JP2009167843A - 燃料噴射弁およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造過程で引き起こされる信頼性の低下を抑制することができる燃料噴射弁を提供する。
【解決手段】燃料噴射弁10は、ニードル40を収容するノズルボデー27と、ニードル40を往復移動するソレノイド部50とを備えている。ソレノイド部50のノズルボデー27が接続されている側とは反対側には、ノズルボデー27に燃料を供給する燃料供給パイプ20が接続されている。ソレノイド部50は、コイル部60を備えている。コイル部60は、燃料上流側に延びるコイルコネクタ63を有している。燃料供給パイプ20の側壁には、側壁に沿って軸方向へ延び、外部電源と接続されるターミナル71が設置されている。コイルターミナル63とターミナル71とは、燃料供給パイプ20の外周側で、溶接にて接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の燃焼室に燃料を噴射する燃料噴射弁およびその製造方法に関する。
従来、弁部材とともに往復移動する可動コア、可動コアと向き合って設置される固定コア、および外部電源の電力を受け、可動コアと固定コアとの間に磁気吸引力を発生するコイル部を有するソレノイド部を備える燃料噴射弁が知られている(特許文献1参照)。
コイル部は、電力を受けると磁気吸引力を発生する巻線と、巻線に接続され、巻線に外部電源の電力を供給するコイルターミナルとを有している。そして、燃料噴射弁は、一端が外部電源と接続され、他端がコイルターミナルと接続されるターミナルを備えている。巻線には、ターミナルおよびコイルターミナルを介して外部電源の電力が供給されるようになっている。
特許2002−227745号公報
さて、コイルターミナルとターミナルとを接続する際、作業効率、接続強度を考慮すると溶接にて接続することが一般的である。
ところが、特許文献1では、コイルターミナルとターミナルとの接続場所は、コイル部の近傍となっており、上述したように溶接にて両ターミナルを接続すると、溶接する際に発生する溶接スパッタがコイルに降り懸かることがある。コイルに溶接スパッタが降り懸かると、巻線の被覆が損傷したり、スパッタやヒュームなどの異物がコイル内部に侵入付着したりすると、燃料噴射弁の作動異常を引き起こし信頼性が低下してしまう。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、製造過程で引き起こされる信頼性の低下を抑制することができる燃料噴射弁を提供することである。
請求項1に記載の発明は、一端部に弁座が形成され、内部に弁座に離着座する弁部材を収容するノズル部と、ノズル部の弁座部とは反対の端部に設置され、弁部材を往復移動するソレノイド部と、ソレノイド部のノズル部とは反対側に設置され、ノズル部に燃料を供給する第一燃料供給部と、第一燃料供給部の外周側に設置され、外部電源の電力をソレノイド部に供給するターミナルと、を備える燃料噴射弁であって、
ソレノイド部は、弁部材とともに往復移動する可動コアと、可動コアと向き合うように設置される固定コアと、外部電源からの電力を受けると可動コアと固定コアとの間に磁気吸引力を発生する巻線、および一端がターミナルに接続され、他端が巻線に接続され、外部電源の電力を巻線に供給するコイルターミナルを有するコイル部とを備え、ターミナルとコイルターミナルとは、第一燃料供給部の外周側で、溶接にて接続されていることを特徴としている。
この構成によれば、ターミナルとコイルターミナルとは、第一燃料供給部の外周側で、溶接にて接続されているので、コイル部と両ターミナルの溶接場所との距離が従来技術のものと比べ大きくなる。これにより、両ターミナルを溶接する際、溶接スパッタがコイル部に降り懸かる可能性を低くすることができる。その結果、溶接スパッタがコイル部に降り懸かることにより発生する巻線の被覆の損傷やコイル部への異物付着によるソレノイド部の作動異常の発生を抑制することができ、燃料噴射弁の信頼性の低下を抑制することができる。
請求項2に記載の発明は、第一燃料供給部には、外径がソレノイド部に向かうに従い大きくなる段差部が形成されており、コイルターミナルとターミナルとの溶接場所は、段差部よりも燃料上流側であり、かつ、第一燃料供給部の大径側の外径よりも内周側であることを特徴としている。
この構成によれば、両ターミナルの溶接場所は、第一燃料供給部に形成されている段差部よりも燃料上流側であり、かつ、第一燃料供給部の大径側の外径よりも内周側であるため、溶接の際にコイル部に向かって飛散する溶接スパッタを段差部にて阻止することができる。
請求項3に記載の発明は、コイルターミナルおよびターミナルは、端部同士が重なるように設置されるとともに、コイルターミナルおよびターミナルの互いに向かい合う面うち、少なくともいずれか一方の面には、突起部が形成され、突起部と、突起部と接触するコイルターミナルまたはターミナルとが溶接にて接続されていることを特徴としている。
この構成によれば、コイルターミナルとターミナルとを溶接にて接続する場合、その溶接する場所におけるコイルターミナルおよびターミナルの互いに向かい合う面のうち、少なくともいずれか一方の面に突起部が形成されているので、コイルターミナルとターミナルとの接触面積を極力小さくすることができる。これにより、接触部分における電流密度が高くなり、その部分における発熱量が増大する。その結果、接触部分とその周辺のみを確実に溶融させることができ、良好な溶接を行うことができる。
請求項4に記載の発明は、コイルターミナルおよびターミナルは、端部同士が重なるように設置され、第一燃料供給部側に設置されるコイルターミナルまたはターミナルの第一燃料供給部の側壁に対向する面には、絶縁部材が一体に設けられており、両ターミナルの端部同士が重なる部分が溶接にて接続されていることを特徴としている。
この構成によれば、第一燃料供給部側に設置されるコイルターミナルまたはターミナルの第一燃料供給部の側壁に対向する面には、絶縁部材が設けられているため、溶接する場合、溶接用の電極から供給される電流がターミナルを介して第一燃料供給部に供給されることを防止できる。このため、ターミナルと第一燃料供給部とが溶接されるといった溶接不良の発生を抑制することができる。
また、コイルターミナルまたはターミナルの第一燃料供給部の側壁と対向する面には絶縁部材が設けられているため、溶接用の電極を第一燃料供給部に向かって押し付けながら溶接することができる。このため、コイルターミナルとターミナルとの密着度が高まり、良好な溶接を行うことができる。
また、絶縁部材は、コイルターミナルまたはターミナルに一体に設けられているため、溶接するたびに、コイルターミナルまたはターミナルと、第一燃料供給部との間に絶縁部材で形成された治具を差し込む必要が無い。このため、溶接に関わる作業時間を短縮することができる。
請求項5に記載の発明は、ソレノイド部は、内周側に可動コアと固定コアとを収容するとともに、外周側にコイル部を支持するハウジングを有し、第一燃料供給部には、ターミナルの両端部が露出するようにターミナルを支持し、第一燃料供給部の側壁に係合する支持部材が取り付けられていることを特徴としている。
この構成によれば、ターミナルを保持する支持部材を第一燃料供給部の側壁に係合することにより、ターミナルをコイルターミナルと重なる位置に配置させ、その位置を維持することができる。これによれば、両ターミナルを溶接する際、ターミナルを所定の位置に固定する治具を用いる必要が無くなるため、溶接作業を簡単にすることができ、溶接に関わる作業時間を短縮することができる。
燃料噴射弁の全長は、搭載される内燃機関(以下、エンジンという)の形状や、エンジンへの搭載位置によって変化させなければならない。例えば、燃料噴射弁を直噴用の燃料噴射弁として用いる場合、燃料噴射弁の噴孔を燃焼室の上端面に設置する場合と、噴孔を燃焼室の側壁に設置する場合がある。前者の場合、燃料噴射弁には、シリンダヘッドを縦断するだけの長さが必要となり、後者の場合、前者の場合ほどの長さは必要ない。
請求項1に記載の燃料噴射弁では、コイルターミナルのさらに先にターミナルを接続することにより燃料噴射弁の全長が長い場合であっても外部電源からの電力をコイル部に供給することができる。
ところが、燃料噴射弁の全長を短くすべく第一燃料供給部に替えて、供給通路の短い第二燃料供給部を設けた場合、コイルターミナルに接続するターミナルは不要となる。そこで、請求項6では、第一燃料供給部に替えて、供給通路の長さが短い第二燃料供給部とした場合、コイルターミナルと接続されていたターミナルを廃止し、コイルターミナルの端部を外部電源と接続する端子部とすることを特徴としている。
この構成によれば、コイルターミナルは、第一燃料供給部の外周側までの長さが確保されているため、外部電源と接続する端子部とすることが可能となる。その結果、少なくとも燃料噴射弁のコイル部を燃料噴射弁の全長を変化させた場合であっても共通して用いることができ、燃料噴射弁の製造コストの上昇を抑制することができる。また、コイルターミナルの端部を端子部としているため、溶接作業を伴わずに燃料噴射弁を製造することができる。このため、製造過程で引き起こされる信頼性の低下を抑制することができる。
請求項7に記載の発明は、一端部に弁座が形成され、内部に弁座に離着座する弁部材を収容するノズル部と、ノズル部の弁座部とは反対の端部に設置され、弁部材を往復移動するソレノイド部と、ソレノイド部のノズル部とは反対側に設置され、ノズル部に燃料を供給する第一燃料供給部と、外部電源の電力をソレノイド部に供給するターミナルと、を備える燃料噴射弁であって、ソレノイド部は、弁部材とともに往復移動する可動コアと、可動コアと向き合うように設置される固定コアと、外部電源からの電力を受けると可動コアと固定コアとの間に磁気吸引力を発生する巻線、および一端がターミナルに接続され、他端が巻線に接続され、外部電源の電力を巻線に供給するコイルターミナルを有するコイル部とを備え、ターミナルとコイルターミナルとは、第一燃料供給部の外周側で、溶接にて接続されている燃料噴射弁、
若しくは、第一燃料供給部に替えて、第一燃料供給部よりも供給通路が短い第二燃料供給部を備えるとともに、ターミナルを廃止し、コイルターミナルの端部を外部電源と接続する端子部としている燃料噴射弁のいずれかの燃料噴射弁を製造する方法であって、
ソレノイド部のノズル部とは反対側に設置されるノズル部に燃料を供給する部材が第一燃料供給部か、第二燃料供給部かに応じて、コイル部のコイルコネクタとターミナルとを溶接にて接続するか、コイルコネクタの端部を端子部とするかを選択することを特徴としている。
この構成によれば、燃料噴射弁に設けられるノズル部に燃料を供給する燃料供給部が第一燃料供給部か、第二燃料供給部かに応じて、コイル部のコイルターミナルにターミナルを溶接するか、コイルターミナルの端部を端子部とすべく折り曲げ加工するかを選択するので、製造する燃料噴射弁の全長が異なる場合であっても、少なくともコイル部を共通化することができ、燃料噴射弁の製造コストの上昇を抑制することができる。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による燃料噴射弁の断面を図1に示す。図1に示す燃料噴射弁10は、例えば、直噴ガソリンエンジンに使用するものであって、先端に形成されている噴孔32が図示しない燃焼室の上端面(図示しないシリンダヘッドにて形成される壁面)の中央部に設置されるように、シリンダヘッドに取り付けられている。
図1に示すように、燃料噴射弁10の燃料供給パイプ20は、非磁性材料より略円筒状に形成されている。燃料供給パイプ20の内周側には軸方向に沿って供給通路21が形成されている。燃料供給パイプ20の軸方向の一方の端部には、図示しない燃料ポンプからの燃料が供給される入口部24を有する入口部材23が設けられている。入口部材23には燃料フィルタ28が設けられており、入口部24に流入した燃料は燃料フィルタ28を通って燃料供給パイプ20の供給通路21に流入する。ここで、燃料供給パイプ20および入口部材23は、請求項に記載の第一燃料供給部に相当する。
燃料供給パイプ20の他方の端部、入口部材23が設けられている端部とは反対側の端部には、その外径が燃料下流側に向かうに従い大きくなる段差部22が形成されている。その段差部22のさらに燃料下流側の端部には、磁性材料より略円筒状に形成されている磁性パイプ25が設置されている。燃料供給パイプ20と磁性パイプ25とは、例えば圧入または溶接等により接続されている。
磁性パイプ25の燃料下流側の端部には、非磁性材料より略円筒状に形成されている非磁性パイプ26が設置されている。磁性パイプ25と非磁性パイプ26とは、例えば溶接等により接続されている。
非磁性パイプ26の燃料下流側の端部には、磁性材料より略円筒状に形成されているノズルボデー27が設置されている。非磁性パイプ26とノズルボデー27とは、例えば溶接等により接続されている。
ここで、磁性パイプ25、非磁性パイプ26、ノズルボデー27の燃料上流側の端部のそれぞれの外径は、ほぼ同じ外径となっている。
ノズルボデー27の燃料下流側の端部の内周側には、略円筒状に形成されている弁ボデー30が設置されている。弁ボデー30は、ノズルボデー27に対して溶接等により接続されている。弁ボデー30は、燃料下流側に向かうほど内径が小さくなる円錐状の内壁を有しており、その内壁には弁座31が形成されている。弁座31の燃料下流側には噴孔32が形成されている。なお、噴孔32の数は、一つでも良いし、複数であっても良い。
弁部材としてのニードル40は、ノズルボデー27の内周側に軸方向へ往復移動可能に収容されている。ニードル40は、ノズルボデー27と概ね同軸上に配置されている。ニードル40は、略円筒状に形成されており、燃料下流側の端部に弁座31に着座する当接部41を有している。
ニードル40は、ノズルボデー27の内壁、および弁ボデー30の内壁との間に燃料が流通する燃料通路33を形成する。ニードル40の燃料上流側の端部の内周側には、燃料通路33に燃料を供給する燃料通路42および燃料孔43が形成されている。
ここで、ノズルボデー27の一部、弁ボデー30、およびニードル40によって、請求項に記載のノズル部を構成する。また、磁性パイプ25、非磁性パイプ26、およびノズルボデー27の一部によって、請求項に記載のハウジングを構成する。
燃料噴射弁10は、ニードル40を駆動するソレノイド部50を有している。ソレノイド部50は、可動コア51、固定コア52、スプリング53、アジャスティングパイプ54、およびコイル部60等から構成されている。
可動コア51は、磁性材料より略円筒状に形成されている。可動コア51は、ノズルボデー27および非磁性パイプ26の内周側に軸方向へ往復移動可能に設置されている。可動コア51の燃料下流側の端部には、ニードル40が圧入または溶接等により接続されており、ニードル40とともに往復移動する。可動コア51の内周壁は、ニードル40の燃料通路42と連通している。可動コア51の燃料上流側より流入した燃料は、可動コア51の内周側を通り、ニードル40の燃料通路42に流入する。
可動コア51の燃料上流側には、固定コア52が向かい合って設置されている。固定コア52は、磁性材料より略円筒状に形成されており、磁性パイプ25および非磁性パイプ26の内周側に圧入等により固定されている。可動コア51および固定コア52は、両コア51、52の間に形成されるギャップが非磁性パイプ26の内周側に形成されるように磁性パイプ25、非磁性パイプ26、およびノズルボデー27の内周側に設置されている。
固定コア52の内周側には、燃料供給パイプ20より燃料が流入する。固定コア52の内周側に流入した燃料は、上述のギャップを通って可動コア51の内周側に流入する。
スプリング53は、燃料下流側の端部が可動コア51に支持され、燃料上流側の端部が、固定コア52の内周に圧入等で固定されているアジャスティングパイプ54に支持されている。スプリング53は、圧縮された状態で可動コア51とアジャスティングパイプ54との間に収容されているため、ニードル40を着座方向に付勢する。アジャスティングパイプ54の圧入量を調整することにより、ニードル40の着座方向への付勢力が調整できる。
磁性パイプ25、非磁性パイプ26、およびノズルボデー27の外周側には、コイル部60が設置されている。コイル部60は、ボビン61、巻線62、コイルターミナル63、ロアハウジング64、ヨーク65、およびアッパーハウジング66等から構成されている。
ボビン61は、樹脂材料より略円筒状に形成されており、磁性パイプ25、非磁性パイプ26、およびノズルボデー27の外周側に設置されている。ボビン61の外周側には、表面が被覆されている巻線62が巻かれている。ボビン61には、二本のコイルターミナル63がボビン61の燃料上流側の端部から軸方向へ向かって延びるように設置されている。各コイルターミナル63の燃料上流側の端部は、燃料供給パイプ20に形成されている段差部22よりも燃料上流側まで延びている。一方のコイルターミナル63の燃料下流側の端部には、巻線62の一方の端部が接続され、他方のコイルターミナル63の燃料下流側の端部には、巻線62の他方の端部が接続されている。
ロアハウジング64は、磁性材料より略円筒状に形成されており、ボビン61の燃料下流側の端部を支持する。ロアハウジング64は、ノズルボデー27の外周側に設置されている。ヨーク65は、磁性材料より形成されており、ボビン61の外周側を覆っている。ヨーク65は、燃料下流側の端部がロアハウジング64と圧入または溶接等により接続されている。アッパーハウジング66は、磁性材料より略円筒状に形成されており、ボビン61の燃料上流側の端部を支持するとともにヨーク65の燃料上流側の端部に圧入または溶接等により接続されている。アッパーハウジング66は、磁性パイプ25の外周側に設置されている。アッパーハウジング66の一部は切りかかれており、その切りかかれた部分に二本のコイルターミナル63が通っている。
コイルターミナル63を介して巻線62に外部電源から電力が供給されると、巻線62に磁界が発生し、ヨーク65、ロアハウジング64、ノズルボデー27、可動コア51、固定コア52、磁性パイプ25、およびアッパーハウジング66には磁気回路が形成され、磁束が流れる。これにより、可動コア51と固定コア52との間に磁気吸引力が発生する。
磁気吸引力が発生すると、可動コア51は、スプリング53の付勢力に抗して固定コア52に向かって移動する。これにより、ニードル40の当接部41が弁座31より離座し、噴孔32が開放される。
燃料供給パイプ20の外周側には、コネクタ部70が設置されている。コネクタ部70は、ターミナル71、支持部材75、樹脂成形部76等から構成されている。
ターミナル71は、燃料供給パイプ20の側壁に沿って軸方向へ延びるように二本設置されている。各ターミナル71の燃料上流側の端部は、燃料供給パイプ20の外周側に向けて折り曲げられている。この端部は、端子部73となっており外部電源に接続される。
各ターミナル71の燃料下流側の端部は、各コイルターミナル63の燃料上流側の端部と重なるように配置され、両端部同士が抵抗溶接により接続されている。
図1に示すように、ターミナル71とコイルターミナル63とが溶接される場所は、燃料供給パイプ20の外周側であって、かつ段差部22よりも燃料上流側となっている。加えて、その溶接される場所は、燃料供給パイプ20の段差部22よりも燃料下流側に形成される大径部の外径よりも内周側となっている。コイルターミナル63は、上述した位置でターミナル71と溶接するために折り曲げられている。
ターミナル71は、コイルターミナル63よりも燃料供給パイプ20側に設置されている。ターミナル71の燃料供給パイプ20の側壁と対向する面には、絶縁部材74が一体に設けられている。ターミナル71は、絶縁部材74が燃料供給パイプ20の側壁に接するように設置されている。
図2に支持部材75の斜視図を示す。支持部材75は、非導電性の材料より一部が切りかかれた略円筒状に形成され、両端部が露出するように二本のターミナル71を支持している。支持部材75は、各ターミナル71を支持部材75の切りかかれている位置と対向する位置に、絶縁部材74を内周側に向けて支持している。支持部材75の一部は、切りかかれているため、支持部材75を燃料供給パイプ20の径方向から押し込むことにより、支持部材75を燃料供給パイプ20に係合させることができる。これにより、溶接前にターミナル71とコイルターミナル63との位置決めをすることができる。
ここで、溶接部分について図3を用いて詳細に説明する。図3(a)は、ターミナル71とコイルターミナル63とを溶接する前の状態を示し、図3(b)は、溶接後の状態を示している。
図3(a)に示すように、ターミナル71は、コイルターミナル63と燃料供給パイプ20の側壁との間に設置されている。また、絶縁部材74は、燃料供給パイプ20の側壁に接触している。ターミナル71のコイルターミナル63と対向する面には突起部72が形成されている。この突起部72は、コイルターミナル63と接触している。
その後、図3(b)に示すように、一方の溶接用電極90をコイルターミナル63の外周側の面に押し付けるとともにもう一方の溶接用電極(図示しない)をターミナル71に接続する。そして、その状態を維持したまま、電流を通電する。電流を通電すると、突起部72と、突起部72が接触しているコイルターミナル63とが発熱し、突起部72とコイルターミナル63の一部が溶融する。その後、通電を停止することにより、溶融部分が固化し、溶接が完了する。
本実施形態では、ターミナル71にコイルターミナル63と接触する突起部72が形成されているため、ターミナル71とコイルターミナル63との接触面積を小さくすることができる。これより、電流を通電させたとき、接触部分における電流密度が高くなり、その部分における発熱量が増大する。その結果、接触部分とその周辺のみを確実に溶融させることができ、良好な溶接を行うことができる。
また、ターミナル71には、絶縁部材74が設けられているため、上記溶接用電極90をコイルターミナル63に押し付けた状態で電流を通電してもターミナル71と燃料供給パイプ20には電流は流れない。このため、ターミナル71と燃料供給パイプ20が溶接されるといった溶接不良の発生を抑制することができる。
また、絶縁部材74は、ターミナル71の燃料供給パイプ20の側壁に対向する面に設けられているため、溶接用電極90を燃料供給パイプ20に向かって押し付けながら溶接することができる。このため、ターミナル71とコイルターミナル63との密着度が高まり、良好な溶接を行うことができる。
さらに、絶縁部材74は、ターミナル71に一体に設けられているため、ターミナル71とコイルターミナル63とを溶接するたびに、ターミナル71と燃料供給パイプ20との間に絶縁部材で形成された治具を差し込む必要が無い。このため、溶接に関わる作業時間を短縮することができる。
コイルターミナル63、ターミナル71、支持部材75、燃料供給パイプ20、および磁性パイプ25の外周側は、ターミナル71の端子部73を残して樹脂材料からなる樹脂成形部76にて覆われている。
次に、上記の構成の燃料噴射弁10の作動について説明する。
巻線62への外部電源からの電力の供給が停止されているとき、可動コア51と固定コア52との間には磁気吸引力が発生しない。そのため、可動コア51は、スプリング53の付勢力により弁座31方向へ移動する。これにより、可動コア51と一体のニードル40の当接部41は、弁座31に着座する。その結果、燃料は噴孔32から噴射されない。
巻線62に電力が供給されると、可動コア51と固定コア52との間に磁気吸引力が発生する。この磁気吸引力がスプリング53の付勢力よりも大きくなると、可動コア51は固定コア52方向へ移動する。これにより、ニードル40は、可動コア51の移動とともに固定コア52方向へ移動し、当接部41が弁座31から離座する。
入口部24から燃料噴射弁10の内部へ流入する燃料は、燃料フィルタ28、燃料供給パイプ20の供給通路21、固定コア52の内周側、アジャスティングパイプ54の内周側、固定コア52の内周側、可動コア51の内周側、およびニードル40の燃料通路42を経由して燃料通路33に流入する。燃料通路33に流入した燃料は、弁座31から離座したニードル40の当接部41との間を通って噴孔32へ流入する。これにより、噴孔32から燃料が噴射される。
巻線62への電力の供給が再び停止すると、可動コア51と固定コア52との間の磁気吸引力が消滅する。これにより、可動コア51はスプリング53の付勢力により弁座31方向へ移動する。このため、ニードル40は可動コア51とともに弁座31方向へ移動するため、ニードル40の当接部41が弁座31に着座する。その結果、燃料通路33と噴孔32との間の燃料の流れは遮断され、燃料の噴射は終了する。
次に、上記の構成の燃料噴射弁10の組み付けについて説明する。
図4の(a)から(e)は、燃料噴射弁10の組み付けの過程を示している。図4(a)に示すように、インサート成形によりコイルターミナル63を固定したボビン61の外周側に巻線62を巻きつける。そして、巻線62の一方の端部を二本のコイルターミナル63うち、一方のコイルターミナル63に接続し、巻線62のもう一方の端部を他方のコイルターミナル63に接続する。
次に、図4(b)に示すように、ボビン61の両端部およびボビン61の外周側にロアハウジング64、アッパーハウジング66およびヨーク65を組み付ける。ロアハウジング64とヨーク65との接続、およびアッパーハウジング66とヨーク65との接続は、圧入または溶接等にて行う。
次に、図4(c)に示すように、ボビン61から燃料上流側に延びるコイルターミナル63を磁性パイプ25、燃料供給パイプ20の側壁に倣った形状に折り曲げる。その一方でコイル部60とは別に、コイル部60以外の構成部品を組み付け燃料噴射弁10の第一サブアセンブリ80を製造する。
具体的には、第一サブアセンブリ80は、次の過程を経て製造される。最初に、弁ボデー30、ノズルボデー27、非磁性パイプ26、および磁性パイプ25を溶接等で接続する。その後、可動コア51とニードル40とを圧入または溶接等で接続したものを挿入する。そして、固定コア52を挿入する。固定コア52は、磁性パイプ25の内周側に圧入され固定される。固定コア52を磁性パイプ25の内周側に圧入した後、スプリング53を挿入し、さらに、アジャスティングパイプ54を固定コア52の内周側に圧入する。最後に、燃料供給パイプ20および入口部材23等を磁性パイプ25に圧入または溶接等により接続する。
こうして製造された第一サブアセンブリ80を図4(c)に示すように、コイル部60の内周側に挿入し、コイル部60を所定の位置に設置する。さらに、支持部材75を燃料供給パイプ20の側壁に係合する。支持部材75は、ターミナル71の燃料下流側の端部がコイルターミナル63の燃料上流側の端部と重なるように燃料供給パイプ20に係合される(図3(a)参照)。
本実施形態では、コイル部60に第一サブアセンブリ80を挿入する前に、コイルターミナル63を所定の形状に折り曲げているが、コイル部60に第一サブアセンブリ80を挿入した後に、コイルターミナル63を所定の形状に折り曲げても良い。
次に、図3(b)および図4(d)に示すように、コイルターミナル63の外周側に溶接用電極90を燃料供給パイプ20側に押し付けながら電流を通電する。これにより、ターミナル71とコイルターミナル63とが溶接される。
本実施形態では、コイルターミナル63の長さを十分に長くし、ターミナル71とコイルターミナル63とを溶接する場所(以下、単に溶接場所という)を燃料供給パイプ20の外周側としている。言い換えると、溶接場所をソレノイド部50の固定コア52の燃料上流側の端部よりもさらに燃料上流側の端部としている。これにより、コイル部60と溶接場所との距離を、従来技術のものと比べ大きくなる。
その結果、両ターミナル63、71を溶接する際、溶接スパッタがコイル部に降り懸かることにより発生する巻線62の被覆の損傷や、コイル部60への異物付着によるソレノイド部50の作動異常の発生を抑制することができ、燃料噴射弁10の信頼性の低下を抑制することができる。
また、溶接場所とコイル部60との間に衝立等を設置することにより、溶接スパッタがコイル部60へ降り懸かることを抑制する効果を高めることができる。
また、溶接場所は、燃料供給パイプ20の段差部22よりも燃料上流側であり、かつ、燃料供給パイプ20の大径側の外径よりも内周側であるため、溶接の際にコイル部60に向かって飛散する溶接スパッタを段差部22にて阻止することができる。
また、本実施形態では、図4(d)に示すように、ターミナル71を備える支持部材75を燃料供給パイプ20の所定の位置に係合させることにより、ターミナル71をコイルターミナル63と重なる位置に配置させ、その位置を維持している。これによれば、両ターミナル63、71を溶接する際、ターミナル71を所定の位置に固定する治具が不要となるため、溶接作業を簡単にすることができ、溶接に関わる作業時間を短縮することができる。
そして、図4(e)に示すように、ターミナル71とコイルターミナル63とを溶接した後、ターミナル71の端子部73を残して、両ターミナル63、71、支持部材75、燃料供給パイプ20、および磁性パイプ25を樹脂材料で覆うことによりコネクタ部70を形成する。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態による燃料噴射弁10aの断面を図5に示す。図5に示す燃料噴射弁10aは、例えば、直噴ガソリンエンジンに使用するものである。本実施形態の燃料噴射弁10aは、噴孔32が燃焼室の上端面の中央部に設置されるようにシリンダヘッドに取り付けられている第1実施形態とは異なり、噴孔32が燃焼室の側壁、または燃焼室の上端面の周縁部に設置されるようにシリンダヘッドまたはシリンダブロックに取り付けられる。この場合、第1実施形態の燃料噴射弁10のように全長の長い燃料噴射弁は不要となる。
本実施形態の燃料噴射弁10aでは、供給通路21の比較的長い燃料供給パイプ20を使用せずに、入口部材23のみを使用することにより、燃料噴射弁10aの全長を第1実施形態の燃料噴射弁10よりも短くしている。このため、第1実施形態で使用していたターミナル71は不要となる(図1参照)。
なお、本実施形態において第1実施形態の燃料噴射弁10と共通する若しくは実質的に同一の部材については、同一符号を付与する。
図5に示すように、燃料噴射弁10aは、図示しない燃料ポンプからの燃料が供給される入口部24を有する略円筒状に形成されている入口部材23を備えている。入口部材23には燃料フィルタ28が設けられている。ここで、入口部材23は、請求項に記載の第二燃料供給部に相当する。
入口部材23の入口部24とは反対側の端部、つまり燃料下流側の端部には、磁性材料より略円筒状に形成されている磁性パイプ25が設置されている。入口部材23と磁性パイプ25とは、例えば圧入または溶接等により接続されている。
磁性パイプ25の燃料下流側の端部には、非磁性材料より略円筒状に形成されている非磁性パイプ26が設置されている。磁性パイプ25と非磁性パイプ26とは、例えば溶接等により接続されている。
非磁性パイプ26の燃料下流側の端部には、磁性材料より略円筒状に形成されているノズルボデー27が設置されている。非磁性パイプ26とノズルボデー27とは、例えば溶接等により接続されている。
ここで、磁性パイプ25、非磁性パイプ26、ノズルボデー27の燃料上流側の端部のそれぞれの外径は、ほぼ同じ外径となっている。
ノズルボデー27の燃料下流側の端部の内周側には、略円筒状に形成されている弁ボデー30が設置されている。弁ボデー30は、ノズルボデー27に対して溶接等により接続されている。弁ボデー30は、燃料下流側に向かうほど内径が小さくなる円錐状の内壁を有しており、その内壁には弁座31が形成されている。弁座31の燃料下流側には噴孔32が形成されている。なお、噴孔32の数は、一つでも良いし、複数であっても良い。
弁部材としてのニードル40は、ノズルボデー27の内周側に軸方向へ往復移動可能に収容されている。ニードル40は、ノズルボデー27と概ね同軸上に配置されている。ニードル40は、略円筒状に形成されており、燃料下流側の端部に弁座31に着座する当接部41を有している。
ニードル40は、ノズルボデー27の内壁、および弁ボデー30の内壁との間に燃料が流通する燃料通路33を形成する。ニードル40の燃料上流側の端部の内周側には、燃料通路33に燃料を供給する燃料通路42および燃料孔43が形成されている。
ここで、ノズルボデー27の一部、弁ボデー30、およびニードル40によって、請求項に記載のノズル部を構成する。また、磁性パイプ25、非磁性パイプ26、およびノズルボデー27の一部によって、請求項に記載のハウジングを構成する。
燃料噴射弁10aは、ニードル40を駆動するソレノイド部50を有している。ソレノイド部50は、可動コア51、固定コア52、スプリング53、アジャスティングパイプ54、およびコイル部60等から構成されている。
可動コア51は、磁性材料より略円筒状に形成されている。可動コア51は、ノズルボデー27および非磁性パイプ26の内周側に軸方向へ往復移動可能に設置されている。可動コア51の燃料下流側の端部には、ニードル40が圧入または溶接等により接続されており、ニードル40とともに往復移動する。可動コア51の内周壁は、ニードル40の燃料通路42と連通している。可動コア51の燃料上流側より流入した燃料は、可動コア51の内周側を通り、ニードル40の燃料通路42に流入する。
可動コア51の燃料上流側には、固定コア52が向い合って設置されている。固定コア52は、磁性材料より略円筒状に形成されており、磁性パイプ25および非磁性パイプ26の内周側に圧入等により固定されている。可動コア51および固定コア52は、両コア51、52の間に形成されるギャップが非磁性パイプ26の内周側に形成されるように磁性パイプ25、非磁性パイプ26、およびノズルボデー27の内周側に設置されている。
固定コア52の内周側には、入口部材23より燃料が流入する。固定コア52の内周側に流入した燃料は、上述のギャップを通って可動コア51の内周側に流入する。
スプリング53は、燃料下流側の端部が可動コア51に支持され、燃料上流側の端部が固定コア52の内周側に圧入等で固定されているアジャスティングパイプ54に支持されている。スプリング53は、圧縮された状態で可動コア51とアジャスティングパイプ54との間に収容されているため、ニードル40を着座方向に付勢する。アジャスティングパイプ54の圧入量を調整することにより、ニードル40の着座方向への付勢力を調整できる。
磁性パイプ25、非磁性パイプ26、およびノズルボデー27の外周側には、コイル部60が設置されている。コイル部60は、ボビン61、巻線62、コイルターミナル63、ロアハウジング64、ヨーク65、およびアッパーハウジング66等から構成されている。
ボビン61は、樹脂材料より略円筒状に形成されており、磁性パイプ25、非磁性パイプ26、およびノズルボデー27の外周側に設置されている。ボビン61の外周側には、表面が被覆されている巻線62が巻かれている。ボビン61には、二本のコイルターミナル63がボビン61の燃料上流側の端部から軸方向へ向かって延びている。各コイルターミナル63の中央部は、磁性パイプ25の外周側の方向へ折り曲げられている。各コイルターミナルの燃料上流側の端部は、外部電源と接続する端子部67となっている。一方のコイルターミナル63の燃料下流側の端部には、巻線62の一方の端部が接続され、他方のコイルターミナル63の燃料下流側の端部には、巻線62の他方の端部が接続されている。
ロアハウジング64は、磁性材料より略円筒状に形成されており、ボビン61の燃料下流側の端部を支持する。ロアハウジング64は、ノズルボデー27の外周側に設置されている。ヨーク65は、磁性材料より形成されており、ボビン61の外周側を覆っている。ヨーク65は、燃料下流側の端部がロアハウジング64と圧入または溶接等により接続されている。アッパーハウジング66は、磁性材料より略円筒状に形成されており、ボビン61の燃料上流側の端部を支持するとともにヨーク65の燃料上流側の端部に圧入または溶接等により接続されている。アッパーハウジング66の一部は切りかかれており、その切りかかれた部分に二本のコイルターミナル63が通っている。
コイルターミナル63を介して巻線62に外部電源から電力が供給されると、巻線62に磁界が発生し、ヨーク65、ロアハウジング64、ノズルボデー27、可動コア51、固定コア52、磁性パイプ25、およびアッパーハウジング66には磁気回路が形成され、磁束が流れる。これにより、可動コア51と固定コア52との間に磁気吸引力が発生する。
磁気吸引力が発生すると、可動コア51は、スプリング53の付勢力に抗して固定コア52に向かって移動する。これにより、ニードル40の当接部41が弁座31より離座し、噴孔32が開放される。
磁性パイプ25の外周側には、コネクタ部70aが設置されている。コネクタ部70aは、コイルターミナル63の端子部67を除いた部分と磁性パイプ25とを樹脂材料で覆うことにより形成されている。
次に、上記の構成の燃料噴射弁10aの作動について説明する。
巻線62への外部電源からの電力の供給が停止されているとき、可動コア51と固定コア52との間には磁気吸引力が発生しない。そのため、可動コア51は、スプリング53の付勢力により弁座31方向へ移動する。これにより、可動コア51と一体のニードル40の当接部41は、弁座31に着座する。その結果、燃料は噴孔32から噴射されない。
巻線62に電力が供給されると、可動コア51と固定コア52との間に磁気吸引力が発生する。この磁気吸引力がスプリング53の付勢力よりも大きくなると、可動コア51は固定コア52方向へ移動する。これにより、ニードル40は、可動コア51の移動とともに固定コア52方向へ移動し、当接部41が弁座31から離座する。
入口部24から燃料噴射弁10aの内部へ流入する燃料は、入口部材23の燃料フィルタ28、固定コア52の内周側、アジャスティングパイプ54の内周側、固定コア52の内周側、可動コア51の内周側、およびニードル40の燃料通路42を経由して燃料通路33に流入する。燃料通路33に流入した燃料は、弁座31から離座したニードル40の当接部41との間を通って噴孔32へ流入する。これにより、噴孔32から燃料が噴射される。
巻線62への電力の供給が再び停止すると、可動コア51と固定コア52との間の磁気吸引力が消滅する。これにより、可動コア51はスプリング53の付勢力により弁座31方向へ移動する。このため、ニードル40は可動コア51とともに弁座31方向へ移動するため、ニードル40の当接部41が弁座31に着座する。その結果、燃料通路33と噴孔32との間の燃料の流れは遮断され、燃料の噴射は終了する。
次に、上記の構成の燃料噴射弁10aの組み付けについて説明する。
図6(a)から(d)は、燃料噴射弁10aの組み付けの過程を示している。図6(a)に示すように、インサート成形によりコイルターミナル63を固定したボビン61の外周側に巻線62を巻きつける。そして、巻線62の一方の端部を二本のコイルターミナル63のうち、一方のコイルターミナル63に接続し、巻線62のもう一方の端部を他方のコイルターミナル63に接続する。
次に、図6(b)に示すように、ボビン61の両端部およびボビン61の外周側にロアハウジング64、アッパーハウジング66およびヨーク65を組み付ける。ロアハウジング64とヨーク65との接続、およびアッパーハウジング66とヨーク65との接続は、圧入または溶接等にて行う。
次に、図6(c)に示すように、ボビン61から燃料上流側に延びるコイルターミナル63の中央部を端子部67が磁性パイプ25から離れるように磁性パイプ25の外周側の方向へ折り曲げる。その一方でコイル部60とは別に、コイル部60以外の構成部品を組み付け燃料噴射弁の第二サブアセンブリ81を製造する。
具体的には、第二サブアセンブリ81は、次の過程を経て製造される。最初に、弁ボデー30、ノズルボデー27、非磁性パイプ26、および磁性パイプ25を溶接等で接続する。その後、可動コア51とニードル40とを圧入または溶接等で接続したものを挿入する。そして、固定コア52を挿入する。固定コア52は、磁性パイプ25の内周側に圧入され固定される。固定コア52を磁性パイプ25の内周側に圧入した後、スプリング53を挿入し、さらに、アジャスティングパイプ54を固定コア52の内周側に圧入する。最後に、入口部材23等を磁性パイプ25に圧入または溶接等により接続する。
こうして製造された第二サブアセンブリ81を図6(c)に示すように、コイル部60の内周側に挿入し、コイル部60を所定の位置に設置する。
本実施形態では、コイル部60に第二サブアセンブリ81を挿入する前に、コイルターミナル63を所定の形状に折り曲げているが、コイル部60に第二サブアセンブリ81を挿入した後に、コイルターミナル63を所定の形状に折り曲げても良い。
そして、最後に、図6(d)に示すように、コイルターミナル63の端子部67を残して、コイルターミナル63および磁性パイプ25を樹脂材料で覆うことによりコネクタ部70aを形成する。
本実施形態では、第1実施形態の燃料噴射弁10の燃料供給パイプ20および入口部材23より構成される第一燃料供給部に替えて、第一燃料供給部よりも短い入口部材23より構成される第二燃料供給部を用いるとともに、ターミナル71を廃止して全長の短い燃料噴射弁10aを製造している。
全長の短い燃料噴射弁10aを製造する場合、第1実施形態の燃料噴射弁10に用いたコイル部60に設けられているコイルターミナル63の燃料上流側の端部を端子部67としている。コイルターミナル63の長さは、第1実施形態にて説明したように、その端部が燃料供給パイプ20の側壁の外周側に達するほどの長さとなっている。このため、本実施形態のように全長の短い燃料噴射弁10aを製造する場合、コイルターミナル63を折り曲げ、先端を端子部67とすることができる。
全長の長い燃料噴射弁10を製造するか、全長の短い燃料噴射弁10aを製造するかに応じて、コイルターミナル63にターミナル71を溶接するか、コイルターミナル63の端部を端子部67とするかを選択することができる。具体的には、全長の長い燃料噴射弁10を製造する場合は、コイルターミナル63にターミナル71を溶接し、全長の短い燃料噴射弁10aを製造する場合は、コイルターミナル63の端部を端子部67とする。その結果、製造する燃料噴射弁の全長の異なる場合であっても、少なくともコイル部60を共通化することができるため、燃料噴射弁の製造コストの上昇を抑制することができる。
また、全長の短い燃料噴射弁10aを製造する際、コイルターミナル63の燃料上流側の端部を端子部67としているので、第1実施形態のように溶接作業を伴わすに燃料噴射弁10aを製造することができる。このため、製造過程で引き起こされる信頼性の低下を抑制することができる。
本発明の第1実施形態による燃料噴射弁の断面図である。 図1の燃料噴射弁の燃料供給パイプに係合される支持部材の斜視図である。 コイルターミナルとターミナルとの溶接部分を拡大した断面図である。 図1の燃料噴射弁の製造過程を示す図である。 本発明の第2実施形態による燃料噴射弁の断面図である。 図5の燃料噴射弁の製造過程を示す図である。
符号の説明
10 燃料噴射弁、20 燃料供給パイプ(第一燃料供給部)、21 供給通路、22 段差部、23 入口部材(第一燃料供給部)、25 磁性パイプ(ハウジング)、26 非磁性パイプ(ハウジング)、27 ノズルボデー(ハウジング)、30 弁ボデー(ノズル部)、31 弁座、32 噴孔、33 燃料通路、40 ニードル(弁部材)、41 当接部、50 ソレノイド部、51 可動コア、52 固定コア、60 コイル部、61 ボビン、62 巻線、63 コイルターミナル、70 コネクタ部、71 ターミナル、72 突起部、73 端子部、74 絶縁部材、75 支持部材、76 樹脂成形部、80 第一サブアセンブリ 、90 溶接用電極

Claims (7)

  1. 一端部に弁座が形成され、内部に前記弁座に離着座する弁部材を収容するノズル部と、
    前記ノズル部の前記弁座部とは反対の端部に設置され、前記弁部材を往復移動するソレノイド部と、
    前記ソレノイド部の前記ノズル部とは反対側に設置され、前記ノズル部に燃料を供給する第一燃料供給部と、
    前記第一燃料供給部の外周側に設置され、前記外部電源の電力を前記ソレノイド部に供給するターミナルと、を備える燃料噴射弁であって、
    前記ソレノイド部は、前記弁部材とともに往復移動する可動コアと、前記可動コアと向き合うように設置される固定コアと、前記外部電源からの電力を受けると前記可動コアと前記固定コアとの間に磁気吸引力を発生する巻線、および一端が前記ターミナルに接続され、他端が前記巻線に接続され、前記外部電源の電力を前記巻線に供給するコイルターミナルを有するコイル部とを備え、
    前記ターミナルと前記コイルターミナルとは、前記第一燃料供給部の外周側で、溶接にて接続されていることを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 前記第一燃料供給部には、外径が前記ソレノイド部に向かうに従い大きくなる段差部が形成されており、
    前記コイルターミナルと前記ターミナルとの溶接場所は、前記段差部よりも燃料上流側であり、かつ、前記第一燃料供給部の大径側の外径よりも内周側であることを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射弁。
  3. 前記コイルターミナルおよび前記ターミナルは、端部同士が重なるように設置されるとともに、前記コイルターミナルおよび前記ターミナルの互いに向かい合う面うち、少なくともいずれか一方の面には、突起部が形成され、
    前記突起部と、前記突起部と接触する前記コイルターミナルまたは前記ターミナルとが溶接にて接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載の燃料噴射弁。
  4. 前記コイルターミナルおよび前記ターミナルは、端部同士が重なるように設置され、
    前記第一燃料供給部側に設置される前記コイルターミナルまたは前記ターミナルの前記第一燃料供給部の側壁に対向する面には、絶縁部材が一体に設けられており、
    前記両ターミナルの端部同士が重なる部分が溶接にて接続されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の燃料噴射弁。
  5. 前記ソレノイド部は、内周側に前記可動コアと前記固定コアとを収容するとともに、外周側に前記コイル部を支持するハウジングを有し、
    前記第一燃料供給部には、前記ターミナルの両端部が露出するように前記ターミナルを支持し、前記第一燃料供給部の側壁に係合する支持部材が取り付けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の燃料噴射弁。
  6. 請求項1に記載の燃料噴射弁において、
    前記第一燃料供給部に替えて、前記第一燃料供給部よりも供給通路が短い第二燃料供給部とした場合、前記ターミナルを廃止し、前記コイルターミナルの端部を前記外部電源と接続する端子部とすることを特徴とする燃料噴射弁。
  7. 一端部に弁座が形成され、内部に前記弁座に離着座する弁部材を収容するノズル部と、前記ノズル部の前記弁座部とは反対の端部に設置され、前記弁部材を往復移動するソレノイド部と、前記ソレノイド部の前記ノズル部とは反対側に設置され、前記ノズル部に燃料を供給する第一燃料供給部と、前記外部電源の電力を前記ソレノイド部に供給するターミナルと、を備える燃料噴射弁であって、前記ソレノイド部は、前記弁部材とともに往復移動する可動コアと、前記可動コアと向き合うように設置される固定コアと、前記外部電源からの電力を受けると前記可動コアと前記固定コアとの間に磁気吸引力を発生する巻線、および一端が前記ターミナルに接続され、他端が前記巻線に接続され、前記外部電源の電力を前記巻線に供給するコイルターミナルを有するコイル部とを備え、前記ターミナルと前記コイルターミナルとは、前記第一燃料供給部の外周側で、溶接にて接続されている燃料噴射弁、
    若しくは、前記第一燃料供給部に替えて、前記第一燃料供給部よりも供給通路が短い第二燃料供給部を備えるとともに、前記ターミナルを廃止し、前記コイルターミナルの端部を前記外部電源と接続する端子部としている燃料噴射弁のいずれかの燃料噴射弁を製造する方法であって、
    前記ソレノイド部の前記ノズル部とは反対側に設置される前記ノズル部に燃料を供給する部材が前記第一燃料供給部か、前記第二燃料供給部かに応じて、前記コイル部の前記コイルコネクタと前記ターミナルとを溶接にて接続するか、前記コイルコネクタの端部を前記端子部とするかを選択することを特徴とする燃料噴射弁の製造方法。
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