JP2005259273A - テープ貼付装置及びテープカートリッジの製造装置 - Google Patents

テープ貼付装置及びテープカートリッジの製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 リールハブに対して常に適量のアルコールを塗布でき、テープ貼付作業性の向上を図ることができるテープ貼付装置及びテープカートリッジの製造装置を提供する。
【解決手段】 本発明のテープ貼付装置を構成するフィンガーユニット20において、リールハブ9へアルコールCを塗布する塗布部21の構成が、アルコールCを吐出する吐出部23と、この吐出部23から吐出されたアルコールCの余剰分を収容する収容部24とを備えた構成とする。収容部24は、吐出部23を囲むように形成した凹所とする。この構成により、設備の稼働状態、使用条件等により変動するアルコールの揮発量の影響を少なくして、吐出部23の先端面に常に適量のアルコールを保持させることができ、これによりリールハブ9へ適量のアルコール塗布作業を行って、磁気テープ2の適正な貼付作業を確保し、信頼性の向上を図ることができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、テープリールのリールハブに吸着性を付加する液体、例えばアルコールを介して磁気テープ等を貼着し巻き付けるテープ貼付装置及びこれを備えたテープカートリッジの製造装置に関する。
従来より、例えば1リールタイプのテープカートリッジの製造においては、例えば下記特許文献1に開示されているようなテープカートリッジの製造装置が用いられている。この製造装置は、図7に示すように構成されている。
図7に示すテープカートリッジ製造装置1は、磁気テープ2を供給する磁気テープ供給部3と、この磁気テープ供給部3から供給された磁気テープの一端を保持し、カートリッジ保持部4に保持されているカートリッジ内のテープリールへ当該磁気テープ2を貼着するテープ貼付部5と、カートリッジ保持部4に保持されているカートリッジ内のテープリールを回転駆動可能に支持するリール駆動部6とを備えている。7は、カートリッジのテープリールに巻き付けられた磁気テープ2の先導端に接合されるリーダーテープ8の供給部である。
テープ貼付部5は、磁気テープ供給部3から供給された磁気テープ2の一端を、カートリッジ内のテープリールに巻き付けるテープ貼付装置を含み、このテープ貼付装置は、例えば、図8及び図9に示すような構成のフィンガーユニット10を備えている。図8及び図9に示す従来のフィンガーユニット10は、テープリールのリールハブ表面へ吸着性を付加する液体、例えばアルコール等の界面活性剤を塗布する塗布部11と、磁気テープ2を吸着保持しリールハブ表面へ貼り付ける貼着部12とで構成されている。
塗布部11は、貼着部12よりもフィンガーユニット10の先端側に設けられ、スポンジ状の塗布体13を収容する収容部14を備えている。この収容部14には、フィンガーユニット10の本体内部に形成された供給孔15を介して外部からアルコールが供給されるようになっており、これにより塗布体13にアルコールが含浸される。
一方、貼着部12は、塗布部11の配置面と同一の面に形成され、磁気テープ2の先端側を真空吸着するための複数の吸着孔16を備えている。これら複数の吸着孔16は、フィンガーユニット10の本体内部に形成された通孔17を介して外部の負圧源に接続されている。
なお、この通孔17は上記負圧源と並列に高圧源にも接続され、吸着孔から空気を噴出して磁気テープ2をフィンガーユニット10の表面から浮上させることができるようにもなっている。
以上のように構成される従来のフィンガーユニット10は、図10に示すように、吸着部12にて磁気テープ2の先端を吸着した状態で、カートリッジ保持部4(図7)に保持されているカートリッジケースの内部に進入し、塗布部11がテープリールのリールハブ9の表面に対向する位置(停止位置A)で停止される。そして、フィンガーユニット10をこの位置からリールハブ9へ向かって上方に所定距離上昇させ、アルコールが含浸された塗布体13をリールハブ9の表面へ押し付ける。この状態でテープリールを回転させることにより、リールハブ9へアルコールを塗布する。
アルコールの塗布後、フィンガーユニット10を図10に示す位置へ下降させた後、図11に示すように磁気テープ2の先端が、回転しているリールハブ9と対向する位置(停止位置B)までフィンガーユニット10を前進させる。そして、フィンガーユニット10を再上昇させて磁気テープ2の先端をリールハブ9に近接させた状態で、吸着孔16への負圧の供給を停止し圧縮空気を導入することによって、磁気テープ2の先端をフィンガーユニット10からリールハブ9へ転写する。
これにより、磁気テープ2は、リールハブ9に対し、アルコールを介して貼り付けられる。その後、リールハブ9の回転動作により、磁気テープ供給部3から供給された磁気テープ2がリールハブ9に所定量巻き付けられる。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献を以下に示す。
特開2003−22648号公報
従来のフィンガーユニット10は以上のように構成されるのであるが、従来のフィンガーユニット10では、リールハブ9に対する磁気テープ2の貼付動作を適正に行えない場合があった。これは、アルコールを含浸する塗布体13が空気と接触する面積が比較的大きく、このため塗布体13中のアルコールが比較的短時間で揮発するからである。その結果、リールハブへのアルコール塗布量が減少して、磁気テープ2の貼付作業が失敗に終わる可能性が比較的高かった。
また、アルコールの揮発を抑えるために、一定間隔でアルコールをタンクからフィンガーユニット10へ供給するという対策もあるが、アルコールの揮発量は設備の稼働状態や使用環境等により変動するので、塗布体13が含浸するアルコール量が変動し、その結果リールハブ9へ塗布されるアルコール量にも影響を与えることになる。塗布するアルコール量が少なすぎると磁気テープ2がリールハブ9へ貼り付かず、また、塗布するアルコール量が多すぎると、磁気テープ2とリールハブ9間に挟まれたアルコールで磁気テープ2がスリップしてしまい、失敗する可能性が高くなる。
本発明は上述の問題に鑑みてなされ、リールハブに対して常に適量のアルコールを塗布でき、テープ貼付作業性の向上を図ることができるテープ貼付装置及びこれを備えたテープカートリッジの製造装置を提供することを課題とする。
以上の課題を解決するに当たり、本発明は、リールハブに吸着性を付加する液体を塗布する塗布手段と、磁気テープ又はリーダーテープをリールハブへ貼着する貼着手段とを有し、塗布手段は、上記液体を吐出する吐出部と、この吐出部から吐出された液体の余剰分を収容する収容部とを備えたことを特徴としている。
本発明によれば、吐出部より吐出されたアルコール等の上記液体の余剰分を収容部へ収容するようにし、これにより常に適量のアルコールをリールハブへ塗布するようにしている。これにより、リールハブに対する磁気テープ又はリーダーテープの貼付作業を常に適正に行うことが可能となり、テープカートリッジの製造装置の信頼性が高められる。
ここで、リールハブに吸着性を付加する液体としては、リールハブの表面に、磁気テープ端又はリーダーテープ端に対する吸着性を付加できるものであれば何れも適用可能であり、アルコール等の界面活性剤や界面活性剤の水溶液、あるいは水等が該当する。
なお、「磁気テープ又はリーダーテープ」としたのは、磁気テープをリールハブへ巻き付けるに当たり、テープカートリッジの種類によっては、磁気テープを直接リールハブへ貼り付けるものと、磁気テープの端部に透明なリーダーテープを接合し、当該リーダーテープの端部をリールハブへ貼り付けて磁気テープを巻き付けるものとがあるからであり、その両方とも本発明は適用可能であることを明示する趣旨である。
以上、本発明によれば、リールハブに吸着性を付加する液体を、リールハブに対して常に適量塗布することができるので、リールハブに対する磁気テープ又はリーダーテープの貼付作業を常に適正に行うことができ、これにより、テープカートリッジの製造装置の信頼性を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について図1〜図6を参照して説明する。
ここで、図1Aはフィンガーユニット20の要部平面図、図1Bは図1Aに示したフィンガーユニット20の側断面図、図2Aは磁気テープ2を保持したフィンガーユニット20の要部平面図、図2Bは図2Aに示したフィンガーユニット20の側断面図である。また、図3は停止位置Aにおけるリールハブ9とフィンガーユニット20の相対位置の関係を示す側断面図、図4は停止位置Bにおけるリールハブ9とフィンガーユニット20の相対位置の関係を示す側断面図、図5はフィンガーユニット10の動作を説明する工程フロー図、図6はフィンガーユニット20の停止位置Aにおける位置決め機構を説明する側断面図である。
なお、このフィンガーユニット20は、図7を参照して説明したテープカートリッジの製造装置におけるテープ貼付部5に適用されるが、当該テープカートリッジの製造装置の構成は上述と同様であるので、ここではその説明を省略するものとする。
本実施の形態のフィンガーユニット20は、テープリールのリールハブ9の表面へ吸着性を付加する液体としてアルコール等の界面活性剤を塗布する塗布部21と、磁気テープ2を吸着保持しリールハブ9の表面へ貼り付ける貼着部22とで構成されている。上記吸着性を付加する液体としては、界面活性剤に限らず、界面活性剤の水溶液や水などでもよい。
塗布部21は、貼着部22よりもフィンガーユニット20の先端側に設けられ、アルコール等の界面活性剤を吐出する吐出部23と、この吐出部23から吐出されたアルコールの余剰分を収容する収容部24とを備えている。
吐出部23は、その先端がフィンガーユニット20の上面と同等若しくはこれよりも突出し、その先端面は、平面で、フィンガーユニット20の本体を構成する金属材料で形成されている。吐出部23の先端面は、平面視略正方形状で、その中央部には、フィンガーユニット20の本体内部に形成された供給孔25と連通するアルコールの吐出孔23aが形成されている。吐出孔23aの形状は円形としているが、これに限らない。
吐出部23の先端面は磁気テープ2のテープ幅よりも幅狭に形成され、特に、当該先端面に供給されたアルコールの揮発量を十分に抑制できる大きさが好ましい。本実施の形態では、吐出23の先端面の面積を例えば4〜9平方mmとし、吐出孔23aの開口径を1mm程度としている。
供給孔25には、図示せずともアルコールを貯留する外部のタンクと連絡しており、設備稼働時、テープ貼付動作毎に上記タンク側から供給孔25へ定量のアルコールが送給されるようになっている。
収容部24は、吐出部23の周囲を囲むように形成された平面視略正方形状の環状の凹所でなり、リールハブに貼着される磁気テープ又はリーダーテープのテープ幅と同等な幅を有している。なお、収容部24の平面視形状は、上述の正方形状に限らず、他の多角形状あるいは円環状であってもよい。
収容部24の容積は特に限定されないが、供給孔25を介して吐出部23へ供給されるアルコールの余剰分を収容できるのに十分な大きさの容積が必要とされ、アルコールの供給量、設備の稼働状態、使用環境等により適宜設定される。本実施の形態では、この収容部24の容積を例えば216〜231立方mm程度としている。
一方、貼着部22は、塗布部21の配置面と同一の面に形成され、磁気テープ2の先端側を真空吸着するための複数の吸着孔26を備えている。これら複数の吸着孔26は、フィンガーユニット20の本体内部に形成された通孔27を介して外部の負圧源に接続されている。
なお、この通孔27は上記負圧源と並列に高圧源にも接続され、吸着孔から空気を噴出して磁気テープ2をフィンガーユニット20の表面から浮上させることができるようにもなっている。
次に、以上のように構成されるフィンガーユニット20の動作を図3〜図5を参照して説明する。
フィンガーユニット20は、図3に示すように、吸着部22にて磁気テープ2の先端を吸着した状態で、カートリッジ保持部4(図7)に保持されているカートリッジケースの内部に進入し、塗布部21がテープリールのリールハブ9の表面に対向する停止位置Aで停止される(図5においてステップS1,S2)。
なお、フィンガーユニット20は、図示せずとも、カートリッジケースの前面側に形成されたテープ引出し用の開口部を介して、このカートリッジケースの内部に進入する。
次いで、図示しないアルコール貯留タンク側から供給孔25へ定量のアルコールCを供給する(ステップS3)。これにより、吐出部23の先端面にアルコールCが滲み出て、図3に示すように、表面張力で所定量のアルコールが吐出部23先端面に保持されることになる。
ここでは、吐出部23の先端面に保持されるアルコール量が、リールハブ9へ塗布するのに適した量、即ち、テープが貼り付く最低量以上であって、リールハブ9とテープ2との間にスリップが生じない程度のアルコール量となるように、吐出部23の先端面の面積あるいは吐出孔23aの孔径が設定されている。
また、設備の稼働状況や使用環境、その他諸条件により、アルコールの揮発量は大きく異なるため、供給孔25へ送給されるアルコール量は、リールハブ9へ塗布するのに適した量よりもやや多めに設定するのが好ましい。余剰アルコール量は、吐出部23から溢れ出し、周囲の収容部24へ流れ落ちるので、吐出部23の先端面には常に適量のアルコールCが保持されることになる。
なお、収容部24は、吐出部23を囲むように形成されているので、吐出部23から溢れ出したアルコールCを確実に捕捉でき、磁気テープ2や周囲の構造物に対する当該余剰アルコールの付着による汚染を回避することができる。
また、収容部24は、空気との接触面積が比較的大きいために、収容部24に収容された余剰アルコールは短時間で揮発する。従って、次なるテープ貼付動作において新しいアルコールが供給されても、当該収容部24が余剰アルコールで一杯になることはない。
さて、吐出部23の先端面に定量のアルコールCを供給した後、続いてフィンガーユニット20を図3に示す位置から所定量上昇させて、吐出部23の先端がリールハブ9の表面に近接する位置で停止させる(ステップS4)。
本実施の形態では、吐出部23をリールハブ9に接触させず、吐出部23の先端面から表面張力で膨出したアルコールが直接リールハブ9へ付着するように、フィンガーユニット20の上昇停止位置が規制されている。これにより、金属面でなる吐出部23の先端面がリールハブ9へ接触することによるリールハブ9の損傷が防止される。
続いて、リール駆動部6(図7)を作動させ、テープリールを回転させる(ステップS5)。本実施の形態において、リールハブ9は、図3において矢印R方向に回転する。そして、リールハブ9の回転により、リールハブ9の表面中央部に、吐出部23から転写されたアルコールがスジ状に塗布される。
次に、フィンガーユニット20は図3に示す元の位置にまで下降し(ステップS6)、その後更に前進して、図4に示すように、貼着部22で保持されている磁気テープ2の先端部がリールハブ9と対向する停止位置Bで停止される(ステップS7)。
そして、フィンガーユニット20を再び上昇させ(ステップS8)、磁気テープ2の先端をリールハブ9に近接させた状態で、吸着孔26への負圧の供給を停止して吸着作用を解除すると同時に、圧縮空気を導入することによって、磁気テープ2の先端をフィンガーユニット20からリールハブ9へ転写する(ステップS9)。
これにより、磁気テープ2は、リールハブ9に対し、アルコールを介して貼り付けられる。その後、リールハブ9の回転動作により、磁気テープ2がリールハブ9に巻き付けられる。このとき、吐出部23はテープ幅よりも幅狭に形成されており、このためリールハブ9へはスジ状にアルコールが塗布されるだけであるので、テープ貼付時、アルコールがテープのエッジ部分からはみ出ることもない。
以上のように、本実施の形態のフィンガーユニット20によれば、吐出部23から吐出されたアルコールの余剰分を収容する収容部24を備えているので、設備の稼働状態や使用条件等に関係なく、リールハブ9に対して常に適量のアルコールを塗布することができる。これにより、リールハブ9に対する磁気テープ2の貼付作業を常に適正に行うことができ、設備稼働率を向上させ、テープカートリッジの製造装置の信頼性を高めることができる。
また、リールハブ9に対して常に適量のアルコールを塗布することができるので、アルコール吐出量の管理負担を軽減でき、また、使用アルコール量の低減をも図ることができる。その結果、カートリッジケース内で気化するアルコール量を低減でき、テープカートリッジの品質向上にも貢献することができる。
また、本実施の形態のフィンガーユニット20は、塗布部21と貼着部22とを隣接配置した構成であるので、リールハブ9へのアルコール塗布後、迅速にテープ2をリールハブ9へ貼着させることができる。
なお、本実施の形態においては、フィンガーユニット20を停止位置Aに適正に停止させるべく、例えば図6に示すように、フィンガーユニット20の基部に、当該フィンガーユニット20が停止位置Aに達した時点で、駆動シリンダ30で進退駆動されるストッパブロック31に当接する当接部32を形成している。これにより、フィンガーユニット20を機械的に停止位置Aに位置決めでき、リールハブ9に対するアルコール塗布工程の信頼性を高めることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
例えば以上の実施の形態では、リールハブ9へアルコールを塗布するのに、リールハブ9を回転させるようにしているが、アルコールの塗布領域は、リールハブ9の全周領域に限らない。即ち、停止位置Aにおいてフィンガーユニット20をアルコール塗布位置まで上昇させた後のリールハブ9の回転量は例えば30°程度でよく、その後リールハブ9の回転を停止させ、磁気テープ2の貼着時に再度、回転駆動するようにしてもよい。これにより、塗布したアルコールが遠心力で外方へ飛散することを回避できる。
また、以上の実施の形態では、リールハブ9に直接磁気テープ2の端部が貼着されるタイプのテープカートリッジの製造を例に挙げて説明したが、これに限らず、リールハブ9と磁気テープ2との間に所定長の透明なリーダーテープが介在するタイプのテープカートリッジの製造にも本発明は適用可能である。この場合、リーダーテープの端部が、リールハブ9の貼着されることになる。
更に、以上の実施の形態では、リールハブ9に対する磁気テープ2の貼着工程を、テープリールがカートリッジケースの内部に収容された状態(いわゆる内巻き)で行うようにしたが、これに代えて、テープリールがカートリッジケースに収容されていない状態(いわゆる外巻き)で行うようにしてもよい。
本発明の実施の形態のテープ貼付装置を構成するフィンガーユニット20の構成を示す図であり、Aは要部平面図、Bは図1のフィンガーユニット20の側断面図である。 磁気テープ2を吸着保持したフィンガーユニット20の図であり、Aは要部平面図、Bは図2Aのフィンガーユニット20の側断面図である。 フィンガーユニット20が停止位置Aで停止した状態を示す要部側断面図である。 フィンガーユニット20が停止位置Bで停止した状態を示す要部側断面図である。 フィンガーユニット20の動作を説明する工程フロー図である。 フィンガーユニット20の停止位置Aにおける位置決め機構を説明する要部側断面図である。 従来のテープカートリッジの製造装置の概略構成図である。 従来のフィンガーユニット10の構成を示す図であり、Aは要部平面図、Bは側断面図である。 磁気テープを吸着保持した従来のフィンガーユニット10を示す図であり、Aは要部平面図、Bは側断面図である。 従来のフィンガーユニット10によるアルコール塗布工程を説明する要部側断面図である。 従来のフィンガーユニット10によるテープ貼着工程を説明する要部側断面図である。
符号の説明
1…テープカートリッジの製造装置、2…磁気テープ、3…磁気テープ供給部、5…テープ貼付部、6…リール駆動部、9…リールハブ、20…フィンガーユニット、21…塗布部、22…貼着部、23…吐出部、23a…吐出孔、24…収容部、26…吸着孔、C…アルコール。

Claims (10)

  1. リールハブに吸着性を付加する液体を介して磁気テープ又はリーダーテープを貼着し巻き付けるテープ貼付装置であって、
    前記リールハブに前記液体を塗布する塗布手段と、前記磁気テープ又はリーダーテープを前記リールハブへ貼着する貼着手段とを有し、
    前記塗布手段は、前記液体を吐出する吐出部と、この吐出部から吐出された前記液体の余剰分を収容する収容部とを備えた
    ことを特徴とするテープ貼着装置。
  2. 前記収容部は、前記吐出部の周囲を囲むように形成された凹所でなる
    ことを特徴とする請求項1に記載のテープ貼着装置。
  3. 前記吐出部は、前記磁気テープ又はリーダーテープのテープ幅よりも幅狭に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のテープ貼着装置。
  4. 前記吐出部は、前記リールハブに対し非接触で前記液体を塗布する
    ことを特徴とする請求項1に記載のテープ貼着装置。
  5. 前記貼着手段は、上面に前記磁気テープ又はリーダーテープを吸着しテープ幅方向に延在するフィンガーユニットでなり、前記塗布手段は、前記フィンガーユニットの先端に設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のテープ貼着装置。
  6. 磁気テープ又はリーダーテープを供給する供給部と、リールハブを回転駆動可能に支持するリール駆動部と、前記供給部から供給された磁気テープ又はリーダーテープの一端を保持し前記リールハブへ貼着するテープ貼付部とを備えたテープカートリッジの製造装置において、
    前記テープ貼付部は、前記リールハブに吸着性を付加する液体を塗布する塗布手段と、前記磁気テープ又はリーダーテープを前記リールハブへ貼着する貼着手段とを有し、
    前記塗布手段は、前記液体を吐出する吐出部と、この吐出部から吐出された前記液体の余剰分を収容する収容部とを備えた
    ことを特徴とするテープカートリッジの製造装置。
  7. 前記収容部は、前記吐出部の周囲を囲むように形成された凹所でなる
    ことを特徴とする請求項6に記載のテープカートリッジの製造装置。
  8. 前記吐出部は、前記磁気テープ又はリーダーテープのテープ幅よりも幅狭に形成されている
    ことを特徴とする請求項6に記載のテープカートリッジの製造装置。
  9. 前記吐出部は、前記リールハブに対し非接触で前記液体を塗布する
    ことを特徴とする請求項6に記載のテープカートリッジの製造装置。
  10. 前記貼着手段は、上面に前記磁気テープ又はリーダーテープを吸着しテープ幅方向に延在するフィンガーユニットでなり、前記塗布手段は、前記フィンガーユニットの先端に設けられている
    ことを特徴とする請求項6に記載のテープカートリッジの製造装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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