため、施工のばらつきにより断熱性能の低下を起こすことがない。しかも、施工状況の確認は、視覚的に判断することができ、簡単である。しかも、外槽内の修理や改造が必要になった場合にも、内部の真空状態を大気圧に戻すだけで、内部へアクセスすることが可能になり、メンテナンス性に優れる。
また、上記外槽の内部に複数の内槽を左右に並らべて配置すると、上記外槽の内部に複数の内槽をコンパクトに収容することができる。
つぎに、本発明を実施の形態にもとづいて詳しく説明する。
図1および図2は本発明の極低温液化ガス貯槽の製造方法の一実施の形態を用いて製造された極低温液化ガス貯槽を示している。これら図において、1は地面等の設置面1a(図4参照)に作製されたコンクリート製の基礎であり、2は上記基礎1の上面に固定された架台(支持台)であり、内部に液化ガスが収容された複数個(この実施の形態では、4個)の内槽3(これら各内槽3には、図12に示すような外槽21は設けられていない)を載置する円形のステンレス等の耐極低温材料製の載置板4と、この載置板4を支受する複数本(図1では、4本しか図示せず)の脚部5と、これら各脚部5を上記基礎1の上面に固定する固定ボルト5aとで構成されている。上記4個の内槽3はそれぞれ、工場等で内作されたのち現地に輸送されてきたものである。6は上記載置板4上に気密に溶接(接合),固定された外槽であり、上記載置板4上に気密に溶接,固定された円筒形状の胴体部7と、この胴体部7の上面開口部に気密に溶接,固定された天井部8とからなっている。また、上記胴体部7は、後述する多数の鉄製の外槽胴板9aを気密に溶接,固定して作製されたものである。これら各外槽胴板9aはそれぞれ同形状で、上記胴体部7の周方向に沿って円弧状に曲げ加工された帯状体からなり、複数個の外槽胴板9aを円環状に連結することで、上記胴体部7と同径の環状体9が形成され、この環状体9を上下に複数段積み重ねることで、上記胴体部7が作製されるようにしている。また、上記天井部8には、その下面開口部のやや上方に、横桟等の構造物(図示せず)が架設されており、この構造物上に設置された金網(図示せず)上に保冷材8aが載置され、上記構造物に設けた取り付け手段(図示せず)により固定されている。図1において、3aは上記各内槽3を支受する脚部であり、それぞれ上記載置板4上に載置,固定されている。
10は上記外槽6の内周面に張着される保冷材(保冷層)で、ガラス繊維製のマット状のもの(例えば、極細のガラス繊維をメラミン樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂で接着したものをマット状にしてなるもの)にアルミ箔等を貼り合わせたものが用いられている。なお、上記天井部8に設けた保冷材8aも、同様のものが用いられている。このような保冷材10は、複数層に積層された積層体10aとして使用されており、上記外槽6の内周面に垂直に、その全面にわたって所定の間隔で、スタッド溶接された複数のSUS製のスタッドピン11に貫通されて固定されている(図3参照)。また、これら各スタッドピン11の先端部には、上記積層体10aが各スタッドピン11から抜け出すのを防止するための受け具12が着脱自在に固定されている。また、上記外槽6の内周面に垂直に複数のH鋼13が所定の間隔で溶接されており、このH鋼13に、上記外槽6の胴体部7の内周面において、周方向に隣り合う両積層体10aの端部同士のつなぎ目が位置している。このH鋼13の、上記積層体10aから突出する部分には、冷熱が外部に逃げるのを防止するために、上記保冷材10が2,3層巻き付けられている。
このような極低温液化ガス貯槽を、つぎのようにして製造することができる。すなわち、まず、図4に示すように、地面等の設置面1aにコンクリート製の基礎1を作製し、ついで、図5に示すように、この基礎1の上面に架台2を固定する。つぎに、図6に示すように、複数枚の外槽胴板9aを、その端部同士をそれぞれ突き合わせた状態で、架台2の載置板4上の外周部に沿って円環状に載置し、この載置板4上に各外槽胴板9aの底辺を気密に溶接,固定しながら各外槽胴板9aの端部同士の突き合わせ部を気密に溶接,固定し、これにより、上記載置板4上に環状体9を設け、この環状体9上にさらに複数枚の外槽胴板9aを、その端部同士をそれぞれ突き合わせた状態で、載置して上記環状体9の各外槽胴板9aの頂辺上に各外槽胴板9aの底辺を気密に溶接,固定しながら各外槽胴板9aの端部同士の突き合わせ部を気密に溶接,固定し(図6参照)、これを繰り返すことにより、上記載置板4上に複数段(この実施の形態では、5段)の環状体9を上下に積み重ねて外槽6の胴体部7を作製する。なお、各外槽胴板9aに予めスタッドピン11,H鋼13が溶接されていてもよいし、上記胴体部7の作製時に、各外槽胴板9aにスタッドピン11,H鋼13を溶接してもよい。つぎに、上記胴体部7の内周面の各スタッドピン11(図3参照)に保冷材10の積層体10aを貫通させたのちに、スタッドピン11の先端部に受け具12(図3参照)を固定する。このとき、周方向に隣り合う上記積層体10a同士のつなぎ目にH鋼13(図3参照)が位置決めされており、このH鋼13の、上記積層体10aから突出する部分に上記保冷材10を2,3層巻き付ける。このようにして、上記胴体部7の内周面に積層体10aを張着する(図7参照)。つぎに、図8に示すように、クレーン車14等を用い、上記胴体部7の上端開口部から胴体部7の内部に4つの内槽3を入れて左右に並置し(図9参照)、つぎに、各内槽3に配管類15,16を取り付け、これら配管類15,16を、上記載置板4に設けた複数の配管挿通孔(図示せず)に通し、これら各配管挿通孔の隙間を気密に密封する。つぎに、図10に示すように、上記胴体部7の上面開口部に、保冷材8aを設けた天井部8を気密に被冠したのち、上記外槽6内を真空ポンプ17(図11参照)で真空排気し、塗装することを行う。
上記のように、この製造方法では、複数の内槽3と、これらを取り囲む1つの外槽6とを設置しうるスペースがあればよく、広い設置面積を必要としない。しかも、粉末パーライト等の断熱材を使用しておらず、また、1つの外槽6の内周面に保冷材10を張着するだけであり、保冷材10の使用量が少ない。このため、外槽6およびその内部空間の重量を軽減することができ、基礎1および架台2等の支持構造の強度を軽減することができる。しかも、内部に粉末パーライト等の断熱材を充填していないため、内部の流路抵抗が小さく、真空引き作業の時間を短くすることができる。しかも、外槽6内に複数の内槽3を収容しているため、各内槽3に別々の液化ガスを充填することで、複数種類の液化ガスを貯蔵することが可能になる。しかも、水分管理は施工時に外槽6内に雨がかからない程度の管理で充分であるため、非常に容易である。しかも、外槽6内のみの施工であるため、外槽6外に施工スペースを設ける必要がない。しかも、外槽6の胴体部7を作製する作業は、多数の外槽胴板9aに貼り付けるだけの施工であるため、作業が非常に容易であり、また、粉末パーライト等の断熱材を充填しないため、施工のばらつきにより断熱性能の低下を起こすことがない。しかも、施工状況の確認は、視覚的に判断することができ、簡単である。しかも、外槽6内の修理や改造が必要になった場合にも、内部の真空状態を大気圧に戻すだけで、内部へアクセスすることが可能であり、メンテナンス性に優れる。
なお、上記実施の形態では、外槽6内で各内槽3を左右に並置しているが、これに限定するものではなく、例えば、上下に並置してもよい。
本発明の極低温液化ガス貯槽の製造方法の一実施の形態を用いて製造された極低温液化ガス貯槽を示す説明図である。 上記極低温液化ガス貯槽の断面図である。 保冷材の取り付け状態を示す断面図である。 上記製造方法を示す説明図である。 上記製造方法を示す説明図である。 上記製造方法を示す説明図である。 上記製造方法を示す説明図である。 上記製造方法を示す説明図である。 上記製造方法を示す説明図である。 上記製造方法を示す説明図である。 上記製造方法を示す説明図である。 従来例を示す断面図である。
符号の説明
1 基礎
1a 設置面
2 架台
3 内槽
6 外槽
7 胴体部
8 天井部
9a 外槽胴板
10 保冷材
10a 積層体

Claims (2)

  1. 設置面にコンクリート製の基礎を設け、上記基礎の上面に支持台を設け、上記支持台上に、湾曲状に曲げ加工された複数枚の外槽胴板を、周方向に隣り合う両外槽胴板の端部同士を突き合わせた突き合わせ部を気密に接合するとともに、各外槽胴板の底辺を上記支持台上に気密に固定し、上記支持台上に固定された各外槽胴板上にさらに複数枚の外槽胴板を、周方向に隣り合う両外槽胴板の端部同士を突き合わせた状態で載置して突き合わせ部を気密に接合するとともに、各外槽胴板の底辺を、上記支持台上に先に固定された各外槽胴板の頂辺に気密に固定し、これら接合,固定を繰り返すことにより、上記支持台上に、複数枚の外槽胴板を接合,固定して環状に連結した環状体を複数段積み重ねてなる外槽の胴体部を設け、この胴体部の内周面に保冷層を形成し、その状態で、上記胴体部の上面開口部から内部に、液化ガスを充填するための複数の内槽を収容して並置し、天井部に保冷層を形成し、この天井部で上記胴体部の上面開口部を気密に密封したのち、上記胴体部の内部空間を真空排気することを特徴とする極低温液化ガス貯槽の製造方法。
  2. 上記外槽の内部に複数の内槽を左右に並らべて配置した請求項1記載の極低温液化ガス貯槽の製造方法。
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