JP2005319002A - 気泡発生浴槽 - Google Patents

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Abstract

【課題】 皮膚呼吸を促進したり、肺呼吸を促進したり、肺呼吸を促進する。ジェットバス装置を運転しない時で満水時に空気取り込み口から高酸素濃度の空気が混入して泡立った浴水が溢れない。
【解決手段】 高酸素濃度の空気を発生させるための酸素富化装置5に3つの供給路6a、6b、6cを接続する。3つの供給路6a、6b、6cの1つをジェットバス装置2における空気取り込み口4又は該空気取り込み口4からの空気取り込み経路7に連通させる。、他の供給路6bをバルブ8を介してジェットバス装置2における空気取り込み口4よりも上方位置に設けた富化酸素供給口10に連通させる。残りの供給路6cを微細気泡発生装置3の空気取り入れ部11に連通させる。ジェットバス装置2の運転時にバルブ8を閉じ且つ微細気泡発生装置3の運転時にバルブ8を開く。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ジェットバス装置と微細気泡発生装置とを設けた気泡発生浴槽に関するものである。
近年、浴槽に微細気泡発生装置を単独で設け、浴槽内から吸い込んだ浴水に空気を溶解させると共に空気を溶解した浴水を浴槽内に吐出して浴槽内で微細気泡を発生させるようにした気泡発生浴槽が提供されている。(例えば、特許文献1参照)
また、浴槽にジェットバス装置を単独で設け、浴槽内から吸い込んだ浴水に空気を巻き込んだ気泡入りの浴水を浴槽内に噴出するようにしたジェットバス装置を備えた浴槽も従来から知られている。(例えば、特許文献2参照)
特開2002−330885号公報 特開2003−61848号公報
ところが、いずれの従来例においても、大気中の空気を気泡として浴水中に噴出したり、あるいは、浴槽内で微細気泡として発生させたりして入浴するため、温熱効果が得られるが、単に大気中の空気(酸素濃度21%)が気泡となって供給されるだけのため、さほどに快適度や心肺機能の負担軽減になるものではなかった。
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、浴槽内に入っている入浴者に対して浴槽内において高酸素濃度の空気を供給して浴槽内の浴水内に浸かっている身体の部位の皮膚呼吸を促進し、更に、浴室内の空間にも高酸素濃度の空気を供給し、浴槽に浸かっている時や洗い場で洗っている際の心肺機能の負担を軽減し、快適な入浴ができ、しかも、微細気泡発生装置とジェットバス装置とを備えたものにおいて、合理的な配管構成で微細気泡発生装置により高酸素濃度の空気の微細気泡、ジェットバス装置により高酸素濃度の空気の気泡を浴槽内に発生させることができると共に、浴室内に高酸素濃度の空気を供給でき、更に、ジェットバス装置を運転しない時にジェットバス装置の空気取り込み口から高酸素濃度の空気が流れ出して浴槽の満水時に高酸素濃度の空気が混入して泡立った浴水が溢れつづけて見苦しくなるというような現象が生じないようにできる気泡発生浴槽を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る気泡発生浴槽は、浴槽1内から吸い込んだ浴水に空気を巻き込んだ気泡入りの浴水を浴槽1内に噴出するジェットバス装置2と、浴槽1内から吸い込んだ浴水に空気を溶解させると共に空気を溶解させた浴水を浴槽1内に吐出して微細気泡を発生させる微細気泡発生装置3を設け、上記ジェットバス装置2と微細気泡発生装置3とを選択的に運転するようにした浴槽1において、ジェットバス装置2の空気取り込み口4を浴槽1の上端面部に設け、高酸素濃度の空気を発生させるための酸素富化装置5に発生させた高酸素濃度の空気を供給するための3つの供給路6a、6b、6cを接続し、3つの供給路6a、6b、6cの1つをジェットバス装置2における空気取り込み口4又は該空気取り込み口4からの空気取り込み経路7に連通させ、他の1つの供給路6bをバルブ8を介してジェットバス装置2における空気取り込み口4よりも上方位置において浴室9内に開口する富化酸素供給口10に連通させ、残りの1つの供給路6cを微細気泡発生装置3の空気取り入れ部11に連通させ、ジェットバス装置2の運転時にバルブ8を閉じ且つ微細気泡発生装置3の運転時にバルブ8を開くことを特徴とするものである。
このような構成とすることで、共通の浴槽1でジェットバス装置2を運転して浴槽1内から吸い込んだ浴水に空気を巻き込んだ気泡入りの浴水を浴槽1内に噴出したり、あるいは、微細気泡発生装置3を運転して浴槽1内から吸い込んだ浴水に空気を巻き込んだ気泡入りの浴水を加圧し減圧して浴槽1内に微細気泡を発生させたりすることができるのはもちろんのこと、微細気泡発生装置3を運転して浴槽1内に微細気泡を発生させる際に、酸素富化装置5で発生させた高酸素濃度の空気(富化酸素)を微細気泡として発生させることができ、入浴中に浴水中に浸かった身体の部位が皮膚呼吸ができるようになって入浴の快適度を上げると共に入浴中における心肺機能の負担を軽減でき、更に、疲労回復ができるように浴水中に浸かりながら皮膚の活性化ができるものであり、しかも、この場合、バルブ8が開いて富化酸素供給口10から浴室9内に高濃度の酸素を供給するので、浴室9内の空間の酸素濃度が高くなり、入浴中に浴水より上に出ている鼻や口から直接酸素濃度の高い空気を吸ったり、あるいは、洗い場で身体を洗っているときにも鼻や口から直接酸素濃度の高い空気を吸うことができて肺呼吸を楽にできて、快適に入浴や洗い操作ができる。また、ジェットバス装置2を運転して気泡を混入して浴槽1内に噴出する際に、酸素富化装置5で発生させた高酸素濃度の空気を空気取り込み口4から取り込んだ空気と混ぜて気泡として浴槽1内に供給できるので、比較的大きい気泡が水面まで上昇して入浴者の顔の近くで酸素濃度の高い空気として空気中に放出されることになって、入浴中に鼻や口の近くに効果的に酸素濃度の高い空気を供給して肺呼吸が楽になるものである。
しかも、上記のようなジェットバス装置2の運転中は、微細気泡発生装置3は運転していないので微細気泡発生装置3に酸素濃度の高い空気を供給する供給路6cは封水状態となっていると共に、バルブ8を閉じるので富化酸素供給口10に酸素濃度の高い空気を供給する供給路6bは閉じられて、ジェットバス装置2側に酸素濃度の高い空気を供給する供給路6aにのみ酸素濃度の高い空気が供給されて浴槽1の上面部に設けた空気取り込み口4から取り入れる空気と混合して気泡として浴槽1内に供給されるものであり、また、微細気泡発生装置3の運転中にはジェットバス装置2は運転していないのでジェットバス装置2に高酸素濃度の空気を供給する供給路6aは封水状態となっていると共に、ジェットバス装置2の空気取り込み口4よりも上方に位置する富化酸素供給口10から浴室9内に高酸素濃度の空気が供給されるものであり、したがって、共通の酸素富化装置5から簡単な配管構成でジェットバス装置2、微細気泡発生装置3、浴室9内空間に高酸素濃度の空気を供給することができると共に、浴槽1内の浴水が満水となっても、微細気泡発生装置3の運転時にジェットバス装置2の空気取り込み口4より高酸素濃度の空気が水と共に泡立つように溢れ出たり、異音を発生したりしない。
本発明は、上記のように、合理的な配管構成で、酸素富化装置から高酸素濃度の空気を微細気泡発生装置に供給することにより、高酸素濃度の空気を溶解させて微細気泡を発生させ、入浴中に身体の浴水中に浸かった部位における皮膚呼吸を促進し、入浴の快適度を上げると共に心肺機能の負担を軽減でき、更に、疲労回復できると共に皮膚の活性化が図れ、しかも、微細気泡発生装置の運転時には更に、バルブが開いて富化酸素供給口から浴室内に高酸素濃度の空気が供給されるので、浴室内の空間の酸素濃度が高くなり、入浴中に浴水より上に出ている鼻や口から直接酸素濃度の高い空気を吸ったり、あるいは、洗い場で身体を洗っているときにも鼻や口から直接酸素濃度の高い空気を吸うことができて肺呼吸を楽にできて、よりいっそう快適に入浴や身体を洗うことができる。また、ジェットバス装置を運転して気泡を混入して浴槽内に噴出する際に、高酸素濃度の空気を空気取り込み口から取り込んだ空気と混ぜて気泡として浴槽内に供給でき、比較的大きい気泡が水面まで上昇して入浴者の顔の近くで効果的に酸素濃度の高い空気が放出され、入浴中に鼻や口の近くに酸素濃度の高い空気を供給して肺呼吸を楽にして快適に入浴できるものである。しかも、共通の酸素富化装置から簡単な配管構成でジェットバス装置、微細気泡発生装置、浴室内空間に高酸素濃度の空気を供給することができると共に、浴槽内の浴水が満水となっても、微細気泡発生装置の運転時にジェットバス装置の空気取り込み口より高酸素濃度の空気が水と共に泡立つように溢れ出たり、異音を発生したりせず、入浴者に不快感を生じさせず、また、故障ではないかという心配を入浴者に与えず、快適な入浴ができる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
ユニットバスルームのような浴室9内の底部の防水床パンのような床12には浴槽1が設置してあり、この浴槽1には、浴槽1内から吸い込んだ浴水に空気を巻き込んだ気泡入りの浴水を浴槽1内に噴出するジェットバス装置2と、浴槽1内から吸い込んだ浴水に空気を巻き込んだ気泡入りの浴水を加圧し減圧して浴槽1内に微細気泡を発生させる微細気泡発生装置3とが設けてある。
微細気泡発生装置3は、吸入口13と、吐出口14と、循環管路15と、空気取り入れ部11を構成するエジェクター16と、循環ポンプ17と、溶解タンク18とで主体が構成してある。吸入口13は浴槽1の下部又は底部に設けてあり、浴槽1内の浴水を吸入するようになっている。また、吐出口14は浴槽1の下部又は底部に設けてあり、浴槽1内に微細気泡を含んだ浴水を吐出するようになっている。この吸入口13と吐出口14とは浴槽1外に配管した循環管路15により連通させてあり、循環管路15の途中には循環ポンプ17を配置してあり、循環ポンプ17を駆動することにより浴水を吸入口13から吸入して吐出口14から吐出させるようになっている。また、循環管路15には吸入口13と循環ポンプ17との間に位置するようにエジェクター16が設けてあり、循環ポンプ17の駆動により浴水がエジェクター16を通るとき空気を吸入して浴水に空気を混入するようになっている。循環ポンプ17と吐出口14との間で循環管路15には溶解タンク18を配置してあり、エジェクター16で混入した空気を浴水に溶解させるようになっている。この溶解タンク18内では蛇行した経路に浴水を通過させるなどして浴水に空気を溶解させるようになっており、吐出口14は空気が溶解した浴水を減圧して吐出させることで、溶解した空気が微細気泡となり、微細気泡を含んだ浴水を吐出させるようになっていおり、浴水が所謂ミルキー状になって入浴することができるようになっている。
ジェットバス装置2は、吸い込み口20と、噴出口21と、循環管路22と、ジェットポンプ23と、空気取り込み口4とで主体が構成してある。浴槽1の側壁又は底部に吸い込み口20を設けてあり、この吸い込み口20から浴槽1内の浴水を吸い込むようになっている。また、浴槽1の側壁又は底部に噴出口21を設けてあり、この噴出口21から比較的大きい気泡を含んだ浴水を浴槽1内に噴出するようになっている。吸い込み口20と噴出口21とは循環管路22により連通させてあり、循環管路22の途中にはジェットポンプ23を配置してあり、ジェットポンプ23を駆動することで吸い込み口20から吸い込んだ浴水を噴出口21から強く噴出するようになっている。浴槽1の上端面部にはフランジ24が設けてあり、このフランジ24には空気取り込み口4が設けてあり、この空気取り込み口4と噴出口21とを空気取り込み経路7である管により連通させてある。ここで、噴出口21にはエジェクター部を設けてあり、噴出口21から浴水を噴出することで空気取り込み口4から取り込んだ空気をエジェクター作用により浴水に巻き込み、比較的大きな気泡を含んだ浴水を浴槽1内に噴出するようになっている。
本発明においては上記ジェットバス装置2、微細気泡発生装置3、浴室9内に高酸素濃度の空気(富化酸素)を供給するための酸素富化装置5を設けてある。
酸素富化装置5は実施形態においては浴室9の天井26の上に設置してある。この酸素富化装置5は酸素富化膜と真空ポンプとで主体が構成してあり、真空ポンプで大気中の空気を取り入れて酸素富化膜に空気を通すことで酸素が富化された空気である高酸素濃度の空気(つまり富化酸素)を得ることができるようになっている。空気を酸素富化膜に通すとき、酸素と窒素とは減速するが、酸素は窒素の約2.5倍の速度で通過する。これにより通常の大気中の空気は窒素が78%、酸素が21%であったのが、酸素富化膜によって窒素が69%、酸素が30%の空気となり、高酸素濃度の空気が得られる。
この高酸素濃度の空気を発生させるための酸素富化装置5には発生させた高酸素濃度の空気を供給するための供給部25が設けてあり、この酸素富化装置5の供給部25に3つの供給路6a、6b、6cの各端部が連通接続してある。3つの供給路6a、6b、6cのうちの1つの供給路6aが添付図面に示すようにジェットバス装置2における空気取り込み口4又は該空気取り込み口4からの空気取り込み経路7に連通させてある。また、他の1つの供給路6bがバルブ8を介してジェットバス装置2における空気取り込み口4よりも上方位置において浴室9内に開口する富化酸素供給口10に連通させてある。更に、残りの1つの供給路6cが微細気泡発生装置3の空気取り入れ部11を構成するエジェクター16に連通させてある。
ここで、富化酸素供給口10から供給される高酸素濃度の空気を浴室9内の空間に供給するための富化酸素供給口10は上記のように浴槽1の上面部(フランジ24)に設けたジェットバス装置2における空気取り込み口4よりも上方において浴槽1内に開口するように設けてあるが、この場合、図1の実施形態のように天井26に富化酸素供給口10を設けて浴室9内に高酸素濃度の空気を供給するようにしてもよく、あるいは、図2の実施形態のように浴室9の壁27に富化酸素供給口10を設けて浴室9内に高酸素濃度の空気を供給するようにしてもよい。
ジェットバス装置2、微細気泡発生装置3、酸素富化装置5、バルブ8は制御部19からの制御信号により制御されるようになっており、ジェットバス装置2の運転を操作する操作スイッチ28を操作することで、ジェットバス装置2を運転し(この場合、微細気泡発生装置3は運転されない)、また、微細気泡発生装置3の運転を操作する操作スイッチ29を操作することで、微細気泡発生装置3を運転する(この場合、ジェットバス装置2は運転されない)ようになっている。つまり、操作スイッチ28、29のいずれかを選択的に操作することで、ジェットバス装置2と微細気泡発生装置3とを選択的に運転するようになっている。そして、微細気泡発生装置3を運転するとき、ジェットバス装置2を運転するときのいずれの場合も、酸素富化装置5を同時に運転し、また、ジェットバス装置2の運転時にバルブ8を閉じ且つ微細気泡発生装置3の運転時にバルブ8を開くように制御されるようになっている。
したがって、微細気泡発生装置3を運転する時は、酸素富化装置5で発生させた高酸素濃度の空気が供給路6cから微細気泡発生装置3に供給されると共にバルブ8が開となって富化酸素供給口10から浴室9内に供給される。この場合、ジェットバス装置2は運転していないので、浴槽1内の湯水が循環管路22から空気取り込み経路7に浴水が入り込み、浴槽1内における浴水の水位が供給路6aの空気取り込み口4又は空気取り込み経路7との連通部分よりも低い場合には供給路6aを通って空気取り込み口4から浴室9内に高酸素濃度の空気が供給されるが、浴槽1内における浴水の水位が供給路6aの空気取り込み口4又は該空気取り込み口4との連通部分よりも高い場合には供給路6aが封水状態となり、空気取り込み口4から空気が浴室9内に供給されない。
また、ジェットバス装置2を運転する時は、酸素富化装置5で発生させた高酸素濃度の空気が供給路6aからジェットバス装置2に供給される。この場合、バルブ8は閉じているので高酸素濃度の空気が供給路6b側には供給されず、富化酸素供給口10から浴室9内に供給されない。また、微細気泡発生装置3は運転していないので、浴槽1内の湯水が循環管路15から供給路6cに浴水が入り込み、供給路6cが封水状態となり、供給路6aからのみジェットバス装置2に高酸素濃度の空気が供給される。
しかして、操作スイッチ29を操作すると微細気泡発生装置3が運転されると共に酸素富化装置5が運転され、吸入口13から浴槽1内の浴水が吸い込まれ、この浴水がエジェクター16を通過することで、高酸素濃度の空気が供給路6cから浴水に混入され、この高酸素濃度の空気が混入された浴水が溶解タンク18に送られることで浴水に高酸素濃度の空気が溶解し、高酸素濃度の空気が溶解した浴水が吐出口14から減圧して吐出させられることにより、高酸素濃度の微細気泡を含んだ浴水がミルキー状となって吐出される。これにより入浴者の浴槽1の浴水内に浸かっている部位が高酸素濃度の微細気泡に包まれた状態となって温熱効果が得られ、また、高酸素濃度の空気の微細気泡で包まれるため入浴者の皮膚呼吸を促進でき、これにより、入浴者の快適度を上昇させると共に、心肺機能の負担を軽減でき、また、疲労回復(筋肉中の乳酸が酸素により分解される作用が促進される)されると共に皮膚の活性化がなされる。
ここで、酸素富化装置5から供給される高酸素濃度の空気の流量は微細気泡発生装置3で使用される流量よりも多く、余剰の高酸素濃度の空気はバルブ8が開いているため、供給路6bを経て富化酸素供給口10から浴室9内に供給されることになる。これにより浴室9内の空気の酸素濃度が上がり、肺呼吸を楽にすることができる。ここで、浴槽1内における浴水の水位が供給路6aの空気取り込み口4又は空気取り込み経路7との連通部分よりも低い場合には供給路6aを通って空気取り込み口4からも浴室9内に高酸素濃度の空気が供給され、この場合は、浴槽1の上面部のフランジ24部分に設けた空気取り込み口4から浴槽1内に入って入浴中の入浴者の顔の近くに直接高濃度酸素の空気が供給されることになって、より効果的に肺呼吸を楽にすることができる。この時、空気取り込み口4からは高酸素濃度の空気のみが浴室9内に供給され、浴槽1内の湯水が空気取り込み口4から溢れ出ることがなく、したがって、高酸素濃度の空気と共に浴槽1内の湯水が空気取り込み口4から泡立つようにして噴き出すと共に異音が発生するというような恐れがない。一方、浴槽1内における浴水の水位が供給路6aの空気取り込み口4又は空気取り込み経路7との連通部分よりも高い場合には供給路6aが封水状態となるので、空気取り込み口4から空気が出ることはない。したがって、浴槽1が満水状態となった場合に、フランジ24に設けた空気取り込み口4から空気が浴水と共に泡立つように溢れ出たり、異音を発生したりせず、入浴者に不快感を与えることなく、特に、空気取り込み口4から空気が浴水と共に泡立つように溢れ出ると、入浴者は故障したのではないかと不安になるが、このような不安を感じることなく快適に入浴ができるものである。ちなみに、酸素富化装置5から2リットル/minの高酸素濃度の空気が供給され、0.5リットル/minの高酸素濃度が微細気泡発生装置3に供給され、1.5リットル/minの高酸素濃度の空気が浴室9内に供給され、この場合、浴槽1内における浴水の水位が供給路6aの空気取り込み口4又は空気取り込み経路7との連通部分よりも高い場合に富化酸素供給口10から1.5リットル/minの高酸素濃度の空気が浴室9内に供給され、浴槽1内における浴水の水位が供給路6aの空気取り込み口4又は空気取り込み経路7との連通部分よりも低い場合に富化酸素供給口10と空気取り込み口4の両方で合計1.5リットル/minの高酸素濃度の空気が浴室9内に供給される。
一方、操作スイッチ28を操作するとジェットバス装置2が運転されると共に酸素富化装置5が運転され、浴槽1内の浴水が吸い込み口20から吸い込まれ、ジェットポンプ23を介して噴出口21から浴水が噴出されるが、噴出口21から浴水が噴出されるとき空気取り込み口4から空気を取り込んで噴出口21に設けたエジェクター部に供給すると共に、酸素富化装置5で生成された高酸素濃度の空気が供給路6aから空気取り込み口4又は該空気取り込み口4からの空気取り込み経路7を介して噴出口21に設けたエジェクター部に供給して、上記空気と高酸素濃度の空気とが混合されて浴水内に巻き込まれ、噴出口21から比較的大きな気泡を巻き込んだ浴水が噴出されて入浴者のマッサージができる。浴槽1内に噴出された高濃度酸素の気泡は、高酸素濃度の空気が入浴中の入浴者の顔面付近に漂い、肺呼吸を楽にして快適に入浴することができる。また、入浴者の顔面付近に漂った高酸素濃度の空気は次第に浴室9内に拡散して浴室9内の酸素濃度を高める。このため、洗い場で洗い操作をしている時も酸素濃度の高い空気中で洗い操作をすることになり、肺呼吸を楽にすることができる。
このジェットバス装置2運転中には、微細気泡発生装置3は運転していないので微細気泡発生装置3に酸素濃度の高い空気を供給する供給路6cは封水状態となっていると共に、バルブ8を閉じるので富化酸素供給口10に酸素濃度の高い空気を供給する供給路6cは閉じられるので、ジェットバス装置2側に酸素濃度の高い空気を供給する供給路6aにのみ酸素濃度の高い空気が供給されて浴槽1の上面部に設けた空気取り込み口4から取り入れる空気と混合して気泡として浴槽1内に供給される。ちなみに、酸素富化装置5から2リットル/minの高酸素濃度の空気が供給される場合、2リットル/minの高酸素濃度がすべてジェットバス装置2に供給され、上記のように、高濃度酸素の気泡は、高酸素濃度の空気の気泡として浴槽1内に噴出されて入浴者の顔面付近に漂い、更に、次第に浴室9内に拡散して浴室9内の酸素濃度を高める。
本発明の概略構成図である。 本発明の他の実施形態の概略構成図である。
符号の説明
1 浴槽
2 ジェットバス装置
3 微細気泡発生装置
4 空気取り込み口
5 酸素富化装置
6a 供給路
6b 供給路
6c 供給路
7 空気取り込み経路
8 バルブ
9 浴室
10 富化酸素供給口
11 空気取り入れ部

Claims (1)

  1. 浴槽内から吸い込んだ浴水に空気を巻き込んだ気泡入りの浴水を浴槽内に噴出するジェットバス装置と、浴槽内から吸い込んだ浴水に空気を溶解させると共に空気を溶解させた浴水を浴槽内に吐出して微細気泡を発生させる微細気泡発生装置を設け、上記ジェットバス装置と微細気泡発生装置とを選択的に運転するようにした浴槽において、ジェットバス装置の空気取り込み口を浴槽の上端面部に設け、高酸素濃度の空気を発生させるための酸素富化装置に発生させた高酸素濃度の空気を供給するための3つの供給路を接続し、3つの供給路の1つをジェットバス装置における空気取り込み口又は該空気取り込み口からの空気取り込み経路に連通させ、他の1つの供給路をバルブを介してジェットバス装置における空気取り込み口よりも上方位置において浴室内に開口する富化酸素供給口に連通させ、残りの1つの供給路を微細気泡発生装置の空気取り入れ部に連通させ、ジェットバス装置の運転時にバルブを閉じ且つ微細気泡発生装置の運転時にバルブを開くことを特徴とする気泡発生浴槽。
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