JP2005328962A - 食事提供システム - Google Patents
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Abstract
【課題】提供時刻の異なる食事を一度に収容して保冷しておき、それぞれの食事提供時刻にて加熱を完了させて提供することができる食事提供システムを提供する。
【解決手段】食事提供ユニット1は、加熱用食器17と非加熱用食器18とが載せられて組膳されたトレー16を収容する複数の収容室6〜8と、各収容室からトレーを取り出すための開口をそれぞれ開閉自在に閉塞する複数の扉11〜13と、加熱用食材を加熱するための誘導加熱コイルと、各収容室内を冷却するための冷却ユニットと、誘導加熱コイル及び冷却ユニットを制御する制御装置とを備え、この制御装置は、冷却ユニットにより各収容室内を保冷すると共に、各収容室毎に食事提供時刻をそれぞれ設定可能とされ、予め設定された当該食事提供時刻にて加熱用食材の加熱が完了するよう誘導加熱コイルを制御する。
【選択図】図2
【解決手段】食事提供ユニット1は、加熱用食器17と非加熱用食器18とが載せられて組膳されたトレー16を収容する複数の収容室6〜8と、各収容室からトレーを取り出すための開口をそれぞれ開閉自在に閉塞する複数の扉11〜13と、加熱用食材を加熱するための誘導加熱コイルと、各収容室内を冷却するための冷却ユニットと、誘導加熱コイル及び冷却ユニットを制御する制御装置とを備え、この制御装置は、冷却ユニットにより各収容室内を保冷すると共に、各収容室毎に食事提供時刻をそれぞれ設定可能とされ、予め設定された当該食事提供時刻にて加熱用食材の加熱が完了するよう誘導加熱コイルを制御する。
【選択図】図2
Description
本発明は、病院や介護施設、企業等において食事の提供を行うための食事提供システムに関するものである。
従来より病院や介護施設、企業の事業所等においては厨房を備え、この厨房において調理された食事を患者や従業員に提供していた。しかしながら、小規模の施設では調理を行うための設備や人員の無駄が大きく、非効率的であることが問題となっていた。
そこで、近年では外部の調理センターから予め調理された食材を配送させ、トレーに組膳した後、保冷と誘導加熱コイルを用いた加熱を行うことができる配膳カートに載せて搬送し、患者等に提供する方法が開発されて来ている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−204828号公報
しかしながら、係る配膳カートを用いた方法では、朝、昼、夕それぞれの食事提供時刻に組膳したトレーを配膳カートに載せ換えて搬送する必要があったため、作業が極めて面倒なものとなっていた。
本発明は、係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、提供時刻の異なる食事を一度に収容して保冷しておき、それぞれの食事提供時刻にて加熱を完了させて提供することができる食事提供システムを提供するものである。
本発明の食事提供システムは、加熱用食材が盛り付けられた食器と非加熱用食材が盛り付けられた食器とが載せられて組膳されたトレーを収容する複数の収容室と、各収容室からトレーを取り出すための開口をそれぞれ開閉自在に閉塞する複数の扉と、加熱用食材を加熱するための誘導加熱コイルと、各収容室内を冷却するための冷却ユニットと、誘導加熱コイル及び冷却ユニットを制御する制御装置とを備え、この制御装置は、冷却ユニットにより各収容室内を保冷すると共に、各収容室毎に食事提供時刻をそれぞれ設定可能とされ、予め設定された当該食事提供時刻にて加熱用食材の加熱が完了するよう誘導加熱コイルを制御することを特徴とする。
請求項2の発明の食事提供システムは、上記において制御装置は、食事提供時刻となったことを各収容室毎に報知することを特徴とする。
請求項3の発明の食事提供システムは、上記各発明において制御装置は、加熱用食材に応じて誘導加熱コイルの制御を設定可能とされていることを特徴とする。
請求項4の発明の食事提供システムは、上記各発明において加熱用食材が盛り付けられた食器の底部には導電層が設けられると共に、誘導加熱コイルは当該加熱用食材が盛り付けられた食器の位置に対応するように設けられていることを特徴とする。
請求項5の発明の食事提供システムは、上記各発明において加熱用食材が盛り付けられた食器が載せられた領域と、非加熱用食材が盛り付けられた食器が載せられた領域とにトレー上の空間を仕切る仕切壁を備えたことを特徴とする。
請求項6の発明の食事提供システムは、上記各発明において各扉をそれぞれ施錠する施錠装置を備え、制御装置は、食事提供時刻において、当該食事提供時刻となった収容室の開口を閉塞する扉の施錠装置を解除することを特徴とする。
請求項7の発明の食事提供システムは、請求項1乃至請求項5の発明において各扉をそれぞれ施錠する施錠装置と、個人の認証を行う認証手段を備え、制御装置は、食事提供時刻以降、認証手段による認証を条件として当該食事提供時刻となった収容室の開口を閉塞する扉の施錠装置を解除することを特徴とする。
請求項8の発明の食事提供システムは、上記において制御装置は、扉が開放された後、閉じられた場合、当該扉の施錠を再度行うことを特徴とする。
請求項9の発明の食事提供システムは、請求項6又は請求項7の発明において制御装置は、施錠装置の解除から所定時間経過した場合、若しくは、認証手段による認証が不能となった場合に再度施錠を行うことを特徴とする。
本発明の食事提供システムによれば、加熱用食材が盛り付けられた食器と非加熱用食材が盛り付けられた食器とが載せられて組膳されたトレーを収容する複数の収容室と、各収容室からトレーを取り出すための開口をそれぞれ開閉自在に閉塞する複数の扉と、加熱用食材を加熱するための誘導加熱コイルと、各収容室内を冷却するための冷却ユニットと、誘導加熱コイル及び冷却ユニットを制御する制御装置とを備えており、この制御装置は、冷却ユニットにより各収容室内を保冷すると共に、各収容室毎に食事提供時刻をそれぞれ設定可能とされ、予め設定された当該食事提供時刻にて加熱用食材の加熱が完了するよう誘導加熱コイルを制御するので、例えば朝、昼、夕に提供する食事を組膳したトレーを各収容室に分けて一度に収容しておき、各収容室に対応する食事提供時刻を当該朝、昼、夕の所定の時刻にそれぞれ設定することにより、設定された朝、昼、夕の所定時刻において加熱用食材の加熱をそれぞれ完了することができるようになる。
これにより、例えば朝、昼、夕、三食の食事をトレーに組膳した状態で一度に収容して保冷しておき、各食事提供時刻にそれぞれ提供することができるようになるので、食事提供に要する手間が著しく省けるようになる。
また、請求項2の発明の食事提供システムによれば、上記に加えて制御装置は、食事提供時刻となったことを各収容室毎に報知するので、食事が提供可能となったことを各収容室毎に容易に確認することができるようになり、円滑な食事の提供を実現し、且つ、誤った提供も未然に回避することができるようになる。
また、請求項3の発明の食事提供システムによれば、上記各発明に加えて制御装置は、加熱用食材に応じて誘導加熱コイルの制御を設定可能とされているので、例えば加熱用食材の量や種類に応じ、食事提供時刻に加熱が丁度良く完了するように誘導加熱コイルの通電開始時刻や入力の設定を行うことができるようになる。
また、請求項4の発明の食事提供システムによれば、上記各発明に加えて加熱用食材が盛り付けられた食器の底部には導電層が設けられると共に、誘導加熱コイルは当該加熱用食材が盛り付けられた食器の位置に対応するように設けられているので、非加熱用食材を保冷しながら、誘導加熱コイルによって加熱用食材を加熱することができるようになる。
また、請求項5の発明の食事提供システムによれば、上記各発明に加えて加熱用食材が盛り付けられた食器が載せられた領域と、非加熱用食材が盛り付けられた食器が載せられた領域とにトレー上の空間を仕切る仕切壁を備えているので、加熱用食材を加熱しながら支障無く非加熱用食材を保冷しておくことができるようになる。
また、請求項6の発明の食事提供システムによれば、上記各発明に加えて各扉をそれぞれ施錠する施錠装置を備え、制御装置は、食事提供時刻において、当該食事提供時刻となった収容室の開口を閉塞する扉の施錠装置を解除するので、食事提供時刻となるまでは扉を施錠しておくことができるようになる。これにより、加熱中に不用意に扉が開放されて損傷を負う等の不都合を未然に回避することができるようになる。
また、請求項7の発明の食事提供システムによれば、請求項1乃至請求項5の発明に加えて各扉をそれぞれ施錠する施錠装置と、個人の認証を行う認証手段を備え、制御装置は、食事提供時刻以降、認証手段による認証を条件として当該食事提供時刻となった収容室の開口を閉塞する扉の施錠装置を解除するので、扉を開放できる個人を限定して悪戯の発生と誤った食事の提供を未然に回避することができるようになる。
また、請求項8の発明の食事提供システムによれば、上記に加えて制御装置は、扉が開放された後、閉じられた場合、当該扉の施錠を再度行うので、認証後に扉が開放され、トレーが取り出された後は自動的に扉が施錠されることになり、悪戯などの発生をより一層確実に防止できるようになる。
また、請求項9の発明の食事提供システムによれば、請求項6又は請求項7の発明に加えて制御装置は、施錠装置の解除から所定時間経過した場合、若しくは、認証手段による認証が不能となった場合に再度施錠を行うので、悪戯や食中毒等の発生を効果的に解消することができるようになる。
次に、図面に基づき本発明の食事提供システムの実施形態を詳述する。
図1は本発明の食事提供システムの実施例の食事提供ユニット1の斜視図、図2はその平断面図、図3は内部構成の正面図をそれぞれ示している。実施例の食事提供ユニット1は、例えば病院(若しくは、介護施設、小規模企業等)の食堂に設置されて患者(若しくは従業員)に食事を提供するものであり、断熱箱体から構成された本体2から構成されている。この本体2内は断熱性非金属から成る区画壁3、3によって左右三つの収容室6、7、8に区画されており、各収容室6〜8の前面開口は透明ガラス製の扉11、12、13によって開閉自在に閉塞されている。
各収容室6〜8内は図4に示すような加熱プレート4によって上下十段に仕切られ、各加熱プレート4上に上下十段の区画室9が構成されている。そして、各区画室9には、それぞれに食材を盛り付けた食器を載せたトレー16が図3に示す如く収納されるように構成されている。トレー16上には、加熱用食器17と非加熱用食器18が左右に分けて載置され、扉11〜13をそれぞれ開放することにより、前方からトレー16を出し入れできるように構成されている。
各区画室9の底面を構成する加熱プレート4には、後述するIH加熱ユニット23を構成する複数の誘導加熱コイル4A〜4Dが図4に示すように内部に埋め込まれている。そして、各区画室9に収納されるトレー16は、加熱プレート4に載置された状態で、各誘導加熱コイル4A〜4Dに対して常に一定の位置に保持される。また、トレー16上の各加熱用食器17は、位置決め手段によって常に所定の位置になるように載せられており、これにより、各加熱用食器17は、常に、各誘導加熱コイル4A〜4Dに対応した位置に配置される。
また、各区画室9内には、当該区画室9内のトレー16上の空間を左右に二分し、向かって左側に加熱室9A(加熱用食材が盛り付けられた加熱用食器17が載せられた領域)と向かって右側に冷却室9B(非加熱用食材が盛り付けられた非加熱用食器18が載せられた領域)を構成する断熱性非金属から成る仕切壁19が設けられており、加熱室9A側に加熱用食器17が、また、冷却室9B側に非加熱用食器18が置かれるように構成されている。
前記各非加熱用食器18にはデザート等の調理済みの非加熱用食材が盛られると共に、各加熱用食器17にはご飯や汁物、肉や魚、野菜にて調理された主菜・副菜から成る加熱用食材がそれぞれ盛られている。この場合、加熱用食器17の浜底面には図5に示す如く銀ペーストよりなる導電層21が設けられており、前記加熱プレート4の誘導加熱コイル4A〜4Dに通電することで、それに対応する位置に設けられた加熱用食器17・・の導電層21内部に渦電流を流し、導電層21を発熱させて加熱用食器17を加熱し、内部の加熱用食材の加熱(調理若しくは再加熱)が行われるよう構成されている。
一方、食事提供システム1の本体2の下部には、圧縮機、凝縮器、減圧装置及び蒸発器から成る冷媒回路と送風機などから構成された冷却ユニット22(図6)が設置されている。また、本体2内の背部にはダクト23が上下に渡って構成されており、前記蒸発器と熱交換した冷気は前記送風機によってこのダクト23に吐出され、各収容室6〜8の各区画室9・・・内に循環されるように構成されている。
この場合、各収容室6〜8への冷気の循環はそれぞれ独立して制御されると共に、各仕切壁19・・の後方に対応する位置にはダンパー24A〜24Cが取り付けられ、このダンパー24A〜24Cを閉じる(図2の状態)ことによって、各収容室6〜8の区画室9の加熱室9Aに対しては冷気の流入を停止できるように構成されている。
また、本体2の前面上部にはコントロールパネル24が設けられており、このコントロールパネル24には、各種入力スイッチ25の他、液晶パネルから成る表示部26や、異常警報ランプ27、保温/冷却中ランプ28、加熱中ランプ29等が配設されている。更に、各収容室6〜8の扉11〜13の上側に対応する位置の本体2前面には、後述する加熱完了及び解錠を報知するための報知ランプ(報知手段。この報知ランプの他にブザーで報知を行っても良い。)31A〜31Cが取り付けられている。
また、各扉11〜13には施錠装置36A〜36C(図6)が設けられ、各施錠装置36A〜36Cによって各扉11〜13をそれぞれ施錠できるように構成されている。
次に、図6は食事提供ユニット1の制御装置33の電気回路のブロック図を示している。制御装置33はマイクロコンピュータ34から構成されており、このマイクロコンピュータ34の入力には前記コントロールパネル24の他、例えば前記蒸発器に戻る冷気の温度(若しくは、各収容室6〜8内の温度)を検出する温度センサ39の出力が入力されている。また、マイクロコンピュータ34の出力には、前記冷却ユニット22、IH加熱ユニット23、ダンパー(ソレノイド)24A〜24C、施錠装置(ソレノイド)36A〜36C、報知ランプ31A〜31Cがそれぞれ接続されている。
以上の構成で、次に図7を参照しながら実施例の食事提供ユニット1の動作を説明する。実施例の使い方としては、収容室6内に朝食、収容室7内に昼食、収容室8内に夕食を収納する場合について説明する。例えば早朝、外部の給食業者の調理センターから配送された調理済みの加熱用食材及び非加熱用食材、或いは、当該病院の厨房にて調理された加熱用食材及び非加熱用食材は、前述した如く加熱用食器17及び非加熱用食器18にそれぞれ盛り付けられる。そして、左右に分けてトレー16上に載せられて組膳される(或いは、組膳された状態で配送されてくる)。次に、扉11〜13を開放し、朝食用のトレー16は収容室6内の各区画室9・・・内に、昼食用のトレー16は収容室7内の各区画室9・・・内に、そして、夕食用のトレー16は収容室8内の各区画室9・・・内に分けてそれぞれ一度に収容される。
そして、扉11〜13を閉じるとマイクロコンピュータ34は施錠装置36A〜36Cによって全ての扉11〜13を施錠する。次に、入力スイッチ25を用いて各収容室6〜8の食事提供時刻を設定する。この場合、朝食用の収容室6に対しては午前8時、昼食用の収容室7に対しては正午、夕食用の収容室8に対しては午後6時を食事提供時刻としてそれぞれ設定したものとする。尚、マイクロコンピュータ34は冷却ユニット22を運転しており、全ての収容室6〜8内に前述した如く冷気を循環させて冷却している。この場合の冷却ユニット22の運転制御は温度センサ39に基づき、本体2内が略+10℃となるように行われている。
この場合、マイクロコンピュータ34は各ダンパー36A〜36Cを開放しており、これにより、各収容室6〜8内の各区画室9・・・全域に冷気が循環され、全てのトレー16上の全ての食材は保冷されることになる。また、この場合マイクロコンピュータ34は保温/冷却中ランプ28を点灯させる。
運転スタート後、前記午前8時より前の所定時刻になると、マイクロコンピュータ34はIH加熱ユニット23を制御し、収容室6の加熱プレート4の誘導加熱コイル4A〜4Dに通電を開始すると共に、加熱中ランプ29を点灯させ、ダンパー24Aを閉じて収容室6の加熱室9Aへの冷気の流入を阻止する。この誘導加熱コイル4A〜4Dへの通電を開始する時刻は、加熱用食器17に盛り付けられた加熱用食材の量や種類に応じ、午前8時に丁度加熱が完了するような時間を逆算して入力スイッチ25により予め設定するものとする。又は、マイクロコンピュータ34内で、メニューにより自動的に完了時間を逆算する。
係る誘導加熱コイル4A〜4Dへの通電によって前述の如く加熱用食器17は加熱され、内部の加熱用食材は加熱(調理若しくは再加熱)されていく。そして、収容室6の食事提供時刻である午前8時になると、丁度加熱は完了する。尚、収容室6の冷却室9B(収容室7、8の全域も同様)には依然冷気は循環されているので、内部の非加熱用食材は支障無く保冷されている。
そして、マイクロコンピュータ34は朝食の食事提供時刻の午前8時になった時点で収容室6の誘導加熱コイル4A〜4Dへの通電を停止すると共に、収容室6への冷気の循環も停止する。そして、施錠装置36Aを解除(解錠。以下、同じ。)すると共に、報知ランプ31Aを点灯させて加熱完了並びに扉11の施錠装置36Aの解除を報知する。
患者(若しくは従業員)は、この報知ランプ31Aの点灯を見て朝食の食事提供時刻となったこと、及び、加熱が完了したことを把握し、扉11を開けてトレー16を取り出すことになる。尚、マイクロコンピュータ34は、食事提供時刻の午前8時から所定時間(例えば数分間)経過した後、施錠装置36Aによって再度扉11を施錠する。これにより、扉11を開けて行われる悪戯や、トレー16が取り出されずに残留することで発生する食中毒を未然に回避する。
以上が朝食に関する動作であるが、昼食に関しても同様である。即ち、正午より前の所定時刻になると、マイクロコンピュータ34はIH加熱ユニット23を制御し、収容室7の加熱プレート4の誘導加熱コイル4A〜4Dに通電を開始すると共に、加熱中ランプ29を点灯させ、ダンパー24Bを閉じて収容室7の加熱室9Aへの冷気の流入を阻止する。この誘導加熱コイル4A〜4Dへの通電を開始する時刻は、同様に加熱用食器17に盛り付けられた加熱用食材の量や種類に応じ、正午に丁度加熱が完了するような時間を逆算して入力スイッチ25により予め設定するものとする。
係る誘導加熱コイル4A〜4Dへの通電によって前述の如く加熱用食器17は加熱され、内部の加熱用食材は加熱(調理若しくは再加熱)されていく。そして、収容室7の食事提供時刻である正午になると、丁度加熱は完了する。尚、収容室7の冷却室9B(収容室8の全域も同様)には依然冷気は循環されているので、内部の非加熱用食材は支障無く保冷されている。
そして、マイクロコンピュータ34は昼食の食事提供時刻の正午になった時点で収容室7の誘導加熱コイル4A〜4Dへの通電を停止すると共に、収容室7への冷気の循環も停止する。そして、施錠装置36Bを解除すると共に、報知ランプ31Bを点灯させて加熱完了並びに扉12の施錠装置36Bの解除を報知する。
患者(若しくは従業員)は、この報知ランプ31Bの点灯を見て昼食の食事提供時刻となったこと、及び、加熱が完了したことを把握し、扉12を開けてトレー16を取り出すことになる。また、同様にマイクロコンピュータ34は、食事提供時刻の正午から所定時間(例えば数分間)経過した後、施錠装置36Bによって再度扉12を施錠するものとする。
また、夕食に関しても同様である。即ち、午後6時より前の所定時刻になると、マイクロコンピュータ34はIH加熱ユニット23を制御し、収容室8の加熱プレート4の誘導加熱コイル4A〜4Dに通電を開始すると共に、加熱中ランプ29を点灯させ、ダンパー24Cを閉じて収容室8の加熱室9Aへの冷気の流入を阻止する。この誘導加熱コイル4A〜4Dへの通電を開始する時刻は、同様に加熱用食器17に盛り付けられた加熱用食材の量や種類に応じ、午後6時に丁度加熱が完了するような時間を逆算して入力スイッチ25により予め設定するものとする。
係る誘導加熱コイル4A〜4Dへの通電によって前述の如く加熱用食器17は加熱され、内部の加熱用食材は加熱(調理若しくは再加熱)されていく。そして、収容室8の食事提供時刻である正午になると、丁度加熱は完了する。尚、収容室8の冷却室9Bには依然冷気は循環されているので、内部の非加熱用食材は支障無く保冷されている。
そして、マイクロコンピュータ34は夕食の食事提供時刻の午後6時になった時点で収容室8の誘導加熱コイル4A〜4Dへの通電を停止すると共に、収容室8への冷気の循環も停止する。そして、施錠装置36Cを解除すると共に、報知ランプ31Cを点灯させて加熱完了並びに扉13の施錠装置36Cの解除を報知する。
患者(若しくは従業員)は、この報知ランプ31Cの点灯を見て夕食の食事提供時刻となったこと、及び、加熱が完了したことを把握し、扉13を開けてトレー16を取り出すことになる。また、同様にマイクロコンピュータ34は、食事提供時刻の午後6時から所定時間(例えば数分間)経過した後、施錠装置36Cによって再度扉13を施錠するものとする。
尚、最後の収容室8が食事提供時刻となった時点でマイクロコンピュータ34は冷却ユニット22の運転を停止するが、その後所定の時刻となるとマイクロコンピュータ34は自動的に冷却ユニット22の運転を再開し、本体2内の保冷を開始する。
このように構成したことにより、朝、昼、夕に提供する食事を組膳したトレー16を各収容室6〜8に分けて一度に収容しておき、各収容室6〜8に対応する食事提供時刻を当該朝、昼、夕の所定の時刻にそれぞれ設定することにより、設定された朝、昼、夕の時刻(午前8時、正午、午後6時)において加熱用食材の加熱をそれぞれ完了することができるようになる。これにより、朝、昼、夕、三食の食事をトレー16に組膳した状態で一度に収容して保冷しておき、各食事提供時刻にそれぞれ提供することができるようになるので、食事提供に要する手間が著しく省けるようになる。
また、食事提供時刻となったことは各収容室6〜8の報知ランプで報知されるので、食事が提供可能となったことを各収容室6〜8毎に容易に確認することができるようになり、円滑な食事の提供を実現し、且つ、誤った提供も未然に回避することができるようになる。また、加熱用食材の量や種類に応じて誘導加熱コイル4A〜4Dの制御を設定できるので、加熱用食材の量や種類が変動しても食事提供時刻に加熱が丁度良く完了するように誘導加熱コイル4A〜4Dの通電開始時刻の設定を行うことができるようになる。
また、加熱用食器17の底部には導電層21が設けられると共に、誘導加熱コイル4A〜4Dは当該加熱用食器17の位置に対応するので、非加熱用食材を保冷しながら、誘導加熱コイル4A〜4Dによって加熱用食材を加熱することができるようになる。また、区画室9内のトレー16上の空間は、加熱用食材が盛り付けられた加熱用食器17が載せられた領域である加熱室9Aと、非加熱用食材が盛り付けられた非加熱用食器18が載せられた領域である冷却室9Bとに仕切壁19で仕切られるので、加熱用食材を加熱しながら支障無く非加熱用食材を保冷しておくことができるようになる。
また、各扉11〜13をそれぞれ施錠する施錠装置36A〜36Cを備えており、食事提供時刻において、当該食事提供時刻となった収容室6〜8の開口を閉塞する扉11〜13の施錠装置36A〜36Cを解除するので、食事提供時刻となるまでは扉11〜13を施錠しておくことができるようになり、加熱中に不用意に扉が開放されて手に火傷を負う等の不都合を未然に回避することができるようになる。
更に、マイクロコンピュータ34は、施錠装置36A〜36Cの解除から所定時間経過した場合に再度施錠を行うので、悪戯や食中毒等の発生を効果的に解消することができるようになる。
ここで、図6の41は本発明の食事提供システムの他の実施例である食事提供ユニット1に設けられた個人認証を行う手段(認証手段)としてのIDタグリーダを示している。このIDタグリーダ41は、食事提供ユニット1に近付いた患者や従業員が個々に保持する無線認証式IDタグ(認証手段を構成する)のデータを読み取るものであり、コントロールパネル24に設けられている。
そして、この場合マイクロコンピュータ34は各収容室6〜8毎に前述した食事提供時刻に至っても施錠装置36A〜36Cの解除は行わず、IDタグを保有する患者若しくは従業員が近付き、IDタグリーダ41によって当該IDタグの認証が取れた場合に、当該食事提供時刻になった収容室6〜8の扉11〜13の施錠装置36A〜36Cを解除する。即ち、この場合はマイクロコンピュータ34は、食事提供時刻以降、IDタグリーダ41によるIDタグの認証を条件として当該食事提供時刻となった収容室6〜8の開口を閉塞する扉11〜13の施錠装置36A〜36Cを解除する。これにより、扉を開放できる個人を限定して悪戯の発生と誤った食事の提供を未然に回避することができるようになる。
一方、マイクロコンピュータ34はこの場合もIDタグを保持する患者などが食事提供ユニット1から離れてIDタグリーダ41による認証が不能となった場合は、再度施錠装置36A〜36Cによって扉11〜13の施錠を行うものとする。
尚、係る認証不能となったことで再度施錠する場合の他に、認証が取れたことによって施錠装置36A〜36Cを解除すると共に、その後扉11〜13が開放され、トレー16が取り出された後、再び扉11〜13が閉じられた場合に、再度施錠装置36A〜36Cで施錠を行うようにしてもよい。その場合には、扉11〜13の開閉を検出するスイッチを設けるものとする。
また、実施例では無線認証式のIDタグとIDタグリーダを用いて個人の認証を行ったが、それに限らず、IDタグカードやボタン型タグを認識するためのリーダに当該カードやタグを宛うことで認証を行い、扉11〜13の解錠を行っても同様の効果を奏する。
次に、図8は本発明の食事提供システムのもう一つの他の実施例である食事提供ユニット1の斜視図を示している。この場合、収容室6の開口は観音開き式の扉11A、11Bにより開閉自在に閉塞され、収容室7の開口は観音開き式の扉12A、12Bにより、また、収容室8の開口は観音開き式の扉13A、13Bによってそれぞれ開閉自在に閉塞されている。係る観音開き式扉とすることで、扉の開放に要するユニット前方の空間を縮小しながらトレー16の出し入れを容易に出し入れできるようになる。
尚、上記各実施例では収容室6を朝食用、収容室7を昼食用、収容室8を夕食用として用いたが、それに限らず、朝食を提供しない施設では、収容室6及び7を昼食用、収容室8を夕食用、或いは、収容室6を昼食用、収容室7及び8を夕食用などとして用いてもよい。
また、実施例では誘導加熱コイル4A〜4Cの通電開始時刻を入力スイッチ25で設定するようにしたが、それに限らず、通電開始時刻は食事提供時刻の所定時間として固定しておき、加熱用食材の種類や量によって誘導加熱コイル4A〜4Dへの入力を入力スイッチ25によって設定できるようにしてもよい。
1 食事提供ユニット(食事提供システム)
2 本体
3 区画壁
4 加熱プレート
4A〜4D 誘導加熱コイル
6〜8 収容室
9 区画室
9A 加熱室
9B 冷却室
11〜13 扉
16 トレー
17 加熱用食器
18 非加熱用食器
19 仕切壁
22 冷却ユニット
31A〜31C 報知ランプ
33 制御装置
36A〜36C 施錠装置
41 IDタグリーダ
2 本体
3 区画壁
4 加熱プレート
4A〜4D 誘導加熱コイル
6〜8 収容室
9 区画室
9A 加熱室
9B 冷却室
11〜13 扉
16 トレー
17 加熱用食器
18 非加熱用食器
19 仕切壁
22 冷却ユニット
31A〜31C 報知ランプ
33 制御装置
36A〜36C 施錠装置
41 IDタグリーダ
Claims (9)
- 加熱用食材が盛り付けられた食器と非加熱用食材が盛り付けられた食器とが載せられて組膳されたトレーを収容する複数の収容室と、
各収容室から前記トレーを取り出すための開口をそれぞれ開閉自在に閉塞する複数の扉と、
前記加熱用食材を加熱するための誘導加熱コイルと、
前記各収容室内を冷却するための冷却ユニットと、
前記誘導加熱コイル及び冷却ユニットを制御する制御装置とを備え、
該制御装置は、前記冷却ユニットにより前記各収容室内を保冷すると共に、各収容室毎に食事提供時刻をそれぞれ設定可能とされ、予め設定された当該食事提供時刻にて前記加熱用食材の加熱が完了するよう前記誘導加熱コイルを制御することを特徴とする食事提供システム。 - 前記制御装置は、前記食事提供時刻となったことを前記各収容室毎に報知することを特徴とする請求項1の食事提供システム。
- 前記制御装置は、前記加熱用食材に応じて前記誘導加熱コイルの制御を設定可能とされていることを特徴とする請求項1又は請求項2の食事提供システム。
- 前記加熱用食材が盛り付けられた食器の底部には導電層が設けられると共に、前記誘導加熱コイルは当該加熱用食材が盛り付けられた食器の位置に対応するように設けられていることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3の食事提供システム。
- 前記加熱用食材が盛り付けられた食器が載せられた領域と、前記非加熱用食材が盛り付けられた食器が載せられた領域とに前記トレー上の空間を仕切る仕切壁を備えたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4の食事提供システム。
- 前記各扉をそれぞれ施錠する施錠装置を備え、前記制御装置は、前記食事提供時刻において、当該食事提供時刻となった前記収容室の開口を閉塞する前記扉の施錠装置を解除することを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5の食事提供システム。
- 前記各扉をそれぞれ施錠する施錠装置と、個人の認証を行う認証手段を備え、前記制御装置は、前記食事提供時刻以降、前記認証手段による認証を条件として当該食事提供時刻となった前記収容室の開口を閉塞する前記扉の施錠装置を解除することを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5の食事提供システム。
- 前記制御装置は、前記扉が開放された後、閉じられた場合、当該扉の施錠を再度行うことを特徴とする請求項7の食事提供システム。
- 前記制御装置は、前記施錠装置の解除から所定時間経過した場合、若しくは、前記認証手段による認証が不能となった場合に再度施錠を行うことを特徴とする請求項6又は請求項7の食事提供システム。
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