JP2005323295A - ラッチ回路及びフリップフロップ回路 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】この発明は、伝送ゲート5、インバータ回路6、データを記憶するキャパシタC2及びクロックドインバータ回路9からなる。伝送ゲート5を構成するMOSトランジスタのしきい値電圧を、クロックドインバータ回路9を構成するMOSトランジスタのしきい値電圧のよりも相対的に大きくした。クロック信号CKのHレベル時は、伝送ゲート5はオンして入力データを通過させてキャパシタC2の記憶データを更新するとともに、インバータ回路6はその更新データを反転出力し、かつ、クロックドインバータ回路9はオンして入力データを反転出力する。一方、クロック信号CKのLレベル時は、伝送ゲート5はオフしてキャパシタC2は記憶データを保持するとともに、インバータ回路6はその記憶データを反転出力し、かつ、クロックドインバータ回路9は出力を停止する。
【選択図】 図1
Description
このダイナミックラッチ回路は、図11に示すように、クロック信号CKに基づいて反転信号CK1及び非反転信号CK2をそれぞれ生成するインバータ回路7、8と、NMOSトランジスタとPMOSトランジスタとを並列接続した伝送ゲート5と、伝送ゲート5とインバータ回路6との間のノードに寄生する寄生容量であるキャパシタC2と、PMOSトランジスタM1とNMOSトランジスタM2を組み合わせたCMOSインバータ回路からなるインバータ回路6と、から構成される。
いま、時刻t1における入力データDをデータDATA1とすると、時刻t1以前のクロック信号CKがLレベル(ローレベル)のときには、伝送ゲート5はオフとなり、キャパシタC2に保持されているデータDATA0がインバータ回路6で反転されて、インバータ回路6の出力QはDATA0_Nとなる。
さらに、クロック信号CKが再びLレベルになると、キャパシタC2に保持されているデータDATA1がインバータ回路6で反転されて、インバータ回路6の出力Qが反転データDATA1_Nとなる。
ところで、LSIの高速化のためには、フリップフロップ回路の動作速度を上げる必要があり、これを構成するラッチ回路においては、クロック信号CKがHレベルに変化する時刻t1を起点として、データ入力端子21に供給される入力データDがデータ出力端子22へ伝搬されるまでの遅延時間Ta(図12参照)を短縮することが重要である。
桜井貴康他「低消費電力、高速LSI技術」リアライズ社、平成10年1月31日、P.60−61 富沢孝、松山泰男監訳「CMOSトランジスタVLSI設計の原理」丸善、昭和63年8月30日、P.174−175
そこで、その遅延時間Taを短くするために、ダイナミックラッチ回路を構成する全てのMOSトランジスタのしきい値電圧を低く設定すると、伝送ゲート5のMOSトランジスタのリーク電流が増加する。このため、伝送ゲート5のオフ時にキャパシタC2の充電電荷が流れ出て、キャパシタC2はデータを安定して保持することができなくなり、ラッチ回路が誤動作してしまう。
すなわち、従来のダイナミックラッチ回路では、MOSトランジスタのしきい値電圧を低く設定することができず、低電圧で高速動作させることができないという不具合があった。
そこで、本発明の目的は、上記の点に鑑み、低電圧で高速動作できるラッチ回路およびそれを用いたフリップフロップ回路を提供することにある。
すなわち、請求項1に係る発明は、クロック信号に同期してオンオフ動作するとともにMOSトランジスタから構成するスイッチ回路と、このスイッチ回路の後段に接続されてMOSトランジスタから構成するインバータ回路と、前記スイッチ回路と前記インバータ回路との間に設けられデータを記憶するメモリ要素回路と、を備え、前記クロック信号が第1レベルのときには、前記スイッチ回路はオンして入力データを通過させて前記メモリ要素回路の記憶データを更新し、前記インバータ回路はその更新データを反転出力するようにし、一方、前記クロック信号が第2レベルのときには、前記スイッチ回路はオフして前記メモリ要素回路は記憶データを保持し、前記インバータ回路はその保持データを反転出力するようにし、さらに、前記スイッチ回路を構成するMOSトランジスタのしきい値電圧の絶対値を、前記インバータ回路を構成するMOSトランジスタのしきい値電圧の絶対値よりも相対的に大きくするようにした。
このような構成のラッチ回路によれば、スイッチ回路のオフ時にメモリ要素回路の記憶データを安定して保持でき、かつ、クロック信号が第1レベルに変化するときに入力データが出力端子に出力されるまでの遅延時間を短くできる。
このような構成のラッチ回路によれば、スイッチ回路が安定した信号をドライブしかつ構成トランジスタ数が少なくレイアウト面積の削減において有利なラッチ回路を実現できる。
このような構成のラッチ回路によれば、スイッチ回路が安定した信号をドライブしかつ構成トランジスタ数が少なくレイアウト面積の削減において有利なラッチ回路を実現できる。
このような構成のフリップフロップ回路によれば、請求項1〜請求項5に係るラッチ回路と同様の効果を持つフリップフロップ回路が実現できる。
(ラッチ回路の第1実施形態)
本発明のラッチ回路の第1実施形態の構成について、図1を参照して説明する。
この第1実施形態に係るラッチ回路はダイナミックラッチ回路であり、図1に示すように、スイッチ制御回路24と、クロック信号CKに同期してオンオフ動作しスイッチ回路として機能する伝送ゲート5と、この伝送ゲート5の後段に接続されるインバータ回路6と、伝送ゲート5とインバータ回路6Aとの間に設けられデータを記憶するメモリ要素回路であるキャパシタC2とを備え、伝送ゲート5はスイッチ制御回路24によりオンオフ制御されるように構成する。
さらに、この第1実施形態は、正電源電圧VDDと負電源電圧VSSとの間で駆動するようになっており、しかもその電源電圧が例えば3V以下というように低電圧で駆動するようになっている。
さらに詳述すると、スイッチ制御回路24は、クロック入力端子23に入力されるクロック信号CKを反転して反転信号CK1を生成するインバータ回路7と、そのインバータ回路7の生成した反転信号CK1を反転して非反転信号CK2を生成するインバータ回路8とからなる。
キャパシタC2は、伝送ゲート5とインバータ回路6との間に形成される容量である。すなわち、キャパシタC2は、伝送ゲート5とインバータ回路6との間のノードに寄生する寄生容量であり、その一端側がそのノードに接続され、その他端側が接地されている。このキャパシタC2は、データ入力端子21に入力される入力データDを記憶する機能を有し、メモリ要素回路を形成する。
ここで、インバータ回路6Aを構成するMOSトランジスタM1’,M2’は、しきい値電圧が例えば0.3〔V〕程度というように、低しきい値電圧のMOSトランジスタからなる。
いま、時刻t1における入力データDをデータDATA1とすると、時刻t1以前のクロック信号CKが第2レベルであるLレベルのときには、伝送ゲート5はオフとなり、キャパシタC2に保持されているデータDATA0がインバータ回路6Aで反転されて、インバータ回路6Aの出力Qは反転データDATA0_Nとなる。
さらに、クロック信号CKが再びLレベルになると、キャパシタC2に保持されているデータDATA1がインバータ回路6Aで反転されて、インバータ回路6Aの出力Qが反転データDATA1_Nとなる。
以後、クロック信号CKがLレベルとHレベルになるたびに、上記の動作を繰り返すことになる。
本発明のラッチ回路の第2実施形態の構成について、図3を参照して説明する。
この第2実施形態に係るラッチ回路はダイナミックラッチ回路であり、図3に示すように、スイッチ制御回路24と、クロック信号CKに同期してオンオフ動作しスイッチ回路として機能する伝送ゲート5と、この伝送ゲート5の後段に接続されるインバータ回路6と、伝送ゲート5とインバータ回路6との間に設けられデータを記憶するメモリ要素回路であるキャパシタC2と、データ入力端子21とデータ出力端子22との間に接続されるクロックドインバータ回路9とを備え、伝送ゲート5およびクロックドインバータ回路9がスイッチ制御回路24によりそれぞれオンオフ制御されるように構成する。
従って、第2実施形態と図11に示す従来のダイナミックラッチ回路との構成の相違点は、クロックドインバータ回路9を追加するとともに、そのクロックドインバータ回路9を低しきい値電圧のMOSトランジスタM91〜M94で構成していることである。
伝送ゲート5は、NMOSトランジスタとPMOSトランジスタとを並列接続したものであり、その入力側が入力データDが供給されるデータ入力端子21に接続され、その出力側が後段のインバータ回路6の入力側に接続されている。伝送ゲート5を構成するPMOSトランジスタとNMOSトランジスタとには、スイッチ制御回路24からの反転信号CK1と非反転信号CK2とが供給され、これにより伝送ゲート5のオンオフ制御が行われるようになっている。
キャパシタC2は、伝送ゲート5とインバータ回路6との間のノードに寄生する寄生容量であり、その一端側がそのノードに接続され、その他端側が接地されている。このキャパシタC2は、データ入力端子21に入力される入力データDを記憶する機能を有し、メモリ要素回路を形成する。
クロックドインバータ回路9は、PMOSトランジスタM94、PMOSトランジスタM93、NMOSトランジスタM92、およびNMOSトランジスタM91を直列に接続し、そのPMOSトランジスタM94のソースに正電源電圧VDDを印加するとともに、そのNMOSトランジスタM91のソースが共通接続部に接地されている。
ここで、クロックドインバータ回路9を構成するMOSトランジスタM91〜M94は、しきい値電圧が例えば0.3〔V〕程度というように、低しきい値電圧のMOSトランジスタからなる。
いま、時刻t1における入力データDをDATA1とすると、時刻t1以前のクロック信号CKがLレベルのときには伝送ゲート5はオフし、キャパシタC2に保持されているデータDATA0がインバータ回路6で反転されて、インバータ回路6の出力Qは反転データであるDATA0_Nとなる。このとき、クロックドインバータ回路9はオフの状態にあり、入力データDであるDATA1の出力は行わない。
以後、クロック信号CKのLレベル、Hレベルごとに、上記のような動作を繰り返すことになる。
2つの経路10、11について、クロック信号CKがHレベルになってからデータ入力端子21の入力データDがデータ出力端子22に出力されるまでの遅延時間を比較すると、伝送ゲート5とインバータ回路6が高しきい値電圧のMOSトランジスタで構成されるのに対して、クロックドインバータ回路9は低しきい値電圧のMOSトランジスタにより構成されるため、経路11の遅延時間の方が短い。
つまり、この第2実施形態のダイナミックラッチ回路によれば、クロック信号CKがHレベルになってからデータ入力端子21の入力データがデータ出力端子22に出力されるまでの遅延時間を、従来のダイナミックラッチ回路と比較して経路10による遅延時間と経路11による遅延時間との差分だけ短縮できる。
本発明のラッチ回路の第3実施形態の構成について、図4を参照して説明する。
この第3実施形態に係るラッチ回路はダイナミックラッチ回路であり、図3に示す第2実施形態のインバータ回路6を、図4に示すようにクロックドインバータ回路12に置き換えるようにしたものである。
すなわち、この第3実施形態は、図4に示すように、スイッチ制御回路24と、クロック信号CKに同期してオンオフ動作しスイッチ回路として機能する伝送ゲート5と、この伝送ゲート5の後段に接続されるクロックドインバータ回路12と、伝送ゲート5とインバータ回路6との間に設けられデータを記憶するメモリ要素回路であるキャパシタC2と、データ入力端子21とデータ出力端子22との間に接続されるクロックドインバータ回路9とを備え、伝送ゲート5、クロックドインバータ回路12、およびクロックドインバータ回路9がスイッチ制御回路24によりそれぞれオンオフ制御されるように構成している。
クロックインバータ回路12は、PMOSトランジスタM14、PMOSトランジスタM13、NMOSトランジスタM12、およびNMOSトランジスタM11を直列に接続し、そのPMOSトランジスタM14のソースに正電源電圧VDDを印加するとともに、そのNMOSトランジスタM11のソースが接地されている。
なお、第3実施形態は、上記のように、図3に示すインバータ回路6を図4に示すクロックドインバータ回路12に置き換えた点を除けば、その他の構成は第2実施形態の構成と同様であるので、同一の構成要素には同一符号を付してその他の構成の詳細な説明は省略する。
いま、時刻t1における入力データDをDATA1とすると、時刻t1以前のクロック信号CKがLレベルのときには伝送ゲート5はオフし、クロックドインバータ回路12はオンしている。このため、キャパシタC2に保持されているデータDATA0はクロックドインバータ回路12で反転されて、クロックドインバータ回路12の出力Qは反転データDATA0_Nとなる。このとき、クロックドインバータ回路9はオフであり、入力データDの出力は行わない。
ここで、第2実施形態と同様にクロック信号CKがHレベルに変化してからデータ入力端子21の入力データDをデータ出力端子22に伝搬する経路に注目すると、伝送ゲート5とクロックドインバータ回路12を通過する経路10は、クロック信号CKがHレベルのときクロックドインバータ回路12はオフしているため、入力データを出力しない。つまり、クロックドインバータ回路9を通過する経路11のみ入力データを出力し、第2実施形態のようにデータの衝突がない。
つまり、この第3実施形態のダイナミックラッチ回路によれば、クロック信号CKがHレベルになってからデータ入力端子21の入力データDをデータ出力端子22に伝搬するまでの遅延時間を、第2実施形態のダイナミックラッチ回路と比較して更に短縮することができる。
本発明のラッチ回路の第4実施形態の構成について、図5を参照して説明する。
この第4実施形態に係るラッチ回路はダイナミックラッチ回路であり、図3に示す第2実施形態を基本とし、図3に示すスイッチ制御回路24と伝送ゲート5とを、図5に示すようにスイッチ制御回路24AとNMOSトランジスタのみで構成する伝送ゲート51とに置き換えるようにしたものである。
スイッチ制御回路24Aは、クロック信号CKを反転して反転信号CK1を生成するインバータ回路7と、反転信号CK1に反転して非反転信号CK2を生成する昇圧インバータ回路78とからなる。
このため、インバータ回路7は通常の正電源電圧VDDで駆動され、昇圧インバータ回路78はその正電源電圧VDDよりも高い電源電圧で駆動されるようになっている。
るようになっている。
なお、第4実施形態は、上記のように、図3に示すスイッチ制御回路24および伝送ゲート5を図5に示すようなスイッチ制御回路24Aおよび伝送ゲート51に置き換えた点を除けば、その他の構成は第2実施形態の構成と同様であるので、同一の構成要素には同一符号を付してその他の構成の詳細な説明は省略する。
いま、時刻t1における入力データDをDATA1とすると、時刻t1以前のクロック信号CKがLレベルのときには伝送ゲート51はオフし、キャパシタC2に保持されているデータDATA0がインバータ回路6で反転されて、インバータ回路6の出力Qは反転データであるDATA0_Nとなる。このとき、クロックドインバータ回路9はオフの状態にあり、入力データDであるDATA1の出力は行わない。
以後、クロック信号CKのLレベル、Hレベルごとに、上記のような動作を繰り返すことになる。
つまり、第4実施形態のダイナミックラッチ回路によれば、第2実施形態のダイナミックラッチ回路と比べてクロック信号CKがHレベルになってからデータ入力端子21の入力データDをデータ出力端子22に伝搬するまでの遅延時間の短縮の効果は変わらず、回路を構成する素子を減少できる。
本発明のラッチ回路の第5実施形態の構成について、図6を参照して説明する。
この第5実施形態に係るラッチ回路はダイナミックラッチ回路であり、図3に示す第2実施形態を基本とし、図3に示すスイッチ制御回路24と伝送ゲート5とを、図6に示すようにスイッチ制御回路24BとPMOSトランジスタのみで構成する伝送ゲート52とに置き換えるようにしたものである。
スイッチ制御回路24Bは、クロック信号CKを反転して反転信号CK1を生成する降圧インバータ回路87と、この降圧インバータ回路87の生成する反転信号CK1を反転して非反転信号CK2を生成するインバータ回路8とからなる。
このため、降圧インバータ回路87は通常の負電源電圧VSSよりも低い電源電圧で駆動され、インバータ回路8は通常の負電源電圧VSSで駆動されるようになっている。
なお、第5実施形態は、上記のように、図3に示すスイッチ制御回路24および伝送ゲート5を図6に示すようなスイッチ制御回路24Bおよび伝送ゲート52に置き換えた点を除けば、その他の構成は第2実施形態の構成と同様であるので、同一の構成要素には同一符号を付してその他の構成の詳細な説明は省略する。
いま、時刻t1における入力データDをDATA1とすると、時刻t1以前のクロック信号CKがLレベルのときには伝送ゲート52はオフし、キャパシタC2に保持されているデータDATA0がインバータ回路6で反転されて、インバータ回路6の出力Qは反転データであるDATA0_Nとなる。このとき、クロックドインバータ回路9はオフの状態にあり、入力データDであるDATA1の出力は行わない。
以後、クロック信号CKのLレベル、Hレベルごとに、上記のような動作を繰り返すことになる。
経路10は第2実施形態のダイナミックラッチ回路の経路10と比べて、相補型MOSトランジスタによる伝送ゲート5をPMOSトランジスタのみで構成する伝送ゲート52に置き換えているので、データ入力端子21の入力データDがHレベルの時の遅延時間は変わらないが、Lレベルの時の遅延時間が大きくなる。
つまり、この第5実施形態のダイナミックラッチ回路によれば、第2実施形態のダイナミックラッチ回路と比べてクロック信号CKがHレベルになってからデータ入力端子21の入力データDをデータ出力端子22に伝搬するまでの遅延時間の短縮の効果は変わらず、回路を構成する素子を減少できる。
次に、本発明のフリップフロップ回路の実施形態の構成について、図7を参照して説明する。
この実施形態に係るフリップフロップ回路はダイナミックフリップフロップ回路であり、図7に示すように、スイッチ制御回路34と、データ入力端子31からの入力データDをクロック信号CKに同期して取り込んで記憶するマスタ記憶回路1と、このマスタ記憶回路1に記憶されたデータをクロック信号CKに同期して取り込んで記憶するスレーブ記憶回路2とを備え、マスタ記憶回路1およびスレーブ記憶回路2はスイッチ制御回路34により制御されるようになっている。
スイッチ制御回路34は、クロック入力端子33に入力されるクロック信号CKを反転して反転信号CK1を生成するインバータ回路7と、そのインバータ回路7の生成した反転信号CK1を反転して非反転信号CK2を生成するインバータ回路8とからなる。
伝送ゲート3は、NMOSトランジスタとPMOSトランジスタとを並列接続したものであり、その入力側が入力データDが供給されるデータ入力端子31に接続され、その出力側が後段のインバータ回路4の入力側に接続されている。伝送ゲート3を構成するPMOSトランジスタとNMOSトランジスタとには、スイッチ制御回路34からの反転信号CK1と非反転信号CK2とが供給され、これにより伝送ゲート3のオンオフ制御が行われるようになっている。
インバータ回路4は、例えばCMOSインバータ回路からなり、キャパシタC1に記憶されるデータを反転して出力するものである。
インバータ回路6は、例えばCMOSインバータ回路からなり、キャパシタC2に記憶されるデータを反転して出力するものである。インバータ回路6の出力側は、データ出力端子32に接続されている。
PMOSトランジスタM94およびNMOSトランジスタM91の各ゲートは、マスタ記憶回路1の出力側のノードBに接続されている。また、PMOSトランジスタM93のゲートには、スイッチ制御回路34からの反転信号CK1が供給され、NMOSトランジスタM92のゲートには、スイッチ制御回路34からの非反転信号CK2が供給されるようになっている。さらに、PMOSトランジスタM93とNMOSトランジスタM92との共通接続部は、データ出力端子32と接続されている。
いま、図8に示すように、時刻t1における入力データDをDATA1とすると、時刻t1以前のクロック信号CKがLレベルのときには、マスタ記憶回路1の伝送ゲート3がオンする。このため、そのデータDATA1は、伝送ゲート3を通過してキャパシタC1の記憶データがDATA0からDATA1に更新され、この更新されたデータDATA1がインバータ回路4で反転され、インバータ回路4の出力側のノードBにはその反転データDATA1_Nが出力される。
以後、クロック信号CKのLレベル、Hレベルごとに、上記のような動作を繰り返すことになる。
2つの経路10、11について、クロック信号CKがHレベルに変化してから入力データDATA1がデータ出力端子32に出力されるまでの遅延時間を比較すると、伝送ゲート5とインバータ回路6が高しきい値電圧のMOSトランジスタで構成されるのに対して、クロックドインバータ回路9は低しきい値電圧のMOSトランジスタにより構成されるため、経路11の遅延時間の方が短い。
つまり、この実施形態のダイナミックラッチ回路によれば、クロック信号CKがハイレベルになってからマスター記憶回路1の出力信号をデータ出力端子32が出力するまでの遅延時間を、従来のダイナミックフリップフロップ回路と比較して経路10と経路11の時間差分短縮することができる。
次に、本発明のフリップフロップ回路を用いたシフトレジスタ回路の実施形態の構成について、図9を参照して説明する。
この実施形態に係るシフトレジスタ回路は、図9に示すように、直列に接続されるN個の従来のフリップフロップ回路FF1〜FFNと、フリップフロップ回路FFNの後段に接続される1つの本発明に係るフリップフロップ回路FFN+1と、から構成される。
ここで、終段のフリップフロップ回路FFN+1としては、例えば図7に示すようなフリップフロップ回路が適用される。
図10に示すように、時刻t1において、フリップフロップ回路FFNは、前段のフリップフロップFFN−1の出力QN−1のデータDATANを保持し、この保持データを出力QNとして出力する。また、フリップフロップ回路FFN+1は、フリップフロップ回路FFNの出力QN+1のデータDATAN−1を保持し出力する。
他のフリップフロップ回路FF1〜FFN−1も同様に動作し、回路全体としてはクロック信号CKの立ち上がりエッジごとに入力データを次段のフリップフロップ回路にシフトさせる動作を行う。
従来のフリップフロップ回路と本発明に係るフリップフロップ回路とを比較すると、本発明に係るフリップフロップ回路を使用する場合には、低しきい値電圧のMOSトランジスタの増加により消費電流が増加し、またクロックドインバータ回路の付加によりレイアウト面積が増加する可能性がある。これらを最小限に抑えるためには、必要なところにのみ本発明によるフリップフロップ回路を使用すれば良い。
つまり、この実施形態のシフトレジスタ回路によれば、最終段の1つのみ本発明によるフリップフロップ回路を使用することにより、消費電流とレイアウト面積の増加を抑えつつ、回路全体としてより高速動作が可能なシフトレジスタ回路を実現できる。
上記のように、ラッチ回路の各実施形態、およびフリップフロップ回路の実施形態では、その構成素子としてMOSトランジスタを使用した場合について説明したが、回路の一部分あるいは全部がMOSトランジスタ以外の回路要素、例えばバーポーラトランジスタ等の素子で実現しても良い。
また、ラッチ回路の実施形態では、伝送ゲート5をスイッチ回路として使用した場合について説明したが、スイッチ回路として伝送ゲート以外のクロックドインバータ回路等の信号経路をオン/オフできる回路で実現しても良い。
また、ラッチ回路の実施形態などを駆動するクロック信号は、いくつかのグループに分けて別個のインバータ回路やNAND回路、NOR等のドライバ素子でドライブされていても、またそれらが電源電圧の違うドライバ素子であっても、実質的に同じ位相であれば良い。
2 スレーブ記憶回路
3,5,51,52 伝送ゲート(スイッチ回路)
4,6,6A インバータ回路
78 昇圧インバータ回路
87 降圧インバータ回路
9,12 クロックドインバータ回路
10,11 経路(パス)
C1,C2 キャパシタ(メモリ要素回路)
CK クロック信号
Claims (6)
- クロック信号に同期してオンオフ動作するとともにMOSトランジスタから構成するスイッチ回路と、
このスイッチ回路の後段に接続されてMOSトランジスタから構成するインバータ回路と、
前記スイッチ回路と前記インバータ回路との間に設けられデータを記憶するメモリ要素回路と、を備え、
前記クロック信号が第1レベルのときには、前記スイッチ回路はオンして入力データを通過させて前記メモリ要素回路の記憶データを更新し、前記インバータ回路はその更新データを反転出力するようにし、
一方、前記クロック信号が第2レベルのときには、前記スイッチ回路はオフして前記メモリ要素回路は記憶データを保持し、前記インバータ回路はその保持データを反転出力するようにし、
さらに、前記スイッチ回路を構成するMOSトランジスタのしきい値電圧の絶対値を、前記インバータ回路を構成するMOSトランジスタのしきい値電圧の絶対値よりも相対的に大きくするようにしたことを特徴とするラッチ回路。 - クロック信号に同期してオンオフ動作するとともにMOSトランジスタから構成するスイッチ回路と、
このスイッチ回路の後段に接続されるインバータ回路と、
前記スイッチ回路と前記インバータ回路との間に設けられデータを記憶するメモリ要素回路と、
前記スイッチ回路の入力端子と前記インバータ回路の出力端子との間に接続され、前記クロック信号に同期してオンオフ動作するとともにMOSトランジスタから構成するクロックドインバータ回路とを備え、
前記クロック信号が第1レベルのときには、前記スイッチ回路はオンして入力データを通過させて前記メモリ要素回路の記憶データを更新するとともに、前記インバータ回路はその更新データを反転出力し、かつ、前記クロックドインバータ回路はオンして前記入力データを反転出力するようにし、
一方、前記クロック信号が第2レベルのときには、前記スイッチ回路はオフして前記メモリ要素回路は記憶データを保持するとともに、前記インバータ回路はその記憶データを反転出力し、かつ、前記クロックドインバータ回路はオフして前記入力データの出力を停止するようにし、
さらに、前記スイッチ回路を構成するMOSトランジスタのしきい値電圧の絶対値を、前記クロックドインバータ回路を構成するMOSトランジスタのしきい値電圧の絶対値よりも相対的に大きくするようにしたことを特徴とするラッチ回路。 - クロック信号に同期してオンオフ動作するとともにMOSトランジスタから構成するスイッチ回路と、
このスイッチ回路の後段に接続され、前記クロック信号に同期してオンオフ動作する第1クロックドインバータ回路と、
前記スイッチ回路と前記第1クロックドインバータ回路との間に設けられデータを記憶するるメモリ要素回路と、
前記スイッチ回路の入力端子と前記第1クロックドインバータ回路の出力端子との間に接続され、前記クロック信号に同期してオンオフ動作するとともにMOSトランジスタから構成する第2クロックドインバータ回路とを備え、
前記クロック信号が第1レベルのときには、前記スイッチ回路はオンして入力データを通過させて前記メモリ要素回路の記憶データを更新するとともに、前記第1クロックドインバータ回路はオフして出力を停止し、かつ、前記第2クロックドインバータ回路はオンして前記入力データを反転出力するようにし、
一方、前記クロック信号が第2レベルのときには、前記スイッチ回路をオフして前記メモリ要素回路は記憶データを保持するとともに、前記第1クロックドインバータ回路はオンしてその記憶データを反転出力し、かつ、前記第2クロックドインバータ回路はオフして出力を停止するようにし、
さらに、前記スイッチ回路を構成するMOSトランジスタのしきい値電圧の絶対値を、前記第2クロックドインバータ回路を構成するMOSトランジスタのしきい値電圧の絶対値よりも相対的に大きくするようにしたことを特徴とするラッチ回路。 - 前記ラッチ回路は、正電源電圧と負電源電圧との間で駆動するようにし、
前記スイッチ回路は、1つのNMOSトランジスタにより構成するようにし、かつ、前記NMOSトランジスタがオンのときにはそのゲート電位が前記正電源電圧よりも高くなるようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちのいずれかに記載のラッチ回路。 - 前記ラッチ回路は、正電源電圧と負電源電圧との間で駆動するようにし、
前記スイッチ回路は、1つのPMOSトランジスタにより構成するようにし、かつ、前記PMOSトランジスタがオンのときにはそのゲート電位が前記負電源電圧よりも低くなるようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちのいずれかに記載のラッチ回路。 - 入力データをクロック信号に同期して取り込んで記憶するマスタ記憶回路と、
このマスタ記憶回路に記憶されたデータを前記クロック信号に同期して取り込んで記憶するスレーブ記憶回路とを備え、
前記マスタ記憶回路は、前記クロック信号が第2レベルのときに前記入力データに従って記憶データを更新するとともにその更新データを出力し、前記クロック信号が第1レベルのときに記憶データに従って出力を行い、
前記スレーブ記憶回路は、前記クロック信号が第1レベルのときに前記マスタ記憶回路からのデータに従って記憶データを更新するとともにその更新データを出力し、前記クロック信号が第2レベルのときに記憶データに従って出力を行い、
前記スレーブ記憶回路が請求項1乃至請求項5のうちのいずれかに記載のラッチ回路から構成するようにしたことを特徴とするフリップフロップ回路。
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