JP2005313688A - エアバッグ - Google Patents

エアバッグ Download PDF

Info

Publication number
JP2005313688A
JP2005313688A JP2004131510A JP2004131510A JP2005313688A JP 2005313688 A JP2005313688 A JP 2005313688A JP 2004131510 A JP2004131510 A JP 2004131510A JP 2004131510 A JP2004131510 A JP 2004131510A JP 2005313688 A JP2005313688 A JP 2005313688A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
airbag
compartment
protection chamber
occupant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004131510A
Other languages
English (en)
Inventor
Aki Yokoyama
亜紀 横山
Juichi Umehara
寿一 梅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Plast Co Ltd filed Critical Nihon Plast Co Ltd
Priority to JP2004131510A priority Critical patent/JP2005313688A/ja
Priority to US10/961,045 priority patent/US7384062B2/en
Priority to ES04024787.6T priority patent/ES2325833T5/es
Priority to EP04024787.6A priority patent/EP1559620B2/en
Priority to DE602004020862T priority patent/DE602004020862D1/de
Publication of JP2005313688A publication Critical patent/JP2005313688A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Air Bags (AREA)

Abstract

【課題】サイドエアバッグにより乗員を安定して支持する。
【解決手段】2枚の基布31,32を重ね合わせたエアバッグ14を、隔壁36により区画し、腰部保護室41と胸部保護室42とを形成する。胸部保護室42に、ガスを案内するガス案内手段44を形成する。ガス案内手段44は、表裏の基布31,32を縫着して形成し、ガス導入部43から胸部保護室42に導入したガスを優先的に胸部保護室42の上部の乗員の肩部A2に対向する位置に案内する。エアバッグ14は、腰部A1と肩部A2との2点で乗員を安定して支持できる。大きな反力で腰部A1を押動するように支持しても、乗員の上半身が傾くように動くことはなく、安定した姿勢に支持できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、自動車の乗員の側方に展開するエアバッグ装置のエアバッグに関する。
従来、自動車の乗員の側方にエアバッグを展開し、側面衝突時に乗員を保護する側突用のエアバッグ装置が知られている。
そして、この種のエアバッグ装置として、座席の側部に収納され、乗員とドアとの間に展開して、乗員の側部を保護するサイドエアバッグと呼ばれるエアバッグ装置が知られている。このエアバッグ装置は、袋状のエアバッグと、このエアバッグの後側部に収納されてガスを供給するインフレータを備えているとともに、乗員の適正な保護を図り、エアバッグの内側は複数の分室に区画されている。
例えば、乗員の胸部を保護する分室と、この分室の下側に位置して乗員の腰部を保護する分室とを備え、これら分室の圧力を互いに異ならせた構成が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、例えば、乗員の頭部を保護する分室と、乗員の胸部を保護する分室とを備えるとともに、ガスをエアバッグすなわち頭部の上端側に送るダクトを備え、エアバッグを迅速に起立させることを図った構成が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2000−177527号公報 特開2000−85515号公報
エアバッグを迅速に展開させて、乗員の所定位置を支えるとともに、乗員を安定して支持できる構成が求められている。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、乗員の側方に展開して乗員を安定して支持できるエアバッグを提供することを目的とする。
請求項1記載のエアバッグは、乗員の腰部の側方に展開する第1の分室と、この第1の分室の上側に位置して乗員の側方に展開する第2の分室と、この第2の分室に導入されたガスを乗員の肩部に対向する位置に案内するガス案内手段とを具備したものである。
そして、この構成では、乗員の腰部と肩部とに対向してエアバッグを迅速に展開させることにより、乗員が安定して支持される。
請求項2記載のエアバッグは、請求項1記載のエアバッグにおいて、第1の分室と第2の分室とを区画する隔壁と、この隔壁の端部に対向し、ガスが供給されるとともに、前記第1の分室に直接的に連通するガス導入部とを具備したものである。
そして、この構成では、乗員の腰部に対向する第1の分室を迅速かつ十分に展開させて、比較的質量のある腰部を大きな反力で安定して支持するとともに、ガス案内手段でガスを案内して第2の分室の肩部に対向する部分を迅速に展開させることにより、第1の分室が展開する反動で乗員が傾動することが抑制され、乗員が安定して支持される。
請求項3記載のエアバッグは、請求項1または2記載のエアバッグにおいて、第2の分室の外殻を構成する2枚の基布を備え、ガス案内手段は、これら基布を互いに縫着して形成されたものである。
そして、この構成では、ガス案内手段が容易に形成され、エアバッグの構造が簡略化され、製造コストの低減が可能になる。
請求項4記載のエアバッグは、請求項1または2記載のエアバッグにおいて、第2の分室の外殻を構成する2枚の基布を備え、ガス案内手段は、これら基布を互いに連結し、互いの離間寸法を規制する連結手段を備えて構成されたものである。
そして、この構成では、ガス案内手段が、エアバッグの展開時の寸法を規制する手段と兼用され、エアバッグの構造が簡略化され、製造コストの低減が可能になる。
本発明のエアバッグによれば、乗員の腰部と肩部とに対向してエアバッグを迅速に展開させることにより、乗員腰部と肩部とで安定して支持できる。
以下、本発明のエアバッグの一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1及び図2において、11はエアバッグ装置で、このエアバッグ装置11は、被取付部材である自動車の座席Sに取り付けられて、座席Sに着座した被保護物である乗員と対向物である車体のドアとの間に膨張展開して乗員を保護するいわゆるサイドエアバッグを構成している。なお、乗員はダミーAにより示し、このダミーAは、腰部A1と肩部A2とを備えている。
そして、このエアバッグ装置11は、ガスを発生させ噴射するインフレータ12と、このインフレータ12が供給するガスにより膨張展開する袋状のエアバッグ14と、これらインフレータ12とエアバッグ14とを連結して座席に固定する固定具16と、これら部材を収納するカバーである図示しない樹脂製のケース体となどを備えている。
そして、インフレータ12は、略円柱状の本体部20を備え、この本体部20の一端側である下端部にガス噴射部21が設けられている。そして、このインフレータ12は、図示しないコネクタに点火信号が流れることにより、内部に充填した推進薬を反応させ、あるいは内部のボンベに貯留したガスを開放などして、第1のガス噴射部の周面に設けた複数の孔部からガスを噴射する。
また、固定具16は、板金を折曲形成したリテーナ本体部16aと、このリテーナ本体部16aに溶接などして固着された取付手段であるボルト16bとを備え、リテーナ本体部16aでインフレータ12の本体部20を保持し、エアバッグ14を貫通するボルト16bで座席Sに固定されている。さらに、この固定具16には、ガス噴射部21に対向してリテーナ側ガス案内部16cが設けられ、このリテーナ側ガス案内部16cにより、所定の分配率でガスを上下に分配する。また、このリテーナ側ガス案内部16cは、例えば傾斜した板状に形成されている。
また、エアバッグ14は、1枚あるいは複数枚の基布を縫合して構成され、本実施の形態では、主として互いに略同型の2枚の基布31,32を重ね合わせ、部品挿入部となる後側の開口部33の部分を除いて外周部近傍を縫合部35で縫い合わせることにより、偏平な袋体の外殻が構成されている。そして、この袋体の内側には、前端部である基端部が縫合部35に重なる線分状の隔壁36が形成され、この隔壁36により、この隔壁36の下側に位置する分室である第1の分室としての腰部保護室41と、隔壁36の上側に位置する分室である第2の分室としての胸部保護室42とが略気密に区画形成され、いわゆる2チャンバータイプのエアバッグ14が構成されているとともに、隔壁36の開口部33側の端部36dに臨み、ガス導入部4
3が形成されている。すなわち、隔壁36により、腰部保護室41と胸部保護室42とが略気密に区画されているとともに、これら腰部保護室41と胸部保護室42とは、ガス導入部43のみを介して互いに連通している。
また、この隔壁36は、単に基布同士を縫い合わせて形成することもできるが、本実施の形態では、上端部を折り線36aとした細長矩形状の中間基布36bの両側縁近傍を、縫合線36cで長手方向に沿ってそれぞれ基布に縫合することにより、若干のまちを有し、すなわちエアバッグ14が所定の幅寸法で偏平に展開するように形成されている。
さらに、胸部保護室42には、ガスを案内するガス案内手段44が形成されている。このガス案内手段44は、表裏の基布31,32を縫着して形成され、本実施の形態では、上下に延びる2条の縫製部45と、この縫製部45の上下の縁部を円形に囲んで保護する保護縫製部46とにより構成され、ガス導入部43から胸部保護室42に導入されたガスを優先的に胸部保護室42の上部、すなわち乗員の肩部A2に対向する位置に案内するもので、エアバッグ14の後側の縫合部35との間に、いわばバイパスあるいは導管構造を形成している。
また、胸部保護室42には、このガス案内手段44の他に、エアバッグ14の両側方向の展開寸法を規制する規制部48が、例えば表裏の基布31,32を縫着して形成されている。
さらに、これらの基布には、必要に応じて防炎布などとも呼ばれる補強布が重ねて縫い合わされている。
そして、このエアバッグ装置11は、インフレータ12と固定具16とを組み合わせた組立体を構成し、この組立体をエアバッグ14に挿入するとともにボルト16bをエアバッグ14の外部に引き出し、適宜の状態にエアバッグ14を折り畳んで組み立てられる。この状態で、インフレータ12のガス噴射部21は、リテーナ側ガス案内部16cに対向するとともに、エアバッグ14のガス導入部43に配置されている。そして、このエアバッグ装置11は、図示しないケースに収納した上で、座席Sの側部に収納し、ナットなどを用いて、固定具16のボルト16bを座席Sのフレームなどに固定することにより、エアバッグ装置11が自動車の座席に取り付けられる。さらに、このエアバッグ装置11のインフレータ12のコネクタは、図示しないハーネスを介して、車両側に備えられた制御手段としての制御装置に接続される。この制御装置は、CPUを備えるとともに、単数あるいは複数のセンサが接続され、乗員や衝突の状態に応じてインフレータ12を起動させる点火信号を送る。そして、センサは、必要に応じて、乗員の体型や姿勢を検知するものとして、CCDカメラ、シートに内蔵された体重(ウェイト)センサ、及びシートの前後位置やリクライニング状態を検出するシートスライドリクライニングセンサなどを備えている。また、センサは、衝突の状態を検知するものとして、車体側面に衝突検知センサを備えている。
そこで、車両が側面衝突などの衝撃を受けると、各センサのセンシング信号に基づき、制御手段は、乗員の保護に適切な状態でインフレータ12を起動し、ガス噴射部21からガスを噴射する。すると、このガスの圧力により、エアバッグ14はカバーを開いて座席から突出し、乗員とドアパネルとの間に膨張展開する。
そして、インフレータ12のガス噴射部21からガスが噴射された際、このガスは、まず、リテーナ側ガス案内部16cにより案内されて所望の分配率で上下に分配され、下方に向かう主流と、上側に向かう副流となる。そして、主流は腰部保護室41に、副流は胸部保護室42に、それぞれ直接的に同時に供給され、これら保護室41,42を互いに異なる反力で膨張展開させる。この時、主流は副流よりも流量が多く、かつ、腰部保護室41は胸部保護室42よりも容積が小さいため、腰部保護室41は胸部保護室42よりも迅速にかつ大きな反力を有して展開し、比較的に質量の大きい腰部A1を迅速かつ確実に支え、ダミーAが支持される。一方、副流は主流よりも流量が少なく、かつ、胸部保護室42は腰部保護室41よりも容積が大きいが、胸部保護室42に供給されたガスは、ガス案内手段44により上部に優先して迅速に案内され、ダミーAの肩部A2に対向する位置を迅速に展開させる。
このように、本実施の形態によれば、ガスの流れをより最適化し、エアバッグ14は、腰部A1の骨の位置と肩部A2の骨の位置との2点でダミーAを安定して支持することができる。そして、質量の大きい腰部A1を十分に支持するためには、大きなガス圧で腰部保護室41の反力を十分に大きくする必要があるが、肩部A2の周辺を迅速に支持しているため、大きな反力で腰部A1を押動するように支持しても、ダミーAの上半身が傾くように動くことはなく、安定した姿勢に支持できる。
また、特殊なインフレータを用いる必要がなく、ガス案内手段44は、表裏の基布31,32を縫着して形成されているため、構造を簡略化でき、製造コストを低減できるとともに、エアバッグ14の軽量化や小形化が容易になる。
なお、上記の実施の形態では、ガス案内手段44は、基本的には上下に延びる縫製部45により形成し、優先的に上側にガスを案内するとともに、一部は、縫製部45の下側から胸部保護室42に供給する構成としたが、この構成に限られず、ガス案内手段44にガス分配口を形成し、あるいは、下側部を閉塞し、また、ガス案内手段44を連結手段と兼用するなど、適宜の構成をとることもできる。
例えば、図3に示すように、ガス案内手段44を、互いに離間した複数の縫製部45で構成することもできる。この構成では、各縫製部45の端末部は、それぞれ下流側となる前方に向かって屈曲されるとともに、それぞれ保護縫製部46が形成されている。そして、これら縫製部45同士の間が、胸部保護室42内でガスを分配するガス分配口51として設定されている。
また、図4に示すように、ガス案内手段44を、エアバッグ14の展開時の寸法を規制する連結手段53と兼用することもできる。すなわち、連結手段53は、吊りひもあるいはテザーなどとも呼ばれるもので、この実施の形態では、各基布31,32と同様の基布にて形成され、両側部がそれぞれ縫合部54により各基布31,32に連結されて、これら基布31,32同士の離間寸法を規制している。そして、この構成では、エアバッグ14の展開時の寸法を所定の寸法に規定する部材と、ガスを案内する部材とが兼用され、構造が簡略化されて、製造コストの低減が容易になる。
また、インフレータ12あるいは固定具16などについても、適宜の構成を採ることができる。
例えば、図5に示すように、インフレータ12は、1本の略円柱状の本体部20に、互いに独立してガスを噴射可能な複数のガス供給手段、いわゆる複数のスクイブを備えたマルチスクイブインフレータを用いることができる。すなわち、この構成では、本体部20の下端部に備えた第1のスクイブの第1のガス噴射部21aに加え、本体部20の上端部から若干離間した位置に、第2のスクイブの第2のガス噴射部21bが設けられており、第1のガス噴射部21aがリテーナ側ガス案内部16cに対向するとともに、第2のガス噴射部21bは、胸部保護室42内でガス案内手段44に対向して配置されている。また、本実施の形態では、第1のスクイブは、第2のスクイブよりも出力の大きいいわばメイン側(ファースト側)となっており、第1のスクイブと第2のスクイブとの出力比は、8:2 〜 6:4 に設定されている。
また、固定具16は、内側固定具としてのリテーナ61と、外側固定具62とを有している。さらに、この外側固定具62は、第1固定具であるセパレータ64と、このセパレータ64に組み合われる第2固定具であるプレートスペーサ65とを備えており、これらセパレータ64とプレートスペーサ65とでリテーナ61とともにエアバッグ14を挟持するようになっている。
また、この実施の形態では、エアバッグ14の下側部を保護する補強布67や、円形状の補強布68などが、それぞれ基布31,32に縫い合わされている。
そして、この構成では、車両が側面衝突などの衝撃を受けると、各センサのセンシング信号に基づき、制御手段は、乗員の保護に適切な状態すなわち反力及び形状で、通常は1個、必要に応じて2個のスクイブを起動し、第1のガス噴射部21aあるいは第2のガス噴射部21bからガスを噴射するようになっている。ここで、2個のスクイブを用いたエアバッグ14の展開パターンとしては、第1のスクイブのみを作動させる第1のパターンと、第1のスクイブ及び第2のスクイブを作動させる第2のパターンと、第2のスクイブをのみを作動させる第3のパターンがあり、制御手段は、乗員や衝突の状態に応じていずれかのパターンを選択できる。すなわち、マルチスクイブタイプのインフレータ12を用い、車両からのセンシング信号によりインフレータ12の出力を変化させることにより、複数のインフレータを用いる構成に比べて構造を簡略化しつつ、複数の分室を備えたエアバッグ14の形状及び反力特性を変化させることが可能になり、乗員の体型・姿勢や衝突条件に応じて最適なエアバッグ14の反力を容易に実現できる。すなわち、基本的には、乗員の体重・体格がより大きい場合に、必要反力はより大きくなり、衝突速度がより大きい場合に、必要反力がより大きくなるが、マルチスクイブ化によりエアバッグ14の各分室41,42の反力を容易に変化させることができ、所望の特性を容易に実現できる。
なお、上記の各実施の形態では、エアバッグ14は、腰部保護室41と胸部保護室42とを備える2室の構成を説明したが、この構成に限られず、3室以上の複数の分室を設けることもできる。例えば、腰部保護室41と胸部保護室42との間に第3の分室としての腹部保護室を設けることもできる。
また、インフレータ12は、第1のスクイブと第2のスクイブとの2個のスクイブを備える構成の他、さらに、分室の数などに応じて、第3のスクイブを備えたいわばトリプルスクイブあるいは4個以上のスクイブを備えた構成とし、第1のスクイブとともに、必要に応じてこれら第2及び第3のスクイブなどを起動してガスを供給することもできる。例えば、腹部保護室を設けた場合には、この腹部保護室に直接的にガスを供給する第3のスクイブを設けることができる。さらに、これらスクイブは、同時に起動させる構成の他、制御手段の制御により、複数のスクイブを互いに時間差を持って起動させることもできる。例えば、第1のスクイブに対し第2のスクイブなど他のスクイブを遅延させて起動させることもできる。
また、上記の実施の形態では、腰部保護室41と胸部保護室42とは、ガス導入部43のみを介して互いに連通し、各分室41,42は隔壁36により互いに略気密に構成したが、この構成に限られず、例えば、隔壁36に連通部を設け、ガスが挿通可能とすることもできる。
また、ガスの各分室41,42への分配率の調整については、必ずしも傾斜したガス案内部16cによらず、例えば、ガス噴射部21の形状などによることもできる。例えば、ガス案内部16cは、ガス噴射部21に垂直に正対させることもできる。
また、インフレータ、リテーナ、エアバッグの形状や構成は上記のものに限られず、種々の構成のものを用いることができる。例えば、リテーナは、インフレータから供給されるガスを冷却する冷却手段を備えることもできる。また、エアバッグには、供給されたガスを排気可能な排気口を設けることもできる。
本発明は車両の座席に備えられるエアバッグ装置の他、車両のピラー部分に備えることもでき、また、車両以外の移動体に備えることもできる。
本発明のエアバッグを備えたエアバッグ装置の一実施の形態を示すエアバッグが展開した状態の説明図である。 同上エアバッグ装置のI−I断面図である。 本発明のエアバッグの他の実施の形態を示す展開した状態の説明図である。 本発明のエアバッグのさらに他の実施の形態を示す展開した状態の説明図である。 本発明のエアバッグを備えたエアバッグ装置のさらに他の実施の形態を示すエアバッグが展開した状態の説明図である。
符号の説明
14 エアバッグ
31 基布
32 基布
36 隔壁
41 第1の分室としての腰部保護室
42 第2の分室としての胸部保護室
43 ガス導入部
44 ガス案内手段
53 連結手段
A1 腰部
A2 肩部

Claims (4)

  1. 乗員の腰部の側方に展開する第1の分室と、
    この第1の分室の上側に位置して乗員の側方に展開する第2の分室と、
    この第2の分室に導入されたガスを乗員の肩部に対向する位置に案内するガス案内手段と
    を具備したことを特徴とするエアバッグ。
  2. 第1の分室と第2の分室とを区画する隔壁と、
    この隔壁の端部に対向し、ガスが供給されるとともに、前記第1の分室に直接的に連通するガス導入部と
    を具備したことを特徴とする請求項1記載のエアバッグ。
  3. 第2の分室の外殻を構成する2枚の基布を備え、
    ガス案内手段は、これら基布を互いに縫着して形成された
    ことを特徴とする請求項1または2記載のエアバッグ。
  4. 第2の分室の外殻を構成する2枚の基布を備え、
    ガス案内手段は、これら基布を互いに連結し、互いの離間寸法を規制する連結手段を備えて構成された
    ことを特徴とする請求項1または2記載のエアバッグ。
JP2004131510A 2004-01-28 2004-04-27 エアバッグ Pending JP2005313688A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004131510A JP2005313688A (ja) 2004-04-27 2004-04-27 エアバッグ
US10/961,045 US7384062B2 (en) 2004-01-28 2004-10-12 Airbag system
ES04024787.6T ES2325833T5 (es) 2004-01-28 2004-10-18 Sistema de airbag
EP04024787.6A EP1559620B2 (en) 2004-01-28 2004-10-18 Airbag system
DE602004020862T DE602004020862D1 (de) 2004-01-28 2004-10-18 Airbagsystem

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004131510A JP2005313688A (ja) 2004-04-27 2004-04-27 エアバッグ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005313688A true JP2005313688A (ja) 2005-11-10

Family

ID=35441570

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004131510A Pending JP2005313688A (ja) 2004-01-28 2004-04-27 エアバッグ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005313688A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007186132A (ja) * 2006-01-13 2007-07-26 Honda Motor Co Ltd サイドエアバッグ装置
JP2008001187A (ja) * 2006-06-21 2008-01-10 Toyoda Gosei Co Ltd サイドエアバッグ装置
US7581752B2 (en) 2006-02-07 2009-09-01 Honda Motor Co., Ltd. Airbag apparatus
JP2017061207A (ja) * 2015-09-24 2017-03-30 タカタ株式会社 エアバッグ及びエアバッグ装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007186132A (ja) * 2006-01-13 2007-07-26 Honda Motor Co Ltd サイドエアバッグ装置
US7581752B2 (en) 2006-02-07 2009-09-01 Honda Motor Co., Ltd. Airbag apparatus
JP2008001187A (ja) * 2006-06-21 2008-01-10 Toyoda Gosei Co Ltd サイドエアバッグ装置
JP2017061207A (ja) * 2015-09-24 2017-03-30 タカタ株式会社 エアバッグ及びエアバッグ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6631369B2 (ja) 乗員保護装置
JP5473812B2 (ja) サイドエアバッグ装置
JP4206291B2 (ja) サイドエアバッグ装置
JP5366591B2 (ja) エアバッグ及びエアバッグ装置
US9932011B2 (en) Side airbag apparatus
JP6102880B2 (ja) ファーサイドエアバッグ装置
US20050218635A1 (en) Side air bag module
US9783149B2 (en) Side airbag device
JP2017226381A (ja) サイドエアバッグ装置
US10017148B2 (en) Side airbag device for a vehicle and side airbag folding method
JP2006281967A (ja) エアバッグ装置
JP4954003B2 (ja) ニーエアバッグ装置
JP5001702B2 (ja) エアバッグ装置
JP6004576B2 (ja) エアバッグ
JP5259136B2 (ja) 側突用エアバッグ装置
JP5419261B2 (ja) エアバッグ及びエアバッグ装置
JP2009241643A (ja) エアバッグ装置
JP4953448B2 (ja) エアバッグ装置
JP4122196B2 (ja) エアバッグ装置
JP4414248B2 (ja) サイドエアバッグ装置
JP2005313688A (ja) エアバッグ
JP2008183993A (ja) エアバッグ装置
JP2006306324A (ja) エアバッグ及びエアバッグ装置
JP4394433B2 (ja) エアバッグ装置
JP4847258B2 (ja) エアバッグ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090401

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090601

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090617