JP2005320030A - ラベル剥離方法及びラベル剥離装置 - Google Patents

ラベル剥離方法及びラベル剥離装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005320030A
JP2005320030A JP2004138729A JP2004138729A JP2005320030A JP 2005320030 A JP2005320030 A JP 2005320030A JP 2004138729 A JP2004138729 A JP 2004138729A JP 2004138729 A JP2004138729 A JP 2004138729A JP 2005320030 A JP2005320030 A JP 2005320030A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label
release paper
bent
continuous body
cut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004138729A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoaki Azuma
智明 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AZUMA LABEL KK
Original Assignee
AZUMA LABEL KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AZUMA LABEL KK filed Critical AZUMA LABEL KK
Priority to JP2004138729A priority Critical patent/JP2005320030A/ja
Publication of JP2005320030A publication Critical patent/JP2005320030A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 確実にラベルを剥離紙から剥離できるラベル連続体のラベル剥離方法及び装置の提供
【解決手段】 ラベル剥離装置1は、ラベル連続体収容部2と、ガイド部材3(屈曲支点部材)と、押曲部材4と、引張装置5を備えており、ガイド溝31にラベル連続体11を押し当てて、ラベル連続体11をラベル13が貼られた面を谷折り状に曲げ、ガイド部材3の先端部で分離し、その分離片12a、12bをそれぞれラベル13が貼られた側とは反対側に屈曲させて引っ張り、剥離紙12を屈曲させた屈曲点36でラベル13を剥離紙12から剥離する。屈曲点36では、ラベル13は剥離紙12とは反対側に反った状態で張りを持っているので、剥離紙12に着いたまま屈曲することはなく、確実に剥離紙12から剥離させることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、帯状の剥離紙にラベルが間欠的に貼り付けられたラベル連続体に対して、剥離紙からラベルを剥離するラベル剥離方法及びラベル剥離装置に関するものである。
一般的には、ラベル剥離装置100は、図6に示すように、ラベル101が上面になるように、ラベル連続体102を引き出し、ラベル連続体102の剥離紙103側に屈曲支持部材104を当てて剥離紙103を下側に鋭角的に屈曲させる。ラベル101は、剥離紙103が屈曲させられる屈曲部105で、剥離紙103から剥離されるようになっている(特許文献1)。
特開2000−190933号公報
上述したラベル剥離装置100は、剥離紙103を屈曲させたときに、ラベル101が剥離紙103から剥離せず、剥離紙103に着いたまま下側に屈曲してしまう場合がある。特に、ラベル101の厚さが薄く、ラベル101に所謂コシがないものでは、上述したように、ラベル101が剥離紙103から剥離しないことが起こり易い。また、従来のラベル剥離装置の剥離方法では、剥離紙103を引っ張るテンションが高く、ラベルの外枠を切り取るときに付く切れ目に沿って剥離紙103が切れてしまうことが有った。
本発明に係るラベル剥離方法は、上述した問題点を鑑みて考案されたものであり、長さ方向に切れ目が形成された帯状の剥離紙に、長手方向に沿って複数のラベルが間欠的に一列に貼り付けられたラベル連続体を、ラベルが貼られた面を谷折り状に曲げる曲げ工程と、曲げ工程で谷折り状に曲げたラベル連続体の剥離紙を、略V字に屈曲した屈曲支点部材に当て、剥離紙を切れ目で分離し、切れ目の両側をそれぞれラベルが貼られた側とは反対側に屈曲させて、剥離紙を屈曲させた屈曲点でラベルを剥離紙から剥離する剥離工程とを備えたものである。
また、本発明に係るラベル剥離装置は、上記ラベル剥離方法を具現化した一形態である。ラベル剥離装置は、ラベル連続体収容部と、ガイド部材と、押曲部材と、引張装置を備えたものである。ラベル連続体収容部は、帯状の剥離紙に長手方向に沿って間欠的に複数のラベルを一列に貼り付けられたラベル連続体を収容する。ガイド部材は、ラベル連続体収容部から帯状に引き出されるラベル連続体に対して剥離紙側に配設され、ラベル連続体が引き出される方向に延在した略V字のガイド溝を備えている。押曲部材は、ラベル連続体収容部から引き出されるラベル連続体を、ガイド溝に押し当て、ラベルが貼られた面を谷折り状に押し曲げる。引張装置は、ラベル連続体収容部から引き出されたラベル連続体の剥離紙をガイド部材の先端で分離し、分離片をそれぞれラベルが貼られた側とは反対側に屈曲させるとともに、外側に引き離すように引っ張り、剥離紙を屈曲させた屈曲点でラベルを剥離紙から剥離する。
本発明に係るラベル剥離方法は、曲げ工程において、長さ方向に切れ目が形成された帯状の剥離紙に、長手方向に沿って複数のラベルが間欠的に一列に貼り付けられたラベル連続体をラベルが貼られた面を谷折り状に曲げ、谷折り状に曲げたラベル連続体の剥離紙を、略V字に屈曲した屈曲支点部材に当て、切れ目で分離し、切れ目の両側をそれぞれラベルが貼られた側とは反対側に屈曲させて引っ張る。これにより、剥離紙を略V字に屈曲した屈曲支点部材に当て、ラベルが貼られた側とは反対側に屈曲させる屈曲点では、ラベルは反った状態で張りを持つ。そして、この状態で、剥離紙を屈曲支点部材に当て、剥離紙を切り目で分離し、切り目の両側をそれぞれラベルが貼られた側とは反対側に屈曲させるので、剥離紙を屈曲させた屈曲点でラベルを確実に剥離紙から剥離させることができる。
このラベル剥離方法によれば、ラベル連続体はラベルが貼られた面を谷折り状に曲げられているので、薄く所謂コシのないラベルでも、上述した屈曲点ではラベルは剥離紙から反り返った状態で張りを持つので、上手くラベルを剥離紙から剥離させることができる。また、上手くラベルを剥離紙から剥離させることができるので、従来の剥離方法に比べて、剥離紙に掛けるテンションを小さくすることができ、また、従来のラベル剥離装置の剥離方法では、剥離紙103を引っ張るテンションが高く、ラベルの外枠を切り取るときに剥離紙103に付く切れ目に沿って剥離紙103が切れてしまうことがあった。
以下、本発明の一実施形態に係るラベル剥離装置を図面に基づいて説明する。
この実施形態に係るラベル剥離装置1は、図1に示すように、ラベル連続体収容部2と、ガイド部材3(屈曲支点部材)と、押曲部材4と、引張装置5を備えている。
このラベル連続体収容部2は、ラベル連続体11が帯状に引き出されるように、ラベル連続体11を収容している。この実施形態では、ラベル連続体収容部2は、ロール状に巻かれたラベル連続体11を収容しており、ロール状に巻かれたラベル連続体11が引っ張られるに連れて帯状に引き出されるようになっている。
ラベル連続体11は、図2に示すように、帯状の剥離紙12に長手方向に沿って間欠的に複数のラベル13を一列に貼り付けたものである。この実施形態では、ラベル連続体11には、剥離紙12に予め幅方向の略中央に沿って長さ方向に切れ目14(スリット)が入れられたものを用いている。なお、この実施形態では、幅方向の略中央に沿って切れ目14を入れたものを例示しているが、切れ目14を入れる位置は、剥離紙12の幅方向の中央でなくてもよい。
この実施形態では、ラベル連続体11は、図2に示すように、中央に切れ目14が入れられた帯状の剥離紙12に帯状のラベルシート15を貼着したものに、ラベルシート15にラベル13の図柄、文字などを印刷をし、ラベルシート15にラベル13毎に切れ目16を入れ、ラベル13の外枠17を剥がしてラベル13のみ剥離紙12に残したものである。ラベル連続体11は、図1に示すように、ラベル13が貼り付けられた面を上にして、ラベル連続体収容部2から引き出されるように巻かれた状態で、ラベル連続体収容部2に収容されている。
また、この実施形態では、図1に示すように、ラベル連続体収容部2とガイド部材3の間に、ラベル連続体収容部2から引き出されたラベル連続体11をガイド部材3にラベル13を導くローラ21、22が配設されている。このローラ21、22は、2つのローラ21、22が上下に押し当てられて接触したものであり、2つのローラ21、22は、ラベル連続体11が引っ張られるのに連れて回転するようになっている。このローラ21、22は、後述する引張装置5によりラベル連続体11が引き出されるときに、引張装置5との間でラベル連続体11に所要のテンションを掛ける機能もある。ラベル連続体11は、ラベル連続体収容部2から引き出し、ローラ21、22に挿通させてガイド部材3に導入する。
ガイド部材3(屈曲支点部材)は、図1に示すように、ラベル連続体収容部2から引き出されるラベル連続体11に対して剥離紙12側に配設されている。すなわち、この実施形態では、ラベル連続体収容部2(ローラ21、22)から引き出されたラベル連続体11の剥離紙12が、ガイド部材3の上面に導入されるように、ガイド部材3は、ローラ21、22から引き出されるラベル連続体11の下側に配設されている。ガイド部材3の上面には、図3及び図4に示すように、ラベル連続体11が引き出される方向に延在したガイド溝31が形成されている。このガイド溝31は中央線に沿って略V字に窪んでいる。この実施形態では、ガイド部材3は、2枚の板状部材32、33を略V字に屈曲した状態で接合したものであり、その上面にガイド溝31を形成している。また、ガイド部材3は、剥離紙12をラベル13が張り付けられた面とは反対側に屈曲させる屈曲支点部材としての機能を備えており、ガイド部材3の先端部34はその屈曲支点として機能する。このため、この実施形態では、剥離紙12を滑らかに屈曲させることができるように、ガイド部材3の先端部34(左右の板状部材32、33の先端)は円弧状に形成されている。
なお、ガイド溝31は、後述する押曲部材4により、ラベル連続体11がガイド溝31に押し当てられたときに、ラベル13が貼り付けられた面を上にして谷折り状に押し曲げられるように、ラベル連続体11(剥離紙12)を支持するものである。従って、「略V字」は、ガイド溝31の斯かる機能を奏する形状を特定するものであり、厳密にV字に形状に限定されるものではない。例えば、略V字には、V字の屈曲底部35が滑らかに連続し湾曲したものや、さらに、V字が全体として湾曲しているようなものも、上述した機能を奏する形状であれば、ここでいう略V字のガイド溝31に含まれる。また、V字の角度も、上述した機能が得られる形状であればよく、図示例に限定されるものではない。
次に、押曲部材4は、ラベル連続体収容部2から引き出されるラベル連続体11を、ガイド溝31に押し当て、ラベル13が貼られた面を谷折り状に押し曲げるものである。この実施形態では、押曲部材4は、図1及び図2に示すように、ガイド部材3のガイド溝31の屈曲底部35上に配設されたローラ41、42で構成されている。このローラ41、42は、ラベル13に折曲痕が付かない程度の軽い力で、ガイド溝31上に導入されたラベル連続体11をガイド溝31の屈曲底部35に押し当て、ラベル13が貼り付けられた面を上にして谷折り状にラベル連続体11を押し曲げる。この実施形態では、ローラ41、42(押曲部材)は、ガイド部材3の基端側と先端側にそれぞれ配設されている。
押曲部材を上述したようなローラ41、42で構成すれば、ローラ41、42はラベル連続体11の進行に合わせて、ラベル連続体11に接触して回転するので、ラベル13を傷付けることがない。また、ラベル連続体11の進行方向に合わせて、徐々にガイド溝31との間隔が狭くなるので、ラベル連続体11を徐々に屈曲させていき、徐々にガイド溝31に押し当てていくことができる。
ガイド部材3に導入されたラベル連続体11は、ガイド溝31とローラ41、42(押曲部材)との間に挿入する。そして、剥離紙12から数枚ラベル13を剥がし、剥離紙12をガイド部材3の先端に押し当て、剥離紙12を中央で分離する。剥離紙12の両側の分離片12a、12bは、それぞれラベル13が貼られた側とは反対側に屈曲させる。この実施形態では、剥離紙12の両側の分離片12a、12bは、それぞれ外側に引き離されるように引っ張られるように、引張装置5にセットされている。
引張装置5は、図1に示すように、ガイド部材3の下側で、かつ、ガイド溝31の左右において、中央で分離され、それぞれラベル13が貼られた側とは反対側に屈曲された剥離紙の分離片12a、12bを、それぞれ外側に引き離すように引っ張るものである。この実施形態では、引張装置5は、ガイド部材3の左右にそれぞれ配設されている。なお、図1には、片側の引張装置5aしか記載されていないが、ガイド部材3の反対側にも同様に引張装置5bが配設されている(図3参照)。この引張装置5は剥離紙12(分離片)を挟み込んで引っ張るローラ51、52で構成されている。ローラ51、52は、2つのローラ51、52が上下に押し当てられて接触したものであり、一方のローラ51、52に駆動手段としてのモータ(図示省略)が繋げられている。なお、図1中、53は剥離紙の分離片12aに所要のテンションを付与するアイドラプーリである。
なお、左右の引張装置5a、5bは、ラベル連続体11がよれたり、ガイド溝31からずれたりするのを防止するため、それぞれ同じ速度で剥離紙12を引っ張ることが望ましい。このため、例えば、左右両側の引張装置5はそれぞれ同じモータから同じ減速比で動力が伝達されるようになっているとよい。また、モータから動力を伝達する動力伝達手段にトルク調整装置などを介在させて、左右の引張装置5が、同じテンションで剥離紙12を引っ張るようにしてもよい。
斯かる引張装置5により、ガイド部材3の先端に押し当てられた剥離紙12は、中央で分離され、その分離片12a、12bはそれぞれラベル13が貼られた側とは反対側に屈曲し、外側に引き離すように引っ張られる。そして、このとき、ラベル連続体11のラベル13は、剥離紙12をガイド部材3の先端に押し当てて屈曲させた屈曲点36で、剥離紙12から剥離される。
このラベル剥離装置1によれば、ガイド溝31にラベル連続体11を押し当てて、ラベル連続体11をラベル13が貼られた面を谷折り状に曲げ、その状態で、剥離紙12をガイド部材3の先端部に当てて中央で分離し、その分離片12a、12bをそれぞれラベル13が貼られた側とは反対側に屈曲させ、さらに、剥離紙12の分離片12a、12bをそれぞれ外側に引き離すように引っ張り、剥離紙12を屈曲させた屈曲点36でラベル13を剥離紙12から剥離する。斯かる方法によれば、屈曲点36では、ラベル13は剥離紙12とは反対側に反った状態で張りを持っているので、剥離紙12に着いたまま屈曲することはなく、確実に剥離紙12から剥離させることができる。このため、薄く所謂コシのないラベル13でも、上述した屈曲点36ではラベル13は剥離紙12から反り返った状態で張りを持つので、上手くラベル13を剥離紙12から剥離させることができる。また、剥離紙12の分離片12a、12bをそれぞれ外側に引き離すように引っ張ることにより、剥離紙12の分離片12a、12bは、ラベル13をより上手く剥離させることができる。
また、このラベル剥離装置1によれば、上手くラベルを剥離紙から剥離させることができるので、従来の剥離方法に比べて、剥離紙に掛けるテンションを小さくすることができ、また、従来のラベル剥離装置の剥離方法では、剥離紙103を引っ張るテンションが高く、ラベルの外枠を切り取るときに剥離紙103に付く切れ目に沿って剥離紙103が切れてしまうことがあった。
以上、本発明の一実施形態に係るラベル剥離装置を説明したが、本発明に係るラベル剥離装置は上述した実施形態に限定されるものではない。
例えば、押曲部材4は、ラベル連続体11をガイド溝31に軽い力で押し当てるものであればよく、上述したローラ41、42に限定されない。例えば、弾性片などで軽い力でラベル連続体11をガイド溝31に押し当てるものでもよい。この場合、例えば、図5に示すように、弾性片37、38は、ラベル連続体11の進行方向に向けて徐々にガイド溝31に近づき、先端部をラベル連続体11に押し当てるように配設するとよい。また、図示は省略するが、弾性片37、38の先端にはシリコーンゴムなどの柔らかく、滑り易い材質のカバーを取り付けるとよい。これにより、弾性片37、38がラベル13を引っ掛けて、ラベル13を剥離紙12から剥がすなどのトラブルも起きない。
また、上述した実施形態では、ラベル連続体11は、剥離紙12に、予め幅方向の略中央に沿って長さ方向に切れ目14(スリット)が入れられたものを用いているが、ラベル連続体11はこれに限定されない。切れ目14を入れる位置は、中央に限らず、中央からずれた位置に入れてもよい。また、同様に、ラベル連続体11を折り曲げる位置は中央に限らず、中央からずれた位置で折り曲げてもよい。このため、ガイド部材のガイド溝の略V字形状や、押曲部材の配設位置などは、切れ目を入れた位置や、ラベル連続体を折り曲げる位置に合わせて変更するとよい。また、切れ目はスリットとしたが、両側を引っ張ったときに、剥離紙を容易に分離させるものであればよく、ギザギザの切れ目や、ミシン目でもよい。
また、屈曲点で分離した剥離紙12の分離片12a、12bをそれぞれ外側に引き離すように引っ張る形態を例示したが、剥離紙12の分離片12a、12bを引っ張る方向はこれに限定されない。例えば、機械配置の省スペース化を図るため、剥離紙12の分離片12a、12bは、平行に真っ直ぐ引っ張るようにしてもよい。また、切れ目の本数は1本のものを例示したが、2本又は複数本入れ、それぞれ引張装置で引っ張るようにしてもよい。
また、例えば、ラベル連続体11の帯状の剥離紙12には、ラベル連続体収容部2から剥離紙12が屈曲される屈曲点までの引き出される過程において、帯状の剥離紙12に幅方向の中央線に沿って切れ目14を形成してもよい。
この場合、例えば、図示は省略するが、屈曲したガイド溝31の中央部に刃を配設し、ラベル連続体収容部2から引き出されたラベル連続体11の剥離紙12が押曲部材4によりガイド溝31に押し当てられたときに、剥離紙12に幅方向の中央線に沿って切れ目14を形成するようにしてもよい。また、ラベル連続体収容部2とガイド部材3の間に配設したローラ21、22のうち、下側のローラ22に刃を設けて、ラベル連続体11が斯かるローラ21、22を通過するときに、剥離紙12に幅方向の中央線に沿って切れ目14を形成するようにしてもよい。なお、これらの刃は、剥離紙12のみに切れ目14を入れ、ラベル13には、切れ目が入らないようにする必要があり、また、切れ目14は、ガイド部材3の先端部14で剥離紙12が左右に分離されればよく、剥離紙12を貫通している必要はない。このため、刃の突出量は、剥離紙12の厚みより少し短い程度でもよい。
引張装置5は、剥離紙12を巻き取るようなものでもよい。また上述の形態では、ローラ51、52で剥離紙12を引き込むように引っ張るものであるが、引き込んだ剥離紙12はそのまま廃棄用の容器(ゴミ袋やゴミ箱)に入れられ、剥離紙12が収集されるように構成してもよい。
また、図示は省略するが、剥離紙12をラベル13が張り付けられた面とは反対側に屈曲させる屈曲支点となるガイド部材3の先端部34には、剥離紙12を滑らかに屈曲させることができるように、円筒形状のローラを転動可能に配設してもよい。
以上、本発明に係るラベル剥離方法を具現化する一形態としてのラベル剥離装置を説明したが、本発明に係るラベル剥離方法は、上述した形態に限定されるものではなく、他の形態によっても具現化できる。
本発明の一実施形態に係るラベル剥離装置を示す側面図である。 ラベル連続体を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係るラベル剥離装置でラベル連続体を装着した使用状態を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係るラベル剥離装置のガイド部材のラベル連続体を取り外した状態を示す正面図である。 押曲部材の変形例を示す側面図である。 一般的なラベル剥離装置を示す側面図である。
符号の説明
1 ラベル剥離装置
2 ラベル連続体収容部
3 ガイド部材(屈曲支点部材)
4 押曲部材
5(5a、5b) 引張装置
11 ラベル連続体
12 剥離紙
12a、12b 分離片
13 ラベル
14 切れ目(スリット)
15 ラベルシート
16 切れ目
17 外枠
21、22 ローラ
31 ガイド溝
32 板状部材
34 ガイド部材の先端部(屈曲支点)
35 屈曲底部
36 屈曲点
41、42 ローラ(押曲部材)
43、44 弾性片(押曲部材)
51、52 ローラ(引張装置)

Claims (7)

  1. 長さ方向に切れ目が形成された帯状の剥離紙に、長手方向に沿って複数のラベルが間欠的に一列に貼り付けられたラベル連続体を、ラベルが貼られた面を谷折り状に曲げる曲げ工程と、
    前記曲げ工程で谷折り状に曲げたラベル連続体の剥離紙を、略V字に屈曲した屈曲支点部材に当て、前記剥離紙を前記切れ目で分離し、切れ目の両側をそれぞれラベルが貼られた側とは反対側に屈曲させて、前記剥離紙を屈曲させた屈曲点でラベルを剥離紙から剥離する剥離工程とを備えたラベル剥離方法。
  2. 前記剥離紙は、切れ目の両側をラベルが貼られた側とは反対側に屈曲させた後、外側に引き離すように引っ張られることを特徴とする請求項1に記載のラベル剥離方法。
  3. 帯状の剥離紙に長手方向に沿って間欠的に複数のラベルが一列に貼り付けられたラベル連続体を収容するラベル連続体収容部と、
    前記ラベル連続体収容部から帯状に引き出されるラベル連続体に対して剥離紙側に配設され、前記ラベル連続体が引き出される方向に延在した略V字のガイド溝を備えたガイド部材と、
    前記ラベル連続体収容部から引き出されるラベル連続体を、前記ガイド溝に押し当て、ラベルが貼られた面を谷折り状に押し曲げる押曲部材と、
    前記ラベル連続体収容部から引き出されたラベル連続体の剥離紙をガイド部材の先端で分離し、分離片をそれぞれラベルが貼られた側とは反対側に屈曲させて、前記剥離紙を屈曲させた屈曲点でラベルを剥離紙から剥離する引張装置とを備えたことを特徴とするラベル剥離装置。
  4. 前記ラベル連続体は、長さ方向に切れ目が形成された帯状の剥離紙に、複数のラベルを前記剥離紙の長手方向に沿って間欠的に一列に貼り付けられたラベル連続体であって、前記切れ目に沿って谷折り状に押し曲げられ、切れ目の両側がそれぞれ引張装置により引っ張られることを特徴とする請求項3に記載のラベル剥離装置。
  5. 前記ラベル剥離装置は、ラベル連続体収容部から剥離紙が屈曲される前記屈曲点までの引き出される過程において、帯状の剥離紙に長さ方向に切れ目を形成する刃を備えており、前記切れ目に沿ってラベル連続体を谷折り状に押し曲げ、切れ目の両側をそれぞれ引張装置で引っ張ることを特徴とする請求項3に記載のラベル剥離装置。
  6. 前記ガイド部材が略V字に屈曲したガイド溝の中央部に剥離紙に長さ方向に切れ目を形成する刃を備えていることを特徴とする請求項5に記載のラベル剥離装置。
  7. 前記押曲部材は前記ラベル連続体収容部から引き出されたラベル連続体の剥離紙を前記ガイド部材の刃に押し当てて、剥離紙に長さ方向に切れ目を形成することを特徴とする請求項6に記載のラベル剥離装置。
JP2004138729A 2004-05-07 2004-05-07 ラベル剥離方法及びラベル剥離装置 Pending JP2005320030A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004138729A JP2005320030A (ja) 2004-05-07 2004-05-07 ラベル剥離方法及びラベル剥離装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004138729A JP2005320030A (ja) 2004-05-07 2004-05-07 ラベル剥離方法及びラベル剥離装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005320030A true JP2005320030A (ja) 2005-11-17

Family

ID=35467586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004138729A Pending JP2005320030A (ja) 2004-05-07 2004-05-07 ラベル剥離方法及びラベル剥離装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005320030A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010013108A (ja) * 2008-06-30 2010-01-21 Max Co Ltd 封筒用ラベル貼着機
JP2011184057A (ja) * 2010-03-05 2011-09-22 Toshiba Tec Corp 剥離機構およびラベルプリンタ
WO2012020610A1 (ja) * 2010-08-10 2012-02-16 リンテック株式会社 シート剥離装置および剥離方法ならびにシート貼付装置および貼付方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010013108A (ja) * 2008-06-30 2010-01-21 Max Co Ltd 封筒用ラベル貼着機
JP2011184057A (ja) * 2010-03-05 2011-09-22 Toshiba Tec Corp 剥離機構およびラベルプリンタ
WO2012020610A1 (ja) * 2010-08-10 2012-02-16 リンテック株式会社 シート剥離装置および剥離方法ならびにシート貼付装置および貼付方法
CN103068684A (zh) * 2010-08-10 2013-04-24 琳得科株式会社 片材剥离装置及剥离方法以及片材粘贴装置及粘贴方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63112366A (ja) チップテープのトップテープ除去装置
US7740158B2 (en) Manual dispenser and note paper roll
US5468081A (en) Tape cutting apparatus
JP2005320030A (ja) ラベル剥離方法及びラベル剥離装置
JPH1129125A (ja) ラベルプリンターのラベル剥離装置
JP2004299757A (ja) 台紙なしラベル連続体用貼付け機
AU677665B2 (en) Tape cutting apparatus
JP4651840B2 (ja) 剥離紙分離装置
US10438518B2 (en) Label medium and cassette
JP2001240029A (ja) ラベルシールの巻き取り方法及びその装置
JP4055180B2 (ja) タック紙加工装置
JP2002001844A (ja) ラベルカス上げ装置
KR200409752Y1 (ko) 테이프 부착기
JP2001051602A (ja) ラベル連続体
JP2006082812A (ja) ラベル剥離方法、剥離装置及びラベル貼付装置
JP2001051604A (ja) ラベル連続体
JP6959610B2 (ja) ロール紙
JP2998021B2 (ja) 粘着テープカッター
JP2932266B1 (ja) シール製造用切抜き装置の型抜き刃具
US6475322B1 (en) Sheet lamination with transverse sheet bias to eliminate trailing edge coating debris
JP2010100310A (ja) 収納箱用切刃装置
JP2004051297A (ja) シール剥し装置
JPH0826235A (ja) ラベル剥離装置
JP3561850B2 (ja) テープ貼付方法および装置
JP4295735B2 (ja) カス上げ方法、カス上げ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050531

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20050606

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20050711

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050713

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050912

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060301