JP2005310100A - データ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 消費電力量を低減できるデータ処理装置を提供する。
【解決手段】 データ処理装置50は、転送制御部25A、25Bと、転送制御部のそれぞれに接続されて、かつ接続された転送制御部から出力されるデータを入力して、データ処理をして、その後次段の転送制御部に出力する論理回路6A、6Bとを備える。論理回路のデータ処理速度は、供給される電圧のレベルに応じて変更される。転送制御部は、前段から与えられるデータ転送のための要求パルスを入力して次段に転送するC素子2A、2B、2Cと、要求パルスを入力する毎に、転送が要求されるデータを入力して保持し、出力するパイプラインレジスタ4A、4B、4Cと、接続する論理回路に対してデータが供給される頻度を判別して、判別した頻度に応じて論理回路に供給する電圧のレベルを制御するP回路1A、1Bとを含む。
【選択図】 図1

Description

この発明はデータ処理装置に関し、特に、データを転送しながら処理する場合に処理のために供給する電圧を制御することのできるデータ処理装置に関する。
従来より、たとえば特許文献1に示されるようなクロック同期型論理回路で構成されるマイクロコンピュータは、消費電力を低減するために、CPU(Central Processing Unitの略)や周辺装置が出力する制御信号に基づきクロック周波数を低減させるためのクロ
ック制御装置と電源電圧を制御する電源制御部とを備えている。
クロック同期型でないデータ駆動型論理回路は、非特許文献1に示すように、データが入力されない場合は自ら動作を停止するためクロック同期型論理回路に比べて消費電力量が少ないという特徴を持っている。この特徴について以下に説明する。
図10は従来および本実施の形態に係るデータ駆動型情報処理装置に適用されるデータパケットの構成図である。図10においてデータパケット10は行先ノード番号11を格納するための行先ノード番号領域F1、世代番号12を格納するための世代番号領域F2、命令コード13を格納するための命令コード領域F3およびデータ14を格納するためのデータ領域F4を含む。世代番号12は、データ駆動型情報処理装置において並列に処理される各データパケット10の群を区別するための番号である。行先ノード番号11はデータ駆動型情報処理装置において同一世代内のデータパケット10を区別して処理するために用いられる番号である。命令コード13はデータ駆動型情報処理装置においてデータパケット10内の内容に対して施す演算を指示する。
図11は従来のデータ転送制御装置20の構成を示すブロック図である。データ転送制御装置20は、自己同期型の転送制御回路(以下、C素子と称する)2およびDタイプフリップフロップからなるデータ保持回路(以下、パイプラインレジスタと称する)4を対応付けて含む。C素子2は転送要求信号(以下、SEND信号と呼ぶ)を受ける転送要求入力端子CI、転送の許可または転送の禁止を示す転送許可信号(以下ACK信号と呼ぶ)を出力する転送許可出力端子RO、SEND信号を出力する転送要求出力端子CO、ACK信号を受ける転送許可入力端子RI、パイプラインレジスタ4のデータ保持動作を制御するクロックパルスを出力するためのパルス出力端子CP、および外部から与えられるマスタリセット信号MRを入力するためのマスタリセット入力端子(図示せず)を有する。
図12(A)〜(E)は図11に示したC素子2の動作を説明するためのタイミングチャートである。C素子2は転送要求入力端子CIを介して図12(A)に示すパルス状のSEND信号を受取ると、転送許可入力端子RIにおける図12(E)に示すようなパルス状のACK信号が許可状態(レベル「H」の状態)であれば、転送要求出力端子COから図12(D)に示すパルス状のACK信号を出力するとともに、パルス出力端子CPを介して対応のパイプラインレジスタ4に図12(C)に示すクロックパルスを出力する。
パイプラインレジスタ4は対応のC素子2から与えられるクロックパルスに応答して、与えられるデータパケット10を入力して保持し、またその保持したデータパケット10を出力する。
このように図11の回路では、C素子2は前段から与えられるデータをパイプランレジスタ4で保持するために、データの転送の要求信号(SEND信号)または許可信号(ACK信号)に基づいて、クロックパルスをパイプランレジスタ4に出力する。そして、パイプランレジスタ4は、転送が要求されるデータを前段から入力して保持し、出力する。
図13は図11に示したデータ転送制御装置20を所定の論理回路を介して複数個直列に接続して構成されるデータ処理装置30を示すブロック図である。ここでは説明を簡単にするために3個のデータ転送制御装置20が接続されている。図13では各データ転送制御装置20を区別するためにデータ転送制御装置20A、20Bおよび20Cと呼ぶ。またデータ転送制御装置20AはC素子2Aとパイプラインレジスタ4Aを有し、データ転送制御装置20BはC素子2Bとパイプラインレジスタ4Bを有し、データ転送制御装置20CはC素子2Cとパイプラインレジスタ4Cを有する。データ転送制御装置20A、20Bおよび20Cの構成と機能は図11に示したものと同様である。
図13においてデータ処理装置30に入力されるデータパケット10は、パイプラインレジスタ4A→4B→4Cと順に転送されていく間に、データ処理部である論理回路6Aと6Bで連続的に処理される。ここではデータパケット10の転送元を前段と呼び転送先を次段と呼ぶ。
図13において、たとえばパイプラインレジスタ4Aがデータ保持状態である場合、次段のパイプラインレジスタ4Bがデータ保持状態にあれば、パイプラインレジスタ4Aからパイプラインレジスタ4Bにデータパケット10は送られない。また、次段のパイプラインレジスタ4Bがデータを保持していない状態であれば、またはデータを保持していない状態になれば、少なくとも予め設定された時間をかけて、データパケット10がパイプラインレジスタ4Aから論理回路6Aに転送され、そして論理回路6Aで処理されて、その後パイプラインレジスタ4Bに送られる。このような予め設定された時間を遅延時間と呼ぶ。
図13においては隣接するデータ転送制御装置20間で送受信されるSEND信号およびACK信号に従って非同期に、そして少なくとも予め設定された遅延時間をかけてデータパケット10の伝送を行なう。このような制御を自己同期型転送制御と呼び、自己同期型転送制御に従いデータの転送を制御する回路を自己同期型転送制御回路と呼ぶ。
図14は図11に示したC素子2の具体的な回路図であり、たとえば特許文献2に記載されたものである。図14において転送要求入力端子CIは前段からのパルス状のSEND信号を受け、転送許可出力端子ROは前段にACK信号を出力する。転送要求出力端子COは次段にパルス状のSEND信号を出力し、転送許可入力端子RIは次段からACK信号を受ける。マスタリセット入力端子(図示せず)は外部から与えられるマスタリセット信号MRを受ける。
マスタリセット入力端子(図示せず)にレベル「H」のパルス信号であるマスタリセット信号MRが与えられると、該マスタリセット信号MRはインバータ5Fで反転された後に、フリップフロップ5Aと5Bに入力する。マスタリセット信号MRの入力に応答してフリップフロップ5Aと5Bはリセットされて、その結果、C素子2は初期化される。
そして、転送要求出力端子COおよび転送許可出力端子ROからはともに初期状態としてレベル「H」の信号が出力される。転送許可出力端子ROの出力信号がレベル「H」であることは転送許可状態を示し、逆にレベル「L」であることは転送禁止状態を示す。
また、転送要求出力端子COの出力信号がレベル「H」であることは、次段にデータ転送を要求していない状態を示し、逆にレベル「L」であることは次段にデータ転送を要求している、またはデータを転送している状態を示している。
転送要求入力端子CIにレベル「L」の信号が入力されると、すなわち前段からデータ転送が要求されると、フリップフロップ5Aはセットされてレベル「H」の信号を出力する。その結果、ノードQの信号レベルは「H」となる。このレベル「H」の信号はインバータ5Gで反転されて転送許可入力端子ROに与えられる。したがって、転送許可入力端子ROからはレベル「L」の信号が出力されるので、前段に対して自己にさらなるデータ転送をすることを禁止する。
一定時間後、転送要求入力端子CIにレベル「H」の信号が入力され、前段から当該C素子2へ与えられるデータのデータ転送制御装置20におけるセットが終了する。この状態でかつ転送許可入力端子RIからレベル「H」の信号が入力されている、すなわち次段からデータ転送を許可されている状態で、かつ転送要求出力端子COがレベル「H」の信号を出力している、すなわち次段へデータ転送している途中でない状態(データ転送を次段に要求していない状態)であれば、NANDゲート5Cは、アクティブとなりレベル「L」の信号をフリップフロップ5Aと5Bに出力する。その結果、フリップフロップ5Aと5Bはともにリセットされ、フリップフロップ5Bは遅延素子5Eを介してパルス出力端子CPからレベル「H」の信号をパイプラインレジスタ4に対して出力するとともに、遅延素子5Dを介して転送要求出力端子COから次段の図示しないC素子に対してレベル「L」のSEND信号を出力する。すなわち次段に対してデータの転送を要求する。
レベル「L」のSEND信号を受けた次段の図示しないC素子は、自己が属するデータ転送制御装置20に対してさらなるデータの転送が行なわれないように転送禁止を示すACK信号をレベル「L」にして端子ROからC素子2に対して出力する。
該C素子2は転送許可入力端子RIからレベル「L」のACK信号を入力し、この入力信号によりフリップフロップ5Bがセットされる。この結果、該C素子2に対応の図示のないパイプラインレジスタ4に対して、遅延素子5Eを介してパルス出力端子CPからレベル「L」の信号が出力され、また遅延素子5Dを介して転送要求出力端子COからレベル「H」のSEND信号が次段へ出力される。これによりデータ転送を終了する。
図15は図13に示したデータ処理装置30を含んで構成された従来のデータ駆動型情報処理装置400の概略ブロック図である。図15においてデータ駆動型情報処理装置400は、合流部411、発火制御部421、演算部431、プログラム記憶部441、分岐部451、パイプラインレジスタ4A〜4C、およびC素子2A〜2Cを含む。C素子2A〜2Cのそれぞれは前段および次段のC素子との間でパケット転送パルス(端子CI、CO、RIおよびROを介した入出力信号)のやり取りによって対応する処理部すなわち発火制御部421、演算部431およびプログラム記憶部441のそれぞれについてのデータパケット10の転送を制御する。
パイプラインレジスタ4A〜4Cのそれぞれは対応のC素子2A〜2Cのそれぞれからパルスを入力したことに応答して、前段の処理部から出力されているデータパケット10を入力して保持し、出力段に導出し、かつ次のパルスを入力するまで該データパケット10を保持する。
図15においてデータ駆動型情報処理装置400にデータパケット10が与えられると、与えられたデータパケット10は、まず合流部411を通り、発火制御部421に伝送される。発火制御部421では合流部411からデータパケット10を入力すると、入力したデータパケット10の行先ノード番号11と世代番号12とが同一の異なる2つのデータパケット10を検出して、検出した2つのうち一方のデータパケット10のデータ14を他方のデータパケット10のデータ領域F4に追加して格納し、この他方のデータパ
ケット10を出力する(一方のデータパケット10は消去される)。発火制御部421から出力されたデータパケット10はパイプラインレジスタ4Aを介して演算部431に伝送される。演算部431はパイプラインレジスタ4Aからデータパケット10を入力すると、その入力データパケット10の命令コード13に基づいて該入力データパケット10の内容に対して所定の演算を行ない、演算結果を該入力データパケット10のデータ領域F4に格納する。その後、該入力データパケット10をパイプラインレジスタ4Bを介してプログラム記憶部441に伝送する。
プログラム記憶部441はパイプラインレジスタ4Bからデータパケット10を入力すると、入力データパケット10の行先ノード番号11に基づいて、プログラム記憶部441内の図示のないプログラムメモリに格納されたデータフロープログラムから次位の行先ノード番号11と次位の命令コード13とを読出す。そして、読出された次位の行先ノード番号11および命令コード13を該入力データパケット10の行先ノード番号領域F1および命令コード領域F3にそれぞれ格納して、該入力データパケット10を出力する。もし、プログラムメモリからコピーフラグが読出された場合には、2つ目のデータパケットも生成されて出力される。
プログラム記憶部441から出力されるデータパケット10はパイプラインレジスタ4Cを介して分岐部451へ伝送される。分岐部451はパイプラインレジスタ4Cから入力したデータパケット10の行先ノード番号11に基づき、予め定められたルールに照らして該入力データパケット10をデータ駆動型情報処理装置400の外部に出力するか、または合流部411に出力する(データ駆動型情報処理装置400の内部に戻す)。
特開平5−324867号公報 特開平6−83731号公報 ‘EDN JAPAN’、リード・ビジネス・インフォメーション・ジャパン株式会社出版、2003.8 p61−65
近年の半導体製造技術の進歩により微細なデザインルールがLSI(Large Scale Integration)設計に導入されるようになり、トランジスタのしきい値電圧がより低くなって
きているので、LSI内部のトランジスタのリーク電流の増加による消費電力量増加を改善する必要がある。この課題はデータ駆動型情報処理装置においても同様である。
クロック同期型論理回路においては、クロック周波数の制御と電源電圧制御による消費電力量の低減が提案されているが、その制御は複雑であるために、消費電力量の低減を図りたい回路ブロックが、小さなブロック単位である場合には該制御を適用することができなかった。また、その制御手順は、クロック同期型論理回路を含む装置が使用される環境によってさまざまであり、使用環境が変更される都度、制御手順を変更する必要があるので汎用的な使用は困難であった。そのため、該制御手順を、外部クロックを必要とせず、かつデータ処理が必要な場合にのみ動作するという特性を有するデータ駆動型情報処理装置にも使用するということは到底不可能であった。
それゆえにこの発明の目的は、自己同期型転送制御に従いデータを転送しながら処理する場合の消費電力量の低減を図ることのできるデータ処理装置を提供することである。
この発明のある局面に従うデータ処理装置は、複数段に連続して接続されるデータの転送制御部と、複数段の転送制御部のそれぞれに接続されて、かつ接続された転送制御部から出力されるデータを入力して、データ処理をして、その後次段の転送制御部に出力する
処理部とを備える。処理部のデータ処理の速度は、処理部に供給される電圧のレベルに応じて変更される。
転送制御部は、データ転送の要求信号と許可信号に基づいて、前段から与えられるデータ転送のための要求パルスを入力して次段に転送する自己同期型転送制御部と、自己同期型転送制御部が要求パルスを入力する毎に、転送が要求されるデータを入力して保持し、出力する保持レジスタと、接続する処理部に対してデータが供給される頻度を判別して、判別した頻度に応じて処理部に供給する電圧のレベルを制御する電圧制御部とを含む。
したがって、転送制御部毎に接続する処理部に対して処理されるべきデータが供給される頻度に応じて、電圧制御部は該処理部に供給する電圧のレベルを可変に制御する。
それゆえに、処理部は処理すべきデータが供給される頻度に応じて供給電圧のレベルが制御される。また、処理部は、供給される電圧のレベルに応じた速度でデータ処理する。このことから、処理部は処理すべきデータ量、すなわち必要な処理速度を得るのに適したレベルの電圧が供給されて過剰に電圧が供給されるのを防止できる。その結果、データ処理装置における消費電力は低減される。また、処理部に供給する電圧が不足することも回避できる。その結果、処理部では処理すべきデータ量に応じた処理速度を維持できる。
好ましくは、電圧制御部が判別する頻度は、自己の段の転送制御部が要求パルスを入力する頻度である。
したがって、処理部に処理すべきデータが供給される頻度を自己の段の転送制御部が前段から転送される要求パルスを入力する頻度により検出できる。
好ましくは、電圧制御部が判別する頻度は、前段の転送制御部が要求パルスを入力する頻度である。
したがって、前段に要求パルスが入力される頻度を検出することで、その後に処理部にデータが供給されるであろう頻度を事前に検出して、その検出結果に基づき供給する電圧レベルを予め変更できる。それゆえに、処理部に対する電圧のプリチャージ期間を設けることが可能となって、たとえばデータの供給中断後の供給再開時であっても、処理部は速やかに適切なデータ処理速度に移行できる。
好ましくは、電圧制御部は、要求パルスを入力する毎にカウント値に所定加算値を加算し、要求パルスを入力しない期間は所定周期でカウント値から所定減算値を減算するカウンタ部と、カウント値に基づき処理部に供給する電圧のレベルを選択的に決定する電圧選択部とを含む。
したがって、処理部にデータが供給される頻度は、カウンタ部の、要求パルスを入力する毎にカウント値に所定加算値を加算し、要求パルスを入力しない期間は所定周期でカウント値から所定減算値を減算することにより得られるカウント値により判別できる。
好ましくは、電圧選択部は、自己の段の転送制御部のカウンタ部のカウント値に基づき処理部に供給する電圧のレベルを選択的に決定する。したがって、自己の段のカウント部のカウント値に基づき処理部に対するデータの供給の頻度を判別できる。
好ましくは、電圧選択部は、前段の転送制御部のカウンタ部のカウント値に基づき処理部に供給する電圧のレベルを選択的に決定する。したがって、前段のカウント部のカウント値に基づき自己の段の処理部に対するデータの供給の頻度を判別できる。
好ましくは、電圧選択部は、カウント値と所定値とを比較する比較部を有し、比較部の比較結果に基づき、2種類のレベルのうちから処理部に供給する電圧のレベルを決定する。したがって、処理部に供給する電圧レベルを2種類のレベルのうちから選択的に決定できる。
好ましくは、電圧選択部は、カウント値と複数の異なる所定値のそれぞれとを比較する複数の比較部を有し、複数の比較部の複数の比較結果に基づき、3種類以上のレベルのうちから処理部に供給する電圧のレベルを決定する。したがって、処理部にデータが供給される頻度を3つ以上に区分して、各区分の頻度に応じた適切レベルの電圧を処理部に供給できる。
好ましくは、所定周期は可変に設定される。したがって、カウンタ部のカウント値を減算する周期を可変にできるから、処理部へのデータの供給頻度が同じであっても、周期を変更することで、処理部に供給する電圧レベルの変更タイミングを変えることができる。
好ましくは、所定加算値または所定減算値は可変に設定される。したがって、カウンタ部のカウント値に加算する値または減算する値を可変にできるから、処理部へのデータの供給頻度が同じであっても、これら値を変更することで、処理部に供給する電圧レベルの変更タイミングを変えることができる。
本実施の形態では、データ転送制御部ごとに対応の論理回路に供給されて処理される単位時間当たりのデータパケット数とレジスタに予め設定された値とを比較することで、該論理回路が遷移すべき動作状態に応じた電圧レベルを判別して、判別したレベルの電圧を論理回路に供給する機能を有する。この特徴を以下に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に適用されるデータ処理装置50のブロック図である。図1のデータ処理装置50と図13のデータ処理装置30とを比較して異なる点は、データ処理装置50はデータ転送制御部20に代替して図2のデータ転送制御部25を備える点にある。図1のデータ処理装置50は複数のデータ転送制御部25を有しており、それぞれをデータ転送制御部25Aおよび25Bとして区別する。図1のデータ処理装置50の他の構成は図13に示すものと同様であるため説明は略す。
図2を参照して、データ転送制御部25は、制御信号SUを用いるパケット検出回路(以下、P回路という)1、C素子2、外部から与えられる動作電圧信号VHと休止電圧信号VLを切換えて対応の論理回路に供給する電圧制御回路3、およびパイプラインレジスタ4を備える。データ転送制御部25Aは、P回路1Aおよび電圧制御回路3Aを備え、データ転送制御部25BはP回路1Bおよび電圧制御回路3Bを備える。P回路1Aと1BはP回路1と同様の機能と構成を有し、電圧制御回路3Aと3Bは電圧制御回路3と同様の機能と構成を有する。
P回路1Aは対応する電圧制御回路3Aに接続されて、電圧制御回路3Aはデータ転送制御部25Aに対応する論理回路6Aに接続される。同様に、P回路1Bは対応する電圧制御回路3Bに接続され、電圧制御回路3Bはデータ転送制御部25Bに対応する論理回路6Bに接続される。
図1においてデータ処理装置50の外部からの制御信号SUはP回路1Aと1Bに共通して供給され、かつP回路1Aと1B中の後述するレジスタの1種であるパケットカウンタ40の値を減算するための制御信号である。データ処理装置50の前段から入力される
データパケット10は、パイプラインレジスタ4A→4B→4Cと順に転送されていく間に論理回路6Aと6Bによって逐次に処理される。一定周期のパルス信号の制御信号SUはマスタリセット信号MRによるリセット直後にデータ処理装置50に連続して与えられる。
電圧制御回路3Aおよび3BはP回路1Aおよび1Bのそれぞれからの制御信号XHに基づき論理回路6Aおよび6Bのそれぞれに動作電圧信号VHおよび休止電圧信号VLのいずれかを供給する。具体的には、制御信号XHがレベル「H」であれば動作電圧信号VHを、レベル「L」であれば休止電圧信号VLをそれぞれ選択して供給する。ここで動作電圧信号VHは論理回路6Aおよび6Bが動作しその状態を保持するのに必要な電圧レベルを示し、休止電圧信号VLは論理回路6Aおよび6Bを休止させその休止状態を保持するのに必要な電圧レベルを示し、両者のレベルの関係はVH>VLである。
また休止電圧信号VLが示す休止電圧のレベルは、論理回路6Aおよび6Bが休止状態を保持している状態において動作電圧信号VHが供給された場合には、動作状態へ速やかに移行可能ならしめるレベルである。
図3を参照してP回路1は、パケットカウンタ40、比較値レジスタ41、コンパレータ42、減算レジスタ45、加算レジスタ46、転送要求入力端子CCIおよび転送要求出力端子CCOを備える。パケットカウンタ40の値は外部からマスタリセット信号MRが与えられたとき初期値にセットされる、すなわちリセットされる。パケットカウンタ40はカウント可能な最大値と最小値(例えば初期値)が予め設定されており、カウント値がこれら値を超えることはないように設計されている。
転送要求入力端子CCIは転送要求入力端子CIと同様の機能を有し、転送要求出力端子CCOは転送要求出力端子COと同様の機能を有する。図1の構造は図13で示したC素子2A、2Bおよび2Cの間にP回路1Aと1Bが挟まった構造になっているので、図3ではP回路1の転送要求入力端子CCIが前段のC素子2AからのSEND信号を受け、転送要求出力端子CCOが次段のC素子2Bの転送要求入力端子CIへACK信号を出力する。P回路1ではSEND信号をトリガにして、加算レジスタ46中に予め格納された所定値Mがパケットカウンタ40の値に加算される。また、P回路1では外部から入力する制御信号SUをトリガにして減算レジスタ45に予め格納されている所定値Nがパケットカウンタ40中の値から減算される。パケットカウンタ40の値はコンパレータ42に出力される。コンパレータ42は、比較値レジスタ41に予め格納された所定の比較値CMとパケットカウンタ40の出力値とを比較する。コンパレータ42は比較値レジスタ41中の比較値CMよりパケットカウンタ40中の値が大きい場合にはレベル「H」の制御信号XHを出力し、それ以外はレベル「L」の制御信号XHを出力する。
図1のデータ処理装置50における休止状態と動作状態の間の遷移を示すタイミングチャートが図4(A)〜(E)に示される。図4(B)の制御信号SUは全ての、または一部のP回路に連続するパルスとして同時に供給される。その結果、図4(A)のSEND信号が示すようにデータ処理装置50にデータパケット10の入力がない場合は、すなわちSEND信号の立下りが示す転送要求をトリガとしたパイプラインレジスタ4に対するクロックパルスの出力がない場合には、データパケット10の入力がなくなってから一定時間後には制御信号SUの効果により、全てのP回路が出力する制御信号XHがレベル「L」となり(図4(D)参照)、データ処理装置50はデータ転送を停止する休止状態となる(図4(E)参照)。この一定時間は制御信号SUのパルス間隔(周期)と減算のための所定値Nとによって決定される。制御信号SUのパルス間隔(周期)は可変に設定可能である。例えば、データ処理装置50の外部に図示のないパルス発振器を備えて、当該パルス発振器によりパルス信号である御信号SUを生成してデータ処理装置50に供給すると想定した場合には、該パルス発振器に設けられた外部スイッチなどを操作して発振周期を調整することで、制御信号SUのパルス間隔(周期)を可変に設定できる。
図4(A)のSEND信号の立下りが示す転送要求をトリガとしたパイプラインレジスタ4に対するクロックパルスの出力の頻度が高くデータパケット10がパイプラインレジスタ4を介して論理回路6に頻繁に供給される場合には、制御信号SUの効果によるパケットカウンタ40のカウント値(減算結果値)を上回るカウント値(加算結果値)となるような回数の加算が発生する。その結果、パケットカウンタ40中の値は比較値レジスタ41中の比較値CMを上回って(図4(C)参照)、そして制御信号XHはレベル「H」となり(図4(D)参照)データ処理装置50は動作状態となる(図4(E)参照)。このような状態遷移を可能ならしめるような所定値Mが加算レジスタ46中に予め格納されている。
したがって、図1において制御信号XHにより電圧制御回路3Aと3Bが制御されて、その結果、論理回路6Aと6Bのそれぞれには、動作電圧信号VHおよび休止電圧信号VLのいずれかが供給される。
上述したように、データパケット10がデータ処理装置50に入力されてSEND信号をトリガとしてクロックパルスの出力頻度が高くなりデータパケット10の処理が必要となるときには、動作電圧信号VHが論理回路6Aと6Bに供給されて論理回路6Aと6Bは動作状態となる。一方、データパケット10が入力されずに処理が不要な場合には(クロックパルスが出力されなくなる場合には)、休止電圧信号VLが論理回路6Aと6Bに供給されることになり論理回路6Aと6Bは休止状態へと移行する。
図3の所定値MとNと比較値CMはそれぞれ可変に設定可能であり、好ましくは、次のような関係を有する。つまりM>Nの関係が少なくとも必要である。この関係はデータパケット10が離散的にある個数まとまってデータ処理装置50に入力し、その後、しばらく入力しない期間があって、また、まとまって入力するという状況を想定した場合に適用される。すなわち、1個目のデータパケット10がデータ転送制御部25に到着した時において、できるだけ速やかに論理回路6に動作電圧信号VHを供給して動作状態に遷移させるためには、所定値Mが大きい値であることが必要である。また最終番目のデータパケット10が到着後しばらくの間はデータ処理のために論理回路6への動作電圧信号VHの供給が維持されるべきなので、その間は所定値Nを用いた減算が続き、その後に休止状態に移行するという動作となるようにしている。データ転送制御部25には最終番目のデータパケット10の到着であるかを判断する機能がないため、このように論理回路6に供給する電圧レベルを動作状態を維持可能な電圧レベルにしばらく保持するという動作が必要となる。このような状態遷移が図4(A)〜(E)に示されている。
なお、所定値NとMと比較値CMのそれぞれを可変に設定するには、たとえば次にようにする。つまり、減算レジスタ45、加算レジスタ46および比較値レジスタ41に外部操作可能なミニスイッチを設けて、該ミニスイッチを操作することで各レジスタに格納される所定値NとMと比較値CMのそれぞれを可変に設定する。
本実施の形態ではP回路1の出力する制御信号XHはレベル「H」と「L」の2値を採るとしているが、3値以上を採るようにしてもよい。たとえば図5で示すようにP回路11Aの構成であってもよい。P回路11Aは図3のP回路1の構成に追加して、比較値CM2を格納する比較値レジスタ43およびコンパレータ44を備えて、制御信号XHとXLを出力することで、対応の電圧制御回路3に与える制御信号のレベルを3値とすることも可能である。この場合には論理回路6に供給可能な電圧レベルは3種類となる。図5では比較値レジスタ41は比較値CM1を格納している。コンパレータ42はパケットカウンタ40のカウント値と比較値レジスタ41の比較値CM1を比較して、比較結果を示す制御信号XHを出力する。コンパレータ44はパケットカウンタ40のカウント値と比較値レジスタ43の比較値CM2を比較して、比較結果を示す制御信号XLを出力する。比較値CM1とCM2は可変に設定可能である。
図5の構成の場合には制御信号XLとXHの組合せ信号(XL、XH)が対応の電圧制御回路3に与えられる。比較値CM1とCM2は異なる値であって、かつCM1>CM2の関係であると想定するので、組合せ信号(XL、XH)は、(1,1)、(1,0)および(0,0)の値を採り得るから、対応の論理回路6も3種類の状態を採ることが可能
となる。たとえば対応の論理回路6は高速動作状態、低速動作状態および休止状態の3状態を採り得るとし、高速動作状態、低速状態および休止状態のそれぞれに遷移させるための組合せ信号(XL、XH)の値を(1,1)、(1,0)および(0,0)と割当ることができる。電圧制御回路3は、供給される動作電圧信号VHと休止電圧信号VLに基づきこの3状態それぞれに対応の電圧レベルを示す電圧制御信号を発生して対応の論理回路6に出力するように設計される。
データ転送制御部25などのLSIは供給される電圧レベルによって動作スピードが変わるので、データ転送制御部25に与えられるデータパケット10の数が多くない、すなわち動作速度が低速でもデータパケット10を処理可能な場合には、図5の構成によって論理回路6を低速動作状態に遷移させることが可能になる。また、データ転送制御部25に与えられるデータパケット10が多くなって、高速動作が必要になれば、高速動作状態に遷移させることが可能になる。この結果、データ転送制御部25およびこれを含むデータ処理装置50では、転送されるデータパケット10の量に応じた供給電圧のレベル調整が可能となり、無駄な電力消費を回避できる。
本実施の形態では制御信号SUの周期、比較値CM、CM1およびCM2、加算の値Mおよび減算の値Nを任意に変更することができるから、図4(E)に示す状態遷移のタイミングを変更することが容易に可能となる。
図6に本実施の形態に係る大規模な処理システムの概略構成が示される。図6の処理システムはデータ処理装置U1、U2、U11〜U14、およびU21〜U24を備える。これらデータ処理装置のそれぞれは前述したデータ処理装置50と同様の構成と機能を有する。図6の処理システムにデータパケット10が与えられて、データ処理装置U1に入力されたとする。入力されたデータパケット10は、データ処理装置U1で処理された後にデータ処理装置U11→U13→U14→U2と転送されながら処理されて、処理システムから出力されたとする。この場合には、図6のデータ処理装置U12、U21、U22、U23およびU24にはデータパケット10が入力されないため、これらデータ処理装置の全ての論理回路6には休止電圧信号VLが供給されて、これらデータ処理装置は休止状態となる。その後、データ処理装置U12、U21、U22、U23およびU24にデータパケット10が入力された場合は、これらデータ処理装置の全ての論理回路6は、与えられる電圧信号が休止電圧信号VLから動作電圧信号VHに切替えられるので、休止状態から動作状態に遷移して、データパケット10を入力しこれを処理することが可能な状態となる。
(他の実施の形態)
図7には、本発明の他の実施の形態に係るデータ処理装置60の構成が示される。データ処理装置60は、図1のデータ転送制御部25Aと25Bに代替してデータ転送制御部26Aと26Bを備える。他の構成は図1のデータ処理装置50と同じである。データ転送制御部26Aと26Bでは、電圧制御回路3Aと3Bには前段のデータ転送制御部のP回路1から出力される制御信号XHが供給される点を除いては、データ転送制御部25Aと25Bと同様の機能と構成を有する。
図7のデータ処理装置60ではデータ転送制御部26Aと26Bを含む複数段のパイプラインがシリーズに接続されるため、各データ転送制御部は自己に次のデータパケット10が入力するか否かを、前段のデータ転送制御部のP回路1の状態を示す制御信号XHのレベルを検知することで、事前に判断することが可能となる。次のデータパケット10が入力すると判断した場合には、次のデータパケット10が自己に入力するまでに、休止状態にあった論理回路6を動作状態に遷移させる必要があるが、データパケット10が入力することを事前に判断できることで、論理回路6が休止状態から動作状態に遷移するのに必要なプリチャージ時間を事前に確保することが可能となる。つまり、論理回路6が休止状態から動作状態に遷移するまでの待ち時間を削減できるから、データ転送制御部26Aと26Bを含む複数段に接続された全てのデータ転送制御部はデータパケット10を入力すると速やかに該データパケット10を論理回路6で処理することができる。その結果、データ処理装置60では上述の消費電力の低減とともにデータパケット10を処理しながら転送するという一連の動作スピードも向上する。
(さらなる他の実施形態)
図8と図9には、本発明のさらなる他の実施の形態の係るデータ処理装置70と80の構成が示される。
図8のデータ処理装置70は、図1のデータ転送制御部25Aと25Bに代替してデータ転送制御部27Aと27Bを備える。他の構成は図1のデータ処理装置50のそれと同じである。データ転送制御部27Aと27Bでは、電圧制御回路3Aと3Bは論理回路6Aと6Bのみならずパイプラインレジスタ4Aと4Bにも休止電圧信号VLまたは動作電圧信号VHを供給する点を除いては、データ転送制御部25Aと25Bと同様の機能と構成を有する。
ここでは、動作電圧信号VHは論理回路6Aおよび6Bならびにパイプラインレジスタ4Aと4Bが動作しその状態を保持するのに必要な電圧レベルを示し、休止電圧信号VLは論理回路6Aおよび6Bならびにパイプラインレジスタ4Aと4Bを休止させその休止状態を保持するのに必要な電圧レベルを示し、両者のレベルの関係はVH>VLである。また休止電圧信号VLが示す休止電圧のレベルは、論理回路6Aおよび6Bならびにパイプラインレジスタ4Aと4Bが休止状態を保持している状態において動作電圧信号VHが供給された場合には、動作状態へ速やかに移行可能ならしめるレベルである。パイプラインレジスタ4Aと4Bの動作状態とは、与えられるデータパケット10を入力して保持し出力することが可能な状態と指し、休止状態とは、与えられるデータパケット10を入力して保持し出力することが不可能な状態と指す。
図8のデータ処理装置70では電圧制御回路3が論理回路6とパイプラインレジスタ4の供給電圧レベルを制御するので、さらに消費電力の低減が可能となる。
図8では、パイプラインレジスタ4への供給電圧レベルは、当該パイプラインレジスタ4のデータ転送制御部の電圧制御回路3により制御されるが、図9のように、パイプラインレジスタ4への供給電圧レベルは、前段のデータ転送制御部の電圧制御回路3により制御されるようにしてもよい。
図9のデータ処理装置80は、図7のデータ転送制御部26Aと26Bに代替してデータ転送制御部28Aと28Bを備える。他の構成は図7のデータ処理装置60と同じである。データ転送制御部28Aと28Bでは、前段の電圧制御回路3からパイプラインレジスタ4Aと4Bに休止電圧信号VLまたは動作電圧信号VHが供給される点を除いては、データ転送制御部26Aと26Bと同様の機能と構成を有する。
ここでは、電圧制御回路3から出力される動作電圧信号VHは当該電圧制御回路3のデータ転送制御部の論理回路6Aおよび6Bならびに次段のデータ転送制御部のパイプラインレジスタ4Aと4Bが動作しその状態を保持するのに必要な電圧レベルを示し、休止電圧信号VLは当該電圧制御回路3のデータ転送制御部の論理回路6Aおよび6Bならびに次段のデータ転送制御部のパイプラインレジスタ4Aと4Bを休止させその休止状態を保持するのに必要な電圧レベルを示し、両者のレベルの関係はVH>VLである。また休止電圧信号VLが示す休止電圧のレベルは、論理回路6Aおよび6Bならびにパイプラインレジスタ4Aと4Bが休止状態を保持している状態において動作電圧信号VHが供給された場合には、動作状態へ速やかに移行可能ならしめるレベルである。パイプラインレジスタ4Aと4Bの動作状態とは、与えられるデータパケット10を入力して保持し出力することが可能な状態と指し、休止状態とは、与えられるデータパケット10を入力して保持し出力することが不可能な状態と指す。
図8と図9では電圧制御回路から論理回路とパイプラインレジスタに供給される動作電圧信号VHのレベルは同じであってもよく異なっていてもよい。また休止電圧信号VLのレベルも同じであってもよく、また異なっていてもよい。
データ処理装置80ではデータ処理装置60と同様にデータ転送制御部28Aと28Bを含む複数段のパイプラインがシリーズに接続されるため、各データ転送制御部は自己に次のデータパケット10が入力するか否かを、前段のデータ転送制御部のP回路1の状態を示す制御信号XHのレベルを検知することで事前に判断することが可能となる。
次のデータパケット10が入力すると判断した場合には、次のデータパケット10が自己に入力するまでに、休止状態にあった次段のデータ転送制御部のパイプラインレジスタ4を次段のデータ転送制御部の論理回路6に先んじて動作状態に遷移させる必要があるが、データパケット10が入力することを事前に判断できることで、次段のデータ転送制御部のパイプラインレジスタ4が休止状態から動作状態に遷移するのに必要なプリチャージ時間を確保することが可能となる。つまり、次段のデータ転送制御部のパイプラインレジスタ4が休止状態から動作状態に遷移するまでの待ち時間を削減できるから、データ転送制御部28Aと28Bを含む複数段に接続された全てのデータ転送制御部はデータパケット10を入力すると速やかに該データパケット10を論理回路6で処理することができる。その結果、データ処理装置80では上述の消費電力の低減とともにデータパケット10を処理しながら転送するという一連の動作スピードも向上する。
上述したデータ処理装置50、60、70および80によれば、プログラムなどによる外部からの制御なしに自律的にしかもデータ転送制御部(パイプライン段)ごとに供給する電圧レベルを制御することが可能である。
また、他の実施の形態およびさらなる他の実施の形態によれば、休止状態から動作状態に遷移する論理回路6に必要なプリチャージ時間を事前に確保することが可能となる。
上述のデータ処理装置50、60、70および80のそれぞれは、データ駆動型情報処理装置に搭載されてもよい。その場合には各データ転送制御部の論理回路6には、発火制御部421、演算部431およびプログラム記憶部441のそれぞれが適用される。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の一実施の形態に適用されるデータ処理装置のブロック図である。 データ転送制御部の構成図である。 P回路1の構成を示す図である。 (A)〜(E)はデータ処理装置における休止状態と動作状態の間の遷移を示すタイミングチャートである。 P回路の他の構成を示す図である。 本実施の形態に係る大規模な処理システムの概略構成図である。 本発明の他の実施の形態に係るデータ処理装置の構成図である。 本発明のさらなる他の実施の形態の係るデータ処理装置の構成図である。 本発明のさらなる他の実施の形態の係るデータ処理装置の構成図である。 従来および本実施の形態に係るデータ駆動型情報処理装置に適用されるデータパケットの構成図である。 従来のデータ転送制御部の構成を示すブロック図である。 (A)〜(E)は図11に示したC素子の動作を説明するためのタイミングチャートである。 図11に示したデータ転送制御部を所定の論理回路を介して複数個直列に接続して構成されるデータ処理装置を示すブロック図である。 図11に示したC素子の具体的な回路図である。 図13に示したデータ処理装置を含んで構成された従来のデータ駆動型情報処理装置の概略ブロック図である。
符号の説明
1,1A,1B P回路、2,2A,2B,2C C素子、3,3A,3B 電圧制御回路、4,4A,4B,4C パイプラインレジスタ、6,6A,6B 論理回路、20,25,25A,25B,26A,26B,27A,27B,28A,28B データ転送制御部、30,50,60,70,80 データ処理装置、400 データ駆動型情報処理装置。

Claims (13)

  1. 複数段に連続して接続されるデータの転送制御部と、
    前記複数段の転送制御部のそれぞれに接続されて、かつ接続された前記転送制御部から出力されるデータを入力して、データ処理をして、その後次段の前記転送制御部に出力する処理部とを備え、
    前記データ処理の速度は、前記処理部に供給される電圧のレベルに応じて変更されて、
    前記転送制御部は、
    データ転送の要求信号と許可信号に基づいて、前段から与えられるデータ転送のための要求パルスを入力して次段に転送する自己同期型転送制御部と、
    前記自己同期型転送制御部が前記要求パルスを入力する毎に、転送が要求されるデータを入力して保持し、出力する保持レジスタと、
    接続する前記処理部に対してデータが供給される頻度を判別して、判別した頻度に応じて前記処理部に供給する電圧のレベルを制御する電圧制御部とを含む、データ処理装置。
  2. 前記電圧制御部が判別する前記頻度は、自己の段の前記転送制御部が前記要求パルスを入力する頻度であることを特徴とする、請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記電圧制御部が判別する前記頻度は、前段の前記転送制御部が前記要求パルスを入力する頻度であることを特徴とする、請求項1に記載のデータ処理装置。
  4. 前記電圧制御部は、
    前記要求パルスを入力する毎にカウント値に所定加算値を加算し、前記要求パルスを入力しない期間は所定周期でカウント値から所定減算値を減算するカウンタ部と、
    前記カウント値に基づき前記処理部に供給する電圧のレベルを選択的に決定する電圧選択部とを含む、請求項1に記載のデータ処理装置。
  5. 前記電圧選択部は、自己の段の前記転送制御部の前記カウンタ部の前記カウント値に基づき前記処理部に供給する電圧のレベルを選択的に決定することを特徴とする、請求項4に記載のデータ処理装置。
  6. 前記電圧選択部は、前段の前記転送制御部の前記カウンタ部の前記カウント値に基づき前記処理部に供給する電圧のレベルを選択的に決定することを特徴とする、請求項4に記載のデータ処理装置。
  7. 前記電圧選択部は、前記カウント値と所定値とを比較する比較部を有し、
    前記比較部の比較結果に基づき、2種類のレベルのうちから前記処理部に供給する電圧のレベルを決定することを特徴とする、請求項4に記載のデータ処理装置。
  8. 前記電圧選択部は、前記カウント値と複数の異なる所定値のそれぞれとを比較する複数の比較部を有し、
    前記複数の比較部の複数の比較結果に基づき、3種類以上のレベルのうちから前記処理部に供給する電圧のレベルを決定することを特徴とする、請求項4に記載のデータ処理装置。
  9. 前記所定周期は可変に設定されることを特徴とする、請求項4に記載のデータ処理装置。
  10. 前記所定加算値または前記所定減算値は可変に設定されることを特徴とする、請求項4に記載のデータ処理装置。
  11. 前記所定値は可変に設定されることを特徴とする、請求項7または8に記載のデータ処理装置。
  12. 前記保持レジスタの動作状態は供給される電圧のレベルに従い変更されて、
    前記電圧制御部は、接続する前記処理部に対してデータが供給される頻度を判別して、判別した頻度に応じて、自己の段の前記保持レジスタに供給する電圧のレベルを制御することを特徴とする、請求項1または2に記載のデータ処理装置。
  13. 前記保持レジスタの動作状態は供給される電圧のレベルに従い変更されて、
    前記電圧制御部は、接続する前記処理部に対してデータが供給される頻度を判別して、判別した頻度に応じて、次段の前記保持レジスタに供給する電圧のレベルを制御することを特徴とする、請求項1または3に記載のデータ処理装置。
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