JP2005327083A - 事務機器の管理装置及びその管理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 事務機器の消耗品の消費量や稼働量に予測と異なる変動が発生した場合に、適切、適時の対応ができる事務機器の管理装置を提供する。
【解決手段】 この発明の管理装置である遠隔監視・診断サーバKSSは、ネットワークを介して接続された複数の画像形成装置MFPから遠隔監視・診断用のデータを収集し、収集したデータに基づき、各画像形成装置の遠隔監視・診断を行い、遠隔監視・診断に対応した処置を行うべき日程を予測して各画像形成装置に通知する。この場合、遠隔監視・診断サーバは、処置を行うべき日程の予測を通知した後も、日程の予測を継続的に繰り返し行い、既に通知した日程を変更すべきであると判断した場合には、その判断に適応するように、日程を再設定および通知を行う。したがって、画像形成装置に対する処置の最適な日程が常に維持され、保守のための消耗品在庫および技術者派遣等を効率よく実施することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、事務機器の遠隔監視・診断を行う事務機器の管理装置に関し、特に、ネットワークを介して接続された複数の事務機器から遠隔監視・診断用のデータを収集し、収集したデータに基づき、各事務機器の遠隔監視・診断を行い、遠隔監視・診断に対応した処置を行うべき日程を予測して事務機器に通知する事務機器の管理装置及びその管理プログラムに関する。
近年画像形成装置の機能はデジタル技術の発展に伴い通信機能などを装備し多機能化し、配置される台数も大幅に増加している。そこで、保守に関連した問題が発生した場合に、いつでも速やかに対応できるように、補充のための消耗品を余分に在庫したり、対応できる技術を有する人材を多数養成しなければならない。そこで、例えば、下記の文献の発明は、ユーザの下に配置された画像形成装置の消耗品の消費しきる日にちを算出し、その日にちよりも所定の日にち前に通知することを提案している(例えば特許文献1参照)。
特開2002−99184号公報 (要約、第2図)
しかし、上記従来技術では例えば一旦、消耗品の消費しきる日にちや寿命に達する日にち等を算出し、通知などを行った後に、消耗品の消費量や稼働量に相当な変動が発生した場合に、適切で適時の対応をすることが困難である。
この発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、画像形成装置のような事務機器の保守のために、消耗品の残数や寿命等に関するデータを定期的かつ継続的に収集し、消耗品の消費しきる日にちや寿命に達する日にち等を算出し、ユーザ側に必要な通知などを行った後に、消耗品の消費量や稼働量に相当な変動が発生した場合に、適切で適時の対応をすることができる事務機器の管理装置及びその管理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、ネットワークを介して接続された事務機器から遠隔監視又は診断用のデータを収集し、収集したデータに基づき、前記事務機器の遠隔監視又は診断を行う事務機器の管理装置であって、前記収集したデータに基づき、遠隔監視又は診断に対応した処置を行うべき日程を予測して前記事務機器に通知する予測日程通知手段と、前記予測日程通知手段により処置を行うべき日程の予測を通知した後に、日程の予測を継続的に繰り返し行い、既に通知した日程を変更すべきであると判断した場合には、その判断に適応するように、日程を再設定し、その旨通知する予測日程再通知手段とを備えてなる。
また、本発明は、ネットワークを介して接続された事務機器から遠隔監視又は診断用のデータを収集し、収集したデータに基づき、前記事務機器の遠隔監視又は診断を行う事務機器の管理装置であって、前記収集したデータに基づき、遠隔監視又は診断に対応した処置を行うべき日程を予測して前記事務機器に通知する日程を設定する予測日程設定手段と、前記予測日程設定手段により、通知を行うべき日程の予測を設定した後に、日程の予測を継続的に繰り返し行い、既に設定した日程を変更すべきであると判断した場合には、その判断に適応するように、日程を再設定する予測日程再設定手段とを備えてなる。
以上に詳述したように本発明によれば、遠隔監視・診断に対応した処置を行うべき予測日程を事務機器側に通知する日程を設定した後も、あるいは事務機器側に予測日程を通知した後も、日程の予測を継続的に繰り返し行い、日程の変更が必要であるようななんらかの変動が発生した場合には、その変動に適応するように、既に設定した日程又は通知した日程を変更するので最適な日程が常に維持される。したがって、事務機器に対する保守のための消耗品在庫および技術者派遣等を効率よく実施することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。図1は、この発明の事務機器の管理装置に対応する遠隔監視・診断サーバの実施の形態を示すブロック図、図2は、図1の遠隔監視・診断サーバの消耗品の残数管理の動作を示すグラフ、図3は、図2の場合の途中で減少傾向に大幅な変化が生じたとき、予測を変更するための方法を説明するグラフ、図4は、消耗品の在庫等のデータを設定する方法を説明するためのフローチャート、図5は、図4で示される設定後に、通知条件を設定する方法を説明するためのフローチャート、図6は、時系列をもって順次に処置しなければならないような場合の処理の方法を説明するためのフローチャートである。
図1の遠隔監視・診断システムにおいて、エンドユーザの各種の機器(例えば、多機能プリンタMFP−1,MFP−2,MFP−3,普通紙複写機PPC−1.プリンタPRT−1,スキャナSCN−1,パーソナルコンピュータPC−1,PC−2,・・・・)がLANを介して相互に接続されている。さらに、このLANは、ファイアウオールFWを経て、インターネットに接続された遠隔監視・診断サーバKSSに接続されている。これらの機器(以降、多機能プリンタMFPを例として説明する)に対するサービスの提供側である、機器のメーカ、外国にある統括現地法人、販売会社、サービスセンタ等の端末もインターネットを経て遠隔監視・診断サーバKSS(本発明の事務機器の管理装置)に接続されている。
遠隔監視・診断サーバKSSは、接続された機器の監視および診断を行う装置として動作するために、CPU、インターフェースINT、ROMやRAMやHDDを含む記憶装置MEMを有しており、その記憶装置MEMにはエンドユーザの多機能プリンタMFP(MFP−1,MFP−2,MFP−3)に対するサービスの提供側から与えられた遠隔監視・診断プログラムを格納している。遠隔監視・診断プログラムには、エンドユーザの多機能プリンタMFPに提供する各種のサービスを実行するためのプログラムが格納されている。例えば、保守プログラムとしての消耗品(例えば、トナーボトル)の残数管理プログラムや、消耗品(例えば、感光体ドラム)のライフ管理プログラム等である。その他としては、例えば、課金や統計処理などがある。
上述した保守に関連する2つの例について以下で説明する。先ず、消耗品の残数管理について図2ないし図5を参照して説明する。この場合、消耗品の残数のデータは定期的(例えば、毎日1回)に多機能プリンタMFPから遠隔監視・診断サーバKSSに送られてくるものとする。もちろん、他の態様として遠隔監視・診断サーバKSSが多機能プリンタMFPに読み取りに行ってもよいことはいうまでもない。消耗品の残数管理に関するここでの説明では、分かり易くするために、消耗品はトナーボトルであるものとする。したがって、消耗が同様に行われる消耗品については同様に適用できることは容易に理解できるであろう。
図2は、トナーボトルに関する残数管理方法の一例を示すグラフであり、図4は、遠隔監視・診断サーバKSSが保有する記憶装置MEMを用いて構成するデータベースDBへの設定等をする為のMFPのフローチャートである。多機能プリンタMFPには図2に示される初期(時刻t0;ここでは、日時あるいは日付も含めて時刻という)に存在するトナーボトルの残数(設置数)P1および他の残数管理に必要な入力項目が入力可能なように、遠隔監視・診断サーバKSSのデータベースDBから所定のフォーマットを受信し(S11)、受信したフォーマットに基づき、入力画面が多機能プリンタMFPの表示器に表示される(S12)。表示された入力画面に基づいて必要な値が操作者によって入力されその情報が設定される(S13)と、それらの値は遠隔監視・診断サーバKSSに送られ(S14)、データベースDBに格納される。
さらに、多機能プリンタMFPが取るべき対応を通知するための通知条件(例えば、トナーボトルの残数がゼロになる何日前に通知するか)を設定するためのフォーマットを示す表示画面情報が図5に示されるように、遠隔監視・診断サーバKSSのデータベースDBから受信し(S21)、受信したフォーマットに基づき、入力画面を多機能プリンタMFPの表示器に表示する(S22)。表示された入力画面に必要な条件(例えば後述のDTA(図2))が操作者によって入力され多機能プリンタMFPに設定される(S23)と、それらの条件入力は遠隔監視・診断サーバKSSに送られ(S24)、データベースDBに格納される。
上述のような設定が完了し、多機能プリンタMFPでのトナーボトルの消費が進むにつれてトナーボトルの残数は次第に減少して行く。この減少に関するデータは、多機能プリンタMFPから定期的に遠隔監視・診断サーバKSSにインターネットを介して通知される。例えば、トナーボトルが補充されないで、消費され続けたとすると、その変化は図2のラインL11で示されるように変化する。この変化は、遠隔監視・診断サーバKSSの記憶装置MEMに格納される。遠隔監視・診断サーバKSSは、記憶装置MEMに保有する処理プログラムにより、記憶装置MEMに格納したこのデータを処理し、トナーボトルの減少傾向を直線L12のように線形予測する。
例えば、時刻t0から時刻t2まで多機能プリンタMFPが使用され、そのデータから時刻t2において、遠隔監視・診断サーバKSSがトナーボトルの減少変化をラインL12のように予測した場合、トナーボトルの残数がゼロになるのは時刻t13と予測される。遠隔監視・診断サーバKSSは、残数がゼロになることを時刻t13よりも手配余裕等のための時間DTAだけ早い時刻t11に多機能プリンタMFPに対して通知すべきであると判断する。しかし、そのように判断した時点は、時刻t2であるので、遠隔監視・診断サーバKSSは、多機能プリンタMFPに通知することはせず、時刻t11が到来するのを待つこととなる。その後も遠隔監視・診断サーバKSSは、上述の動作と同様に定期的にトナーボトルの残数がゼロになる時刻および通知すべき時刻をチェックする。
その後、トナーボトルが同じように減少し続けるが、時刻t11になったとき、トナーボトルの残数が時刻t13にゼロになることを検出すると、遠隔監視・診断サーバKSSは、時刻t13の時間DTAだけ前は時刻t11であり、通知するタイミングが到来していることを検出し、時刻t13にトナーボトルの残数がゼロになることを多機能プリンタMFPに通知する。この例において、トナーボトルの残数がゼロになる時刻を予測するための予測直線L12は、消費傾向に応じて傾きなどが予め決められたものでもよいが、ここでは、時間の経過に従って多機能プリンタMFPから送られてくるデータに基づいて予測直線を求めている。例えば、時刻t0から時刻t2までのトナーボトルの減少傾向から予測直線L12を求める。もちろん、この例における予測は最小2乗法を用いた線形予測によって簡易化できるが、その予測方法に限定されるわけではない。
上述のように、トナーボトルの残数がゼロになるのが時刻13であることを多機能プリンタMFPに対して時刻t11に通知した後であっても、遠隔監視・診断サーバKSSは、トナーボトルの残数の変化の予測を更に続け、既に通知したトナーボトルの残数がゼロになる時刻t13に関し、予測に反するような変動を検出した場合には、再設定機能を駆動して設定を変更するとともにその旨を多機能プリンタMFPに更に通知する。例えば、時刻t11より後で時刻t13より前の時刻t12のチェックにおいて、予測直線が直線L12から直線L13に変わり、トナーボトルの残数がゼロになるのが時刻13から時刻t14に変化していることを検出した場合、遠隔監視・診断サーバKSSは、時刻t12においてその旨を既多機能プリンタMFPに通知する。
上述の例においては、トナーボトルの残数がゼロになる時刻よりも予め決められた時間DTAだけ前の通知時刻になって初めて遠隔監視・診断サーバKSSは、その旨を多機能プリンタMFPに通知することとしているが、通知時刻の前でも予測した通知時刻を記憶装置MEMに設定しておき、設定に反するような事態が発生しない限り、設定しておいた通知時刻になったら、その旨を多機能プリンタMFPに通知するようにしてもよい。例えば、図3に示すように、時刻t0から時刻t2まで多機能プリンタMFPが使用されたときに、遠隔監視・診断サーバKSSがトナーボトルの減少変化をラインL12のように予測した場合、トナーボトルの残数がゼロになるのは時刻t13であるので、遠隔監視・診断サーバKSSは、残数がゼロになることを時刻t13よりも手配余裕等のための時間DTAだけ早く通知できるように、時刻t11を通知時刻として設定しておく。
時刻t11を通知時刻として設定した後においても、遠隔監視・診断サーバKSSは、多機能プリンタMFPから送られてくるデータを収集し、これをデータ処理のタイミング毎に適切に処理する。この間に予測に反するような特別なことが発生せずに、トナーボトルの残数がラインL12に沿って減少し、時刻t11に到達した場合には、設定されていた通知を多機能プリンタMFPに表示して通知する。しかし、例えば、時刻t3に減少傾向に大幅な変化があったような場合には、これに適応できるように予測を変更する必要がある。例えば、図3のように線形予測をラインL12からラインL14に変更する必要が生じた場合には、トナーボトルの残数がゼロになるのは、時刻t13よりも遅れて時刻t16になる。
このようにトナーボトルの残数がゼロになるのが時刻t13よりも遅れて時刻t16になった場合、遠隔監視・診断サーバKSSは、残数がゼロになることを時刻t16より時間DTAだけ早く通知できるように、再設定機能を駆動し、時刻t15を通知時刻として再設定する。その後、何も特別なことが発生せずに、時刻t15に到達した場合には、設定されていた通知表示を多機能プリンタMFPに対して実行する。もちろん、この間に更なる変動が発生すれば通知時刻の再々設定を行うことはいうまでもない。
また、時刻t15の通知時刻において通知した後であっても、遠隔監視・診断サーバKSSは、トナーボトルの残数の変化の予測を更に続け、既に通知したトナーボトルの残数がゼロになる時刻t16に関し、予測に反するような変動を検出した場合には、再設定機能を駆動して設定を変更するとともにその旨を多機能プリンタMFPに更に通知するのは、図2の例と同様である。上述の例において遠隔監視・診断サーバKSSが有する重要な能力の一つは、状況の変化に応じて通知すること等の対応処置をリアルタイムに変化させ最適な対応ができることである。各時刻の設定は例えば1ヶ月前予告や1週間前予告など選択できるようにしてもよい。
遠隔監視・診断サーバKSSの処理を図10のフローチャートを用いて纏めて説明すると、まず、遠隔監視・診断サーバKSSは、画像形成装置より取得した消耗品等に関する情報から、所定の処置を行うべき日程を予測し(ステップS1)、その通知日を予測日程設定手段によって設定する(ステップS2)。そして、通知日となるまで、以上の動作を繰り返して行う(ステップS3)。通知日となると(ステップS3,yes)、予測日程通知手段によって画像形成装置に処置するべき予定日を通知し(ステップS4)、処置された旨の情報が受信できない場合は(ステップS5,no)、さらに日程の予測を継続し(ステップS6)、日程の変更があるか否かを判断する(ステップS7)。そして、日程の変更があると判断した場合(ステップS7,yes)は、予測日程再通知手段によって、再通知を行い(ステップS8)、ステップS5に戻る。日程の変更がないと判断された場合も同様にステップS5に戻る。以上のステップS5〜ステップS8の動作は、所定の処置がとられるまで、繰り返して行われ、所定の処置がとられた場合に処理を終了する(ステップS5,no)。なお、ステップS3にて肯定的でないnoの場合、再度日程予測した後のステップS2は予測日程再設定手段である。
上述の例においては、理解しやすくするために、通知の内容は、トナーボトルの残数がゼロになる時よりも所定時間だけ前を残数ゼロを予告する通知時刻(通知日)とする単一の設定で説明したが、より実際に近い通知内容の形態を図6を参照して説明する。遠隔監視・診断サーバKSSは、多機能プリンタMFPから送られてくるデータを取得および格納し(S61)、データに関する対応日程を推定処理すべきタイミングを検出すると(S62)、その推定処理を行う(S63)。例えば、トナーボトルの残数がゼロになる時刻が検出されたとき、残数がゼロになる時刻に対して、時間CTAだけ早い時刻TA(不図示)をトナーボトルの残数がゼロになる時刻の通知時刻とし、時間CTB(CTA>CTB)だけ早い時刻TBをトナーボトルの発注を促す時刻とし、時間CTN(CTB>CTN)だけ早い時刻TNをトナーボトルの納入督促を促す時刻として設定あるいは状況の変化に基づいて再設定する。
このように設定あるいは再設定した遠隔監視・診断サーバKSSは、第1,第2,〜,第Nの通知条件である時刻TA,TB,〜,TNのうち最初に到達する第1の通知条件の時刻TAに到達したか否かを判断する(S64)。時刻TAに到達していれば、トナーボトルの残数がゼロになる時刻を多機能プリンタMFPに通知表示する(S68)。時刻TAに到達していないか、あるいは、時刻TAは既に過ぎていて通知表示は処理済みである場合には、第2の通知条件である時刻TBに到達したか否かを判断する(S65)。時刻TBに到達していれば、多機能プリンタMFPにトナーボトルの発注を促すための通知表示をする(S68)。
ステップS65の判断の結果、時刻TBに到達していないか、あるいは、時刻TBは既に過ぎていて通知表示は処理済みである場合には、順次に同様な動作を行い、第N−1の通知条件の処理後に、第Nの通知条件である時刻TNに到達したか否かを判断する(S66)。時刻TNに到達していれば、多機能プリンタMFPにトナーボトルの納入督促を促すための通知表示をする(S68)。時刻TNに到達していないか、あるいは、時刻TNは既に過ぎていて通知表示は処理済みである場合には、遠隔監視・診断の動作を終了するか否かを判断し、終了の条件が満たされていれば終了するが、そうでない場合にはステップS61に戻って上述の動作を繰り返す。
この例においても、遠隔監視・診断サーバKSSは、多機能プリンタMFPに所定の通知を行った後において、通知した時刻に関して、予測と異なる事態が発生したときには、その事態に対応した再設定を行うとともにその旨を多機能プリンタMFPに通知する。この例において遠隔監視・診断サーバKSSが有する重要な能力の一つは、状況の変化に応じてリアルタイムに対応できるとともに、多機能プリンタMFPから送られてくるデータに対応すべき複数の処置(例えば、日程管理)を時系列をもって順次に処置できることである。
次に、上述した保守に関連した2つの例の後者のライフ管理の例について以下で説明する。先の例では消耗品の残数を扱ったが、ここでの取り扱いの対象が消耗品の残り寿命という点を除けばほぼ原理は同じである。分かり易くするための具体例として感光体ドラムを例に挙げることとする。使用に望ましくない程度に劣化が進んだ使用限界Q1(寿命とは例えば、最大累計複写枚数、最大累計回転数、最低複写性能等で指定される限界である)は、図8に示されるように、フォーマットをデータベースDBから受信し(S31)、与えられたフォーマットに従って入力画面表示する(S32)。入力画面表に所定の値が操作者によって入力され多機能プリンタMFPに設定される(S33)。それらはデータベースDBに送信される(S34)。また、通知条件の設定も図9に示されるように、通知するための余裕時間DTBなどを含めてステップS41〜S44を経てデータベースDB等に格納される。
上述の場合、遠隔監視・診断サーバKSSは、図7に示されるように、時刻t3,t4(ここでは、日時あるいは日付も含めて時刻という)の経過に伴い、感光体ドラムの性能劣化(この例では累計複写枚数とする)に関するデータおよびライフ管理プログラムに基づき、性能劣化が直線L22に沿って進んでおり、感光体ドラムの交換日が時刻t23であることが予測できる。そこで、遠隔監視・診断サーバKSSは、時刻t23よりも余裕時間DTBをもった時刻t21を通知時刻として設定する。
したがって、時刻t4の後に、同様なチェックは継続するが、この予測に反するようなことが生じなければ、時刻t21が到来したときに、遠隔監視・診断サーバKSSは、多機能プリンタMFPに対して感光体ドラムの交換日が時刻t23であることを通知表示する。また、遠隔監視・診断サーバKSSは、多機能プリンタMFPに対して時刻t21に所定の通知表示をした後においても、時刻t23に変動が無いか否かをチェックする。その結果、例えば、時刻t22において、性能劣化が遅れて直線L23に沿って進んでおり、感光体ドラムの交換日が時刻t24になったことを予測すると、遠隔監視・診断サーバKSSは、その旨を多機能プリンタMFPに通知表示する。
同様なことは、時刻t21よりも前に発生することがある。例えば、時刻t5より前では、性能劣化が直線L23に沿って進んでいると検出されている場合に、遠隔監視・診断サーバKSSが時刻t5において、性能劣化に変動があった(例えば、通常に比較してあまり複写が行われなかった)ということを認識し、性能劣化が直線L23に沿って進んでいること、および、感光体ドラムの交換日が時刻t24になったことを検出すると、遠隔監視・診断サーバKSSは、時刻t24よりも余裕時間DTBをもった時刻t22を通知時刻として再設定する。
再設定した後に予測に反することが何も発生しなければ、時刻t22に感光体ドラムの交換日が時刻t24になったことを多機能プリンタMFPに通知表示する。したがって、感光体ドラムの劣化が進まなかった時間に適応するように交換日を後ろに延ばすことが自動的に実行される。感光体ドラムの交換以外のオーバーホール等の種々の対応も図6のフローチャートと同様に日程管理を伴って実行可能であることはいうまでもない。
なお、本実施の形態において図4〜図6、図8〜図10に示した遠隔監視・診断サーバKSS内に設けられた記録媒体に記憶されたプログラムに基づいてコンピュータにより実行されるが、このプログラムは、サーバKSS内に記憶される場合に限らず、同様の機能をネットワークから装置にダウンロードしても良いし、同様の機能を記録媒体に記憶させたものを装置にインストールしても良い。記録媒体としては、CD−ROM等プログラムを記憶でき、且つ装置が読取り可能な記録媒体であれば,その形態は何れの形態であっても良い。またこのように予めインストールやダウンロードにより得る機能は装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と協働してその機能を実現させるものであっても良い。
この発明の遠隔監視・診断サーバの実施の形態を示すブロック図である。 図1の遠隔監視・診断サーバの消耗品の残数管理の処理を示すグラフである。 図2の場合の途中で減少傾向に大幅な変化が生じたとき、予測を変更するための概念を説明するグラフである。 消耗品の在庫等のデータを設定する方法を説明するためのフローチャートである。 図4で示される設定後に、通知条件を設定する方法を説明するためのフローチャートである。 時系列をもって順次に処置しなければならないような場合の処理の方法を説明するためのフローチャートである。 図1の遠隔監視・診断サーバの消耗品のライフ管理の処理を示すグラフである。 消耗品の使用限界のデータを設定する方法を説明するためのフローチャートである。 図8で示される設定後に、通知条件を設定する方法を説明するためのフローチャートである。 図2及び図3で示した日程の予測と通知の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
KSS 遠隔監視・診断サーバ、MFP−1,MFP−2,MFP−3 多機能プリンタ、PPC−1 普通紙複写機、INT インタフェース、MEM 記憶装置、L11〜L23 予測ライン。

Claims (6)

  1. ネットワークを介して接続された事務機器から遠隔監視又は診断用のデータを収集し、収集したデータに基づき、前記事務機器の遠隔監視又は診断を行う事務機器の管理装置であって、
    前記収集したデータに基づき、遠隔監視又は診断に対応した処置を行うべき日程を予測して前記事務機器に通知する予測日程通知手段と、
    前記予測日程通知手段により処置を行うべき日程の予測を通知した後に、日程の予測を継続的に繰り返し行い、既に通知した日程を変更すべきであると判断した場合には、その判断に適応するように、日程を再設定し、その旨通知する予測日程再通知手段と、
    を備えてなる事務機器の管理装置。
  2. ネットワークを介して接続された事務機器から遠隔監視又は診断用のデータを収集し、収集したデータに基づき、前記事務機器の遠隔監視又は診断を行う事務機器の管理装置であって、
    前記収集したデータに基づき、遠隔監視又は診断に対応した処置を行うべき日程を予測して前記事務機器に通知する日程を設定する予測日程設定手段と、
    前記予測日程設定手段により、通知を行うべき日程の予測を設定した後に、日程の予測を継続的に繰り返し行い、既に設定した日程を変更すべきであると判断した場合には、その判断に適応するように、日程を再設定する予測日程再設定手段と、
    を備えてなる事務機器の管理装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の事務機器の管理装置において、
    前記遠隔監視又は診断の対象には、少なくとも事務機器の消耗品の残数または消耗品の寿命が含まれ、
    前記日程の予測は、これらの残数または寿命は線形に変化するものと看做して行われることを特徴とする事務機器の管理装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の事務機器の管理装置において、
    前記遠隔監視又は診断に対応した処置には、同一対象に対して時系列に従って対処すべき複数の処置を含んでいることを特徴とする事務機器の管理装置。
  5. ネットワークを介して接続された事務機器から遠隔監視又は診断用のデータを収集し、収集したデータに基づき、事務機器の遠隔監視又は診断を行うことをコンピュータに実行させる事務機器の管理プログラムであって、
    前記収集したデータに基づき、遠隔監視又は診断に対応した処置を行うべき日程を予測して各画像形成装置に通知する予測日程通知ステップと、
    前記予測日程通知ステップにより、前記処置を行うべき日程の予測を通知した後に、日程の予測を継続的に繰り返し行い、既に通知した日程を変更すべきであると判断した場合には、その判断に適応するように、日程を再設定し、その旨通知する予測日程再通知ステップと、 をコンピュータに実行させる事務機器の管理プログラム。
  6. ネットワークを介して接続された事務機器から遠隔監視又は診断用のデータを収集し、収集したデータに基づき、前記事務機器の遠隔監視又は診断を行うことをコンピュータに実行させる事務機器の管理プログラムであって、
    前記収集したデータに基づき、遠隔監視又は診断に対応した処置を行うべき日程を予測して前記事務機器に通知する日程を設定する予測日程設定ステップと、
    前記予測日程設定ステップにより、通知を行うべき日程の予測を設定した後に、日程の予測を継続的に繰り返し行い、既に設定した日程を変更すべきであると判断した場合には、その判断に適応するように、日程を再設定する予測日程再設定ステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする事務機器の管理プログラム。
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