JP2005324574A - 車両後方確認支援装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 搭乗者がドアを開けた場合であってもドアミラーを見ながら車両後方を確認することができ、搭乗者が安全に車両から降りることができる車両後方確認支援装置を提供する。
【解決手段】 ドア角度検出部5にて車体に対するドアの開放角度を検出し、そのドアの開放角度を制御部7に出力する。ドアの開放角度を入力した制御部7は、ドアの開放角度に応じてドアミラーがドアの回転方向とは逆方向に回転するようにドアミラー駆動部8を駆動する。また、ドアのドアエンドに備えられた後方物体検出部6にて車両の後方から危険となり得るものがドアに迫ってくることを検出し、危険信号を制御部7に出力すると、制御部7は車両の後方から危険となり得るものが迫っていることを、ドア負荷部9を駆動することでドアを開けにくくし、搭乗者に対して注意を促す。
【選択図】 図1
【解決手段】 ドア角度検出部5にて車体に対するドアの開放角度を検出し、そのドアの開放角度を制御部7に出力する。ドアの開放角度を入力した制御部7は、ドアの開放角度に応じてドアミラーがドアの回転方向とは逆方向に回転するようにドアミラー駆動部8を駆動する。また、ドアのドアエンドに備えられた後方物体検出部6にて車両の後方から危険となり得るものがドアに迫ってくることを検出し、危険信号を制御部7に出力すると、制御部7は車両の後方から危険となり得るものが迫っていることを、ドア負荷部9を駆動することでドアを開けにくくし、搭乗者に対して注意を促す。
【選択図】 図1
Description
本発明は、車両に搭乗している搭乗者が車両から安全に降りられるようにした車両後方確認支援装置に関する。
従来より、搭乗者がドアミラーにて車両後方の安全を確認しながら車両から降りようとしてドアを開けると、ドアミラーとドアが一体となって動く。このため、搭乗者の座正規位置から見てドアミラーが映す場所は、車両後方からずれる。よって搭乗者は、ドアミラーを介して車両後方を視認し続けることができない。
そこで、搭乗者が車両から安全に降りられるようにするために、車両後方の危険を検出して搭乗者に知らせる車両後方確認装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置は、車両後方を撮影するカメラと、カメラの角度を制御するカメラ角度制御機構と、車両のドアの開放状況を検出するドア開放検出機構と、これらカメラ、カメラ角度制御機構、ドア開放検出機構を制御するメインCPUと、上記カメラで撮影した画像を表示するモニタとを備えて構成されている。
カメラおよびカメラ角度制御機構は、ドアのドアエンドに取り付けられている。また、ドアのドアノブには搭乗者がドアを開けようとする動作を検出するためのドア開放検出機構が設置されている。そして、搭乗者がドアノブに手を触れると、その旨がドア開放検出機構にて検出されると共に検出信号がメインCPUに出力される。そして、メインCPUに検出信号が入力されると、メインCPUにてカメラ、カメラ角度制御機構およびモニタが動作状態とされ、カメラにて車両後方が撮影される。
続いて、搭乗者がドアを開けると、カメラ角度制御機構にて搭乗者がドアを開放した角度だけカメラが逆方向に回動され、常に車両後方の一定範囲を撮影できるようにカメラの向きが制御される。そして、カメラにて撮影された車両後方の画像が車室内に設置されたモニタにて表示される。搭乗者はこのモニタに表示される車両後方の画像を確認することで車両後方の危険を観察し、車両から安全に降りることができるようになっている。
特開平7−274161号公報
しかしながら、上記従来の技術では、搭乗者が車両から降りようとしているのにも関わらず、搭乗者がモニタを見ながら車両後方を確認しなければならない。つまり、搭乗者が降りる際に、見るべき車両外側ではなく車両室内側を見ながら降車動作を行うこととなる。これは、搭乗者に負担をかけることとなる。
本発明は、上記点に鑑み、搭乗者がドアを開けた場合であってもドアミラーを見ながら車両後方を確認することができ、搭乗者が安全に車両から降りることができる車両後方確認支援装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、車両(2)に備えられ、車体(2c)に対するドア(2a)の開放角度を検出するドア角度検出手段(5)と、ドアに備えられたドアミラー(2e)の角度を調節するドアミラー駆動手段(8)と、ドアの開放角度を入力し、このドアの開放角度に応じてドアミラーがドアの回転方向とは逆方向に回転するようにドアミラー駆動手段を駆動する制御手段(7)と、を有することを特徴としている。
このように、ドアの開放角度に応じてドアミラーを駆動する。このとき、ドアの回転方向とは逆方向にドアミラーを回転させることで、ドアが開けられたとしても、ドアミラーにて車両後方を映し続けることができる。したがって、搭乗者はドアミラーを介して車両後方を視認し続けたままドアを開けることができるので、危険となり得るものを見落とすことなく安全に車両から降りることができる。
請求項2に記載の発明では、車両(2)に備えられ、車体(2c)に対するドア(2a)の開放角度を検出するドア角度検出手段(5)と、ドアに備えられたドアミラー(2e)の角度を調節するドアミラー駆動手段(8)と、ドアの開放角度に基づいて、ドアが開放されていない際の車体に対するミラー角度と略同等になるようにドアミラー駆動手段を駆動する制御手段(7)と、を有することを特徴としている。
このように、ドアミラーの角度をドアが開放されていない際の車体に対するミラー角度と略同等になるようにドアミラー駆動手段を駆動する。これにより、ドアが開閉されたとしても、ドアミラーは車両後方を映し続けることができる。このため、搭乗者がドアを開けたとしても、ドアミラーを介して車両後方を視認し続けることができる。したがって、搭乗者はドアミラーを介して車両後方を視認し続けたまま安全に車両から降りることができる。
請求項3に記載の発明では、車両には、車両の後方からドアに迫る対象物を検出する後方物体検出手段と、後方物体検出手段にて対象物が検出されると危険信号を出力する危険信号出力手段とが設置されていると共に、車両の後方から対象物が迫っていることを通知する通知手段(9)が備えられており、制御手段は、危険信号の入力を受けて、通知手段にてその旨を通知するようになっていることを特徴としている。
このように、後方物体検出手段にて車両後方から迫る危険となり得るものを検出することができる。この際に、危険信号出力手段から危険信号を出力することで、車両後方から危険が迫っていることを通知手段にて搭乗者に知らせる。これにより、ドアを開けようとした搭乗者に対して注意を促すことができる。
請求項4に記載の発明では、ドアの開閉に対して付加力を加えるドア開閉駆動手段(9a、9b、9c)と、車両の後方からドアに迫る対象物を検出する後方物体検出手段とを備え、後方物体検出手段によって対象物が検出された場合、ドア開閉駆動手段がドアの開方向に抗する付加力を付与することを特徴としている。
このように、ドアが開方向の力に抗して閉方向に作用する力よりも大きくなるようにドア駆動手段を駆動することで、ドアを開けにくくする。これにより、車両後方から危険が迫っている状態で搭乗者がドアを開けようとすると、ドアが開きにくくなるので、搭乗者に対してドアを開けると危険であることを感覚的に知らせることができる。
請求項5に記載の発明では、制御手段は、ドア角度検出手段から入力されるドアの開放角度が0度になったと判定した場合、ドアミラーの角度を調節する前の状態に戻すようにドアミラー駆動手段を駆動するようになっていることを特徴としている。
これにより、搭乗者が車室外に出た後にドアが閉められたとしても、運転席に座るドライバが車両後方を視認できるようにドアミラーを元の状態に戻すことができる。
請求項6に記載の発明では、ドア角度検出手段、ドアミラー駆動手段、制御手段は、運転席側および助手席側のドアそれぞれに対応して設置されており、助手席側のドアのドアノブ(2b)にはドアノブが触れられたことを検出する接触検出手段(4)が設置され、ドアノブが触れられると接触検出手段にてその旨が検出されると共に助手席側に対応した制御手段に検出信号が出力されるようになっており、助手席側に対応した制御手段は、接触検出手段からの検出信号が出力されていると判定した場合、助手席の位置から助手席側のドアミラーを介して車両の後方を視認できるように、助手席側のドアミラー駆動手段を駆動して助手席側のドアミラーの角度を調節するようになっていることを特徴としている。
これにより、助手席側のドアミラーの角度がドライバにとって車両後方を見やすいように調整されていたものを、助手席に座る搭乗者が助手席側のドアミラーを介して車両後方を視認できるようにドアミラーの角度を調節する。このようして、助手席に座る搭乗者が車室外に出る際にドアを開けてもドアミラーを見ながら車両後方を確認することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。
図1は、搭乗者が車両から降りる際に危険となり得る状況を示した図である。この図に示されるように、搭乗者1が車両2から降りようとしてドア2aを開ける際、車両2の後方からドア2a側の車両側方に向かって搭乗者1にとって危険となり得るもの、すなわち自転車3が迫っている。以下、本実施形態で示される車両後方確認支援装置は、このような状況において、搭乗者1が車両2から安全に降りられるように、および/あるいは後方から車両側方に向かってくるものに対してドア開放により危険を及ぼさないように搭乗者に対して支援をするためのものである。
図2は、本発明の一実施形態に係る車両後方確認支援装置のブロック構成図であり、図3は、車両2のドア2aの模式図である。図2に示されるように、車両後方確認支援装置は、ドアノブセンサ4と、ドア角度検出部5と、後方物体検出部6と、制御部7と、ミラー駆動部8と、ドア負荷部9とを備えて構成されている。
ドアノブセンサ4は、図3に示されるように、車両2のドア2aのドアノブ2bに設置され、搭乗者1がドア2aを開ける際にドアノブ2bを触れたことを検出するものである。本実施形態では、このようなドアノブセンサ4としてタッチセンサが採用される。搭乗者1がこのドアノブセンサ4に触れると静電容量の変化が検出されて電気信号(パルス信号)に変換される。そして、この電気信号が検出信号として制御部7に出力されるようになっている。なお、ドアノブセンサ4は、本発明の接触検出手段に相当する。
ドア角度検出部5は、搭乗者1によって開けられるドア2aの開放角度を検出するものであり、図3に示されるようにドア2aに設置されている。このようなドア角度検出部5は、例えば光源および受光素子を備えて構成されており、光源から照射された光が対象物に反射して受光素子にて検出されるまでの時間をモニタすることにより、ドア2aと車体2cとの間の距離が求められるようになっている。
そして、ドアの開放角度は以下のように求められる。まず、ドア2aと車体2cとの連結部を基準として、その連結部とドア2aに設置されたドア角度検出部5との距離をあらかじめドア角度検出部5に内蔵されたメモリに記憶しておく。そして、ドア角度検出部5においては、ドア2aと車体2cとの間の距離が求められると、三角関数の関係から連結部とドア角度検出部5との距離をドア2aと車体2cとの距離で割る計算がなされる。そうして得られた値からアークタンジェントが求められて、ドア2aの開放角度が得られる。このようにして得られたドア2aの開放角度は制御部7に出力される。なお、ドア角度検出部5は、ドア角度検出手段に相当する。
なお、このドア角度検出部5としては、フォトカプラ式の回動角度検出器をドア2aに回動部に設けても良い。
後方物体検出部6は、車両2の後方に位置する物体を検出するものであり、搭乗者1にとって危険となり得るものを検出するものである。本実施形態では、このような後方物体検出部6として赤外線センサが用いられ、ドアエンド2dの所定の位置に設置される。
この後方物体検出部6では、搭乗者1によってドア2aが開けられると、車両2の後方に赤外光を照射し、対象物に反射した光を受光することで、車両2の後方に存在する危険対象物を検出するようになっている。このようして搭乗者1にとって危険となり得るものが検出されると、その信号が危険信号として制御部7に出力される。なお、後方物体検出部6は、本発明の後方物体検出手段および危険信号出力手段に相当し、後方物体検出手段および危険信号出力手段が一体とされて後方物体検出部6が構成されている。
制御部7は、搭乗者1がドアミラー2eを見て後方を確認しながらドア2aを開けられるようにする機能および車両2の後方から危険が迫っていることを通知する機能を有するものであり、CPUやメモリ等を備えた周知のECUで構成される。制御部7には、ドアノブセンサ4、ドア角度検出部5、後方物体検出部6からそれぞれ検出信号、ドアの開放角度、そして危険信号が入力されるようになっており、制御部7はこれらの信号に基づきCPUに記録された車両後方危険通知プログラムを実行する。このような制御部7は、車体2cの所定の位置に配置される。なお、制御部7は、本発明の制御手段に相当する。
ドアミラー駆動部8は、左右のドアミラー2eの角度調整を行うものであり、ドアミラー2eに内蔵されている。このドアミラー駆動部8は、ドアミラー2eの鏡面を角度調整する周知の駆動手段と、ドアミラー2e全体の角度調整を行う駆動手段とからなるものである。
ドアミラー2eの鏡面の角度調整においては、インストルメントパネルに図示しない操作パネルが設置されており、搭乗者1であるドライバにて操作パネルが操作されるとドアミラー2eに内蔵されたモータが駆動されてドアミラー2eの角度が調整されるようになっている。
一方、ドアミラー2e全体の角度は、ドア2aの開閉角度に応じてモータ等の駆動手段が駆動されることで調整されるようになっている。
ドアミラー駆動部8には、制御部7からドアミラー2eの角度を変更する旨の信号が入力されるようになっている。そして、ドアミラー駆動部8にこの信号が入力されるとドアミラー2eの鏡面の角度およびドアミラー2e全体の角度が調節されるようになっている。
ドアミラー2eが駆動される様子を具体的に図4に示す。図4は、例えば右ハンドル車の助手席側のドア2aおよびドアミラー2eを上部から見た図である。図4(a)はドア2aが開けられる前のドアミラー2eによる運転席からの可視範囲を示し、図4(b)はドア2aが開けられた状態のドアミラー2eの助手席からの可視範囲を示した図である。図4(a)に示されるように、助手席側のドア2aが閉鎖状態では、ドアミラー2eはドライバにとって見やすい角度に調整された状態になっている。一方、助手席側のドア2aが開けられると、図4(b)に示されるように、ドア2aの開けられた角度に応じてドアミラー2eの角度が変更され、助手席側から外に出ようとする搭乗者1がドア2aを開けながらであってもドアミラー2eを介して車両2の後方を確認できるようになっている。
つまり、運転席側または助手席側のいずれかを問わずドア2aが開けられると、ドアミラー2eはドア2aの回転方向とは逆方向に回転されることで、車両2の後方の所定範囲が映し続けられる。言い換えると、ドアミラー2eは、ドア2aが開けられたとしても、車体2cを基準としたドアミラー2eの角度が一定に保たれるようになっている。このため、搭乗者はドアミラー2eを介して車両後方の所定範囲を視認し続けることができる。なお、ドアミラー駆動部8は、本発明のドアミラー駆動手段に相当する。
ドア負荷部9は、搭乗者1が車両2から降りる際に、搭乗者1にとって危険となり得るものが車両2の後方に存在する場合、その旨を搭乗者に対して知らせるものである。本実施形態では、搭乗者に対して車両後方から危険が迫っていることを知らせる通知手段として、車両2のドア2aを開けにくくする作動が採用される。つまり、ドア2aを開けようとする搭乗者1に対してドア2aを開けにくくさせ、車両2の後方から危険が迫っていることを感覚的に知らせるのである。なお、「ドア2aを開けにくい」とはドア2aが重い感覚に相当する。
このようなドア負荷部9は、ドア2aと車体2cとの間に連結された連結部材9aと、この連結部材9aを駆動するモータ9bとを備えて構成されている。この連結部材9aにおいては、その一端側が車体2c、他端側がドア2aに取り付けられている。そして、連結部材9aの一端側はドア2aの開閉に合わせて回動できるようになっており、他端側はドア2aに固定された状態になっている。また、連結部材9aの一端側には図示しない凹凸形状が形成されている。
一方、モータ9bは、図3に示されるように、車体2c側に設置され、歯車部品9cが装着されている。このモータ9bにおいては、歯車部品9cが天井方向に向けられた状態で車体2cに固定されている。そして、歯車部品9cの凸部分が上記連結部材9cの凹部分にかみ合うようになっている。
モータ9bは図示しないワイヤハーネスにより上記制御部7と電気的に接続された状態とされ、制御部7からの信号が入力されると歯車部品9cを回転させて連結部材9aを駆動する。このとき、モータ9bは搭乗者1がドア2aを開けようとする行為に対してその行為を阻止するように、すなわちドア2aを閉めるように駆動される。
具体的には、ドア負荷部9は、ドア2aの開方向の力に抗して閉方向に作用する力が制御部7に危険信号が入力される前よりも大きくなるようにモータ9bを駆動するようになっている。これにより、ドア2aが開かずに固定された状態になる。また、搭乗者1がドア2aを開けようとしても重く感じ、開けにくくなる状態にもなる。本実施形態では、ドア2aが開けにくくなる程度に上記モータ9bが駆動されるようになっている。なお、連結部材9a、モータ9bおよび歯車部品9cは、本発明のドア開閉駆動手段に相当する。
以上が車両後方確認支援装置の構成である。本実施形態では、上記ドアノブセンサ4、後方物体検出部6、ドア角度検出部5、およびドア負荷部9は、車両2の左右両方のドア2aに設置されている。また、制御部7は、左右の両方のドア2aに対してそれぞれ用意することもできるし、左右の両方のドア2aに共通の制御部7とすることもできる。本実施形態では、1つの制御部7にて左右の両方のドア2aのドアミラー2eを駆動する。
なお、本装置はバッテリから電力が供給されるようになっているため、車両2のエンジンが停止した状態であっても稼働できるようになっている。また、電力を確保する方法として、ドアミラー2eにソーラーパネルを設置し、このソーラーパネルにて得られた電力を本装置に供給するようにしても良い。
次に、車両後方確認支援装置が行う車両後方危険通知処理について、図5〜図8に示すフローチャートを参照して説明する。この処理は、制御部7によって実行され、制御部7のCPUに記録されているプログラム、すなわち、車両後方危険通知プログラムにより実行されるものである。また、このプログラムは、本装置に電源が供給されると以下のフローチャートが実行されるようになっており、車両2のイグニッションスイッチがオフの状態とされても本装置に電源が供給され続ける限り以下のフローチャートが繰り返される。
ステップ100では、ドア2aの開放角度が検出される。すなわち、ドア角度検出部5にてドア2aと車体2cとの間の距離が求められ、その距離に基づきドア2aの開放角度が求められる。こうして得られたドア2aの開放角度が制御部7に入力される。
ステップ200では、ドア2aは開いているか否かが判定される。つまり、ステップ100にて得られたドア2aの開放角度が0度であれば、ドア2aは開いていないと判定される。一方、ドア2aの角度が0度でなければ、ドア2aは開いていると判定される。そして、ドア2aは開いていると判定された場合には、ステップ300に進み、ドア2aは開いていないと判定された場合にはステップ500に進む。
ステップ300および400では、ドア2aが開けられた場合のドアミラー駆動処理および危険通知処理がなされる。
ステップ300では、ドアミラー駆動処理がなされる。このドアミラー駆動処理については、図6を参照して説明する。図6は、ステップ300のドアミラー駆動処理の内容を表したフローチャートである。
ステップ310では、初めてドア2aが開けられたか否かが判定される。すなわち、ドアノブセンサ4からの検出信号が制御部7に入力され、かつ、ドア角度検出部5からのドア2aの開放角度が1度〜5度の範囲である場合、初めてドア2aが開けられたと判定される。ドア2aの開放角度の下限は、0度(閉塞状態)でない最小の角度として1度となっている。また、ドア2aの開放角度の上限は、ドア2aが初めて開けられた場合の開放角度が小さいことから、5度となっている。
そして、初めてドア2aが開けられた場合にはステップ320に進み、ドア2aが開けられたのは初めてでない場合にはステップ340に進む。
ステップ320では、開けられたドア2aは助手席側か否かが判定される。これは、ドアノブセンサ4から制御部7に入力される検出信号が助手席側のドア2aに設置されたドアノブセンサ4から入力されたものであるか否かが判定されることによりなされる。そして、開けられたドア2aが助手席側であると判定された場合にはステップ330に進み、開けられたドア2aが助手席側ではないと判定された場合にはステップ340に進む。
ステップ330では、助手席に座る搭乗者1がドアミラー2eを見て車両2の後方を確認できるようにドアミラー2eが駆動される。すなわち、車両2のドアミラー2eは、搭乗者1であるドライバが車両2の後方を確認できるように、ドライバの視線にあった角度に調節されている。したがって、初めてドア2aが開けられたときには、助手席側のドアミラー2eはドライバにとって見やすい角度になっている。このため、ドアミラー2eの角度を変更し、助手席に座っている搭乗者1が助手席側のドアミラー2eを見て車両2の後方を確認できるようにする必要がある。
本ステップでは、助手席に座る搭乗者1がドアミラー2eを見たときに、車両2の後方を確認できるようにドアミラー2eの角度が変えられる。つまり、制御部7から助手席側のドアミラー駆動部8に信号が出力されて、ドアミラー駆動部8にて助手席側のドアミラー2eが駆動される。
ステップ340では、ドア2aの開放角度に応じてドアミラー2eが駆動される。具体的には、制御部7はドア角度検出部5から入力されるドア2aの開放角度に応じて、ドアミラー2eをドア2aの回転方向とは逆方向にドア2aの開放角度と同じ角度分回転するようにドアミラー駆動部8に信号を出力する。この信号を受け取ったドアミラー駆動部8は、モータ9bを駆動してドアミラー2eの角度を調整する。このようして、ドアミラー駆動処理がなされると、図5に示されるステップ400に進む。
ステップ400では、危険通知処理がなされる。危険通知処理については、図7を参照して説明する。図7は、ステップ400の危険通知処理の内容を表したフローチャートである。
ステップ410では、車両2の後方から迫る危険となり得るものが検出される。具体的には、ドアエンド2dに設置された後方物体検出部6にて車両2の後方に存在する危険となり得るものが検出される。そして、後方物体検出部6にて危険となり得るものが検出されると、後方物体検出部6から危険信号が制御部7に出力される。一方、後方物体検出部6にて危険対象物が検出されない場合には、危険信号は出力されない。
ステップ420では、車両2の後方に危険となり得るものがあるか否かが判定される。すなわち、後方物体検出部6からの危険信号が制御部7に入力されたか否かが判定される。そして、危険信号が制御部7に入力されたと判定されるとステップ430に進む。一方、危険信号が入力されないと判定されると危険通知処理は終了し、図5に示されるステップ100に戻ることとなる。
ステップ430では、障害物通知処理がなされる。この障害物通知処理については、図8を参照して説明する。図8は、ステップ430の障害物通知処理の内容を表したフローチャートである。
ステップ431では、ドア2aに負荷がかけられる。具体的には、ドア負荷部9にてドア2aを閉鎖する方向にドア2aに力が加わるようにドア負荷部9のモータ9bが駆動される。これにより、ドア2aを開けようとする搭乗者1に対してドア2aが重い感覚を与えて注意を促し、車両2の後方から危険が迫っていることを通知する。
こうして障害物通知処理がなされると図7に示される危険通知処理が終了し、図5に示されるステップ100に戻ることとなる。
一方、ステップ200にてドア2aは開いていないと判定されると、ステップ500では、助手席側のドア2aが閉められたか否かが判定される。すなわち、ドア角度検出部5にて検出されるドア2aの開放角度が有限の値であったものが0度になったか否かを判定している。そして、助手席側のドア2aが閉められたと判定されるとステップ600に進み、助手席側のドア2aが閉められていないと判定されるとステップ100に戻る。
ステップ600では、助手席側のドアミラー2eを元の状態に戻す処理がなされる。つまり、運転席に座るドライバが車両2の後方を確認できるように助手席側のドアミラー2eの角度を元に戻す。これは、制御部7からドアミラー駆動部8に信号が出力され、ドアミラー駆動部8にてドアミラー2eが駆動されることでなされる。このようにして助手席側のドアミラー2eが元に戻されると、ステップ100に戻る。
以後、車両後方危険通知処理が繰り返されることで、ドア2aの開閉状況に応じてドアミラー2eの角度が随時調節されるようになっている。
以上説明したように、本実施形態では、ドア2aの開放角度に応じてドアミラー2eを駆動している。このとき、ドア2aの回転方向とは逆方向にドアミラー2eを回転させることで、ドア2aが開けられたとしても、搭乗者1がドアミラー2eを介して車両2の後方を視認することができる。したがって、搭乗者1はドアミラー2eを介して車両2の後方を視認し続けたままドア2aを開けることができるので、安全にドア2aを開けることができる。
本実施形態では、制御部7が助手席側のドアノブセンサ4からの検出信号を入力すると、助手席側のドアミラー2eがドライバにとって車両2の後方を見やすいように調整されていたものを、助手席に座る搭乗者1が助手席側のドアミラー2eを介して車両2の後方を視認できるようにドアミラー2eの角度を調節している。このようして、助手席に座る搭乗者1が車室外に出る際にドアミラー2eを見ながらドア2aを開けるようにすることができる。
また、ドアエンド2dに設置された後方物体検出部6にて車両2の後方から迫る危険となり得るものを検出することができる。そして、ドア負荷部9にて開放状態になっているドア2aを閉鎖するように駆動することで、ドア2aを開けにくくすることができる。これにより、車両2の後方から危険が迫っている状態で搭乗者1がドア2aを開けようとすると、ドア2aが開きにくくなるため、搭乗者1に対してドア2aを開けると危険であることを感覚的に知らせることができ、注意を促すことができる。
一方、搭乗者1が車室外に出た後にドア2aが閉められたとしても、ドアミラー2eを運転席に座るドライバが車両2の後方を視認できるように元の状態に戻すことができる。
(他の実施形態)
上記第1実施形態では、ドアノブセンサ4としてタッチセンサを採用しているが、これに限るものではない。例えば、ドアノブセンサ4として赤外線センサを採用することもできる。この場合、搭乗者1がドアノブ2bに触れると赤外線センサにてその旨が検出され、検出信号として制御部7に出力される。
上記第1実施形態では、ドアノブセンサ4としてタッチセンサを採用しているが、これに限るものではない。例えば、ドアノブセンサ4として赤外線センサを採用することもできる。この場合、搭乗者1がドアノブ2bに触れると赤外線センサにてその旨が検出され、検出信号として制御部7に出力される。
また、第1実施形態では、車両2の後方の危険を検出する後方物体検出部6がドア2aのドアエンド2dに設置されているが、後方物体検出部6が設置される場所はドアエンド2dに限るものではなく、車両2の後方の危険を検出できる場所であればどの場所であっても良い。例えば、車両2のリアバンパや、テールランプに設置しても良い。
この後方物体検出部6は、上記第1実施形態に記したものに限るものではない。後方物体検出部6として、例えば、超音波によって物体を検知するものを採用しても良い。
ドア2aに負荷をかけてドア2aを開けにくくするものとして、上記第1実施形態では、モータ9bを駆動してドア2aと車体2cとの間に設置された連結部材9aを駆動する機械式のものが採用されているが、機械式以外のものであっても構わない。例えば、エアの圧力によってドアを開けにくくすることも可能である。
第1実施形態では、車両2のドア2aが開けられると、ドアミラー2eが駆動されて搭乗者1がドアミラー2eを見て車両2の後方を確認しながらドア2aを開けることができるようになっている。これに加えて、搭乗者1の目の位置を検出し、その搭乗者1の目の位置に応じてドアミラー2eの角度を調整するようにしても良い。
また、第1実施形態では、前部座席の左右のドア2aを対象としているが、後部座席の左右のドア2aにドア角度検出部5、後方物体検出部6、ドア負荷部9を設け、後部座席に乗っている搭乗者1がドア2aを開けて外に出る際に、搭乗者1にとって危険となり得るものを検出し、ドア2aを重くすることで搭乗者1に危険が迫っていることを通知するようにしても良い。
上記第1実施形態では、車両2の後方から危険となり得るものが迫っていることを通知するために、ドア2aを重くして開けにくくしているが、通知手段はこれに限るものではなく、どんな方法であっても構わない。すなわち、図8に示されるステップ431の処理内容を変更することで、様々な通知手段を実行することが可能である。例えば、車室内のスピーカーから音声で警告する方法を採用してもよい。また、ドア2aを開けにくくすることと音声による警告とを同時に行うようにすることもできる。この場合、制御部7からスピーカーに音声信号が出力されることとなる。
図6に示されるドアミラー駆動処理のステップ310では、ドアノブセンサ4の信号とドア2aの開放角度に基づきドア2aが初めて開けられたか否かを判定しているが、ドア2aが開けられると制御部7に開放信号を出力するセンサをドア2aまたは車体2cに設置しても良い。この場合、制御部7はこのセンサからの開放信号に基づき初めてドア2aが開けられたか否かを判定することができる。
上記第1実施形態では、赤外線センサにてドア2aの開放角度を検出しているが、ドア2aと車体2cとの間の連結部材に電流を流し、ドア2aの開放角度に応じた抵抗値を測定することでドア2aの開放角度を求めるようにしても良い。
また、第1実施形態では、車両後方確認支援装置は、ドア2aの開放角度に応じたドアミラー2eの駆動、車両後方に位置する危険物体の検知および通知の機能を備えているが、車両後方に位置する危険物体の検知および通知の機能を有しない構成としても良い。このような場合、車両後方確認支援装置は、ドア2aの開放角度を検出するドア角度検出部5と、ドア2aに備えられたドアミラー2eの角度を調節するドアミラー駆動部8と、ドア2aの開放角度を入力し、このドア2aの開放角度に応じてドアミラー2eがドア2aの回転方向とは逆方向に回転するようにドアミラー駆動部8を駆動する制御部7と、を備えた構成となる。
なお、ドアミラー駆動部8においては、ドア2aの開放角度に基づいてドア2aが開放されていない際の車体2cに対するミラー角度と略同等になるようにドアミラー2eを駆動するようにしても良い。このように、車両後方確認支援装置を単にドア2aの開閉角度に応じてドアミラー2eの角度を調整するものとすることができる。
なお、各図中に示したステップは、各種処理を実行する手段に対応するものである。
1…搭乗者、2…車両、2a…ドア、2b…ドアノブ、2c…車体、
2d…ドアエンド、2e…ドアミラー、4…ドアノブセンサ、5…ドア角度検出部、
6…後方物体検出部、 7…制御部、8…ドアミラー駆動部、9…ドア負荷部、
9a…連結部材、9b…モータ、9c…歯車部品。
2d…ドアエンド、2e…ドアミラー、4…ドアノブセンサ、5…ドア角度検出部、
6…後方物体検出部、 7…制御部、8…ドアミラー駆動部、9…ドア負荷部、
9a…連結部材、9b…モータ、9c…歯車部品。
Claims (6)
- 車両(2)に備えられ、車体(2c)に対するドア(2a)の開放角度を検出するドア角度検出手段(5)と、
前記ドアに備えられたドアミラー(2e)の角度を調節するドアミラー駆動手段(8)と、
前記ドアの開放角度を入力し、このドアの開放角度に応じて前記ドアミラーが前記ドアの回転方向とは逆方向に回転するように前記ドアミラー駆動手段を駆動する制御手段(7)と、を有することを特徴とする車両後方確認支援装置。 - 車両(2)に備えられ、車体(2c)に対するドア(2a)の開放角度を検出するドア角度検出手段(5)と、
前記ドアに備えられたドアミラー(2e)の角度を調節するドアミラー駆動手段(8)と、
前記ドアの開放角度に基づいて、前記ドアが開放されていない際の前記車体に対するミラー角度と略同等になるように前記ドアミラー駆動手段を駆動する制御手段(7)と、を有することを特徴とする車両後方確認支援装置。 - 前記車両には、前記車両の後方から前記ドアに迫る対象物を検出する後方物体検出手段と、前記後方物体検出手段にて前記対象物が検出されると危険信号を出力する危険信号出力手段とが設置されていると共に、前記車両の後方から前記対象物が迫っていることを通知する通知手段(9)が備えられており、
前記制御手段は、前記危険信号の入力を受けて、前記通知手段にてその旨を通知するようになっていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両後方確認支援装置。 - 前記ドアの開閉に対して付加力を加えるドア開閉駆動手段(9a、9b、9c)と、
前記車両の後方から前記ドアに迫る対象物を検出する後方物体検出手段とを備え、
前記後方物体検出手段によって前記対象物が検出された場合、前記ドア開閉駆動手段が前記ドアの開方向に抗する付加力を付与することを特徴とする請求項1または2に記載の車両後方確認支援装置。 - 前記制御手段は、前記ドア角度検出手段から入力される前記ドアの開放角度が0度になったと判定した場合、前記ドアミラーの角度を調節する前の状態に戻すように前記ドアミラー駆動手段を駆動するようになっていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の車両後方確認支援装置。
- 前記ドア角度検出手段、前記ドアミラー駆動手段、前記制御手段は、運転席側および助手席側のドアそれぞれに対応して設置されており、
前記助手席側のドアのドアノブ(2b)には前記ドアノブが触れられたことを検出する接触検出手段(4)が設置され、前記ドアノブが触れられると前記接触検出手段にてその旨が検出されると共に前記助手席側に対応した前記制御手段に検出信号が出力されるようになっており、
前記助手席側に対応した前記制御手段は、前記接触検出手段からの検出信号が出力されていると判定した場合、助手席の位置から前記助手席側のドアミラーを介して前記車両の後方を視認できるように、前記助手席側のドアミラー駆動手段を駆動して前記助手席側のドアミラーの角度を調節するようになっていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の車両後方確認支援装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004142277A JP2005324574A (ja) | 2004-05-12 | 2004-05-12 | 車両後方確認支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004142277A JP2005324574A (ja) | 2004-05-12 | 2004-05-12 | 車両後方確認支援装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005324574A true JP2005324574A (ja) | 2005-11-24 |
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ID=35471281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005324574A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2004
- 2004-05-12 JP JP2004142277A patent/JP2005324574A/ja active Pending
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