JP2005327465A - 光ディスク - Google Patents
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Abstract
【課題】記録密度が高く、記録容量の大きい光ディスクを提供する。
【解決手段】ランドとグルーブとの両方にデータが記録される光ディスクにおいて、ランドの中心と、このランドに隣接するグルーブの中心との間隔を0.28μm以上とし、全データ容量に対するユーザデータ容量の割合であるデータ効率を80%以上とすることによって、23GB以上の記録容量を有する光ディスクとする。
【選択図】図1
【解決手段】ランドとグルーブとの両方にデータが記録される光ディスクにおいて、ランドの中心と、このランドに隣接するグルーブの中心との間隔を0.28μm以上とし、全データ容量に対するユーザデータ容量の割合であるデータ効率を80%以上とすることによって、23GB以上の記録容量を有する光ディスクとする。
【選択図】図1
Description
本発明は、光によってデータが記録されるディスク状の記録媒体(以下、光ディスクと呼ぶ)に関する。
近年、デジタル情報を高密度に記録するための記録媒体として、DVD−RAM、DVD−RWなどの光ディスクが用いられている。現在一般的に用いられているこれらの光ディスクはいずれも、波長650nmのレーザビームを開口数0.6の光学系(対物レンズ)を用いて照射することによって、片面で4.7GBのデータを記録できるように設計されている。これにより片面で約1時間分のビデオ信号を記録することができる。
特願2000−14494号明細書
特願2001−34914号明細書
特願2000−317452号明細書
特願2000−319009号明細書
特願2000−6593号明細書
特願2000−187259号明細書
しかしながら、約1時間分の記録しかできないのでは、時間が短く十分でない。従って、光ディスクを用いる場合に、家庭用のビデオテープレコーダと同様の使い勝手を確保するためには、さらに多くの容量を記録可能にする必要がある。また、光ディスクの特徴であるランダムアクセス等を有効に利用して編集等の処理を行なうためには、映像信号を約5時間以上記録することが必要である。この場合、容量として、少なくとも23GB以上のデータを記録可能にすることが望ましい。
しかし、このような大容量の光ディスクを作製することは、記録密度を現状より大幅に向上させる必要があるので容易ではない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その主な目的は、記録密度が高く、記録容量の大きい光ディスクを提供することにある。
本発明の光ディスクは、ランドとグルーブとを有し、前記ランドとグルーブとの両方にデータが記録される光ディスクであって、前記ランドの中心と、前記ランドに隣接するグルーブの中心との間隔が0.28μm以上であり、データ効率が80%以上である。
ある好ましい実施形態において、前記データの記録には、変調コードとして3T系の変調コードが用いられる。
ある好ましい実施形態において、前記データの記録には、変調コードとして2T系の変調コードが用いられる。
ある好ましい実施形態において、エラー訂正符号として、プロダクトコードが用いられる。
ある好ましい実施形態において、前記グルーブはウォブルしている。
ある好ましい実施形態において、前記グルーブおよび前記ランドが形成されたディスク面上に設けられた光透過層を有し、前記光透過層の厚さが0.2mm以下である。
本発明の光ディスクは、ランドとグルーブとを有し、前記ランドまたはグルーブの何れか一方にデータが記録される光ディスクであって、前記グルーブ間のピッチおよび前記ランド間のピッチが0.32μm以上であり、データ効率が80%以上である。
ある好ましい実施形態において、前記データの記録には、変調コードとして3T系の変調コードが用いられる。
ある好ましい実施形態において、前記データの記録には、変調コードとして2T系の変調コードが用いられる。
ある好ましい実施形態において、エラー訂正符号として、プロダクトコードが用いられる。
ある好ましい実施形態において、前記グルーブはウォブルしている。
ある好ましい実施形態において、前記グルーブは、複数のウォブルパターンを有する。
ある好ましい実施形態において、前記複数のウォブルパターンは、アドレス情報を表す。
ある好ましい実施形態において、前記グルーブおよび前記ランドが形成されたディスク面上に設けられた光透過層を有し、前記光透過層の厚さが0.2mm以下である。
ある好ましい実施形態において、記録容量が23GB以上である。
ある好ましい実施形態において、相変化媒体記録層を有し、前記データを書き換え可能である。
本発明によれば、記録密度を大幅に向上させて、記録容量が大きい光ディスクを提供することができる。例えば、本発明によれば、直径120mmで23GB以上の記録容量を有する光ディスクを実現することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳述する。
(実施形態1)
図1(a)は、本発明の実施形態1にかかる光ディスク1の斜視図であり、図1(b)は、その部分図である。
図1(a)は、本発明の実施形態1にかかる光ディスク1の斜視図であり、図1(b)は、その部分図である。
図1(a)に示すように、光ディスク1には、グルーブ2がスパイラル状に形成されている。この光ディスク1の直径は120mmであり、全体が1.2mmの厚さになるよう形成されている。また図1(b)に示すように、光ディスク1は、ディスク基板3上に、GeSbTe膜等の相変化媒体からなる情報記録層4を形成することによって作製されている。さらにこの情報記録層4の上には、レーザビームを透過して情報記録層4に導く光透過層5が約0.1mmの厚さで形成される。また、グルーブ2とグルーブ2との間はランド6と呼ばれるが、光ディスク1では、グルーブ2上とランド6上の両方に対してデータの記録が行われる。
図1(b)からわかるように、グルーブ2はウォブルしている。なお、グルーブ2の光学的な深さは、レーザ波長をλとして、λ/6付近に設定される。これは、ランド6とグルーブ2との間のクロストークを低減するためである。
次に、図2を参照しながら、この光ディスク1に情報を記録する、または、光ディスク1から情報を再生することができる光ディスク装置800について説明する。
光ディスク装置800は、レーザービームを出射する半導体レーザー802を備えている。半導体レーザー802から出射されたレーザービームは、コリメートレンズ803、ビームスプリッタ804を通ったあと、対物レンズ805によって光ディスク1の情報記録層上に集光される。
光ディスク装置800が記録動作を行なうときには、この光ビームの強度を変化させることで、光ディスクの記録層に情報を記録する。一方、再生動作を行なうときには、光ディスク1によって反射・回折された光を、対物レンズ805、ビームスプリッタ804、収光レンズ806を介して光検出器807で受け取り、この受け取った光に基づいて再生信号を生成する。光検出器807は、例えば、複数の受光素子A,B,C,Dを備えており、それぞれの受光素子A,B,C,Dで検出された光量に基づいて再生信号演算手段808が再生信号を生成する。
再生信号演算手段808からは、フォーカスエラー信号(FE信号)やトラッキングエラー信号(TE信号)がフォーカス制御手段809、トラッキング制御手段810に送られる。これらは、FE信号やTE信号に基づいて、対物レンズ805を移動させるアクチュエータ811を適切に駆動し、これによって、所望のトラック位置に集束光の光スポットを照射する。
また、フォーカス制御およびトラッキング制御された光スポットを用いて、光ディスク1上に記録された情報を読み出すが、再生信号再生手段808の出力信号のうち、RF信号およびTE信号によってアドレス検出手段812はアドレスを検出する。
以下(表1)に、本実施形態の光ディスク1の設計パラメータと、この光ディスクに情報を記録するために用いられるレーザビームの波長、およびそのレーザビームを光ディスク上に集束させる対物レンズの開口数を示す。
(表1)に示すように、本実施形態の光ディスク1は、波長405nmという比較的短い波長のレーザを用いるとともに、開口数0.85という比較的大きい開口数の対物レンズを用いる光ディスク装置によって情報が記録されることを前提にして設計されている。
まず、光透過層となるディスク基材の厚さを0.1mmにした理由について説明する。23GB程度のデータを記録するにあたって、光スポットを小さくするために、光ディスク装置では、波長405nmのレーザを用いるとともに、開口数0.85という高い開口数の対物レンズを使用する。しかし、対物レンズの開口数を大きくすると、ディスク傾きに対するコマ収差が大きくなってしまう。コマ収差は、対物レンズの開口数の3乗に比例するので、従来の開口数0.6の対物レンズを用いる場合に比べて、コマ収差は約2.8倍となる。これを解消するためには、コマ収差が基材厚に比例する性質を利用し、DVDの場合の0.6mmに対して、0.2mm以下の基材を用いれば良いことがわかる。本実施形態では0.1mmの基材を用いている。これにより、ディスクの傾き許容度が従来のDVDの場合以上に確保される。
また、ディスク直径を120mmに設計した理由は、現行のCD、DVDのサイズが120mmであり、CD、DVDの手軽さ、使い勝手に慣れ親しんだユーザに対して違和感なく受け入れられるというメリットがあるからである。
次に、データ記録エリアを半径24mm〜58mmの範囲にした理由について説明する。内径24mmをデータ記録エリアの内側の限界としているのは、従来のDVDと同様の設計にすることで、ドライブ(ディスク装置)側の設計を容易にするためである。また、光透過層を射出成形等で作成すると、ディスクの外周では複屈折が急激に大きくなる。複屈折が大きいと再生信号振幅が小さくなりデータを正しく再生できない。従って、データ記録エリアの外側限界は、複屈折が安定している範囲として58mm以下とした。
次に、ランド・グルーブ記録を用いた理由について説明する。ランド・グルーブ記録とは、グルーブトラックだけでなく、グルーブトラックとグルーブトラックとの間のランドトラックにも信号を記録する方法である。上述のようなサイズを有する光ディスクにおいて、約23GBのデータを記録するには、グルーブのピッチが非常に小さいディスクを作成しなければならない。これに対して、本実施形態のようにランド・グルーブ記録を採用した場合は、ランドにも記録されるため、グルーブのピッチはより大きくても良い。従って、非常に幅の狭いグルーブを形成する必要がなく、ディスクの製造が容易になるという利点が得られる。
次に、トラックピッチ(すなわち、グルーブの中心と、隣接するランドの中心との間の距離)を0.294μmにした理由について説明する。上述のように、約23GBのデータを記録するために、光ディスク装置では、波長が約405nmのレーザビームおよび開口数が約0.85の対物レンズを用いている。一方で、従来のDVD−RAMでは、レーザ波長660nm、開口数0.6の条件で記録を行なう。この従来のDVD−RAMにおけるトラックピッチとしては0.615μmのピッチが実現されている。
ここで、光スポット径が、レーザの波長に比例して小さくなり、かつ、対物レンズの開口数に反比例して小さくなることを考慮すれば、本実施形態の光ディスク1では、トラックピッチを0.266μmにすることができることがわかる。
ただし、ランド・グルーブ記録においては、記録時の熱拡散により隣のトラックの信号を消してしまうクロスイレーズの影響を考慮する必要がある。ランド部とグルーブ部との間には、熱拡散を抑制する効果のある物理的な段差が1段しかないからである。ちなみに、グルーブのみに情報を記録する場合、グルーブとグルーブとの間には、物理的な段差としては、グルーブからランドへの段差とランドからグルーブへの段差の2段があるので、熱拡散は抑制されやすい。
レーザ波長のばらつき(約10nm)、開口数のばらつき(約0.01)による光スポット径の拡大分を考慮すれば、必要とされるトラックピッチは0.276μmとなる。従って、トラックピッチは0.28μm以上としておけば、光学系のばらつきも含めて、従来のDVD−RAMと同等の性能が得られる。ただし、トラックピッチが0.32μmより大きいと、データビット長を非常に短く設定しない限り、所望の記録容量を得ることができない。しかし、この場合には再生信号のジッタが大きくなるため適切でない。従って、トラックピッチは0.28μm以上0.32μm以下にすることが好ましい。以上のような理由から、本実施形態の光ディスクでは、トラックピッチを0.294μmとしている。
次に、データ効率を83.7%としている理由について説明する。データ効率(フォーマット効率)とは、ユーザデータ容量(ユーザが使用可能なデータ容量)の全データ容量に対する割合である。本実施形態では、適切なデータ記録フォーマットを用いることによって、80%以上の高いデータ効率を実現している。以下、この点について説明する。
従来のDVD−RAMにおいては、ユーザデータ2048バイトごとに、370バイトのECC(エラー訂正コード)データと279バイトのアドレスデータ・同期データ等を付加しているフォーマットが用いられていた。この場合、データ効率は約75.9%となる。
これに対して、ユーザデータ(2048バイト)+ECCデータ(370バイト)を1単位として、16単位ごと、すなわち2418×16バイトごとに、279バイトのアドレスデータ・同期データ等を付加するフォーマットを用いれば、データ効率を約84%にまで増加させることができる。ここで、DVD−RAMにおいて、ECCデータは、ユーザデータ2048×16の単位で計算されることから、16単位ごとにアドレスデータ・同期データを設ければ整合性が良い。
また、上述のようにユーザデータに対するアドレスデータの比率を従来よりも低下させるフォーマットについては、例えば、本出願人による特許文献1に記載されており、本明細書においてこれを援用する。このフォーマットでは、従来それぞれのセクタに対応づけて設けられていたアドレスデータ(典型的にはプリピットによって表される)を複数のセクタに分散させて配置している。これによって、各セクタにおけるアドレスデータの冗長部分を排除し、光ディスクの容量全体に対するアドレスデータの容量を減少させている。本実施形態では、このような方法を用いて、ユーザデータ2048バイトごとに、370バイトのECCデータと4バイトのアドレスデータおよび26バイトの同期データ等とを付加しているフォーマットを用いており、これによって、データ効率83.7%を得ている。
また、上述のように複数のセクタに分散してアドレスデータを割り当てるときに、アドレスデータを表すプリピットとして互いに異なる長さを有する複数のプリピットを用いるようにしてもよい。このような技術は、本出願人による特許文献2に記載されており、本明細書ではこれを援用する。
このようにして、データ効率を80%以上にすることは比較的容易に実現される。データ効率を高めることによって、より大きなマークを記録することが可能になるので、再生信号の振幅が増加し、信号品質が向上する。
次に、データビット長について説明する。データビット長は、トラックピッチと、データ効率と、データ記録エリアと、必要なユーザデータ容量を考慮して決定される。上記(表1)に示した場合では、データビット長を0.1213μmにすることによって、ユーザデータ容量25GBを達成することができる。
次に、変調コードとして3T系(すなわち、最短マーク長がチャネルビット長Tの3倍である変調コード)を用いた理由について説明する。一般に光ディスクあるいは磁気ディスクに用いられる変調コードとして、最短マーク長が2Tであるものと3Tであるものとが知られている。前者で最もよく用いられるものとしては(1,7,2,3)符号、いわゆる(1,7)符号がある。また後者では、例えばDVDの場合(2,10,8,16)符号、いわゆる8−16符号がある。両者には一長一短があり、(1,7)符号の場合はチャネルバイト長が12ビットと短く、変換効率が良いという反面、最短マークが2Tと短い。一方、8−16符号の場合は最短マーク長が3Tと(1,7)符号に比べて長いがチャネルバイト長は16ビットとなって変換効率が悪い。
本発明者は、25GB以上のデータを記録するにあたって、それぞれの変調符号を用いた場合にどのような違いが生じるかについて検討した。その結果を図3に示す。図3は記録密度(ディスク容量)と再生信号ジッタとの関係を示すものである。図3において、記録容量が24GB相当以下の密度においては(1,7)符号(2T系)を用いたほうがジッタは小さい。これは、変換効率が高い、言い換えれば1チャネルウィンドウ幅が8−16符号より広いためと考えられる。ところが、24GB相当以上の密度においては両者の関係は逆転し、(1,7)にジッタは急激に悪化する。最短マークが2Tと短いため、そのマークのSN比が極度に悪化し、それが信号ジッタに影響するためと考えられる。よって、再生信号ジッタを低減することを考慮すれば、25GB以上の容量においては3T系である8−16符号の方が有利と言える。
図4は、記録密度(ディスク容量)とビットエラーレートとの関係を示している。これについては22GBあたりで両符号の関係は逆転し、25GB相当の密度においては8−16符号は(1,7)よりも1桁以上ビットエラーレートが小さいことが解った。
以上により、25GBあるいはそれ以上の記録密度を達成する場合、ジッタおよびビットエラーレートの観点からは、3T系の変調符号を用いることが有利であることがわかった。なお、3T系の符号としては、上記8−16変調以外にも、特にチャネルビット長を15ビットにまで効率化した8−15変調が挙げられる。
次に、エラー訂正符号(ECC)としてRS(208,192,17)×RS(182,172,11)で表記されるいわゆるプロダクト符号(PC)を用いる理由について以下に説明する。光ディスクあるいは磁気ディスクに適したエラー訂正符号として、上記プロダクト符号の他に、例えば(304)×RS(248,216,33)等で表記されるロングディスタンス符号(LDC)がある。本発明者は、変調符号と同様、25GBのデータを記録するために何れが適しているか検討した。ただし、データ容量・記録密度に応じて、両者の適性を判断することは有効ではない。
つまり、容量を増した場合、図4のようにエラーが発生するが、そのときのエラーは主としてランダムエラーである。エラー訂正処理は、このようなランダムエラーを訂正することも目的としているが、むしろディスク表面に付着するゴミ・埃によって発生するバーストエラーに対しての訂正能力がより重要である。そこで、本発明者はエラーの平均バースト長と両者の訂正能力との関係を計算した。その結果を図5に示す。
図5において、横軸は平均バーストエラー長である。いずれの平均バーストエラー長においても、トータルのシンボルエラーレートは2×10-2としてある。縦軸は訂正不能確率であり、誤り訂正処理を施してもなおかつ残留しているエラーの確率である。図5より明らかなように、平均バースト長30〜40バイトのあたりで両者の関係は逆転している。すなわち、これよりバースト長が長い場合はLDCの方が訂正不能確率が低く、より適切に訂正できることになるが、バーストエラーが短い場合はPCの方が訂正能力が高い(訂正不能率が低い)。なお、図5を計算するにあたっては、PCについては図6に示されるような斜めインターリーブ処理を予め施している。
ここで斜めインターリーブ処理とは以下のような処理を言う。まず、メモリに記録された2つのPCをインターリーブ処理することによってPCグループを形成する。次に、形成されたPCグループを、1行1列目のシンボルを読み出した次に2行2列目のシンボルを読み出すというように斜めに読出し、その読み出した順にディスクに対してPCを記録する。このようにすれば、バースト誤りに対して強い訂正能力を発揮させることができる。なお、上述のような斜めインターリーブ処理については、例えば、本出願人による特許文献3に記載されており、本明細書においてこれを援用する。
ここで問題になるのは、実際の光ディスクに付着するゴミがどの程度のサイズを有しているかということである。カートリッジに封入された光ディスクの場合、カートリッジの隙間から進入してくるようなゴミ・埃しか付着しないと考えられる。例えば煙草の煙などは高々直径10μm程度である。先述のように1データビット長=0.12μm程度とすれば1データバイトはその8倍の約1μmとなる。従って、煙草の煙のサイズである10μmは、約10バイト相当であると言える。従って、カートリッジに進入してくるような細かな粒子によるバーストエラーを考えた場合、プロダクトコードの方が、より高い訂正能力を発揮することが期待できる。
以上のように、本発明の実施形態1の光ディスクによれば、トラックピッチ=0.294μm、データビット長=0.1213μmとしたことにより、クロスイレーズに対して光学系のばらつきも含めて余裕のあるトラック密度を実現することができる。また、最短マーク長3T系の変調符号(例えば、8−16符号)を適用したことにより、24GB以上の記録密度では2T系の符号(例えば(1,7符号)よりもジッタを小さくすることができる。さらに、RS(208,192,17)×RS(182,172,11)のエラー訂正符号(すなわちプロダクトコード)を用いたことにより、ディスクの表面についた埃によるショートバーストエラーを効果的に訂正することができる。これらのことによって、実用的な25GB容量の光ディスクを提供することができる。
なお、以上には、グルーブがスパイラル状に形成された光ディスクを説明したが、光ディスクはグルーブおよびランドが同心円状に形成されているものであってもよい。
(実施の形態2)
図7(a)は、本発明の実施形態2にかかる光ディスク11の斜視図であり、図7(b)は、その部分図である。
図7(a)は、本発明の実施形態2にかかる光ディスク11の斜視図であり、図7(b)は、その部分図である。
図7(a)に示すように、光ディスク11には、グルーブ12がスパイラル状に形成されている。この光ディスク11の直径は120mmであり、全体が1.2mmの厚さになるように形成されている。また図7(b)に示すように、光ディスク11は、ディスク基板13上に、GeSbTe膜等からなる情報記録層14を形成することによって作製されている。さらにこの情報記録層14の上には、レーザビームを透過して情報記録層14に導く光透過層15が約0.1mmの厚さで形成される。ここでも、グルーブ12とグルーブ12との間をランド16と呼ぶ。ただし、本実施形態の光ディスク11では、データの記録は、グルーブ12上またはランド16上のいずれか一方に対してのみ行われる。
グルーブはウォブルしている。グルーブの光学的な深さは、レーザ波長をλとして、λ/12付近に設定される。信号振幅を大きくし、かつ実用的なプッシュプル信号振幅を得るためである。
グルーブ12のみに記録するときは、グルーブ幅をランド幅より大きく設定する。一方、ランドのみに記録するときは、ランド幅をグルーブ幅より大きく設定する。このようにすれば、信号振幅を大きくすることができ、信号品質を向上させることができる。
以下(表2)に、本実施形態の光ディスク11のパラメータと、この光ディスクに情報を記録するために用いられるレーザビームの波長、およびそのレーザビームを光ディスク上に集束させるための対物レンズの開口数を示す。
光透過層厚として0.1mmの基材を用いた理由は、実施形態1と同様である。また、ディスク直径120mmを用いた理由、データ記録エリアを半径24mmから58mmの範囲にした理由も、実施形態1と同じである。
次に、グルーブ記録を用いた理由について説明する。例えば、相変化材料を用いて、記録マークとしてアモルファスを形成し、結晶部とアモルファス部との反射率差を信号として読み出す光ディスクにおいて、グルーブ記録においては、アモルファスと結晶の間に、位相差を生じさせるような膜設計をして、大きな振幅を得ることが可能である。しかしながら、ランド・グルーブ記録では、ランドとグルーブとの深さの差、すなわち位相差をクロストークの低減に用いているため、アモルファスと結晶の間に位相差を生じさせる設計はクロストークを増加させることから好ましくない。このため、グルーブ記録にすることによって、信号振幅を大きく設計でき、信号品質を向上できる。
次に、トラックピッチ0.320μmにした理由について説明する。本実施形態でも、約23GBのデータを記録するために、実施形態1と同様、波長約405nmのレーザおよび開口数約0.85の対物レンズを用いている。従って、実施形態1で説明したように、記録の観点からはトラックピッチを0.266μmにすることができる。
しかし、グルーブ記録では、トラックピッチ(すなわち、グルーブの中央と隣接するグルーブの中央との間の間隔)が0.266μmでは、プッシュプル信号振幅が小さく、トラックピッチむらによるプッシュプル振幅変動が大きくなるのでトラッキングサーボが困難である。
図8にトラックピッチとトラックピッチむらによるプッシュプル信号振幅変動の関係をシミュレーションした結果を示す。トラックピッチむらはプラスマイナス15nmと仮定した。これは、カッティングマシーンの送り精度などを考えて製造できる妥当な数値である。安定なトラッキングサーボシステムの実現には振幅変動が2dB以下であることが望ましい。そのためには、トラックピッチ0.32μm以上が望ましい。
次に、データ効率を84.6%とした理由について説明する。従来のDVD−RAMにおいてはユーザデータ2048バイトごとに370バイトのECCデータと279バイトのアドレスデータ・同期データ等を付加しているフォーマットなので、データ効率は75.9%であった。このデータ効率を高めることができれば、より大きなマークを記録することができ、再生信号振幅が増加し、信号品質が向上する。
例えば、上記の従来のDVD−RAMにおけるフォーマットを、ユーザデータ+ECCデータを1単位として16単位ごと、すなわち2418×16バイトごとに279バイトのアドレスデータ・同期データ等を付加するフォーマットに変えることで、データ効率を約84%にできる。ここで、DVD−RAMにおいて、ECCデータは、ユーザデータ2048×16の単位で計算されることから、16単位ごとにアドレスデータ・同期データを設ければ整合性が良い。このように、データ効率を80%以上にすることは比較的簡単である。
データ効率の高いフォーマットとして、本実施形態では、ユーザデータ+ECCデータを1単位として32単位ごと、すなわち2418×32バイトごとに93バイトのブロックマーク等を付加するフォーマットを採用することで、データ効率84.6%を実現している。ここで、DVD−RAMにおいてECCデータはユーザデータ2048×16の単位で計算されることから、その2倍として32単位ごとにブロックマーク等を付加すれば整合性が良い。
なお、このような高いデータ効率を実現するために、本実施形態では、グルーブのウォブルのパターンの変化によって、アドレスデータを表すようにしている。これによって、アドレスデータ用の領域を無くすことができる。このようにすれば、アドレスデータが占める領域分をユーザデータ領域として使用することができるので、データ効率を向上させることができる。なお、この技術は、本願出願人による特許文献4に記載されており、本明細書においてこれを援用する。
以下、図面を参照しながら、トラックグルーブのウォブリング構造が複数種類の変位パターンの組み合わせによって規定される光ディスクを詳しく説明する。
本実施形態におけるトラックグルーブの平面形状は、単なる正弦波形のみからなるのではなく、正弦波形とは異なる形状部分を少なくとも一部に有していている。このようなグルーブの基本構成は、本出願人による特許出願(特許文献5、特許文献6、および特許文献4)の明細書に開示されている(本明細書ではこれらを援用する)。
図10(a)は、トラックグルーブ2のウォブルパターンを構成する4種類の基本要素を示している。図10(a)には、滑らかな正弦波形部位100および101、ディスク外周向き変位を急峻にした部位102、ならびに、ディスク内周向き変位を急峻にした部位103が示されている。これらの要素部分の組み合わせによって、図10(b)に示すような、4種類のウォブルパターン104〜107が形成される。
ウォブルパターン104は変位が急峻な部位のない正弦波である。このパターンを「基本波形」と称することとする。また、「正弦波」とは、完全な正弦波形に限定されず、滑らかな蛇行を広く含むものとする。
ウォブルパターン105は、正弦波形による変位よりも急激にディスク外周側に変位する部分を有している。このような部分を「外周向き変位矩形部」と称することにする。
実際の光ディスクでは、トラックグルーブのディスク径方向変位をトラック方向に対して垂直に実現することは困難であるため、完全な矩形が形成されるわけではない。従って、実際の光ディスクにおける矩形部のエッジ形状は、正弦波部位に対して相対的に急峻に変位していれば良く、完全な矩形である必要はない。図10(b)からもわかるように、正弦波部位では、最内周側から最外周側への変位がウォブル周期の1/2の時間で完了する。矩形部位では、同様の変位がウォブル周期の例えば1/4以下で完了するようにすれば、これらの形状差を充分に検知することが可能である。
なお、ウォブルパターン106は、内周向き変位矩形で特徴付けられ、ウォブルパターン107は、「内周向き変位矩形」プラス「外周向き変位矩形」で特徴付けられる。
ウォブルパターン104は、基本波形のみによって構成されているため、その周波数成分は、ウォブル周期Tの逆数に比例する「基本周波数(またはウォブル周波数)」によって規定される。これに対して、他のウォブルパターン105から107の周波数成分は、基本周波数成分以外に、高周波成分を有している。高周波成分は、ウォブルパターンの矩形部分における急激な変位によって発生する。
ここでは、ウォブル周波数を変調することによってグルーブ2にアドレス情報を書き込む代わりに、前述の複数種類のウォブルパターンを組み合わせることによって、アドレス情報を含む種々の情報をトラックグルーブに記録させることができる。具体的には、トラックグルーブの所定区間毎に上記4種類のウォブルパターン104〜107のいずれかを割り当てることにより、例えば「B」、「S」、「0」、および「1」などの4つの符号を記録しておくことが可能である。ここで、「B」はブロック情報を示し、「S」は同期情報を示すものとする。「0」および「1」は、それらの組み合わせによってアドレスデータなどを表現する。
次に、図11および図12を参照しながら、本発明による光ディスクからトラックグルーブのウォブルによって記録された情報を再生する方法の基本を説明する。
図11は、再生装置の主要部を示す図である。図12に示す模式的に示すトラックグルーブ1200に対して、再生用レーザビーム1201のスポットを矢印方向に走査する。レーザビーム1201は光ディスクから反射され、反射光1202が形成される。反射光1202は、図11に示す再生装置のディテクタ1203、1204で受け取られる。ディテクタ1203、1204は、ディスク半径方向に対応した方向に分割されており、それぞれ、受け取った光の強度に応じた電圧を出力する。ディテクタ1203、1204に対する反射光1202の照射位置(受光位置)がディテクタ1203とディテクタ1204との間にある分割位置に対していずれかの側にシフトすると、ディテクタ1203の出力とディテクタ1204の出力との間に差異が発生する(差動プッシュプル検出)。ディテクタ1203、1204の出力は差動回路1205に入力され、差動回路1205において引き算が実行される。その結果、グルーブ1200のウォブル形状に応じた信号(ウォブル信号)1206が得られる。ウォブル信号1206は、ハイパスフィルタ(HPF)1207に入力され、ハイパスフィルタ(HPF)1207で微分される。その結果、ウォブル信号1206に含まれていた滑らかな基本成分は減衰し、急峻な傾斜を持った矩形部分に対応したパルス成分をもつパルス信号1208が得られる。図12からわかるように、パルス信号1208における各パルスの極性は、グルーブ1200における急峻な変位の方向に依存している。このため、パルス信号1208から、グルーブ1200の持つウォブルパターンを識別することが可能である。
次に、図13を参照する。図13は、図12に示すウォブル信号1206からパルス信号1208とクロック信号1209とを生成する回路の構成例を示している。
図13の構成例では、ウォブル信号1206は、第1のバンドパスフィルタBPF1および第2のバンドパスフィルタBPF2に入力される。そして、第1のバンドパスフィルタBPF1および第2のバンドバスフィルタBPF2は、それぞれ、パルス信号1208およびクロック信号1209を生成している。
トラックのウォブル周波数をfw(Hz)とすると、第1のバンドバスフィルタBPF1は、4fw〜6fw(例えば5fw)の周波数でゲイン(透過率)がピークとなる特性をもつフィルタから形成される。このようなフィルタによれば、低周波からピーク周波数までは例えば20dB/decでゲインが上昇し、ピーク周波数よりも周波数が高い領域では急激に(例えば60dB/dec)でゲインが低下することが好ましい。第1のバンドパスフィルタBPF1は、トラックのウォブルが矩形的に変化する部分を示すパルス信号1208をウォブル信号1206から適切に生成することができる。
一方、第2のバンドパスフィルタBPF2は、所定の周数数帯域(例えばウォブル周波数fwを中心に含む、0.5fw〜1.5fwの帯域)でゲインが高く、それ以外の周波数ではゲインが小さいフィルタリング特性を有している。このような第2のバンドパスフィルタBPF2は、トラックのウォブル周波数に対応した周波数を持つ正弦波信号をクロック信号209として生成することができる。
次に、データビット長について説明する。データビット長は、トラックピッチと、データ効率と、データ記録エリアと、必要なユーザデータ容量を考慮して決定される。上記(表2)に示した場合では、データビット長を0.1155μmにすることによって、ユーザデータ容量25GBを達成することができる。
なお、変調コードとして3T系を用いた理由、エラー訂正符号としてRS(208,192,17)×RS(182,172,11)で表記されるいわゆるプロダクト符号(PC)を用いる理由については、実施形態1と同じである。
以上のように本発明の実施形態2のディスク装置によれば、トラックピッチ=0.32μm、データビット長=0.1155μmとすることによって、トラッキングエラー信号が検出できる範囲で最大のトラック密度を実現することができる。また、最短マーク長3T系の変調符号(例えば、8−16符号)を適用したことにより、24GB以上の記録密度では2T系の符号(例えば(1,7符号)よりもジッタを小さくすることができる。さらにRS(208,192,17)×RS(182,172,11)エラー訂正符号を用いたことにより、ディスクの表面についた埃によるショートバーストエラーを効果的に訂正することができる。これらのことによって、実用的な25GB容量の光ディスクを提供することができる。
なお、以上には、グルーブがスパイラル状に形成された光ディスクを説明したが、光ディスクはグルーブおよびランドが同心円状に形成されているものであってもよい。
(実施形態3)
以下、実施形態3の光ディスクを説明する。この光ディスクは、図1に示した実施形態1の光ディスク1と同様の構成を有するが、2T系の変調符号を用いて変調されるという点で異なる。
以下、実施形態3の光ディスクを説明する。この光ディスクは、図1に示した実施形態1の光ディスク1と同様の構成を有するが、2T系の変調符号を用いて変調されるという点で異なる。
以下(表3)に、本実施形態の光ディスクのパラメータと、この光ディスクに情報を記録するために用いられるレーザビームの波長、およびそのレーザビームを光ディスク上に集束させるための対物レンズの開口数を示す。
ここで、光透過層厚として0.1mmの基材を用いた理由、ディスク直径120mmを用いた理由、実施の形態1と同じである。データ記録エリアを半径24mmから58mmの範囲にした理由、ランド・グルーブ記録を採用した理由などは、それぞれ実施形態1の場合と同じである。
ただし、本実施形態では、2T系の変調符号を用いている。その理由を以下に説明する。
2T系の変調符号を用いる場合、データビット長が同じであれば、チャネルビット長は3T系の場合よりも大きくなる。従って、同じデータ転送レートを実現するために必要なチャネルクロック周波数は、2T系の方が低くなる。このことから、2T系の変調符号を用いる方が、転送レートが高い場合には適切である。
より具体的には、上記(表3)に示した場合において、データ転送レートをT(Mbit/sec)とすると、チャネルクロック周波数は、2T系((1,7)変調)では1.5T(MHz)となり、3T系(8−16変調)では、2.0T(MHz)となる。
しかしながら、2T系の変調符号を用いる場合、最短マーク長が3T系に比べて短く、2Tマークの信号振幅が小さいことによって、ジッタが悪くなるという問題が生じ得る。この場合、2Tマークは、1Tマークに誤検出されやすく、そのことによってエラーが発生し得る。
ただし、PRML(Partial Response Maximum Likelihood)方式で信号を復号する場合、信号のパターンマッチングを行なうことによって、最尤な信号が推定されるため、エラーを含む信号であっても適切に復号され得る。この場合、2Tマークが、1Tマークとして誤検出されていたとしても、PRML復号方式であれば適切に復号化される。
図9(a)および(b)は、最短マーク長が0.138μmの場合における、チルト角に対する再生信号のジッタおよびPRML再生方式でのビットエラーレートとを示す。なお、図9(a)および(b)の横軸は、それぞれ接線方向のチルト角(タンジェンシャルチルト)および半径方向のチルト角(ラジアルチルト)とを示している。
これらの図からわかるように、0.138μmという短いマーク長を含むために、ジッタは15%と大きくなっている。しかし、このようにジッタが大きい場合にも、PRML再生方式で復号した後のビットエラーレートは10×e-4で良好な値が得られている。
このように、PRML方式で復号する場合には、2T系の変調符号を用いてもエラーの発生は抑制されるので問題が生じない。
また、図9に示したように、2T系の変調符号を用いた場合にPRML再生方式で再生するようにすれば、最短マーク長が0.138μmであっても、高い再生信号品質が確保される。従って、最短マーク長を0.138μmにした場合において、25GBの容量を実現することができるトラックピッチとして、少なくとも0.344μmまで許容される。
(実施形態4)
以下、実施形態4の光ディスクを説明する。この光ディスクは、図7に示した実施形態2の光ディスク11と同様の構成を有するが、2T系の変調符号を用いるという点で異なる。
以下、実施形態4の光ディスクを説明する。この光ディスクは、図7に示した実施形態2の光ディスク11と同様の構成を有するが、2T系の変調符号を用いるという点で異なる。
以下(表4)に、本実施形態の光ディスクのパラメータと、この光ディスクに情報を記録するために用いられるレーザビームの波長、およびそのレーザビームを光ディスク上に集束させるための対物レンズの開口数を示す。
ここで、光透過層厚として0.1mmの基材を用いた理由、ディスク直径120mmを用いた理由、データ記録エリアを半径24mmから58mmの範囲にした理由、グルーブ記録を採用した理由なども、それぞれ実施形態2の場合と同じである。
ただし、本実施形態では、2T系の変調符号を用いている。この場合にも、上記実施形態3で説明したようにPRML再生方式と組み合わせることで、エラーレートを低減することができる。また、チャネルクロック周波数が比較的低くなるので高転送レートを実現するのに適している。
なお、本実施形態の光ディスクにおいても、最短マーク長を0.138μmに設定したときに図9(a)および(b)に示すような結果が得られた。従って、最短マーク長が0.138μmにした場合において、25GBの容量を実現することができるトラックピッチとしては、少なくとも0.357μmまで許容される。
本発明によれば、記録密度を大幅に向上させて、記録容量が大きい光ディスクを提供することができる。例えば、本発明によれば、直径120mmで23GB以上の記録容量を有する光ディスクを実現することができる。
1、11 光ディスク
2、12 グルーブ
3、13 ディスク基板
4、14 情報記録層
5、15 光透過層
6、16 ランド
2、12 グルーブ
3、13 ディスク基板
4、14 情報記録層
5、15 光透過層
6、16 ランド
Claims (6)
- ランドとグルーブとを有する光ディスクであって、
ユーザデータ容量の全データ容量に対する割合であるデータ効率が80%以上であることを特徴とする光ディスク。 - 前記グルーブおよび前記ランドが形成されたディスク面上に設けられた光透過層を有し、前記光透過層の厚さが0.2mm以下である請求項1に記載の光ディスク。
- 前記ランドの中心と、前記ランドに隣接するグルーブの中心との間隔が0.28μm以上であり、
前記グルーブは、複数のウォブルパターンを有し、前記複数のウォブルパターンは、アドレス情報を表す請求項1に記載の光ディスク。 - 前記グルーブ間のピッチおよび前記ランド間のピッチが0.32μm以上であり、
前記グルーブは、複数のウォブルパターンを有し、前記複数のウォブルパターンは、アドレス情報を表す請求項1に記載の光ディスク。 - 記録容量が23GB以上である請求項1に記載の光ディスク。
- 相変化媒体記録層を有し、前記データを書き換え可能である請求項1に記載の光ディスク。
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