JP2005310949A - 外装体接合部材およびそれを用いた接合構造 - Google Patents

外装体接合部材およびそれを用いた接合構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 電子機器などの外装体を接合して筐体を組み立てるための外装体接合部材およびそれを用いた接合構造において、外装体の端部からの損傷発生を防止でき、筐体の耐久性および製造効率を向上することができるようにする。
【解決手段】 ウェブ3bの端部から側面ガイド3a…を延ばしたH形断面を有するフレーム3で環状の枠体を形成し、圧縮木材の成形品からなる前カバー1、後カバー2の端部をフレーム3のコ字状の溝に押し込んで嵌め込み、前カバー1、後カバー2の端面をウェブ3bで受けることができるようにする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、外装体接合部材およびそれを用いた接合構造に関する。例えば、電子機器の筐体などを形成するのに好適な外装体接合部材およびそれを用いた接合構造に関する。
例えば、カメラ、携帯電話、ICレコーダ、PDAなどの電子機器、あるいは、テレビ、ビデオデッキ、エアコン、プロジェクタなど家電製品のリモコンといった電子機器の外装体は、電子部品や光学部品などを内蔵する筐体を形成するとともに、これらの機器の外観デザインに寄与する部材となっている。
従来、これらの外装体の形状は、機器の小型化、軽量化を図るため、比較的薄肉の板部材、シェル部材などからなる。また、材料としては、合成樹脂や軽金属といった大量生産に適した材料で製造されるのが一般的である。
一方、これらの合成樹脂、軽金属などの材料は、人の手にはなじみ難いという欠点がある。そこで、手になじみ易く人間の感性に訴えかける優しい風合いを備えた木や竹といった自然素材を外装体として用いることが提案されている。
このような外装体を接合して筐体を形成する場合、接合部に不要な隙間が露出しないように接合されるのが一般的である。例えば、合成樹脂や金属の外装体では、先端方向に薄肉となる傾斜を設けたり、段曲げ部を設けたりして、各外装体の先端を厚さ方向に重ねて接合される。
また例えば、特許文献1には、木質材料からなり、表面を炭化処理した電子機器のための筐体構成用材料が記載されており、シャーシに回路ユニットおよび撮影ユニットを組み付けた上で木材を用いた薄肉シェル状の前カバーおよび後カバーで覆ったカメラが開示されている。そして、前カバーと後カバーとは、端部で先端方向に薄肉とされた傾斜が設けられ、一方の傾斜部が他方の傾斜部に潜り込み、板厚方向に重ね合わされて接合されている。
特開2004−64021号公報(第2−4頁、図1)
しかしながら、上記のような従来の外装体の接合構造には、以下のような問題があった。
従来の接合構造では、外装体の端部が薄肉化された状態で、先端同士を接合するため、例えば、合成樹脂や木材などの強度の弱い材料では、外装体の端部が損傷しやすくなっている。そのため、組立に手間がかかり製造効率が劣るという問題がある。
特に低強度で強度ムラが大きい木材を外装体として用いる場合、先端が薄肉化された端部が露出していると、ひび割れが生じやすくなり、低応力でも容易に破損が起こるという問題がある。
特に、特許文献1に記載の技術のように、シェル状に採取された木材の外装体は、自然木材から採取すると、端面に繊維の断面が露出し、繊維間の結合力が弱いため割れたり剥がれたりしやすいという問題がある。
そして、端面からの吸湿による変形の問題がある。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであって、例えば電子機器などの使用時や外装体を接合して筐体を組み立てる際、外装体の端部からの損傷発生や吸湿を防止でき、筐体の耐久性および製造効率を向上することができる外装体接合部材およびそれを用いた接合構造を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、少なくとも接合される側の端部が木材からなる外装体を含む複数の外装体の端部を接合して電子機器の筐体を形成するための外装体接合部材であって、互いに接合される前記外装体のそれぞれの端部の端面に突き当て可能に設けられた端面突き当て部、および前記それぞれの端部の板厚方向の側面に沿って設けられた側面案内部の少なくともいずれかを備える構成とする。
この発明によれば、少なくとも接合される側の端部が木材からなる外装体を含む複数の外装体を接合する際、端面突き当て部を有する場合には、端面突き当て部に外装体の端部の端面を突き当てるか、近接させることにより、端面を保護することができる。また、側面案内部を有する場合には、外装体の端部を保護することができるとともに、外装体の端部の位置決めが容易とすることができる。
したがって、組立時や使用時における外装体端部の損傷および吸湿を防止することができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の外装体接合部材において、前記端面突き当て部および前記側面案内部の少なくともいずれかが、環状に接続された構成とする。
この発明によれば、端面突き当て部および側面案内部の少なくともいずれかが環状に接続されるので、環状の径方向の外力に抵抗することができ、外装体の端部を環状の径方向の外力に対して補強することができる。
請求項3に記載の発明では、請求項1または2に記載の外装体接合部材において、前記側面案内部に前記外装体を着脱可能に固定する固定手段を設けた構成とする。
この発明によれば、固定手段を外装体接合部材の側面案内部に設けるので、外装体の固定時に外装体の負荷を低減することができる。
請求項4に記載の発明では、請求項1〜3のいずれかに記載の外装体接合部材において、前記端面突き当て部または前記側面案内部が、前記外装体端部の側面より、前記外装体の外側に突出された構成とする。
この発明によれば、端面突き当て部または側面案内部が外装体端部の側面より外側に突出しているので、それらの近傍または側面案内部に覆われる領域に対する外部からの直接の打撃を防止することができる。
請求項5に記載の発明では、請求項1〜4のいずれかに記載の外装体接合部材において、前記側面案内部が、前記外装体の端部を板厚方向に挟持可能に設けられた構成とする。
この発明によれば、側面案内部により外装体の端部を板厚方向に挟持することができるので、外装体端部を外力から確実に保護することができる。
請求項6に記載の発明では、電子機器の筐体を形成するための接合構造であって、請求項1〜5のいずれかに記載の外装体接合部材を用いて、少なくとも接合される側の端部が木材からなる外装体を含む複数の外装体の端部を接合した構造とする。
この発明によれば、請求項1〜5のいずれかに記載の外装体接合部材を用いて少なくとも接合される側の端部が木材からなる外装体を含む複数の外装体の端部を接合するので、請求項1〜5のいずれかに記載の発明と同様の作用効果を備える。
請求項7に記載の発明では、請求項6に記載の接合構造において、前記外装体接合部材が、前記外装体の接合される側の端部の木材より強度の高い材質で形成された構造とする。
この発明によれば、少なくとも接合される側の端部が木材からなる外装体より強度の高い材質の外装体接合部材とすることにより、相対的に低強度の木材からなる外装体の端部を外力から保護することができる。
本発明の外装体接合部材およびそれを用いた接合構造によれば、外装体接合部材が端面突き当て部を有する場合には外装体端部の端面を、端面案内部を有する場合には外装体端部の板厚方向の側面を、それぞれ外力から保護するとともに外部からの吸湿を防止することができるので、外装体の材質が相対的に低強度の木材を含む場合であっても、外装体の端部の損傷発生や端部からの吸湿を防止でき、筐体の耐久性および製造効率を向上することができるという効果を奏する。
以下では、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して説明する。すべての図面において、実施形態が異なる場合であっても、同一または相当する部材には同一の符号を付し、共通する説明は省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る外装体接合部材を用いて外装体を接合したデジタルカメラについて説明するための斜視説明図である。図2は、図1のデジタルカメラの外装系の概略構成について説明するための分解斜視図である。図3は、図1におけるA−A断面図である。図4(a)は図1におけるB−B断面図、図4(b)は同じくC−C断面図である。図4(c)は図2におけるD−D断面図である。なお、図1〜3において、それぞれ共通するXYZ直角座標系を記載した。この座標系はカメラの右側を把持して前方を撮影する姿勢で構えたときに、前方に向かう方向をZ方向、左側に向かう方向をX方向、鉛直上方をY方向としている。以下では、簡単のために、相対的な方向をこの座標系を参照して説明する場合がある。
本発明の実施形態に係る外装体接合部材は、複数の外装体の端部を接合して筐体を形成するもので、例えば、図1に示すようなデジタルカメラ100(電子機器)などに好適に用いることができるものである。
デジタルカメラ100の筐体の概略構成は、図1、2に示すように、後カバー2(外装体)、前カバー1(外装体)、およびフレーム3(外装体接合部材)からなる。
この筐体は、デジタルカメラに用いる周知の光学部品、機構部品、電装部品などを必要に応じて被蔽物として内蔵している。本実施形態では、図1、3に示すように、内蔵フラッシュ6、ファインダ7、撮影ユニット21、液晶表示部24、制御電装部23、回路ユニット25、メモリカード27、バッテリ29、バリアスイッチ26などが設けられている。被蔽物の一部は、前カバー1、後カバー2に設けられた開口部から外部に露出している。
撮影ユニット21は、図3に示すように、鏡筒21dに保持されてズームレンズ光学系を構成するレンズ群21a、ミラー21c、レンズ群21bと、その像面に配置される撮像素子であるCCD22とからなる。
レンズ群21aは、最も物体側に配置された固定群である。
レンズ群21bは、少なくとも一部が、ミラー21cにより折り畳まれた光路上においてズーミング機構21eにより移動可能に保持された移動群となっている。
このような構成により、撮影ユニット21は、筐体から突出することなく、ズーミングを行うことが可能となっている。
レンズバリア5は、撮影しないときにレンズ群21aの前面を覆うためのもので、撮影用開口1aを閉じることが可能な大きさを有する楕円または長円板などの板部材とされ、例えば合成樹脂や金属で形成される。
そして、組立状態で楕円または長円の短径方向が後述するレンズバリアガイド12cに案内される。レンズバリア5上には、ピン5aがZ軸正方向に立設され、ピン5aは、組立状態でスライド孔1gを挿通されスライドレバー4に接続される。
そのためレンズバリア5の移動を、筐体の外側のスライドレバー4を移動させることにより行うことができるようになっている。
バリアスイッチ26は、レンズバリア5の移動に応じてデジタルカメラ100の電源のオン・オフを行うためのもので、図3に示すように、スイッチレバー26aがレンズバリア5の移動経路に進退自由に突出し、レンズバリア5が撮影用開口1aを覆うとき回路が切断され、レンズバリア5が撮影用開口1a上から退避したとき、回路が閉じられるようになっている。
後カバー2は、図2に示すように、XY平面に平行な略矩形状の底板部2Eの周囲を4つの側面で囲んだZ軸正方向に開口した略均一肉厚を有する函形の形状とされている。
4つの側面の先端には、それぞれX軸正負方向にそれぞれ左側端部2A、右側端部2Cが、Y軸正負方向にそれぞれ上側端部2B、下側端部2Dが形成されている。これら端部の端面はXY平面に平行な面に略整列している。
上側端部2Bには、右側端部2C近傍に、端面から略半円状に切り欠かれた切欠き2aが設けられ、下側端部2Dには、中央部に端面から略半円状に切り欠かれた切欠き2bが設けられている。
底板部2Eには、略中央部に液晶表示部24を筐体外部から見えるように配置するための表示用開口2cが設けられ、その左横(X軸正方向)に操作ボタン23aを外部に突出させるための操作部用開口2d…が設けられている。
後カバー2の材質は、木材、プレス成形、射出成形などが可能な軽金属(アルミニウム、ステンレス、チタン、マグネシウム等)、合成樹脂(ABS、ポリカーボネイト、アクリル等)などを採用することができる。本実施形態では、吸湿性に優れるとともに自然の風合いを生かして意匠的側面でも優位性を持つ木材を用いた例で説明する。
本実施形態で採用する木材は、圧縮成形することにより密度を高めて強度を向上させた圧縮木材である。
圧縮成形は、例えば、自然木材を後カバー2に対して相対的に厚肉に削りだして原形を製作し、金型により高温蒸気雰囲気下において圧縮成形し、金型面の形状を転写するにより行うことができる。このようにして、表面に木目線Gが露出し、内部は原形の木材に比して高強度とされた薄肉シェル状の部材が得られる。
切欠き2a、2b、表示用開口2c、操作部用開口2dなどは、圧縮成形後に、2次加工するなどして形成することができる。
本実施形態では、後カバー2として、柾目材から原形を削りだしているので、特に左側端部2A、右側端部2Cでは、端面に繊維の断面が露出し、繊維間の結合力が弱いため割れたり剥がれたりしやすくなっている。
後カバー2の表面は、必要に応じて、炭化層やコーティング層を設けたり、模様、凹凸などが2次加工されたりしてもよい。また、合成樹脂、合成ゴム、金属などの異材質を埋め込んだり接着したりしてもよい。
木材の種類としては、例えば檜、檜葉、桐、チーク、マホガニー、杉、松、桜、竹等が挙げられる。また、ムクの木材だけではなく、廃材チップや木粉等を集めて固めた圧縮加工材料のような木質材を使用することも可能である。
前カバー1は、後カバー2と同様な圧縮木材を用いた成形品であり、図2に示すように、大部分がXY平面に平行な略矩形状の底板部1Eの周囲を4つの側面が囲み、Z軸負方向に開口した略均一肉厚を有する函形の形状とされている。ただし、前カバー1は、意匠性を増すために、複雑に湾曲した木目線Gが得られるように板目材から切り出した原形を用いている。ただし、この場合にも、端面における木目の重なり方に応じて端部の強度にバラツキが生じることは後カバー2と同様である。
4つの側面の先端には、それぞれX軸正負方向にそれぞれ左側端部1A、右側端部1Cが、Y軸正負方向にそれぞれ上側端部1B、下側端部1Dが形成されている。これら端部の端面はXY平面に平行な面に略整列している。
上側端部1Bには、右側端部1C近傍に、端面から略半円状に切り欠かれた切欠き1eが設けられ、下側端部1Dには、中央部に端面から略半円状に切り欠かれた切欠き1h(図4(c)参照)が設けられている。
切欠き1eは、組立状態で、後カバー2の切欠き2aと対向して略円孔を形成するためのもので、同じく切欠き1hは切欠き2bと対向して略円孔を形成するためのものである。
また右側端部1Cの端面近傍には、メモリカード27を挿脱するための挿入孔1fが端面に沿って設けられている。挿入孔1fは、孔カバー9が着脱自在に取り付けられるようになっている。
底板部1Eの右側端部1C近傍では、Z軸正方向に半円状に膨らんだグリップ部1bが形成されている。
底板部1Eには、撮影ユニット21のレンズ開口に対応して入射光を取り込むための撮影用開口1aが設けられている。撮影用開口1aは、図3に示すように、板厚方向に階段状に縮径する傾斜面を有しており、その表面は迷光を防止するために炭化処理されている。
またファインダ7、内蔵フラッシュ6に対応して、それぞれの先端を嵌め込むためのファインダ用開口1c、フラッシュ用開口1dが設けられている。
撮影用開口1aとグリップ部1bとの間にはX軸方向に沿って延びるスライド孔1gが設けられている。スライド孔1gには、前カバー1の内側に配置されるレンズバリア5のピン5aが挿通可能とされている。
フレーム3の概略形状は、図4(a)に示すように、ウェブ3b(端面突き当て部)に側面ガイド3a…(側面案内部)をフランジとして設けた断面がH形の棒材を、前カバー1、後カバー2の各端部が形成する略矩形状開口に合わせて折り曲げ、環状の枠体としたものである(図2参照)。なお、図2では断面を表示するため一部が破断されている。
ウェブ3b、側面ガイド3a、3aは、前カバー1、後カバー2の端部をそれぞれ挟持できるコ字状の溝を形成している。ウェブ3bは、前カバー1、後カバー2を側面ガイド3a、3a間にZ軸方向から押し込んで組み立てたときに、それぞれの端面の少なくとも一部が突き当て可能とされ、前カバー1、後カバー2の押し込み方向の位置規制ができるようになっている。
ただし、ウェブ3bに、防水、防湿、防塵などのためにシール部材を設けてもよく、その場合には、前カバー1、後カバー2の端面がシール部材を介してウェブ3bに突き当てられる構成でもよい。
またフレーム3には、前カバー1、後カバー2が木材の場合に直接設けにくいレリーズボタン取付部18とねじ部19とが形成されている。
レリーズボタン取付部18は、図2のY軸方向に押圧されるレリーズボタン8をガイドするために設けられたもので、レリーズボタン8が嵌合するガイド筒18bの上下端の外周に側面ガイド3aから延設された側面ガイド18aが設けられてなる。
そのため、図4(b)に示すように、ガイド筒18b、側面ガイド18a、18aは、断面コ字状かつZX平面方向では半円弧状に湾曲した溝部を形成している。そして、前カバー1、後カバー2をフレーム3に対してZ軸方向に押し込んで組み立てるとき、切欠き1e、2aがそれぞれの溝部に沿って挿入できる形状とされている。
ねじ部19は、デジタルカメラ100を支持する三脚などに設けられたスタンド取付ねじ10(図2参照)をねじ込むためのもので、フレーム3の下側(Y軸負方向)の中央部に下向きの開口を有するボス19bと、その外周部に側面ガイド3aから延設された側面ガイド19aとからなる。ボス19bの開口内部には、スタンド取付ねじ10に螺合する雌ねじ19cが形成されている。
ボス19bの外周部、側面ガイド19a、19aは、断面コ字状かつZX平面方向で半円弧状に湾曲した溝部を形成している。そして、前カバー1、後カバー2をフレーム3に対してZ軸方向に押し込んで組み立てるとき、切欠き1h、2bがそれぞれの溝部に沿って挿入できる形状とされている。
フレーム3の材質は、前カバー1、後カバー2より高強度の合成樹脂、金属などを採用することができる。
フレーム3の内周側には、支持フレーム11(支持部材)が固定されている。
支持フレーム11は、筐体が組み立てられたとき、前カバー1、後カバー2の内面に当接するか、近接する位置に配置され、前カバー1、後カバー2に外力が加えられたときにその内面側への変形を抑制し、損傷を防止するための補強部材である。近接して配置する場合、前カバー1、後カバー2の強度に応じた許容変形量により、適宜の隙間を設けて近接させることができる。
支持フレーム11の固定方法は、溶接、カシメ、ねじ締結など適宜の方法を用いることができる。
支持フレーム11は、本実施形態では、前フレーム15a、16a、17a、後フレーム15b、16b、17b、およびレンズバリア収納部12からなり、主に、矩形断面を有する棒部材によるフレーム構造として構成されている。
前フレーム15a、16a、後フレーム15b、16bは、フレーム3の長手方向の中間部に間隔をおいて配置され、フレーム3の短手方向のスパン間に架設された、前カバー1、後カバー2の内面の湾曲に沿う略コ字状の部材である。前フレーム15aは、撮影用開口1aの左脇(X軸正方向)に相当する位置に、前フレーム16aは、グリップ部1bと撮影用開口1aとの中間位置に配置されている。
前フレーム17a、後フレーム17bは、フレーム3の短手方向の中間部に間隔をおいて配置され、前フレーム16a、後フレーム16bとフレーム3との間にそれぞれ架設され、底板部1E、2Eの内面に沿うように湾曲された略L字状の部材である。ただし、前フレーム17aは、グリップ部1bのため、L字の屈折部が円弧状に突出した湾曲を備えている。
レンズバリア収納部12は、レンズバリア5を前カバー1との間で収納して、X軸方向に可動に保持するためのものである。そして、前フレーム15a、16aの前面(底板部1Eに対向する面)からレンズバリア5の板厚よりわずかに下げられた位置に設けられたレンズバリア案内面12bと、前フレーム15aの中間部からレンズバリア5の長径方向端部を係止するための湾曲を有するレンズバリアストッパ12aと、前フレーム15aと前フレーム16aとの間でY軸方向にレンズバリア5の短径幅よりわずかに大きい間隔をあけ架設されたレンズバリアガイド12c、12cとからなる。レンズバリアガイド12cの前面は、前フレーム15a、16aと整列されている。
そして、レンズバリア案内面12bには、撮影ユニット21のレンズ開口に相当する位置に、開口部14が設けられている。
このような支持フレーム11は、フレーム3と一体に固定されることにより、前カバー1、後カバー2を通して加えられた外力を分散させてフレーム3に伝達する応力伝達部材となっている。
また、フレーム3の間に架設されることにより、フレーム3の外周方向からの外力を負荷する構造部材にもなっている。
また、前フレーム15a、後フレーム15b、および前フレーム16a、後フレーム16bのように、互いに環状に接続された構造によれば、外力に対して環状構造で抵抗でき、フレーム3への負荷を低減できるので好都合である。
フレーム3、支持フレーム11には、筐体に内蔵される種々の被蔽物を当接したり固定したりすることができる。例えば、図3に示すように、制御電装部23は、後フレーム15bに取り付けられている。バッテリケース29aは、後フレーム16bとフレーム3とにまたがって取り付けられている。カードホルダ28は、前フレーム16aおよび前フレーム17aに取り付けられている。その他、図3に取付相手を図示されていない部材も、フレーム3、支持フレーム11に取り付けられた不図示の保持部材に固定されているものである。
次に、本実施形態の前カバー1、後カバー2とフレーム3との接合構造とその作用について説明する。
デジタルカメラ100は、故障時に筐体を開けて修理する必要があるので、前カバー1、後カバー2は、フレーム3に着脱可能に固定される。図面を見やすくするために図2には図示していないが、フレーム3には、適宜位置に固定手段が設けられている。
図5(a)、(b)、(c)は、本実施形態に採用することができる固定手段について説明するための断面図である。
なお、以下の説明において、ある断面で固定手段を前カバー1側に設けるか、後カバー2側に設けるか、あるいは両方に設けるかは自由であるが、便宜上、図示の断面位置では、後カバー2側に固定するものとして説明する。下記の後カバー2、底板部2Eなどを、前カバー1、底板部1Eに読み替えれば前カバー1側を固定する場合の構成となる。
図5(a)に示す固定部30A(固定手段)は、後カバー2を筐体外部側の側面ガイド3aの隣接位置で、ビス50により固定するためのものである。そして、筐体の内面側の側面ガイド3aから、対向する側面ガイド3aに対して、少なくともビス50のねじ頭径以上の長さとなるように突出し、紙面奥行き方向に適宜幅を有する突片から構成される。そして、固定部30Aには、ビス50に螺合する雌ねじ30aが形成されている。
一方、後カバー2には、端面をウェブ3bに当接させるように押し込んだときに、雌ねじ30aと重なる位置にビス50を挿通する貫通孔32aが設けられている。
このような構成により、後カバー2を筐体内面側の側面ガイド3aおよび固定部30Aに密着させてねじ締結することが可能となる。
このようにすれば、後カバー2には貫通孔32aだけを加工すればよく、タップを立てなくてもよい。したがって木材などの低強度の材質でも繰り返し着脱することができ、耐久性に優れた接合構造とすることができる。
図5(b)に示す例は、固定部30Aに加えて、その対向位置に、筐体外部側の側面ガイド3aから、外側固定部30B(固定手段)を延設したものである。外側固定部30Bには、雌ねじ30aと同軸にビス50を挿通させる貫通孔30bが設けられる。
このような構成により、ビス50を貫通孔30b、後カバー2の貫通孔32aに挿通させてからビス50をねじ締めし、後カバー2を固定部30A、外側固定部30Bで挟持して固定することができる。
このようにすれば、ビス50のビス頭による応力を外側固定部30Bで受けて、後カバー2には分散させることができるので、ねじ締め応力により後カバー2が破損しないようにすることができる。
図5(c)に示す例は、後カバー2を側面ではなく底板部2Eで固定できるようにしたもので、固定部30Aに代えて、後カバー2の湾曲に沿って底板部2Eに重なる位置まで延設した湾曲固定部30Cを設けたものである。そして、底板部2Eに重なる位置に雌ねじ30aが設けられ、その位置に対応する底板部2Eに貫通孔32aが設けられている。
このような構成により、後カバー2を嵌め込み方向に一致する後方側(図2のZ軸方向)から固定することができる。そのため組立が容易となるという利点がある。
また、このような固定手段の変形例として、図5(d)に示すフレーム35(外装体接合部材)を採用してもよい。
フレーム35は、フレーム3の側面ガイド3aに代えて、側面ガイド35a(側面案内部)を設けたものである。側面ガイド35a、35aは、対向する先端が外装体の厚さより狭い嵌合部35cが形成され、外装体を嵌め込む際に嵌合部35cが外側に押し開かれることにより、外装体側面に弾性力を付勢できるようになっている。
図5(d)の例では、側面ガイド35aの先端内側に突起35bをそれぞれ設けることで嵌合部35cが形成されている。
一方、フレーム35に嵌め込むカバー36、37には、先端にテーパ36bが設けられ、先端部がウェブ3bに近接すると突起35bが嵌合する嵌合溝36a、36aが設けられている。
このような構成により、ねじなどの締結部材を用いることなく容易に外装体を固定することが可能となる。
本実施形態のフレーム3を用いて前カバー1、後カバー2を接合する接合構造によれば、前カバー1、後カバー2の端部の側面が側面ガイド3a、3aに案内されて、端面がウェブ3bに突き当てられるので、外力から外装体端部を保護することができる。その結果、端面および板厚方向の端部側面からの傷や割れを防止することができ耐久性を向上することができる。特に、本実施形態のように外装体が端部に強度のバラツキが生じやすい圧縮木材を用いる場合などに好適な接合構造となる。
また、前カバー1、後カバー2とウェブ3bとの突き当て部が、端部の周方向全体にわたり側面ガイド3a、3aにより二重に覆われるので、遮光部材を用いなくても良好な遮光性が得られるという利点がある。
次に、本実施形態の変形例について説明する。
図6(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)は、本発明の実施形態の第1、第2、第3、第4、および第5変形例について説明するための断面図である。図7は、本発明の実施形態の第6変形例について説明するための側面説明図およびそのE−E断面図である。
本実施形態の第1変形例のフレーム38(外装体接合部材)は、図6(a)に示すように、フレーム3における筐体の外側に露出する側面ガイド3aを削除して、筐体の内側に側面ガイド3a、3aを残し、ウェブ3bに代えて突起部38bを設けT字形断面としたものである。突起部38bは、前カバー1、後カバー2の厚さ以上の高さまで突出させる。
このような構成により、前カバー1、後カバー2の端面を突起部38bに側面から突き当てることができるので端面が保護され、組立が容易となる。また、突起部38bが前カバー1、後カバー2よりも外側に突出する場合は、前カバー1、後カバー2の端部側面が直接打撃されにくくなって好都合である。
本実施形態の第2変形例のフレーム39(外装体接合部材)は、図6(b)に示すように、フレーム3における筐体の内側に露出する側面ガイド3aを削除して、筐体の外側に側面ガイド3a、3aを残し、ウェブ3bに代えて突起部39bを設けT字形断面としたものである。突起部39bは、前カバー1、後カバー2の端面が突き当て可能となる高さであれば、それらの厚さより高くても低くてもよいが、それらの厚さ以下とすれば、筐体内部の空間が有効利用できて、省スペースとなるという利点がある。
このような構成により、前カバー1、後カバー2の端面を突起部39bの側面に突き当てることができるので端面が保護され、組立も容易となる。また、側面ガイド3a、3aが前カバー1、後カバー2よりも外側に突出するので、前カバー1、後カバー2の端部側面が確実に保護され、耐久性を向上することができる。
本実施形態の第3変形例のフレーム40(外装体接合部材)の断面形状は、図6(c)、(d)に示すように、突き当て部40b(端面突き当て部)に対して図示左右方向で段違いに側面ガイド40a、40a(側面案内部)が突き出され、後カバー2側では、側面ガイド40aが後カバー2の内側に沿って潜り込んで、突き当て部40bが筐体外側に露出し、前カバー1側では、側面ガイド40aが前カバー1の端部に沿って外側から覆い、突き当て部40bが筐体内側に突出するような形状とされている。突き当て部40bは、少なくとも筐体外側では、突き当てられる外装体(図6(c)、(d)の後カバー2)の厚さより高く突出されている。
前カバー1、後カバー2の端部は、図6(c)に示すように、一定厚さとして、それぞれ段違いに側面ガイド40aに突き当てることができる。また、図6(d)に示すように、端部を側面ガイド40a、突き当て部40bに嵌合する段状の嵌合形状とし、筐体外側の外形が略整列できるようにしてもよい。
このような構成により、前カバー1、後カバー2の端面を突き当て部40bに突き当てられるので端面が保護され、組立も容易となる。
本実施形態の第4変形例のフレーム43(外装体接合部材)は、図6(e)に示すように、フレーム3における筐体の外側に露出する側面ガイド3aの一方を削除して、略ユ字形断面としたものである。
このような構成によれば、後カバー2に対しては本実施形態の作用効果を有し、前カバー1に対しては第1変形例と同様の作用効果を有する。
本実施形態の第5変形例のフレーム51、52(外装体接合部材)は、図6(f)に示すように、フレーム3における側面ガイド3a、3aに相当する環状形状を有し、前カバー1、後カバー2の端面を突き合わせた状態で、その端面近傍を板厚方向に挟持して固定できるようにしたものである。すなわち、本変形例は、端面突き当て部を備えず、側面案内部のみからなる外装接合部材の例となっている。
前カバー1、後カバー2の固定手段は適宜手段を採用できるが、例えば、周方向の適宜位置において、フレーム51に貫通孔、フレーム52に雌ねじを設け、前カバー1、後カバー2の対応位置に切欠きを設けて、ビス53により固定する手段を採用できる。
このような構成によれば、フレーム51により、前カバー1、後カバー2の端部を外力から保護することができる。
なお、フレーム51、52は、別体でもよいが、より組立性を向上するためには、径方向の隙間を保持するために、周方向のいずれかの位置で、接合されていることが好ましい。例えば、特定位置でH形の断面を有するように接合される構成とすることが好ましい。その際、接合する部材を端面突き当て部に用いてもよい。
上記の説明では、フレーム3は、環状の枠体であるとして説明したが、必要に応じて外装体端部の周方向に分割して設けてもよい。例えば、前カバー1、後カバー2の端部のうち、比較的低強度の端部のみに設けるなどしてもよい。
そのような場合、フレーム3が配置されない部位では必要に応じて適宜の部材により遮光、防塵などが行われる。
そのような一例として、図7(a)、(b)に本実施形態の第6変形例を示した。
フレーム46、47(外装体接合部材)は、フレーム3を周方向に適宜分割したものであり、周方向に間隔を置いて配置されている。そして、側面ガイド3aに対して、側面ガイド46a、47a(側面案内部)、ウェブ3bに対して、ウェブ46b、47b(端面突き当て部)をそれぞれ有している。そして、対向するフレーム46、47の端部には、前カバー1側に先端が開いたコ字状の開口部切欠き44が、後カバー2側に同じく開口部切欠き45が設けられ、フレーム46、47の端面がそれら切欠きを覆うことにより、前カバー1、後カバー2にまたがる矩形の開口部48を形成している。
このような開口部48は、例えば、メモリカードやコネクタなど矩形断面の部材の挿抜用の開口として好適である。前カバー1、後カバー2の側面に開口を設ける場合、比較的低強度の圧縮木材などでは、強度上、端部近くに設けることができなかったが、このようにすれば、端部の側面にも容易に開口を設けることができる。その際、本変形例のようにフレーム46、47の端部を開口の一部として用いれば、開口部切欠き44、45を開口の一部に用いるだけでよいので、加工を容易な形状とすることができるという利点がある。
また、本変形例によれば、開口カバーを比較的高強度のフレーム46、47の端部を用いて取り付ける構造とすることができるので、着脱の耐久性を向上することができるという利点もある。
なお、上記の説明では、フレーム3にレリーズボタン取付部18、ねじ部19、支持フレーム11を設ける例で説明したが、他にも、コネクタ類の挿脱孔、バッテリ交換孔、それらの蓋、ヒンジなど、適宜の機能形状、機能部材を設けることができる。このような機能形状、機能部材をフレーム3に設けることにより、前カバー1、後カバー2の形状を簡素化することができ、合成樹脂や金属などに比べ成形性が劣る木材でも利用可能となるという利点がある。
また、上記の説明で、フレーム3を環状の枠体として説明した。このようにすれば、フレーム3の外周からの外力に対して応力を負担することができる。
ただし、必ずしも側面ガイド3a、ウェブ3bが全周にわたって連続する必要はない。例えば、適宜の断面位置で、図6(a)、(b)、(e)に示すような断面に変形されてもよい。
また、上記の説明では、前カバー1、後カバー2とも圧縮木材として説明したが、一方を軽金属などの異材質としてもよい。各端面は、ウェブ3bにそれぞれ当接するので、互いに接触して傷つけ合うことがないので好都合である。その際、側面ガイド3aの間隔を変えるなどすれば、材質の違いによる板厚の違いも容易に吸収できるという利点がある。
また、上記の説明では、本発明の外装体接合部材およびそれを用いた接合構造を、電子機器の一例であるデジタルカメラに利用できる例で説明したが、本発明は、例えば、テレビやビデオデッキ、エアコン、プロジェクタ等のリモコン、携帯電話、ICレコーダ、PDAなどの電子機器のすべてについて好適である。特に、外装体として木材を用いることにより吸湿性、良好な触感などが得られる手で持って操作する電子機器にきわめて好適となるものである。
本発明の実施形態に係る外装体接合部材を用いて外装体を接合したデジタルカメラについて説明するための斜視説明図である。 図1のデジタルカメラの外装系の概略構成について説明するための分解斜視図である。 図1におけるA−A断面図である。 図1におけるB−B断面図、C−C断面図および図2におけるD−D断面図である。 本実施形態に採用することができる固定手段について説明するための断面図である。 本発明の実施形態の第1、第2、第3、第4、および第5変形例について説明するための断面図である。 本発明の実施形態の第6変形例について説明するための側面説明図およびそのE−E断面図である。
符号の説明
1 前カバー(外装体)
1A、2A 左側端部(外装体の端部)
1B、2B 上側端部(外装体の端部)
1C、2C 右側端部(外装体の端部)
1D、2D 下側端部(外装体の端部)
2 後カバー(外装体)
3、35、38、39、40、43、46、47、51、52 フレーム(外装体接合部材)
3a、18a、19a、35a、40a 側面ガイド(側面案内部)
3b ウェブ(端面突き当て部)
5 レンズバリア
11 支持フレーム(支持部材)
18 レリーズボタン取付部
19 ねじ部
21 撮影ユニット
21a レンズ群
30A 固定部(固定手段)
30B 外側固定部(固定手段)
30C 湾曲固定部(固定手段)
30a 雌ねじ
35c 嵌合部
38b、39b 突起部(端面突き当て部)
40b 突き当て部(端面突き当て部)
53 ビス
100 デジタルカメラ(電子機器)
G 木目線

Claims (7)

  1. 少なくとも接合される側の端部が木材からなる外装体を含む複数の外装体の端部を接合して電子機器の筐体を形成するための外装体接合部材であって、
    互いに接合される前記外装体のそれぞれの端部の端面に突き当て可能に設けられた端面突き当て部、および前記それぞれの端部の板厚方向の側面に沿って設けられた側面案内部の少なくともいずれかを備えることを特徴とする外装体接合部材。
  2. 前記端面突き当て部および前記側面案内部の少なくともいずれかが、環状に接続されたことを特徴とする請求項1に記載の外装体接合部材。
  3. 前記側面案内部に前記外装体を着脱可能に固定する固定手段を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の外装体接合部材。
  4. 前記端面突き当て部または前記側面案内部が、前記外装体端部の側面より、前記外装体の外側に突出されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の外装体接合部材。
  5. 前記側面案内部が、前記外装体の端部を板厚方向に挟持可能に設けられたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の外装体接合部材。
  6. 電子機器の筐体を形成するために、請求項1〜5のいずれかに記載の外装体接合部材を用いて、少なくとも接合される側の端部が木材からなる外装体を含む複数の外装体の端部を接合したことを特徴とする接合構造。
  7. 前記外装体接合部材が、前記外装体の接合される側の端部の木材より強度の高い材質で形成されたことを特徴とする請求項6に記載の接合構造。
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