JP4491365B2 - 直列インタフェース回路 - Google Patents

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Description

本発明は、CPU(中央処理装置)から周辺回路へアクセスするための直列インタフェース回路、特にCPUのアクセス時のオーバーヘッド低減に関するものである。
半導体プロセスの微細化によりトランジスタのオフリーク電流が増大し、クロックや入出力の動作を停止させたLSI(大規模集積回路)の待機時の消費電流は、無視できない大きさになってきた。特に携帯機器の電源供給はバッテリーによるため、この消費電流を削減することが大きな課題になっている。待機時の消費電流を削減する方法としては、LSIに供給する電源を遮断することが最も効果的である。
電源を遮断する場合、LSI全体の電源を遮断する場合は通常の電源投入と遮断の手順で行えば良いので問題は生じない。しかし、例えば内蔵時計機能を有するLSIのように、全体の電源を遮断できない場合には、常に電源を投入しておかなければならない領域(バックアップエリア)と、電源を遮断してもよい領域(パワーオフエリア)とに分け、待機時にパワーオフエリアの電源を遮断するバックアップモードを持たせておくことが必要である。
LSI内部でバックアップエリアとパワーオフエリアを持つと、半導体プロセスの微細化による耐圧の減少や、異なる電源間の電流の流れ込みによるゲート酸化膜破壊が起こり易くなるので、インタフェースの信号線に電磁破壊に対する保護回路を設ける必要がある。しかしながら、信号線の増加に伴い、その信号線1本1本に付加する保護回路の面積も無視できない大きさになってきた。
これを解消するための1つの方法として、バックアップエリアとパワーオフエリアの間のインタフェースを並列方式から直列方式に変更し、信号線の増加を抑えて保護回路の面積を縮小する方法がある。
図2は、従来の直列インタフェース回路を有するLSIの一部を示す構成図である。
この図2の左半分はCPU1を含むパワーオフエリアであり、右半分は図示しない内蔵時計等を含むバックアップエリアである。
パワーオフエリアには、バックアップエリアとの間で32ビットのデータを直列に転送するためのシフトレジスタ(SR)11、バックアップエリア側のレジスタを指定する2ビットのアドレスを直列に転送するためのシフトレジスタ12、及びバックアップエリアに対して読み書きの指定を行う1ビットの制御信号を転送するためのシフトレジスタ13が設けられている。シフトレジスタ11〜13は直列に接続され、制御ブロック14から与えられるシフトクロックSCKに従い、バックアップエリア側との間で35ビットの信号を直列に送受信するようになっている。
シフトレジスタ11は、CPU1が接続されるシステムバス2との間で、読み出しデータRDと書き込みデータWDを並列に受け渡しできるように構成されている。シフトレジスタ12は、システムバス2からアドレス信号ADを並列に入力できるように構成されている。また、シフトレジスタ13は、制御ブロック14から与えられる読み書きの指定を行う制御信号W/Rをセットできるようになっている。
制御ブロック14は、CPU1からシステムバス2を介して与えられる制御信号W/R、動作許可信号EN、システムクロックCLK等に基づいて、シフトレジスタ11〜13に対する並列データの入出力や直列データのシフト制御を行うと共に、バックアップエリア側に対する動作許可信号RENやクロック信号RCKの出力を行うものである。
一方、バックアップエリアには、パワーオフエリア側のシフトレジスタ11〜13に対応するシフトレジスタ51,52,53が設けられている。即ち、シフトレジスタ51は、パワーオフエリアとの間で32ビットのデータを直列に送受信し、シフトレジスタ52は、2ビットのアドレスを直列に送受信し、シフトレジスタ53は1ビットの制御信号を送受信するものである。これらのシフトレジスタ51〜53の直列入力側には、パワーオフエリア側のシフトレジスタ13から、信号線25を通して転送される直列書き込みデータSWDが共通に与えられるようになっている。シフトレジスタ51〜53の直列出力側はセレクタ(SEL)54の入力側に接続され、更にシフトレジスタ53の出力側は、制御ブロック55に接続されている。
シフトレジスタ51〜53とセレクタ54は、制御ブロック55からの制御に従ってパワーオフエリアとの間で直列にデータ転送を行うように構成されている。即ち、制御ブロック55は、パワーオフエリアの制御ブロック14から与えられる動作許可信号REN及びクロック信号RCKと、シフトレジスタ13,53を介して与えられる制御信号W/Rに従って、各シフトレジスタ51〜53に対するシフトクロックC51,C52,C53を生成すると共に、セレクタ54に対する選択信号S54、シフトレジスタ51に対するロード信号L51等を、順次出力するようになっている。セレクタ54で選択されて出力される直列読み出しデータSRDは、信号線65を通してパワーオフエリア側のシフトレジスタ11に与えられるようになっている。
更に、バックアップエリアには、パワーオフエリア側からアドレス信号ADで指定可能な4つのレジスタ(計時レジスタ56、制御レジスタ57、比較レジスタ58及び状態レジスタ59)が設けられている。計時レジスタ56は、例えば1秒周期で与えられるカウント信号CNTに従って、その値を1ずつカウントアップするものである。制御レジスタ57は、計時レジスタ56の動作開始/停止を制御するものである。比較レジスタ58は、計時レジスタ56の値が所定の値に達したときに割り込みを発生させるために、その所定の値を設定するものである。また、状態レジスタ59は、バックアップエリアの動作状態等を示すものである。
レジスタ56〜59の出力側はセレクタ60の入力側に接続され、このセレクタ60の出力側がシフトレジスタ51の並列入力側に接続されている。シフトレジスタ51の並列出力側は、レジスタ56〜59の入力側に共通接続されている。シフトレジスタ52の並列出力側は、セレクタ60の選択端子とデコーダ(DEC)61の入力端子に接続されている。デコーダ61は、制御ブロック55から動作許可信号E61が与えられたときに、シフトレジスタ52から出力されるアドレスADを解読して該当するレジスタ56〜59に対する書き込み制御を行うものである。
また、計時レジスタ56と比較レジスタ58の値は、比較器(CMP)62に与えられ、これらの値が一致したときに、この比較器62からパワーオフエリア側に割り込み信号INTが出力されるようになっている。尚、これらのパワーオフエリアとバックアップエリアを接続する信号線25,65等には、その受信側に電磁破壊に対する保護回路(PD)が設けられている。
このような直列インタフェース回路を有するLSIにおいて、例えばCPU1がバックアップエリア内の計時レジスタ56の値を読み出す場合、アドレス信号ADとしてこの計時レジスタ56に割り当てられたアドレス(例えば、2進数の“00”)をセットし、制御信号W/Rと動作許可信号ENを、それぞれ“L”,“H”にセットする。
これにより、制御ブロック14からのロード信号L11に基づいてシステムバス2上の書き込みデータWDと、アドレス信号ADと制御信号W/Rが、それぞれシフトレジスタ11,12,13に取り込まれる。これと同時に、制御ブロック14からバックアップエリアの制御ブロック55に対して、動作許可信号RENとクロック信号RCKが出力される。
更に、シフトレジスタ11〜13に取り込まれた各信号は、制御ブロック14から与えられるシフトクロックSCKに従って順次シフトされ、35ビットの直列書き込みデータSWDとしてバックアップエリアに転送される。
バックアップエリアの制御ブロック55では、動作許可信号RENとクロック信号RCKに基づいて、まず、シフトクロックC53によって制御信号W/Rをシフトレジスタ53に取り込み、次に、シフトクロックC52によってアドレス信号ADをシフトレジスタ52に取り込む。この段階で、シフトレジスタ53に取り込まれていた制御信号W/Rを、動作許可信号E61としてデコーダ61に与える。この場合、制御信号W/Rは“L”であるので、デコーダ61の動作は禁止される。一方、アドレス信号ADは“00”であるので、セレクタ60によって計時レジスタ56が選択され、制御ブロック55からのロード信号L51に基づいて、この計時レジスタ56のカウント値がシフトレジスタ51に並列にセットされる。そして、制御ブロック55からセレクタ54に対してシフトレジスタ51を選択するための選択信号S54が出力されると共に、このシフトレジスタ51に対するシフトクロックC51が与えられる。これにより、シフトレジスタ51にセットされた計時レジスタ56の値が、直列読み出しデータSRDとしてパワーオフエリアに転送される。
パワーオフエリアのシフトレジスタ11に計時レジスタ56の値がシフトされて入力された時点で、パワーオフエリアとバックアップエリアでの直列データ転送は停止する。その後CPU1は、システムバス2を介してシフトレジスタ11の内容を並列に読み出すことができる。
米国特許第6,260,086号明細書
しかしながら、前記直列インタフェース回路では、パワーオフエリアとバックアップエリア間で直列データ転送を行っている間、CPU1は動作許可信号ENを“H”に設定すると共に、読み出しまたは書き込みの動作に応じて制御信号W/Rを“L”または“H”に設定しておかなければならない。このため、データの直列転送が行われている間、CPU1は他の処理を行うことができずに待機状態になってしまい、並列インタフェースに比べて、CPUのオーバーヘッドによる処理能力の低下が問題となっていた。
本発明は、直列インタフェース回路におけるCPUのオーバーヘッドを低減することを目的としている。
本発明の直列インタフェース回路は、CPUを含むコア部と周辺回路内のレジスタとの間でデータを直列に転送する直列インタフェース回路であって、前記コア部内に前記レジスタに対応して設けられ、システムバスを介して前記CPUに接続されたミラーレジスタと、前記コア部内に設けられ、前記CPUから前記レジスタを指定するアドレス信号、該レジスタに対する読み書きの動作種別信号、及び書き込み動作の場合の書き込みデータを保持し、クロック信号に従って直列に第1の信号線に出力すると共に、該クロック信号に従って第2の信号線から直列に与えられる情報をシフトして保持する第1のシフトレジスタと、前記コア部内に設けられ、前記クロック信号を生成すると共に、読み出し動作の場合には前記第2の信号線から与えられて前記第1のシフトレジスタに保持された情報を該当する前記ミラーレジスタに書き込むタイミング信号を生成する第1の制御回路と、前記周辺回路内に設けられ、前記クロック信号に従って前記第1の信号線から与えられる情報をシフトして保持すると共に、該クロック信号に従って前記コア部に与える情報を直列に前記第2の信号線に出力する第2のシフトレジスタと、前記周辺回路内に設けられ、前記第2のシフトレジスタに保持された前記書き込みデータを該当する前記レジスタに書き込むタイミング信号、または該レジスタの内容を該第2のシフトレジスタに出力するタイミング信号を生成する第2の制御回路と、前記第1及び第2の信号線で直列に情報の転送が行われていない状態で、前記周辺回路内のレジスタの値が更新されたときに、該第2の信号線に出力されている信号のレベルを反転させる更新通知回路と、前記第1及び第2の信号線で直列に情報の転送が行われていない状態で、該第2の信号線のレベルが反転されたときに、更新検出信号を出力する更新検出回路とを備えている。そして、前記第1の制御回路は、前記更新検出信号が与えられたときに、前記CPUに代わって前記周辺回路内の特定のレジスタに対する読み出し要求を行うように構成したことを特徴としている。
また、本発明の他の直列インタフェース回路は、CPUを含むコア部と周辺回路内のレジスタとの間でデータを直列に転送する直列インタフェース回路であって、前記発明と同様のミラーレジスタ及び第1のシフトレジスタと、前記第1及び第2の信号線で直列に情報の転送が行われていない状態で、該第2の信号線のレベルが反転されたときに、更新検出信号を出力する更新検出回路と、前記コア部内に設けられ、前記クロック信号を生成すると共に、読み出し動作の場合には前記第2の信号線から与えられて前記第1のシフトレジスタに保持された情報を該当する前記ミラーレジスタに書き込むタイミング信号を生成し、前記更新検出信号が与えられたときには、前記周辺回路に対する読み出し要求を行う第1の制御回路と、前記周辺回路内に設けられ、前記クロック信号に従って前記第1の信号線から与えられる情報をシフトして保持すると共に、該クロック信号に従って前記コア部に与える情報を直列に前記第2の信号線に出力する第2のシフトレジスタと、前記周辺回路内に設けられ、該周辺回路内のレジスタの値が更新されたときに、その更新されたレジスタのアドレスを出力する監視回路と、前記周辺回路内に設けられ、前記第2のシフトレジスタに保持された前記書き込みデータを該当する前記レジスタに書き込むタイミング信号、或いは該レジスタまたは前記監視回路から出力されたアドレスのレジスタの内容を該第2のシフトレジスタに出力するタイミング信号を生成する第2の制御回路と、前記第1及び第2の信号線で直列に情報の転送が行われていない状態で、前記周辺回路内のレジスタの値が更新されたときに、該第2の信号線に出力されている信号のレベルを反転させる更新通知回路とを備えたことを特徴としている。
本発明では、CPUを含むコア部に、周辺回路内のレジスタに対応するミラーレジスタを設けると共に、このミラーレジスタと周辺回路内のレジスタとの間でデータを転送するための第1及び第2のシフトレジスタを設け、第1及び第2の信号線を介して直列にデータ転送を行うようにしている。また、ミラーレジスタは、システムバスを介してCPUに接続されている。これにより、ミラーレジスタには周辺回路内のレジスタと同じ内容が保持され、CPUはこのミラーレジスタにシステムバスを介して並列にアクセスすることにより、直ちに周辺回路内のレジスタの内容を読み書きすることができる。これにより、CPUのオーバーヘッドを低減することができる、という効果がある。
第1及び第2の信号線で直列に情報の転送が行われていない状態で、周辺回路内のレジスタの値が更新されたときに、第2の信号線に出力されている信号のレベルを反転させる更新通知回路と、これらの第1及び第2の信号線で直列に情報の転送が行われていない状態で、第2の信号線のレベルが反転されたときに、更新検出信号を出力する更新検出回路とを設けると共に、第1の制御回路は、更新検出信号が与えられたときに、CPUに代わって周辺回路内のレジスタに対する読み出し要求を行うように構成する。これにより、周辺回路内のレジスタの内容が更新されると、直ちにコア部のミラーレジスタの内容も更新される。従って、CPUは、常に最新のレジスタの内容を読み出すことができる。
図1は、本発明の実施例1を示す直列インタフェース回路の構成図であり、図2中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
この図1の左半分はCPU1とCPUインタフェース(CPU−I/F)で構成されるコア部であり、待機状態では電源供給が停止されるパワーオフエリアである。また、右半分は内蔵時計(図示せず)を含むリアルタイム・クロック(RTC)等の周辺回路部とRTCインタフェース(RTC−I/F)で構成されるバックアップエリアである。この内、CPU−IFとRTC−I/Fが、直列インタフェース回路を構成している。
パワーオフエリアには、バックアップエリアとの間で例えば32ビットのデータを直列に転送するためのシフトレジスタ11、バックアップエリア側のレジスタを指定する例えば2ビットのアドレスを直列に転送するためのシフトレジスタ12、及びバックアップエリアに対して読み書きの指定を行う1ビットの制御信号を転送するためのシフトレジスタ13が設けられている。シフトレジスタ11〜13は直列に接続され、制御ブロック14から与えられるシフトクロックSCKに従い、バックアップエリア側との間で合計35ビットの信号を直列に送受信するようになっている。
シフトレジスタ11は、システムバスからの書き込みデータWDを並列に入力すると共に、読み出しデータRDを並列に出力することができるように構成されている。シフトレジスタ12は、アドレス信号ADを並列に入力できるように構成され、シフトレジスタ13は、制御ブロック15から与えられる読み書きの指定を行う制御信号W/Rをセットできるようになっている。
制御ブロック15は、CPU1からシステムバスを介して与えられる制御信号W/R、動作許可信号EN、システムクロックCLK等に基づいて、シフトレジスタ11〜13に対する並列データの入出力及び直列データのシフト制御を行うと共に、パワーオフエリア内の各種のタイミング制御と、バックアップエリア側に対する動作許可信号RENやクロック信号RCKの出力を行うものである。
更に、パワーオフエリアには、バックアップエリア側のレジスタ(即ち、計時レジスタ56、制御レジスタ57、比較レジスタ58及び状態レジスタ59)に対応するミラーレジスタ(計時レジスタ16、制御レジスタ17、比較レジスタ18及び状態レジスタ19)を有している。これらのミラーレジスタ16〜19の出力側は、セレクタ20の入力側に接続され、このセレクタ20の出力側がシステムバスに接続されて読み出しデータRDが出力されるようになっている。
また、パワーオフエリアには、アドレス信号ADを切り替えるためのセレクタ21が設けられている。セレクタ21は、システムバスから与えられるアドレス信号ADと計時レジスタ16,56を指定するための固定アドレス(2進数の“00”)を切り替えて出力するもので、その出力側がシフトレジスタ12の並列入力側と、セレクタ20の選択端子と、2ビットのレジスタ(REG)22の入力側に接続されている。レジスタ22の出力側には、デコーダ23が接続されている。
デコーダ23は、制御ブロック15から動作許可信号E23が与えられたときに、レジスタ22から出力されるアドレス信号ADを解読して該当するミラーレジスタ16〜19に対する書き込み制御を行うものである。
更に、このパワーオフエリアには、更新検出回路24が設けられている。更新検出回路24は、後述するバックアップエリア内の更新通知回路63と組み合わせることによって、バックアップエリアの計時レジスタ56のカウント値が更新されたことを検出するものである。即ち、更新通知回路63は、直列データ転送が行われていない状態で、計時レジスタ56のカウント値が更新された時に、直列読み出しデータSRDを出力する信号線の論理レベルを反転するように構成されている。これに対し、更新検出回路24は、直列データ転送が行われていない状態(即ち、動作許可信号RENが“L”)で、信号線65上の直列読み出しデータSRDの論理レベルが反転したときに、更新検出信号DETを出力するものである。更新検出信号DETは、制御ブロック15に与えられると共に、セレクタ21の選択端子に与えられるようになっている。
一方、バックアップエリアには、パワーオフエリア側のシフトレジスタ11〜13に対応するシフトレジスタ51〜53が設けられている。即ち、シフトレジスタ51は、パワーオフエリアとの間で32ビットのデータを直列に送受信し、シフトレジスタ52は、2ビットのアドレスを直列に送受信し、シフトレジスタ53は1ビットの制御信号を送受信するものである。これらのシフトレジスタ51〜53の直列入力側には、パワーオフエリア側のシフトレジスタ13から、信号線25を通して転送される直列書き込みデータSWDが共通に与えられるようになっている。シフトレジスタ51〜53の直列出力側はセレクタ54の入力側に接続され、更に、シフトレジスタ53の出力側は、制御ブロック55に接続されている。
シフトレジスタ51〜53とセレクタ54は、制御ブロック55からの制御によってパワーオフエリアとの間で直列にデータ転送を行うように構成されている。即ち、制御ブロック55は、パワーオフエリアの制御ブロック14から与えられる動作許可信号RENとクロック信号RCKに従って、シフトレジスタ51〜53にシフトクロックC51,C52,C53を所定の順序で与えると共に、セレクタ54に対する選択信号S54を順次出力するようになっている。セレクタ54から出力される直列読み出しデータSRDは、更新通知回路63と信号線65を介してパワーオフエリア側のシフトレジスタ11に与えられている。更新通知回路63は、前述のように、動作許可信号RENが“L”のときにカウント信号CNTが与えられると、セレクタ54から出力される直列読み出しデータSRDの論理レベルを反転させて出力するものである。また、更新通知回路63は、動作許可信号RENが“H”のときにカウント信号CNTが与えられると、その状態を記憶して動作許可信号RENが“L”に戻った後で、直列読み出しデータSRDの論理レベルを反転させて出力するようになっている。
更に、バックアップエリアには、パワーオフエリア側からアドレス信号ADで指定可能な、前述の4つのレジスタ(計時レジスタ56、制御レジスタ57、比較レジスタ58及び状態レジスタ59)が設けられている。計時レジスタ56は、バックアップ時でも常に動作する発振回路(図示せず)から1秒周期で与えられるカウント信号CNTに従い、その値を1ずつカウントアップするものである。制御レジスタ57は、計時レジスタ56の動作開始/停止を制御するものである。比較レジスタ58は、計時レジスタ56の値が所定の値に達したときに割り込みを発生させるために、その所定の値を記憶するものである。また、状態レジスタ59は、バックアップエリアの動作状態等を示すものである。
レジスタ56〜59の出力側はセレクタ60の入力側に接続され、このセレクタ60の出力側がシフトレジスタ51の並列入力側に接続されている。シフトレジスタ51の並列出力側は、レジスタ56〜59の入力側に共通接続されている。アドレス信号ADを保持するシフトレジスタ52の並列出力側は、セレクタ60の選択端子とデコーダ61の入力端子に接続され、このデコーダ61の制御端子には、制御ブロック55から動作許可信号E61が与えられるようになっている。デコーダ61は、動作許可信号E61が与えられたときに、シフトレジスタ52から出力されるアドレスを解読して該当するレジスタ56〜59に対する書き込み制御を行うものである。
なお、この図1では省略しているが、パワーオフエリアとバックアップエリアの間を接続する各信号線25,65等には、その受信側に電磁破壊に対する保護回路が設けられている。
次に動作を説明する。
(A) 読み出し動作
図3は、図1のCPU側からバックアップエリア内の計時レジスタ56を読み出すときの動作を示すタイミングチャートである。
時刻t1においてCPU1から計時レジスタ56のアドレス“00”を指定するアドレス信号ADが出力され、制御信号W/Rが“L”にされた状態で、時刻t2におけるシステムクロックCLKの立ち上がりと共に動作許可信号ENが“H”にされる。このとき、更新検出信号DETは“L”であるので、セレクタ21によってアドレス信号ADが選択され、シフトレジスタ12、セレクタ20及びレジスタ22に与えられる。制御ブロック15からセレクタ20に対して動作許可信号E20が出力され、このセレクタ20で選択されたミラーレジスタである計時レジスタ16の内容が、読み出しデータRDとしてデータバスに出力される。CPUは、システムバスに出力された計時レジスタ16の内容を読み取る。
同時に、制御ブロック15から、シフトレジスタ11,12とレジスタ22にロード信号L11が出力され、シフトレジスタ11にはデータバス上の書き込みデータWDがロードされ、シフトレジスタ12とレジスタ22にはアドレス信号ADがロードされる。また、シフトレジスタ13には、ロード信号L13によって制御信号W/Rの“L”がセットされる。
時刻t3におけるシステムクロックCLKの立ち上がりで動作許可信号ENは“L”にされ、CPU1による読み出し動作が完了する。この後、CPU1は、バックアップエリアに対するアクセス以外の処理が可能になる。一方、この時刻t3において、制御ブロック15から出力される動作許可信号RENが“H”にされる。動作許可信号RENは、バックアップエリア内の制御ブロック55に与えられると共に、ビジー信号BSYとしてシステムバスに出力される。ビジー信号BSYの出力により、CPU1からバックアップエリアへのアクセスは禁止される。動作許可信号RENが“H”になったことにより、制御ブロック55は動作可能状態となり、セレクタ54に対する選択信号S54によってシフトレジスタ53を選択する。
時刻t3のシステムクロックCLKの立ち上がり以降、制御ブロック15からシフトレジスタ11〜13に、このシステムクロックCLKと同じタイミングのシフトクロックSCKが与えられる。また、制御ブロック15から制御ブロック55には、同様のタイミングでクロック信号RCKが与えられる。
これにより、シフトクロックSCKに同期して、シフトレジスタ13,12,11にロードされたデータが、制御信号W/R、アドレス信号AD、書き込みデータWDの順に、直列書き込みデータSWDとしてシフトレジスタ13からバックアップエリアのシフトレジスタ51〜53に、順次転送される。
時刻t4のクロック信号RCKの立ち上がりで、制御ブロック55からシフトレジスタ53に対するシフトクロックC53が出力される。これにより、直列書き込みデータSWDとして出力された制御信号W/R(=“L”)が、シフトレジスタ53に保持されると共に、このシフトレジスタ53から制御ブロック55に与えられる。これにより、制御ブロック55では、CPU側からの読み出し要求であることを認識することができる。
シフトレジスタ53に予め保持されていた内容は、セレクタ54と更新通知回路63を介して、直列読み出し信号SRDとしてパワーオフエリア側に転送される。その後、制御ブロック55は、セレクタ54に対する選択信号S54によってシフトレジスタ52を選択する。
時刻t5、t6のクロック信号RCKの立ち上がりでは、直列書き込みデータSWDとして出力されたアドレス信号ADが、制御ブロック55からのシフトクロックC52によってシフトレジスタ52に保持され、このシフトレジスタ52にそれまで保持されていた内容が、直列読み出し信号SRDとしてパワーオフエリア側に転送される。また、シフトレジスタ52に保持された新たなアドレス信号ADは、セレクタ60とデコーダ61に与えられる。これにより、セレクタ60では計時レジスタ56のカウント値が選択され、読み出しデータRDとしてシフトレジスタ51に並列に与えられる。
時刻t7のクロック信号RCKの立ち上がりで、制御ブロック55から出力されるロード信号L51によって、セレクタ60で選択された計時レジスタ56のカウント値がシフトレジスタ51に並列に書き込まれる。その後、制御ブロック55は、セレクタ54に対する選択信号S54によってシフトレジスタ51を選択する。
時刻t7〜t38のクロック信号RCKの立ち上がりで、直列書き込みデータSWDとして出力された書き込みデータWDがシフトレジスタ51に順次保持され、このシフトレジスタ51にそれまで保持されていたデータが、直列読み出し信号SRDとして、順次パワーオフエリア側に転送される。これにより、パワーオフエリアのシフトレジスタ11〜13の内容と、バックアップエリアのシフトレジスタ51〜53の内容が、そっくり入れ替わることになる。但し、パワーオフエリア側から転送された書き込みデータWDは、バックアップエリア側で無視される。
時刻t39において、パワーオフエリアの制御ブロック15からデコーダ23に対して動作許可信号E23が与えられる。これにより、デコーダ23でデコードされたアドレス信号ADに対応するミラーレジスタ(この場合は、計時レジスタ16)へのロード信号が出力され、シフトレジスタ11に保持されていた計時レジスタ56のカウント値が、この計時レジスタ16に書き込まれる。
時刻t40において、一連の動作が終了すると、動作許可信号RENとビジー信号BSYは“L”となる。
(B) 書き込み動作
図4は、図1のCPU側からバックアップエリア内の計時レジスタ56に書き込むときの動作を示すタイミングチャートである。
時刻T1においてCPU1から計時レジスタ56のアドレス“00”を指定するアドレス信号ADと、この計時レジスタ56に書き込むべき書き込みデータWDが出力され、制御信号W/Rが“H”にされた状態で、時刻T2におけるシステムクロックCLKの立ち上がりと共に動作許可信号ENが“H”にされる。更新検出信号DETは“L”であるので、セレクタ21ではアドレス信号ADが選択されてシフトレジスタ12、セレクタ20及びレジスタ22に与えられる。
同時に、制御ブロック15から、シフトレジスタ11,12とレジスタ22にロード信号L11が出力され、シフトレジスタ11にはデータバス上の書き込みデータWDがロードされ、シフトレジスタ12とレジスタ22にはアドレス信号ADがロードされる。また、ロード信号L13により、シフトレジスタ13には制御信号W/Rの“H”がセットされる。更に、制御ブロック15からデコーダ23に動作許可信号E23が出力され、このデコーダ23でデコードされたアドレス信号ADに対応するミラーレジスタ(この場合は、計時レジスタ16)に、シフトレジスタ11にロードされた書き込みデータWDが書き込まれる。
時刻T3におけるシステムクロックCLKの立ち上がりで動作許可信号ENは“L”にされ、CPU1による読み出し動作が完了する。この後、CPU1は、バックアップエリアに対するアクセス以外の処理が可能になる。一方、この時刻T3において、制御ブロック15から出力される動作許可信号RENが“H”にされる。動作許可信号RENは、バックアップエリア内の制御ブロック55に与えられると共に、ビジー信号BSYとしてシステムバスに出力される。動作許可信号RENが“H”になったことにより、制御ブロック55は動作可能状態となる。
時刻T3のシステムクロックCLKの立ち上がり以降、制御ブロック15からシフトレジスタ11〜13に、このシステムクロックCLKと同じタイミングのシフトクロックSCKが与えられる。また、制御ブロック15から制御ブロック55には、同様のタイミングでクロック信号RCKが与えられる。これにより、シフトクロックSCKに同期して、シフトレジスタ13〜11にロードされたデータが、制御信号W/R、アドレス信号AD、書き込みデータWDの順に、直列書き込みデータSWDとしてシフトレジスタ13からバックアップエリアのシフトレジスタ51〜53に、順次転送される。
時刻T4のクロック信号RCKの立ち上がりで、制御ブロック55からシフトレジスタ53に対するシフトクロックC53が出力される。これにより、直列書き込みデータSWDとして出力された制御信号W/R(=“H”)が、シフトレジスタ53に保持されると共に、このシフトレジスタ53から制御ブロック55に出力される。これにより、制御ブロック55では、CPU側からの書き込み要求であることを認識することができる。
時刻T5、T6のクロック信号RCKの立ち上がりでは、直列書き込みデータSWDとして出力されたアドレス信号ADが、制御ブロック55からのシフトクロックC52によってシフトレジスタ52に保持される。シフトレジスタ52に保持されたアドレス信号ADは、セレクタ60に選択信号として与えられる。これにより、計時レジスタ56のカウント値がセレクタ60で選択され、読み出しデータRDとしてシフトレジスタ51に並列に与えられる。但し、この場合、制御ブロック55からロード信号L51は出力されないので、シフトレジスタ51の内容は変化しない。
時刻T7〜T38のクロック信号RCKの立ち上がりでは、直列書き込みデータSWDとして出力された書き込みデータWDが順次シフトしてシフトレジスタ51に保持される。これにより、パワーオフエリアのシフトレジスタ11〜13の内容と、バックアップエリアのシフトレジスタ51〜53の内容が、そっくり入れ替わることになる。
時刻T39において、制御ブロック55からデコーダ61に対して動作許可信号E61が与えられる。これにより、デコーダ61でデコードされたアドレス信号ADに対応する計時レジスタ56へのロード信号が出力され、シフトレジスタ51に保持されていた書き込みデータWDが、この計時レジスタ56に書き込まれる。
時刻T40において、一連の動作が終了すると、動作許可信号RENとビジー信号BSYは“L”となる。
(C) ミラーレジスタの自動更新動作
自動更新は、バックアップエリアの計時レジスタ56のカウント値が変化(カウントアップ)したときに、CPUを介在させずに、パワーオフエリア内の計時レジスタ16の内容を計時レジスタ56の内容に一致させる動作である。
バックアップエリア内のカウント信号CNTが立ち上がると、計時レジスタ56がカウントアップすると共に、更新通知回路63でもこのカウント信号CNTの立ち上がりが検出される。更新通知回路63では、動作許可信号RENによってデータ転送動作中か否かを判定する。動作許可信号RENが“L”、即ちデータ転送動作が行われていない場合には、更新通知回路63は、セレクタ54から出力される信号のレベルを反転して、直列読み出し信号SRDとして信号線65上に出力する。もしも、動作許可信号RENが“H”、即ちデータ転送動作中であれば、カウント信号CNTが立ち上がったことを記憶するだけで、直列読み出し信号SRDの反転は行わない。但し、その場合は、データ転送動作の終了後、直列読み出し信号SRDを反転して更新の通知を行う。
一方、パワーオフエリア内の更新検出回路24では、動作許可信号RENが“L”のときに、信号線65上の直列読み出し信号SRDのレベルを監視する。直列読み出し信号SRDのレベルが反転したとき、更新検出回路24は更新検出信号DETを出力する。更新検出信号DETは、制御ブロック15とセレクタ21に与えられる。
これにより、セレクタ21は、計時レジスタ56のアドレスに対応する固定アドレス“00”側に切り替えられ、この固定アドレス“00”がシフトレジスタ12及びレジスタ22に与えられる。一方、制御ブロック15は、更新検出信号DETが与えられたことにより、読み出し動作を開始する。但し、この場合の読み出し動作は、CPUは介在しないので、セレクタ20からシステムバスへの読み出しデータRDの出力は行われない。
その他の動作は、「読み出し動作」で説明したとおりであり、アドレス信号AD(この場合、“00”)で指定されたバックアップエリアの計時レジスタ56のカウント値が読み出され、パワーオフエリア内のミラーレジスタである計時レジスタ16に書き込まれる。これにより、CPUを介さずに、計時レジスタ16,56の内容が一致するように更新される。
なお、ミラーレジスタの自動更新動作中に、CPU側から読み出しや書き込み動作の指示が行われたときは、制御ブロック15では、自動更新動作を中止してCPUからの指示に従った動作を開始する。
(D) 待機状態からの復帰時の動作
待機状態では、パワーオフエリア内の電源供給は停止され、システムクロックCLKも停止される。これにより、パワーオフエリア内のミラーレジスタ16〜19の内容は消失する。その後、待機状態が解除されてパワーオフエリアに電源が供給されても、ミラーレジスタ16〜19の内容は元には戻らず不定値となる。このため、CPUは、待機状態の解除後、各レジスタ16〜19に対する読み出し動作を行う必要がある。これにより、パワーオフエリア内のミラーレジスタ16〜19の内容が、バックアップエリアの各レジスタ56〜59の内容に一致させられる。
この実施例1の直列インタフェース回路は、次のような利点がある。
(a) バックアップエリアのレジスタ56〜59に対応するミラーレジスタ16〜19をパワーオフエリア内に設け、CPU1からこれらのレジスタ56〜59の内容を読み出すときに、ミラーレジスタ16〜19の内容をシステムバスを介して並列に読み出すようにしている。これにより、CPU1はレジスタ56〜59の読み出し完了を待たずに読み出し動作を完了することができる。従って、CPU1のオーバーヘッドを少なくすることができる。
(b) 同様に、CPU1からこれらのレジスタ56〜59に書き込みを行うときに、ミラーレジスタ16〜19にデータを並列に書き込むようにしている。これにより、CPU1はレジスタ56〜59の書き込み完了を待たずに書き込み動作を完了することができる。従って、CPU1のオーバーヘッドを少なくすることができる。
(c) 直列データ通信中を示すビジー信号BSYを有しているので、直列データの送受信中にCPU1からのアクセスを防止することができる。
(d) 計時レジスタの自動更新機能により、バックアップエリア内で計時レジスタ56がカウントアップすると、パワーオフエリア内のミラーレジスタ(計時レジスタ16)の更新が自動的にかつ速やかに行われる。これにより、CPU1のオーバーヘッドを防止することができる。
(e) 計時レジスタ56のカウントアップを通知する手段として、直列データ転送用の信号線65の論理レベルを反転させる更新通知回路63と、この信号線65の論理レベルの反転を検出する更新検出回路24を設けている。これにより、カウントアップを通知する信号線を新たに追加する必要がない。
(f) 更新通知回路63は、直列データ転送中に計時レジスタ56のカウントアップがあった場合に自動更新要求を保留し、その直列データ転送が終了した後に更新通知を出力するようにしているので、パワーオフエリアとバックアップエリアの計時レジスタ56,16を常に一致させることができる。
なお、本発明は、上記実施例1に限定されず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例えば、次のようなものがある。
(1) パワーオフエリアとバックアップエリアとの間の直列データ転送に限定されず、CPUを含むコア部とその他の周辺回路との間での直列データ転送にも適用することができる。
(2) レジスタの数や、直列に転送するデータのビット数は、例示した数値に限定されない。
図5は、本発明の実施例2を示す直列インタフェース回路の構成図であり、図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
この直列インタフェース回路は、図1中のパワーオフエリア内の計時レジスタ16に代えて、バックアップエリア内の計時レジスタ56と同様にカウント信号CNTによってカウントアップする計時レジスタ16Aを設けると共に、更新検出回路24に代えて論理ゲート25を設けている。論理ゲート25は、動作許可信号RENが“L”で、バックアップエリアから割り込み信号INTが与えられたときに、更新検出信号DETを出力するものである。更に、この直列インタフェース回路は、バックアップエリア内の更新通知回路63を削除し、セレクタ54の出力信号を、直列読み出し信号SRDとして信号線65を通して、シフトレジスタ11に与えるようにしている。その他の構成は、図1と同様である。
この直列インタフェース回路では、バックアップエリア内の計時レジスタ56がカウント信号CNTによってカウントアップすると、同じカウント信号CNTによってパワーオフエリア内の計時レジスタ16Aもカウントアップする。従って、計時レジスタ56,16Aのカウント値は、常に同一の値に保持される。
また、バックアップエリアから割り込み信号INTが出力されると、直列データ転送処理が行われていなければ、パワーオフエリア内の制御ブロック15に検出信号が与えられ、この制御ブロック15によって、実施例1で説明したミラーレジスタの自動更新動作が行われる。尚、CPUによるバックアップエリア内のレジスタの読み出しと、バックアップエリア内のレジスタへの書き込み動作は、実施例1と同様である。
この実施例2の直列インタフェース回路は、前記(a)〜(c)の利点に加えて、次のような利点がある。
(g) バックアップエリア内の計時レジスタ56とパワーオフエリア内の計時レジスタ16Aのカウント値が常に同一の値に保持されるので、CPUは、計時レジスタ56の最新のカウント値を読み出すことができる。
(h) 割り込み信号INTによって計時レジスタ16の自動更新が行われるので、例えば、雑音等によってバックアップエリアとパワーオフエリアの計時レジスタ56,16の値がずれた場合でも、割り込み要因が生じたとき(例えば、計時レジスタ56の値が比較レジスタ58の値と一致したとき)に、パワーオフエリア内の計時レジスタ16の値を、自動的に補正することができる。
図6は、本発明の実施例3を示す直列インタフェース回路の構成図であり、図5中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
この図6はパワーオフエリア内の回路のみを示しており、バックアップエリア内の回路は、図5と同様である。この直列インタフェース回路では、図5中の状態レジスタ19に代えて、割り込み信号INTによって内容をセットすることができる状態レジスタ19Aを設けたものである。その他の構成は図5と同様である。
この直列インタフェース回路では、バックアップエリアで割り込み信号INTが発生したときに、CPUから状態レジスタ19Aを読み出すことによって、バックアップエリアの状態を直ちに把握することができる。
図7は、本発明の実施例4を示す直列インタフェース回路の構成図であり、図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
この直列インタフェース回路は、図1中のパワーオフエリア内のセレクタ21を削除し、代わりにセレクタ26を設けると共に、シフトレジスタ12に代えて機能が若干異なるシフトレジスタ12Aを設けている。シフトレジスタ12Aは、システムバスから与えられるアドレス信号ADを並列に入力すると共に、保持しているアドレス信号ADを並列に出力する機能を有している。一方、セレクタ26は、レジスタ22に保持されたアドレス信号とシフトレジスタ12Aから並列に出力されるアドレス信号を、更新検出回路24から与えられる検出信号DETに従って選択し、デコーダ23に与えるものである。尚、セレクタ21の削除に伴い、システムバスのアドレス信号ADは、シフトレジスタ12A、セレクタ20、及びレジスタ22に直接与えられるようになっている。
一方、バックアップエリア側では、シフトレジスタ52と更新通知回路63に代えて、機能が若干異なるシフトレジスタ52Aと更新通知回路63Aを設けている。シフトレジスタ52Aは、ロード信号L52によってアドレス信号RADを並列にセットすることができるようになっている。アドレス信号RADは、監視回路64によってレジスタ56〜59の内容の変化が検出されたときに、変化検出信号CNGと共にその変化したレジスタのアドレスとして出力されるものである。また、更新通知回路63Aは、動作許可信号RENが“L”のときに変化検出信号CNGが与えられると、セレクタ54から出力される直列読み出しデータSRDの論理レベルを反転させて出力すると共に、シフトレジスタ52Aに対するロード信号L52を出力するようになっている。その他の構成は、図1と同様である。
この直列インタフェース回路では、バックアップエリア側の監視回路64によってレジスタ56〜59の変化が検出されると、この監視回路64から変化検出信号CNGとアドレス信号RADが出力される。このとき、動作許可信号RENが“L”であれば、更新通知回路63Aによって、信号線65上の直列読み出し信号SRDのレベルが反転されると共に、この更新通知回路63Aからシフトレジスタ52Aにロード信号L52が出力される。これにより、シフトレジスタ52Aには、監視回路64から出力されたアドレス信号RADが並列に書き込まれる。
パワーオフエリアの更新検出回路24では、直列読み出し信号SRDの反転を検出すると、実施例1と同様の自動更新動作が開始され、バックアップエリア側へレジスタの内容の読み出しを要求する信号が出力される。これに従い、バックアップエリア側では、シフトレジスタ52Aに保持されているアドレス信号RADで指定されるレジスタ(即ち、内容の変化したレジスタ)が読み出されてシフトレジスタ51に並列に書き込まれる。シフトレジスタ52A,51に書き込まれたデータは、セレクタ54及び更新通知回路63Aを通して、直列読み出し信号SRDとして順次パワーオフエリア側へ転送される。
これにより、パワーオフエリアのシフトレジスタ12Aにはバックアップエリア側の変化したレジスタのアドレスが格納され、シフトレジスタ11にはそのレジスタの変化後のデータが格納される。セレクタ26では、検出信号DETによってシフトレジスタ12Aの出力信号が選択されてデコーダ23に与えられる。そして、制御ブロック15からデコーダ23に動作許可信号E23が与えられると、変化したバックアップエリア側のレジスタに対応するミラーレジスタに、シフトレジスタ11の内容が書き込まれる。これにより、ミラーレジスタの内容が自動更新される。尚、CPUによるバックアップエリア内のレジスタの読み出しと、バックアップエリア内のレジスタへの書き込み動作は、実施例1と同様である。
この実施例4の直列インタフェース回路は、前記(a)〜(c)の利点に加えて、次のような利点がある。
(i) バックアップエリアで内容が更新されたレジスタのアドレスを、パワーオフエリア側へ転送するように構成しているので、どのレジスタが更新された場合でも、パワーオフエリア内の対応するミラーレジスタを常に最新のデータに維持することができる。これにより、CPUは、計時レジスタ16に限らず、バックアップエリア側のレジスタ56〜59内の最新データを読み出すことができる。
本発明の実施例1を示す直列インタフェース回路の構成図である。 従来の直列インタフェース回路を有するLSIの一部を示す構成図である。 図1のCPU側からバックアップエリア内の計時レジスタ56を読み出すときの動作を示すタイミングチャートである。 図1のCPU側からバックアップエリア内の計時レジスタ56に書き込むときの動作を示すタイミングチャートである。 本発明の実施例2を示す直列インタフェース回路の構成図である。 本発明の実施例3を示す直列インタフェース回路の構成図である。 本発明の実施例4を示す直列インタフェース回路の構成図である。
符号の説明
11〜13,51〜53 シフトレジスタ
15,55 制御ブロック
16,56 計時レジスタ
17,57 制御レジスタ
18,58 比較レジスタ
19,59 状態レジスタ
20,21,26,54,60 セレクタ
22 レジスタ
23,61 デコーダ
24 更新検出回路
25,65 信号線
63 更新通知回路
64 監視回路

Claims (2)

  1. 中央処理装置を含むコア部と周辺回路内のレジスタとの間でデータを直列に転送する直列インタフェース回路であって、
    前記コア部内に前記レジスタに対応して設けられ、システムバスを介して前記中央処理装置に接続されたミラーレジスタと、
    前記コア部内に設けられ、前記中央処理装置から前記レジスタを指定するアドレス信号、該レジスタに対する読み書きの動作種別信号、及び書き込み動作の場合の書き込みデータを保持し、クロック信号に従って直列に第1の信号線に出力すると共に、該クロック信号に従って第2の信号線から直列に与えられる情報をシフトして保持する第1のシフトレジスタと、
    前記コア部内に設けられ、前記クロック信号を生成すると共に、読み出し動作の場合には前記第2の信号線から与えられて前記第1のシフトレジスタに保持された情報を該当する前記ミラーレジスタに書き込むタイミング信号を生成する第1の制御回路と、
    前記周辺回路内に設けられ、前記クロック信号に従って前記第1の信号線から与えられる情報をシフトして保持すると共に、該クロック信号に従って前記コア部に与える情報を直列に前記第2の信号線に出力する第2のシフトレジスタと、
    前記周辺回路内に設けられ、前記第2のシフトレジスタに保持された前記書き込みデータを該当する前記レジスタに書き込むタイミング信号、または該レジスタの内容を該第2のシフトレジスタに出力するタイミング信号を生成する第2の制御回路と、
    前記第1及び第2の信号線で直列に情報の転送が行われていない状態で、前記周辺回路内のレジスタの値が更新されたときに、該第2の信号線に出力されている信号のレベルを反転させる更新通知回路と、
    前記第1及び第2の信号線で直列に情報の転送が行われていない状態で、該第2の信号線のレベルが反転されたときに、更新検出信号を出力する更新検出回路とを備え、
    前記第1の制御回路は、前記更新検出信号が与えられたときに、前記中央処理装置に代わって前記周辺回路内の特定のレジスタに対する読み出し要求を行うように構成したことを特徴とする直列インタフェース回路。
  2. 中央処理装置を含むコア部と周辺回路内のレジスタとの間でデータを直列に転送する直列インタフェース回路であって、
    前記コア部内に前記レジスタに対応して設けられ、システムバスを介して前記中央処理装置に接続されたミラーレジスタと、
    前記コア部内に設けられ、前記中央処理装置から前記レジスタを指定するアドレス信号、該レジスタに対する読み書きの動作種別信号、及び書き込み動作の場合の書き込みデータを保持し、クロック信号に従って直列に第1の信号線に出力すると共に、該クロック信号に従って第2の信号線から直列に与えられる情報をシフトして保持する第1のシフトレジスタと、
    前記第1及び第2の信号線で直列に情報の転送が行われていない状態で、該第2の信号線のレベルが反転されたときに、更新検出信号を出力する更新検出回路と、
    前記コア部内に設けられ、前記クロック信号を生成すると共に、読み出し動作の場合には前記第2の信号線から与えられて前記第1のシフトレジスタに保持された情報を該当する前記ミラーレジスタに書き込むタイミング信号を生成し、前記更新検出信号が与えられたときには、前記周辺回路に対する読み出し要求を行う第1の制御回路と、
    前記周辺回路内に設けられ、前記クロック信号に従って前記第1の信号線から与えられる情報をシフトして保持すると共に、該クロック信号に従って前記コア部に与える情報を直列に前記第2の信号線に出力する第2のシフトレジスタと、
    前記周辺回路内に設けられ、該周辺回路内のレジスタの値が更新されたときに、その更新されたレジスタのアドレスを出力する監視回路と、
    前記周辺回路内に設けられ、前記第2のシフトレジスタに保持された前記書き込みデータを該当する前記レジスタに書き込むタイミング信号、或いは該レジスタまたは前記監視回路から出力されたアドレスのレジスタの内容を該第2のシフトレジスタに出力するタイミング信号を生成する第2の制御回路と、
    前記第1及び第2の信号線で直列に情報の転送が行われていない状態で、前記周辺回路内のレジスタの値が更新されたときに、該第2の信号線に出力されている信号のレベルを反転させる更新通知回路と、
    を備えたことを特徴とする直列インタフェース回路。
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