JP2005327333A - テープの巻取方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ハブに対してテープが精度良く位置決めされるテープの巻取方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 ハブHを有するリールCRを収容したカートリッジケースCをケース設置部21に設置する設置工程と、磁気テープMTをフィンガアーム22に保持させる保持工程と、フィンガアーム22に保持された磁気テープMTに貼付用の液体を塗布する塗布工程と、フィンガアーム22をハブHまで前進させる搬送工程と、ハブHを回転させつつ、フィンガアーム22による磁気テープMTの保持を磁気テープMTの先端部MT1のみ解除して前記テープを前記ハブに貼り付ける貼付工程と、フィンガアーム22による磁気テープMTの保持をすべて解除し、磁気テープMTをハブHに巻き取る巻取工程と、を有する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、磁気テープカートリッジの組立ラインにおいて使用されるテープの巻取方法に関し、詳しくは、カートリッジケース内のリールのハブにテープを巻き取るテープの巻取方法に関するものである。
従来、コンピュータ等のデータバックアップ用の外部記録媒体として、磁気テープカートリッジが知られている。この種の磁気テープカートリッジは、カートリッジケース内に磁気テープを巻装する単一のリールや、その他の部分を収容したものであり、カートリッジケースの側壁部分には、磁気テープを引き出すための開口部が形成されている。
磁気テープカートリッジの組立工程の最終段階では、カートリッジケース内のリールのハブに磁気テープを巻き取るようになっているが、巻き取り始める際、磁気テープの先端部をハブに確実に貼り付ける必要がある。そこで、従来、磁気テープの先端部を貼り付けるための巻取装置が種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の巻取装置は、磁気テープを真空吸着しながら、かつ、カートリッジケース内に向けて進退自在なフィンガアームと、カートリッジケース外でフィンガアームの先端部近傍に臨むように配設され、シリンダのピストンロッド等を通して水が供給される毛細管を備える。この巻取装置は、リールを水で濡らすことで、磁気テープを貼り付け易くするものであり、その動作は以下のとおりである。
まず、カートリッジケース外で、フィンガアームに真空吸着された磁気テープの先端部に、毛細管から1滴の水を配置する。そして、カートリッジケースの開口部からその内部に向けてフィンガアームを前進させて、磁気テープをカートリッジケース内のリールのハブ近傍まで搬送する。このように、ハブにフィンガアームが近接した状態で、磁気テープの先端部の真空吸着を解除し、この先端部を、回転するハブに接触させるようにエアで吹き付ける。これにより、予め磁気テープの先端部に配置された1滴の水がリールと接触して広がり、濡れたハブに磁気テープを貼り付けられる。
特表昭63−501104号公報(第3頁右上欄第8行目〜右下欄第3行目、図12)
しかしながら、前記した特許文献1に記載の装置のように、磁気テープの先端部をエアでハブに単に吹き付けるだけだと、ハブに対する磁気テープの位置が安定せず、磁気テープが歪んで貼り付けられるという問題点があった。このような磁気テープの貼り付け位置の歪みは巻回時にも影響し、エッジが折れたり、エッジ位置が揃うように巻き取れないという巻き付け不良を起こすという問題点があった。
そこで、前記した問題点を解決すべく、ハブに対してテープの先端部が精度良く位置決めされるテープの巻取方法を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、ハブを有するリールを収容したカートリッジケースをケース設置部に設置する設置工程と、テープをフィンガアームに保持させる保持工程と、前記フィンガアームに保持された前記テープに貼付用の液体を塗布する塗布工程と、前記フィンガアームを前記ハブまで前進させる搬送工程と、前記ハブを回転させつつ、前記フィンガアームによる前記テープの保持を前記テープの先端部のみ解除して、前記テープを前記ハブに貼り付ける貼付工程と、前記ハブを所定角度回転させた後、前記フィンガアームによる前記テープの保持をすべて解除し、前記テープを前記ハブに巻き取る巻取工程と、を有することを特徴とする。
請求項1に記載のテープの巻取方法によれば、まず、カートリッジケースをケース設置部に設置しつつ、フィンガアーム(テープ先端部搬送手段)にテープを保持させる。そして、テープに貼付用の液体を塗布して、フィンガアームをハブまで前進させる。フィンガアームがハブに近接したら、ハブを回転させつつ、フィンガアームによるテープの先端部の保持を解除する。回転するハブには負圧が発生し、これにより、テープの先端部はハブの回転方向に沿うように倣いハブに貼り付けられる。その後、テープの保持をすべて解除して、テープをハブに巻き取る。これによれば、テープがハブに対して精度良く位置決めされて巻き取られる。
なお、貼付用の液体としては、例えば、メタノール、エタノール等のアルコール等が挙げられる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のテープの巻取方法において、前記貼付工程において、前記テープの保持を先端部のみ解除し、その先端部からハブに向けてエアを吹き付けることを特徴とする。
請求項2に記載の巻取方法によれば、テープの先端部からハブに向けてエアを吹き付けるので、テープをハブの回転方向に確実に倣わせることができる。そのため、テープがハブに対して精度良く位置決めされつつ、貼り付けられた状態で巻き取ることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のテープの巻取方法において、前記所定角度は60°〜360°であることを特徴とする。
請求項3に記載の巻取方法によれば、ハブを60°〜360°回転させたところで、先端部の保持を解除する。回転角度が小さすぎると、ハブの回転方向にテープが倣わないおそれがあるが、回転角度が60°以上あることで、これを防止することができる。そのため、テープの先端部がハブに対して精度良く位置決めされる。また、回転角度が大きすぎると液体が乾くおそれがあるが、回転角度が360°以下であることで、液体が乾く前に、テープをハブに貼り付けることができる。
このようなテープの巻取方法によれば、テープの先端部がハブの回転方向に倣った後、テープの保持をすべて解除するため、テープがハブに対して精度良く位置決めされて貼り付けられた状態で巻き取ることができる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の貼付装置が設置されたワインダの概略図である。なお、本実施形態では、貼付装置が、垂直に立設されたワインダのパネルに設置された図1の状態を基準に上下左右の方向を定めて説明するものとする。
まず、本発明の巻取方法に使用する貼付装置が設置されたワインダの構成について説明する。
図1に示すテープワインダWは、いわゆるパンケーキ状の磁気テープMTを、所定の長さに切断した後、カートリッジケースC内に組み込まれているリールCRのハブHに巻き取るための装置である。そして、このテープワインダWには、カートリッジケースC内に組み込まれているリールCRのハブHに、磁気テープMTを貼り付けるためのテープ貼付装置1が設置されている。
図1に示すように、テープワインダWは、主に、テープ供給装置10と、テープ貼付装置1と、磁気テープMTの表面を研磨するブレード装置30と、磁気テープMTの両面を清掃するクリーニング装置40,40と、走行中の磁気テープMTの張力を調整する張力調整装置50と、ストックされているカートリッジケースCをテープ貼付装置1に供給するカートリッジケース供給部60と、リールCRに磁気テープMTが巻回されたカートリッジケースCを排出するカートリッジケース排出部70とを備えて構成されている。また、磁気テープMTをテープ貼付装置1まで案内するための複数のテープガイド80がパネルPの適所に配置されている。
なお、本実施形態では、テープ貼付装置1はテープをハブに巻き取るための機能も有している。また、図中の100は、テープワインダWの運転を操作する操作盤である。
テープ供給装置10は、テープ貼付装置1に磁気テープMTを供給するための装置であり、パンケーキ状の磁気テープMTが巻回されたリールR1とリールR2とを有している。このテープ供給装置10は、リールR1(またはR2)を、図示しないリール駆動装置によって所定の回転数で回転させ、テープ貼付装置1に向けて磁気テープMTを送り出す。なお、テープ供給装置10は、2つのリールR1,R2を有しているので、片方のリールR1の磁気テープMTがなくなったときは、リールR2に切り換えて、テープ貼付装置1に磁気テープMTを連続的に供給するようになっている。
テープ貼付装置1は、テープ供給装置10から供給された磁気テープMTをカートリッジケースC内のリールCRのハブHに貼り付けるための装置であるとともに、磁気テープMTをハブHに巻き取るための機能も有している。
図1に示すように、テープ貼付装置1は、カートリッジケースCを設置するケース設置部2と、テープ供給装置10から供給される磁気テープMTをケース設置部2に設置されるカートリッジケースCまで搬送するフィンガアーム3と、駆動手段4により上下左右に移動するスポンジ載置部5と、このスポンジ載置部5に載置されるスポンジ6と、を備えて構成される。
ケース設置部2は、例えば、パネルPのおよそ左下に配置されている。このケース設置部2は、磁気テープMTの引出口である開口部を右上に向けた状態でカートリッジケースCを設置されるように構成されている。
図2(a)は、フィンガアームの斜視図であり、(b)は、フィンガアームの底面図である。
フィンガアーム3は、ケース設置部2に設置されるカートリッジケースCの開口部から水平方向にずれた位置に設置され、テープ供給装置10から供給される磁気テープMTの先端部MT1付近を吸着して搬送する機能を有する(図1参照)。フィンガアーム3は、先端側(カートリッジケースC寄り)の第1ブロック31と後端側の第2ブロック32を一体に構成した前後長の長いブロックである。
図2(b)に示すように、フィンガアーム3の下面には、磁気テープMTを吸着するための複数の孔H1,H2が形成されている。第1ブロック31に形成される複数の孔H1は、フィンガアーム3のブロック内で第2ブロック32の後端側に開口する一本の通路P1に集結される。この通路P1は、図示しない真空ポンプおよびコンプレッサに連結するホースに連結されており、通路P1から孔H1に真空圧または加圧空気を供給することができる。また、第2ブロック32に形成される複数の孔H2も同様に、フィンガアーム3のブロック内で第2ブロック32の後端側に開口する一本の通路P2に集結される。この通路P2は、図示しない真空ポンプに連結されており、通路P2から孔H2に真空圧を供給することができる。つまり、第1ブロックおよび第2ブロックはともに孔H1,H2に磁気テープMTを吸着して保持することができ、さらに、第1ブロック31では、吸着していた磁気テープMTを吹き付けることもできる。
また、このフィンガアーム3は、図示しないエアシリンダ等の駆動手段によって、開口部C1からカートリッジケースCの内部に移動可能に構成されている。なお、このフィンガアーム3は、磁気テープMTを真空吸着する孔H1,H2および通路P1,P2をその内部に形成されるだけなので、薄く仕上ることができ、カートリッジケースCの開口部C1の大きさに合わせて小さく形成することができる。
図3は、パネルに取り付けられたスポンジ載置部の側面図であり、図4は、スポンジ載置部の容器の一部断面斜視図である。
図3に示すスポンジ載置部5は、前記したフィンガアーム3の下方に、駆動手段4を介してパネルPに取り付けられている(図1参照)。
図3に示すように、駆動手段4は、長手側がパネルPから突出するように取り付けられた側面視略L字状の取付部41上に設置されるレール42と、このレール42と摺動可能なガイド43と、このガイド43に長手側がパネルPと平行に立設するように取り付けられた側面視略L字状の取付部44と、この取付部44と後記するスポンジ載置部5の容器51に一体に取り付けられる取付板51cの間に介在するエアスライドテーブル45とを有している。エアスライドテーブル45は、取付部44の内側に設けたリニアガイド(不図示)に沿って昇降可能に移動できるようになっている。
また、取付部44には、パネルPに配設されるエアシリンダ本体90から突出するピストンロッド91が連結されている。エアシリンダ本体90内に供給される空気圧によって、ピストンロッド91が突出し、取付部44が、レール42に沿ってパネルPから進退自在に移動できるようになっている。
図4に示すように、スポンジ載置部5は、アルコールを供給される容器51と、この容器51内でスプリング51bにより上下方向に移動可能に支持される可動台52とを有している。また、スポンジ載置部5の容器51には、供給されるアルコールが蒸発しないように蓋53(図3参照)がされるようになっている。
容器51は、箱型形状に形成され、その開口周縁部にはシール材Sが配設されている。容器51の底面の四隅からは支柱51aが立設し、この支柱51aに前記したコイル状のスプリング51bが外嵌している。
また、可動台52は平面視略H形の板材であり、支柱51aの立設位置に対応する位置に貫通孔52aが穿設され、その上面にはピン52b,52bが立設している。可動台52は、貫通孔52aに、コイル状のスプリング51bを外嵌させた支柱51aを挿入させることで、上下方向に移動可能に支持される。ピン52b,52bは、容器51に蓋53を被せたときに、蓋53に当接して可動台52を下方に移動させるために設けられるものであり、これにより、後記するスポンジ6に蓋53が接触するのを防止し、また、容器51に配設されるシール材Sと蓋53で容器51内は密閉される。なお、この蓋53は、パネルに取り付けられる上下にスライドする機構で容器51に被せるようにしてもよい。
また、可動台52の上面には、一対の保持部52c,52cが固定されており、この保持部52cの先端部52c’は互いに対向する方向に折り曲げられている。保持部52c,52cの間にスポンジ6が載置され、その先端部52c’,52c’でスポンジ6を係止するようになっている。なお、この先端部52c’,52c’間に露出するスポンジ6に磁気テープMTは接触する。
また、容器51の背面側には、前記した取付板51cが固定されている。また、正面側にはアルコール供給用の継手51dが取り付けられており、この継手51dから容器51内にアルコールが供給されている。容器51内に供給されるアルコールは、液面センサ、フロートスイッチ等の公知の手段で液面制御されており、可動台52に載置されるスポンジ6には、常に一定量のアルコールが滲み込むため、常に適量のアルコールを磁気テープMTに塗布することができる。これにより、ハブHに磁気テープMTが貼りつけられず、または、剥がれやすいということがなく、磁気テープMTの貼り付けを確実に行うことができる。
スポンジ6は、フィンガアーム3に保持される磁気テープMTにアルコールを塗布するためのものである。そのため、吸水性、保水性の他、乾燥時に柔軟性を失わず、ウェット時に寸法変化を起こさず、アルコール等の薬品に耐性(耐薬品性)があることが好ましい。例えば、ウレタン系材料を原料とするもの(アイオン株式会社製 製品名ソフラス等)が挙げられる。スポンジ6は、乾燥時に柔軟性を有し、吸水性を有することで、アルコールに浸した直後であっても磁気テープMTの表面にアルコールを容易に塗布することができる。また、ウェット時に寸法変化を起こさないことで、アルコールを塗布する範囲がずれることなく、不要の場所にアルコールが付着することがない。さらに、耐薬品性を有することで、変形が無く、繰り返し使用することができる。その他、ウレタン系材料からなるスポンジはへたれにくく、経年劣化が少ない。
以下、前記したテープ貼付装置を用いて、本実施形態に係るテープの巻取方法について説明する。図5は、本実施形態のテープ貼付装置の動作説明図である。
図5(a)に示すように、まず、磁気テープMTを図示しない真空ポンプから孔H1,H2(図2参照)に真空吸着したフィンガアーム3を図示しないエアシリンダ等でケース設置部2方向に移動させ、スポンジ載置部5の上方で停止させる。また、このとき、駆動手段4は、エアシリンダ本体90からピストンロッド91を突出させて取付部44をスライドさせ、スポンジ載置部5と磁気テープMTの幅方向の位置合わせを行う(図3参照)。そして、図5(b)に示すように、図示しないソレノイドバルブ等を開くことで、駆動手段4のエアスライドテーブル45を介して、スポンジ載置部5を上昇させる。こうして、フィンガアーム3が保持する磁気テープMTの先端部MT1にスポンジ6を接触させる。このとき、スポンジ6を載置する可動台52がスプリング51bで支持されているので(図4参照)、スポンジ6は、適度な荷重で磁気テープMTに押し付けられて、アルコールを適量塗布することができる。また、スポンジ6は磁気テープMTの幅方向の全域に接触するものであるため、幅方向では塗布漏れがない。
次に、図5(c)に示すように、再び、駆動手段4でスポンジ載置部5を下降させた後、フィンガアーム3を開口部C1からカートリッジケースC内のリールCRのハブHの近傍まで前進させる。また、フィンガアーム3が磁気テープMTを真空吸着した状態で、図示しないリール駆動手段でリールCRを回転させる。そして、図5(d)に示すように、フィンガアーム3の第1ブロック31の孔H1(図2参照)による真空吸着を解除するとともに、図示しないコンプレッサから孔H1にエアを供給して、磁気テープMTの先端部MT1のみをリールCRのハブHに吹き付ける。このとき、孔H2では磁気テープMTを真空吸着した状態のまま、先端部MT1のみがハブに倣うように位置決めされて貼り付けられる。そして、孔H1による真空吸着を解除後、ハブが60°〜360°回転したところで、孔H2の真空吸着も解除する。これにより、適量のアルコールを介して、先端部MT1がハブHに対し精度良く位置決めされつつ、貼り付けられた状態で、磁気テープMT1をハブHに巻き取ることができる。
以上によれば、本実施形態において以下の効果を得ることができる。
磁気テープMTを孔H2に吸着したまま、先端部MT1を回転するハブHに向けて吹き付けるため、先端部MT1がハブHの回転方向に沿って倣う。そして、その状態で、孔H2の真空吸着も解除するため、先端部MT1がハブHに対して精度良く位置決めされつつ、貼り付けられた状態で、磁気テープMTをハブHに巻き取ることができる。これにより、その後の磁気テープMTの巻き取りも安定する。
特に、孔H1から先端部MT1の真空吸着を解除するだけでなく、先端部MT1をハブHに向けてエアを吹き付けることで、先端部MT1をハブHの方向に確実に倣わせることができる。
また、ハブHを60°以上回転させることから、先端部MT1が確実にハブHの回転方向に倣う。そのため、先端部MT1がハブHに精度良く位置決めされた状態で、ハブHに貼り付けられる。一方、ハブHを360°以下しか回転させないことから、アルコールが乾く前に、磁気テープMTをハブHに貼り付けることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態には限定されず、次のように実施することもできる。
例えば、磁気テープMTの先端部MT1を、孔H1の吸着を解除した後、ハブHにエアで吹き付けるようにしたが、必ずしも吹き付ける必要はない。ハブHが回転していることで負圧が発生するため、先端部MT1は、吸着を解除されるだけで、ハブHの方向に沿って倣うように位置決めされる。
例えば、本実施形態では、テープワインダWにおけるテープの巻取方法について説明したが、テープをリールのハブに貼り付ける必要がある種々の装置において本発明のテープの巻取方法を用いることができる。
本発明の貼付装置が設置されたワインダの概略図である。 (a)は、フィンガアームの斜視図であり、(b)は、フィンガアームの底面図である。 パネルに取り付けられたスポンジ載置部の側面図である。 スポンジ載置部の容器の一部断面斜視図である。 本実施形態の貼付装置の動作説明図である。
符号の説明
1 テープ貼付装置
2 ケース設置部
3 フィンガアーム
4 駆動手段
5 スポンジ載置部
6 スポンジ
10 テープ供給装置
51 容器
52 可動台
53 蓋
MT 磁気テープ
P パネル
S シール材
W テープワインダ

Claims (3)

  1. ハブを有するリールを収容したカートリッジケースをケース設置部に設置する設置工程と、
    テープをフィンガアームに保持させる保持工程と、
    前記フィンガアームに保持された前記テープに貼付用の液体を塗布する塗布工程と、
    前記フィンガアームを前記ハブまで前進させる搬送工程と、
    前記ハブを回転させつつ、前記フィンガアームによる前記テープの保持を前記テープの先端部のみ解除して、前記テープを前記ハブに貼り付ける貼付工程と、
    前記ハブを所定角度回転させた後、前記フィンガアームによる前記テープの保持をすべて解除し、前記テープを前記ハブに巻き取る巻取工程と、
    を有することを特徴とするテープの巻取方法。
  2. 前記貼付工程において、前記テープの保持を先端部のみ解除し、その先端部からハブに向けてエアを吹き付けることを特徴とする請求項1に記載のテープの巻取方法。
  3. 前記所定角度は60°〜360°であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のテープの巻取方法。
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