JP2005321262A - 非接触式液面レベルセンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】磁電変換素子に対する外部磁場の影響を回避することにより、磁電変換素子出力の安定化と、液面レベルの測定結果の高信頼化が図れる非接触式液面レベルセンサを提供する。
【解決手段】本発明の非接触式液面レベルセンサ20は、ハウジング21に、磁電変換素子25に対する外部磁場の影響を遮断する電磁遮へい板37を取り付ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、非接触式液面レベルセンサに関し、より詳細にはフロートの動きを磁束の変化に変えて高精度に検出することができる、車輛用燃料タンク等に用いるのに好適な非接触式液面レベルセンサに関する。
従来、自動車の車輛用燃料タンクに搭載されて燃料の液体の貯溜量を検出する、例えば非接触式の液面レベルセンサは、フロートの移動に応じて回動する円環状のマグネットがフレーム内に配設されている。磁電変換素子であるホール素子は、円環上のマグネットと同一平面且つ該マグネットの中心部に配置されており、該ホール素子は、回動するマグネットによる磁束密度の変化を検出して電気信号に変換する。これによって、液面レベルを検出するようにしたものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、フレーム表面上に形成された保持手段によってマグネットが固定されたマグネットホルダが回動自在に保持されており、該マグネットに対向して一対のコアと、該コアのギャップ部に設けられたホール素子とがフレーム内に配置されて、マグネットの回動による磁束密度の変化を検出するようにしたものもある(例えば、特許文献2参照)。
前記特許文献1及び2に開示されている非接触式液面レベルセンサは、ホール素子をマグネットと同一平面内に配置し(特許文献1)、或いはマグネットホルダをフレーム表面上に形成された保持手段によって回動自在に保持するようにして(特許文献2)、非接触式液面レベルセンサの薄型化及びコストダウンを図ったものである。
また、前記特許文献1及び2に開示されている非接触式液面レベルセンサは、いずれもホール素子がフロートの移動に応じて回動するマグネットの磁場の変化を検知し、その変化に応じた磁電変換信号(電気信号)を出力する。このため、非接触式液面レベルセンサ及びその内部のホール素子は、図6及び図7に示すように、周辺からの外部磁界(外部磁場)に直接晒されて、その影響を受け易い。この外部磁場は、燃料タンク内に設置された燃料ポンプを含む燃料ポンプモジュールPのほか、燃料タンクの設置部付近の電気設備や配置系統から発生している。そして、この外部磁場は、非接触式液面レベルセンサ20内のホール素子に直接影響することとなる。
特開2002−206959号公報(第4−5頁、第1図) 特開2002−206945号公報(第3−4頁、第1図)
しかしながら、このような外部磁場はホール素子自体が持つ出力特性を変化させ、液面レベルの検出精度を劣化させてしまう。従って、外部磁場がない状態のときに得られるような正規の出力特性を得ることができない。図8は、外部磁場の有無に応じたホール素子の出力特性を示す。これによれば、燃料タンク設置部付近に外部磁場がないときには、例えば実線Xで示すようにマグネットの回動角度に対して所定感度の出力が得られるのに対し、外部磁場があるときには、この外部磁場がホール素子に作用し、点線Yで示すように出力が変化する。 この結果、マグネットの回動角度に対する出力変化が小さく、検出感度が劣化し、液面レベルの測定結果が信頼性を欠いてしまうという問題があった。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、磁電変換素子に対する外部磁場の影響を回避することにより、磁電変換素子出力の安定化と、これによる液面レベルの測定結果の高信頼性を実現することにある。また、このような磁電変換素子出力の安定化を、マグネット自身が磁電変換素子に与える電磁作用を妨げることなく実現することにある。
1)本発明に係る非接触式液面レベルセンサは、ハウジングと、該ハウジング内に回動自在に設けられた回転軸と、該回転軸の外周面に固定され、前記回転軸と共に回動するマグネットと、該マグネットの外周面に対向するように前記ハウジングに配置された一対のステータと、前記マグネットの回動に伴って生じる前記ステータ内の磁束密度の変化を検出し、電気信号に変換して出力する磁電変換素子と、を備えた非接触式液面レベルセンサであって、前記ハウジングには磁電変換素子に対し外部磁場が影響を与えない電磁遮へい板が取り付けられていることを特徴としている。
2)本発明に係る非接触式液面レベルセンサは、前記1)記載の非接触式液面レベルセンサであって、前記電磁遮へい板が、前記ステータ及び磁電変換素子を含む領域を被うように配置されていることを特徴としている。
3)本発明に係る非接触式液面レベルセンサは、前記2)記載の非接触式液面レベルセンサであって、前記電磁遮へい板の一部は、磁電変換素子の検査面と水平で、且つ前記ステータを被う位置に設けられていることを特徴としている。
前記構成の非接触式液面レベルセンサによれば、電磁遮へい板がステータ及び磁電変換素子に外部磁場が直接影響するのを阻止するため、マグネットが発生する磁場のみをステータを介して磁電変換素子に作用させることができる。従って、この磁電変換素子の出力変化も安定し、フロートの移動に伴う液面レベルの測定結果を信頼性の高いものとすることができる。
4)本発明に係る非接触式液面レベルセンサは、上記1)記載の非接触式液面レベルセンサであって、前記電磁遮へい板が、前記マグネットの磁場に影響しない形状を持つことを特徴としている。
5)本発明に係る非接触式液面レベルセンサは、上記1)記載の非接触式液面レベルセンサであって、前記電磁遮へい板が、前記マグネットの磁場に影響しない位置に配置されていることを特徴としている。
前記構成の非接触式液面レベルセンサによれば、マグネットの磁場が電磁遮へい板を通り、これを磁路として拡散されてしまうのを防止し、ステータ及び磁電変換素子に集中させる。従って、磁電変換素子の出力の低下を防止できる。
6)本発明に係る非接触式液面レベルセンサは、上記1)記載の非接触式液面レベルセンサであって、前記磁電変換素子が、ホールICであることを特徴としている。
前記構成の非接触式液面レベルセンサによれば、磁電変換出力を内部の信号処理回路で処理することができるため、液面レベルに対応した値に補正した信号として液面レベル測定値信号を計測器へ入力することができる。これにより、外部磁場の一部が磁電変換素子に僅かに漏れるようなことがあっても、これを補償した正確な液面レベルの表示を行うことができる。
7)本発明に係る非接触式液面レベルセンサは、前記6)記載の非接触式液面レベルセンサであって、前記ホールICが、磁電変換特性補正のための情報書き込みが可能なメモリを持つことを特徴とする。
前記構成の非接触式液面レベルセンサによれば、電磁遮へい板が取り付けられルことによる出力特性の劣化を補償する信号処理を行って、外部磁場がない場合と同様の計測器対応の磁束検出信号を出力することができる。これにより、外部磁場の一部が磁電変換素子に僅かに漏れるようなことがあっても、これを補償した正確な液面レベルの表示を行うことができる。
本発明の非接触式液面レベルセンサは、磁場発生部品などからの外部磁場を、電磁遮へい板によって磁電変換素子に直接作用することを阻止でき、磁電変換素子からはフロートの移動に応じて回動するマグネットからの磁場を、高感度及び高精度に検出することができる。
以下、本発明に係る非接触式液面レベルセンサの一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態である非接触式液面レベルセンサの平面図であり、理解を容易にするためハウジングの表面側を削除し、インサートされたターミナルアッシーを露出させて示す平面図、図2は図1のII−II矢視縦断面図である。
図1及び図2に示すように、本発明の一実施形態である非接触式液面レベルセンサ20は、ターミナルアッシー30がハウジング21にインサート成形されており、外部接続部26gを除いてターミナルアッシー30の殆どの部分がハウジング21の合成樹脂内に埋設されている。
ターミナルアッシー30は、ターミナル26A,26B,26C、磁電変換素子25、抵抗28、コンデンサ29及び一対のステータ24が一体に組み付けられて構成されている。ターミナル26A,26B,26Cは、電気回路の一部を構成し、磁電変換素子25によって検出された電気信号を外部に伝達するためのものであって、導電性金属板をプレス加工して形成された形状の異なる3個のターミナル26A,26B,26Cが1組とされている。
夫々のターミナル26A,26B,26Cの上端は、帯状キャリヤ26dに連結されて形成されている。帯状キャリヤ26dは、ターミナル26A,26B,26Cがハウジング21にインサート成形された後、切断線CLで切断される。
これによってターミナル26A,26B,26Cは、夫々分離され、独立したターミナルとして機能するようになっている。帯状キャリヤ26dが切断された後の夫々のターミナル26A,26B,26Cの上端は、外部接続部26gとなる。
ターミナル26A,26B,26Cの外部接続部26gの近傍且つハウジング21にインサート成形されたときハウジング21に埋設されるシール部位26eには、複数本のV溝26fがターミナル26A,26B,26Cの長手方向と直角方向に形成されている。 そして、ターミナルアッシー30(ターミナル26A,26B,26C)のインサート成形は、V溝26fを含むシール部位26eにシールコート剤18を塗布してから行われる。これによって、ターミナル26A,26B,26Cとハウジング21との間は確実にシールされる。
磁性体により略四分円形の板状に形成された一対のステータ24は、ターミナル26Bの一端部分に略半円を形成するように配置され、4本の加締めピン31によって加締められてターミナル26Bに固定されている。これによって一対のステータ24は、非接触式液面レベルセンサ20が組み付けられたとき、マグネット23の外周面に対向し、その外周面を略180°に亘って囲むように配置される。
各ステータ24を構成する磁性体としては、ケイ素鋼板、鉄、マルテンサイト系ステンレス、等が例として挙げられる。なお、一対のステータ24のターミナル26Bへの固定は、溶接等、強固に固定できるものであればよく、限定されない。
一対のステータ24の端面間に形成されたギャップGには、例えばホール素子、ホールIC等の磁電変換素子25が一対のステータ24によって挟まれるように配置されている。磁電変換素子25のリード線25aは、ターミナル26B及び26Cにスポット溶接されて電気的に接続されている。
また、抵抗28及びコンデンサ29のリード線28a,29aは、夫々ターミナル26A,26B及びターミナル26B,26Cにスポット溶接されて電気的に接続されている。即ち、ターミナル26A,26B,26C、磁電変換素子25、抵抗28及びコンデンサ29によって電気回路が形成されている。
図1及び図2に示すように、上述したように組み付けられたターミナルアッシー30は、ターミナル26A,26B,26CのV溝26fを含むシール部位26eにシールコート剤18が塗布された後、例えばポリアセタール等の合成樹脂でインサート成形されハウジング21が形成される。これによってターミナルアッシー30は、外部接続部26gを除く殆どの部分がハウジング21内に埋設される。
インサート成形することにより、ターミナル26A,26B,26C、磁電変換素子25、抵抗28、コンデンサ29及び一対のステータ24は、ハウジング21を構成する合成樹脂によって更に確実に固定され、夫々の相対的な位置関係は変化することはない。
ターミナルアッシー30は、外部接続部26gを除いて合成樹脂内に埋設され、また唯一外部に繋がる外部接続部26gの近傍のシール部位26eにはシールコート剤18が塗布されてハウジング21との間がシールされているので、ターミナルアッシー30は外部と確実に遮断されて液漏れ等が防止され、電気回路は燃料等から保護されている。
図1に示すように、ハウジング21には、側方に開放口が設けられた略半円形のマグネット収容部21aが一対のステータ24の内周面に対向するように形成されている。マグネット収容部21aの両側壁21cには、同一軸芯上に貫通孔21d,21eが形成されている。
マグネット収容部21a内には、フロートアーム22に支持された回転軸36が回動自在に配設され、該回転軸36の外周面にはリング状のマグネット23が嵌合されている。マグネット23は、磁性粉を円環状に成形して焼成した後、径方向に2極着磁された、例えばフェライトマグネット等であり、圧入、接着、等によって回転軸36に固定されている。
マグネット収容部21aの開放口は、合成樹脂製のマグネット収容部カバー34が装着されて覆われる。即ち、ハウジング21に形成された係止孔にマグネット収容部カバー34に形成された爪34aを係合させることによって、マグネット収容部カバー34がハウジング21に組み付けられ、マグネット収容部21a内への異物の侵入が防止される。
また、図2及び図3に示すように、ハウジング21の一側、すなわちフロートアーム22が外部へ突出される側とは反対側のハウジングの外側面に、電磁遮へい板37が取り付けられている。この電磁遮へい板37は鉄板などの強磁性金属からなり、前記ステータ24及び磁電変換素子25を被うように、例えばねじ38などを用いてハウジングに取り付けられる。なお、電磁遮へい板37の一部は、磁電変換素子25の検査面と水平で、且つステータ24を被う位置に設けられている。
電磁遮へい板37は、図3に示すように、ハウジング21におけるマグネット23及び回転軸36に対向する部位に、略半円状の切欠部39を有する。この切欠部39は、マグネット23及び回転軸36付近の所定の領域を含むように形成されている。
従って、これらのマグネット23及び回転軸36を外部磁場から遮へいすると共に、マグネット23の磁場を電磁遮へい板37自体が妨げたり、偏向したりするのを回避する。 このため、電磁遮へい板37をハウジング21の外側面に取り付け、マグネット23との距離が著しく近接しないように位置を保つとともに、磁電変換素子25の検査面と水平に配置してステータ24を被うことで、より効果的に磁場の妨害や偏向を回避することができる。
本実施形態の作用を説明する。
図1に示すように、非接触式液面レベルセンサ20は、自動車の燃料タンク等の貯溜タンク内に配設されており、該貯溜タンクに貯溜されたガソリン等の液面レベルが変位すると、フロート(図示せず)が上下移動して回転軸36をマグネット23と共に回動させる。マグネット23の回動に伴って、磁電変換素子25を通過する磁束密度が変化すると、磁電変換素子25がこれを検出して電気信号に変換し、ターミナル26A,26B,26Cを介して外部に出力する。
一方、前記構成の非接触式液面レベルセンサ20は、燃料タンク内のガソリン等の液体を外部に送り出す燃料ポンプなどと共に、その液体中に曝されている。従って、非接触式液面レベルセンサ20におけるステータ24や磁電変換素子25が、磁場発生源である燃料ポンプからの外部磁場の影響を受け、ポンプ不作動時に比べてポンプ作動時に磁電変換素子25の出力特性が、図8について説明したように変化しまたは不安定となる。
本発明では、前記電磁遮へい板37の設置によって、燃料ポンプからの外部磁場を電磁シールドすることで、燃料ポンプの作動、不作動に関係なく、外部磁場の影響を受けない場合と同様の磁電変換出力を得ることができる。図4及び図5はポンプモジュールPからの磁場が電磁遮へい板37により電磁シールドされる様子を示す。ここでは、電磁遮へい板37により、磁力線が非接触式液面レベルセンサ20の内部を通らないように偏向される。
従って、この磁電変換素子25の出力に基づいて計測される液体の残量を計測器に正確に表示することができる。また、外部磁場は、燃料ポンプに限らず、周辺の電気系統や磁性体から発生する。このような外部磁場も、電磁遮へい板37により磁電変換素子25に侵入するのを防止することができる。
この結果、液面レベルの変化に伴う磁電変換素子の出力電圧、つまり液面レベルの計測値が信頼性の高いものとなる。
また、電磁遮へい板37は、マグネット23及び軸受36の対向部位付近に切欠部39を持つため、電磁遮へい板37自体がマグネットのN極から出てS極へ戻る磁場の流れ(磁力線)を偏向するのを回避できる。この結果、マグネットの磁場をステータ24や磁電変換素子25に対して有効に及ばしめることができる。
このような効果は、電磁遮へい板37の全体を、マグネット23及び軸受36から更に離した位置に設けることによっても得られる。従って、電磁遮へい板37をマグネット23から十分に離して設けることができる場合には、この電磁遮へい板37がマグネット23及び軸受36の全体を被う構成としてもよい。この場合には、外部磁場の影響を確実に阻止できる。
前記実施の形態では、電磁遮へい板37をハウジング21の片側にのみ設けた場合を示したが、マグネット23自体の磁場に影響しない範囲で、ハウジングの両側、或いは略全体を包むように設ければ、外部磁場に対するシールド効果をより高めることができる。なお、電磁遮へい板37をハウジング21内にモールドした構成とすることも可能であり、前記同様の電磁シールド作用が得られる。
前記実施の形態によれば、前記ハウジング21には、磁電変換素子25に対し外部磁場が影響を与えない電磁遮へい板37を取り付けたことで、電磁遮へい板37によりステータ及び磁電変換素子に外部磁場が直接影響するのを阻止できる。
このため、マグネット23が発生する磁場のみをステータ24を介して磁電変換素子25に作用させることができる。従って、この磁電変換素子25の出力特性も安定化し、フロートの移動に伴う液面レベルの測定精度を上げることができる。
また、前記電磁遮へい板37が、前記マグネット23の磁場に影響しない形状を持つようにしたり、前記マグネット23の磁場に影響しない位置に配置されるようにしたりすることで、マグネット23の磁場が電磁遮へい板37を磁路として偏向されるのを防止でき、ステータ及び磁電変換素子25のみに集中させることができる。従って、磁電変換素子25の出力感度の低下を防止できる。
また、磁電変換素子25をホールICとすると、磁電変換出力を内部ICで処理できるため、液面レベル値に補正した信号として計測器へ出力できる。
更に、ホールICに、磁電変換特性補正のための情報書き込み可能なメモリを持たせることで、電磁遮へい板が取り付けられた状態で、マグネット23のみからの計測器対応の磁束検出信号を出力することができる。このため、電磁遮へい板37がない状態と同様に、正確な液面レベルの表示を行うことができる。
本発明の一実施形態である非接触式液面レベルセンサを表面側を削除して示す正面図である。 図1におけるII−II矢視縦断面図である。 図1に示す非接触式液面レベルセンサの正面図である。 本発明の非接触式液面レベルセンサに対する磁場の影響を示す側面図である。 本発明の非接触式液面レベルセンサに対する磁場の影響を示す平面図である。 従来の非接触式液面レベルセンサに対する磁場の影響を示す側面図である。 従来の非接触式液面レベルセンサに対する磁場の影響を示す平面図である。 外部磁場の有無に応じた非接触式液面レベルセンサの出力特性を示す特性図である。
符号の説明
20…非接触式液面レベルセンサ
21…ハウジング
23…マグネット
24…ステータ
25…ホールIC(磁電変換素子)
37…電磁遮へい板
39…切欠部

Claims (7)

  1. ハウジングと、該ハウジング内に回動自在に設けられた回転軸と、該回転軸の外周面に固定され、前記回転軸と共に回動するマグネットと、該マグネットの外周面に対向するように前記ハウジングに配置された一対のステータと、前記マグネットの回動に伴って生じる前記ステータ内の磁束密度の変化を検出し、電気信号に変換して出力する磁電変換素子と、を備えた非接触式液面レベルセンサであって、
    前記ハウジングには、磁電変換素子に対し外部磁場が影響を与えない電磁遮へい板が取り付けられていることを特徴とする非接触式液面レベルセンサ。
  2. 前記電磁遮へい板は、前記ステータ及び磁電変換素子を含む領域を被うように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の非接触式液面レベルセンサ。
  3. 前記電磁遮へい板の一部は、磁電変換素子の検査面と水平で、且つ前記ステータを被う位置に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の非接触式液面レベルセンサ。
  4. 前記電磁遮へい板は、前記マグネットの磁場に影響しない形状を持つことを特徴とする請求項1に記載の非接触式液面レベルセンサ。
  5. 前記電磁遮へい板は、前記マグネットの磁場に影響しない位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の非接触式液面レベルセンサ。
  6. 前記磁電変換素子は、ホールICであることを特徴とする請求項1に記載の非接触式液面レベルセンサ。
  7. 前記ホールICは、磁電変換特性補正のための情報書き込みが可能なメモリを持つことを特徴とする請求項6に記載の非接触式液面レベルセンサ。
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