JP2005312557A - 使い捨ておむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】 優れた横漏れ防止性能が得られ、また、着用時における股下部の吸収性本体の幅を狭めてフィット性の向上を図ることができる使い捨ておむつを提供すること。
【解決手段】 表面シート2及び吸収性コア4を有する吸収性本体5と外装体10とを具備し、股下部C、腹側部A及び背側部Bを有する使い捨ておむつ1であり、吸収性コア4は、腹側部A側に偏倚した部位に、吸収性コア4の両側縁部それぞれからおむつ幅方向内方に向かって延びる切欠部44を有しており、股下部Cには、吸収性本体5の両側縁部を覆うように配された防漏カフ形成用シート60及び該シートに固定された弾性部材61a〜61cにより、吸収性本体5の両側部それぞれに防漏カフ6が形成され、吸収性本体5は、その両側縁部よりも幅方向内側にシート60との固定部67を有し、且つ固定部67よりも幅方向外側に、吸収性本体5の側部立ち上げ用の弾性部材66が伸張状態で配されている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、防漏性能に優れた使い捨ておむつに関する。
特開平11−104170号公報(特許文献1)には、三日月型の大きな防漏カフを取付けることで、体液漏れを防止する使い捨ておむつが記載されている。また、特開平3−123553号公報(特許文献2)には、中央部に平坦に位置する第1の吸収体の両側に起立する第2の吸収体を配置した使い捨ておむつが記載されている。
特開平11−104170号公報。 特開平3−123553号公報。
特許文献1記載のおむつは、防漏カフを高くすることで、股下部の着用者とおむつとの隙間をなくすことが、ある程度可能であるが、防漏カフが高いために、装着時に防漏カフが体へ押し当てられ潰されたり、倒れたりすることがある。それにより、着用者に、装着時の違和感を与えてしまう。また、防漏カフは幅方向に倒して固定するので、防漏カフの長手方向の両端部では液吸収ゾーンを防漏カフが覆うことになる。この防漏カフの高くすることで、親水幅を確保することが困難となる。結局、お腹漏れ、横漏れ防止性能を充分に向上させることが難しい。特に、吸収体幅を狭くするおむつ製品では、性能向上が困難となる。
特許文献2記載のおむつは、防漏カフとして、第2吸収体を配置することで、排泄物が漏れ防止手段を超えて、外部へ漏れ出すのを防止しようとするものである。これは第1の吸収体で吸収中に流れ出そうとする排泄物が、第2吸収体でせき止めようとするが、多量の尿が短時間にまとまって高速で排泄されたり、吸収されにくい水状便や軟便等が排泄された場合には、それらが、第2の吸収体を越えて漏れ出す恐れがある。即ち、第2吸収体を超えた排泄物は、サイドフラップに流出し、このサイドフラップ部に流出した排泄物は、そこに溜まっていられず、漏れに至ってしまう。
本発明の目的は、優れた横漏れ防止性能が得られ、また、着用時における股下部の吸収性本体の幅を狭めてフィット性の向上を図ることができる使い捨ておむつを提供することにある。
本発明は、液透過性の表面シート及び液保持性の吸収性コアを有する吸収性本体と、該吸収性本体の非肌当接面側に位置する外装体とを具備し、股下部並びにその前後に延在する腹側部(はらがわぶ)及び背側部(せがわぶ)を有する使い捨ておむつにおいて、前記吸収性コアは、前記吸収性本体の両側部における、おむつ前後方向中央位置より前記腹側部側に偏倚した部位に、該吸収性コアの両側縁部それぞれからおむつ幅方向内方に向かって延びる切欠部を有しており、前記吸収性本体の両側縁部を覆うように配された防漏カフ形成用シート及び該防漏カフ形成用シートに伸張状態で固定された弾性部材により、前記吸収性本体の両側部それぞれに、前記股下部において起立する防漏カフが形成されており、前記股下部における前記吸収性本体は、該吸収性本体の両側縁部よりもおむつ幅方向内側に前記防漏カフ形成用シートとの固定部を有し、且つ該固定部よりもおむつ幅方向外側に、該吸収性本体の側部立ち上げ用の弾性部材が伸張状態で配されている使い捨ておむつを提供することにより前記目的を達成したものである。
本発明の使い捨ておむつによれば、優れた横漏れ防止性能が得られ、また、着用時における股下部の吸収性本体の幅を狭めてフィット性の向上を図ることができる。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。
本発明の一実施形態としての使い捨ておむつ1は、図1に示すように、パンツ型のおむつである。おむつ1は、図2〜図6に示すように、液透過性の表面シート2、液不透過性の裏面シート3及び両シート2,3間に介在された液保持性の吸収性コア4を有する吸収性本体5と、該吸収性本体5の外側(非肌当接面側)に位置して該吸収性本体5を接合固定している外装体10とを具備する。おむつ1は、着用者の股間部に配される股下部Cと、その前後に延在する腹側部A及び背側部Bを有している。腹側部Aは着用時に着用者の腹側に配され、背側部Bは着用時に着用者の背側に配される。
外装体10は、図1に示すように、腹側部Aに位置する部分の両側縁部と背側部Bに位置する部分の両側縁部とが、ヒートシール、高周波シール、超音波シール等の公知の接合手段により互いに接合されて一対のサイドシール部が形成されている。また、その接合によって、おむつ1に、ウエスト開口部7及び一対のレッグ開口部8,8が形成されている。
腹側部A、背側部B及び股下部Cは、展開且つ伸張状態(図2に示す状態)におけるおむつを、その長手方向の全長を3等分するように3領域に区分したときの各領域である。
図2に示すように、吸収性本体5は縦長矩形状をなし、その長手方向を、おむつ前後方向(図2の上下方向,以下、おむつ長手方向ともいう)に一致させ、腹側部Aから背側部Bに亘るように、ホットメルト型接着剤等の公知の接合手段により外装体10の幅方向(おむつ長手方向に対して直交する方向、以下、おむつ幅方向ともいう。)中央部に接合されている。吸収体コア4は、表面シート2及び裏面シート3間に挟持固定されている。
外装体10は、図3に示すように、2枚のシート11,12と、これら2枚のシート間に固定された各部の弾性部材とからなる。おむつ1においては、図2に示すように、2枚のシート11,12間に、ウエスト開口部7の周縁部にウエストギャザーを形成するウエスト部弾性部材71,レッグ開口部8の周縁部にレッグギャザーを形成するレッグ部弾性部材81,及びウエスト開口部7の周縁端から下方に20mm離間した位置からレッグ開口部8の上端までの領域である胴回り部Dに左右に分割された状態の胴回りギャザーを形成する胴回り弾性部材91がそれぞれ伸張状態で固定されている。
各弾性部材71、81、91はホットメルト型接着剤等の接合手段により接合されている。
本実施形態の外装体10を構成するシート11及びシート12は、何れも通気性の不織布から構成されている。シート11は、おむつ前後方向において、シート12の前後端縁から延出した延出部を有し、それらの延出部はそれぞれ、外装体10のシート12上に吸収性本体5が配置された後、該吸収性本体5の前後端を覆うように該吸収性本体5側に折り返されて接着されている(図2参照)。
おむつ1における吸収性コア4は、図2〜図6に示すように、4つの分割片、即ち腹側片41A,背側片41B及び左右一対の側部片41S,41Sからなる下部吸収層41と、腹側片41Aと背側片41Bとの間に亘って設けられ、腹側片41A及び背側片41Bそれぞれに積層された部分を有する上部吸収層42とからなる。
吸収性コア4は、全体として、おむつ前後方向に縦長の矩形状の平面視形状を有している。また、吸収性コア4は、その全体が、ティッシュペーパや透水性の不織布からなる透水性の被覆シート(図示略)で被覆された状態で、表面シート2と裏面シート3との間に固定されている。
吸収性コア4は、図2に示すように、吸収性本体5の両側部51,51における、おむつ前後方向中央位置より腹側部A側に偏倚した部位に、該吸収性コア4の両側縁部43それぞれからおむつ幅方向内方に向かって延びる切欠部44,44を有している。
おむつ前後方向中央位置とは、展開且つ伸張状態(図2に示す状態)における使い捨ておむつの全長を2等分する位置(図2に示す例では、III−III線と重なる位置)である。また、吸収性コア4の側縁部43とは、吸収性コアが複数の片からなる場合、個々の分割片の側縁部ではなく、それらの集合体としての吸収性コアを見たときの長手方向の側縁部である。本実施形態における吸収性コア4の側縁部43は、腹側片41A,背側片41B及び左右片41S,41Sのそれぞれにおける、吸収性本体5の側縁部5cの近傍において該側縁部5cに沿って延びる縁部と、それらの縁部のうちのおむつ左右の同じ側の縁部同士をおむつ長手方向に繋ぐ仮想部分とからなる。
切欠部44の形成位置は、おむつ前後方向中央位置から、おむつ全長の5〜45%、特に10〜35%、腹側部A側に離間した位置であることが好ましい。
ここでいう切欠部44の形成位置とは、図7に示すように、吸収性コア4の各側縁部43において、切欠部44を挟んでその両側に位置する部分44b,44cの内の、おむつ前後方向中央位置に近い方44bの位置である。
切欠部44、44は、図2に示すように、吸収性コア4の両側縁部43からおむつ幅方向内方に向かうに従って、おむつ前後方向中央位置に近づくように形成されている。斯かる構成により、切欠部44が吸収性コア4の幅方向の折れ曲がり部として機能し易くなり、吸収性コアの側部4S、引いては吸収性本体5の側部が着用時に一層立ち上がり易くなると共に、装着者のそ径部(足の付け根部)に沿って起立することで、違和感のない装着感を与えることができ、防漏させることができるので好ましい。
吸収性コア4の側縁部43における切欠部中心軸線は、おむつ前後方向に延びるおむつ長手方向中央線(切欠部が延びる方向の各部における該切欠部の幅を2等分する点の集合からなる線)に対して20〜80°程度傾斜していることが好ましい。
また、切欠部44は、吸収性コア4の両側縁部43からおむつ幅方向内方に向かうに従って、切欠部44が延びる方向に直交する方向の幅が狭くなる部分(楔状部分)44aを有している。楔状の切欠部又は楔状部分を有する切欠部44は、吸収性本体5の側部が立ち上がる際に、吸収性コアのはみ出し部分等を生じにくく、また、隙間のない防漏壁を形成し易いので好ましい。
本実施形態における吸収性コア4は、吸収性本体5の両側部51,51における、おむつ前後方向中央位置より背側部B側に偏倚した部位にも、切欠部44,44と同様の切欠部である第2切欠部45,45を有している。但し、第2切欠部45は、吸収性コア4の両側縁部43からおむつ幅方向内方に向かうに従って、おむつ前後方向中央位置に近づくように形成されている。第2切欠部の存在によって、吸収性コアは、図8(b)に示すような舟形の形状を一層取りやすくなる。
第2切欠部45の形成位置は、おむつ前後方向中央位置から、おむつ全長の5〜45%、特に10〜40%、背側部B側に離間した位置であることが好ましい。
ここでいう第2切欠部45の形成位置とは、図7に示すように、吸収性コア4の各側縁部43において、第2切欠部45を挟んでその両側に位置する部分45b,45cの内の、おむつ前後方向中央位置に近い方45bの位置である。
また、吸収性コア4の側縁部43における切欠部中心軸線(切欠部が延びる方向の各部における該切欠部の幅を2等分する点の集合からなる線)は、おむつ前後方向に延びるおむつ長手方向中央線に対して20〜80°程度傾斜していることが好ましい。
おむつ前後方向に、おむつ前後方向中央位置から離れるほど、傾斜角度は大きくなる方が好ましい。
本実施形態における切欠部44と第2切欠部45とは、図2に示すように、吸収性コア4の左右同じ側に設けられた切欠部同士が、該吸収性コア4の長手方向両側縁部43から離間(該吸収性コアの幅方向に離間)した部位において、股下部C付近で吸収性コア4の長手方向に延びる欠落部46を介して連続している。
また、本実施形態における吸収性コア4は、吸収性本体5の両側部51,51における、おむつ前後方向中央位置又はその近傍に、おむつ幅方向に向かって延びる楔状の中央切欠部47,47を有している。中央切欠部47を設けることで、吸収性本体の両側部が立ち上がり易くなると共に立ち上がる際に吸収性コアの一部の重なりや突き出し等による不都合(吸収性コアが余ることで股下部のポケット構造がきれいに形成されなかったり、装着者に股下部の違和感を与えてしまう等)を防止することができる。
本実施形態においては、上述したように、吸収性コア4が、4つの分割片からなる下部吸収層41と上部吸収層42とからなっており、股下部Cにおいては、図4に示すように、上部吸収層42の幅が下部吸収層の幅(腹側片41Aと、左右の側部片41S,41Sの合計幅)よりも狭くなっている。斯かる構成により 股下部でのポケット構造が形成しやすくなると共に、股下部での特に装着者の動きによって、左右からの圧迫を受ける部分での吸収体のパッドスタビリティ(ヨレ防止効果など)が安定する。また、特に吸収量が必要とされる部分であることから、2層構成にすることで吸収容量も高めることができる。
また、前側(腹側)に偏在した上部吸収層を下部吸収層に重ねる構成で、単位面積あたりの重量、即ち坪量を偏在させる。斯かる構成により、吸収性コアの吸収容量を前側に偏在させることができることが好ましい。このような構成であれば、例えば、幼児用おむつでは、うつ伏せ状態の幼児が使用する際でも、前(腹側)からの漏れを防止させることが可能である。
下部吸収層と上層吸収部の坪量(2種以上の材料からなる場合は各材料の坪量の合計)の比(上層/下層)は1〜5、特に1.5〜3.5であることが好ましい。
尚、本実施形態における吸収性コア4の表面シート2は、吸収性コア4の両側縁部よりも延出する部分が、吸収性コア4の非肌当接面に巻き下げられており、吸収性コアの非肌当接面側において、裏面シート3に図示しない接着剤等により固定されている。
吸収性本体5の長手方向における該吸収性本体5の両側部それぞれには、おむつ長手方向へ延びる防漏カフ6が設けられている。
防漏カフ6は、図3〜図6に示すように、吸収性本体5の両側縁部5cを覆うように配された防漏カフ形成用シート60、及び該防漏カフ形成用シート60に伸張状態で固定された弾性部材61a〜61cによって形成されている。
ここで、吸収性本体5の両側縁部を覆うようにとは、股下部に起立性を有する防漏カフを形成でき、該防漏カフの存在によって、吸収性本体の側縁部が装着者の肌に直接接触しにくくなっていれば充分である。
本実施形態のおむつ1は、その展開且つ伸張状態(図2参照)において、少なくとも腹側部A及び背側部B(好ましくは更に股下部C)における防漏カフ形成用シート60が、おむつの吸収性本体5の肌当接面側5aから非肌当接面側5bに亘るように配されている。肌当接面側5aとは、吸収性本体5の両面のうち、着用時に着用者の肌側に向けられる面側であり、吸収性本体5の非肌当接面側5bとは、吸収性本体5の両面のうち、着用時に着用者の肌側とは反対側に向けられる面側である。
防漏カフ6は、図4,5に示すように、少なくとも股下部Cにおいて起立可能である。防漏カフ6の自由端62には、その自由端に沿って、第1の弾性部材61aが配されている。
防漏カフ6は、図3,図6に示すように、腹側部A及び背側部Bそれぞれにおける固定点63と自由端62との間で、おむつ長手方向に延びる2カ所の折り曲げ部64,65で折り曲げられて三つ折り状態に折り畳まれている。
防漏カフ形成用シート60は、腹側部A及び背側部Bそれぞれにおいて(より具体的には、吸収性本体5の長手方向の両端部それぞれにおいて)、吸収性コア5の長手方向両側部(幅方向両端部)における肌当接面側(表面シート側)の面上に固定されていることが好ましい。このような構成により、防漏カフが吸収性本体の両側部を包み易くなり、防漏性が向上する。
また、防漏カフ形成用シート60は、腹側部A及び背側部Bそれぞれにおいて、2ヶ所の折り曲げ64、65で折り曲げられて三つ折り状態で、吸収性本体5の肌当接面側の面上に固定されている。具体的には、防漏カフ形成用シート60は、図3及び図6に示すように、ヒートシール、高周波シール、超音波シール等の公知の接合手段により、吸収性本体5の各側縁部5cから所定距離離間した固定点63において、吸収性本体5の肌当接面側5aの面を形成する表面シート2上に固定されている。
さらに、防漏カフ6は起立性に優れ、着用時に着用者のそ径部に隙間なくフィットし、防漏カフ本来の漏れ防止性能を発揮できる点で好ましい。
そして、腹側部A及び背側部Bにおける防漏カフ6を、防漏カフ形成用シート60に沿って、固定点63から自由端62までを見たときに、最も固定端側に位置する折り曲げ部64を1つ目として順に数えて2つ目の折り曲げ部65に、第2の弾性部材61bが配されている。また、第1の弾性部材61aと第2の弾性部材61bとの間に、第3の弾性部材61cが配されている。
第1、第2及び第3の弾性部材61a〜61cは、それぞれ、上述した防漏カフ形成用の弾性部材61a〜61cの一つであり、それぞれ、自由端62と平行に且つ腹側部Aと背側部Bとの間に亘るように配されている。また、これらの弾性部材61a〜61cは、腹側部Aと背側部Bにおいて防漏カフ形成用シートと共に吸収性本体5の肌当接面側5aの面上の一部に固定されている。腹側部Aと背側部Bとの間に亘るとは、腹側部Aの端部から背側部Bの端部まで存在する場合のみならず、腹側部A内に一端部、背側部B内に他端部が存在する場合も含む。
防漏カフに配された複数本の弾性部材61a〜61cは、吸収性本体5の長手方向の両端部それぞれにおいて、該吸収性本体5の幅方向に並べた状態で固定されており、それにより、起立した防漏カフの先端部分が着用者の肌に面接触する。面接触させることにより、体への密着性を向上させて防漏性を向上させることができると共に肌にやさしく接触させることができる。
尚、本実施形態においては、防漏カフ形成用シート60として、所定幅の帯状の撥水性シート一枚を、その長手方向に沿う折り曲げ線で二つ折りして、相対向する層間をホットメルト型接着剤又は部分的な熱又は超音波シール等で接合した2層構造のシートを用いている。弾性部材61a〜61cは、この2層構造シートの層間に伸張状態で固定されている。
股下部Cにおける吸収性本体5は、図4及び図5に示すように、該吸収性本体5幅方向の両側縁部5cよりもおむつ幅方向に対して内側の部位に、防漏カフ形成用シート60との固定部67を有する。固定部67は、ヒートシール、高周波シール、超音波シール、ホットメルト型の接着剤等の公知の接合手段により、防漏カフ形成用シート60と巻き下げられた表面シート2の延出部とを接合して形成されている。
固定部67は、吸収性本体5の両側縁部5cから5〜50mm、特に10〜30mm程度、おむつ幅方向内側に入り込んだ部位に存在することが好ましい(おむつ展開且つ伸張状態にて測定)。
そして、吸収性本体5における、固定部67よりもおむつ幅方向外側の部位に、該吸収性本体の側部立ち上げ用の弾性部材66が伸張状態で配されている。
弾性部材66は、吸収性本体5の両側縁部に、各側縁部に沿って且つ腹側部Aと背側部Bとの間に亘るように配されている。本実施形態における弾性部材66は、吸収性本体5の両側縁部に配されているが、固定部67よりも外側であれば、配設部位は特に制限されず、吸収性コア4とその肌当接面側に位置する表面シート2との間、吸収性コア4と裏面シート3との間、吸収性コア4の被覆シート(図示略)内部等に配することもできる。但し、吸収性本体5の両側縁部又はその近傍に配することが好ましい。
尚、上述した吸収性コア4においては、左右同じ側の側部に設けられた切欠部44と第2切欠部45とが細幅の欠落部46を介して連続していたが、切欠部44及び第2切欠部45は、図7及び図8に示す吸収性コア4’のように、各々独立に形成されたものであっても良い。
本実施形態のおむつ1(吸収性コア4に代えて吸収性コア4’を採用した形態も同様)によれば、切欠部44の存在及び弾性部材66の存在により、吸収性コア4の側部及び切欠部44よりも前方(腹がわ)に位置する部分が、図8(b)に示すように、立ち上がり、吸収性コアが舟形の形状を取る。特に中央切欠部47を有することにより、一層そのような形状を取りやすい。
そのため、股下部Cに、前後左右に立ち上がり部を有する凹状のポケットが形成されやすく、そのポケット内からの排泄物の漏れだしが生じにくい。また、多量の尿が短時間にまとまって排泄されたり、吸収されにくい水状便や軟便等が排泄された場合等に、その凹状のポケットから排泄物が漏れだし難い。
凹状のポケットから漏れ出した場合であっても、吸収性本体5の側縁部を覆う防漏カフ6が存在するため、おむつからの漏れだしが阻止される。即ち、排泄物が、股下部において起立した吸収性本体の側縁部を超えてしまった場合でも、この防漏カフがその外側に位置して、それ以上の排泄物の漏れを防止することができるので漏れ性能に優れている。
また、防漏カフ6によって、吸収性本体の側縁部が着用時に装着者の肌に直接接触しにくくなっているため、装着時の違和感を防止することもできる。
上述した実施形態のおむつ1においては、吸収性本体5の立ち上がった側部における、吸収性コア4の非肌当接面側には裏面シート3が配されているが、裏面シート3の幅を狭くしたり、裏面シートを吸収性本体5にではなく、外装体10を構成する2枚のシート11,12間に配すること等により、吸収性本体5の立ち上がった側部の裏面側からも排泄物を吸収可能とすることもできる。
また、本実施形態のおむつ1(吸収性コア4に代えて吸収性コア4’を採用した形態も同様)によれば、横漏れ防止性能を飛躍的に向上させることができるため、防漏性能を向上させ、或いは低下を抑制しつつ、吸収性本体の幅や股下部の幅を狭くしてフィット性の向上を図ることができる。このような効果は、股下部Cにおける防漏カフ6が、着用者の肌に向かって大きく起立し、充分な高さを確保することができると共に、潰れても実質的な液吸収面を狭くしにくいことと相俟って一層確実に奏される。但し、股間部の幅が狭いことは本発明の必須要件ではない。
股下部の幅を狭くした使い捨ておむつとしては、例えば、以下に示す条件を満たす使い捨ておむつを特に好ましい例として例示できる。
吸収性コア4の幅;背側部B及び腹側部Aそれぞれにおける最大幅が60〜140mm、特に80〜120mm、股下部Cにおける最大幅が50〜140mm、特に70〜120mm。
本実施形態のおむつ1における吸収性本体5は、その両側縁部それぞれから所定幅、おむつ幅方向内側に入り込んだ部位に外装体10との接合部9を有している。
また、本実施形態のおむつ1においては、下部吸収層41と上部吸収層42とは、吸収性コア4の上下両面を被覆する被覆シート(図示略)に固定されて一体化されており、また、下部吸収層41を構成する複数の分割片同士も、該被覆シートを介して一体化されている。これにより、弾性部材66によって、吸収性コアの長手方向の側部に全体としての起立性向が付与される。
また、欠落部46においては、吸収性コア4の上下両面を被覆する被覆シート同士が直接接合されており、そのため、吸収性コアの幅方向中央に位置する上部吸収層42と、その左右両側に位置する分割片41S,41Sとの間の距離が安定に維持される。これにより、吸収性本体5が、欠落部46をヒンジ部としてより屈曲し易くなっており、上述した凹状のポケットが一層形成され易くなっている。更に、図5に示すように、吸収性本体5の外装体10に対する固定部67が、吸収性本体5の幅方向における、欠落部46を有する部位の近傍に形成されているため、吸収性本体5の側部が一層立ち上がり易くなっており、上述した凹状のポケットがより一層形成され易くなっている。
本発明においては、吸収性コア4が、それぞれ吸水性ポリマーと繊維とからなる混合積繊層である、下部吸収層41と上部吸収層42の少なくとも2層から構成されており、上部吸収層42の少なくとも一部が、使用時に装着者側の表面シート2側に積層されていることが、凹凸のある体への密着性(フィット性)を向上させる点から好ましい。
吸収性コア4は、パルプ繊維等の繊維の集合体及び吸水性ポリマーからなるものや、繊維集合体の繊維間隙に吸水性ポリマーが分散されたもの等から形成されていることが好ましい。吸収性や吸収性コア内での液拡散性等の観点から、吸収性コアを構成する材料や製造方法を選定することがより好ましい。
また、吸収性コア4を、吸水性ポリマーと繊維とからなる混合積繊層が少なくとも2枚重ねられた構成とすることで、吸収性能の偏在化が容易になる。これら繊維とポリマーの混合層は、繊維とポリマーとがほぼ均一分散された混合積繊層となることから、単位重量当たりの吸収容量が均一にさせることができ、その吸収性コアの形状と坪量(単位面積あたりの吸収素材の重量)をコントロールし、2枚の層を重ね合わせることで、精度良く、偏在化させることが可能となる。例えば前側偏在を構成する際にはパルプ若しくはポリマー、又はパルプとポリマーとの合計量がリッチな小さい面積の混合積繊層を吸収性コアの前側に配置することで達成できる。
吸水性ポリマーとしては、各種公知のものを特に制限なく用いることができ、例えば、ポリアクリル酸ナトリウム、(アクリル酸−ビニルアルコール)共重合体、ポリアクリル酸ナトリウム架橋体、(でんぷん−アクリル酸)グラフト共重合体、(イソブチレン−無水マレイン酸)共重合体及びそのケン化物、ポリアスパラギン酸等が挙げられる。吸収性コアを構成する繊維としては、従来吸収性コアの構成材料として、公知のものを特に制限なく用いることができ、例えば、パルプ繊維、レーヨン繊維、コットン繊維、酢酸セルロース等の親水性繊維、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系繊維、ポリエステル、ポリアミド等の縮合系繊維等を用いることできる。吸水性ポリマー及び繊維は、それぞれ一種又は二種以上を組み合わせて用いることができる。吸水性ポリマー及び繊維の吸収性コア中の合計含有量は70〜100%、特に80〜100%であることが好ましい。
本実施形態のおむつの各部を構成する材料としては当該技術分野において通常用いられているものを特に制限なく用いることができる。
例えば表面シート2としては、親水性且つ液透過性の不織布や、開孔フィルムを用いることができる。裏面シート3としては、樹脂フィルムや、樹脂フィルムと不織布等とのラミネート材等を用いることができる。
吸収性コア4を構成する上部吸収層及び下部吸収層それぞれとしては、フラッフパルプの積繊物、フラッフパルプと高吸収性ポリマーの粒子との混合積繊物等を用いることができる。多層構造の吸収性コア4に代えて単層の吸収性コアを用いる場合も同様の積繊物等を用いることができる。
防漏カフ形成用のシート60としては、スパンボンド・メルトブローン・スパンボンド等からなる多層構成の複合不織布、スパンボンド不織布、ヒートボンド不織布、エアスルー不織布等を用いることができ、柔軟性、耐水性などの点からスパンボンド、メルトブローンとからなる多層構造の不織布、坪量が12g/m2程度の不織布が好ましい。
防漏カフ形成用シートは、JIS L1092(1998年度)繊維製品の防水性試験方法における、耐水度試験(低水圧法)に準じて測定した耐水圧が3cm以上であることが好ましく、より好ましくは5cm以上である。耐水圧の測定の際には、水を入れた水準装置を10±0.5cm/minの速度で上昇させ、試験片の裏側に3カ所から水がでたことを目視にて観察し、その時点の水位を測定する。尚、試験片の取り付けが完了したら遅滞なく測定する。
防漏カフ形成用の弾性部材61a〜61cの形態としては、糸状のもの(糸ゴム等)、所定幅の帯状のもの(平ゴム等)等が好ましく、特に糸状のものが好ましい。弾性部材の素材としては、天然ゴム、スチレン−ブタジエン、ブタジエン、イソプレン、ネオプレン等の合成ゴム、EVA、伸縮性ポリオレフィン、ウレタン等を挙げることができる。
弾性部材66,71,81,91の形態としては、糸状のもの及び所定幅の帯状のもの、更には薄膜状のもの等を用いることもできる。それらの素材としては、弾性部材61a〜61cの素材として記載のものを用いることができる。
以上、本発明の好ましい一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に制限されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。
例えば、上述したおむつ1において、第2切欠部44や、切欠部44と第2切欠部45とを連絡する欠落部46は省略することもできる。また、欠落部46に代えて、厚み削減部(吸収性コアの構成材料の積層される坪量の削減等により、吸収性コアの厚みが削減された部分)や、エンボス処理部(エンボス処理されることで、その部分が屈曲しやすくなるようにした部分)を設けることもできる。
また、上述したおむつ1においては、防漏カフ形成用シートが、腹側部A及び背側部Bのそれぞれにおいて、三つ折り状態に折り曲げられて、吸収性本体5の肌当接面側の面上に固定されていたが、これに代えて、二つ折り、又は折り曲げずに内側に伏倒させた状態で固定されていても良い。
上記実施形態のおむつは、幼児用のパンツ型おむつであったが、本発明の使い捨ておむつは、成人用のパンツ型おむつ、幼児又は成人用のいわゆる展開型の使い捨ておむつであっても良い。但し、パンツ型のおむつに特に適している。
図1は、本発明の使い捨ておむつの一実施形態としてのパンツ型おむつを示す斜視図である。 図2は、図1に示すおむつをサイドシール部で切り離して展開し、各部の弾性部材を伸張させて平面状に拡げた状態を一部破断して示す平面図である。 図3は、図2のI−I線断面を模式的に示す断面図である。 図4は、おむつ使用状態における図2のII−II線断面を模式的に示す断面図である。 図5は、おむつ使用状態における図2のIII−III線断面を模式的に示す断面図である。 図6は、図2のIV−IV線断面を模式的に示す断面図である。 図7は、本発明の他の実施形態における吸収性コアを示す平面図である。 図8(a)は、おむつ展開且つ伸張状態における吸収性コアの状態を示す斜視図であり、図8(b)は、おむつ使用状態における同吸収性コアの状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 使い捨ておむつ
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収性コア
41 下部吸収層
42 上部吸収層
44 切欠部
45 第2切欠部
47 中央切欠部
5 吸収性本体
6 防漏カフ
60 防漏カフ形成用シート
10 外装体
A 腹側部
B 背側部
C 股下部

Claims (10)

  1. 液透過性の表面シート及び液保持性の吸収性コアを有する吸収性本体と、該吸収性本体の非肌当接面側に位置する外装体とを具備し、股下部並びにその前後に延在する腹側部及び背側部を有する使い捨ておむつにおいて、
    前記吸収性コアは、前記吸収性本体の両側部における、おむつ前後方向中央位置より前記腹側部側に偏倚した部位に、該吸収性コアの両側縁部それぞれからおむつ幅方向内方に向かって延びる切欠部を有しており、
    前記吸収性本体の両側縁部を覆うように配された防漏カフ形成用シート及び該防漏カフ形成用シートに伸張状態で固定された弾性部材により、前記吸収性本体の両側部それぞれに、前記股下部において起立する防漏カフが形成されており、
    前記股下部における前記吸収性本体は、該吸収性本体の両側縁部よりもおむつ幅方向内側に前記防漏カフ形成用シートとの固定部を有し、且つ該固定部よりもおむつ幅方向外側に、該吸収性本体の側部立ち上げ用の弾性部材が伸張状態で配されている使い捨ておむつ。
  2. 前記切欠部は、前記吸収性コアの両側縁部からおむつ幅方向内方に向かうに従って、おむつ前後方向中央位置に近づくように形成されている請求項1記載の使い捨ておむつ。
  3. 前記切欠部は、前記吸収性コアの両側縁部からおむつ幅方向内方に向かうに従ってその幅が狭くなる楔状部分を有する請求項1又は2記載の使い捨ておむつ。
  4. 前記吸収性コアは、前記吸収性本体の両側部における、おむつ前後方向中央位置より前記背側部側に偏倚した部位に第2切欠部を有しており、第2切欠部は、前記吸収性コアの両側縁部からおむつ幅方向内方に向かうに従って、おむつ前後方向中央位置に近づくように形成されている請求項1〜3の何れか記載の使い捨ておむつ。
  5. 前記吸収性コアの左右同じ側に設けられた前記切欠部と前記第2切欠部とが、該吸収性コアの両側縁部から離間した部位において、該吸収性コアの長手方向に延びる欠落部を介して連続している請求項4に記載の使い捨ておむつ。
  6. 前記吸収性コアは、前記吸収性本体の両側部における、おむつ前後方向中央位置又はその近傍に、おむつ幅方向に向かって延びる楔状の中央切欠部を有する請求項1〜5の何れか記載の使い捨ておむつ。
  7. 前記吸収性コアは、それぞれ吸水性ポリマーーと繊維からなる混合積繊層である、下部吸収層と上部吸収層の少なくとも2層からなり、前記上部繊維層の少なくとも一部が、前記下部吸収層の前記表面シート側に積層されている請求項1〜6の何れか記載の使い捨ておむつ。
  8. 前記下部吸収層の坪量よりも前記上部吸収層の坪量が高い請求項1〜7の何れか記載の使い捨ておむつ。
  9. 前記防漏カフ形成用シートは、前記腹側部及び前記背側部それぞれにおいて、前記吸収性本体の肌当接面側の面上に固定されている請求項1〜8の何れか記載の使い捨ておむつ。
  10. 前記吸収性コアは、前記股下部における最大幅が50〜140mmである請求項1〜9の何れか記載の使い捨ておむつ。
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