JP2005322492A - 導電弾性体及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 導電弾性体は、磁性導電体およびゴム状弾性体から形成される。導電弾性体中において、磁性導電体は、互いに接した状態で第1の方向に連なるように配向された第1部分と、前記第1部分に接した状態で第1の方向に交わる方向に連なる第2部分とを含む。磁性導電体の配合量は、ゴム状弾性体100重量部に対して、50重量部以上300重量部未満である。導電弾性体は、外表面上の任意の2点間において電気的導通が可能である。導電弾性体の製造方法は、磁性導電体およびゴム状弾性体の混合物を非磁性体からなる型に注入する工程と、前記型内の混合物に一定の平行磁場を印加する工程と、前記型内の混合物を固化させる工程とを有する。該方法において、磁場の強さの変動は、印加面において3%以内である。
【選択図】 図1
Description
の方向において導通が可能であるため、該導電弾性体を所望の形状に成形して用いることにより、任意の形状の部材間において導通を得ることが可能である。
請求項3に記載の発明によれば、磁性導電体の粒子同士が接した状態で少なくとも一方向に連なるように配向されてた導電弾性体を容易に得ることができる。
<第1実施形態>
図1に本発明の第1実施形態における導電弾性体10を示す。図1では、基板13a,13b上に配置された2つの電極14a,14bを導通させるために、略直方体形状を有する導電弾性体10がそれらの電極14a,14bの間に挟持されている。導電弾性体10は、基材であるゴム状弾性体12と、粒子状の導電性充填材である磁性導電体11とから形成されている。導電弾性体10内において、磁性導電体11は、その粒子同士が互いに接触した状態で、第1の方向、すなわち本実施形態においては図1の矢印Aの方向に連なって配向されている第1部分を有する。さらに、磁性導電体11は、例えば図1の二点鎖線で囲んだ部分のように、その一部が前記第1部分に接するとともに、粒子同士が互いに接触した状態で前記矢印Aの方向に交わる方向に連なる第2部分も有する。第2部分は、隣接する第1部分同士を連絡している。本実施形態においては、磁性導電体11の大部分は第1の方向に連なって配向されており、第2部分の割合は比較的少ない。以下、このような配向状態を「樹枝状」と称する。このように、導電弾性体10内において磁性導電体11を樹枝状に連なって配向させることにより、導電弾性体10は、前記矢印Aの方向において特に低い電気抵抗を有するとともに、任意の方向において良好な導通を有する。すなわち、この導電弾性体10を基板13a,13bの電極14a,14b間に挟持した場合には、電極14aと電極14bとの間において、対向する位置及び、対角線上の位置などのあらゆる方向において導通を提供することが可能となる。
図2に本発明の第2実施形態における導電弾性体20を示す。第1実施形態と同様に、略直方体形状の導電弾性体20は、基板13a,13b上に配置された2つの電極14a,14bの間に挟持されている。第1実施形態と同様に、導電弾性体20内において、粒子状の磁性導電体11は、該粒子同士が互いに接触した状態で、図2の矢印Aの方向に連なって配向されているとともに(第1部分)、磁性導電体11は、前記方向に交わる方向においても、互いに接触した状態で連なっている(第2部分)。第2実施形態においては、図2の矢印Aの方向に交わる方向に連なる磁性導電体11の割合が、第1実施形態の場合より多く、磁性導電体11は導電弾性体20中において「網目状」に連なって配向している。
図3は、本発明の第3実施形態における導電弾性体30を示している。該実施形態において、基板13a上に電極14aが配置されている。さらに、電極14aの上には、略直方体形状の導電弾性体30が配置されている。導電弾性体30内において、粒子状の磁性導電体11は、第1実施形態と同様に、該粒子同士が互いに接触した状態で、図3の矢印Aの方向に連なって配向されているとともに(第1部分)、磁性導電体11は、前記方向に交わる方向においても、互いに接触した状態で連なっている(第2部分)。導電弾性体30は、その外側面上に溝16を有し、基板13a上には、前記溝に係合するように形成された突起15aを有する固定具15が設けられている。固定具15の突起15aが導電
弾性体30の溝16と係合することにより、導電弾性体30は電極14aとの接触を保証されるとともに、基板13a上に固定される。さらに、導電弾性体30の上には、別の基板13bに設けられた電極14bが配置されており、基板13aおよび電極14aと、基板13bおよび電極14bとの間には、導電弾性体30を介して、一定の荷重が印加されている。これにより、基板13aの電極14aと基板13bの電極14bとが導電弾性体30に圧接され、その導電弾性体30を介して電気的に接続される。
<磁性導電体>
上記各実施形態において、粒子状の磁性導電体11は、導電弾性体10,20,30中、粒子同士が互いに接触した状態で、第1の方向(図1〜3の矢印Aの方向)に連なって配向されている第1部分と、該第1部分に接した状態で、第1の方向に交わる方向に連なる第2部分とを有する。第2部分は、例えば、図1の二点鎖線で囲んだ部分から分かるように、隣接する第1部分同士を連絡している。これにより、導電弾性体10,20,30は、任意の方向において導通可能となる。
り確実な導通接続を提供する。さらに、磁性導電体11の配合量が、50重量部以上100重量部以下であると、低い電気抵抗値および任意の方向における導通を確保しながら、導電弾性体の硬度をより低減することができる。それにより、導電弾性体を、2枚の基板の電極間に挟持させて配置した際に、荷重によって、より大きく変形することが可能となり、導電弾性体を挟持固定し易くなるので、特に好ましい。磁性導電体11の配合量が300重量部以上であると、従来の導電性充填材を単純分散したものと同様に、得られる導電弾性体が脆くなってしまう。また、磁性導電体11の配合量が50重量部より少ないと、得られる導電弾性体の任意の方向において、導通が得られないことがある。
本発明に用いられるゴム状弾性体12としては、シリコーンゴム、天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、1,2−ポリブタジエン、スチレン−ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、ブチルゴム、エチレン−プロピレンゴム、クロロスルホン化ポリエチレン、アクリルゴム、エピクロルヒドリンゴム、フッ素ゴム、ウレタンゴム、スチレン系熱可塑性エラストマー、オレフィン系熱可塑性エラストマー、エステル系熱可塑性エラストマー、ウレタン系熱可塑性エラストマー、アミド系熱可塑性エラストマー、塩化ビニル系熱可塑性エラストマー、フッ素系熱可塑性エラストマー、イオン架橋系熱可塑性エラストマー等が挙げられる。なかでも電気絶縁性、及び環境特性に優れるシリコーンゴムが好ましい。また、ゴム状弾性体12は、該ゴム状弾性体12と磁性導電体11とを含有する組成物中において磁性導電体11を樹枝状または網目状に配向させ易くするため
に、固化前は液状であることが好ましい。特に、ゴム状弾性体12の粘度が10Pa・s〜50Pa・s(25℃)程度であると、前記組成物中において磁性導電体11を樹枝状または網目状に配向させ易くなるので好ましい。ゴム状弾性体の液体時の粘度や、硬化時の硬度は、配合する磁性導電体11の量によって適宜選択される。
図4(a),(b)は本発明の導電弾性体10の製造方法の一例を示す。金型17は、導電弾性体10の形状に対応する形状を有するキャビティ17aを備える。この金型17は非磁性体から形成されていることが好ましい。この金型17を挟んで対向する位置に一対の磁場発生装置18a,18bが配置されている。磁場発生装置18a,18bは、平行な磁力線Mを発生し、平行磁場を金型17全体に均一に印加する。
・上記実施形態においては、導電弾性体中で、磁性導電体の粒子同士が接した状態で、樹枝状または網目状に連なって配向されている。そのため、従来のように磁性導電体粒子がゴム状弾性体中に単純に分散した導電成形体と比べ、ゴム状弾性体に対する磁性導電体の配合量が少なくても、低い電気抵抗を有するとともに、磁性導電体の表面上の任意の2点間において良好な導通を得ることができる。
・上記実施形態において、導電弾性体は、前記混合物に磁場を印加することによって、磁性導電体同士が接した状態で樹枝状または網目状に連なるように配向させているため、磁性導電体の配向を制御し易く、容易に所望の導電弾性体を得ることができる。
上記実施形態は、以下のように変更することも可能である。
・図6に示すように、導電弾性体の表面から延びる固定ガイド19を付加することもできる。図6に示すように、この固定ガイド19を基板に設けられたガイド穴に挿通することにより、導電弾性体を基板に対して確実に位置決めし、固定することが可能となる。
ゴム状弾性体として、液状未硬化のポリアルキルアルケニルシロキサン系シリコーンゴム(数平均分子量:60,000〜80,000、粘度:15Pa・s(20℃)、硬化時硬度 タイプA(JIS K 6253A):35)と、磁性導電体として銀メッキニッケル粒子(平均粒径30μm)とを表1に示す配合比で混合した。この混合物を、図4に示すように、非磁性のアルミニウム合金で作製された金型17のキャビティ17a内に充填した。次に、この金型17を磁場発生装置18a,18bの間に配置することによって、キャビティ17a内の前記混合物に0.1Tの平行磁場を印加し、前記混合物中の銀メッキニッケル粒子を配向させた。この時、キャビティ17a内の混合物に対する磁場の作用面(すなわち、キャビティ17aの底面)における磁場の強さの変動を3%以内となるように調整した。その後、金型17を150℃で2分間加熱し、キャビティ17a内の混合物を固化させることにより、縦4mm×横6mm×高さ4mmの大きさを有する導電弾性体を得た。
。銀メッキニッケル粒子の配合量が比較的少ない実施例1および2においては、銀メッキニッケル粒子は主に矢印Aの方向に連なっており、一部の銀メッキニッケル粒子が矢印Aの方向に交わる方向に連なって、樹枝状の配向を呈している(図8(a),(b)参照)。これらに対して、実施例3および4のように、銀メッキニッケル粒子の配合量が多くなるに従って、矢印Aの方向に交わる方向に連なって配向する銀メッキニッケル粒子の割合が増加し、全体として網目状の配向を呈している(図8(c),(d)参照)。
・電気抵抗値:一対の基板上にそれぞれ配置された一対の電極間に、電極の表面に対して、前記磁性導電体の配向方向(図8の矢印A)がほぼ直交するように、該導電弾性体を挟持し、一定荷重(1N)で圧縮した際の電気抵抗値を測定した。
・圧縮変形量:一対の基板上にそれぞれ配置された一対の電極間に該導電弾性体を挟持し、一定荷重(1N)で圧縮した際の圧縮方向における変形量(mm)を測定した。
・対角間導通:各導電弾性体の2点の対角間における導通を確認した。
・比重:各導電弾性体について水中置換法(JIS Z8807に準拠)にて比重を測定した。
・摩耗試験:縦4mm×横6mm×高さ4mmの各導電弾性体に一定荷重(2N)をかけ、普通紙(ビズネット株式会社、中性紙「311−921」、平滑度:20/25秒(JIS P8119準拠))に対して、25.4mmのストローク、30往復/分の速度で、往復300回にわたって各導電弾性体を往復摺動させ、試験前後の各導電弾性体の重量の差を測定した。
ゴム状弾性体として、実施例1〜4と同一の、液状未硬化のポリアルキルアルケニルシロキサン系シリコーンゴム100重量部(数平均分子量:60,000〜80,000、粘度:15Pa・s(20℃)、硬化時硬度 タイプA(JIS K 6253A):35)と、磁性導電体として繊維状の銀ニッケルメッキカーボンファイバー(平均繊維径φ10mm、平均繊維長50μm)100重量部とを混合した。この混合物を実施例1〜4と同様の方法で、成形、配向、および固化して、縦4mm×横6mm×高さ4mmの導電弾性体を得た。得られた導電弾性体に対して、実施例1〜4と同様の測定を行った。その結果を表1に示す。
(実施例6)
ゴム状弾性体として、実施例1〜4と同一の、液状未硬化のポリアルキルアルケニルシロキサン系シリコーンゴム100重量部(数平均分子量:60,000〜80,000、粘度:15Pa・s(20℃)、硬化時硬度 タイプA(JIS K 6253A):35)と、磁性導電体として鎖状ニッケルナノ粒子(平均粒径0.1μm)250重量部とを混合した。この混合物を実施例1〜4と同様の方法で、成形、配向、および固化して、縦4mm×横6mm×高さ4mmの導電弾性体を得た。得られた導電弾性体に対して、実施例1〜4と同様の測定を行った。その結果を表1に示す。
(比較例1)
実施例1〜4と同一の、液状未硬化のポリアルキルアルケニルシロキサン系シリコーンゴム100重量部(数平均分子量:60,000〜80,000、粘度:15Pa・s(20℃)、硬化時硬度 タイプA(JIS K 6253A):35)と、銀メッキニッケル粒子(平均粒径30μm)30重量部とを混合した。この混合物を実施例1〜4と同様の方法で、成形、配向、および固化して、縦4mm×横6mm×高さ4mmの導電弾性体を得た。
表2から分かるように、本比較例の導電弾性体は、耐摩耗性については良好であったが、前記銀メッキニッケル粒子の配向方向における電気抵抗値が<300mΩと高く、対角間における導通も不良であった。
実施例1〜4と同一の、液状未硬化のポリアルキルアルケニルシロキサン系シリコーンゴム100重量部(数平均分子量:60,000〜80,000、粘度:15Pa・s(20℃)、硬化時硬度 タイプA(JIS K 6253A):35)と、銀メッキニッケル粒子(平均粒径30μm)300重量部とを混合した。この混合物を、図4に示すように、非磁性のアルミニウム合金で作製された金型17のキャビティ17a内に充填した。次に、磁場を印加することなく、この金型17を150℃で2分間加熱して、キャビティ17a内の混合物を固化させることにより、縦4mm×横6mm×高さ4mmの導電弾性体を得た。
本比較例の導電弾性体においては、50mΩ以下の低い電気抵抗値が得られ、対角間の導通も得られた。しかしながら、この導電弾性体は圧縮変形量が0.03mmと小さく、また、摩耗量が11.8mgと大きな値となり、耐摩耗性に劣るものであった。
実施例1〜4と同一の、液状未硬化のポリアルキルアルケニルシロキサン系シリコーンゴム100重量部(数平均分子量:60,000〜80,000、粘度:15Pa・s(20℃)、硬化時硬度 タイプA(JIS K 6253A):35)と銀メッキニッケル粒子(平均粒径30μm)100重量部とを混合した。この混合物を、図4に示すように、非磁性のアルミニウム合金で作製された金型17のキャビティ17a内に充填した。次に、磁場を印加することなく、この金型17を150℃で2分間加熱して、キャビティ17a内の混合物を固化させることにより、縦4mm×横6mm×高さ4mmの導電弾性
体を得た。この導電弾性体の拡大断面写真を図9(c)に示す。図9(c)から分かるように、本比較例においては、実施例1〜4に見られたような銀メッキニッケル粒子の配向は見られなかった。
本比較例と同一組成である実施例2では、100mΩ以下の低い電気抵抗値が得られたのに対して、本比較例の導電弾性体においては電気抵抗値は無限大となり、当然、対角間における導通も得られなかった。
実施例1〜4と同一の、液状未硬化のポリアルキルアルケニルシロキサン系シリコーンゴム100重量部(数平均分子量:60,000〜80,000、粘度:15Pa・s(20℃)、硬化時硬度 タイプA(JIS K 6253A):35)と銀メッキニッケル粒子(平均粒径30μm)500重量部とを混合した。この混合物は非常に粘度が高いものとなり、金型17のキャビティ17a内に充填する際に、多量の気泡を巻き込んでしまい、成形困難であった。
実施例1〜4と同一の、液状未硬化のポリアルキルアルケニルシロキサン系シリコーンゴム100重量部(数平均分子量:60,000〜80,000、粘度:15Pa・s(20℃)、硬化時硬度 タイプA(JIS K 6253A):35)と、銀メッキニッケル粒子(平均粒径30μm)100重量部とを混合した。キャビティ17aの底面における磁場の強さの変動を5%程度となるように調整したこと以外は、実施例1〜4と同様の方法で、その混合物を成形、配向、および固化して、縦4mm×横6mm×高さ4mmの導電弾性体を得た。この導電弾性体の拡大断面写真を図9(d)に示す。本比較例においては、図9(d)から分かるように、銀メッキニッケル粒子が密である部分と、疎である部分とがあり、粒子の配向が不均一であることが分かる。本比較例においては、対角方向の導通は得られなかった。
請求項1に記載の導電弾性体において、前記磁性導電体の配合量が、ゴム状弾性体100重量部に対して、50重量部以上250重量部以下であることを特徴とする導電弾性体。
Claims (3)
- 磁性導電体およびゴム状弾性体から形成される導電弾性体であって、
該磁性弾性体中において、前記磁性導電体は、互いに接した状態で第1の方向に連なるように配向された第1部分と、前記第1部分に接した状態で第1の方向に交わる方向に連なる第2部分とを含み、
前記磁性導電体の配合量が、ゴム状弾性体100重量部に対して、50重量部以上300重量部未満であり、
外表面上の任意の2点間において、電気的導通が可能であることを特徴とする導電弾性体。 - 前記磁性導電体は粒子状または繊維状であり、その磁性導電体の配向が、磁場の印加によって行なわれることを特徴とする請求項1に記載の導電弾性体。
- 磁性導電体およびゴム状弾性体から形成され、前記磁性導電体が互いに接した状態で第1の方向に連なるように配向された第1部分と前記第1部分に接した状態で第1の方向に交わる方向に連なる第2部分とを含む導電弾性体を製造する方法であって、該方法は、
磁性導電体およびゴム状弾性体の混合物を非磁性体からなる型に注入する工程と、
前記型内の混合物に磁場を印加する工程と、
前記型内の混合物を固化させる工程とを有し、
前記磁場の強さの変動が、前記混合物に対する磁場の作用面内において3%以内であることを特徴とする導電弾性体の製造方法。
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