JP2005320264A - 外用ゲル基剤及び容器充填型パッド材 - Google Patents

外用ゲル基剤及び容器充填型パッド材 Download PDF

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JP2005320264A JP2004137693A JP2004137693A JP2005320264A JP 2005320264 A JP2005320264 A JP 2005320264A JP 2004137693 A JP2004137693 A JP 2004137693A JP 2004137693 A JP2004137693 A JP 2004137693A JP 2005320264 A JP2005320264 A JP 2005320264A
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Shinji Morikane
真滋 守金
Daizo Morikane
大蔵 守金
Michio Kameyama
道生 亀山
Yoshiaki Matsumura
嘉明 松村
Masahito Saito
雅人 齋藤
Miki Taniguchi
美希 谷口
Takeshi Ikemoto
毅 池本
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Kanebo Ltd
DIA Pharmaceutical Co Ltd
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Kanebo Ltd
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Abstract

【課題】 使用態様にかかわらず、人体の皮膚への高い適合性及び高いゲル強度を有するとともに低皮膚刺激性を有する外用ゲル基剤を提供すること。
【解決手段】 水溶性高分子により形成され、自己形態保持性を有し、含水率が30〜95質量%のゲル状組成物であって、かつ、一定速度での押圧可能なプランジャーを用いて所定速度でゲル状組成物を圧縮した際の、ゲル構造の一部破壊に至るまでの最大の変形率を表す圧縮変形率が65〜99%であるゲル状組成物と、該ゲル状組成物に混入されるポリフェノール類とからなることを特徴とする外用ゲル基剤。
【選択図】 なし

Description

本発明は、保冷・保湿用ゲルのほか、医薬用ゲル、化粧用ゲル、医薬部外品用ゲル、消臭用ゲル、忌避用ゲル、芳香用ゲル等として用いられる外用ゲル基剤及びこのゲル基剤を容器に収容した容器充填型パッド材に関する。
従来から、ゲル体が、医薬、化粧品、医薬部外品、日用又は衛生雑貨等の分野において外用剤又は外用基剤として利用されている。
例えば、ゲル体中に、任意に薬効成分等を混合し、このゲル体を不織布等によって支持させて、人体の皮膚上に貼付しうるシート状に構成されたいわゆるパップ剤は公知である(例えば、特許文献1及び2等)。
一方、自己形態保持性を有するゲル体が、不織布等の支持無くシート状に成形され、薬理活性物質や化粧料有効成分等を含有して外用剤や化粧品として使用されるいわゆるゲルシートも公知である(例えば、特許文献3等)。
ところで、上記の支持体を有しないゲルシートは、ゲル自体の化学的・物理的性質がそのまま製品に反映されるため、外用剤や化粧品としての用途においてゲル強度が弱くて適用時に破れてしまったりすることが頻繁にあった。
また、上記ゲルシートは薄ければ薄いほど貼付部位へのフィット性が良好となるが、強度が低くて実用に耐えなかったり、強度を上げようとするとゲル成分濃度が増して薄物への成形が困難になるという問題があった。
特開平11−228340 特開2001−26540 特開平8−290051
本発明は、フィット性及び強度に優れたゲル組成物を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために、ゲル組成物に特定の物質を含有させることにより成形性を増しかつゲル強度を増すことができる点を見出し、本発明の完成に至った。
すなわち、本発明によれば、水溶性高分子により形成され、自己形態保持性を有し、含水率が30〜95質量%で、ポリフェノール類を含有するゲル状組成物からなり、該ゲル状組成物のゲル強度が、上記ポリフェノール類を除いたゲル状組成物のゲル強度よりも大であることを特徴とする外用ゲル基剤が提供される。
また、上記外用ゲル基剤が、所定形状の凹部を有する容器体内に該凹部形状と略一致する形状で収容されると共に、該容器体が蓋材にて開閉可能に密閉されてなる容器充填型パッド材が提供される。
本発明によれば、水溶性高分子にポリフェノール類を含有することにより、ゲル組成物の粘度を殆ど上昇させることなくゲル強度を高めることができるので、薄物のゲルシートを充填法により簡単に製造することができる。
また、複雑な形状や細い形状の凹所等いずれにもゲル組成物を気泡を抱き込まずに充填させることができると共に、得られるゲルシートはその取り出しの際の圧縮や引っ張りに十分耐えうるゲル強度を有しているので、このような含水率の高いゲル組成物を取り扱う際の折れ、割れ、ちぎれ等が防止でき、成形性及び取り扱い性を著しく向上させることができる。
本発明の外用ゲル基剤において、ゲルを構成する水溶性高分子は、30〜95質量%に含水した状態で自己形態保持性を有するゲル組成物を構成するものであれば、特にその種類は限定されないが、例えば、ゲル状組成物とした際に透明となるものが好ましい。ここで、透明とは、いわゆるウォータークリアとよばれるような無色で濁りのない状態を意味する。水溶性高分子における水溶性とは室温付近で、水溶性高分子1gが30ml程度未満の水に溶解する性質を意味する。
水溶性高分子は、天然水溶性高分子及び合成水溶性高分子のいずれをも用いることができ、またこれらの混合物を用いることもできる。天然の水溶性高分子では特に多糖類が好ましい。天然の水溶性高分子の具体例としては、カラギーナン、ローカストビーンガム、グルコマンナン、寒天、アガロース、キサンタンガム、グアーガム、ジェランガム、タマリンドシードガム、カラヤガム、ペクチン、ゼラチン等が挙げられる。
また、合成の水溶性高分子の具体例としては、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸、ポリビニルアルコール、アルギン酸、グラフトデンプン、アガロース、ポリグルタミン酸、アーネストガム又はそれらの塩及び部分中和物等が挙げられる。必要に応じて、上記水溶性高分子と塩化カリウム、乳酸カルシウム等の架橋剤を併用してゲル強度を高めることもできる。
水溶性高分子は、1種又は2種以上の混合物として用いることができる。なかでも、2種以上を組み合わせて用いることが好ましく、天然の水溶性高分子を2種以上組み合わせて用いることがより好ましい。特に、カラギーナン、ローカストビーンガム、グルコマンナンが含有されていることが好ましい。なお、カラギーナンは、一般に、アイリッシュモスという海藻から抽出されるものであり、硫酸基を含むガラクタンという多糖類の1種であり、カッパー、イオタ、ラムダ形がある。本発明においては、いずれの形も含むが、特に、カッパー及び/又はイオタ形を用いることが好ましい。
また、ローカストビーンガムは、地中海沿岸に生育する多年生豆科植物、カロブ樹(Ceratonia siliquae)の種子の胚乳部分を紛糾後、精製したガラクトース、マンノースを含む水溶性多糖類で食品に安定剤、増粘剤、結着剤として用いられる。
グルコマンナンは、サトイモ科に属するAmorphophallus Konjac, K Kochの塊茎(芋)から精製・分離・粉砕して得られた多糖類でグルコース、マンノースを含む。プロポール及びレオレックスRS(清水化学株式会社製)がある。
本発明において、カラギーナンを用いる場合には、カッパー形及びイオタ形の双方を含有することが好ましく、カラギーナンと他の水溶性高分子との混合割合は、例えば、1:0(質量比)〜1:10(質量比)が好ましい。さらに、好ましい具体的な組み合わせは、カッパー形及びイオタ形カラギーナン、ローカストビーンガム、グルコマンナンの組み合わせであり、その組み合わせの割合は、特に限定されるものではないが、10〜1:10〜1:1(質量比)程度が挙げられる。
水溶性高分子は、外用ゲル基剤に対して、0.1〜10質量%程度含有されていることが適当であり、好ましくは0.3〜5質量%、さらに好ましくは0.5〜3質量%程度である。なお、水溶性高分子は、可食性であることが好ましい。ここで可食性とは、食品等を規制する法律によって、飲食が許容されていることを意味する。
また、外用ゲル基剤における含水率(質量%)は、30〜95%程度、好ましくは40〜80%程度である。含水率が30%程度より小さい場合は、保水性が著しく低下して剛性が大きく脆くなり、皮膚から剥がれやすくなって、皮膚表面を乾燥させたり、かぶれさせるなどの不都合をもたらす。また、含水率が95%を越えると、ゲル強度が著しく低下して、ゲル状組成物が柔らかくかつもろくなり、使用に十分に耐え得なくなるとともに、使用時の離水が顕著になって取扱い性が悪くなり、皮膚からも剥がれやすくなる。
本発明の外用ゲル基剤において、含有されるポリフェノール類としては、例えばオリーブ由来のものや、黒米、黒砂糖由来のものを好ましいものとして挙げることができるが、別段これらに限定されるものでもない。
オリーブ由来のポリフェノールについては、オリーブ葉や果実などに含まれるオリュロペインやヒドロキシチロソール、アクテオシドなどが挙げられる。また原料では、これらを活性成分とするオリーブ葉エキスやオリーブ果実エキスなどがある。
黒米は中国では滋養強壮に効く「薬米」として漢方薬に重用されてきた長い歴史をもつもので、この黒米には、ビタミン、ミネラルの他、ポリフェノールの一種であるアントシアニン系色素が豊富に含まれている。
黒米由来ポリフェノールは、この黒米の玄米をミルで粉砕し、例えばトリフルオロ酢酸、ギ酸、メタノール等の混合溶媒で抽出した際、その抽出液(黒米エキス)に含まれる着色した成分をいい、アントシアニン系色素が主成分となっている。
本発明において、上記ポリフェノール類は一般に外用ゲル基剤中に0.001〜10質量%の割合で用いられ、0.01〜5質量%の割合が好ましい。ポリフェノール類の含量割合が0.001質量%よりも小さいときは得られる外用ゲル基剤のゲル強度に所望の効果が得られなく、10質量%よりも大きい場合は得られる外用ゲル基剤がフィット性に欠けたり、色が濃くなったりするなど基剤としての適性を損ない、またコスト的にも高価になる点で好ましくない。
本発明の外用ゲル基剤において、含有されるポリフェノール類のうち、オリーブ由来のものを用いる場合の配合割合は、0.05〜5質量%が好ましく、黒米由来のものを用いる場合の配合割合は、0.01〜5質量%が好ましいが、別段これらに限定されるものでもない。
本発明の外用ゲル基剤において、好ましいゲル強度としてとは、用途によって多少異なるが、概ね3.5〜30Nとされる。しかしながら別段これに限定されるものでもない。
なお、上記ゲル強度は、上記水溶性高分子からなるゲル状組成物を、直径9cmψの円形断面を有する長さ10mmの円筒形に成形し、ここに、この円形断面よりも大きい断面を有するプランジャにて一定速度、例えば10mm/分で押圧した際、ゲルの一部が破壊される最大の荷重でもって表される数値をいう。
本発明の外用ゲル基剤は、水溶性高分子及びポリフェノール類を必要に応じて湿潤剤にて湿潤させた後、適量の水に懸濁させ、さらに所定量まで水を添加し、これを70〜100℃程度の温度雰囲気下にて溶解させ、20〜60℃程度に冷却することによりゲル化させることができる。上記湿潤、懸濁の際や冷却の際に、アロマオイルや活性成分としての薬剤(例えば、消炎剤、鎮痛剤、鎮痒剤、ビタミン等)又は化粧料有効成分(収斂剤、痩身成分、コラーゲン等)を添加してもよいし、医薬、化粧品および食品の分野において使用される添加剤、例えば、防腐剤、殺菌剤、香料、着色剤、抗酸化剤、増粘剤等を添加してもよい。
アロマオイルとしては、一般にアロマテラピーに用いられる精油成分(精油類)をそのまま用いることができる。この精油成分としては、例えば、ワンダー・セラー著「アロマテラピーのための84の精油成分」、フレグランスジャーナル社に記載されているものが挙げられる。具体的には、アニス、アンジェリカ、安息香、イモーテル、カモミール、ガーリック、カルモダン、ガルバナム、キャラウェイ、キャロットシード、グアヤックウッド、グレープフルーツ、サイブレス、シダーウッド、スターアニス、セージ、ゼラニウム、セロリ、タイム、タラゴン、テレピン、乳香、バイオレット、パイン、パセリ、フェンネル、ブラックペッパ、ボダイジュ花、レモン、レモングラス、ローズマリー、ローレル、シモツケギク、シモツケソウ、ヤグルマギク、アーモンド、アルニカ、ウイキョウ、エニシダ、クレソン、ゲンチアナ、ショウノウ、スモモ、セイヨウナシ、タイソウ、タンポポ、チモ、チョレイ、トウガシ、ノイバラ、ハッカ、トネリコ、ブクリョウ、メリッサ、モモ、ヤドリギ、ユーカリ、ヨクイニン、ラベンダ、レンギョウ等からの抽出物が挙げられる。
化粧料有効成分や添加剤としては、当該分野で公知のものを使用することができる。ここで、化粧料に含ませる痩身成分としては、公知のホスホジエステラーゼ活性阻害剤、脂肪細胞分化抑制剤、血行促進剤、リパーゼ活性促進剤等が挙げられ、具体的にはラズベリーケトンやカフェイン、テオフィリン等のキサンチン誘導体や海草エキスやカプサイシンなどが好適なものとして挙げられるがこれらに限定されるものでもない。なお、上記痩身成分を配合した外用ゲル基剤は皮膚に貼付した際の感触や貼付後の肌の感じが良くなる点で好ましい。
薬剤としては、例えば、メントール、カンフル、インドメタシン、ケトプロフェン、ジクロフェナック、オオバクエキス、グリチルリチン酸ジカリウム、ヒアルロン酸、アルブチン、酢酸トコフェロール、アラントイン、ビタミンC及びその誘導体並びにその塩類、水溶性アズレン、アクリノール等が挙げられる。これらの薬剤は、高分子膜で包んだ粒状体又は多孔性粒子に担持させた粒状体として用いてもよい。
本発明の外用ゲル基剤は、医薬、化粧品、医薬部外品、日用又は衛生雑貨等の分野において、人体の皮膚に貼付又は接触させて使用することができる。したがって、外用ゲル基剤の形状は、その用途に応じた形状に成型することができる。具体的には、厚み0.5〜5mm程度のシート状で、額、顔、目の上下、目尻、唇、頬、腕、脇、足、背中、腰、関節、肩に貼付するための適当な大きさの冷却シート、厚み0.5〜5mm程度の顔全体を覆う円状又は楕円状、又は顔の上半分及び下半分をそれぞれ覆う略半円形状や略三日月形状のフェイスマスク、厚み0.5〜5mm程度の略三日月状の目元パック、厚み0.5〜5mm程度の円板状、矩形状のかゆみ止めパッチ、ニキビ用パッチ、厚み1〜5mm程度の種々の形状の日焼け・ほてり等のケア用ゲルシート、厚み0.5〜5mm程度のシート状で、顎、腕、足、大腿、臀部、腹部に貼付するための適当な大きさのスリミングシート等が挙げられる。
これらの外用ゲル基剤は、活性成分を含まないゲル状組成物のまま又はその中に薬剤や化粧料有効成分等の活性成分を含有させて使用することができるし、不織布等の支持体とともに又は自己形態保持性を有するため支持体を用いずにそのまま使用することができる。なお、外用ゲル基剤がシート状で成形される場合には、その断面形状は、楕円、四角、台形、逆台形等の種々の形状を有することができ、なかでも、台形等の場合には、平面における面積の大きい面を人体の皮膚へ貼付すると、皮膚からの剥がれを有効に防止することができるため、好ましい。
このような外用ゲル基剤は、適当な大きさ又は量を、ポリエチレン等の合成樹脂製袋や熱溶着可能な合成樹脂フィルムとアルミフィルムとがラミネートされた袋やブリスタパッケージ等によって包装して供給することができる。なお、ブリスタパッケージ等に収納する場合には、ブリスタパッケージ自体をゲル状組成物の成型に利用してもよいし、ゲル状組成物を所定の厚さに流延してシート状に成形し、所望の形状に切り取り又は打ち抜き等して、これをブリスタ容器に収納してもよい。また、ブリスタパッケージ等を用いて成型、収納する場合、ブリスタパッケージのゲル状組成物が収納される凹部以外の領域に、例えば、網目状等の二次元方向に凹凸又は突条リブが形成されていることが好ましい。これにより、ゲル状組成物が大きなシート状で形成される場合でも、歪、たわみ等がなく、平坦なシートを得ることができる。さらに、上記ブリスタパッケージの凹部底面に網目状等の二次元方向に凹凸やランダムな凹凸が施されていると、この凹部内で成形される外用ゲル基剤の表面にその凹凸模様が転写されて適用時にここに化粧剤等が担持され易くなる点及び乱反射して気泡等が目立たなくなる点で好ましい。
なお、ブリスタ容器の材質としては、射出成形、真空成形、圧空成形等が可能な熱可塑性樹脂(例えば、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン等)を用いることが好ましいが、これに限定されるものではない。また収容させるゲル組成物の性質及びゲル組成物に添加させる各種の物質を考慮して、透光性又は遮光性等の特性をもつ材質を用いることが好ましい。ブリスタ容器は単一の樹脂で構成されたものであっても、複数の樹脂層のラミネート体や、樹脂層と金属層その他の層とのラミネート体であってもよい。ブリスタ容器の厚みは、携帯時、流通時、保存時等に加わる力に耐える機械的強度を有するように設定することが好ましく、例えば、射出成形による場合には、30〜1000μmが挙げられる。また、特に光や酸素、水分に弱く安定性を要する薬剤を配合する場合はさらに、アルミ分包、さらには脱酸素剤、シリカゲルなどの乾燥剤を用いることが相応しい。
以下に、本発明の外用ゲル基剤及び容器充填型パッド材の実施例について説明する。
ゲル状組成物の全量を100質量%として、以下の処方のゲル状組成物を調製した。なお、下記実施例1〜10において、共通するゲル状組成物の形成方法は下記のとおりである。
すなわち、先ず容器にグリセリンをとり、ユニオックスG−1200〔ポリオキシエチレングリセリン(26E.O)、(日本油脂(株)製)〕を溶解・分散し、これにカラギーナ
ン、ローカストビーンガム、グルコマンナン、CMC等のゲル成分及び防腐剤(パラベン)をよく攪拌しながら少量ずつ加える。さらにソルビトールに添加混し、さらに水を適量混合後加温・撹拌して均一なゲル分散湿潤水溶液を得る。
上記で得られたゲル分散湿潤水溶液に、ポリフェノール類及びエキス成分(レモンエキス、キャロットエキス、トマトエキス)並びにベタイン、SC−1000〔C12-16パレス5、C12-16パレス7、トール酸、(インフィニティ社製)〕を添加し、加温・撹拌して均一なゲル溶液を得る。
上記調製されたゲル溶液に、架橋剤(KCl)水溶液を加え、全量を100gに水を加えて調製し、均一になるように加温・維持し、溶液内の気泡を排除する。上記加熱溶液を固化させることにより、本発明の外用ゲル基剤が得られ、また、上記加熱溶液を所定のブリスタ容器に充填し、アルミラミネートフィルム等のカバー材にてシールすれば、本発明の容器充填型パッドが得られる。
実施例1:
カラギーナン 0.75質量%
ローカストビーンガム 0.6質量%
グルコマンナン 0.12質量%
CMC 1質量%
ユニオックスG−1200 2.5質量%
濃グリセリン 15質量%
70%ソルビトール液 10質量%
オリーブ果実エキス(※1) 0.5質量%
SC−1000 1質量%
ベタイン 2質量%
レモンエキス 0.1質量%
キャロットエキス 0.1質量%
トマトエキス 0.1質量%
パラベン 0.2質量%
架橋剤(KCl) 0.45質量%
水 残部
(※1)オリーブ果実エキス(総ポリフェノール量10%)
実施例2:
カラギーナン 0.8質量%
ローカストビーンガム 0.5質量%
グルコマンナン 0.12質量%
CMC 1質量%
ユニオックスG−1200 2.5質量%
濃グリセリン 15質量%
70%ソルビトール液 10質量%
オリーブ葉エキス(※2) 0.25質量%
ベタイン 2質量%
SC−1000 1質量%
レモンエキス 0.1質量%
キャロットエキス 0.1質量%
トマトエキス 0.1質量%
メチルパラベン 0.2質量%
架橋剤(KCl) 0.45質量%
水 残部
(※2)オリーブ葉エキス(総ポリフェノール量20%)
実施例3:
カラギーナン 0.8質量%
ローカストビーンガム 0.4質量%
グルコマンナン 0.12質量%
CMC 1質量%
ユニオックスG−1200 2.5質量%
濃グリセリン 15質量%
70%ソルビトール液 10質量%
オリーブ水抽出物(※3) 1質量%
ベタイン 2質量%
SC−1000 1質量%
レモンエキス 0.1質量%
キャロットエキス 0.1質量%
トマトエキス 0.1質量%
メチルパラベン 0.2質量%
架橋剤(KCl) 0.45質量%
水 残部
(※3)オリーブ油抽出物(総ポリフェノール量10%)
実施例4:
カラギーナン 0.75質量%
ローカストビーンガム 0.6質量%
グルコマンナン 0.12質量%
CMC 1質量%
ユニオックスG−1200 2.5質量%
濃グリセリン 15質量%
70%ソルビトール液 10質量%
黒米エキス(※4) 0.01質量%
SC−1000 1質量%
ベタイン 2質量%
レモンエキス 0.1質量%
キャロットエキス 0.1質量%
トマトエキス 0.1質量%
パラベン 0.2質量%
架橋剤(KCl) 0.45質量%
水 残部
(※4)黒米エキス(総ポリフェノール量5%)
実施例5:
カラギーナン 0.8質量%
ローカストビーンガム 0.5質量%
グルコマンナン 0.12質量%
CMC 1質量%
ユニオックスG−1200 2.5質量%
濃グリセリン 15質量%
70%ソルビトール液 10質量%
黒米エキス 0.25質量%
ベタイン 2質量%
SC−1000 1質量%
レモンエキス 0.1質量%
キャロットエキス 0.1質量%
トマトエキス 0.1質量%
メチルパラベン 0.2質量%
架橋剤(KCl) 0.45質量%
水 残部
実施例6:
カラギーナン 0.8質量%
ローカストビーンガム 0.4質量%
グルコマンナン 0.12質量%
CMC 1質量%
ユニオックスG−1200 2.5質量%
濃グリセリン 15質量%
70%ソルビトール液 10質量%
黒米エキス 2質量%
ベタイン 2質量%
SC−1000 1質量%
レモンエキス 0.1質量%
キャロットエキス 0.1質量%
トマトエキス 0.1質量%
メチルパラベン 0.2質量%
架橋剤(KCl) 0.45質量%
水 残部
実施例7:
カラギーナン 0.75質量%
ローカストビーンガム 0.6質量%
グルコマンナン 0.12質量%
CMC 1質量%
ユニオックスG−1200 2.5質量%
濃グリセリン 15質量%
70%ソルビトール液 10質量%
オリーブ果実エキス 0.5質量%
黒米エキス 0.25質量%
ベタイン 2質量%
SC−1000 1質量%
レモンエキス 0.1質量%
キャロットエキス 0.1質量%
トマトエキス 0.1質量%
メチルパラベン 0.2質量%
架橋剤(KCl) 0.45質量%
水 残部
実施例8:
カラギーナン 0.75質量%
ローカストビーンガム 0.6質量%
グルコマンナン 0.12質量%
CMC 1質量%
ユニオックスG−1200 2.5質量%
濃グリセリン 15質量%
70%ソルビトール液 10質量%
オリーブ水抽出物 0.5質量%
黒米エキス 0.05質量%
ベタイン 2質量%
SC−1000 1質量%
レモンエキス 0.1質量%
キャロットエキス 0.1質量%
トマトエキス 0.1質量%
メチルパラベン 0.2質量%
架橋剤(KCl) 0.45質量%
水 残部
実施例9:
カラギーナン 0.75質量%
ローカストビーンガム 0.6質量%
グルコマンナン 0.12質量%
CMC 1質量%
ユニオックスG−1200 2.5質量%
濃グリセリン 15質量%
70%ソルビトール液 10質量%
オリーブ葉エキス 0.5質量%
黒米エキス 0.1質量%
ベタイン 2質量%
SC−1000 1質量%
レモンエキス 0.1質量%
キャロットエキス 0.1質量%
トマトエキス 0.1質量%
メチルパラベン 0.2質量%
架橋剤(KCl) 0.45質量%
水 残部
実施例10:
カラギーナン 0.75質量%
ローカストビーンガム 0.6質量%
グルコマンナン 0.12質量%
CMC 1質量%
ユニオックスG−1200 2.5質量%
濃グリセリン 15質量%
70%ソルビトール液 10質量%
オリーブ果実エキス 0.5質量%
黒米エキス 0.5質量%
ベタイン 2質量%
SC−1000 1質量%
レモンエキス 0.1質量%
キャロットエキス 0.1質量%
トマトエキス 0.1質量%
メチルパラベン 0.2質量%
架橋剤(KCl) 0.45質量%
水 残部
実施例11:
カラギーナン 0.75質量%
ローカストビーンガム 0.6質量%
グルコマンナン 0.12質量%
CMC 1質量%
ユニオックスG−1200 2.5質量%
濃グリセリン 15質量%
70%ソルビトール液 10質量%
黒砂糖 1.0質量%
ベタイン 2質量%
SC−1000 1質量%
レモンエキス 0.1質量%
キャロットエキス 0.1質量%
トマトエキス 0.1質量%
メチルパラベン 0.2質量%
架橋剤(KCl) 0.45質量%
水 残部
試験例1
上記実施例1〜11で得られた11種類の外用ゲル基剤のゲル強度を測定した。ゲル強度の測定は、テクスチャーアナライザー((株)島津製作所製)を用い、直径30mmψの円筒プランジャーを用いて、10mm/minの速度で、直径9mmψの円形断面で長さ10mmの円筒形に成形したサンプルを圧縮し、ゲル構造の一部が破損する際の最大荷重を求めた。なお、5個のサンプルの測定値の平均値を用いた。また、( )内に示した数値は、各実施例においてそれぞれの配合からポリフェノール類のみ又は黒砂糖を除いて順次形成した比較例1〜11のサンプルについて上記と同様に測定したゲル強度である。
実施例1の組成物:ゲル強度 6.2N( 3.1N)
実施例2の組成物:ゲル強度 5.0N( 3.2N)
実施例3の組成物:ゲル強度 6.1N( 2.8N)
実施例4の組成物:ゲル強度 4.4N( 3.1N)
実施例5の組成物:ゲル強度 8.2N( 3.2N)
実施例6の組成物:ゲル強度 8.9N( 2.8N)
実施例7の組成物:ゲル強度 24.0N( 3.1N)
実施例8の組成物:ゲル強度 7.6N( 3.1N)
実施例9の組成物:ゲル強度 26.5N( 3.1N)
実施例10の組成物:ゲル強度 27.9N( 3.1N)
実施例11の組成物:ゲル強度 3.8N( 3.1N)
上記試験例から理解されるように、ポリフェノール類を混入させた実施例1〜10の外用ゲル基剤はいずれも、対応する比較例1〜10の外用ゲル基剤に対してゲル強度が約1.4〜8.9倍に大きくなっており、千切れたり、折れたり、割れたりし難くなっていることが分かる。また、黒砂糖を混入させた実施例11の外用ゲル基剤も、対応する比較例の外用ゲル基剤に対してゲル強度が約1.2倍程度に大きくなっていることが分かる。
応用例1:目元用シート
実施例1及び3の各処方の加熱溶液を、図1に示す略勾玉状凹部(1a1)を有するブリスタ容器1aにそれぞれ充填して成型した後、アルミラミネート蓋材2aにて剥離可能に密封し、本発明の外用ゲル基剤が目元用シートに成型・密封された容器充填型パッド材A1を得た。
上記各容器充填型パッド材において、まず、ブリスタ容器に充填する際各ゲル組成物の加熱容器は粘度が小さくて非常に薄く(厚さ約1.5mm)かつ容器の隅々まで充填できた。
また、各容器充填型パッド材から蓋材を剥離して、ブリスタ容器に成形されている目元用シートを取り出しかつ目元に貼付する際、固化したゲルシートは上記ゲル強度を有するため、指でゲルシートを掴む圧力や掴みながら引っ張る力をかけても、シートに折れや割れが生じたり、破れたりすることはなかった。
さらに、各ゲルシートは、ポリフェノール類に基づく褐色に色づけされているので、ゲルを構成する素材自身に基づく色ムラや変色が目立たないものであった。
応用例2:首用シート
実施例5の処方の加熱溶液を、図2に示す瓢箪形凹部(1b1)を有するブリスタ容器1bに充填して薄く成型(厚さ約1.5mm)した後、アルミラミネート蓋材2bにて剥離可能に密封し、本発明の外用ゲル基剤が首用シートに成型・密封された容器充填型パッド材A2を得た。
これを、上記と同様にして首後部に適用したところ、ブリスタ容器からの取り出しにも、また貼り付けるときにも、またさらに剥がすときも、指でシートを掴む圧力や掴みながら引っ張る力をかけても、シートに折れが生じたり、破れたりすることはなかった。
応用例3:口唇用シート
実施例6〜11の各処方の加熱溶液を、図3に示す形状の凹部(1c1)を有するブリスタ容器1cに充填して薄く成型(厚さ約1.5mm)した後、アルミラミネート蓋材2cにて剥離可能に密封し、本発明の外用ゲル基剤が口唇用シートに成型・密封された容器充填型パッド材A3を得た。
上記各容器充填型パッド材において、まず、ブリスタ容器に充填する際各ゲル組成物の加熱容器はいずれも粘度が小さくて、図に示すような鋭角な部分にも気泡を抱き込まずスムーズに充填され、かつ非常に薄く(厚さ約1.5mm)充填できた。
また、各容器充填型パッド材から蓋材を剥離して、ブリスタ容器に成形されている口唇用シートを取り出しかつ口唇に貼付する際、固化したゲルシートは上記ゲル強度を有するため、指でゲルシートを掴む圧力や掴みながら引っ張る力をかけても、シートに折れや割れが生じたり、破れたりすることはなかった。
本発明の外用ゲル基剤で形成したブリスタ容器に収納された目元用シートの一例を示す斜視図である。 本発明の外用ゲル基剤で形成したブリスタ容器に収納された首用シートの一例を示す斜視図である。 本発明の外用ゲル基剤で形成したブリスタ容器に収納された口唇用シートの一例を示す斜視図である。
符号の説明
A1 目元用容器充填型パッド材
A2 首用容器充填型パッド材
A3 口唇用容器充填型パッド材
1a 目元用ブリスタ容器
1b 首用ブリスタ容器
1c 口唇用ブリスタ容器
2a アルミラミネート蓋材
2b アルミラミネート蓋材
2c アルミラミネート蓋材

Claims (8)

  1. 水溶性高分子により形成され、自己形態保持性を有し、含水率が30〜95質量%で、ポリフェノール類を含有するゲル状組成物からなり、該ゲル状組成物のゲル強度が、上記ポリフェノール類を除いたゲル状組成物のゲル強度よりも大であることを特徴とする外用ゲル基剤。
  2. ポリフェノール類を0.001〜10質量%で含有するゲル状組成物のゲル強度が、上記ポリフェノール類を除いたゲル状組成物のゲル強度の1.2〜10倍である請求項1記載の外用ゲル基剤。
  3. 水溶性高分子が、カラギーナン、ローカストビーンガム及びグルコマンナンを主成分とする請求項1又は2に記載の外用ゲル基剤。
  4. ポリフェノール類が、オリーブ由来のものである請求項1〜3のいずれかに記載の外用ゲル基剤。
  5. ポリフェノール類が、黒米由来のものである請求項1〜3のいずれかに記載の外用ゲル基剤。
  6. 褐色透明である請求項1〜5のいずれかに記載の外用ゲル基剤。
  7. シート状に成形されてなる請求項1〜6のいずれかに記載の外用ゲル基剤。
  8. 所定形状の凹部を有する容器体内に、請求項1〜7のいずれかに記載の外用ゲル基剤が上記凹部形状と略一致する形状で収容されると共に、該容器体が蓋材にて開閉可能に密閉されてなる容器充填型パッド材。
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