JP2005311247A - コイル装置のワイヤ接合方法およびコイル装置 - Google Patents

コイル装置のワイヤ接合方法およびコイル装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 一回の接合工程で、複数のコイルのワイヤを共通のケースターミナルに電気的に接続可能にする。
【解決手段】 ボビン11から突出したコイルターミナル13と、複数のコイル10に共通の電位を供給するケースターミナル21との間に、ワイヤ12をはさみ、コイルターミナル13およびケースターミナル21のうち一方に接合機の+電極を接触させるとともに他方に接合機の−電極を接触させ、+電極と−電極の間に電流を流して、ワイヤ12とコイルターミナル13とケースターミナル21の接合を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数のコイルのワイヤを共通の電位を供給するケースターミナルに電気的に接続するコイル装置のワイヤ接合方法およびコイル装置に関し、例えば車両におけるブレーキ液圧を増減圧することによって車輪のロック傾向を回避するというABS(アンチロックブレーキシステム)のブレーキアクチュエータに適用して好適である。
従来、電磁弁等に用いられるコイルのワイヤは、コイルターミナルと接合されている(例えば、特許文献1参照)。そして、このような電磁弁を複数個用いる場合、各電磁弁のコイルターミナルは、複数の電磁弁のコイルに共通の電位を供給するケースターミナルに接合される。
電磁弁を複数個用いる例としてABSのブレーキアクチュエータがあり、ブレーキアクチュエータは、図5に示すように、ブレーキ液が流通するブレーキ液通路が形成されたハウジングH、ブレーキ液通路を開閉してホイールシリンダ内のブレーキ液圧を増減圧する複数の電磁弁1、ケースターミナル21Aがインサート成型されたケース2等を備えている。
この電磁弁1は、ブレーキ液通路を開閉する弁部と、コイルおよびヨークを主体として弁体を駆動するコイル部とからなり、弁部はハウジングHに圧入して固定され、コイル部はハウジングHとケース2間に狭持されている。
そして、図5、図6に示すように、電磁弁1におけるコイル10のワイヤ12は、ボビン11から突出したコイルターミナル13Aに接合され、複数の電磁弁1のコイルターミナル13Aがケースターミナル21Aに接合される。
具体的には、図6〜図8に示すように、コイル部単体の状態、すなわち、コイル部がハウジングHやケース2と一体化されていない状態で、コイルターミナル13Aに形成されたU字形状のフック部139にワイヤ12の端部を導入し、このフック部139を接合機の電極100で加圧しながら電流を流して、コイル10のワイヤ12とコイルターミナル13Aの接合を行う。次に、図9に示すように、電磁弁1をハウジングHやケース2と一体化した状態で、コイルターミナル13Aをケースターミナル21Aに接合する。
特開平8−124742号公報
しかしながら、複数のコイルのワイヤを共通の電位を供給するケースターミナルに電気的に接続する場合、コイルのワイヤとコイルターミナルとの接合、および、各電磁弁のコイルターミナルとケースターミナルとの接合を、別工程で行うため、接合機が2種類必要であるとともに、接合工程の時間が長くなってしまうという問題があった。
また、コイルのワイヤとコイルターミナルとの接合の際、溶融したワイヤの絶縁皮膜がフック部139の隙間から流れ出し、接合機の電極100に付着、堆積するため、電極100の清掃メンテナンスを頻繁に行う必要があった。特に、電磁弁の使用個数の多いABSブレーキアクチュエータではこれらの問題はばかにならない。
本発明は上記点に鑑みて、一回の接合工程で、複数のコイルのワイヤを共通のケースターミナルに電気的に接続可能にすることを主目的とする。また、接合機の電極の清掃メンテナンスを不要ないしは清掃メンテナンス頻度を低くすることを他の目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、ボビン(11)に巻かれたワイヤ(12)がボビン(11)から突出したコイルターミナル(13)に接合されたコイル(10)と、複数のコイル(10)のコイルターミナル(13)に接合されて複数のコイル(10)に共通の電位を供給するケースターミナル(21)とを備えるコイル装置のワイヤ接合方法であって、コイルターミナル(13)とケースターミナル(21)との間にワイヤ(12)をはさみ、コイルターミナル(13)およびケースターミナル(21)のうち一方に接合機の+電極を接触させるとともに他方に接合機の−電極を接触させ、+電極と−電極の間に電流を流して、ワイヤ(12)とコイルターミナル(13)とケースターミナル(21)の接合を行うことを特徴とする。
これによると、ワイヤとコイルターミナルとケースターミナルの接合が1回の接合工程で完了するため、接合機を削減し、接合工程時間を短縮することができる。
請求項2に記載の発明では、コイルターミナル(13)とケースターミナル(21)との間に形成されたワイヤ保持空間(131、212)にワイヤ(12)を貫通させるとともに、コイルターミナル(13)とケースターミナル(21)とを接触させ、ワイヤ(12)が延出する方向以外はワイヤ保持空間(131、212)が閉じられた状態にして、ワイヤ(12)とコイルターミナル(13)とケースターミナル(21)の接合を行うことを特徴とする。
これによると、ワイヤが延出する方向以外はワイヤ保持空間が閉じられるため、接合の際に溶融したワイヤの絶縁皮膜が流れ出しにくい。したがって、溶融した絶縁皮膜が接合機の電極に付着、堆積することを防止ないしは抑制して、接合機の電極の清掃メンテナンスを不要ないしは清掃メンテナンス頻度を低くすることができる。
請求項3に記載の発明では、コイルターミナル(13)およびケースターミナル(21)の少なくとも一方に凹部(131、212)を設ける工程と、ワイヤ(12)を凹部(131、212)にセットする工程と、セットしたワイヤ(12)に向かって+電極と−電極を移動させてコイルターミナル(13)とケースターミナル(21)とを接触させ、ワイヤ(12)とコイルターミナル(13)とケースターミナル(21)の接合を行う工程とを有することを特徴とする。
これによると、ワイヤは凹部にてガイドされていて、接合の際にワイヤが凹部外に移動しにくいため、ワイヤの異常な変形を防ぎ、ワイヤとコイルターミナルとケースターミナルの接触面積を同程度に保つことができ、接合に最適な電流を流すことができ、ワイヤとコイルターミナルとケースターミナルの確実な接合が可能である。
請求項4に記載の発明では、ボビン(11)に巻かれたワイヤ(12)とボビン(11)から突出したコイルターミナル(13)とを接合したコイル(10)と、複数のコイル(10)のコイルターミナル(13)に接合されて複数のコイル(10)に共通の電位を供給するケースターミナル(21)とを備えるコイル装置において、ワイヤ(12)がコイルターミナル(13)とケースターミナル(21)との間にはさまれた状態で、ワイヤ(12)とコイルターミナル(13)とケースターミナル(21)が接合されていることを特徴とする。
これによると、ワイヤとコイルターミナルとケースターミナルの接合を1回の接合工程で行うことができるため、接合機を削減し、接合工程時間を短縮することができる。
請求項5に記載の発明では、コイルターミナル(13)とケースターミナル(21)の間に、ワイヤ(12)が貫通されるワイヤ保持空間(131、212)が形成され、ワイヤ保持空間(131、212)は、ワイヤ(12)が延出する方向以外は、コイルターミナル(13)とケースターミナル(21)が接触して閉じられていることを特徴とする。
これによると、ワイヤが延出する方向以外はワイヤ保持空間が閉じられているため、接合の際に溶融したワイヤの絶縁皮膜が流れ出しにくい。したがって、溶融した絶縁皮膜が接合機の電極に付着、堆積することを防止ないしは抑制して、接合機の電極の清掃メンテナンスを不要ないしは清掃メンテナンス頻度を低くすることができる。
請求項6に記載の発明では、コイルターミナル(13)およびケースターミナル(21)の少なくとも一方に凹部(131、212)を備え、ワイヤ(12)が凹部(131、212)にセットされていることを特徴とする。
これによると、ワイヤは凹部にてガイドされて、接合の際にワイヤが凹部外に移動しにくいため、ワイヤの異常な変形を防ぎ、ワイヤとコイルターミナルとケースターミナルの接触面積を同程度に保つことができ、接合に最適な電流を流すことができ、ワイヤとコイルターミナルとケースターミナルの確実な接合が可能である。
請求項7に記載の発明では、ホイールシリンダ内のブレーキ液圧を調整する複数の電磁弁(1)と、複数の電磁弁(1)に共通の電位を供給するケースターミナル(21)とを備え、電磁弁(1)は、ボビン(11)に巻かれたワイヤ(12)とボビン(11)から突出したコイルターミナル(13)とを接合したコイル(10)を備える車両用ブレーキアクチュエータにおいて、ワイヤ(12)がコイルターミナル(13)とケースターミナル(21)との間にはさまれた状態で、ワイヤ(12)とコイルターミナル(13)とケースターミナル(21)が接合されていることを特徴とする。
これによると、車両用ブレーキアクチュエータを製造する際、ワイヤとコイルターミナルとケースターミナルの接合を1回の接合工程で行うことができるため、接合機を削減し、電磁弁の個数分接合工程時間を大きく短縮し、メンテナンスを大きく簡素化することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の一実施形態について説明する。図1は一実施形態に係るコイル装置を含む車両用ブレーキアクチュエータの要部を一部断面で示す図であり、より詳細には、ワイヤとコイルターミナルとケースターミナルとを接合する直前の状態を示している。また、図2は図1のA−A線に沿う断面図、図3は図2のC部の拡大断面図、図4は図1のB−B線に沿う断面図である。
図1に示すように、ブレーキアクチュエータは電磁弁1を少なくとも8個備えている。車輪ごとにホイールシリンダにブレーキオイルを供給する弁4つと遮断する弁4つである。ケースターミナル21がインサート成型されたケース2と、ブレーキ液通路が形成されたハウジング(図示せず)との間に、複数個の電磁弁1が配置されるようになっている。
電磁弁1は、ハウジング内のブレーキ液通路を開閉する弁部(図示せず)と、コイル(詳細後述)やヨーク(図示せず)を主体として弁部の弁体を駆動するコイル部(図示せず)とからなり、弁部はハウジングに圧入して固定され、コイル部はハウジングとケース2間に狭持されている。
ケース2は、PBT等の樹脂製であり、電磁弁1のコイルターミナル(詳細後述)が挿入される貫通穴22が、ケースターミナル21に近接する位置に形成されている。
ケースターミナル21は、導電性が良好な金属よりなる。ケースターミナル21が複数の電磁弁1のコイルに電気的に接続されて、複数の電磁弁1のコイルに共通の電位を供給するようになっている。また、図2および図3に示すように、ケースターミナル21には、電磁弁1のコイルターミナル側に向かって突出するとともに、電磁弁1の軸方向に延びる凸部211が2つ形成され、さらに、2つの凸部211間に凹部212が形成されている。
図1に示すように、電磁弁1は、通電時に電磁力を発生するコイル10を備え、このコイル10は、樹脂製のボビン11や、ボビン11の外周に巻かれたワイヤ12等から構成されている。
ボビン11には、導電性が良好な金属よりなるコイルターミナル13が装着されている。コイルターミナル13は、一部がボビン11に圧入され、残りの部分がボビン11から突出している。このコイルターミナル13におけるボビン11から突出した部位は、電磁弁1の軸方向に延びており、ケース2の貫通穴22に挿入されるようになっている。
図2および図3に示すように、コイルターミナル13においてケースターミナル21の凹部212と対向する面には、電磁弁1の軸方向に延びる凹部131が形成されている。また、図4に示すように、コイルターミナル13の先端部には、切欠き132が形成されている。
コイル10のワイヤ12は、図2および図3に示すように、コイルターミナル13の凹部131およびケースターミナル21の凹部212に導入され、ワイヤ12の先端部は、図1および図4に示すように、コイルターミナル13の切欠き132に挿入して固定されている。なお、コイルターミナル13の凹部131およびケースターミナル21の凹部212は、本発明のワイヤ保持空間に相当する。
次に、ワイヤ12とコイルターミナル13とケースターミナル21とを接合する工程について説明する。
この接合工程の前に、コイル10やヨークを主体とするコイル部単品の組み付けは完了している。すなわち、ボビン11にワイヤ12を巻線した後、ワイヤ12をコイルターミナル13の凹部131に沿って導入し、ワイヤ12の先端部をコイルターミナル13の切欠き132に引っ掛けてワイヤ12を仮固定している。また、電磁弁1の弁部も、接合工程の前にハウジングに圧入されている。
次に、コイル部をハウジングに装着し、ハウジングにケース2を組み付けて、コイル部をハウジングとケース2間に狭持する。この時点で、ワイヤ12とコイルターミナル13とケースターミナル21の位置関係が、図1〜図4に示すようになる。
具体的には、コイルターミナル13の凹部131およびケースターミナル21の凹部212にワイヤ12が位置して、コイルターミナル13とケースターミナル21間にワイヤ12が挟まれる。
次に、ワイヤ12が挟まれた部位にて、コイルターミナル13とケースターミナル21をヒュージング接合機の2つの棒状の電極100で挟み、電極100でそれらを加圧し通電する。より詳細には、コイルターミナル13およびケースターミナル21のうち一方に接合機の+電極を接触させるとともに他方に接合機の−電極を接触させ、+電極と−電極の間に電流を流す。これにより、ケースターミナル21の凸部211がコイルターミナル13に当接した後、ワイヤ12も加圧通電される。そして、各当接部でナゲットが形成され、ワイヤ12とコイルターミナル13とケースターミナル21の接合が完了する。
このように、ワイヤ12とコイルターミナル13とケースターミナル21の接合が1回の接合工程で完了するため、接合機を削減し、接合工程時間を短縮することができる。
また、コイルターミナル13の凹部131とケースターミナル21の凹部212は、ケースターミナル21の凸部211がコイルターミナル13に当接しているためワイヤ12が延出する方向以外は閉じられている。したがって、接合の際、コイルターミナル13の凹部131とケースターミナル21の凹部212に挟まれた部位にてワイヤ12の絶縁皮膜121が溶融するが、その溶融した絶縁皮膜121は凹部131、212から流れ出しにくく、溶融した絶縁皮膜121が接合機の電極100に付着、堆積することを防止ないしは抑制して、接合機の電極100の清掃メンテナンスを不要ないしは清掃メンテナンス頻度を低くすることができる
さらに、ワイヤ12は凸部211や凹部131、212にてガイドされていて、接合の際にワイヤ12が凹部131、212外に移動しないようになっているため、ワイヤ12の異常な変形を防ぎ、ワイヤ12とコイルターミナル13とケースターミナル21の接触面積を同程度に保つことができ、ヒュージングに最適な電流を流すことができ、ワイヤ12とコイルターミナル13とケースターミナル21の確実な接合が可能である。
本実施形態の車両用ブレーキアクチュエータによれば、少なくとも8個の電磁弁のそれぞれの接合工程時間を短縮でき、またメンテナンスも簡素化できるので、接合工程の簡素化、短縮化に大きく貢献することができる。
(他の実施形態)
上記各実施形態では、ケースターミナル21に凸部211を設けたが、コイルターミナル13に2つの凸部を設けてもよい。
本発明の一実施形態に係るコイル装置を含む車両用ブレーキアクチュエータの要部を一部断面で示す図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 図2のC部の拡大断面図である。 図1のB−B線に沿う断面図である。 従来のコイル装置を含む車両用ブレーキアクチュエータを一部断面で示す図である。 図5の電磁弁の正面図である。 図6の電磁弁の平面図である。 図7のD部の拡大図である。 図5のE部の拡大断面図である。
符号の説明
10…コイル、11…ボビン、12…ワイヤ、13…コイルターミナル、21…ケースターミナル。

Claims (7)

  1. ボビン(11)に巻かれたワイヤ(12)が前記ボビン(11)から突出したコイルターミナル(13)に接合されたコイル(10)と、複数のコイル(10)の前記コイルターミナル(13)に接合されて複数のコイル(10)に共通の電位を供給するケースターミナル(21)とを備えるコイル装置のワイヤ接合方法であって、
    前記コイルターミナル(13)と前記ケースターミナル(21)との間に前記ワイヤ(12)をはさみ、前記コイルターミナル(13)および前記ケースターミナル(21)のうち一方に接合機の+電極を接触させるとともに他方に前記接合機の−電極を接触させ、前記+電極と前記−電極の間に電流を流して、前記ワイヤ(12)と前記コイルターミナル(13)と前記ケースターミナル(21)の接合を行うことを特徴とするコイル装置のワイヤ接合方法。
  2. 前記コイルターミナル(13)と前記ケースターミナル(21)との間に形成されたワイヤ保持空間(131、212)に前記ワイヤ(12)を貫通させるとともに、前記コイルターミナル(13)と前記ケースターミナル(21)とを接触させ、前記ワイヤ(12)が延出する方向以外は前記ワイヤ保持空間(131、212)が閉じられた状態にして、前記ワイヤ(12)と前記コイルターミナル(13)と前記ケースターミナル(21)の接合を行うことを特徴とする請求項1に記載のコイル装置のワイヤ接合方法。
  3. 前記コイルターミナル(13)および前記ケースターミナル(21)の少なくとも一方に凹部(131、212)を設ける工程と、
    前記ワイヤ(12)を前記凹部(131、212)にセットする工程と、
    前記セットしたワイヤ(12)に向かって前記+電極と前記−電極を移動させて前記コイルターミナル(13)と前記ケースターミナル(21)とを接触させ、前記ワイヤ(12)と前記コイルターミナル(13)と前記ケースターミナル(21)の接合を行う工程とを有することを特徴とする請求項1に記載のコイル装置のワイヤ接合方法。
  4. ボビン(11)に巻かれたワイヤ(12)と前記ボビン(11)から突出したコイルターミナル(13)とを接合したコイル(10)と、複数のコイル(10)の前記コイルターミナル(13)に接合されて複数のコイル(10)に共通の電位を供給するケースターミナル(21)とを備えるコイル装置において、
    前記ワイヤ(12)が前記コイルターミナル(13)と前記ケースターミナル(21)との間にはさまれた状態で、前記ワイヤ(12)と前記コイルターミナル(13)と前記ケースターミナル(21)が接合されていることを特徴とするコイル装置。
  5. 前記コイルターミナル(13)と前記ケースターミナル(21)の間に、前記ワイヤ(12)が貫通されるワイヤ保持空間(131、212)が形成され、
    前記ワイヤ保持空間(131、212)は、前記ワイヤ(12)が延出する方向以外は、前記コイルターミナル(13)と前記ケースターミナル(21)が接触して閉じられていることを特徴とする請求項4に記載のコイル装置。
  6. 前記コイルターミナル(13)および前記ケースターミナル(21)の少なくとも一方に凹部(131、212)を備え、前記ワイヤ(12)が前記凹部(131、212)にセットされていることを特徴とする請求項4に記載のコイル装置。
  7. ホイールシリンダ内のブレーキ液圧を調整する複数の電磁弁(1)と、前記複数の電磁弁(1)に共通の電位を供給するケースターミナル(21)とを備え、
    前記電磁弁(1)は、ボビン(11)に巻かれたワイヤ(12)と前記ボビン(11)から突出したコイルターミナル(13)とを接合したコイル(10)を備える車両用ブレーキアクチュエータにおいて、
    前記ワイヤ(12)が前記コイルターミナル(13)と前記ケースターミナル(21)との間にはさまれた状態で、前記ワイヤ(12)と前記コイルターミナル(13)と前記ケースターミナル(21)が接合されていることを特徴とする車両用ブレーキアクチュエータ。
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