JP2010017634A - 基板の清掃装置及び清掃方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は基板の厚さにばらつきがあっても、電極が設けられた側辺部を確実に清掃できるようにした清掃装置を提供することにある。
【解決手段】基板の側辺部の上下面を清掃する清掃装置であって、
上面に上記基板が供給載置されこの基板を位置決め駆動する載置テーブルと、供給リールから繰り出されて巻き取りリールに巻き取られることで載置テーブルによって位置決めされた基板の側辺部に沿って走行するテープ状の清掃部材15と、清掃部材に対向して配置された押付けローラ22a,22bと、押付けローラを駆動して上記清掃部材を上記基板の側辺部に押付ける上下シリンダ23a,23bと、上下シリンダによって押付けローラが清掃部材を基板に押付けたときに清掃部材に加えられた加圧力を検出するロードセル43a,43bと、ロードセルの検出に基いて上下シリンダが押付けローラに加える加圧力が一定となるよう制御する電空レギュレータ44a,44b及び制御装置45を具備する。
【選択図】 図3

Description

この発明はたとえば液晶パネルなどの基板に形成された電極を清掃するための基板の清掃装置及び清掃方法に関する。
液晶パネルやプラズマディスプレイパネルなどの基板は、その基板の側辺部に電極が設けられ、この電極上にTCP(Tape Carrier Package)やICチップなどの電子部品が両面粘着性の異方性導電テープを介して圧着装置により加圧加熱して接続される。
上記電極と電子部品とは通常、異方性導電部材を介して電気的に接続される。そのため、接続部分において、電気的に良好な導通状態を得るためには、上記電極面がゴミの付着などによって汚れていないことが必要となる。
上記電極は通常、基板の上面に形成されている。しかしながら、その電極に電子部品を圧着する際、基板の下面にゴミが付着していると、圧着時に基板を損傷する虞がある。したがって、基板の側辺部の電極面に異方性導電部材を貼付する前に、その側辺部の上下面を清掃装置によって同時に清掃するようにしている。
上記清掃装置は、基板を所定方向に沿って搬送するテーブルを有し、このテーブルの上方には供給リールと巻き取りリールとに張設されてテープ状の清掃部材が設けられている。この清掃部材にはノズルからアルコールなどの揮発性の溶剤を滴下させて染み込ませ、この溶剤が染み込んだ部分を所定位置まで移動させ、搬送される基板の縁部の電極面に所定の圧力で接触させることで、上記電極面を清掃するようにしている。
上記清掃部材の中途部には押付けローラが配置されている。この押付けローラはエアシリンダによって上下方向に駆動されるようになっていて、このエアシリンダが駆動されることで、上記清掃部材が上記押付けローラによって上記基板の側辺部に押圧される。
清掃部材が押圧された状態で上記基板が所定方向に駆動されれば、この基板の側辺部が上記清掃部材によって清掃されることになる。特許文献1には上述した清掃装置が示されている。
特開2006−167554号公報
ところで、押圧ローラをエアシリンダによって駆動して清掃部材を基板の側辺部に押付ける場合、たとえば上記シリンダのロッドのストロークをストッパなどによって一定にすることで、基板を上記清掃部材を介して上記押圧ローラによって一定の押圧力で押圧できるようにしている。
しかしながら、清掃される基板には厚さにばらつきがあることがある。基板が所定の厚さよりも薄い場合には、清掃部材が十分な圧力で基板の側辺部に加圧されないことになるから、清掃が不十分になるということがある。逆に基板が所定の厚さよりも厚い場合には、基板に対する加圧力が強くなり過ぎ、基板の側辺部及びその側辺部に設けられた電極に傷が付くことがあり、とくに電極に傷が付くと、異方性導電部材を介して接続される電子部品の導電不良を招くことがある。
この発明は、たとえば基板の厚さが変動したような場合であっても、清掃部材を基板の側辺部に一定の圧力で加圧することができるようにした基板の清掃装置及び清掃方法を提供することにある。
この発明は、基板の側辺部の上下面を清掃する清掃装置であって、
上面に上記基板が供給載置されこの基板を位置決め駆動するする載置テーブルと、
供給リールから繰り出されて巻き取りリールに巻き取られることで上記載置テーブルによって位置決めされた上記基板の側辺部に沿って走行するテープ状の清掃部材と、
上記清掃部材に対向して配置された押付けローラと、
この押付けローラを駆動して上記清掃部材を上記基板の側辺部に押付ける加圧手段と、
この加圧手段によって上記押付けローラが上記清掃部材を上記基板に押付けたときに上記清掃部材に加えられた加圧力を検出する検出手段と、
この検出手段の検出に基いて上記加圧手段が上記押付けローラに加える加圧力が一定となるよう制御する制御手段と
を具備したことを特徴とする基板の清掃装置にある。
上記加圧手段は先端に上記押付けローラが設けられた取付け体を駆動するエアシリンダであって、
上記検出手段は上記エアシリンダが上記取付け体に加える圧力を検出するロードセルであって、
上記制御手段は上記エアシリンダに供給する気体の圧力を設定する電空レギュレータ及びこの電空レギュレータによる気体の供給圧力を設定する制御装置であることが好ましい。
この発明は、基板の側辺の上下面を清掃する清掃方法であって、
基板の側辺部の上下面にテープ状の清掃部材を押付ける工程と、
上記清掃部材が押付けられた状態で上記基板を所定方向に駆動してその側辺部を上記清掃部材によって清掃する工程と、
上記清掃部材を上記基板の側辺部に押し当てときの圧力を検出する工程と、
検出された圧力に基いて上記清掃部材が上記基板の側辺部に押し当てられる圧力が一定になるよう制御する工程と
を具備したことを特徴とする基板の清掃方法にある。
この発明によれば、押付けローラが清掃部材を基板の側辺部に押付けたときの加圧力を検出し、その検出に基いて上記加圧力が一定になるよう制御するため、基板の厚さが変動するなどしても、清掃部材を同じ圧力で基板の側辺部に押圧してその側辺部を清掃することができる。
以下、この発明を図面を参照しながら説明する。
図1はこの発明の一実施の形態を示す清掃装置の正面図、図2は側面図であって、この清掃装置はベース101を備えている。このベース101上の幅方向一端部には第1の清掃ユニット100A、他端部上面には第2の清掃ユニット100Bがそれぞれ上記ベース101の幅方向である、同図に矢印Xで示す方向に沿って移動可能に設けられている。
上記ベース101の幅方向一端には上記第1の清掃ユニット100AをX方向に駆動する第1のX駆動源102aが設けられ、他端には上記第2の清掃ユニット100BをX方向に駆動する第2のX駆動源102bが設けられている。したがって、一対の清掃ユニット100A,100Bは互いの対向間隔を調整できるようになっている。上記第1のX駆動源102a,第2のX駆動源102bは一対の清掃ユニット100A,100BのX方向に沿う間隔を調整する間隔調整手段を構成している。
上記ベース101上の上記第1の清掃ユニット100Aと第2の清掃ユニット100Bとの間の部分には支持体103が上記X方向と交差するY方向に沿って設けられている。この支持体103の上面には支持体103の長手方向、つまりY方向に沿って移動可能に載置テーブル104が設けられている。この載置テーブル104は上記支持体103の長手方向一端に設けられたY駆動源105によってY方向に沿って駆動されるようになっている。
上記載置テーブル104の上面には液晶パネルやプラズマディスプレイパネルなどの基板Wの下面を吸着保持する保持部106が設けられている。この保持部106は図示しないθ駆動源によって回転方向に駆動されるようになっている。
図4に示すように上記基板Wは矩形状であって、この実施の形態では4つの側辺W1〜W4の上面にそれぞれ複数の電極107が所定間隔で設けられている。なお、基板Wは上記保持部106に比べて十分に大きな矩形状であって、その周辺部を保持部106の外周面から突出させて保持される。
つぎに、上記第1の清掃ユニット100Aと第2の清掃ユニット100Bについて説明する。第1、第2の清掃ユニット100A,100Bは同じ構成であるので、そのうちの一方について図2を参照して説明する。すなわち、この清掃ユニット100A,100Bは本体1を備えている。
この本体1の前面には、上記保持部106に保持された基板Wの1つの側辺の上面に対向位置する上部清掃部11と、下面に対向位置する下部清掃部12とが設けられている。各清掃部11,12は上下対称に設けられた供給リール13a,13bと巻取りリール14a,14bを有する。各供給リール13a,13bには耐磨耗性に優れた柔らかなテープ状の布地からなる清掃部材15が巻回されている。各清掃部材15はそれぞれ第1乃至第3の中継ローラ16a〜16cと1つの巻取りローラ17を介して各巻取りリール14a,14bに巻き取られるようになっている。
上記供給リール13a,13bと巻取りリール14a,14bとにはそれぞれ清掃部材15に適度な張力を与えるモータ18a,18b及び19a,19bが連結され、上記巻取りローラ17には、この巻取りローラ17を駆動するための駆動モータ21a,21bが連結されている。
したがって、上部清掃部11と下部清掃部12との清掃部材15は、駆動モータ21a,21bが作動することで、供給リール13a,13bから巻取りリール14a,14bに巻き取られるようになっている。
なお、各モータは本体1の内部に設けられ、各ローラ及びリールは本体1の前面に回転可能に設けられている。
上記第2の中継ローラ16bと第3の中継ローラ16cとの間には上記清掃部材15に対向して押付けローラ22a,22bが設けられている。各押付けローラ22a,22bは加圧手段としての上下シリンダ23a,23bによって基板Wの板面に対して接離する方向に駆動されるようになっている。それによって、図3に示すように各押付けローラ22a,22bは保持部106によって位置決め保持された基板Wの側辺に対し、清掃部材15を上方向及び下方向から所定の圧力で押付けることになる。
さらに詳しく説明すると、上記上下シリンダ23a,23bのロッド41a,42bにはL字状の取付け体42a,42bが取付けられている。各取付け体42a,42bと上記ロッド41a,42bの端面との間には検出手段としてのロードセル43a,43bが設けられている。
上記上下シリンダ23a,23bには電空レギュレータ44a,44bによって気体供給源46からの空気などの気体が所定の圧力に設定されて供給される。すなわち、電空レギュレータ44a,44bは制御装置45からの駆動信号によって上記上下シリンダ23a,23bに供給する気体の圧力を制御するようになっている。上記電空レギュレータ44a,44bと制御装置45とで押付けローラ22a,22bに加える加圧力を制御する制御手段を形成している。
上記制御装置45による電空レギュレータ44a,44bの制御は上記ロードセル43a,43bが検出する圧力に基いて行われる。すなわち、上記清掃部材15が上記押付けローラ22a,22bによって基板Wの側辺部の上下面に押圧されたとき、その押圧力が上記ロードセル43a,43bによって検出される。
上記ロードセル43a,43bが検出した押圧力は上記制御装置45に出力され、ここで設定値と比較される。ロードセル43a,43bが検出した押圧力が設定値よりも大きければ、制御装置45は上記上下シリンダ23a,23bに供給する気体の圧力が低くなるよう上記電空レギュレータ44a,44bを制御し、逆にロードセル43a,43bが検出した押圧力が設定値よりも小さければ、上下シリンダ23a,23bに供給する気体の圧力が高くなるよう上記電空レギュレータ44a,44bを制御する。
それによって、上記押付けローラ22a,22bは上記清掃部材15を基板Wの側辺部の上下面に制御装置45に設定された一定の押圧力で押付けてその側辺部の上下面を清掃できるようになっている。
なお、一対の電空レギュレータ44a,44bは一対のロードセル43a,43bが検出するそれぞれの押圧力に応じて別々に制御される。
上記清掃部材15の第1の中継ローラ16aと第2の中継ローラ16bとの間の部分にはそれぞれ上部ノズル24aと下部ノズル24bとが先端を下方に向けて配置されている。各ノズル24a,24bはアルコールなどの溶剤が収容された容器25に供給チューブ26を介して接続されている。この供給チューブ26の中途部にはポンプ27が設けられている。このポンプ27は上記チューブ26の中途部を回転するローラによって間歇的に所定方向に沿って圧縮するようになっており、それによって上記容器25の溶剤を上記各ノズル24a,24bから滴下させるようになっている。
溶剤は上記上部ノズル24aと下部ノズル24bとから清掃部材15に向かって滴下する。それによって、各ノズル24a,24bから滴下した溶剤はそれぞれ清掃部材15に染み込むことになる。つぎに、駆動モータ21a,21bが駆動され、清掃部材15の溶剤が滴下された部分が押付けローラ22a,22bとの間に位置決めされる。それによって、上記清掃部材15によって基板Wの側辺を清掃することができる。
なお、上記制御装置45は本体1の上部に設けられている。この制御装置45は、上述した制御の他に、上記第1、第2のX駆動源102a,102bやY駆動源105の駆動を制御する。
上記載置テーブル104の保持部106に保持された基板Wは図2と図3に矢印Yで示す方向に搬送される。上部清掃部11の上記基板Wの搬送方向上流側にはその基板Wの側辺部に対向して吸引手段を構成する吸引ダクト31が配置されている。この吸引ダクト31は図示しない吸引ポンプに接続されている。それによって、基板Wの側辺の上面に設けられた電極107が上部清掃部11によって清掃される前に、その側辺部に付着したゴミを上記吸引ダクト31によって吸引除去できるようになっている。
なお、基板Wの下面の側辺部に付着したゴミのほとんどは落下するが、吸引ダクト31を下部清掃部12の上流側にも設け、側辺部の下面に付着残留したゴミを吸引除去するようにしてもよい。
つぎに、上記構成の清掃装置によって基板Wを清掃する手順を説明する。
まず、第1の清掃ユニット100Aと第2の清掃ユニット100Bとを第1のX駆動源102aと第2のX駆動源102bによってX方向に駆動し、これら清掃ユニット100A,100Bの前面に設けられた各上下部清掃部11,12の押付けローラ22a,22bの間隔が図4にBで示す上記基板Wの一方の幅寸法とほぼ同じになるよう設定する。
つまり、基板Wを保持した保持部106を中心にして第1の清掃ユニット100Aと第2の清掃ユニット100Bを基板Wの幅寸法Bに応じて対称に位置決めする。
つぎに、Y駆動源105を作動させて載置テーブル104をY方向、つまり基板Wが図2と図3に矢印Yで示す方向に進行するよう駆動する。それと同時に、各清掃ユニット100A,100Bの上部清掃部11と下部清掃部12との上下シリンダ23a,23bを作動させ、各一対の押付けローラ22a,22bを接近する方向に駆動する。
Y方向に搬送される基板Wは、対向する一対の側辺部W1,W2の上面と下面とが押付けローラ22a,22bに対向する位置に到達する前に、その上面は吸引ダクト31の下方を通過する。それによって、基板Wの両側辺部W1,W2にゴミが付着していれば、そのゴミは上記吸引ダクト31によって吸引除去されることになる。
吸引ダクト31の下方を通過した基板Wの対向する一対の側辺部W1,W2の上面と下面とは清掃部材15の押付けローラ22a,22bによって押圧された部分で擦られる。清掃部材15には溶剤が供給されているから、その溶剤によって基板Wの一対の側辺部W1,W2の上面と下面とが清掃されることになる。上面には電極107が設けられているから、その電極107が清掃され、下面には電極107が設けられていないから、基板Wの一対の側辺部W1,W2の下面に付着しているゴミなどが清掃除去されることになる。
このように、基板Wの対向する一対の側辺部W1,W2を同時に清掃すれば、一方の側辺W1を清掃部材15が摩擦することで発生する回転モーメントと、他方の側辺W2を清掃部材15が摩擦することで発生する回転モーメントが相殺される。
そのため、載置テーブル104の保持部106に保持された基板Wが回転方向にずれ動くのが防止されるから、この基板Wの対向する一対の側辺W1,W2を全長にわたって確実に清掃することができる。
このようにして、基板Wの一対の側辺部W1,W2を清掃したならば、一対の清掃ユニット100A,100BをX方向の間隔が広くなる方向に駆動した後、載置テーブル104をY方向に後退させる。ついで、保持部106を90度回転させて基板Wの残りの対向する一対の側辺部W3,W4を基板Wの搬送方向であるY方向に沿うよう位置決めする。
ついで、一対の清掃ユニット100A,100Bの前面に設けられた各上下清掃部11,12の押付けローラ22a,22bの間隔が上記基板Wの図4にAで示す幅寸法とほぼ同じになるよう設定する。
そして、Y駆動源105を作動させて載置テーブル104をY方向に駆動すれば、基板Wの一対の側辺部W3,W4の上面に付着するゴミが吸引ダクト31によって吸引除去された後、上記側辺部W3,W4の上下面が清掃部材15によって清掃される。
基板Wの一対の側辺部W3,W4を清掃する場合も、基板Wが回転方向にずれることがないから、一対の側辺部W3,W4を全長にわたった確実に清掃することができる。
しかも、基板Wの4つの側辺部W1〜W4を2回の清掃工程で清掃することができるから、一辺ずつ清掃する場合に比べて半分のタクトタイムで清掃することができる。
このようにして基板Wを清掃する際、押付けローラ22a,22bが上下シリンダ23a,23bによって上下方向に駆動され、清掃部材15を基板Wの各側辺部W1〜W4に押圧すると、そのときの押圧力がロードセル43a,43bによって検出される。
各ロードセル43a,43bの検出信号は制御装置45に出力され、この制御装置45で設定値と比較される。基板Wの厚さにばらつきがあるような場合、各ロードセル43a,43bによる検出値が制御装置45の設定値と異なることがある。
そして、検出値が設定値よりも大きな場合には基板Wや基板Wに設けられた電極107を傷つける虞があり、検出値が設定値よりも小さな場合には基板Wや基板Wに設けられた電極107が確実に清掃されないということがある。
しかしながら、検出値が設定値と異なる場合、制御装置はその差に応じた駆動信号を書く電空レギュレータ44a,44bに出力し、上下シリンダ23a,23bのロッド41a,41bを駆動する気体の圧力を制御する。
したがって、押付けローラ22a,22bは基板Wの各側辺部W1〜W4に対して清掃部材15を常に一定の押圧力で押圧することができるから、基板Wの厚さにばらつきがあるような場合であっても、その基板Wの各側辺部W1〜W4を同じ状態で確実に、しかも基板Wや電極107に傷つけることなく清掃することができる。
上記一実施の形態では清掃部材が基板に押圧される押圧力を検出手段としてのロードセルによって検出するようにしたが、検出手段としては押付けローラが清掃部材を介して基板を押圧したとき、上下シリンダ内に供給された気体の圧力変化を圧力センサで検出するようにしてもよい。
この発明の清掃装置を示す正面図。 一対の清掃ユニットのうちの一方の清掃ユニットの前面を示す側面図。 清掃ユニットの前面に設けられた上部清掃部と下部清掃部を示す拡大図。 4つの側辺に電極が形成された基板の平面図。
符号の説明
13a,13b…供給リール、14a,14b…巻取りリール、15…清掃部材、22a、22b…押付けローラ、23a,23b…上下シリンダ(加圧手段)、43a,43b…ロードセル(検出手段)、44a,44b…電空レギュレータ(制御手段)、45…制御装置(制御手段)。

Claims (3)

  1. 基板の側辺部の上下面を清掃する清掃装置であって、
    上面に上記基板が供給載置されこの基板を位置決め駆動する載置テーブルと、
    供給リールから繰り出されて巻き取りリールに巻き取られることで上記載置テーブルによって位置決めされた上記基板の側辺部に沿って走行するテープ状の清掃部材と、
    上記清掃部材に対向して配置された押付けローラと、
    この押付けローラを駆動して上記清掃部材を上記基板の側辺部に押付ける加圧手段と、
    この加圧手段によって上記押付けローラが上記清掃部材を上記基板に押付けたときに上記清掃部材に加えられた加圧力を検出する検出手段と、
    この検出手段の検出に基いて上記加圧手段が上記押付けローラに加える加圧力が一定となるよう制御する制御手段と
    を具備したことを特徴とする基板の清掃装置。
  2. 上記加圧手段は先端に上記押付けローラが設けられた取付け体を駆動するエアシリンダであって、
    上記検出手段は上記エアシリンダが上記取付け体に加える圧力を検出するロードセルであって、
    上記制御手段は上記エアシリンダに供給する気体の圧力を設定する電空レギュレータ及びこの電空レギュレータによる気体の供給圧力を設定する制御装置であることを特徴とする請求項1記載の基板の清掃装置。
  3. 基板の側辺の上下面を清掃する清掃方法であって、
    基板の側辺部の上下面にテープ状の清掃部材を押付ける工程と、
    上記清掃部材が押付けられた状態で上記基板を所定方向に駆動してその側辺部を上記清掃部材によって清掃する工程と、
    上記清掃部材を上記基板の側辺部に押し当てときの圧力を検出する工程と、
    検出された圧力に基いて上記清掃部材が上記基板の側辺部に押し当てられる圧力が一定になるよう制御する工程と
    を具備したことを特徴とする基板の清掃方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104925448A (zh) * 2015-05-11 2015-09-23 何小平 一种高效玻璃清洗装置
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CN110095890A (zh) * 2019-05-05 2019-08-06 深圳市华星光电半导体显示技术有限公司 清洗装置及清洗方法

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