JP2005323900A - 回転式ガスかまど - Google Patents

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Abstract

【課題】
各種食材やその調理方法に応じた常時効果的な加熱攪拌作用を得られるようにする。
【解決手段】
非蓄熱性の断熱ライニング層(16)(22)が各々裏打ちされた内・外筒(10)(11)の二重構造から成り、その外筒(11)に内筒支持用上段・下段遊転ローラー(30)(37)の複数づつを軸支する一方、その遊転ローラー(30)(37)と各々係合する水平な上段・下段係合フランジ(40)(41)を内筒(10)から対応的な外向き一体的に張り出すと共に、その内筒(10)の開口下縁部から外向き一体的に張り出す入力スプロケット(19)と、外筒(11)のモーター格納ボックス(12)に内蔵された内筒正逆回転用駆動モーター(42)の出力スプロケット(44)とを伝動チェン(45)により連結して、ガスバーナー(46)での加熱中にあるボール鍋(7)を受け持つ内筒(10)を、外筒(11)に対して水平回転させ得るように設定した。
【選択図】 図4

Description

本発明は各種食材の煮込みや混練、炒め、その他の調理方法に応じた常時効果的な加熱攪拌作用を得られる回転式のガスかまどに関する。
本発明の出願人が提案した実公平7−14722号や特許第2759092号、特許第2883559号、特許第2950509号には、セラミックファイバーなどの熱しやすく冷めやすい非蓄熱性断熱層から二重の断熱構造をなすガス直火型かまどが記載されており、これが本発明に最も近似する公知技術であると考えられる。
実公平7−14722号公報 特許第2759092号公報 特許第2883559号公報 特許第2950509号公報 特許第3418936号公報
ところが、上記公知技術のガス直火型かまどは作業床への据え付け固定式として、そのガスバーナーでの加熱中に回転使用されず、食材の攪拌作用がボール鍋の上方から挿入される攪拌羽根の回転運動のみに依拠しているに過ぎない結果、その食材の攪拌作用をボール鍋の内部全体へ、短時間での万遍なく波及させることができず、必らずや周縁部に食材の攪拌洩れを生ずるほか、熱効率にも劣る問題がある。
他方、本発明の出願人から提案した特許第3418936号には、ボール鍋(A)の水平回転駆動機構(B)と転倒作動機構(C)を備えた食材炒め装置が開示されているが、その加熱器(D)は電磁誘導加熱コイル(33)から成り、ガスバーナーではないため、粘性の無い野菜や焼きそば、焼き飯などをほぐし・攪拌する炒め調理であればともかく、各種の餡やクリーム、チョコレート、カレールーなどの高粘度な食材を煮込み攪拌する調理用としては、加熱力や所要時間との関係上不適当である。
又、本発明のかまどに相当するボール鍋水平回転駆動機構(B)の格納ボックス(3)が、向かい合う軸受ボックス(2a)(2b)の左右相互間へ水平な回動支軸(4a)(4b)を介して枢着されているけれども、このようなボール鍋(A)の転倒作動機構(C)はあくまでも炒め調理し終えた食材の取り出し用であり、食材の加熱攪拌中に上記格納ボックス(3)を傾けたチルト作動状態として使用するものではない。
その意味では、上記据え付け固定式のガス直火型かまどと根本的に異ならず、食材の種類やその調理方法に応じた常時効果的な加熱攪拌作用を得ることができない。
本発明はこのような課題の改良を目的とする回転式ガスかまどに係り、その目的を達成するために、請求項1ではボール鍋を受け持つ内周面に裏打ち一体化された熱しやすく冷めやすい非蓄熱性の内側断熱ライニング層により、その内部空間がガスの燃焼室として画定された剛性な内筒と、
燃焼ガスの炎がボール鍋の円錐底面へ直かに当らない一定間隔距離を保つ関係状態として、上記内筒の真下位置に臨まされたガスバーナーと、
上記内筒を包囲する内周面の中途高さ位置へ裏打ち一体化された熱しやすく冷めやすい非蓄熱性の外側断熱ライニング層により、その内筒との向かい合う相互間が排気ジャケットとして区成された剛性な外筒とを備え、
上記内筒とその内側断熱ライニング層に開口分布する多数の排気孔を介して、上記燃焼室並びに排気ジャケットと連通する集中排気管を、上記外筒から後向き一体的に張り出し延長させたガスかまどであって、
上記外筒を据付フレームから垂立する左右一対の軸受スタンドへ、水平な回動支軸によって約90度の一定角度だけ起伏する回動操作自在に吊持させ、
その外筒から上記集中排気管の包囲可能なモーター格納ボックスを後向き一体的に張り出すと共に、
同じく外筒の外側断熱ライニング層よりも上部と下部へ、上記内筒支持用上段遊転ローラーと下段遊転ローラーとの複数づつを、その全体的な放射対称分布型に軸支する一方、
その外筒の上段遊転ローラー並びに下段遊転ローラーと各々係合する円板状の水平な上段係合フランジ並びに下段係合フランジを、上記内筒の対応的な高さ位置から何れも外向き一体的に張り出すと共に、
同じく内筒の下端部から外筒への横向き一体的に張り出した径大な水平の入力スプロケットと、上記外筒のモーター格納ボックス内に据え付けた内筒正逆回転用駆動モーターの出力スプロケットとを、伝動チェンにより連結して、
上記ガスバーナーでの加熱中にあるボール鍋を受け持つ内筒を、その駆動モーターにより上記外筒に対して水平回転させ得るように設定したことを特徴としている。
上記請求項1に従属する請求項2では、内筒をボール鍋の円錐底面とほぼ対応する下細りの段付き漏斗型として、その径小な下部から外向き一体的に張り出す下段係合フランジの直径を、その内筒自身における径大な上部の直径と同等以下に寸法化し、
外筒の対応位置する下部へ内向き傾斜支軸を介して枢着したVプーリー型下段遊転ローラーの水平な切欠き面により、上記内筒の下段係合フランジを下方から受け持つ一方、
上記内筒の径大な上部から外向き一体的に張り出す上段係合フランジの直径を、上記外筒の上縁部から内向き一体的に張り出す水平な開口フランジの口径よりも短小に寸法化して、
その外筒の開口フランジに付与した垂直支軸受け入れ切欠を貫通する垂直支軸により、上記上段遊転ローラーを枢着すると共に、
上記内筒の下端部から入力スプロケットを取りはずした後、上記垂直支軸をその受け入れ切欠に沿い外方へ退避状態に移動させて、その上段遊転ローラーと上段係合フランジとの係合状態を解除することにより、上記内筒を外筒から上方へ抜き出せるように設定したことを特徴としている。
又、同じく請求項1に従属する請求項3では外筒を左右一対の軸受スタンドへ水平な回動支軸により、約30度の一定回動角度範囲内での段階的な傾斜姿勢状態として使用できるように枢着したことを特徴としている。
上記請求項1又は3に従属する請求項4では、外筒を一定角度だけ起伏的に回動操作した時、ガスバーナーがボール鍋の円錐底面に対して自づと進退移動し得るように、
その外筒における一方の回動支軸と、ガスバーナーへのガス供給管とを連動連結したことを特徴としている。
更に、上記請求項1に従属する請求項5では、ボール鍋の中途高さ位置から外向き一体的に張り出す吊り掛けフランジと、内筒の開口上縁部に付属一体化する水平な鍋受けフランジとを、複数のボルトとその固定ナットによって、着脱自在に締結一体化したことを特徴としている。
請求項1の上記構成によれば、二重断熱構造をなすガスかまどの内筒と外筒とが、その内筒の上段・下段係合フランジと外筒の上段・下段遊転ローラーとの対応的な係合状態にあり、その外筒に対して内筒が正逆回転用駆動モーターによって、水平回転されるようになっているため、ガスバーナーの加熱力とも相俟って、食材の種別や調理方法に制約を受けることなく、その各種食材の常時効果的な加熱攪拌作用を得ることができ、食材の焦げ付きや攪拌洩れを生じるおそれもなく、汎用性に優れる。
特に、請求項2の構成を採用するならば、二重断熱構造のガスかまどであるにも拘らず、そのボール鍋を受け持つ内筒を外筒に対して、上方へ抜き出し分離することができるため、外側断熱ライニング層や上段・下段遊転ローラーの保守点検・交換作業などを便利良く行なえる効果がある。
又、請求項3の構成を採用するならば、ボール鍋を受け持つ内筒を回動支軸の水平軸線廻りに、約30度の一定回動角度範囲内での段階的なチルト作動状態として使用することができ、各種食材やその調理方法に応じた一層効果的な加熱攪拌作用を得られることとなる。
請求項4の構成を採用するならば、上記チルト作動状態での使用中、ガスバーナーが内筒に受け持たれたボール鍋の円錐底面へ自づと正しく臨むことになるため、その食材を支障なく加熱することができ、その際にも内筒は回転可能である結果、食材の攪拌作用が向上する。
そして、ガスかまどの就中外筒を約90度の一定角度だけ横転させて、そのボール鍋から調理済みの食材を取り出す場合にも、上記ガスバーナーはボール鍋の円錐底面から退避するため、その横転による食材の取り出しを支障なく行なえるわけである。
更に、請求項5の構成を採用するならば、内筒からボール鍋を上方へ抜き出し分解することもできるため、その内側断熱ライニング層の保守点検や交換作業などを便利良く行なえる効果がある。
以下、図面に基いて本発明の具体的構成を詳述すると、図1〜24はその本発明を適用した食材の調理装置に係り、(F)は作業床への据付フレームであって、一定間隔を保って垂立する左右一対の軸受スタンド(1)(2)と、その下部同志の水平な前側連結管(3)並びに後側連結盤(4)とから剛性に枠組み一体化されている。
その場合、何れか一方(図1、4の右側)の板壁型をなす軸受スタンド(1)の下端部からは、水平な延長板(5)が横向き一体的に張り出している。これに比して、他方(図1、4の左側)の軸受スタンド(2)はボックス型に形成されており、その内部へ後述するガスかまどとガスバーナーとの連動機構を格納できるようになっている。(6)は複数(図例では合計4個)のネジ脚座であり、これらの昇降操作によって、上記据付フレーム(F)の据付け高さと水平度を調整することができる。
(7)は各種食材を収容するボール鍋であって、円錐底面を備えた断面U字型に造形されており、その円筒胴面の中途高さ位置からは円板状の吊り掛けフランジ(8)が外向き一体的に張り出されていると共に、その水平な吊り掛けフランジ(8)の張り出し先端部から連続的に垂下するスカート片(9)が、ボール鍋(7)から煮こぼれした食材の所謂水切り作用を果すようになっている。
(R)は上記据付フレーム(F)における両軸受スタンド(1)(2)の左右相互間に介在するガスかまどであって、図4や図6〜17のように、ボール鍋(7)の約下半部を包囲する金属板の剛性な内筒(10)と、その内筒(10)を包囲するやはり金属板の剛性な外筒(11)とから成る二重構造になっている。
しかも、内筒(10)は特にボール鍋(7)の円錐底面とほぼ対応する下細りの段付き漏斗型として、その下部の直径(d1)が残る上部の直径(d2)よりも径小化されている。これに比し、単純な円筒型をなす外筒(11)の胴面からは、その外筒(11)に対して内筒(10)を正逆回転させる駆動モーター用の格納ボックス(12)が、後向き一体的に張り出し形成されている。
(13)は上記内筒(10)の開口上縁部に付属一体化された水平な鍋受けフランジであり、これによって上記ボール鍋(7)の吊り掛けフランジ(8)を下方から受け止める。(14)はその円板状の鍋受けフランジ(13)に全体的な放射対称分布型として、下方から差し込み貫通された複数(図例では合計4本)のボルトであり、これらに上方から螺合される固定ナット(15)を介して、上記ボール鍋(7)の吊り掛けフランジ(8)とその内筒(10)の鍋受けフランジ(13)とが、位置決め状態に締結一体化されることとなる。
(16)は熱しやすく冷めやすい非蓄熱性の内側断熱ライニング層であり、好ましくはアルミナとシリカを主成分とする溶融・繊維化されたセラミックファイバーに、バインダーを加えて成形・焼成された比較的硬質・薄肉な焼成体として、上記内筒(10)の内周面へ嵌め付け固定されることにより、ボール鍋(7)の円筒胴面を受け持つ状態に密着し、その内側断熱ライニング層(16)の内部空間をガスの燃焼室(B)として画定している。しかも、そのボール鍋(7)と密着する内側断熱ライニング層(16)の上部には、上記内筒(10)をも貫通する多数の排気孔(17)が開口分布されている。
又、(18)は上記内側断熱ライニング層(16)を受け止める状態として、内筒(10)の開口下縁部から内向き一体的に張り出された水平な補強フランジ、(19)(20)はその補強フランジ(18)へ下方から複数の固定ボルト(21)を介して、一緒に取り付け一体化された入力スプロケットとガス拡散防止フードであり、その入力スプロケット(19)は上記内筒(10)の径小な下部から外筒(11)への横向き水平に張り出している。
尚、ガス拡散防止フード(20)は上記燃焼室(B)への外気導入フードとしても機能する。ガス拡散防止フード(20)と入力スプロケット(19)は、その内筒(10)の補強フランジ(18)から取りはずすこともできる。
他方、(22)はやはり熱しやすく冷めやすい非蓄熱性の外側断熱ライニング層であり、好ましくは上記したセラミックファイバーから帯状に加工され、内筒(10)の内側断熱ライニング層(16)よりも軟質・厚肉な巻き曲げ形態として、上記外筒(11)における内周面の中途高さ位置へ裏打ち一体化されている。しかも、外側断熱ライニング層(22)は断面コ字型をなし、上記内筒(10)の円筒胴面と向かい合う内外相互間に、その多数の排気孔(17)と連通する排気ジャケット(23)を区成している。
(24)は同じく外筒(11)の円筒胴面から後方へ、上記モーター格納ボックス(12)の内部を貫通して一体的に張り出し延長された集中排気管であり、これが上記排気ジャケット(23)と連通する内周面にも、やはりセラミックファイバーなどの熱しやすく冷めやすい非蓄熱性断熱ライニング層(25)が裏打ち一体化されている。
又、(26)は上記外筒(11)の上縁部から内向き一体的に張り出された水平な開口フランジであって、一定の口径(s)を備えており、これから一体的に垂立する鍋位置決め規制リング(27)へ、上記ボール鍋(7)の吊り掛けフランジ(8)から垂下するスカート片(9)が、覆いかぶさるようになっている。
(28)は同じく外筒(11)の開口フランジ(26)へ全体的な放射対称分布型に付与された複数(図例では合計4個)の垂直支軸受け入れ切欠であって、内筒(10)の中心から放射方向へ細長く開口延在している。(29)はその受け入れ切欠(28)の各個へ差し込み係合された垂直支軸であり、これによって内筒支持用の上段遊転ローラー(30)が上記開口フランジ(26)へ枢着されている。(31)はその各垂直支軸(29)へ上方から螺合締結された固定ナットである。
更に、(32)は上記外側断熱ライニング層(22)を上方から押え止める状態として、外筒(11)の上部から内向き一体的に張り出された水平な仕切りフランジ、(33)は同じく外側断熱ライニング層(22)を下方から受け止める状態として、やはり外筒(11)の中途高さ位置から内向き一体的に張り出された水平な支持フランジ、(34)はその支持フランジ(33)へ下方から固定ボルト(35)によって取り付け一体化された複数(図例では合計4個)の支持ステーであり、全体的な放射対称型に分布している。
(36)はその支持ステー(34)の各個へ斜め下方から螺入締結された内向き傾斜支軸であり、これによって上段遊転ローラー(30)と対をなす内筒支持用の下段遊転ローラー(37)が支持ステー(34)へ、やはり枢着されている。その下段遊転ローラー(37)は悉く上記内筒(10)の径小な下部へ臨む高さ位置にあり、しかも垂直な切欠き面(38)と水平な切欠き面(39)とを備えたVプーリー型に造形されている。
そして、外筒(11)の上段遊転ローラー(30)と係合する水平な上段係合フランジ(40)が、上記内筒(10)の対応する中途高さ位置から外向き一体的に張り出されている一方、同じく外筒(11)の下段遊転ローラー(37)と係合する水平な下段係合フランジ(41)が、やはり内筒(10)の対応位置する径小な下部から外向き一体的に張り出されている。
そのため、上記ボール鍋(7)を受け持つガスかまど(R)の内筒(10)は、その外筒(11)に対して図4、15のような垂直中心線(Y−Y)の廻りに安定良く回転し得る組立状態にある。(42)は上記ガスかまど(R)におけるモーター格納ボックス(12)内の壁面へ、竪型として据え付け固定された内筒正逆回転用の駆動モーターであり、これから垂下する出力軸(43)の先端部には出力スプロケット(44)が嵌め付け一体化されている。
しかも、その駆動モーター(42)の出力スプロケット(44)と上記内筒(10)に付属している入力スプロケット(19)とは、互いに同じ高さ位置での並列状態にあって、その相互間には無端な伝動チェン(45)が巻き掛けられており、上記ボール鍋(7)を受け持つガスかまど(R)の内筒(10)が駆動モーター(42)によって、正方向又は逆方向へ水平回転されるようになっている。その回転速度は約40rpmであり、後述する操作パネル上のスイッチによって、回転方向を切り替えることができる。
その場合、上記内筒(10)から外向きに張り出す上段係合フランジ(40)の直径(d3)は、外筒(11)から内向きに張り出す上記開口フランジ(26)の口径(s)よりも、若干短小な寸法として関係設定されている一方、同じく内筒(10)から外向きに張り出す下段係合フランジ(41)の直径(d4)は、その内筒(10)自身における上部の直径(d2)と同等以下の寸法に設定されており、しかも下段遊転ローラー(37)の水平な切欠き面(39)によって、下方から受け持たれた状態にある。
その結果、図4の鎖線に示す如く、上記内筒(10)の開口下縁部から入力スプロケット(19)とガス拡散防止フード(20)を取りはずす一方、外筒(11)における上段遊転ローラー(30)の垂直支軸(29)とその固定ナット(31)を弛緩させて、その開口フランジ(26)の垂直支軸受け入れ切欠(28)に沿い外方への退避状態に移動することにより、その上段遊転ローラー(30)と上段係合フランジ(40)との係合状態を解除すれば、上記内筒(10)を外筒(11)から上方へ抜き出すことができ、その外側断熱ライニング層(22)や遊転ローラー(30)(37)の保守点検・交換作業などを便利良く行なえる。
更に言えば、内筒(10)における鍋受けフランジ(13)のボルト(14)から固定ナット(15)を取りはずせば、その内筒(10)からボール鍋(7)を上方へ抜き出すことも可能であり、内側断熱ライニング層(16)の保守点検・交換作業などに役立つ。尚、このような操作を逆順序に行なえば、内筒(10)に対するボール鍋(7)の組立や、外筒(11)に対する内筒(10)の組立が可能であることは、言うまでもない。
(46)は上記ボール鍋(7)を加熱するガスバーナーであり、ガスかまど(R)を形作る内筒(10)の真下位置に臨まされているが、そのガスバーナー(46)とボール鍋(7)とは一定の間隔距離(h)(望ましくは炎の高さの約2〜3倍に相当する80mm程度)だけ離されることによって、燃焼ガスの炎がボール鍋(7)の円錐底面へ直かに当らないようになっている。
上記ガスかまど(R)の外筒(11)は据付フレーム(F)の両軸受スタンド(1)(2)へ、水平軸線(X−X)を枢支点とする起伏的な回動操作自在に吊持されている。
即ち、そのガスかまど(R)のチルト作動機構(T1)が明白な図4、5において、(47)(48)は上記外筒(11)の上部から補強プレート(49)(50)を介して外向き一体的に張り出し延長された左右一対の水平な回動支軸であり、上記据付フレーム(F)の両軸受スタンド(1)(2)を貫通している。(51)(52)はその軸受スタンド(1)(2)に各々取り付け固定されたハブフランジであり、これらと上記回動支軸(47)(48)との嵌合面へ各々介挿された軸受メタル(53)(54)によって、その回動支軸(47)(48)が回動自在に受け持たれている。
(55)は上記据付フレーム(F)における両軸受スタンド(1)(2)のうち、その一方(図1、4の左側)のボックス型軸受スタンド(2)から露出する回動支軸(47)の先端部へ、枢支貫通ピン(56)を介して一体回動し得るように嵌め付けられたかまど用チルト操作レバーであり、その中途部に差し込み一体化されたロックピン(57)が、上記ボックス型軸受スタンド(2)の側壁面を指向している。
又、(58)はそのロックピン(57)と向かい合う状態として、上記ボックス型軸受スタンド(2)の側壁面に取り付け固定されたかまど用チルト角度調整プレートであり、これには上記回動支軸(47)からの一定な回動半径軌跡上に沿って点在する複数のロックピン受け入れ孔(59)が開口分布されている。
その複数のロックピン受け入れ孔(59)は上記ガスかまど(R)を、好ましくは約30度の一定回動角度範囲(α)において段階的に傾斜させるべく、そのチルト操作レバー(55)をガスかまど(R)が垂立の姿勢状態にある零度から10度、20度並びに30度の各傾斜角度を保てる合計4個として、これらのロックピン受け入れ孔(59)へ上記ロックピン(57)を択一的に差し替え使用できるようになっている。
このような約30度の一定回動角度範囲(α)において使用される合計4個のほかに、約90度の傾斜角度(β)を保てるロックピン受け入れ孔(60)も開口されており、ここへ上記チルト操作レバー(55)のロックピン(57)を差し込んで、最大の約90度だけ伏倒操作すれば、そのガスかまど(R)が図17のような水平軸線(X−X)の廻りに水平姿勢状態まで横転することとなり、その結果これに受け持たれているボール鍋(7)の内部から前方へ、調理済みの食材を洩れなく便利に取り出すことができる。
このようにガスかまど(R)はそのチルト作動機構(T1)により、上記回動支軸(47)(48)の水平軸線(X−X)を枢支点として、図16のような一定回動角度範囲(α)内での段階的な傾斜姿勢状態のもとに使用できるようになっているため、その傾斜するも上記ガスバーナー(46)を常時ボール鍋(7)の円錐底面へ支障なく臨ませる必要上、両者は作用的に連動連結されている。
つまり、ボール鍋(7)を受け持つガスかまど(R)と、そのガスバーナー(46)との連動機構(L)が明白な図4、5において、(61)はガスバーナー(46)の混合管、(62)はその混合管(61)へのガス供給管、(63)は上記据付フレーム(F)におけるボックス型軸受スタンド(2)の側壁面に、前後方向への細長く切り欠き延在されたスライドガイド窓であり、ここをスライド運動し得るアングル状の支持ステー(64)に、上記混合管(61)とガス供給管(62)とが各々安定良く受け持ち固定されている。
しかも、その支持ステー(64)が上記ボックス型軸受スタンド(2)の内部へ臨む垂立片(65)には、スライドブロック(66)が付属一体化されており、これが上下一対の平行なスライドガイド軸(67)に沿って、前後方向へ進退移動し得るようになっている。
又、(68)は上記ボックス型軸受スタンド(2)を貫通する水平な回動支軸(47)の中途部へ、その軸受スタンド(2)の内部において嵌め付け一体化された回動アームであり、上記支持ステー(64)の垂立片(65)から対応的に張り出す揺動リンクアーム(69)と枢支連結されている。
(70)は上記かまどチルト操作レバー(55)の姿勢状態を常に安定良く固定維持する気圧シリンダー(好ましくはガスダンパー)であって、やはりボックス型軸受スタンド(2)の内部に存在しており、そのシリンダー本体(71)とピストンロッド(72)との何れか一方が上記チルト操作レバー(55)の中途部へ、残る他方が取付ブラケット(73)へ各々枢着されている。その取付ブラケット(73)は上記ボックス型軸受スタンド(2)の側壁面へ裏当て状態に固定されている。
更に、(74)は同じくボックス型軸受スタンド(2)の内部に配管された弁組立ユニットであって、開閉用電磁弁やガス流量調整弁などを具備しており、その口金部と上記ガス供給管(62)の口金部とは、フレキシブルなガスホース(75)を介して連通接続されている。(76)は上記弁組立ユニット(74)を図外のガス供給源と接続使用するためのガス導入口金である。
そのため、上記ボール鍋(7)を受け持つガスかまど(R)がそのかまどチルト作動機構(T1)のチルト操作レバー(55)により、約30度の一定回動角度範囲(α)において傾斜されると、これに応じてガスバーナー(46)は図15〜17に示す如く、前後方向へ進退移動して、ボール鍋(7)の円錐底面へ自づと正しく臨むことになり、そのボール鍋(7)を支障なく加熱することができる。
尚、上記かまどチルト操作レバー(55)を約90度の傾斜角度(β)まで伏倒操作した場合にも、ガスバーナー(46)は後方へ移動して、ボール鍋(7)の円錐底面から退避することになる結果、そのガスかまど(R)を支障なく横転させることができ、ボール鍋(7)から調理済みの食材を取り出せるのである。
上記据付フレーム(F)における他方(図1、4の右側)の板壁型軸受スタンド(1)を貫通する回動支軸(48)のハブフランジ(52)は、図4のような張出しフランジ付きの円筒型として、攪拌機用支持ボックス(77)の中途高さ位置へ差し込み固定されている。(78)はそのハブフランジ(52)の張出しフランジ部と相俟って、上記攪拌機用支持ボックス(77)の側壁面を挟む状態に締結固定されたカバーケースであるが、そのカバーケース(78)と上記ハブフランジ(52)との嵌合面には、左右一対のスラストベアリング(79)が介挿されている。(80)はそのスラストベアリング(79)の抜け止めプレートである。
つまり、上記ハブフランジ(52)の内部では軸受メタル(54)を介して、ボール鍋(7)を受け持つガスかまど(R)の回動支軸(48)が回動する一方、同じくハブフランジ(52)の外部ではスラストベアリング(79)を介して、攪拌機用支持ボックス(77)が回動し、その支持ボックス(77)とガスかまど(R)とを同じ上記水平軸線(X−X)廻りでの相対的に、各々前後方向へチルト作動させることができるようになっているのである。
(81)は上記攪拌機用支持ボックス(77)の前壁面に付属一体化されたレバー受けブラケットであり、これには上記板壁型軸受スタンド(1)に向かって進退し得る攪拌機用チルト操作レバー(82)が貫通されている。(83)はこれと対応するレバー受け入れロック孔の複数であり、上記回動支軸(48)からの一定な回動半径軌跡上に沿う点在状態として、板壁型軸受スタンド(1)に開口分布されている。
その複数のレバー受け入れロック孔(83)は上記攪拌機用支持ボックス(77)を図2、18のように、やはり好ましくは約30度の一定回動角度範囲(γ)において段階的に傾斜させるべく、その支持ボックス(77)が垂立の姿勢状態にある零度から10度、20度並びに30度の各傾斜角度を保てる合計4個として、これらのレバー受け入れロック孔(83)へ上記チルト操作レバー(82)を択一的に差し替え使用できるようになっており、茲に攪拌機(A)のチルト作動機構(T2)を形作っている。
上記攪拌機用支持ボックス(77)はボール鍋(7)の開口面よりも背高い竪型として垂立しており、その底面には遊転自在の脚ローラー(84)が軸支されている。(85)はその脚ローラー(84)の転動ガイドレールであり、上記据付フレーム(F)における板壁型軸受スタンド(1)の対応位置へ、上記回動支軸(48)からの一定な回動半径を描く凹曲面として取り付け固定されている。攪拌機用支持ボックス(77)の脚ローラー(84)がその転動ガイドレール(85)に沿って、約30度の上記回動角度範囲(γ)だけ転動するようになっているのである。
(86)は上記攪拌機用支持ボックス(77)の姿勢状態を常時安定良く固定維持する気圧シリンダー(好ましくはガスダンパー)であって、上記回動支軸(48)よりも下方位置を前後方向に沿い延在しており、そのシリンダー本体(87)とピストンロッド(88)との何れか一方が上記据付フレーム(F)の板壁型軸受スタンド(1)へ、残る他方が攪拌機用支持ボックス(77)へ各々枢着されている。図1の符号(89)はその支持ボックス(77)の前壁面に付属一体化された操作パネルを示している。
又、(90)は上記攪拌機用支持ボックス(77)内の上端部付近に固定横架された水平な仕切り天板、(91)はこれに吊持状態として取り付け固定された竪型の攪拌軸回転用駆動モーターであり、その出力軸(92)が仕切り天板(90)から上向きに露出している。
(93)は上記攪拌機用支持ボックス(77)と別個独立の伝動ケースであって、その支持ボックス(77)からボール鍋(7)の真上位置まで水平に張り出し延長されている。(94)はその攪拌機用伝動ケース(93)の基端部へ垂立状態に軸受けされた伝動軸であって、図21〜24から明白なように、上記攪拌軸回転用駆動モーター(91)の出力軸(92)と対応合致しており、しかもその伝動軸(94)と出力軸(92)との上下相互間が、着脱自在の伝動カップリング(95)を介して連結一本化されている。(96)はその伝動軸(94)に嵌め付け一体化された駆動スプロケット、(97)は同じく伝動軸(94)のベアリングケースである。
他方、(98)は上記攪拌機用伝動ケース(93)の延長先端部に嵌め付け一体化された固定軸受ケース、(99)はその内部中心へ回転自在に支持されたセンター攪拌軸であり、これが伝動ケース(93)の内部へ臨む上端部には、従動スプロケット(100)が嵌め付け一体化されている。(101)はその従動スプロケット(100)と上記駆動スプロケット(96)との相互間に巻き掛けられた無端な伝動チェンであり、そのためセンター攪拌軸(99)は上記駆動モーター(91)によって回転駆動されることとなる。(102)はその伝動チェン(101)のテンションスプロケットである。
又、(103)は上記固定軸受ケース(98)の下面へ複数のボルト(104)によって固定一体化された径大なサンギヤであり、これがセンター攪拌軸(99)の中途部を包囲する嵌合面には、ラジアルベアリング(105)が介挿されている。(106)は上記センター攪拌軸(99)へ下方から差し込まれ、且つキー(107)やスプラインなどを介して、そのセンター攪拌軸(99)と一体回転する径大な回転ケースであり、その上面を施蓋する回転カバープレート(108)と相俟って、上記サンギヤ(103)を包囲している。
(109)は上記センター攪拌軸(99)との一定間隔距離を保つ平行状態として、回転ケース(106)から垂下する互いに同じ一対の偏心攪拌軸であり、各々ラジアルベアリング(110)を介して、そのベアリングケース(111)へ回転自在に軸受けされている。
更に、上記サンギヤ(103)と外接状態に噛合回転するプラネタリーギヤ(112)が、その偏心攪拌軸(109)の上端部に各々嵌め付け一体化されている。そのため、上記センター攪拌軸(99)が回転駆動されると、そのセンター攪拌軸(99)と一体回転する回転ケース(106)並びに回転カバープレート(108)を介して、一対の偏心攪拌軸(109)が上記センター攪拌軸(99)の周囲を同一方向へ、同一速度のもとに公転運動する。
しかも、上記偏心攪拌軸(109)の各個はその上端部に付属しているプラネタリーギヤ(112)と、サンギヤ(103)との噛合状態にあるため、これらは互いに逆方向へ自転運動することにもなり、攪拌子(113)と相俟って食材の攪拌機(A)を形作っている。
茲に、攪拌子(113)は図25に例示するような金属ワイヤーや、ボール鍋(7)の内周面にフィットする板羽根などから成る各種形態として、予じめ用意されており、これらを食材やその調理方法に応じて使い分けられるようになっているが、何れにしても上記センター攪拌軸(99)と両偏心攪拌軸(109)の下端部へ、各々着脱・交換自在に連結一本化できる共通の取付支軸(114)を備えている。
その場合、図示の調理装置ではセンター攪拌軸(99)と両偏心攪拌軸(109)の下端部を、すべて同じ口径と深さのソケット(115)(116)として、ここへ受け入れた攪拌子(113)の取付支軸(114)を係止ボール(117)と、そのボール拘束用スライドカバー(118)の引き下げ操作により、抜け止め状態に連結一本化すると共に、そのスライドカバー(118)の押し上げ操作によって、攪拌子(113)の取付支軸(114)を抜き出せるようになっているが、図示以外の着脱・交換可能な連結手段を採用しても良い。
上記食材の攪拌機(A)は昇降作動機構(C)により、その攪拌子(113)をボール鍋(7)に対して、上方から出し入れすることができるようになっている。
即ち、その攪拌機(A)の昇降作動機構(C)を示した図20〜22において、(119)(120)は上記攪拌機用支持ボックス(77)の内部に取り付け固定された上下一対の向かい合う軸受ブラケット、(121)(122)はその軸受ブラケット(119)(120)へ各々回動自在に軸支された上下一対の径大なスプロケット、(123)(124)はその径大なスプロケット(121)(122)と一体回動し得る並列状態として、同じく軸受ブラケット(119)(120)に軸支された上下一対の径小なスプロケットである。
そして、その径小なスプロケット(123)(124)同志の上下相互間には、無端な第1走行チェン(125)が巻き掛けられていると共に、その第1走行チェン(125)の中途部に気圧シリンダー(好ましくはガスダンパー)(126)のピストンロッド(127)が締結されている一方、同じく気圧シリンダー(126)のシリンダー本体(128)が上記攪拌機用支持ボックス(77)へ取付ステー(129)を介して固定されている。
又、上記径大なスプロケット(121)(122)同志の上下相互間にも、別の無端な第2走行チェン(130)が巻き掛けられている。(131)は上記攪拌機用支持ボックス(77)の内部へロッド受けブラケット(132)を介して、並列状態に垂立された前後一対の昇降ロッドであり、その両昇降ロッド(131)が上記仕切り天板(90)を通じて露出する上端部には、水平な上段連結盤(133)が締結一体化されている一方、同じく両昇降ロッド(131)の下端部も水平な下段連結盤(134)を介して締結一体化されている。
しかも、その下段連結盤(134)は連結ピース(135)によって、上記第2走行チェン(130)の中途部と連結一体化されており、そのため上記気圧シリンダー(126)の突っ張り作用が両昇降ロッド(131)へ働いた付勢状態にある。
(136)は上記攪拌機用伝動ケース(93)の中途部に接合一体化された補強プレートであり、これからは両昇降ロッド(131)における上段連結盤(133)の中心部を貫通する1個の回動枢軸(137)が、一体的に垂下している。(138)はその垂直な回動枢軸(137)と上段連結盤(133)との嵌合面に介挿された軸受メタル、(139)は上記補強プレート(136)と上段連結盤(133)との上下相互間に介挿されたスラストベアリング、(140)は上記回動枢軸(137)の下端部に螺合締結された抜け止めナットである。
同じく攪拌機用伝動ケース(93)の中途部からは、その攪拌機用支持ボックス(77)の側壁面に向かって連結脚片(141)が一体的に垂下されている。(142)はその連結脚片(141)を挟む二叉状の連結ブラケットであって、上記支持ボックス(77)の側壁面に取り付け固定されており、その連結ブラケット(142)と連結脚片(141)には連結ピン(143)が抜き差し自在に差し込み貫通されている。
このような連結ピン(143)の差し込み固定状態では、図20〜24から明白なように、攪拌機(A)の伝動ケース(93)が下降しており、その伝動ケース(93)の上記伝動軸(94)と攪拌軸回転用駆動モーター(91)の出力軸(92)とは、伝動カップリング(95)を介して連結一本化されている。そのため、ボール鍋(7)へ上方から挿入された使用状態にある上記攪拌子(113)を、その駆動モーター(91)により伝動チェン(101)とセンター攪拌軸(99)や偏心攪拌軸(109)を経て回転させることができ、食材の攪拌作用を行なえることになる。
他方、このような攪拌子(113)の使用状態から上記連結ピン(143)を、その気圧シリンダー(126)の突っ張り作用に抗して抜き出せば、両昇降ロッド(131)が図1、2の鎖線で示す如く直進的に上昇して、攪拌機(A)の伝動ケース(93)をその攪拌機用支持ボックス(77)から浮上させることになり、上記伝動ケース(93)の伝動軸(94)と攪拌軸回転用駆動モーター(91)の出力軸(92)とが分離して、その伝動不能に保たれる。
その結果、上記攪拌機(A)の伝動ケース(93)から両昇降ロッド(131)の上段連結盤(133)へ差し込まれた状態にある垂直な回動枢軸(137)を中心として、その伝動ケース(93)を図3のように約90度の一定角度(θ)だけ、前方へ水平に回動操作することにより、上記ボール鍋(7)から一旦真上位置に抜き出された攪拌子(113)を、更にそのボール鍋(7)の周辺へ退避させることができる。
つまり、両昇降ロッド(131)の昇降ストローク(H)が攪拌機(A)の攪拌子(113)をボール鍋(7)の開口面から上方へ抜き出し退避させ得る程度の一定量として、予じめ設定されているわけである。その攪拌子(113)をボール鍋(7)から抜き出し退避させた後、上記かまどチルト作動機構(T1)のチルト操作レバー(55)を使用して、ガスかまど(R)に受け持たれているボール鍋(7)を図17のように、そのかまど(R)と一緒に水平な姿勢状態まで横転させることにより、調理済みの食材を取り出すこともできることになる。
本発明を適用した図示の調理装置は、上記構成を具備しているため、その使用に当ってはカスタードクリームやブッセ生地、野菜、焼き飯、焼きそば、餡、チョコレート、カレールー、スープ、シチューなどの希望する食材を、そのボール鍋(7)へ収容させる。
そして、ボール鍋(7)の受け持ち状態にあるガスかまど(R)の内筒(10)を、その外筒(11)に対して正方向又は逆方向へ水平回転させる一方、攪拌機(A)の攪拌子(113)を上記食材の目的とする煮込みや混練、炒め、その他の調理方法にふさわしい形態品として取捨選択の上、これを攪拌機(A)のセンター攪拌軸(99)又は/及び偏心攪拌軸(109)へ着脱・交換自在に連結使用し、そのガスバーナー(46)での加熱中にある上記食材を、攪拌子(13)によって攪拌作用すれば良い。
このような食材の調理上、図25に例示する如く、ボール鍋(7)を受け持つガスかまど(R)と、攪拌機(A)の支持ボックス(77)との何れか一方を固定状態に保って、残る他方を上記回動支軸(47)(48)の水平軸線(X−X)廻りに前後方向へ傾斜させたり、又はその水平軸線(X−X)の廻りに上記ガスかまど(R)と攪拌機用支持ボックス(77)との双方を、各々前後方向へ傾斜させたりすることができるため、各種食材やその調理方法に応じた豊富な使用バリエーションと、短時間での理想的な加熱攪拌状態とを得られることになる。
つまり、上記ボール鍋(7)を受け持つガスかまど(R)と、攪拌機(A)の支持ボックス(77)との何れか一方を他方に対して傾斜させたり、その双方を傾斜させたりすれば、ボール鍋(7)の垂直中心線(Y−Y)と上記攪拌子(113)の回転軸線(Z−Z)とが、図25(ロ)(ハ)(ニ)のような互いに一定の角度だけ交叉した傾斜姿勢状態や、同図(ホ)のような互いに合致又は平行した傾斜姿勢状態を得られるほか、そのボール鍋(7)は上記垂直中心線(Y−Y)の廻りに回転作用される結果、これに収容されている食材を縦横方向や斜め方向へ万遍なく対流・反転させる如く、その隅々まで完全に効率良く加熱攪拌できるのであり、食材の焦げ付かないことは勿論、その食材がボール鍋(7)の周縁部へ終始付着した状態のままとして残る攪拌作用上の所謂盲点を生成するおそれもない。
図示の調理装置に適用されたガスかまど(R)では、その外筒(11)が据付フレーム(F)の両軸受スタンド(1)(2)へかまどチルト作動機構(T1)により、上記回動支軸(47)(48)の水平軸線(X−X)を枢支点として、一定回動角度範囲(α)内での段階的に傾斜させ得るようになっているが、ボール鍋(7)から調理済みの食材を便利良く取り出すために、ガスかまど(R)の就中外筒(11)をその垂立する姿勢状態から、約90度の傾斜角度(β)まで起伏的に回動操作し得る限り、上記ガスかまど(R)のチルト作動機構(T1)は省略しても良い。
又、食材の攪拌機(A)は上記昇降作動機構(C)により、その攪拌子(113)をガスかまど(R)の内筒(10)に受け持たれたボール鍋(7)に対して、上方から支障なく出し入れできる限り、攪拌機用支持ボックス(77)をやはり水平軸線(X−X)の廻りに一定回動角度範囲(γ)内での段階的に傾斜させるチルト作動機構(T2)は、省略してもさしつかえない。
何れにしても、本発明の回転式ガスかまど(R)では上記の説明から理解されるように、その内筒(10)に受け持たれたボール鍋(7)の円錐底面と、加熱用ガスバーナー(46)との相互間を、燃焼ガスの炎が直かに当らない一定間隔距離(h)だけ離してあるため、食材の焦げ付きやガスの不完全燃焼を起すおそれがない。
その一定間隔距離(h)だけ離したとしても、上記ガスかまど(R)の二重構造をなす内筒(10)と外筒(11)には、何れも熱しやすく冷めやすい非蓄熱性の内側断熱ライニング層(16)と外側断熱ライニング層(22)が裏打ち一体化されているため、上記ガスバーナー(46)からボール鍋(7)に向かう輻射伝熱を奪い取り吸収せず、内筒(10)が下細りの漏斗型を呈し、その内部空間をガスの燃焼室(B)として画定していることも相俟ち、上記輻射伝熱をボール鍋(7)の円錐底面へロスなく指向反射させることができ、高い熱効率を得られる利点がある。
更に、内筒(10)の下面はガス拡散防止フード(20)兼用の外気導入フードとして全開状態にあり、その内筒(10)と外側断熱ライニング層(22)との相互間には、多数の排気孔(17)を介して上記燃焼室(B)と連通する排気ジャケット(23)が区成されているほか、その排気ジャケット(23)と連通する集中排気管(24)にも、非蓄熱性の断熱ライニング層(25)が裏打ち一体化されているため、上記燃焼室(B)からの排気ガス温度を自づと効果的に低下させることができ、火炎事故は勿論のこと、ガスかまど(R)の清掃作業中における火傷事故も防止し得る。
冒頭の特許文献1〜4に記載した発明・考案の利点を維持しつつも、そのガスかまど(R)の外筒(11)に対して、ボール鍋(7)が受け持たれた内筒(10)を正方向又は逆方向へ水平回転させる点に、特別の技術的意味があり、各種食材やその調理方法にふさわしい加熱攪拌効果を得られる。
本発明を適用した調理装置の全体概略正面図である。、 図1の右側面図である。 図1の平面図である。 図1のかまどとチルト作動機構を拡大して示す断面正面図である。 ガスかまどガスバーナーとの連動機構を示す図4の左側面図である。 図4のガスかまどを抽出して示す底面図である。 図6の平面図である。 同じくガスかまどの断面平面図である。 ガスかまどの内筒を抽出して示す平面図である。 図9の10−10線断面図である。 ガスかまどの外筒を抽出して示す正面図である。 図11の平面図である。 図12の13−13線断面図である。 図13の14−14線断面図である。 ガスかまどの垂立姿勢状態を示す断面図である。 ガスかまどの傾斜したチルト作動状態を示す断面図である。 ガスかまどの横転状態を示す断面図である。 攪拌機用チルト作動機構を示す図1の拡大右側面図である。 図18の気圧シリンダーを抽出して示す平面図である。 攪拌機用昇降作動機構を示す図2の拡大側断面図である。 図20の断面正面図である。 図20における別個所での断面正面図である。 攪拌機用伝動ケースを示す図3の拡大平面図である。 攪拌機を示す図1の拡大断面正面図である。 ボール鍋を受け持つガスかまどと、攪拌機用支持ボックスとの相関的な各種使用例を示す説明図である。
符号の説明
(1)・板壁型軸受スタンド
(2)・ボックス型軸受スタンド
(7)・ボール鍋
(8)・吊り掛けフランジ
(9)・スカート片
(10)・内筒
(11)・外筒
(12)・駆動モーター格納ボックス
(13)・鍋受けフランジ
(14)・ボルト
(15)・固定ナット
(16)・内側断熱ライニング層
(19)・入力スプロケット
(20)・ガス拡散防止フード
(22)・外側断熱ライニング層
(23)・排気ジャケット
(25)・断熱ライニング層
(28)・垂直支軸受け入れ切欠
(29)・垂直支軸
(30)・上段遊転ローラー
(36)・内向き傾斜支軸
(37)・下段遊転ローラー
(38)・垂直切欠き面
(39)・水平切欠き面
(40)・上段係合フランジ
(41)・下段係合フランジ
(42)・内筒回転用駆動モーター
(44)・出力スプロケット
(45)・伝動チェン
(46)・ガスバーナー
(47)(48)・回動支軸
(55)・かまど用チルト操作レバー
(58)・チルト角度調整プレート
(59)(60)・ロックピン受け入れ孔
(62)・ガス供給管
(63)・スライドガイド窓
(66)・スライドブロック
(68)・回動アーム
(69)・揺動リンクアーム
(82)・攪拌機用チルト操作レバー
(70)(86)(126)・気圧シリンダー
(77)・攪拌機用支持ボックス
(91)・攪拌軸回転用駆動モーター
(93)・伝動ケース
(95)・伝動カップリング
(99)・センター攪拌軸
(103)・サンギヤ
(109)・偏心攪拌軸
(112)・プラネタリーギヤ
(113)・攪拌子
(114)・取付支軸
(A)・攪拌機
(B)・燃焼室
(C)・昇降作動機構
(F)・据付フレーム
(L)・連動機構
(R)・ガスかまど
(T1)・かまどチルト作動機構
(T2)・攪拌機チルト作動機構
(X−X)・水平軸線
(Y−Y)・垂直中心線
(Z−Z)・攪拌子の回転軸線
(H)・昇降ストローク
(d1)・内筒下部の直径
(d2)・内筒上部の直径
(d3)・上段係合フランジの直径
(d4)・下段係合フランジの直径
(s)・開口フランジの口径
(α)(γ)・回動角度範囲
(β)・傾斜角度範囲

Claims (5)

  1. ボール鍋(7)を受け持つ内周面に裏打ち一体化された熱しやすく冷めやすい非蓄熱性の内側断熱ライニング層(16)により、その内部空間がガスの燃焼室(B)として画定された剛性な内筒(10)と、
    燃焼ガスの炎がボール鍋(7)の円錐底面へ直かに当らない一定間隔距離(h)を保つ関係状態として、上記内筒(10)の真下位置に臨まされたガスバーナー(46)と、
    上記内筒(10)を包囲する内周面の中途高さ位置へ裏打ち一体化された熱しやすく冷めやすい非蓄熱性の外側断熱ライニング層(22)により、その内筒(10)との向かい合う相互間が排気ジャケット(23)として区成された剛性な外筒(11)とを備え、
    上記内筒(10)とその内側断熱ライニング層(16)に開口分布する多数の排気孔(17)を介して、上記燃焼室(B)並びに排気ジャケット(23)と連通する集中排気管(24)を、上記外筒(11)から後向き一体的に張り出し延長させたガスかまど(R)であって、
    上記外筒(11)を据付フレーム(F)から垂立する左右一対の軸受スタンド(1)(2)へ、水平な回動支軸(47)(48)によって約90度の一定角度(β)だけ起伏する回動操作自在に吊持させ、
    その外筒(11)から上記集中排気管(24)の包囲可能なモーター格納ボックス(12)を後向き一体的に張り出すと共に、
    同じく外筒(11)の外側断熱ライニング層(22)よりも上部と下部へ、上記内筒支持用上段遊転ローラー(30)と下段遊転ローラー(37)との複数づつを、その全体的な放射対称分布型に軸支する一方、
    その外筒(11)の上段遊転ローラー(30)並びに下段遊転ローラー(37)と各々係合する円板状の水平な上段係合フランジ(40)並びに下段係合フランジ(41)を、上記内筒(10)の対応的な高さ位置から何れも外向き一体的に張り出すと共に、
    同じく内筒(10)の下端部から外筒(11)への横向き一体的に張り出した径大な水平の入力スプロケット(19)と、上記外筒(11)のモーター格納ボックス(12)内に据え付けた内筒正逆回転用駆動モーター(42)の出力スプロケット(44)とを、伝動チェン(45)により連結して、
    上記ガスバーナー(46)での加熱中にあるボール鍋(7)を受け持つ内筒(10)を、その駆動モーター(42)により上記外筒(11)に対して水平回転させ得るように設定したことを特徴とする回転式ガスかまど。
  2. 内筒(10)をボール鍋(7)の円錐底面とほぼ対応する下細りの段付き漏斗型として、その径小な下部から外向き一体的に張り出す下段係合フランジ(41)の直径(d4)を、その内筒(10)自身における径大な上部の直径(d2)と同等以下に寸法化し、
    外筒(11)の対応位置する下部へ内向き傾斜支軸(36)を介して枢着したVプーリー型下段遊転ローラー(37)の水平な切欠き面(39)により、上記内筒(10)の下段係合フランジ(41)を下方から受け持つ一方、
    上記内筒(10)の径大な上部から外向き一体的に張り出す上段係合フランジ(40)の直径(d3)を、上記外筒(11)の上縁部から内向き一体的に張り出す水平な開口フランジ(26)の口径(s)よりも短小に寸法化して、
    その外筒(11)の開口フランジ(26)に付与した垂直支軸受け入れ切欠(28)を貫通する垂直支軸(29)により、上記上段遊転ローラー(30)を枢着すると共に、
    上記内筒(10)の下端部から入力スプロケット(19)を取りはずした後、上記垂直支軸(29)をその受け入れ切欠(28)に沿い外方へ退避状態に移動させて、その上段遊転ローラー(30)と上段係合フランジ(40)との係合状態を解除することにより、上記内筒(10)を外筒(11)から上方へ抜き出せるように設定したことを特徴とする請求項1記載の回転式ガスかまど。
  3. 外筒(11)を左右一対の軸受スタンド(1)(2)へ水平な回動支軸(47)(48)により、約30度の一定回動角度範囲(α)内での段階的な傾斜姿勢状態として使用できるように枢着したことを特徴とする請求項1記載の回転式ガスかまど。
  4. 外筒(11)を一定角度(α)(β)だけ起伏的に回動操作した時、ガスバーナー(46)がボール鍋(7)の円錐底面に対して自づと進退移動し得るように、
    その外筒(11)における一方の回動支軸(47)と、ガスバーナー(46)へのガス供給管(62)とを連動連結したことを特徴とする請求項1又は3記載の回転式ガスかまど。
  5. ボール鍋(7)の中途高さ位置から外向き一体的に張り出す吊り掛けフランジ(8)と、内筒(10)の開口上縁部に付属一体化する水平な鍋受けフランジ(13)とを、複数のボルト(14)とその固定ナット(15)によって、着脱自在に締結一体化したことを特徴とする請求項1記載の回転式ガスかまど。
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