JP2009080426A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インターロックリレーの寿命を考慮した制御を行うことができ、より安全性を満足することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】AC/DCコンバータ201と、保守点検用のドアと、ドアの開閉に連動してオフオンするインターロックスイッチ212と、インターロックスイッチの出力をオンオフする第1のスイッチ回路216と、第1のスイッチ回路の出力によってオンオフされAC/DCコンバータから負荷への給電を開始または停止するインターロックリレー213とを備えた電源装置、ならびにAC/DCコンバータの起動と停止および第1のスイッチ回路のオンとオフを行う制御部221を備えた画像形成装置であって、制御部は、画像形成装置が省電力モードに移行する際に、AC/DCコンバータを停止し、負荷の電圧が零になった後に第1のスイッチ回路をオフする画像形成装置により前記課題を解決する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複写機、プリンタ装置、ファクシミリ装置、これら複数の機能を備えた複合機などの画像形成装置に関し、特にインターロックリレーの寿命を満足させる制御技術に関するものである。
一般に電子写真プロセスを用いたプリンタや複写機などの画像形成装置は、装置内に多数の駆動部や高圧電源を備えており、紙やOHPシートなどの記録媒体を装置内に搬送させ、トナーを前記記録媒体に付着させて画像の定着を行う。そのため、異常時に装置内に前記記録媒体が残留する場合や、前記トナーを内蔵したカートリッジや前記記録媒体にトナー像を溶融し定着する定着器などの消耗品を交換する場合がある。そこで、画像形成装置に取り付けられているドアをユーザが開閉し、残留紙の排除や消耗品の交換をすることがある。
画像形成装置は前述したように多数の駆動部や高圧電源部を備えており、ユーザに対して画像形成装置のドア開時の安全性を確保する必要がある。そのため、ドアの開閉時に安全性を確保しなければならない個所については、たとえば駆動部や高圧電源部の制御部が暴走した場合まで考慮しなければならない。そこで、前記駆動部や高圧電源部の電源ラインを遮断する、インターロックスイッチやインターロックリレーなどのメカニカルな切断手段を設けなければならない。
近年、画像形成装置は、高画質化、プリント速度の向上、オプション拡張性、付加価値をこれまで以上に市場から求められている。そのため、画像形成装置に使用しているモータなどの駆動負荷もプリント速度の増大により増加している。そのような電源ラインをドア開閉時にインターロックスイッチで直接オンオフを行うと、太く長い束線の配線やインターロックスイッチの電流容量増大を生じ、スペース的、コスト的に問題となっていた。そのため、特に大容量の電源装置を有する画像形成装置においては、電源ライン出力部にインターロックスイッチを配置する代わりにインターロックリレーを配置する。そしてドアの開閉に連動するインターロックスイッチを用いてインターロックリレーの励磁電流のオンオフを行う案が考案されている(特許文献1)。
特開2000−326589号公報
近年の画像形成装置では、高画質化、プリント速度の向上、ウォームアップ時間短縮のみならず、省電力化も強く求められている。エナジースター規格やブルーエンジェル規格のような電気機器の国際省電力プログラムが整備され、環境問題へ配慮した取り組みを画像形成装置においても積極的に行われている。
画像形成装置において、最も省電力の効果が高い手法は、画像形成装置のプリント待機時と省電力モード時に電力を削減することである。画像形成装置において一日中プリントするという使用方法は殆ど無く、プリント状態よりもむしろプリント待機状態の方が一日の中で時間が長い。また、通常のオフィスや家庭においては、夜間や土日、祝日は省電力モードに移行させるのが一般的である。そのため、待機モード時と省電力モード時の電力を削減することは、ユーザにとって省電力効果が最も高くなると言える。
また、省電力モードはプリント待機モードよりもより省電力であることから、画像形成装置はこれまで以上に頻繁にプリント待機モードから省電力モードへの移行を要求されている。
インターロックリレーを用いたシステムはインターロックスイッチのみのシステムに比べてインターロックリレーの励磁電流が必要な分だけ省電力化に不利である。一般的にリレーの励磁電流は20〜40mA程度であるが、前記励磁電流を削減することによって得られる電力削減量は一週間、あるいは1ヶ月の長い単位時間で考えると無視できない量である。省電力モード時にインターロックリレーの励磁電流を切断することでより省電力化実現できるものの、インターロックリレーの要求開閉回数が寿命に対して不足する問題が生じていた。たとえば、5分に1回の周期で装置を省電力モードに移行させたインターロックリレーの開閉を行うと、製品寿命までに10万回以上の開閉が行われる計算になる。これは、装置のドア開閉時のリレー開閉回数に対してはるかに大幅な数字となることは明白である。また、省電力モードへの移行時だけではなく、更なる省電力を実現するためにインターロックリレーをプリント待機モード時にもオフすることを行うと、インターロックリレーの要求開閉回数が更に増加してしまう。
一般的にリレーは開閉時の接点間電位差によるアーク放電または突入電流がリレーの寿命に影響を与えることが知られている。たとえば、画像形成装置の主な負荷としてモータ等があるが、閉時の突入電流が生じた場合、前記インターロックリレーの接点の消耗量や転移量が増大し、接点の溶着や転移による接点開離不能といった障害を発生することがある。リレーの開閉時のメカ的寿命保証は1000万回以上であっても、リレーの接点開閉時に抵抗負荷やモータ負荷、ランプ負荷などがある場合、数万回以下まで寿命保証が低下する。そのため、インターロックリレーの開閉時の制御を正しく行わないと、インターロックリレーを用いたシステムにおいてはインターロックリレーの寿命を満足できなくなるという問題があった。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、インターロックリレーの寿命を考慮した制御を行うことができ、より安全性を満足することができる画像形成装置を提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するため、本発明では、画像形成装置を次の(1)のとおりに構成する。
(1)AC/DCコンバータと、保守点検用のドアと、前記ドアの開閉に連動してオフオンするインターロックスイッチと、前記インターロックスイッチの出力をオンオフする第1のスイッチ回路と、前記第1のスイッチ回路の出力によってオンオフされ前記AC/DCコンバータから負荷への給電を開始または停止するインターロックリレーとを備えた電源装置、ならびに前記AC/DCコンバータの起動と停止および前記第1のスイッチ回路のオンとオフを行う制御部を備えた画像形成装置であって、
前記制御部は、前記画像形成装置が省電力モードに移行する際に、前記AC/DCコンバータを停止し、前記負荷の電圧が零になった後に前記第1のスイッチ回路をオフする画像形成装置。
本発明によれば、インターロックリレーを有する電源装置を備えた画像形成装置においても、インターロックリレーの寿命を考慮した制御を行うことで、より安全性を満足することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について実施例により詳細に説明する。なお、実施例では、図1に示すレーザビームプリンタを例に説明する。但し、本発明は電子写真プロセスを使用した画像形成装置全般に適用できるものであり、特にレーザビームプリンタに限定されるものではない。
本実施例は、インターロックスイッチと、インターロックスイッチによって動作し、負荷への給電を停止するインターロックリレーと、インターロックリレーのオン時の突入電流を防止するソフトスタート回路とを有する電源装置を備えた画像形成装置に関する。そして、その省電力モード移行の際の、インターロックシステムの制御の一例を説明する。
図1は、実施例1である“画像形成装置”(レーザビームプリンタ)の概略構成を示す断面図である。図1に示すように、画像形成装置100は記録媒体101を給送ローラ102で給送して、中間転写体103に向けて搬送する。
感光ドラム104は、図示しない駆動モータの動力によって所定の速度で反時計回り方向に回転駆動され、その回転過程で一次帯電器105によって一様に帯電処理される。
画像信号に対応して変調されたレーザ光がレーザビームスキャナ106から出力され、感光ドラム104上を選択的に走査露光して静電潜像を形成する。
107は現像器であり、静電潜像に現像体である粉体トナーを付着させてトナー像(現像体像)として可視像化される。感光ドラム104上に形成されたトナー像は、感光ドラム104と接触して回転する中間転写体103上に一次転写される。そして、中間転写体103の回転と同期をとった適切なタイミングで搬送された記録媒体101が転写バイアスを印加された転写ローラ108で中間転写体103に圧接されて、トナー像が記録媒体101上に二次転写される。
前述の感光ドラム104、一次帯電器105、レーザビームスキャナ106、現像器107はブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの4色分がそれぞれ配置されており、4色分のトナー像が記録媒体101上に二次転写される。
定着器109は、定着ヒータ110を内蔵した定着ローラ111と、定着ローラ111に圧接するための加圧ローラ112を備えており、記録媒体101を加熱および加圧することによりトナー像が定着されて、画像形成物として機外へ排出される。
113は記録媒体101の種類を判別するメディアセンサであり、給送された記録媒体101が記録紙であるかシートであるかを二次転写前に判別する。114は画像形成装置100内の温湿度を検出する環境センサである。
115はユーザに対しての装置状態報知やユーザによる装置設定を行うオペレーションパネルである。
商用電源116に接続された電源装置117は、定着器109への電力供給回路および交流から直流への整流作用をもち、前述のプロセスで消費される電力は、通常、電源装置117から画像形成装置100の各部へ供給される。
図2は、本実施例の画像形成装置における要部構成を示す回路図である。201は商用電源116から電力が供給され、交流から直流への整流を行うためのAC/DCコンバータであり、電源装置117(図1参照)の一部である。通常、画像形成装置においてはACとDCの絶縁を確保するためにトランス202を介したAC/DCコンバータを用いる。AC/DCコンバータ201はフライバックコンバータや、フォワードコンバータなど多数のコンバータ方式が考案されているが、装置の目的に応じて選択可能である。また、本実施例では、後に説明するソフトスタート回路のために、トランス202の補助出力電源として所望のDC出力値より数V高い電源電圧を抵抗203に出力させている。
204はソフトスタート回路である。ソフトスタート回路204にはFETを用いた方式がよく使われている。FETはNチャンネルタイプとPチャンネルタイプがある。ここではオン抵抗が小さく損失の少ないこと、AC/DCコンバータ201内のトランス202でFETのソース電位より高い電圧を作成することが比較的容易なこと、の2つの理由からNチャンネルタイプを選択している。203と206、207はFETのゲート電位を決めている抵抗である。208はFET205のゲート電位を抵抗203との時定数で緩やかにFET205をオンさせるための電解コンデンサである。209はFET205のゲート電位をオンオフするためのスイッチとしてのデジタルトランジスタである。デジタルトランジスタとは内部にベース抵抗を内蔵したトランジスタである。デジタルトランジスタ209がオフ時にFET205がオンされ、デジタルトランジスタ209がオン時にFET205がオフされる。210と211は、前記デジタルトランジスタ209をオンオフするための抵抗とデジタルトランジスタである。デジタルトランジスタ211がオンすると、デジタルトランジスタ209がオフされ、抵抗203と電解コンデンサ208の時定数でFET205のゲート電位が緩やかに立ち上がり、FET205がオンするソフトスタート回路となっている。
212は画像形成装置100の保守点検用ドア開閉に連動してオンオフを行う安全回路としてのインターロックスイッチである。ドアオープン時に前記インターロックスイッチ212はオフされ、ドアクローズ時にインターロックスイッチ212はオンされる。
213は前記インターロックスイッチ212のオンオフにしたがってオンオフ(給電を開始または停止)される安全回路としてのインターロックリレーである。
前記インターロックスイッチ212がオンされると前記インターロックリレー213とがオンされ、前記インターロックスイッチ212がオフされると、前記インターロックリレー213がオフされる。電圧Aは、ソフトスタート回路204とインターロックリレー213を介して、ドアオープン時に安全性を確保する必要がある負荷A214に供給される。一方、ドアオープン時に安全性を確保する必要のない負荷B215に対しては、ソフトスタート回路204の前段より直接電圧Bが供給される。
負荷A214、負荷B215は、たとえば、給送モータ、中間転写体モータ、ドラムモータ、スキャナモータなどの負荷回路が該当し、画像形成プロセスに関与する高圧基板などの他の負荷回路も含まれるものとする。これらの負荷回路は必ずしも単一である必要はなく、複数あるいは共用される場合もある。また、給紙オプション、排紙オプションなどのオプションユニットが追加された場合に、当該オプションユニットに含まれているモータも、これらの負荷回路に該当する。
本実施例ではこれらの負荷回路において、装置のドアオープン時に安全性を確保するため動作停止が必要かどうかで負荷A214と負荷B215を分類する。更に、より画像形成装置100の省電力化を達成するために、ここではプリント待機時に動作不要の負荷を負荷A214に割り当て、プリント待機時に動作が必要な負荷を負荷B215に割り当てる。
216はインターロックスイッチ212の出力をオンオフすることでインターロックリレー213またはソフトスタート回路204のオンオフを行うスイッチ回路(請求項の第1のスイッチ回路に対応)である。抵抗218、抵抗219とデジタルトランジスタ217のオンオフにしたがって、トランジスタ220のオンオフを行う。
221は、画像形成装置100を構成する各部を統括的に制御する制御部である。制御部221は、たとえば、CPU、RAM、ROMなどの回路を含み、ROM等に記憶された制御プログラムにしたがって各種制御を実行する。ここで、制御部221はAC/DCコンバータ201のオンオフ制御(起動、停止制御)、および負荷A214や負荷B215の制御、およびスイッチ回路216のオンオフ制御を行う。
AC/DCコンバータ222は電圧Cを出力し、省電力モード時においても動作が必要な制御部221、および図示しないインターロックスイッチ212のオープン検知回路の動作させるために用いられ、インターロックリレー213の励磁電流源として使用される。
本実施例では、AC/DCコンバータ201、ソフトスタート回路204、スイッチ回路216の一例を図示し説明を行ったが、これらに限定するものではなく、同様の機能の回路であれば代用が可能である。
図3は、画像形成装置100のドア開閉時、省電力モード移行および復帰時の動作モードにおけるソフトスタート回路204、インターロックスイッチ212、インターロックリレー213、スイッチ回路216、電圧A、電圧Bの制御シーケンスを示す。
プリント時のドア開閉時について説明する。ここではプリント時のドア開閉時についてのみ説明を行うがこれに限定されるものではない。プリント時は、ソフトスタート回路204、インターロックスイッチ212、インターロックリレー213、スイッチ回路216はそれぞれオンされており電圧A、電圧Bが負荷A214,負荷B215に供給されて画像形成装置100は通常動作している状態である。
ここで画像形成装置100のドアを開いた場合、インターロックスイッチ212が前記ドアに連動してオフされ、インターロックリレー213がオフされる(ステップS301)。その後、ソフトスタート回路がオフされ(ステップS302)、電圧Aは図示しない負荷Aに取り付けられている電解コンデンサの放電にしたがって0Vになる(ステップS303)。
画像形成装置100のドアを閉じた場合、インターロックスイッチ212が前記ドアに連動してオンされ、インターロックリレー213がオンされる(ステップS304)。その後、ソフトスタート回路がオンされ(ステップS305)、電圧Aは、立ち上がる(ステップS306)。このようにして、インターロックリレーとソフトスタート回路を用いたインターロックシステムにおいて、プリント時にドア開閉時の安全確保とドア閉時の突入電流防止を行うことができる。
次に、本実施例の特徴を最も表すインターロックリレーの寿命を考慮した省電力モード移行時の制御を説明する。画像形成装置を省電力にするためには、負荷A214および負荷B215へ電力を供給するAC/DCコンバータ201の動作を停止させることが最も簡単である。図示しないAC/DCコンバータの電源制御ICのON/OFF機能を使用しても良いし、電源制御ICへの電源供給ラインを切断しても良い。
AC/DCコンバータ201をオフすると、電源出力が停止し、電圧Aと電圧Bが、負荷Aおよび負荷Bに取り付けられている電解コンデンサの放電にしたがって0Vになる(ステップS307、S308)。電圧Aと電圧Bが0Vになった後、スイッチ回路216をオフにして(ステップS309)、インターロックリレー213およびソフトスタート回路204が順次オフされる(ステップS310、S311)。
一方、省電力モードからプリント待機モードへの復帰時は、スイッチ回路216をオンした後にインターロックリレーおよびソフトスタート回路をオンさせ(ステップS312、313)、AC/DCコンバータ201をオンする(S314)。その後電圧Bが立ち上がり、電圧Aは、ソフトスタート回路204によってゆっくり立ち上がる(ステップS315、S316)。
このように、電圧Aが低下してからスイッチ回路216をオフオンすることで、インターロックリレーの開閉時に前記インターロックリレーの接点間に電位差が発生せず、前記インターロックリレーの寿命を満足した制御を行うことができる。
実施例2である“画像形成装置”について説明する。本実施例においては、画像形成装置の構成などについては、実施例1と同様のため、説明を省略する。
本実施例は、インターロックスイッチと前記インターロックスイッチによって負荷への給電を停止するインターロックリレーと、前記インターロックリレーのオン時の突入電流を防止するソフトスタート回路を有する電源装置を備えた画像形成装置に関する。そして、前記インターロックリレーおよび前記ソフトスタート回路の故障検知システムの一例を説明する。
図4は、本実施例の画像形成装置の構成を示す回路図である。図示された201から222の構成については実施例1と同様のため、説明を省略する。
400はソフトスタート回路204のみを動作させるためのスイッチ回路(請求項の第2のスイッチ回路に対応)である。抵抗402、抵抗403およびデジタルトランジスタ401のオンオフにしたがって、トランジスタ404のオンオフを行う。前記トランジスタ404のオンオフにより、ソフトスタート回路204のオンオフの制御を行う。
405、406は電圧A(負荷への供給電圧)を分圧する抵抗である。分圧した電圧は制御部221のA/D変換器に取りこまれ、電圧Aが制御部221に検知されることになる。
実施例1に説明したスイッチ回路216および負荷Aに供給される電圧Aの検知回路によって、制御部221は電源装置117(図1参照)の故障を検知することができる。
図5は本実施例の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。図5においては省電力モードから待機モードへの復帰時について例示するが、本制御シーケンスはそれに限定するものではない。
省電力モードでは、AC/DCコンバータ201およびスイッチ回路216およびスイッチ回路400が制御部221によってオフされ、ソフトスタート回路204とインターロックリレー213はオフされている。画像形成装置100は省電力モードからの復帰命令を受けて、制御部221はAC/DCコンバータ201およびスイッチ回路400(スイッチ回路2)をオンする(ステップS500、S501)。ソフトスタート回路204が立ち上がった後(ステップS502)、電圧Aの検知回路によって、負荷Aの出力の有無を判断する(ステップS503)。ここで、前記出力がある場合、インターロックリレー213の接点ショート故障を制御部221が判断する(ステップS504)。
次に、スイッチ回路400(スイッチ回路2)をオフし(ステップS505)、スイッチ回路216をオンする(ステップS506)。電圧Aの検知回路によって、負荷Aの出力の有無を判断する(ステップS507)。ここで、前記出力がある場合、ソフトスタート回路204のFET205のショート故障を制御部221が判断する(ステップS508)。
このように、スイッチ回路216とスイッチ回路400のオンオフ制御時の電圧Aの検知出力により、インターロックリレーの異常およびソフトスタート回路の異常を検出することができる。
次に、スイッチ回路400(スイッチ回路2)をオンし、ソフトスタート回路204を立ち上げ、負荷Aに電圧Aの供給を行い、待機モードの動作シーケンスを実行する。
これらの動作シーケンスを実行する際は、ソフトスタート回路204のオン時の時定数および、インターロックリレー213のオン時の接点バウンス、応答時間を十分考慮することは言うまでもない。また、インターロックリレー213の無駄な接点回数増加による寿命低下を防ぐために、各故障検知は、第一にインターロックリレー213の接点ショート故障を行い、その後、第二にソフトスタート回路204のFET205のショート故障を行うと良い。ソフトスタート回路204のオン時はFET205を突入電流で故障させないようにインターロックリレー213を先にオンしておく必要があるためである。
本実施例では、安全性の観点から、オープン故障検知よりショート故障を優先して検知を行っており、ソフトスタート回路204またはインターロックリレー213のショート故障を区別できるようにしている。いずれの故障検知結果により、オペレーションパネル115により、電源装置117の故障をユーザに報知することができる。
実施例3である“画像形成装置”について説明する。本実施例においては、画像形成装置の構成などについては、実施例1と同様のため、説明を省略する。本実施例は、インターロックスイッチと前記インターロックスイッチによって負荷への給電を停止するインターロックリレーと前記インターロックリレーのオン時の突入電流を防止するソフトスタート回路を備えた電源装置を備えた画像形成装置に関する。そして、前記インターロックリレーの寿命を考慮した制御を行う例を説明する。
図6のように制御部221に記憶装置600を備え、制御部221は前記インターロックリレー213の開閉回数を前記記憶装置600に記憶させる。前述のように、メカスイッチであるインターロックリレー213は、開閉を重ねるたびに電気的動作および機械的動作によりメカ接点が劣化する寿命部品である。本実施例では、記憶装置600に記憶させたインターロックリレー213の開閉回数により、省電力モード時にインターロックリレー213の励磁電流を切断するスイッチ回路216を動作させるか否かを判断することを特徴とする。
図7に本実施例の動作を示すフローチャートを示して説明する。省電力モードに移行すると、画像形成装置100は、AC/DCコンバータ201をオフすることで、負荷Aおよび負荷Bへの給電を停止し省電力を行う(ステップS700)。ここで、制御部221は、更なる省電力を達成するために、インターロックリレー213の励磁電流を停止させ前記インターロックリレー213の開動作を行わせるか記憶装置600に記憶されている閾値Xを用いて判断を行う(ステップS701)。制御部221は閾値Xよりも高い(所定回数を超えた)と判断した場合、スイッチ回路216はオンを維持する制御を行う。逆に制御部221は閾値Xよりも低いと判断した場合、負荷Aの電圧Aを電圧検知回路により検知し(ステップS703)、電圧Aが低下したと判断したら(ステップS704)、スイッチ回路216をオフする制御を行う(ステップS705)。
ここで、閾値Xは、画像形成装置100の使用条件におけるインターロックリレー213の動作保証寿命回数から画像形成装置100のドア開閉保証回数を差し引いた値を最低限満足させるべきであり、リレーの保証寿命より十分少ない値にするべきである。ドア開閉時のインターロックリレー213の動作は画像形成装置100の安全を保証するために必要な条件であるが、省電力モード時のインターロックリレー213のオンオフは、寿命の観点から寿命保証回数以上に行うべきではない。
実施例1または実施例2を用いることで製品寿命を満足し、かつ実施例2においては故障検知も行う制御はできる。本実施例3を用いることで、製品寿命以上に画像形成装置が使用された場合や、必要以上に頻繁に画像形成装置のドアオープンクローズを行われた場合に対処できる。すなわち、ドアオープン時に安全性を確保する手段であるインターロックリレーの寿命をより満足できる制御を行うことができる。
実施例1の画像形成装置の概略構成を示す図 実施例1の要部構成を示す回路図 実施例1における制御シーケンスを示す図 実施例2の要部構成を示す回路図 実施例2の動作を示すフローチャート 実施例3の要部構成を示す回路図 実施例3の動作を示すフローチャート
符号の説明
201 AC/DCコンバータ
212 インターロックスイッチ
213 インターロックリレー
214 負荷A
216 第1のスイッチ回路
221 制御部

Claims (4)

  1. AC/DCコンバータと、保守点検用のドアと、前記ドアの開閉に連動してオフオンするインターロックスイッチと、前記インターロックスイッチの出力をオンオフする第1のスイッチ回路と、前記第1のスイッチ回路の出力によってオンオフされ前記AC/DCコンバータから負荷への給電を開始または停止するインターロックリレーとを備えた電源装置、ならびに前記AC/DCコンバータの起動と停止および前記第1のスイッチ回路のオンとオフを行う制御部を備えた画像形成装置であって、
    前記制御部は、前記画像形成装置が省電力モードに移行する際に、前記AC/DCコンバータを停止し、前記負荷の電圧が零になった後に前記第1のスイッチ回路をオフすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    前記制御部は、前記画像形成装置が省電力モードから復帰する際に、前記第1のスイッチ回路をオンし、その後に前記AC/DCコンバータを起動することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像形成装置において、
    インターロックリレーのオン時の突入電流を防止するソフトスタート回路と、前記制御部により前記ソフトスタート回路をオンオフする第2のスイッチ回路と、前記負荷への供給電圧を検知する電圧検知手段とを備え、
    前記制御部は、前記第1のスイッチ回路と前記第2のスイッチ回路のオンオフ制御時の前記電圧検知手段の検知出力により、前記インターロックリレーの異常およびソフトスタート回路の異常を検出することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記インターロックリレーの開閉回数を記憶する記憶手段を備え、
    前記制御部は、前記インターロックリレーの開閉回数が所定回数を超えたとき、前記第1のスイッチ回路をオフしないように制御することを特徴とする画像形成装置。
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