JP2005317227A - 圧接挟持型コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 予期しない衝撃や振動が作用した場合であっても、圧接挟持型コネクタに用いられているコイルスプリングに過度の圧縮力が作用しないようにする。
【解決手段】 厚さ方向に配向された貫通孔を有する絶縁性のハウジングの各貫通孔の少なくとも一端部に導電ピンが装填され、前記導電ピンに設けたフランジ部が前記貫通孔の一端部に設けられた小径部に係合して前記導電ピンの少なくとも一部が前記貫通孔内に収納された状態を維持し、前記貫通孔内に、一端が前記フランジ部に係合して前記導電ピンを前記貫通孔外方に弾発的に押圧する導電性のコイルスプリングが装填され、かつ、前記導電ピンに設けられたフランジ部下方の、前記貫通孔内部分の長さが、前記コイルスプリングが圧縮された場合でもその各巻線が前記貫通孔内で相互に接触しないように保つに足る長さを有することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、圧接挟持型コネクタに関し、特には内部に配されたコイルスプリングが過圧縮されないようにしたタイプの圧接挟持型コネクタに関する。
各種電子機器において相互に対向配置された一対の基板上の電子回路間を弾性接触により相互に導通させて信号伝達するものとして、電気接続用コネクタピンがあり、この電気接続用コネクタピンを改良発展させたものとして、本発明者はいくつかのタイプの圧接挟持型コネクタを提案している(特許文献1〜特許文献4参照)。
特開2002−100431号公報 特開2002−158052号公報 特開2002−158053号公報 特願2003−073769号
電気接続用コネクタピンを改良した一つのタイプの圧接挟持型コネクタ(特許文献1)は、図5に示すように、対向する回路基板37の電極の間に挟持される圧接挟持型コネクタ31であって、厚さ方向に配向された複数の貫通孔32を有する絶縁性のハウジング33と、キャップ34と、栓35と、略円錐形状に形成された導電性のスプリング素子36とからなるものであって、キャップ34は貫通孔32の一端に装着され、キャップ34の内底に円錐状のスプリング素子36の底部が当接し、栓35は、その縊れ部を介してスプリング素子36の先端部に装着されてスプリング素子36の弾発力でハウジング33の表面から突出するように配置されているものである。なお、貫通孔32のキャップ34が装着されていない側の端部の径は絞られているので、スプリング素子36はハウジング33から抜け落ちることがない。
このタイプの圧接挟持型コネクタは、栓35に設けた円環状の縊れ部にスプリング素子36の端部を係合させることによって、栓35の長さを小さくすることが可能であって、スプリング素子36のほぼ全長が栓35の出没ストロークとすることができ、また、面接触の摺動接触部がないので栓35の出没に必要な押圧力を小さくできる特徴がある。
しかし、このタイプの圧接挟持型コネクタは、スプリング素子36の相当大きな部分がハウジング33から突出しているので、実装・移動・保管等の際にその突出部分が不慮の外力等によって伸びて変形したり、スプリング素子36に嵌められた栓35がスプリング素子36から外れてしまうことが見られることがあった。
電気接続用コネクタピンを改良した別のタイプの圧接挟持型コネクタ(特許文献2)は、図6に示すように、絶縁性の上下二つのハウジング38と、このハウジング38の厚さ方向に設けられる複数の貫通孔39と、各貫通孔39にハウジング38の一面側からスライド可能に嵌められる略キャップ状の導電トーピン40と、各貫通孔39にハウジング38の他面側からスライド可能に嵌められて導電トーピン40内に嵌まる導電ピン41と、各貫通孔39に嵌められて導電トーピン40の開口端部42に接触し、導電ピン41に貫通固着されるスプリング43とを含んでなる圧接挟持型コネクタ44である。
図示上側のハウジング38の貫通孔39は一段の貫通孔であり、図示下側のハウジング38の貫通孔39は二段の貫通孔となっている。上側のハウジング38の貫通孔39の端部と下側のハウジング38の貫通孔39の小径の貫通孔とによって、導電トーピン40は、ハウジング内に上下動可能に閉じこめられる。そして、スプリング43の付勢力で導電トーピン40と導電ピン41とをハウジング38からそれぞれ突出させるようになっている。
この図6に示す圧接挟持型コネクタは、電子回路基板に実装することができる。そして、例えば金メッキされた導電性の銅、真鍮、アルミニウム、導電性エラストマー等を用いたピンからなる導電ピン41の端部は、所定の角度で尖った形、円錐や角錐等の鋭利な形に形成して、接続されるべき電極のハンダの酸化膜を破壊して良好な導通を得ることが可能になる。そして、導電トーピン40と導電ピン41とが周面で常時直接接触し、最短の導通経路を形成するので、導通経路を短縮してインダクタンスの著しい低下、すなわち高周波特性を実現することができ、加えて導電ピン41の全長を短くすることもできる。
しかし、導電トーピン40と導電ピン41とが周面で摺動接触するために、電極相互を導通させるための接触に必要な押圧力は高めになる。また、導電ピン41がスプリング43のコイル内部に抜け止め状に貫通されるため、スプリング全長に比して導電ピンの出没ストロークが比較的小さくなる傾向がある。
このタイプの圧接挟持型コネクタの変形例(特許文献3)としては、図示は省略するが、導電ピンにフランジを設け、ハウジングに設けた貫通孔の端部の小径部に係合させて、導電ピンがハウジングから脱離することを抑えているものである。
スプリング素子の変形やスプリング素子からの栓の離脱・損傷の心配のない圧接挟持型コネクタとして、図6に示す圧接挟持型コネクタをさらに改良した圧接挟持型コネクタ(特許文献4)としては、図7に示すようなものを提案している。
図7に示す圧接挟持型コネクタは、典型的には、導電ピン45、導電プレート46、コイルスプリング47、絶縁性のハウジング48からなるもので、導電ピン45にはフランジ部49が、ハウジング48には貫通孔50が形成されている。貫通孔50の一端は小径部51となっており、ハウジング48の貫通孔50内に収納された導電ピン45のフランジ部49は、貫通孔50の小径部51の部分の段差に係合して、導電ピン45はハウジング48から離脱しないようになされており、導電ピン45の頭部は、ハウジング48から突出可能となっている。
ハウジング48の他端側は、導電プレート46で封止される。導電プレート46には、ハウジング48の貫通孔50に対応する半径の円筒部52が設けられており、円筒部52がハウジング48の貫通孔50内に圧入嵌合され、その際に、円筒部52の外周に設けられた突出部53がハウジング48の貫通孔50の内壁に設けられた係合凹部54と係合して、固定される。
このタイプの圧接挟持型コネクタは、導電プレートを用いずに、コイルスプリングの両端に導電ピンを配するバリエーションもある。
このタイプの圧接挟持型コネクタは、コイルスプリングの破損・変形の虞を無くすことができ、また、押圧に要する荷重を低下することができ、安定した接続が可能となり、被接続電極へのダメージを大幅に低減することができた。
しかし、このタイプのものを含めて、従来の圧縮挟持型コネクタは、これが組み込まれた電子機器等の輸送中の衝撃・振動や、電子機器等の使用中の取り落とし等に基づく衝撃等によって、圧縮挟持型コネクタに用いられるコイルスプリングに過負荷が作用したときに、コイルスプリングにヘタリが生ずることがあり、導電ピンが元の位置に戻らなくなって、電極間の導通が回復しないことが生ずることが偶にあることが分かった。
この現象は、コイルスプリングが過度に圧縮され、コイルスプリングの隣接する巻回線が相互に接触することによって、塑性変形することがあることに起因するものであることが分かった。
本発明は、上記の問題点を解決するものであって、圧接挟持型コネクタが組み込まれた電子機器等の輸送中なり、使用中なりに予期しない衝撃や振動が作用した場合であっても、圧接挟持型コネクタに用いられているコイルスプリングに過度の圧縮力が作用しないようにすることを課題とする。
本発明の圧接挟持型コネクタは、厚さ方向に配向された貫通孔を有する絶縁性のハウジングの各貫通孔の少なくとも一端部に導電ピンが装填され、前記導電ピンに設けたフランジ部が前記貫通孔の一端部に設けられた小径部に係合して前記導電ピンの少なくとも一部が前記貫通孔内に収納された状態を維持し、前記貫通孔内に、一端が前記フランジ部に係合して前記導電ピンを前記貫通孔外方に弾発的に押圧する導電性のコイルスプリングが装填され、かつ、前記導電ピンに設けられたフランジ部下方の、前記貫通孔内部分の長さが、前記コイルスプリングが圧縮された場合でもその各巻線が前記貫通孔内で相互に接触しないように保つに足る長さを有することを特徴とする。
前記導電ピンが前記コイルスプリングの両端に配置されたものであることができる。
本発明によれば、導電ピンのフランジ部から延びるコイルスプリング側の長さ(高さ)を調節設定しているので、予期せぬ衝撃・振動等によってコイルスプリングが大きく圧縮された状態に至っても、導電ピンの底部と導電キャップ、あるいは導電ピンの底部同士が接触した状態までで、コイルスプリングの各巻回線が相互に直接接触することがないので、コイルスプリングの弾発力が当初に設定した値から大きく減少することが無く、電子機器等の電極間の導通が不安定になったり、導通不良となることが無く、信頼され得る安定したコネクタが実現できる。
本発明は、特許文献4に示される圧接挟持型コネクタをさらに改良するものである。
図面に基づいて、本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の圧接挟持型コネクタの一実施の形態を示す図で、(a)は装填前の状態を示す図であり、(b)は過圧縮された状態を示す図である。図1に示す本発明の圧接挟持型コネクタの一実施の形態の変形例を示す図である。
図3は、本発明の圧接挟持型コネクタの他の実施の形態を示す図で、(a)は装填前の状態を示す図であり、(b)は過圧縮された状態を示す図である。図4は、図3に示す本発明の圧接挟持型コネクタの他の実施の形態の変形例を示す図である。
図1に示すように、本発明の第1の実施の形態の圧縮挟持型コネクタ1は、絶縁性樹脂製のハウジング2の厚さ方向に配向させて設けられた貫通孔3内に導電ピン4、コイルスプリング5、導電キャップ6が配置されている。
導電ピン4は、先端側が先端柱状部7、後端側が後端柱状部8となっており、先端柱状部7と後端柱状部8との間にフランジ部9が形成されている。
貫通孔3の一端には、小径部10が形成されており、その小径部10が、導電ピン4に設けられたフランジ部9と係合し、導電ピン4がハウジング2から導電ピン4の先端側に抜け出すことが阻止されている。
貫通孔3の他端は、拡径部11となっており、その拡径部11内に導電キャップ6が、圧入等により、固定されている。単なる圧入に限らず、拡径部11の内径と導電キャップ6の外面との間で、係合凹凸部を相互に形成することもできることは勿論である。
導電キャップ6は、中空柱状部12と、中空柱状部12の一端側を閉塞する底部13からなる。
貫通孔3の拡径部11の肩と導電キャップ6の中空柱状部12の開放側端部とが係合して、導電キャップ6の押入位置が決められている。
本発明の第1の実施の形態の圧縮挟持型コネクタ1は、図1(a)に示すように、電子機器等(図示せず)へ実装するまでは、導電ピン4は、コイルスプリング5の弾発力で導電ピンのフランジ部9がハウジング2の小径部10に押圧されて、相互に離間し、ハウジング2から突出している。
圧縮挟持型コネクタ1は、電子機器等に実装された場合には、コイルスプリング5の弾発力に抗して、所定のストローク分押し下げられて、電子機器等の電極間が、導電ピン4、コイルスプリング5、導電キャップ6を介して電気的に接続される。
圧縮挟持型コネクタの保管・移送・実装等の際、また、圧縮挟持型コネクタが組み込まれた電子機器等の保管・移送等の際などの予期せぬ衝撃や振動により、さらには、圧縮挟持型コネクタが組み込まれた電子機器等の使用中等の取り落とし等による予期せぬ衝撃等により、コイルスプリングに過剰な圧縮力が加わることがあり得る。
図1(a)において、予期せぬ衝撃等が作用して、コイルスプリング5が圧縮された場合、本発明では、導電ピン4の後端柱状部8が図7の導電ピン45に比して長く設定されているので、図1(b)に示すように、コイルスプリング5の各巻回線が相互に接触・押圧しあう前に、後端柱状部8と導電キャップ6とが接触して、コイルスプリング5のそれ以上の圧縮が阻止される。したがって、コイルスプリング5の変形・破損等が生ずることがなく、コイルスプリング5のコイル弾性を弱めることがない。
本発明の第1の実施の形態においては、導電ピン4のフランジ部9と導電キャップ6の底部13とによるコイルスプリング5の過圧縮を防止するのであるから、図1に示す態様に限られず、例えば図2に示すように、導電キャップ6の底部13に突き当たり突出部14を設ける態様であっても良い。導電ピン4の後端柱状部8の長さと導電キャップ6の底部13に設ける突き当たり突出部14の長さの比は、適宜設定することが出来る。
本発明の他の実施の形態を、図3に示す。
図3に示すように、本発明の他の実施の形態である第2の実施の形態の圧縮挟持型コネクタ15は、絶縁性樹脂製の二つのハウジング16、16の厚さ方向に配向させて設けられた貫通孔17内の両端に導電ピン18、18、導電ピン18、18を弾発力で離間させるコイルスプリング19が配置されている。
導電ピン18は、先端側(回路基板の電極側)が電極側柱状部20、後端側(ハウジング16内部でコイルスプリング19側)が内側柱状部21となっており、電極側柱状部20と内側柱状部21との間にフランジ部22が形成されている。
貫通孔17の一端には、小径部23が形成されており、その小径部23が、導電ピン18に設けられたフランジ部22と係合し、導電ピン18がハウジング16から抜け出すことが阻止されている。
本発明の第2の実施の形態の圧縮挟持型コネクタ15は、図3(a)に示すように、電子機器等(図示せず)へ実装するまでは、導電ピン18は、コイルスプリング19の弾発力で導電ピン18のフランジ部22がハウジング16の小径部23に押圧されて、相互に離間し、ハウジング16から突出している。
圧縮挟持型コネクタ15は、電子機器等に実装された場合には、コイルスプリング19の弾発力に抗して、所定のストローク分押し下げられて、電子機器等の電極間が、導電ピン18、コイルスプリング19、導電ピン18を介して電気的に接続される。
圧縮挟持型コネクタの保管・移送・実装等の際、また、圧縮挟持型コネクタが組み込まれた電子機器等の保管・移送等の際などの予期せぬ衝撃や振動により、さらには、圧縮挟持型コネクタが組み込まれた電子機器等の使用中等の取り落とし等による予期せぬ衝撃等により、コイルスプリングに過剰な圧縮力が加わることがあり得る。
図3(a)において、予期せぬ衝撃等が作用して、コイルスプリング19が圧縮された場合、本発明では、導電ピン18、18の電極側柱状部20が図7の導電ピン45に比して長く設定されているので、図3(b)に示すように、コイルスプリング19の各巻回線が相互に接触・押圧しあう前に、内側柱状部21、21が接触して、コイルスプリング19のそれ以上の圧縮が阻止される。したがって、コイルスプリング19の変形・破損等が生ずることがなく、コイルスプリング19のコイル弾性を弱めることがない。
本発明の第2の実施の形態においては、導電ピン18、18のフランジ部22、22によるコイルスプリング19の過圧縮を防止するのであるから、導電ピン18、18の内側柱状部21、21は、図示のように、等長であっても良いし、長さを相互に異ならせても良い。
また、導電ピン18、18の内側柱状部21、21の先端は、図3に示すような、平面状であるものに限られず、例えば図4に示すように、相互に嵌合するような凹凸状の面24、24とすることもできる。例えば、図示例の他、カップアンドコーンのようにすることもできる。また、図示は省略するが、内側柱状部21、21の先端部分を拡形状とすることもでき、そうすることによって、確実な接触と内側柱状部の軽量化とを同時に満足させることもできる。
導電ピンが回路基板等の電極と当接する先端柱状部ないし電極側柱状部の先端形状は、図示のように、半球状でも良いし、基本的に平面状でも良いし、尖頭状をなすものであっても良い。
導電ピンは、例えば金メッキされた銅あるいは真鍮などの銅合金、導電性エラストマー等を用いて作製されること、コイルスプリングは、例えば直径30〜200μm、好ましくは50〜100μmの金属細線が等ピッチ(例えば、0.4mm)で巻回されることで略円筒状を呈した弾性のコイル状に形成され、このコイルスプリングを形成する金属細線としては、リン青銅、銅、ベリリウム銅、ばね鋼、硬鋼、ステンレス鋼、ピアノ線材等の金属線、あるいはこれらの金属線に金メッキした金属細線があげられること、ハウジングは、長方形、正方形、多角形、楕円形、小判形等に形成することができ、ハウジングに設ける貫通孔は、単数でも、複数一列でも、複数個の列が並行に複数列でも、個々の貫通孔が平面状に千鳥状に配列されても良いこと、絶縁性のハウジングは、耐熱性、寸法安定性、成形性等に優れる汎用のプラスチック(例えば、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート、ポリプロピレン、塩ビ、ポリエチレン等)を使用して成形され、これらの材料の中でも、加工性やコスト等を考慮すると、ポリアミド樹脂が最適であること、等は、本発明のベースとなる特許文献4に開示された事項を踏襲する。
本発明により、圧接挟持型コネクタのコイルスプリングに変形・破損を起こさせるような予期せぬ衝撃・振動に対する安全策が実現したので、各種電子機器等の安定的、耐久性の面での寄与が大きい。
本発明の圧接挟持型コネクタの一実施の形態を示す図で、(a)は装填前の状態を示す図であり、(b)は過圧縮された状態を示す図である。 図1に示す本発明の圧接挟持型コネクタの一実施の形態の変形例を示す図である。 本発明の圧接挟持型コネクタの他の実施の形態を示す図で、(a)は装填前の状態を示す図であり、(b)は過圧縮された状態を示す図である。 図3に示す本発明の圧接挟持型コネクタの他の実施の形態の変形例を示す図である。 従来の圧接挟持型コネクタを示す説明図である。 従来の別のタイプの圧接挟持型コネクタを示す説明図である。 従来のさらに別のタイプの圧接挟持型コネクタを示す説明図である。
符号の説明
1:圧縮挟持型コネクタ
2:(絶縁性樹脂製の)ハウジング
3:貫通孔
4:導電ピン
5:コイルスプリング
6:導電キャップ
7:(導電ピンの)先端柱状部
8:後端柱状部
9:(導電ピンの)フランジ部
10:小径部
11:拡径部
12:(導電キャップの)中空柱状部
13:(導電キャップの)底部
14:突き当たり突出部
15:(本発明の他の実施の形態の)圧縮挟持型コネクタ
16:ハウジング
17:貫通孔
18:導電ピン
19:コイルスプリング
20:電極側柱状部
21:内側柱状部
22:フランジ部
23:小径部
24:凹凸状の面
31:圧接挟持型コネクタ
32:貫通孔
33:ハウジング
34:キャップ
35:栓
36:スプリング素子
37:回路基板
38:ハウジング
39:貫通孔
40:導電トーピン
41:導電ピン
42:開口端部
43:スプリング
44:圧接挟持型コネクタ
45:導電ピン
46:導電プレート
47:コイルスプリング
48:ハウジング
49:(導電ピンの)フランジ部
50:貫通孔
51:(貫通孔の)小径部
52:円筒部
53:突出部
54:係合凹部

Claims (2)

  1. 対向する電極の間に挟持される圧接挟持型コネクタであって、厚さ方向に配向された貫通孔を有する絶縁性のハウジングの各貫通孔の少なくとも一端部に導電ピンが装填され、前記導電ピンに設けたフランジ部が前記貫通孔の一端部に設けられた小径部に係合して前記導電ピンの少なくとも一部が前記貫通孔内に収納された状態を維持し、前記貫通孔内に、一端が前記フランジ部に係合して前記導電ピンを前記貫通孔外方に弾発的に押圧する導電性のコイルスプリングが装填され、かつ、前記導電ピンに設けられたフランジ部下方の、前記貫通孔内部分の長さが、前記コイルスプリングが圧縮された場合でもその各巻線が前記貫通孔内で相互に接触しないように保つに足る長さを有することを特徴とする圧接挟持型コネクタ。
  2. 前記導電ピンが前記コイルスプリングの両端に配置された請求項1に記載の圧接挟持型コネクタ。
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