JP2005323194A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 主電源がオフになり制御系が停止しても、確実かつ迅速に大容量の電解コンデンサの放電を行うことが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 npnトランジスタQ1のエミッタは接地され、コレクタは抵抗R1を介して電解コンデンサCに接続され、ベースは抵抗R2を介して電解コンデンサCに接続されている。npnトランジスタQ2のエミッタは接地され、コレクタは抵抗R2を介して電解コンデンサCに接続され、ベースは電源V2に接続されている。電源V2がオフされると、npnトランジスタQ2はオフ状態となる。電解コンデンサCに蓄積された電荷は放電され、npnコンデンサQ1にベース電流が流れ、npnトランジスタQ1はオン状態となる。抵抗R1を介してnpnトランジスタQ1のコレクタからエミッタに電流が流れ、電解コンデンサCの残留電荷が消費される。
【選択図】 図2

Description

この発明は、複写機又はプリンタ等の画像形成装置に関し、特に、電源遮断時に電圧ドロップ用の電解コンデンサに蓄積されている電荷を強制的に放電させる画像形成装置に関する。
画像形成装置には、例えばDC5V及びDC24Vの2系統の直流を出力するDC電源が内蔵されている。通常、DC5Vは制御系のロジック部等に供給され、DC24Vはモータ等の駆動系の大電流消費部に供給される。DC5Vが供給される制御系のロジック部は負荷変動が小さく、DC24Vが供給される駆動系は、モータ等が多いため負荷変動が大きい。このため、DC24V系の電圧ドロップ防止用の電解コンデンサは、DC5V系より、その静電容量を大きくしている。
このため、電源スイッチのオフ(OFF)時には、DC5V及びDC24Vの2系統の直流出力が停止するものの、DC24V系の電解コンデンサの静電容量が大きいため、DC5V系の電解コンデンサよりも、その放電が遅延する。この残留電荷が駆動系に印加されるが、この場合、無制御状態である。この無制御状態で駆動系が動作状態にならないようにするため、駆動系のドライバの入力部を、駆動系が動作しない論理状態に固定している。また、駆動系のDC24Vの電源ラインをリレー等で接地して、電解コンデンサの残留電荷を放電している。さらに、感電の危険が少ない、モータ等の電気的負荷を強制的に動作させたり、動作上不要な電気的負荷を動作させたりして、電解コンデンサの残留電荷を放電している(例えば、特許文献1)。
特開平9−297507号公報(段落[0016]−[0024])
しかしながら、従来の画像形成装置においては、電源スイッチのオフ(OFF)時には、DC24Vの電解コンデンサの放電がDC5V系の電解コンデンサよりも遅延し、この残留電荷が駆動系に印加されるため、感電の危険が考えられる。
また、駆動系のDC24Vの電源ラインをリレー等で接地して、電解コンデンサの残留電荷を放電する場合、リレー等の高価な追加部品が必要となり、画像形成装置のコストが増加する問題がある。さらに、動作させる必要がない電気的負荷までを駆動させる必要があった。また、制御的に強制放電を行っているため、無制御状態のままでは強制放電の効果が得られない問題があった。
この発明は、上記の問題を解決するものであり、画像形成装置の主電源がオフ(OFF)になり制御系が停止しても、無制御状態のまま、確実かつ迅速に大容量の電解コンデンサの残留電荷の放電を行うことを目的とする。残留電荷の放電を確実かつ迅速に行うことにより、負荷の誤動作及び感電を防止することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。また、高価な部品を用いずに上記の効果を得ることができ、画像形成装置の低コスト化を図ることを目的とする。
また、画像形成装置には、安全確保のためにカバーや扉等を開放した際に駆動系への電源供給ラインを開放(オフ)し、その通電を防止して駆動停止を行うインターロック機構が設けられている。この発明は、インターロック機構により駆動系への電源ラインが遮断された場合であっても、急峻な放電が生じないようにし、急峻な電流変動による制御系の誤動作の防止を図ることが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、入力画像データに対して画像処理を施して出力画像を形成する画像形成プロセス部と、前記画像形成プロセス部の動作を制御する制御部と、前記画像形成プロセス部に電圧を供給する第1の電源と、前記制御部に電圧を供給する第2の電源と、を有する画像形成装置であって、一端が前記第1の電源に接続され、他端が接地されたコンデンサと、一端が前記コンデンサの前記一端に接続された第1の抵抗と、一端が前記コンデンサの前記一端及び前記第1の抵抗の前記一端に接続された第2の抵抗と、前記第1の抵抗及び前記第2の抵抗に接続され、前記第1の抵抗とアースとの間をオン/オフする第1の半導体スイッチと、前記第2の電源及び前記第2の抵抗に接続され、前記第2の抵抗とアースとの間のオン/オフする第2の半導体スイッチと、を有し、前記第1の電源による電圧供給が遮断された場合、前記第2の電源の電圧で前記第2の半導体スイッチをオンして前記コンデンサを放電し、前記第1の電源による電圧供給が遮断され、さらに、前記第2の電源の電圧供給が遮断された場合、前記コンデンサに充電されている電圧で前記第1の半導体スイッチをオンして前記コンデンサを放電することを特徴とする画像形成装置である。
第1の電源には、例えば、モータ等の駆動系に電圧を供給するDC24Vが用いられ、第2の電源には、例えば、CPU等の制御系に電圧を供給するDC5Vが用いられる。DC24Vからなる第1の電源にはコンデンサが接続されているため、コンデンサには電荷が蓄積されている。このコンデンサはDC24Vからなる第1の電源が遮断された場合に、画像形成装置の運転再開に備えて、蓄積されている電荷を利用して駆動系の電気的負荷を動作させるために設けられている。
DC24Vからなる第1の電源が遮断された場合、DC5Vからなる第2の電源により第2の半導体スイッチをオンする。コンデンサの一端は第2の抵抗を介して第2の半導体スイッチに接続されているため、コンデンサに蓄積されている電荷は第2の半導体スイッチによりアースに流れる。このようにして、コンデンサに蓄積されている電荷が消費され、コンデンサの放電が行われる。
また、画像形成装置の主電源が遮断され、DC5Vからなる第2の電源も遮断された場合、第2の半導体スイッチはオフされ、第2の半導体スイッチによってコンデンサが放電されることはない。
画像形成装置の主電源が遮断されることにより第2の電源も遮断された場合は、コンデンサに蓄積されている電荷によって第1の半導体スイッチがオンになる。コンデンサの一端は第1の抵抗を介して第1の半導体スイッチに接続されているため、コンデンサに蓄積されている電荷は第1の半導体スイッチによりアースに流れる。このように、第2の電源も遮断されて制御系が停止した場合であっても、コンデンサに蓄積されている電荷が消費され、コンデンサの放電が行われる。
請求項2に記載の発明は、入力画像データに対して画像処理を施して出力画像を形成する画像形成プロセス部と、前記画像形成プロセス部の動作を制御する制御部と、前記画像形成プロセス部に電圧を供給する第1の電源と、前記制御部に電圧を供給する第2の電源と、を有する画像形成装置であって、一端が前記第1の電源に接続され、他端が接地されたコンデンサと、前記第1の電源と前記コンデンサとの間に設置され、画像形成装置の扉が開放された際に、前記第1の電源から前記画像形成プロセス部への電圧の供給を遮断するインターロック機構と、一端が前記コンデンサの前記一端に接続された第1の抵抗と、一端が前記コンデンサの前記一端及び前記第1の抵抗の前記一端に接続された第2の抵抗と、前記第1の抵抗及び前記第2の抵抗に接続され、前記第1の抵抗とアースとの間をオン/オフする第1の半導体スイッチと、前記第2の電源及び前記第2の抵抗に接続され、前記第2の抵抗とアースとの間のオン/オフする第2の半導体スイッチと、を有し、前記インターロック機構により前記第1の電源が遮断された場合、前記第2の電源の電圧で前記第2の半導体スイッチをオンして前記コンデンサを放電し、前記インターロック機構により前記第1の電源が遮断され、さらに、前記第2の電源が遮断された場合、前記コンデンサに充電されている電圧で前記第1の半導体スイッチをオンして前記コンデンサを放電することを特徴とする画像形成装置である。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2のいずれかに記載の画像形成装置であって、前記第1の半導体スイッチは、コレクタが前記第1の抵抗の他端に接続され、ベースが前記第2の抵抗の他端に接続され、エミッタが接地された第1のトランジスタからなり、前記第2の半導体スイッチは、コレクタが前記第2の抵抗の前記他端及び前記第1のトランジスタのベースに接続され、ベースが前記第2の電源に接続され、エミッタが接地された第2のトランジスタからなることを特徴とするものである。
上述したように、DC24Vからなる第1の電源にはコンデンサが接続されているため、コンデンサには電荷が蓄積されている。そして、DC24Vからなる第1の電源が遮断された場合、DC5Vからなる第2の電源により第2のトランジスタにベース電流が供給され、第2のトランジスタはオンになる。コンデンサの一端は第2のトランジスタのコレクタに接続されているため、コンデンサに蓄積されている電荷は第2のトランジスタのコレクタから接地されているベースに流れる。このようにして、コンデンサに蓄積されている電荷が消費され、コンデンサの放電が行われる。
また、画像形成装置の主電源を遮断し、DC5Vからなる第2の電源も遮断した場合、第2のトランジスタのベースには電流が供給されないため、第2のトランジスタはオフとなり、第2のトランジスタによってコンデンサが放電されることはない。
画像形成装置の主電源が遮断されることにより第2の電源も遮断された場合は、コンデンサに蓄積されている電荷によって第1のトランジスタにベース電流を供給し、自動的にコンデンサの放電が行われる。つまり、コンデンサの一端は第1のトランジスタのベースに接続されているため、コンデンサに蓄積されている電荷が第1のトランジスタのベース電流となって流れ、第1のトランジスタはオンになる。また、コンデンサの一端は第1のトランジスタのコレクタにも接続されているため、コンデンサに蓄積されている電荷は第1のトランジスタのコレクタから接地されているベースに流れる。このように、第2の電源も遮断されて制御系が停止した場合であっても、コンデンサに蓄積されている電荷が消費され、コンデンサの放電が行われる。この場合、コンデンサ自体に蓄積されている電荷を利用して放電を行うため、第1のトランジスタにベース電流を供給することが可能な電荷が消費されるまで放電が確実に行われる。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置であって、前記第2の電源の電圧供給を監視する電圧監視手段と、前記電圧監視手段の監視結果に基づき、電圧供給がされていない場合は、前記第1の電源の出力を遮断する電源出力停止手段と、を有することを特徴とするものである。
画像形成装置の主電源が遮断されることにより、第1の電源及び第2の電源が遮断された場合は、上述したように、第1のトランジスタ(第1の半導体スイッチ)により放電が行われる。ところが、何らかの異常により第2の電源のみが遮断され、第1の電源が遮断されていない場合は、常に電流が供給されるため、第1の抵抗を介して常時放電が行われている状態になる。このような状態においては、第1の抵抗において電流消費による熱が常時発生していることになり、第1の抵抗に負担がかかることになる。
この発明によると、第1の電源が遮断されていない状態で第2の電源が遮断された場合、その遮断を監視することで第1の電源の出力を停止する。つまり、第2の電源から第2のトランジスタ(第2の半導体スイッチ)への電圧供給を監視し、その監視結果に基づいて電圧供給がされているか否かを判断する。その判断に基づいて、電源出力停止手段は第1の電源の出力を停止する。第2の電源から第2のトランジスタ(第2の半導体スイッチ)に電圧が供給されていると判断された場合は、第1の電源は遮断されず、電圧の供給が継続される。一方、第2の電源から第2にトランジスタ(第2の半導体スイッチ)に電圧が供給されていないと判断された場合は、第1の電源の出力を停止する。このように、第2の電源による電圧供給の状態に応じて第1の電源の出力を制御することにより、第1の抵抗における電流消費を抑えることが可能となる。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像形成装置であって、前記第1の抵抗の抵抗値は、前記第2の抵抗の抵抗値よりも小さいことを特徴とするものである。
画像形成装置の主電源がオンされ、第1の電源と第2の電源とがオンされている場合や、第1の電源のみが遮断されて第2の電源がオンされている場合は、第2のトランジスタがオンされることになる。第2のトランジスタがオンされることにより、第2のトランジスタのコレクタからエミッタに電流が流れ、コンデンサは常時放電状態になる。
この状態において、第2の抵抗の抵抗値を大きくすることにより、コレクタからエミッタに流れる電流の値を小さくすることができる。つまり、駆動系に電圧を供給する第1の電源のみが遮断され、制御系に電圧を供給する第2の電源がオンされて、コンデンサに蓄積された電荷を利用して駆動系等の電気的負荷を動作させて画像形成装置の運転再開に備えている場合は、運転再開に備えて極力放電されることを避ける必要がある。この発明のように、第2の抵抗の抵抗値を大きくすることにより、第2の抵抗を介して流れる電流を小さくすることができ、運転再開に備えて電流消費を抑えることができる。
一方、画像形成装置の主電源がオフされ、第1の電源と第2の電源とがオフされている場合は、感電や誤動作を防止するためにコンデンサの放電を迅速に行う必要がある。この発明のように、第1の抵抗の抵抗値を小さくすることにより、第1の抵抗と第1のトランジスタとを介する放電を迅速に行うことができる。
請求項1に記載の発明によると、第2の電源が遮断されて制御系が停止した場合であっても、コンデンサに充電された電荷により第1の半導体スイッチをオンすることで、コンデンサの放電を自動的に行うことができ、感電や負荷の誤動作を防止することが可能となる。
請求項2に記載の発明によると、インターロック機構により第1の電源のみが遮断され、第2の電源が遮断されない場合であっても、コンデンサに蓄積された電荷を確実に放電させることができ、急峻な電流変動が生じることがない。そのことにより、制御部の誤動作を防止することが可能となる。
請求項3に記載の発明によると、第2の電源が遮断された場合であっても、コンデンサに充電された電荷により第1のトランジスタをオンすることで、コンデンサの放電を自動的に行うことができる。放電対象となるコンデンサ自体の残留電荷を利用して放電を行うため、トランジスタにベース電流を供給することが可能な残留電荷が消費されるまで確実に放電を行うことが可能となる。その結果、感電や駆動負荷が動作してしまうおそれのないレベルまで残留電荷を低下させることが可能となる。また、この発明の画像形成装置に備えられている放電回路にはリレー等の高価な部品は用いられておらず、トランジスタと抵抗とから構成されている。従って、安価な回路でコンデンサの放電を確実に行うことができ、画像形成装置の低コスト化を図ることが可能となる。
請求項4に記載の発明によると、第2の電源を監視する監視手段を設けて、第2の電源が遮断された場合に第1の電源を遮断することにより、第1の電源から第1の抵抗を介して常時電流が消費されるのを防止することが可能となる。その結果、第1の抵抗にかかる負担を防止することが可能となる。
請求項5に記載の発明によると、第1の抵抗の抵抗値を小さくすることにより、コンデンサの放電を速く行うことが可能となる。尚、抵抗の定格電力、トランジスタの定格電流を考慮し、コスト、装置に要求される仕様等から第1の抵抗の抵抗値を選定すると良い。一方、第2の抵抗の抵抗値を大きくすることにより、電流消費を抑えることが可能となる。コンデンサに蓄積された電荷を利用して電気的負荷を動作させている場合には、画像形成装置の運転再開に備えて極力放電されることを避ける必要がある。第2の抵抗の抵抗値を大きくすると、第2の抵抗を介して流れる電流の値を小さくすることができるので、電流消費を抑えることが可能となる。尚、第1のトランジスタがオンするために必要なベース電流が第1のトランジスタに流れるように、第2の抵抗の抵抗値を選定すると良い。
[第1の実施の形態]
以下、この発明の第1の実施形態に係る画像形成装置について、図1乃至図6を参照しつつ説明する。
まず、この発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の構成について、図1を参照しつつ説明する。図1は、この発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。同図に示すように、画像形成装置10は、DC電源20と、制御部30と、駆動部40と、画像形成プロセス部50とからなる。
DC電源20は電源V1と電源V2とからなり、外部のAC電源(図示しない)に接続されている。電源V1はDC24Vを出力し、画像形成装置10の駆動部40及び画像形成プロセス部50に電圧を供給する。電源V2はDC5Vを出力し、制御部30に電圧を供給する。尚、電源V1がこの発明の「第1の電源」に相当し、電源V2がこの発明の「第2の電源」に相当する。
制御部30にはCPUが搭載されており、駆動部40や画像形成プロセス部50等の画像形成装置10全体を制御する。制御部30はDC電源20に接続され、電源V2からDC5Vの電圧の供給を受ける。
駆動部40には、放電回路1と、電圧ドロップ防止用の大容量の電解コンデンサCと、画像形成装置10内の各部を駆動する駆動回路41a〜41cが備えられている。放電回路1は過電流保護素子42を介してDC電源20に接続され、電源V2からDC5Vの電圧の供給を受ける。さらに、放電回路1はダイオードDと抵抗R4を介してDC電源20に接続され、電源V1からDC24Vの電圧の供給を受ける。また、電解コンデンサCは、一端が放電回路1と抵抗R4とに接続され、他端が接地されている。駆動回路41a〜41cは、画像形成プロセス部50に設置されている各部に接続され、それらを駆動する。尚、放電回路1がこの発明の特徴をなすものであり、この放電回路1の構成及び動作については後で詳述する。
画像形成プロセス部50は、画像読取部51、画像形成部52、出力部53により構成され、各部はバスにより接続されている。
画像読取部51は、原稿を載置するコンタクトガラスの下部にスキャナを備えて構成され、原稿の画像データを読み取る。スキャナは、光源、レンズ、CCD(Charge Coupled Device)等により構成され、光源から原稿へ照明操作した光の反射光を結像して光電変換することにより原稿画像を読み取る。そして、その読み取った画像データを画像形成部52に出力する。尚、画像データは、図形や写真等のイメージデータのみならず、文字や記号等のテキストデータも含む。
画像形成部52は、制御部30から入力される信号に従って、画像読取部51から入力される画像データに対して、拡大縮小、回転、及び位置変換を行う。また、画像補正処理において、画像読取部51から入力される画像データに、濃度変換処理、色補正処理、濃度勾配補正処理、諧調特性補正処理、中間調処理等の画像処理を施し、その結果得られる出力データを出力部53に出力する。
出力部53は、画像出力部、給紙カセット、給紙部、トナー、転写部、定着装置、排紙部等を備えて構成されている。給紙部は、送りローラ、給紙ローラ、搬送ローラ、レジストローラを含んで構成されている。転写部は、中間転写ベルト、1次転写ローラ、2次転写ローラを含んで構成されている。排紙部は、排紙ローラ及び排紙トレイを含んで構成されている。
画像出力部は、像形成体としてのドラム状の電荷保持体(感光ドラム)と、感光ドラムの周囲に配置された帯電手段と、露光手段と、現像装置と、像形成体クリーニング手段とを有する。なお、現像装置による現像は、使用するトナー極性と同極性の直流電圧に交流電圧を重畳した現像バイアスが印加される反転現象にて行われる。
出力部53は、制御部30からの出力指示に従って、画像データの静電潜像を感光ドラムに露光させ、静電潜像にトナーを吸着させてトナー像を形成する。また、出力部53は、トナー像を記録紙に印刷する。
また、画像形成装置10は、図示しない入力部、表示部、RAM、及び記憶部を有している。入力部は、カーソルキー、数字入力キー、及び各種機能キー等を備えたキーボードを含み、このキーボードで押下されたキーに対応する押下信号を制御部30に出力する。尚、入力部は、必要に応じてタッチパネル等の表示部と一体的に設けられていても良く、その他の入力装置を備えることとしても良い。
表示部は、液晶ディスプレイやELディスプレイ等により構成され、制御部30から入力される表示信号の指示に従って、画面上に画像データやテキストデータ等の表示を行う。
RAMは、制御部30により実行制御される各種処理において、記憶部から読み出されたプログラム、入力または出力データ、及びパラメータ等の一時的な格納領域を形成する。記憶部は、不揮発性メモリ等によって構成され、画像形成装置で実行可能な各種プログラムや機能に応じた設定内容等を記憶する。
上記の画像形成装置10の印刷動作は、露光、現像、転写、定着、というプロセスを経て行われる。具体的には、画像出力部により形成された各色の画像は、使用するトナーと反対極性の1次転写バイアスが印加される1次転写ローラにより、回動する中間転写ベルト上に逐次転写されて(1次転写)、合成されたカラー画像(カラートナー像)が形成される。給紙カセット内に収容された記録紙は、給紙カセットに各々設けられる送り出しローラ及び給紙ローラにより給紙され、搬送ローラ、レジストローラを経て、2次転写手段としての2次転写ローラに搬送され、記録手段上の一方の面にカラー画像が一括して転写される(2次転写)。
カラー画像が転写された記録紙は、定着装置により定着処理され、排紙ローラに挟持され、機外の排紙トレイ上に載置される。転写後の感光体ドラムの周面上に残った転写残りトナーは、像形成体クリーニング手段によりクリーニングされ、次の画像形成サイクルに入る。
次に、この発明の第1の実施形態に係る画像形成装置10に備えられる放電回路1の構成について、図2を参照しつつ説明する。図2は、この発明の第1の実施形態に係る画像形成装置に備えられる放電回路の回路図である。
図2に示すように、駆動部40及び画像形成プロセス部50にDC24Vを供給する電源V1には、ダイオードDを介して抵抗R4の一端が接続され、抵抗R4の他端には電解コンデンサCの一端が接続されている。電解コンデンサCの他端は接地されている。
さらに、電解コンデンサCの一端は、放電回路1内の抵抗R1の一端と抵抗R2の一端とに接続されている。抵抗R1の他端はnpnトランジスタQ1のコレクタに接続され、抵抗R2の他端は抵抗R7を介してnpnトランジスタQ1のベースに接続されている。また、npnトランジスタQ1のエミッタは接地されている。また、ベース−エミッタ間に抵抗R5が接続されている。
また、抵抗R2の他端はnpnトランジスタQ2のコレクタに接続されている。npnトランジスタQ2のエミッタは接地され、ベースは抵抗R8を介してプルアップ抵抗となる抵抗R3の一端に接続されている。この抵抗R3は電源V2に接続されている。また、ベース−エミッタ間に抵抗R6が接続されている。
(動作)
上記の構成を有する放電回路の動作について、図3及び図4を参照しつつ説明する。図3及び図4は、本実施形態に係る放電回路の作用を説明するための回路図である。
まず、図3を参照しつつ、電源V2のラインが遮断されていない場合の動作について説明する。画像形成装置10の主電源がオンされることにより、電源V1が投入されると、電解コンデンサCに電荷が蓄積される。この状態で、電源V1のラインが遮断されると、電源V2がオンされていることにより、npnトランジスタQ2にはベース電流が流れ(矢印A)、npnトランジスタQ2はオン状態となる。npnトランジスタQ2がオン状態となることで、電解コンデンサCに蓄積されている電荷が放電され、抵抗R2を介してnpnトランジスタQ2のコレクタからエミッタに電流が流れる(矢印B)。エミッタからアースに電流が流れ(矢印C)、電解コンデンサCに蓄積されている残留電荷が消費される。
次に、図4を参照しつつ、電源V1及び電源V2のラインが遮断されている場合の動作について説明する。画像形成装置10の主電源がオフされることにより、電源V1のライン及び電源V2のラインがオフされる。電源V2のラインがオフされることで、npnトランジスタQ2にはベース電流が流れず、npnトランジスタQ2はオフ状態となる。この状態においては、抵抗R2を介してnpnトランジスタQ1にベース電流が流れ(矢印D)、npnトランジスタQ1はオン状態となる。npnトランジスタQ1がオン状態となることで、抵抗R1を介してnpnトランジスタQ1のコレクタからエミッタに電流が流れる(矢印E)。エミッタからアースに電流が流れ(矢印F)、電解コンデンサCに充電されている残留電荷が消費される。
以上のように、電源V2が遮断されて制御部30が停止した場合であっても、電解コンデンサCに充電された電荷によりnpnトランジスタQ1をオンすることが可能となるため、電解コンデンサCの放電を自動的に行うことが可能となる。その結果、確実に電解コンデンサCの残留電荷を消費させることができ、感電や画像形成装置10内の負荷の誤動作を防止することが可能となる。また本実施形態に係る放電回路1は、トランジスタと抵抗とから構成されているため、放電回路1のコストを削減することができ、その結果、その放電回路1を備えた画像形成装置10の低コスト化を図ることが可能となる。
また、画像形成装置10の主電源をオフしたときのように、電源V2が遮断されて抵抗R1を介して電荷が放電される場合においては、抵抗R1の抵抗値を小さくすることにより放電を速めることができる。なお、この抵抗R1の抵抗値は、抵抗の定格電力、トランジスタの定格電流を考慮し、画像形成装置の要求仕様等から選定すると良い。
一方、電源V1のみが遮断されて抵抗R2を介して電荷が放電される場合においては、抵抗R2の抵抗値を大きくすると、抵抗R2を介して流れる電流の値を小さくすることができ、抵抗R2による電流消費を抑えることが可能となる。なお、npnトランジスタQ1がオンするために必要なベース電流や、動作時間等を考慮して抵抗R2の抵抗値を選定すると良い。
電解コンデンサCに蓄積された電荷を利用して画像形成装置内の負荷を動作させている場合は、装置運転の再開に備えて極力放電されることを避ける必要がある。その場合、抵抗R2の抵抗値を高くすることにより、電解コンデンサCの放電を遅らせることが可能となる。また、電解コンデンサCの容量が大きいほど、装置の運転が再開されるまで画像形成装置内の負荷を動作させることができる。
また、本実施形態に係る画像形成装置にインターロック機構を設けても良い。この画像形成装置について図5を参照しつつ説明する。図5は、この発明の別の実施形態に係る画像形成装置である。同図に示すように、インターロック機構60は、電源V1と駆動部40との間に設置されている。このインターロック機構60を備えた場合の放電回路1の動作について、図6の回路図を参照しつつ説明する。
図6の回路図に示すように、電源V1と抵抗R4との間にインターロック機構60が設置されている。このインターロック機構60は、画像形成装置10のカバーや扉等が開放された際に、安全確保のために駆動部60への電源供給ラインを遮断し、その通電を停止して駆動停止を行うものである。
画像形成装置10の扉等が開放され、インターロック機構60により電源V1のラインのみが遮断された場合、遮断されていない電源V2により、npnトランジスタQ2のベースにベース電流が供給される。ベース電流が供給されることにより、npnトランジスタQ2はオンとなり、電解コンデンサCに蓄積されている電荷は抵抗R2を介してnpnトランジスタQ2のコレクタに流れ込み、電解コンデンサCの放電が行われる。
以上のように、インターロック機構60により電源V1のラインが遮断された場合であっても、電解コンデンサCに蓄積されている電荷を自動的に放電することができるため、急峻な電流変動を抑えることができ、制御部30の誤動作を防止することが可能となる。
また、電源V2ラインがオフされている場合は、抵抗R2を介してnpnトランジスタQ1にベース電流が流れ、npnトランジスタQ1はオン状態となる。npnトランジスタQ1がオン状態となることで、電解コンデンサCに蓄積されている電荷は抵抗R1を介してnpnトランジスタQ1のコレクタに流れ込み、電解コンデンサCの放電が行われる。
なお、抵抗R2の抵抗値を小さくすることにより抵抗R2による電流消費を抑えることができる。画像形成装置10のカバーや扉等が開放された際に、インターロック機構60により電源V1のみが遮断され電源V2がオンされている場合は、画像形成装置10の運転再開に備えて電解コンデンサCの放電を極力抑えることが可能となる。また、抵抗R1の抵抗値を小さくすることにより、画像形成装置10の主電源がオフされた場合は、電解コンデンサCの放電を迅速に行うことが可能となる。
[第2の実施の形態]
次に、この発明の第2の実施形態に係る画像形成措置について、図7及び図8を参照しつつ説明する。図7は、第2の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。図8は、第2の実施形態に係る画像形成装置の動作を説明するためのフローチャートである。この第2実施形態に係る画像形成装置は、何らかの異常により電源V2のみが遮断されて電源V1が遮断されていない場合に、電源V1を遮断する制御を行うものである。
(構成)
本実施形態に係る画像形成装置70の構成は第1の実施形態に係る画像形成装置10の構成とほぼ同じ構成を有しているが、電源V1を遮断する手段を有している点が異なる。図7に示すように、電源V2と放電回路1との間のラインに、電源V2から放電回路1への電圧供給を監視する電圧監視手段71が設置されている。この電圧監視手段71は、電源V2ラインの遮断を監視する。さらに、電圧監視手段71は制御部30に接続され、監視結果を制御部30に出力する。制御部30には、電圧監視手段71が監視した結果を受けて、電圧V2ラインが遮断されているか否かを判断する判断手段72が設置されている。さらに、DC電源20には、判断手段72の判断結果を受けて電源V1の出力を停止させる電源出力停止手段73が設置されている。
本実施形態においては、電圧監視手段71はnpnトランジスタQ3で構成されている。このnpnトランジスタQ3は、ベースが電源V2のラインに接続され、コレクタは制御部30に接続され、エミッタは接地されている。電源V2のラインが遮断され、電源V2から放電回路1への電圧供給が遮断されている場合は、ベースにベース電流が供給されず、npnトランジスタQ3はオフとなる。その結果、コレクタに接続されている判断手段72における電圧が高くなる。
一方、電源V2が遮断されていない場合は、電源V2から放電回路1へ電圧が供給されているため、ベースにベース電流が供給され、npnトランジスタQ3はオンとなる。その結果、判断手段72における電圧が低くなる。
判断手段72は、この電圧レベルに基づいて電源V2が遮断されているか否かを判断し、その判断結果を電源出力停止手段73に出力する。判断手段72における電圧が高ければ、電源V2が遮断されていると判断され、電圧が低ければ、電源V2から放電回路1に正常に電圧が供給されていると判断する。
(動作)
次に、上記の構成を有する画像形成装置の動作について、図8のフローチャートを参照しつつ説明する。まず、電圧監視手段71により電源V2のラインを監視する(ステップS01)。電源V2のラインが遮断されて電源V2から放電回路1への電圧供給が遮断されている場合は、電圧監視手段71のnpnトランジスタQ3のベースにベース電流が供給されず、npnトランジスタQ3はオフとなる。その結果、コレクタに接続されている判断手段72における電圧が高くなる。一方、電源V2のラインが遮断されていない場合は、npnトランジスタQ3のベースにベース電流が供給され、npnトランジスタQ3はオンとなる。その結果、判断手段72における電圧が低くなる。
判断手段72は、その電圧レベルに基づいて電源V2が遮断されているか否かを判断する(ステップS02)。電圧レベルが高い場合は、判断手段72は、電源V2ラインが遮断されていると判断し(ステップS03、Yes)、その判断結果を電源出力停止手段73に出力する。そして、電源出力停止手段73は、その判断結果を受けて電源V1の出力を停止する(ステップS04)。例えば、外部のAC電源からの電圧の供給を遮断したり、電源V1から放電回路1への電圧の供給を遮断したりする。電源V1の電圧供給の遮断は、ソフトウェア的に行っても良く、ハードウェア的に行っても良い。ソフトウェア的な制御による場合は、制御部30が出力停止命令に対応する信号を電源V1に出力する。電源V1はその信号を受けて電圧供給の出力を停止する。一方、ハードウェア的な制御による場合は、物理的に電源V1の電圧供給ラインを遮断して、電源V1から駆動部40や放電回路1への電圧供給を停止する。
一方、電圧レベルが低い場合は、判断手段72は、電源V2ラインが遮断されていないと判断する(ステップS03、No)。判断手段72は、電源出力停止手段73にその判断結果を出力する。電源出力停止手段73はその判断結果に従い、電源V1の出力を停止することはない。引き続き、電圧監視手段71は電源V2ラインの遮断を監視し、判断手段72は監視結果を判断する(ステップS02)。
以上のように、電源V2ラインの遮断を監視することで、電源V1が遮断されずに、何らかの異常で電源V2ラインが遮断された場合であっても、電源V1の出力を停止させることが可能となる。電圧監視手段71や電源出力停止手段73等が設けられていない場合であって、電源V2ラインのみが遮断された場合は、抵抗R1を介して電解コンデンサCの放電が継続的に行われる。電源V1は遮断されていないため、放電は継続的に行われ、抵抗R1に熱が発生し続け、抵抗R1に負担がかかる。本実施形態においては、電源V2が遮断された場合に、電源V1からの出力を強制的に遮断するため、電源V1から供給される電流による熱の発生を抑えることができる。
尚、本実施形態に係る画像形成装置70においても、第1の実施形態に係る画像形成装置10と同様に、インターロック機構60を設けても構わない。また、第1の実施形態のように、抵抗R1の抵抗値を小さくすれば、npnトランジスタQ1のコレクタ−エミッタ間を流れる電流の電流値が大きくなり、電解コンデンサCの放電を速く行うことができる。また、抵抗R2の抵抗値を大きくすれば、抵抗R2で消費される電力を低く抑えることができる。
この発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 この発明の第1の実施形態に係る画像形成装置に備えられる放電回路の回路図である。 この発明の第1の実施形態に係る放電回路の動作を説明するための回路図である。 この発明の第1の実施形態に係る放電回路の動作を説明するための回路図である。 この発明の別の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 この発明の別の実施形態に係る放電回路の動作を説明するための回路図である。 この発明の第2の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 この発明の第2の実施形態に係る画像形成装置の動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 放電回路
10、70 画像形成装置
20 DC電源
30 制御部
40 駆動部
50 画像形成プロセス部
60 インターロック機構
C 電解コンデンサ
Q1、Q2 npnトランジスタ
R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8 抵抗
V1、V2 電源

Claims (5)

  1. 入力画像データに対して画像処理を施して出力画像を形成する画像形成プロセス部と、
    前記画像形成プロセス部の動作を制御する制御部と、
    前記画像形成プロセス部に電圧を供給する第1の電源と、
    前記制御部に電圧を供給する第2の電源と、を有する画像形成装置であって、
    一端が前記第1の電源に接続され、他端が接地されたコンデンサと、
    一端が前記コンデンサの前記一端に接続された第1の抵抗と、
    一端が前記コンデンサの前記一端及び前記第1の抵抗の前記一端に接続された第2の抵抗と、
    前記第1の抵抗及び前記第2の抵抗に接続され、前記第1の抵抗とアースとの間をオン/オフする第1の半導体スイッチと、
    前記第2の電源及び前記第2の抵抗に接続され、前記第2の抵抗とアースとの間のオン/オフする第2の半導体スイッチと、を有し、
    前記第1の電源による電圧供給が遮断された場合、前記第2の電源の電圧で前記第2の半導体スイッチをオンして前記コンデンサを放電し、
    前記第1の電源による電圧供給が遮断され、さらに、前記第2の電源の電圧供給が遮断された場合、前記コンデンサに充電されている電圧で前記第1の半導体スイッチをオンして前記コンデンサを放電することを特徴とする画像形成装置。
  2. 入力画像データに対して画像処理を施して出力画像を形成する画像形成プロセス部と、
    前記画像形成プロセス部の動作を制御する制御部と、
    前記画像形成プロセス部に電圧を供給する第1の電源と、
    前記制御部に電圧を供給する第2の電源と、を有する画像形成装置であって、
    一端が前記第1の電源に接続され、他端が接地されたコンデンサと、
    前記第1の電源と前記コンデンサとの間に設置され、画像形成装置の扉が開放された際に、前記第1の電源から前記画像形成プロセス部への電圧の供給を遮断するインターロック機構と、
    一端が前記コンデンサの前記一端に接続された第1の抵抗と、
    一端が前記コンデンサの前記一端及び前記第1の抵抗の前記一端に接続された第2の抵抗と、
    前記第1の抵抗及び前記第2の抵抗に接続され、前記第1の抵抗とアースとの間をオン/オフする第1の半導体スイッチと、
    前記第2の電源及び前記第2の抵抗に接続され、前記第2の抵抗とアースとの間のオン/オフする第2の半導体スイッチと、を有し、
    前記インターロック機構により前記第1の電源が遮断された場合、前記第2の電源の電圧で前記第2の半導体スイッチをオンして前記コンデンサを放電し、
    前記インターロック機構により前記第1の電源が遮断され、さらに、前記第2の電源が遮断された場合、前記コンデンサに充電されている電圧で前記第1の半導体スイッチをオンして前記コンデンサを放電することを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記第1の半導体スイッチは、コレクタが前記第1の抵抗の他端に接続され、ベースが前記第2の抵抗の他端に接続され、エミッタが接地された第1のトランジスタからなり、
    前記第2の半導体スイッチは、コレクタが前記第2の抵抗の前記他端及び前記第1のトランジスタのベースに接続され、ベースが前記第2の電源に接続され、エミッタが接地された第2のトランジスタからなることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の画像形成装置。
  4. 前記第2の電源の電圧供給を監視する電圧監視手段と、
    前記電圧監視手段の監視結果に基づき、電圧供給がされていない場合は、前記第1の電源の出力を遮断する電源出力停止手段と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記第1の抵抗の抵抗値は、前記第2の抵抗の抵抗値よりも小さいことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
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