JP2005312059A - 発振器および発振器の周波数の調整設定方法 - Google Patents

発振器および発振器の周波数の調整設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】第1の振動回路容量の値が第1の制御電圧によって種々異なっている段間で切換制御可能であるという、振動回路インダクタンスと第1の振動回路容量とから成っている振動回路102を備えている発振器100を位相ジッタの低減などの点で改良すると同時にスペース面でも有利である発振器を提供する。
【解決手段】少なくとも3つの階段形状の種々異なっている値を有する第1の制御電圧を第1の振動回路容量に印加する第1の制御電圧源116,118,120,122を備えて成る。
【選択図】図4

Description

本発明は、少なくとも1つの振動回路インダクタンスと第1の振動回路容量とから成っている振動回路を備え、第1の振動回路容量の値が第1の制御電圧によって種々異なっている段間でリスイッチング可能である発振器に関する。
更に本発明は、少なくとも1つの振動回路インダクタンスと第1の振動回路容量とから成っている振動回路を備え、第1の振動回路容量の値が第1の制御電圧によって種々異なっている段間でリスイッチング可能である発振器の周波数を調整設定するための方法に関する。
この種の発振器およびこの種の方法はそれ自体公知である。この公知技術に対して付加的に、論文“A Fully Integrated SiGe Bipolar 2.4 GHz Bluetooth Voltage Controlled Oscillator”, 2000 IEEE Radio Frequency Integrated Circuits Symposium から、周波数が数個のバラクタダイオードと接続されているアナログ同調電圧によって制御される発振器が公知である。
この種の振動回路は例えば電圧制御発振器におよび位相調整ループに使用されて、定義された周波数の信号が生成されるようにするものである。これらは大抵、誘導および容量素子から成る並列回路から成る共振器(振動回路)を有している。この種の振動回路において高い電流が共振周波数においてインダクタンスと容量との間で往復振動し、その際リードには小さな電流しか流れない。減衰損は外部の付加回路によって補償される。該付加回路は理想の場合には位相正しく放射されたおよび/またはジュールの損失エネルギーを振動回路に再び供給する。
シャープに定義された、固定の共振周波数に対する要求に代わって、技術的な用途において通例、所定の帯域幅が要求されており、この帯域幅内で振動回路の共振周波数が制御されて調整設定可能であるようになっている。ブルートゥース(Bluetooth)用途(数メートルのオーダにある短い到達範囲を介する無線通信)の場合これは例えば2.4および2.5GHzの間にある0.1GHzの帯域幅である。所望の周波数の調整設定は通例、振動容量の制御される変化によって行われる。この振動回路容量は大抵、制御電圧に依存している容量を有している容量ダイオードによって実現される。
制御のために利用されるこの所望の依存性の他に、例えば製造に規定される、部品特性のばらつきによっておよび変動する作動温度によって規定されて生じる不都合な依存性も発生する。この理由から、制御の調整設定領域は温度ドリフトおよび製造許容偏差によって発生する周波数シフトもカバーしなければならない。その際制御の調整設定領域は使用の部品の特性によって、例えば容量ダイオードの有り得る容量変化によっておよび回路特性、殊に可能な制御電圧の最大の領域によって決められる。移動の通信技術において例えば、3Vおよび3.6V間の給電電圧が通例であり、このために可能な容量変化は著しく制限される。
それ自体公知の発振器では全体の振動回路容量は並列に位置する、スイッチング可能な振動回路容量と、アナログの制御電圧V tuneを介して変化する容量とに分割されている。並列に位置する、スイッチング可能な個別容量は制御されて振動回路に組み入れられるまたは振動回路から外される。この解決法は所要スペースが大きいという欠点を有している。その理由は、スペースはスイッチングすべき容量の数とともに上昇するからである。更にこの公知の回路は温度依存性の問題を解決しないまたは少なくとも不十分にしか解決しない。V tuneを用いて選択される同調すべき周波数領域が純然たる同調領域が要求する周波数領域より大きいときは常に位相ジッタが拡大される。このことは、すべての容量がV tuneによってアナログ制御されるまたはV tuneによってドライブ制御された容量が本来の同調領域の他に製造許容偏差に規定されて生じるおよび/または温度ドリフトが原因で生じる周波数離調も受けるような場合である。
"A Fully Integrated SiGe Bipolar 2.4 GHz Bluetooth Voltage Controlled Oscillator", 2000 IEEE Radio Frequency Integrated Circuits Symposium
この背景に鑑みて、本発明の課題は、これらの欠点が低減された発振器および発振器の制御方法を提供することである。
この課題は冒頭に述べた形式の発振器において、少なくとも3段階となっている種々の値を有する第1の制御電圧を第1の振動回路容量に印加する第1の制御電圧源によって解決される。
相応にこの課題は冒頭に述べた形式の方法において、少なくとも3つの階段形状の種々異なっている値を有する第1の制御電圧を第1の振動回路容量に印加する第1の制御電圧源によって該第1の振動回路キャパシタンスを調整設定することによって解決される。
この手段によって、スイッチング可能な制御で同一の振動回路容量、例えば1つの容量ダイオードの容量または接続形成された対の容量ダイオードの容量が用意される。この解決法は所要スペースが僅かですむという利点を有している。その理由は、小さな(段階付けられた)値を有する多くの容量は−アイソレーション間隔を維持するという要求によって−1つの大きな容量より多くの場所を必要とするからである。小さな容量の値の合計は常に大きな容量の値と正確に同じでなければならない。何故ならそうしないと、振動回路は誤った周波数において発振するかもしれないからである。それ故に本発明では低減された数の容量ダイオードを有する振動回路制御が可能になり、このことで集積回路の枠内での所要スペースが有利にも小さくなる。更に、階段形状に種々異なっている容量値の数を高めることで、階段形状に変化可能な容量値の数を、第2の制御電圧の重畳的な介入操作に対して結果的にその都度扁平に経過する周波数−制御電圧特性曲線が生じるように高める可能性が生じる。こうすれは位相ジッタが低減されるのである。このことは後で更に詳細に説明される。
発振器の形態について見れば有利には、第1の制御電圧源はn個の電流源を有しており、該電流源は個別にスイッチング可能に負荷抵抗に接続されており、該負荷抵抗を介して第1の制御電圧が降下する。その際抵抗の概念にはオーミック抵抗だけではなく、電流が流れると電圧が降下するそれぞれの部品またはそれぞれの部品回路網も含んでいる。抵抗は殊に少なくとも1つの障壁層部品、例えばダイオードを有していることができる。抵抗部品としてダイオードを使用することで既に適当な温度特性が生じるが、あるいは少なくとも、温度に依存している電流源と接続されて所望の温度特性が得られるようにすることができる。電流源の数nはそれぞれ整数の正の数1,2,3…であってよい。n=1の場合、少なくとも3つの種々の制御電圧値を電流源の電流回路に種々の抵抗を挿入することによって生成することができる。
少なくとも1つの負荷抵抗を有するスイッチング可能な接続により、比較的僅かな数の電流源の種々の組み合わせによって制御電圧の比較的数多くの階段形状の種々の値が生成される。更に、電流源に対して、容量の温度特性を補償することができる温度特性が電流源で安定して得られるようにすることができるという利点を有している。
別の有利な形態は、n個の電流源のいずれも負荷抵抗に接続しない、電流源のまさに1つ、n個の電流源すべての組み合わせまたはn個の電流源の部分組み合わせを負荷抵抗に接続する第1の制御部によって特徴付けられている。
この形態は、比較的小さな数の電流源から大きな数の制御電圧を生成するという上で述べた利点を実現するものである。
n個の電流源の少なくとも1つがその温度に依存している電流を送出することも有利である。
この形態は制御可能な容量の温度特性の補償の上で述べた利点を更に継承するものである。電流源の温度特性の選択の際に、発振器の周波数が温度を介して全体として安定状態に留まるように全部の回路構成要素が考慮されることは勿論である。
別の有利な形態はまさにn=2の電流源によって特徴付けられている。
数多くの場合、例えば移動通信技術に使用される場合、この僅かな数の電流源で容量変化に対する申し分ない制御手段が実現される。負荷抵抗に電流源のいずれも接続されないか、1つされるのかまたは2つされるのかに応じて、3つの制御電圧値が生じる。2つの電流源が異なった電流を生成するとき、この数は4に高めることができる。このことは、数値を相応に変化してやればn個の電流源に対して同じように当てはまる。
それ故に、n個の電流源のうち少なくとも2つが異なった大きさの電流を送出するようにしても有利である。
択一的に、少なくとも3つの制御電圧値を用意するために抵抗網と接続されて1つだけの電流源が利用されることも好適である。このために電流源および/または抵抗網は有利には、これらが発振器全体の温度特性を補償するように選択される。
別の有利な実施形態は少なくとも1つの第2の振動回路容量および第2の制御部によって特徴付けられており、ここで該第2の制御部はアナログの、連続的に変化可能な制御電圧を送出し、該電圧が第2の振動回路容量の値を決定する。
別のアナログ制御電圧(第2の制御電圧)によって調整設定可能である振動回路では、第1および第2の制御電圧の影響は、第1の制御電圧によって周波数−制御電圧依存性の特性曲線群から成る所定の特性曲線が選択されるように重なっている。これにより、本来の所望の周波数調整設定をアナログの、第2の制御電圧によって行いかつ第1の制御電圧をいわばこの特性曲線をシフトするために使用するという可能性が生じる。
第1および/または第2の振動回路容量がそれぞれ、2つの相対的にスイッチングされる容量ダイオードによって実現されていることも有利である。
アナログ制御電圧が2つのダイオードの間に供給されるというこういった対称的な配置構成によって、制御電圧の、振動回路からの直流電流−減結合が行われ、これにより振動回路−交流電圧とアナログ制御電圧との間の不都合な相互作用が妨げられるまたは少なくとも低減されることになる。
更に、第2の制御部が位相調整ループのチャージポンプであれば有利である。
この実施形態は本発明を位相調整ループの構想に統合するので、上に挙げた利点はそこでその作用効果を発揮できる。
方法の実施形態について見る場合、第1の制御電圧を、n個の電流源のいずれも負荷抵抗に接続しない、n個の電流源のまさに1つ、n個の電流源すべての組み合わせまたはn個の電流源の部分組み合わせ(n−m)で負荷抵抗に接続することによって生成し、ここで組み合わせはそれぞれ第1の制御部の制御信号によって行われることは有利である。
第2の振動回路容量を第2の制御部によって制御し、ここで該第2の制御部がアナログの、連続的に変化可能な制御電圧を送出し、該電圧が第2の振動回路容量の値を決定することも有利である。
本発明の方法の観点のこの実施形態は相応する装置実施形態に対応している利点を提供する。
別の利点は明細書の説明および添付の各図から分かる。
ここまでに挙げたおよび以下に更に説明するつもりの特徴はその都度示されている組み合わせにおいてのみならず、本発明の枠を逸脱しない限り、別の組み合わせにおいても独立的にも使用可能であることは勿論である。
次に本発明を図示の実施例に付き図面を用いて詳細に説明する。
図1には振動回路12、減衰防止回路14および制御部16を有するそれ自体公知の発振器10の全体が示されている。振動回路12はインダクタンス18,20および第1の容量24および26並びに第2の容量22から成る並列回路を有している。第1および第2の容量22,24,26のそれぞれは相互接続されている容量ダイオードまたはバラクタダイオード28,30;32,34および36,38の対として構成されている。容量ダイオードのそれぞれの対28,30;32,34;36,38は接続ノード40,42,44を有しており、これらを介して制御部16は可変の直流電圧を電圧に依存した容量の調整設定のために容量対28,30;32,34;36,38のそれぞれの対に供給する。
制御部16の第1の部分制御部48はバイナリー(2値)の電圧値をノード42,44に供給し、その結果所属の第1の容量24,26はその都度2つの可能な容量値の間をバイナリーに切り換えられる。制御部16の第2の部分制御部46はアナログの、連続的に変化する直流電圧をノード40に供給するので、所属の第2の容量22の値が連続的に変化する。インダクタンス18,20および容量22,24,26を有する振動回路12は給電電圧接続端子45と減衰防止回路14との間にある。減衰防止回路はノード49,50を介して振動回路12に接続されている。ノード49,50にて発振器10の出力信号を取り出すこともできる。
減衰防止回路14は直流電流源52と、トランジスタ対54,56と、容量対60,62と抵抗対64,66とから成っている。トランジスタ54のコレクタ−エミッタ間はノード50と直流電流源52との間に存在している。同様に、トランジスタ56のコレクタ−エミッタ間はノード49と直流電流源52との間に存在している。容量60を介してトランジスタ56のベースは交流電流的にノード50に結合される。同様に、容量62はトランジスタ54のベースを交流電流的にノード49に結合する。トランジスタ54および56のベースは抵抗64および66を介してノード69に接続されている。このノードはトランジスタ54および56の動作点調整設定のために電圧源71から給電される。
従って減衰防止回路14はトランジスタ54,56の差分対(diefferentielles Paar)のコレクタおよびベースが容量的に交差接続されている交流電流源である。これは振動回路12にノード49,50を介して位相正しくエネルギーを供給しかつこれにより振動回路12の減衰損を代替えするものである。
点線68,70は、容量24および26の間に他の(n−2)個の容量を介挿することができて、第1のサブ制御部48によって切り換えられるn個の容量があることを指示している。
図2には、図1の発振器10によって用意されるような種々様々な周波数領域が示されている。その際平均周波数領域72は所望の周波数スペクトル、もしくは2.4および2.5GHzの間のBluetooth用途の場合の0.1GHzの帯域幅に相応する。発振器10の温度に依存して、この所望の帯域幅72は温度ドリフト現象によって拡大される。このことは図2では両側に拡がっている領域74,76によって示される。付加的な拡大は発振器10の使用部品の電気的な特性の変動によって発生する。この種の変動は製造プロセスが原因で生じるものである。図2において、の領域78,80によりこの種の素子に規定されて生じる拡大が示されている。
それ自体公知の、図1の発振器10は、第1の制御部48がデジタルに、第1の容量24,26のいずれもドライブ制御しないか、第1の容量24,26のいずれかをドライブ制御するかまたは2つの第1の容量24,26をドライブ制御するように作動される。このことは、容量24,26間に別の(n−2)個の容量が存在している場合にも相応に当てはまる。第1の制御部48によって規定される、第1の容量24,26のスイッチング状態に依存して、図3に図示のオーバラップしている周波数領域82,84および86の1つが生じる。その際第1の容量24,26および第1の制御部48によって出力される、ノード42,44に対する制御電圧は、お互いにオーバラップしている、図3の周波数領域82,84および86が図2の全部の周波数領域78,74,72,76,80をカバーしているように選定されている。これにより第1の制御部48は確実に、カバーすべき全部のスペクトル78,74,72,76,80の1つの部分領域82,84,86を選択する。
それから前以て選択された領域82,84,86の1つ内で、第2の制御部46がアナログの、連続的に変化する直流電圧信号を第2の容量22のノード40に送出することによって、その都度所望の周波数を正確に調整設定するという課題を引き受ける。
冒頭に説明したように、図1に図示されているような発振器10は、周波数スペクトル78,74,72,76,80を部分領域82,84,86によってカバーするために、比較的多くのスペースを要求する第1の容量24,26が必要であるという欠点を有している。僅かな数の第1の容量24,26に制限する場合、その結果として比較的広い領域82,84,86が生じ、この場合には合計で大きくなる同調領域に基づいて同調急峻度は一層大きくなり、ひいては不都合なことに位相ジッタも大きくなる。このことは後で図6との関連において一層詳細に説明する。
図4には、上述した欠点を回避する本発明の発振器100の実施例が示されている。図4の発振器は図1のそれ自体公知の発振器10とは、図1の振動回路12に代わる変化された振動回路102並びに図1の制御部16に代わる変化された制御部106によって相違している。変化していない構成要素は図1および図4とも同じ参照符号で示されておりかつそれ故に図4との関連においてもう一度繰り返さない。変化した振動回路102は、図1のn個の容量24ないし26が対毎に相対的にスイッチングされる容量ダイオード110,112から成る唯一の容量108によって置換されたことによって特徴付けられている。この容量の値は、変化した制御部106によってノード114に印加される階段形状にリスイッチング可能である直流電圧によって変化される。
ノード114に対して階段形状に変化可能である直流電圧を生成するために、制御部106はn個の直流電流源(n=1,2,3,…)を有しており、そのうち2つの直流電流源116,118が全部でn個の直流電流源の代表として図4に図示されている。個々の制御可能なスイッチ120,122を介してn個の直流電流源116,118が負荷抵抗124に接続されるようにすることができ、その結果スイッチ120および/または122が閉成されている場合、給電電圧接続端子45とアース電位126との間にある、電流源116および/または118と負荷抵抗124とから成る直列回路が生じる。それ故にスイッチ120,122のスイッチング状態に応じて、制御可能な容量108のノード114に接続されているノード128に、階段形状に変化する直流電圧が生じることになる。複数の電流源116,118の、負荷抵抗124に対するスイッチングに対して択一的に、制御電圧の変化を、唯一の電流源、もしくは電流源116を抵抗網124にスイッチングすることによって実現することもでき、その場合には抵抗網124がスイッチ120,122の制御によって変化される。トポロジー的には、一方の電流源を例えば個別抵抗124の場所に配置するようにしてもよく、その場合には電流源116,118の場所に抵抗が配置される。この種の装置の抵抗の1つが通電するようにスイッチングされるのか、1つも通電しないようにスイッチングされるのかまたは両方が通電するようにスイッチングされるのかに応じて、この種の形態でもノード114に3つの制御電圧値が生じる。
スイッチ120,122は第1のサブ制御部130によって操作される。図1の発振器とは異なって、図4の振動回路102の容量は容量24,26の2値的なオンスイッチングまたはオフスイッチングによってではなくて、唯一の容量108に対する制御電圧の変化によって変化される。制御電圧の変化は図4の対象では直流電流源116,118からの電流のオンスイッチングまたはオフスイッチングによって行われ、この場合には図1の容量24,26より著しく僅かなスペースしか必要としない。
それ故に直流電流源116,118はスイッチ120,122および場合によっては負荷抵抗124および第1の制御部130と一緒に第1の制御電圧源(116,118,120,122)の実施例を表している。これは少なくとも3つの階段形状で異なっている値を有する第1の制御電圧を第1の振動回路容量(108)に印加する第1の制御電圧源。
直流電流源116,118はそれぞれ同じ電流強度または異なった電流強度を送出することができる。更にこれらは有利には、これらの温度特性が容量108の温度特性を補償するように実現される。電流源の温度特性の選択の際に、発振器の周波数が温度に関して安定状態に留まるように全部の回路構成要素が考慮される。
図1のn個の容量24,26を、図4のn個の電流源116,118と接続されている唯一の容量108に置換することによって所要スペースが比較的僅かであるという利点の他に、容量を決定する直流電圧の変化を著しく細かい段階で行うことができるという利点を有してる。このことは図5において全体の周波数領域78,74,72,76,80により8つの部分周波数領域132,134,136,138,140,142,144および146によって図示されており、そのうちそれぞれは図4のn個のスイッチ120,122のスイッチング状態を表している。それ故に領域132,…,146のそれぞれ個々は図3の領域82,84,86のそれぞれより著しく狭くすることができる。領域の幅は回路技術的な要求から直接的に決まってくるものである。全体の領域を78+74+72+76+80に選択することで十分であるが、この大きな領域によって同調峻度、ひいては位相ジッタは大きい。製造に規定されて生じるばらつきを考慮するのであれば、領域74+72+76を捕捉するので十分である(82から84,…のステップ幅の+/−約1/2)。温度補償が行われた同調領域が領域72だけを有している(132から134,…のステップ幅の+/−約1/2)ようにすれば、位相ジッタは極めて僅かということになる。
8つの部分領域は、3つの電流源の電流が等しくないとき、例えば3つの電流源および3つのスイッチによって実現される。この場合1が閉じられたスイッチを表しかつ0が開放されたスイッチを表すとき、次の8つの可能なスイッチング状態が生じ、これらにより8つ異なった和電流が、ひいては8つの異なった電圧がノード114,128において生じることになる。第1の制御部130は、このようなスイッチング状態を確定する相応のデータ語を送出する。次の表はこの場合に対する可能なスイッチング状態を示している。
Figure 2005312059
電流源116,118および抵抗124が配置されている場合、極性反転も可能であるのは勿論である。すなわちその場合には抵抗124をノード45に接続しかつ電流源116,118をアース126に接続することができる。周波数領域132,…,146の帯域幅を縮小する効果により、第2の制御部46の、振動回路102のノード40へのアナログ制御介入操作に対する特性曲線がより扁平に経過するという有利な結果が生じることになる。結果的にこれにより、図6から明らかであるように、位相雑因が低減される。図6の横軸には、第2の制御部46から振動回路12,102のノード40に印加される制御電圧U DC 40が取られている。図6の縦軸には図2および図5からの周波数領域78,74,72,76,80が示されている。
特性曲線152は図1の振動回路12に属しかつ図3の周波数領域82,84,86の1つ内の制御電圧U DC 40の変化ΔU DC 40の際の振動回路12の周波数変化の大きさを記述している。これに対して特性曲線154は周波数fの変化と周波数領域132,…,146の1つ内の図4の発振器100の場合の制御電圧U DC 40の変化ΔU DC 40との間の依存関係を表している。
周波数領域132,…,146は周波数領域82,84,86より狭いので、図4の発振器100の特性曲線154は図1の発振器10の相応の特性曲線152より扁平に経過する。それ故に制御電圧U DC 40のそれぞれ同じ変動幅ΔU DC 40はより扁平な特性曲線154において結果的により小さな周波数変化156を生じることになり、一方より急峻な特性曲線152の場合には制御電圧U DC 40の同じ変動幅ΔU DC 40は周波数変動158が一段と大きくなるということになる。周波数変化156,158は位相ジッタに対する尺度を表しているので、図6は、図4の対象が図1のそれ自体公知の対象の場合に比べて有利にもより小さな位相ジッタを招来することを示している。
冒頭に述べた、それ自体公知の回路の回路略図 図1の回路の所望の周波数の領域および温度および周波数の影響によるこの領域の不都合な拡大を示す線図 図1の回路において接続される容量の数を変えることにより生じる種々の周波数領域を示す線図 本発明の発振器の実施例の回路略図 図4の本発明の発振器においては図3の場合の周波数領域に比べてより狭い形状において周波数領域がどのように生じるかを示す線図 不所望の位相ジッタを低減することになる、より大きな数において階段形状に変化可能である容量値から生じかつ第2の制御電圧の操作介入に対する特性曲線をより扁平に経過させる本発明の作用効果を定性的に示す線図
符号の説明
10 発振器、 12 振動回路、 14 減衰防止回路、 16 制御部、 18,20 インダクタンス、 22,24,26 容量、 28,30;32,34,36,38 バラクタダイオード。 40,42,44 接続ノード、 45 給電電圧接続端子、 46,48 サブ制御部、 49,50 ノード、発振器の出力側、 52 直流電流源、 54,56 トランジスタ、 71 電圧源、 72 周波数領域、 100 発振器、 102 振動回路、 108 容量、 110,112 容量ダイオード、 114,128 ノード、 116,118 電流源、 120,122 スイッチ、 124 負荷抵抗、 126 アース電位、 130 第1制御部、 152,154 特性曲線、 156,158 周波数変化

Claims (15)

  1. 少なくとも1つの振動回路インダクタンス(18,20)と第1の振動回路容量(108)とから成っている振動回路(102)を備えている発振器(100)であって、
    第1の振動回路容量(108)の値が第1の制御電圧によって種々異なっている段間で切換制御可能であるという形式のものにおいて、
    少なくとも3つの階段形状の種々異なっている値を有する第1の制御電圧を第1の振動回路キャパシタンス(108)に印加する第1の制御電圧源(116,118,120,122)を備えて成る
    ことを特徴とする発振器(100)。
  2. 第1の制御電圧源(116,118,120,122)はn個の電流源(116,118)を有しており、該電流源は個別にスイッチング可能に負荷抵抗(124)に接続されており、該負荷抵抗を介して第1の制御電圧が降下する
    請求項1記載の発振器(100)。
  3. 負荷抵抗(124)として障壁層部品が使用されている
    請求項2記載の発振器(100)。
  4. n個の電流源(116,118)のいずれも負荷抵抗(124)に接続しない、電流源(116,118)のまさに1つ、n個の電流源(116,118)すべての組み合わせまたはn個の電流源(116,118)の部分組み合わせを負荷抵抗(124)に接続する第1の制御部(130)を備えて成る
    請求項2または3記載の発振器(100)。
  5. n個の電流源(116,118)の少なくとも1つはその温度に依存している電流を送出する
    請求項2から4までのいずれか1項記載の発振器(100)。
  6. まさにn=2の電流源(116,118)である
    請求項2から5までのいずれか1項記載の発振器(100)。
  7. n個の電流源(116,118)の少なくとも2つは異なっている強度の電流を送出する
    請求項2から6までのいずれか1項記載の発振器(100)。
  8. 少なくとも3つの制御電圧値を用意するために抵抗(網124)と接続されて1つだけの電流源(116)が利用される
    請求項2または3記載の発振器(100)。
  9. 電流源(116)および/または抵抗網(124)は発振器全体(100)の温度特性を補償する
    請求項8記載の発振器(100)。
  10. 少なくとも1つの第2の振動回路容量(22)および第2の制御部(46)を備え、ここで該第2の制御部(46)はアナログの、連続的に変化可能な制御電圧(U DC 40)を送出し、該電圧が第2の振動回路容量(22)の値を決定する
    請求項1から9までのいずれか1項記載の発振器(100)。
  11. 第1および/または第2の振動回路容量(108;22)はそれぞれ、2つの相対的にスイッチングされる容量ダイオード(110,112;28,30)によって実現されている
    請求項1から10までのいずれか1項記載の発振器(100)。
  12. 第2の制御部(46)は位相調整ループのチャージポンプを有している
    請求項10記載の発振器(100)。
  13. 少なくとも1つの振動回路インダクタンス(18,20)と第1の振動回路容量(108)とから成っている振動回路(102)を備えている発振器(100)の周波数を調整設定するための方法であって、
    第1の振動回路容量(108)の値が第1の制御電圧によって種々異なっている段間で切換制御可能であるという形式の方法において、
    第1の振動回路容量(108)を第1の制御電圧源(116,118,120,122)によって調整設定し、該第1の制御電圧源が少なくとも3つの階段形状の種々異なっている値を有する第1の制御電圧を第1の振動回路キャパシタンス(108)に印加する
    ことを特徴とする発振器の周波数の調整設定方法。
  14. 第1の制御電圧を、n個の電流源(116,118)のいずれも負荷抵抗(124)に接続しない、n個の電流源(116,118)のまさに1つ、n個の電流源(116,118)すべての組み合わせまたはn個の電流源(116,118)の部分組み合わせを負荷抵抗(124)に接続することによって生成し、ここで該接続は第1の制御部(130)によってその都度行われる
    請求項10記載の方法。
  15. 第2の振動回路容量(22)を第2の制御部(46)によって制御し、ここで該第2の制御部(46)はアナログの、連続的に変化可能な制御電圧(U DC 40)を送出し、該電圧が第2の振動回路容量(22)の値を決定する
    請求項10または11記載の方法。
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