JP2005303058A - コイルのワイヤ接合方法およびコイル - Google Patents

コイルのワイヤ接合方法およびコイル Download PDF

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Abstract

【課題】 コイルのワイヤとターミナルとを接合した後の、余分なワイヤ等の除去作業や、接合作業中に治具にてワイヤを所定位置に保持し続けることを、不要にする。
【解決手段】 ワイヤの接合予定部121がターミナル15の所定位置に位置決めされるようにターミナル15にワイヤ12をからげ、ワイヤの接合予定部121を金属パイプ16で覆い、ワイヤの接合予定部121と金属パイプ16とターミナル15とをヒュージング接合機の電極100で挟み、ワイヤの接合予定部121とターミナル15とを接合する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ワイヤとターミナルとを接合するコイルのワイヤ接合方法およびコイルに関するものである。
従来、コイルのワイヤとターミナルとを接合する方法として、ヒュージングにて接合するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ヒュージング接合は、ワイヤの絶縁皮膜を溶かすとともにワイヤとターミナルとを接合するもので、例えば図8〜図10に示すように、ターミナル15Aに形成されたフック形状のフック部159にワイヤ12の端部を導入し、このフック部159をヒュージング接合機の電極100で加圧しながら短時間大電流を流して行う。
ヒュージング接合の際、ワイヤ12とターミナル15Aとの接合が完了するまでの間、フック部159内において電極100で加圧される位置にワイヤ12を位置決めして保持する必要があり、ワイヤ12を位置決め保持する方法としては、ワークからげ式と治具からげ式が知られている。
ワークからげ式は、図11に示すように、フック部159にワイヤ12を導入した後、ターミナル15Aに形成した突起片158にワイヤ12をからげて、ワイヤ12を所定の位置に保持するものである。
治具からげ式は、図12に示すように、巻線治具の軸芯501の先端部から横方向に延びる突起片502を設け、フック部159にワイヤ12を導入した後、突起片502にワイヤ12をからげて、ワイヤ12を所定の位置に保持するものである。
特開平8−124742号公報
しかしながら、ワークからげ式では、接合部よりも端部側のワイヤおよび突起片158は、ヒュージング接合後は不要で邪魔な部分であるため、ヒュージング接合後にその邪魔な部分を切断して除去する必要がある。
一方、治具からげ式では、ワイヤとターミナルとの接合が完了するまでの間、ワイヤをフック部159内の所定位置に位置決めして保持し続ける必要がある。
本発明は上記点に鑑みて、接合後のワイヤおよび突起片の除去作業や、接合作業中に治具にてワイヤを所定位置に保持し続けることを、不要にすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、ボビン(11)に巻かれたワイヤ(12)とボビン(11)から突出したターミナル(15)とを、接合機の電極(100)で加圧しながら電流を流して接合するコイルのワイヤ接合方法であって、ワイヤの接合予定部(121、122)がターミナル(15)の所定位置に位置決めされるようにターミナル(15)にワイヤ(12)をからげるからげ工程と、ワイヤの接合予定部(121、122)を覆うように金属パイプ(16)でターミナル(15)を覆う覆い工程と、ワイヤの接合予定部(121、122)と金属パイプ(16)とターミナル(15)とを電極(100)で挟み、ワイヤの接合予定部(121、122)とターミナル(15)とを接合する接合工程とを備えることを特徴とする。
これによると、ターミナルにワイヤをからげることによりワイヤの接合予定部がターミナルの所定位置に位置決めされるため、ワークからげ式のようにターミナルに形成した突起片にワイヤをからげる必要がなくなり、したがって、接合後のワイヤおよび突起片の除去作業が不要である。
また、ターミナルにワイヤをからげることによりワイヤの接合予定部がターミナルの所定位置に位置決めされるため、治具からげ式のように接合作業中に治具にてワイヤを所定位置に保持し続ける必要がなくなる。したがって、ワイヤ接合作業が容易になるとともに、ワイヤを保持する治具が不要になってワイヤ接合に用いる設備が簡素化される。
さらに、ワイヤの接合予定部は金属パイプで覆われているため、接合作業時に加圧力によってワイヤが逃げようがなく、したがって、ワイヤとターミナルが確実に接合される。
さらにまた、ワイヤの接合予定部は金属パイプで覆われているため、接合作業時に溶融したワイヤの絶縁皮膜が電極側へ流出することが防止され、したがって、絶縁皮膜の付着による電極の清掃メンテナンスを不要にすることができる。
請求項2に記載の発明では、金属パイプ(16)は、表面処理がなされていないことを特徴とする。
ところで、金属パイプは導電性が高くなくてもよいため、材質の選択範囲が広く、表面処理が不要な金属を選択することができる。そして、請求項2に記載の発明のように、表面処理がなされていない材質の金属パイプを用いた場合、表面処理の成分が電極に付着することがなくなるため、表面処理の成分の付着による電極の清掃メンテナンスを不要にすることができる。
請求項3に記載の発明のように、ワイヤ(12)のからげられた部分(121)を、ワイヤの接合予定部としてもよい。
請求項4に記載の発明のように、円柱形状の素材よりなるターミナル(15)に平らな面押し部(151)を形成する面押し工程を、からげ工程よりも前に行うようにしてもよい。
請求項5に記載の発明では、からげ工程では、ワイヤの接合予定部(122)を面押し部(151)に沿わせて、面押し部(151)の両側でターミナル(15)にワイヤ(12)をからげ、覆い工程では、ワイヤの接合予定部(122)およびワイヤがからげられた部分(123)を金属パイプ(16)で覆うことを特徴とする。
これによると、ワイヤの接合予定部のみならず、ワイヤがからげられた部分も金属パイプで覆われるため、接合作業時に溶融したワイヤの絶縁皮膜が電極側へ流出することが一層確実に防止される。
請求項6に記載の発明では、ボビン(11)に巻かれたワイヤ(12)とボビン(11)から突出したターミナル(15)とを接合したコイルであって、請求項1ないし5のいずれか1つに記載の方法にて製造したことを特徴とする。
これによると、ワイヤとターミナルとの接合部が金属パイプで覆われているため、接合部よりも端部側のワイヤが他の部品に接触することを防止でき、ひいては、ワイヤと他の部品との接触によりコイルへの通電時に異常が発生することを未然に防止することができる。
請求項7に記載の発明では、ターミナル(15)は、円柱形状であることを特徴とする。
ところで、従来のターミナルはフック部を有するためプレス加工にて平板状に形成されており、専用金型が必要であるため高価である。これに対し、本発明ではターミナルのフック部が不要であるため、請求項7に記載の発明のように円柱形状のターミナルを用いることができる。したがって、円柱形状の規格品の素材を利用してターミナルを作ることにより、ターミナルを安価に得ることができる。
また、円柱形状のターミナルは、従来のプレス加工したターミナルに比べて、ターミナルをボビンに固定するためのスペースが少なくてすむため、その分アーマチュアの面積を増やして磁気効率を高めることができる。
請求項8に記載の発明のように、マスタシリンダ(200)からのブレーキ液圧をホイールシリンダ(210)に伝達し、車輪に対して制動力を発生させるように構成されるとともに、ブレーキ液圧を調整する電磁弁(1A、1B)を備えた車両用ブレーキアクチュエータにおいて、請求項6または7に記載のコイルを備えた電磁弁(1A、1B)を用いることができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。図1は第1実施形態に係るコイルを用いた電磁弁を一部断面で示す正面図、図2は図1のコイルのワイヤとターミナルとを接合する接合工程を示す図である。
図1に示すように、電磁弁1は、通電時に電磁力を発生するコイル10を備え、このコイル10は、樹脂製のボビン11や、ボビン11の外周に巻かれたワイヤ12等から構成されている。
コイル10の周囲には、磁性体金属よりなるアーマチュア13が配置されており、このアーマチュア13は、コイル10により誘起された磁束の磁路を構成する。
コイル10の内周部には、非磁性体金属よりなる有底筒状のスリーブ14が配置されている。そして、スリーブ14の内部には、通路を開閉する弁体(図示せず)や、その弁体を付勢するばね(図示せず)等が配置されている。
ボビン11には、導電性が良好な金属よりなる円柱形状のターミナル15が装着されている。ターミナル15は、一部がボビン11に圧入され、残りの部分がボビン11から突出している。因みに、ターミナル15は、例えば電気用硬銅銭を用いる。
後述するように、ターミナル15にはワイヤ12の端部がヒュージング接合され、その接合部付近は円筒形状の金属パイプ16にて覆われるようになっている。因みに、金属パイプ16は、表面処理がなされていない金属を用い、より詳細には例えばアルミニウムまたはステンレスを用いる。
次に、ワイヤ12の端部をターミナル15に接合する工程について説明する。
まず、ボビン11にワイヤ12を巻線する巻線工程を行う。次に、ワイヤ12の端部がターミナル15の所定位置に位置決めされるようにターミナル15にワイヤ12の端部をからげるからげ工程を行う。なお、ワイヤ12におけるターミナル15にからげた部分121は、本発明の接合予定部に相当する。
次に、ワイヤ12のからげられた部分121を覆うように金属パイプ16でターミナル15を覆う覆い工程を行う。
次に、ワイヤ12のからげられた部分121とターミナル15とを接合する接合工程を行う。この接合工程では、図2に示すように、ワイヤ12のからげられた部分121と金属パイプ16とターミナル15とを、ヒュージング接合機の2つの棒状の電極100で挟み、電極100でそれらを加圧する。これにより、金属パイプ16が変形し、ワイヤ12のからげられた部分121と金属パイプ16とターミナル15が密着する。そして、電極100で加圧しながら電流を流して、ワイヤ12のからげられた部分121とターミナル15とをヒュージング接合する。
ここで、ワイヤ12の外径をφDw、ターミナル15の外径をφDt、接合工程よりも前の時点での金属パイプ16の内径をφdp、ターミナル15にワイヤ12をからげた状態でのワイヤ12外周部の径をφD(但し、φD=2×φDw+φDt)、金属パイプ16の内周面とワイヤ12外周部との間の隙間をS(但し、S=φdp−φD)とすると、隙間Sは、S≧φDw、とするのが望ましい。特に、S≒φDwに設定することにより、覆い工程での金属パイプ16の良好な装着作業性を確保しつつ、接合工程での金属パイプ16内でのワイヤ12の移動を抑制することができる。
上記した本実施形態では、ターミナル15にワイヤ12をからげることによりワイヤ12の接合予定部がターミナル15の所定位置に位置決めされるため、ワークからげ式のようにターミナルに形成した突起片にワイヤをからげる必要がなくなり、したがって、接合後のワイヤおよび突起片の除去作業が不要である。
また、ターミナル15にワイヤ12をからげることによりワイヤ12の接合予定部がターミナル15の所定位置に位置決めされるため、治具からげ式のように接合作業中に治具にてワイヤを所定位置に保持し続ける必要がなくなる。したがって、ワイヤ接合作業が容易になるとともに、ワイヤを保持する治具が不要になってワイヤ接合に用いる設備が簡素化される。
さらに、ワイヤ12の接合予定部は金属パイプ16で覆われているため、接合作業時にワイヤ12が逃げようがなく、したがって、ワイヤ12とターミナル15が確実に接合される。
さらにまた、ワイヤ12の接合予定部は金属パイプ16で覆われているため、接合作業時に溶融したワイヤ12の絶縁皮膜が電極100側へ流出することが防止され、したがって、絶縁皮膜の付着による電極100の清掃メンテナンスを不要にすることができる。
また、金属パイプ16は導電性が高くなくてもよいため、材質の選択範囲が広く、表面処理が不要な金属を選択することができる。そして、表面処理がなされていない材質の金属パイプ16を用いた場合、表面処理の成分が電極100に付着することがなくなるため、表面処理の成分の付着による電極100の清掃メンテナンスを不要にすることができる。
さらに、ワイヤ12とターミナル15との接合部が金属パイプ16で覆われているため、接合部よりも端部側のワイヤ12が他の部品に接触することを防止でき、ひいては、ワイヤ12と他の部品との接触によりコイル10への通電時に異常が発生することを未然に防止することができる。
さらにまた、従来のターミナルはフック部を有するためプレス加工にて形成されており、専用金型が必要であるため高価である。これに対し、本実施形態ではターミナルのフック部が不要であるため、円柱形状のターミナル15を用いることができ、円柱形状の規格品の素材を利用してターミナル15を作ることにより、ターミナル15を安価に得ることができる。
図3は電磁弁1の平面図であり、上側は本実施形態の電磁弁1を示し、下側は従来の電磁弁を示している。図3に示すように、本実施形態の円柱形状のターミナル15は、従来のプレス加工したターミナル15Aに比べて、ターミナル15をボビン11に固定するためのスペースが少なくてすむため、その分アーマチュア13の面積を増やして磁気効率を高めることができる。因みに、図3において破線で囲んだ斜線部が、アーマチュア13の面積増加部位である。
次に、本実施形態の電磁弁1の適用例について説明する。図4は図1の電磁弁1の適用例であるABSアクチュエータを含む車両用ブレーキ装置の配管構成を示す図である。因みに、ABS(アンチロックブレーキシステム)は、ブレーキ液が流通する通路を電磁弁により開閉してブレーキ液圧を増減圧することによって、車輪のロック傾向を回避するものである。
図4に示すように、マスタシリンダ(以下、M/Cという)200とホイールシリンダ(以下、W/Cという)210との間は通路230によって接続されており、この通路230に配置された増圧電磁弁1Aによって、通路230が開閉されるようになっている。
この増圧電磁弁1Aは、コイル非通電時には通路230を開くとともに、コイル通電時には通路230を閉じる、いわゆる常開型の電磁弁である。そして、ABS制御中の減圧タイミング時および保持タイミング時にのみコイルに通電されて通路230を閉じ、それ以外のときにはコイルに通電されず通路230を開いた状態になる。
通路230のうち、増圧電磁弁1AよりもW/C210側には、リザーバ220につながる通路240が接続されている。この通路240に配置された減圧制御弁1Bによって、通路240が開閉されるようになっている。
この減圧制御弁1Bは、コイル非通電時には通路240を閉じるとともに、コイル通電時には通路240を開く、いわゆる常閉型の電磁弁である。そして、ABS制御中の減圧タイミング時にのみコイルに通電されて通路240を開き、それ以外のときにはコイルに通電されず通路240を閉じた状態になる。
ところで、本実施形態の電磁弁1は、ワイヤ12とターミナル15との接合部およびその周辺が金属パイプ16で覆われているため、接合部よりも端部側のワイヤ12が他の部品に接触することを防止でき、ひいては、ワイヤ12と他の部品との接触によりコイル10への通電時に異常が発生することを未然に防止することができる。そして、本実施形態の電磁弁1を上記した車両用ブレーキ装置に適用した場合、ワイヤ12と他の部品との接触によりコイル10への通電時にブレーキ液圧を制御できないという事態を未然に防止することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。図5は第2実施形態に係るコイルに用いる金属パイプの外観図である。
図5に示すように、本実施形態は、金属パイプ16にスリット161を形成している。これによると、接合工程においてワイヤ12のからげられた部分121と金属パイプ16とターミナル15とを電極100で加圧した際に、金属パイプ16が容易に変形する。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。図6は第3実施形態に係るコイルにおけるワイヤとターミナルとを接合する接合工程を示す図、図7は図6におけるワイヤとターミナルのA矢視図である。
図6、図7に示すように、本実施形態は、円柱形状のターミナル15に、平らな面押し部151を形成している。面押し部151を形成する面押し工程は、ターミナル15をボビン11に圧入してから行うとともに、からげ工程よりも前に行う。
からげ工程では、ワイヤ12を面押し部151の両端にからげてワイヤ12が面押し部151に沿うように位置決めする。なお、ワイヤ12における面押し部151に沿う部分122は、本発明の接合予定部に相当する。
次に、覆い工程では、ワイヤ12における面押し部151に沿う部分122、およびワイヤ12における面押し部151の両端にからげられた部分123を、金属パイプ16で覆う。
次に、接合工程では、ワイヤ12における面押し部151に沿う部分122と金属パイプ16とターミナル15とを、面押し部151に対向する位置の電極100にて加圧する。これにより、金属パイプ16が変形し、ワイヤ12における面押し部151に沿う部分122と金属パイプ16とターミナル15の面押し部151が密着する。そして、電極100で加圧しながら電流を流して、ワイヤ12における面押し部151に沿う部分122を面押し部151にヒュージング接合する。
この接合工程において電極100にて加圧する際、ワイヤ12をサポートするターミナル15の面が曲面であるとワイヤ12が曲面に沿ってずれて接合しにくいのに対し、本実施形態では、ワイヤ12をサポートする面押し部151が平面であるため、ワイヤ12がずれにくく接合しやすいという利点がある。
本発明の第1実施形態に係るコイルを用いた電磁弁を一部断面で示す正面図である。 図1のコイルのワイヤとターミナルとを接合する接合工程を示す図である。 図1の電磁弁および従来の電磁弁の平面図である。 図1の電磁弁の適用例であるABSアクチュエータを含む車両用ブレーキ装置の配管構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るコイルに用いる金属パイプの外観図である。 本発明の第3実施形態に係るコイルにおけるワイヤとターミナルとを接合する接合工程を示す図である。 図6におけるワイヤとターミナルのA矢視図である。 従来のコイルを用いた電磁弁の正面図である。 図8の電磁弁の平面図である。 図9のB部の拡大図である。 従来のコイルにおけるワイヤとターミナルとを接合する接合工程を示す図である。 従来のコイルにおけるワイヤとターミナルとを接合する接合工程を示す図である。
符号の説明
11…ボビン、12…ワイヤ、15…ターミナル、16…金属パイプ、100…電極、121、122…接合予定部。

Claims (8)

  1. ボビン(11)に巻かれたワイヤ(12)と前記ボビン(11)から突出したターミナル(15)とを、接合機の電極(100)で加圧しながら電流を流して接合するコイルのワイヤ接合方法であって、
    前記ワイヤの接合予定部(121、122)が前記ターミナル(15)の所定位置に位置決めされるように前記ターミナル(15)に前記ワイヤ(12)をからげるからげ工程と、
    前記ワイヤの接合予定部(121、122)を覆うように金属パイプ(16)で前記ターミナル(15)を覆う覆い工程と、
    前記ワイヤの接合予定部(121、122)と前記金属パイプ(16)と前記ターミナル(15)とを前記電極(100)で挟み、前記ワイヤの接合予定部(121、122)と前記ターミナル(15)とを接合する接合工程とを備えることを特徴とするコイルのワイヤ接合方法。
  2. 前記金属パイプ(16)は、表面処理がなされていないことを特徴とする請求項1に記載のコイルのワイヤ接合方法。
  3. 前記ワイヤ(12)のからげられた部分(121)が、前記ワイヤの接合予定部であることを特徴とする請求項1または2に記載のコイルのワイヤ接合方法。
  4. 円柱形状の素材よりなる前記ターミナル(15)に平らな面押し部(151)を形成する面押し工程を、前記からげ工程よりも前に行うことを特徴とする請求項1または2に記載のコイルのワイヤ接合方法。
  5. 前記からげ工程では、前記ワイヤの接合予定部(122)を前記面押し部(151)に沿わせて、前記面押し部(151)の両側で前記ターミナル(15)に前記ワイヤ(12)をからげ、
    前記覆い工程では、前記ワイヤの接合予定部(122)および前記ワイヤがからげられた部分(123)を前記金属パイプ(16)で覆うことを特徴とする請求項4に記載のコイルのワイヤ接合方法。
  6. ボビン(11)に巻かれたワイヤ(12)と前記ボビン(11)から突出したターミナル(15)とを接合したコイルであって、請求項1ないし5のいずれか1つに記載の方法にて製造したことを特徴とするコイル。
  7. 前記ターミナル(15)は、円柱形状であることを特徴とする請求項6に記載のコイル。
  8. マスタシリンダ(200)からのブレーキ液圧をホイールシリンダ(210)に伝達し、車輪に対して制動力を発生させるように構成されるとともに、前記ブレーキ液圧を調整する電磁弁(1A、1B)を備えた車両用ブレーキアクチュエータにおいて、
    前記電磁弁(1A、1B)は、請求項6または7に記載のコイルを備えることを特徴とする車両用ブレーキアクチュエータ。
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