JP2005324376A - 積層板及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】基材表面に化粧材を貼着して成る積層板を製造するにあたり、端縁部に曲率半径の小さい湾曲面を確実且つ美麗に形成できる手段を提供する。
【解決手段】基材1表面に補強材2を貼着し、その上に化粧材3を貼着する。端縁部において化粧材3裏面側を切削し、湾曲処理領域4aと貼着領域4bとからなる湾曲面形成部4を形成する。貼着領域4bの途中には突出部6を形成し、基材1側端面には凹部5を形成する。続いて湾曲処理領域4aに合成樹脂P、貼着領域4bに接着剤Qを塗布する。引き続き湾曲処理領域4aを湾曲させ、突出部6を凹部5に嵌合させて貼着領域4bを基材1側端面に貼着し湾曲面Rを形成する。しかるのち突起部tを切除し、目的とする積層板Xを得る。突出部6を凹部5に嵌合させる構造を採用しているから、貼着領域4bを基材1の側端面に貼り付ける際の位置合わせが簡単であり、所定位置へ正確に貼着できる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、基材表面に厚みの薄い化粧材を貼着して成る積層板に関し、端縁部に曲率半径の小さい湾曲面を美麗に形成するための技術に関する。
板,MDF,パーティクルボードなどを基材とし、その表面に印刷紙,つき板,合板,布,合成樹脂シート・フィルム等の厚みの薄い化粧材を貼着して製造した積層板が従来知られている。そして、この種の積層板の端縁部に湾曲面を形成する技術が、特許文献1に記載されている。同特許文献1は、表面材(化粧材)を接着した芯材(基材)の端縁部を切削して、湾曲形状の切欠を芯材に形成すると共に、切欠の部分で表面材の裏面を削り取って薄肉表面材部を形成する。次いで、芯材を切削して形成した湾曲面に沿って薄肉表面材部を曲げて接着することにより、端縁部に湾曲面を形成するというものである。
特開2001−55104
特許文献1に記載されている技術では、積層板の端縁部に曲率半径が小さい湾曲面(特に5mm以下)を形成するのが困難である。何故ならば、積層板において曲率半径の小さい湾曲面を形成する場合、芯材の切削面に薄肉表面材部を接着する際、厳密な位置合わせを行わなくては、曲率半径が一定に保たれた端正で美麗な湾曲面を形成することが出来ない。しかるに特許文献1には、薄肉表面材部の接着位置を正確に合わせるための手段が何ら記載されていないからである。かかる問題点は、端縁部に湾曲面を有する長尺の積層板を製造する場合、特に顕著になる。
本発明は、積層板が長尺であっても、また曲率半径が小さくても、端縁部に美麗な湾曲面を確実に形成できる手段を提供するものである。請求項1に記載した本発明に係る積層板の製造方法の特徴とするところは、表面に化粧材を貼着した基材の端縁部において前記化粧材の裏面側を切削することにより、層厚みの薄い湾曲処理領域と、層厚みが大きく且つ途中に突出部を有する貼着領域とを形成すると共に、基材側の側端面に前記突出部が嵌合し得る凹部を形成したのち、前記湾曲処理領域に合成樹脂を塗布すると共に前記貼着領域に接着剤を塗布し、前記湾曲処理領域を湾曲させ、前記突出部を前記凹部に嵌合させて前記貼着領域を切削後の基材側端面に貼着することにより、端縁部に湾曲面を形成することである。
また本発明に係る積層板の製造方法において、請求項2に記載するとおり、湾曲処理領域の層厚みを0.05〜0.7mmの範囲に設定することにより、端縁部に形成する湾曲面の曲率半径を5mm以下とするのが容易になる。
なお本発明に係る積層板の製造方法を実施するにあたり、請求項3に記載する如く、基材と化粧材との間に補強材を介在させてもよい。
さらに本発明は、請求項4に記載する如く、前記方法によって製造した、端縁部に湾曲面を有する積層板を提供する。当該積層板において、化粧材の表面には、合成樹脂層を形成することが望ましい。この場合、合成樹脂層は、艶出し用でもよく、艶消し用のものであってもよい。
請求項1に係る本発明によれば、貼着領域を基材の側端面に貼着するにあたり、突出部を凹部に嵌合させるから、貼着領域を基材の所定位置へ正確に貼着することが出来る。従って、積層板が長尺でも、また曲率半径が小さくても、端縁部に美麗な湾曲面を確実に形成することが可能である。
請求項2に記載する如く、湾曲処理領域の層厚みを0.05〜0.7mmの範囲に設定することにより、曲率半径が5mm以下の小さい湾曲面の形成が容易になる。なお湾曲処理領域の層厚みを0.05〜0.7mmの範囲としたのは、層厚みを0.05mmより薄くすると、基材の切削時に刃物で化粧材を傷つけるおそれがあり、また切削形成した湾曲処理領域が割れ易くなるからである。反対に層厚みを0.7mmより大きくすると、曲率半径を5mm以下としたときに、湾曲面の表面を美麗に仕上げるのが難しくなる。
請求項3に記載の如く、基材と化粧材との間に補強材を介在させた場合、化粧材の厚みが非常に薄くても、美麗な湾曲面の形成が確実にできるという効果が発揮される。化粧材の厚みが薄い場合、基材切削後の湾曲処理領域に薄く残存する基材繊維が、湾曲処理の際に化粧材表面に悪影響を及ぼし、湾曲面の仕上がり状態を悪くするという問題がある。化粧材と基材との間に補強材を介在させることで、基材繊維の化粧材への上記悪影響を阻止できる。特に表面に艶出し加工を施した積層板にあっては、湾曲面の仕上げの美麗さを保証できるから、付加価値の高い建築材料を提供できる。また、基材と化粧材との間に介在させる補強材は、湾曲処理領域の厚みを薄くするべく化粧材裏面の基材をできるだけ削り取る場合に、刃物が化粧材を傷つけるのを防止する機能も有している。さらに、基材切削直後に積層板材料を搬送する場合などに、厚みの薄い湾曲処理領域が移動時の衝撃等で割れるのを防止するという効果も有している。その他、補強材を介在させることによって、つき板のような厚みの均一性に幾分むらのある化粧材を用いた場合に、基材を切削する際に厚みを均一化できるという利点を有している。
本発明方法に基づき製造される積層板は、長尺なものであっても、また曲率半径が非常に小さいときでも、美麗な湾曲面を端縁部に有する製品となる。従って、これを扉材等に用いれば、周囲の壁面との一体感を高めることが可能であり、美観性が確実に向上する。
本発明に係る積層板の製造方法の一例を図面を用いて説明する。本例では、始めに図1(A)に示す如く、基材1、補強材2、化粧材3を用意する。そして同図(B)のように基材1の表面に補強材2を貼着し、次いでその上に化粧材3を貼着する。通常、貼着処理は加熱プレスで行う。貼着に用いる接着剤の種類は特に制限がなく、接着対象との相性を考慮して選択され、一般にはエポキシ系・酢酸ビニール系・尿素系の接着剤がよく使用される。また所望により、基材1の裏面側にも適当な表層材(図示せず)を貼着したり、合成樹脂を塗布したりしてもよい。
基材1には無配向性で切削の容易な素材が好ましく、例えば中質繊維板(MDF)・硬質繊維板・軟質繊維板等の繊維板やパーティクルボード等の有機質材料、珪酸カルシウム板や灰の圧縮成形板等の無機質材料、PETなどの合成樹脂チップから成る成形板等が挙げられ、用途に応じ適宜選択すればよい。上記のうち、家具用・内装用としては強度,価格,取扱いの容易性等の面から見て繊維板かパーティクルボードを採用するのがよく、特にMDFが好適と考えられる。
補強材2としては、パーチメント紙・防水紙・強化紙等の紙類、織布又は不織布等の布類、ダップ樹脂を含浸させた紙の積層シート等が挙げられる。化粧材3には、印刷紙等の紙類、単板、つき板、メラミン・ダップ(DAP)・PETその他の合成樹脂から成るシート又はフィルムが使用される。
補強材2の選定に当たっては、基材1との接着性や化粧材3の材質等を考慮する。具体的には、化粧材3に印刷紙を用いた場合、補強材2にも紙を用いるのが好ましく、特にパーチメント紙は基材1に対する接着性が良好で剥離しにくいという点で最適である。化粧材3がつき板の場合、つき板は厚みの均一性が紙より劣るので、厚み調整のため比較的厚みの大きい補強材2を用いることが望ましく、例えばダップ樹脂を含浸させた紙を積層してなる厚みが0.1〜0.6mmのシートなどが挙げられる。厚みの大きい補強材2を用いると、後述する基材切削工程に際し、基材1と共に一部を切削して湾曲処理領域の厚みを所定厚みに調整できるという利点が得られる。
ところで補強材2は状況により省略も可能である。例えば化粧材3に比較的厚みの大きいものを使用するときや、製品の仕上がり状態の良否にこだわらないとき等である。
基材1に貼着した化粧材3の表面には合成樹脂層(図示せず)を設けてもよい。合成樹脂の種類はポリエステル,ウレタン,ダップ,メラミンなどが使用され、これらのうち、美観性・表面硬度を考慮するとポリエステルが最適である。合成樹脂は無色透明なものであっても着色したものであってもよい。また合成樹脂層は艶出し用とするほか、製品の用途に応じ艶消し用とすることも可能である。さらに合成樹脂層3には、所望により、防虫剤,害虫忌避剤,抗菌剤等の各種薬効成分・化学成分や、金属粉・ガラス粉等の表面硬度向上用、難燃化用の添加材を配合してもよい。
化粧材3の上に合成樹脂層を設ける手段としては、貼着した化粧材3の上にスプレー,フローコーター,ロールコーター等で合成樹脂を塗布する方法や、適量の合成樹脂を化粧材3表面に載せ、その上にフィルムを被せてローラーで圧延展開するという手法等が考えられる。あるいは、化粧材3表面にあらかじめ合成樹脂を塗布しておき、これを基材1に貼着するという手順も採用可能である。
図1(B)及び(C)に示す如く基材1の表面に補強材2及び化粧材3を貼着し、必要に応じ裏面にも表層材を貼着する等の処理を施したならば、図2に示すように、端縁部において、化粧材3裏面側の基材1を切削し、層厚みが薄い湾曲処理領域4aと層厚みが大きい貼着領域4bとからなる湾曲面形成部4を形成する。貼着領域4bの途中には断面三角形等の適宜形状の突出部6を形成し、末端には、これも断面三角形状の突起部tを形成する。それと同時に、基材1の側端面には、上記突出部6が嵌合し得る形状の凹部5を形成する。
湾曲処理領域4aの長さは、積層板に形成する湾曲面の大きさに応じ適宜設定される。図2(B)に拡大して示すとおり、湾曲処理領域4aでは基材1をほとんど除去して補強材2と化粧材3のみとする。あるいは必要に応じ、基材1を薄く残存させたり補強材2を省略したりすることも可能である。いずれの場合でも、湾曲面の曲率半径を5mm以下とするには、湾曲処理領域4aの層厚みを0.05〜0.7mmの範囲内に設定するのが望ましい。
基材1を若干残存させて形成する貼着領域4bの形状を、本例では、途中の突出部6の部分を除き、側端部へ向かって厚みが減少するテーパ状とした。また、これに対する基材1の側端面を、凹部5の部分を除き、わずかに傾斜する斜面に形成した。かかる形態は、後述する湾曲面形成部4の貼着処理を容易にするためのものであるが、かならず採用すべきものではない。また、貼着領域4bの突出部6及び基材1側端面の凹部5の形状は、本例では断面三角形としたが、これに限定されるものではない。
続いて図3(A)に示すように、湾曲面形成部4の湾曲処理領域4aに適量の合成樹脂Pを塗布すると共に、貼着領域4bに接着剤Qを塗布する。合成樹脂Pと接着剤Qの塗布順序はいずれが先でもよく、両者同時でもよい。前者の合成樹脂Pには、硬化時の収縮を避けるため、できるだけ固形分比率が多い状態で使用し得るもので、なるべく取り扱いの容易なものを用いることが好ましい。このような条件を満たす合成樹脂として、1液式のウレタン系樹脂材料(例えばコニシ株式会社製/ボンドKU800など)が挙げられる。また合成樹脂Pは、充填容積が少ないから通常は非発泡性でよいが、発泡性樹脂を使用することも妨げない。他方、後者の接着剤Qの種類は特に制限されるものではなく、例えばエポキシ系接着剤等を使用できる。なお場合によっては、湾曲処理領域4aに塗布する合成樹脂Pと、貼着領域4bに塗布する接着剤Qとを、同種とすることも可能である。
引き続き、湾曲面形成部4の湾曲処理領域4aを図3(B)のように湾曲させ、突出部6を凹部5に嵌合させるようにして、貼着領域4bを基材1の側端面に貼着し、湾曲処理領域4aの裏面側に形成される空間が合成樹脂Pで充填された湾曲面Rを形成する。この湾曲貼着処理は通常、加熱下で行う。湾曲処理領域4aの表面側を加熱することにより、表面の合成樹脂層が軟化する一方で、湾曲処理領域4a裏面に基材1層を残してある場合はこれが熱収縮する。その結果、曲率半径を小さく設定しても、表面性状が美麗な湾曲面Rを得ることができる。
湾曲面形成部4の端部に設けた突起部tは、貼着位置の目安となるので、貼着作業時の補助部材として機能する。しかるのち、図3(C)に示すように、上記突起部tを切除することにより、目的とする積層板Xが製造される。
本発明では、あらかじめ合成樹脂Pを湾曲処理領域4aの裏面に塗布したのち、湾曲処理領域4aを湾曲する手順を採用したので、内側(化粧材3の裏面側)が合成樹脂Pで充填された湾曲面Rの形成が可能となっている。また湾曲面Rの曲率半径は、湾曲処理領域4a及び貼着領域4bの長さを適当に設定することで、所望する値に設定することが容易にできる。
ところで本発明では、基材1に貼着領域4bを貼り付ける際、突出部6を凹部5に嵌合させる構造を採用しているから、貼着領域4bを基材1の側端面に貼り付ける際の位置合わせが簡単であり、しかも所定位置へ正確に貼着することができる。湾曲面Rの曲率半径が小さいときは特に貼着時の位置合わせの精度が、仕上がり状態の良否に影響するが、本発明によれば上に述べたように、簡単な作業で所望するとおりの端正な形状の湾曲面Rを確実に形成できる、という効果が得られる。
なお図示は省略したが、湾曲処理領域4aと基材1との間の空隙の充填を合成樹脂Pだけで行うのではなく、竹・木・合成樹脂・ゴム・紙・金属・セラミック等で製作した細長い棒材を合成樹脂Pと共に配置し、湾曲面Rを形成するという手法も可能である。
湾曲面形成部4の末端に設ける突起部tは、図4及び図5に示す如く、省略することも可能である。本発明では、突出部6と凹部5との嵌合関係により、貼着領域4bの基材1に張り合わせる際の位置合わせが容易であるから、突起部tがなくても、美麗な湾曲面Rを確実に形成することができる。
図6、図7は、基材1の切削態様に関する異なる例を示すものである。基材1を切削して湾曲面形成部4を形成するにあたり、貼着領域4bに形成する突出部6の形状を、図6のように断面矩形にすることが可能である。また図7に示すように、基材1の側端面における化粧材3側の部分に切欠7を形成し、貼着領域4bを基材1の側端面に貼り付けたときに、上記切欠7と湾曲処理領域4aとで、湾曲面Rの裏面側の空隙を形成するように構成することも可能である。
本発明に係る積層板の製造方法の一実施形態を示すものであって、図(A)は、基材と補強材と化粧材とを分離して示す側面断面図、図(B)は、基材に補強材及び化粧材を貼着した状態を示す側面断面図、図(C)は、図(B)の要部を拡大して示す側面断面図である。 本発明に係る積層板の製造方法の一実施形態を示すものであって、図(A)は、基材を切削して湾曲面形成部を形成した状態を示す側面断面図、図(B)は、湾曲面形成部を拡大して示す側面断面図である。 本発明に係る積層板の製造方法の一実施形態を示すものであって、図(A)は、湾曲面形成部に合成樹脂及び接着剤を塗布した状態を示す側面断面図、図(B)は、湾曲面形成部を湾曲させた状態を示す側面断面図、図(C)は、突起部を切除した状態を示す側面断面図である。 本発明に係る積層板の製造方法の異なる実施形態を示すものであって、図(A)は、基材を切削して湾曲面形成部を形成した状態を示す側面断面図、図(B)は、湾曲面形成部を拡大して示す側面断面図である。 本発明に係る積層板の製造方法の異なる実施形態を示すものであって、図(A)は、湾曲面形成部に合成樹脂及び接着剤を塗布した状態を示す側面断面図、図(B)は、湾曲面形成部を湾曲させた状態を示す側面断面図である。 本発明に係る積層板の製造方法のさらに異なる実施形態を示すものであって、図(A)は、基材を切削して湾曲面形成部を形成した状態を示す側面断面図、図(B)は、湾曲面形成部を湾曲させた状態を示す側面断面図である。 本発明に係る積層板の製造方法のさらに異なる実施形態を示すものであって、図(A)は、基材を切削して湾曲面形成部を形成した状態を示す側面断面図、図(B)は、湾曲面形成部を湾曲させた状態を示す側面断面図である。
符号の説明
1…基材 2…補強材 3…化粧材 4…湾曲面形成部 4a…湾曲処理領域 4b…貼着領域 5…凹部 6…突出部 7…切欠 P…合成樹脂 Q…接着剤 R…湾曲面 t…突起部 X…積層板

Claims (4)

  1. 表面に化粧材を貼着した基材の端縁部において前記化粧材の裏面側を切削することにより、層厚みの薄い湾曲処理領域と、層厚みが大きく且つ途中に突出部を有する貼着領域とを形成すると共に、基材側の側端面に前記突出部が嵌合し得る凹部を形成したのち、前記湾曲処理領域に合成樹脂を塗布すると共に前記貼着領域に接着剤を塗布し、前記湾曲処理領域を湾曲させ、前記突出部を前記凹部に嵌合させて前記貼着領域を切削後の基材側端面に貼着することにより、端縁部に湾曲面を形成することを特徴とする積層板の製造方法。
  2. 前記湾曲処理領域の層厚みを0.05〜0.7mmの範囲に設定し、端縁部に形成する湾曲面の曲率半径を5mm以下とした請求項1に記載する積層板の製造方法。
  3. 前記基材と化粧材との間に補強材を介在させた請求項1又は2に記載する積層板の製造方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれかの方法によって製造した端縁部に湾曲面を有することを特徴とする積層板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016006277A (ja) * 2014-05-29 2016-01-14 アイカ工業株式会社 化粧材、化粧材の製造方法、及び壁面構造

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