JPH11145789A - 低消費電力化レジスタ回路 - Google Patents

低消費電力化レジスタ回路

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JPH11145789A
JPH11145789A JP10206716A JP20671698A JPH11145789A JP H11145789 A JPH11145789 A JP H11145789A JP 10206716 A JP10206716 A JP 10206716A JP 20671698 A JP20671698 A JP 20671698A JP H11145789 A JPH11145789 A JP H11145789A
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register
circuit
data
signal
clock signal
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Yasuki Kawasaka
安樹 川阪
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低消費かつ無駄のないデータ処理を行う低消
費電力化回路を提供する。 【解決手段】 クロック信号に同期してデータの取り込
み,出力を行うレジスタ回路における低消費電力化を図
る。レジスタの入力と出力を比較回路で比較・監視し、
判定結果信号を出力する。入力される判定制御信号と判
定結果信号の論理和をORゲートでとり、その出力をレ
ジスタに入力されるクロック信号の反転信号に同期して
Dフリップ・フロップによりラッチする。その出力とク
ロック信号との論理積をANDゲートによりとり、その
出力信号をレジスタに供給するクロック信号とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低消費電力化レジ
スタ回路、より詳細には、信号処理等を行うデータ処理
回路において、各レジスタに入力されるデータの変化に
より、当該レジスタに入力されるクロックを制御するこ
とにより消費電力を削減するようにした低消費電力化レ
ジスタ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】LSI化した集積回路においては、フリ
ップ・フロップ回路のようなクロック信号に同期して自
己に供給されるデータ入力信号の取り込み動作を行う種
々の機能回路ブロックが含まれている。そして、LSI
化した集積回路の設計にあたって、同期式の回路を扱う
場合には、フリップ・フロップ回路等の機能ブロック
は、常時、クロック信号が入力されるように構成されて
いる。
【0003】しかし、LSIの規模が大きくなり、か
つ、動作速度が上昇してくると、多数のフリップ・フロ
ップ回路がLSI化され、フリップ・フロップ回路の値
を変化させる必要がない場合にもクロック信号が常時入
力され、そのため、フリップ・フロップ回路自身の内容
の変更がない場合においても、クロック信号が変化して
不要な電力を消費するという問題があり、この不要なク
ロック信号の変化を押さえる必要がある。
【0004】上述のごとき問題を解決する一手段とし
て、特開平7−99434号公報(低消費電力化回路)
には、クロック信号に同期して自己に供給されるデータ
入力信号の取り込み動作を行う機能回路ブロックを有す
る低消費電力化回路において、機能ブロックがデータ入
力信号の取り込み動作を実行する必要の是非を判断する
第1の回路手段と、この第1の回路手段から、是を示す
信号が出力された時にはクロック信号の出力を許可し、
否を示す信号が出力された時にはクロック信号の出力を
禁止する第2の回路手段とを設け、この第2の回路手段
から出力されるクロック信号を機能回路ブロックのクロ
ック信号として供給するようにした低消費電力化回路が
提案されている。
【0005】図16は、前記特開平7−99434号公
報に開示された低消費電力化回路を説明するための図
で、同図は、LSIの部分的な機能ブロックを示したも
ので、今、起動信号lが入力されると、この起動信号
は常時クロックが供給されている初段回路部6とフ
リップ・フロップ1とにより受信され、初段回路部6は
図16に示す回路全体の動作を活性化させ、フリップ・
フロップ1はORゲート4を通してフリップ・フロップ
2を点火させる。
【0006】フリップ・フロップ2は、ANDゲート3
とORゲート4により構成される自己保持動作回路によ
りフリップ・フロップ2の出力端子からの信号lをフ
ィードバックして自己保持を行うが、ノアゲート8の出
力信号lが‘1’になればフィードバックループが切
断されてリセットされる。ノアゲート8は、後段回路部
7が動作中か否か、即ち、データ入力信号を取り込んで
自己の保持する値を変化させる必要があるか否かを判定
するための回路で、動作中、データ入力信号を取り込む
必要があることを示す信号をまとめた結果を示す。
【0007】レジスタ9(レジスタA),11(レジス
タB),13(レジスタC),15(レジスタD)は、
必要に応じて初段回路部6あるいは後段回路部7から発
生する信号によりラッチタイミング制御がなされるよう
に構成されている。また、論理回路10(論理回路
A),12(論理回路B),14(論理回路C)は、レ
ジスタ(A)9,(B)11,(C)13,(D)15
の入力を論理的に接続する回路で、回路構成はどのよう
なものであっても構わない。
【0008】図17は、図16の動作を説明するタイミ
ングチャートで、lは入力クロック信号、lは起動
信号、lはフリップ・フロップ1の出力信号、l
フリップ・フロップ2の出力信号、lはノアゲート8
の出力信号、lはANDゲート5の出力信号(即ち、
内部クロック)をそれぞれ示す。ANDゲート5の出力
である内部クロックlはゲーテッドクロックとして働
き、後段回路部7やレジスタ11,13に供給される。
【0009】本機能ブロックに閉じた動作を行う部分
(即ち、レジスタを含むフリップ・フロップの変化を決
定づける論理)が本機能ブロックにのみ存在する部分に
供給するクロックは、本機能ブロックが動作中である時
間だけに限定し、他の機能ブロックからの入力信号で変
化を決定づけられるフリップ・フロップに対しては通常
のクロックを与えるようにしている。機能ブロック内の
記憶素子、即ち、フリップ・フロップ,レジスタ,メモ
リ等は変化する動作の際にのみ、その動作を生じさせる
タイミング情報としてのクロックが存在すれば良く、不
動作の場合はクロックは不要である。
【0010】前述したように、Dタイプのフリップ・フ
ロップの場合、3入力アンド相当素子からなる回路がク
ロック入力信号に接続されており、これがクロック入力
に同期して‘1’、‘0’を繰り返す動作を行うため、
この部分で電力が消費される。動作頻度の少ない機能ブ
ロック、特に、CMOS回路では、不要なクロックは与
えない方が低消費電力化が図れる。なお、リセット信号
を使用した際には、リセット動作が正常に完結する
ように、フリップ・フロップ2をオンさせる必要があ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、特開平
7−99434号公報に記載の発明では、不要なクロッ
ク信号の変化を抑えることにより、つまり、同一データ
が入力された時、レジスタ(B)11とレジスタ(C)
13に供給されるクロックを停止させることにより、低
消費電力化を図っている。しかし、4段パイプライン構
成回路のデータ入出力を考えた場合、4段パイプライン
構成回路での各段の本来得たいレジスタ出力とは、図1
8の下段(本発明によるクロック制御方法)に示すよう
に、“レジスタA”,“レジスタB”,“レジスタ
C”,“レジスタD”それぞれの出力が1対1の対応を
していなければならない(図18において、斜線部は同
一データであることを示す)。
【0012】しかしながら、特開平7−99434号公
報に記載の構成では、図18の上段(従来技術によるク
ロック制御方法)に示すように、パイプラインの乱れを
引き起こし、“レジスタA”,“レジスタB”,“レジ
スタC”,“レジスタD”それぞれの出力が入力に対し
て1対1の対応がとれなくなるという問題点、すなわ
ち、“レジスタB”及び“レジスタC”には、同一のク
ロック信号が供給されているため、最終段の“レジスタ
D”の出力が入力に対して対応ができなくなるという問
題があった。
【0013】本発明は、上述のごとき問題点を解消する
ためになされたもので、LSIのクロック信号をフリッ
プ・フロップ回路の変化に応じた(データの変化に応じ
てクロック信号も変化する)制御を行うことにより、低
消費かつ無駄のないデータ処理を行う低消費電力化回路
を提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、クロ
ック信号に同期してデータの取り込み,出力を行う同期
式レジスタ回路において、レジスタの入力データと出力
データを比較・監視して判定結果信号を出力するデータ
判定部と、入力される判定制御信号と前記判定結果信号
の論理和をとるORゲートと、該ORゲートの出力を前
記レジスタに入力されるクロック信号の反転信号に同期
してラッチするDフリップ・フロップと、該Dフリップ
・フロップの出力と供給される前記クロック信号との論
理積をとるANDゲートを有し、該ANDゲートの出力
信号を前記レジスタに供給するクロック信号とすること
を特徴としたものである。
【0015】請求項2の発明は、クロック信号に同期し
てデータの取り込み,出力を行う同期式レジスタ回路に
おける低消費化回路、特に、パイプライン構成の回路に
おいて、請求項1の回路を基本回路とし、各基本回路を
連結することにより、パイプラインの乱れを起こすこと
なく、動作すべきレジスタ群のみにクロック信号を供給
することを特徴としたものである。
【0016】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、前記データ判定部は、任意のレジスタの入出
力の比較・監視だけではなく、同時に入力された他のレ
ジスタの入出力をも同時に比較・監視することにより各
レジスタに供給するクロック信号を制御することを特徴
としたものである。
【0017】請求項4の発明は、各々がクロック信号に
同期して、データの取り込み,出力を行う複数段のレジ
スタを含んで構成される同期式レジスタ回路において、
初段レジスタの入力データと出力データ間の一致・不一
致を検出して、検出信号を出力するデータ一致・不一致
検出手段と、該検出手段よりの一致検出信号に応じて、
初段レジスタへのクロック信号の供給を禁止し、該検出
手段よりの不一致検出信号に応じて、初段レジスタへの
クロック信号の供給を許可するクロック信号供給制御手
段と、2段目以降の各段レジスタに対応して設けられ、
各段レジスタ間のデータ伝送と同期して伝送される前記
一致・不一致検出信号を記憶するラッチ回路と、2段目
以降の各段レジスタに対応して設けられ、前記ラッチ回
路よりの一致検出信号に応じて、2段目以降の各段レジ
スタへのクロック信号の供給を禁止し、前記ラッチ回路
よりの不一致検出信号に応じて、2段目以降の各段レジ
スタへのクロック信号の供給を許可するクロック信号供
給制御手段とを設けて成ることを特徴としたものであ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による消費電力制
御回路の基本構成部分を示す図で、本発明の基本回路2
0の構成は、図1中に鎖線で示すように、データ比較部
21、Dフリップ・フロップ22,ORゲート23,A
NDゲート24で構成される。すなわち、対象となるレ
ジスタ30の入力データと出力データを比較するデ
ータ比較回路21,Dフリップ・フロップ22,AND
ゲート24及びORゲート23の各1個で構成される非
常にシンプルな回路構成となっている。また、この基本
回路20はデータ処理の流れに沿って各レジスタに配置
される。この基本回路構成により、各レジスタではクロ
ック信号の制御を行い、かつ、各レジスタで行われたク
ロック信号の制御の情報をデータ処理の流れに沿って伝
達していくことでパイプラインの乱れを抑制する。
【0019】図1において、まず、前段で生成された判
定結果信号の値により,データ比較部21を稼動させ
るかどうかを決定する。判定結果信号が‘1’の場合
は、データ比較部21を停止させる。判定結果信号が
‘0’の場合は、データ比較部21を稼動させる。デー
タ比較部21が判定結果信号によりデータ比較を行う
と決定した場合は、データ比較部21でレジスタ30に
入力されるデータとレジスタ30から出力されるデー
タを比較・監視する。データ比較部21は、データ
とデータの値が一致した場合には、判定結果信号と
して‘1’を発生し、データとデータが一致しない
場合は、判定結果信号として‘0’を発生する。
【0020】図2は、図1に示した基本回路において、
D2のデータが2サイクル連続した場合の動作説明をす
るためのタイムチャートで、前段で生成された判定結果
信号と前記判定結果信号をORゲート23に入力
し、判定結果信号を出力する。判定結果信号は、ク
ロック信号の立ち下がりでDフリップ・フロップ22
に取り込まれる。判定結果信号は、クロック信号の
次サイクルの立ち下がりで判定結果信号として出力さ
れる。判定結果信号は、次段の基本回路20とAND
ゲート24に出力される。ANDゲート24には、判定
結果信号の外にクロック信号を入力する。ANDゲ
ート24はクロック信号をレジスタ30のクロック信
号として出力する。
【0021】上記本発明の基本回路20により、レジス
タ30に入力されるクロック信号は、必要なクロック
パルス以外すべてマスクされ、レジスタ30とそれに接
続されるクロックパルスは不要な動作をしなくなり、か
つ、判定結果信号として次段のレジスタにクロック制
御の情報を伝達していくので、図18の上段に示した従
来技術によるクロック制御方法で示すような“レジスタ
A”,“レジスタB”,“レジスタC”,“レジスタ
D”それぞれの出力が1対1の対応がとれなくなるとい
うパイプラインの乱れを起こすことなく、きめ細かいク
ロック信号の制御を行うことが可能となる。
【0022】実施例1 図3は、本発明を適用した低電力消費レジスタ回路の実
施例1(1方向へデータが流れる場合のパイプライン構
成)を説明するための図、図4は、本発明を適用した低
電力消費レジスタ回路の変形実施例1(ループ処理があ
るパイプライン構成)を示す図で、図3及び図4におい
て、本発明による基本回路20A,20B,20Cは、
データ処理の各レジスタ30A,30B,30Cに設置
され、各レジスタ30A,30B,30Cに設置されて
いる本発明の基本回路20A,20B,20Cは、デー
タ処理の流れに沿って判定結果信号A,B,Cによって
連結されている。各段のレジスタに入力されるクロック
信号の制御は、入力されるデータと前サイクルでのデー
タとを、比較・判定することで行う。
【0023】図5は、図3に示した一方向へデータ処理
が進む場合のタイミングチャートの例を示す図で、図5
に示すように、クロック信号の制御は、各段でのデータ
の内容によって決定されていき、かつ、そのクロック制
御の情報は、データ処理の流れに沿って伝達されていく
ので、パイプラインの乱れを起こすことはない。図3に
示したANDゲート50は、基本回路20Aからの判定
結果信号と他のモジュールからの判定結果信号が共に
“H”のときのみ“H”を出力する。図4のANDゲー
ト60も図3のANDゲート50と同様で、基本回路2
0Aからの判定結果信号と基本回路20Bからの判定結
果信号Bが共に“H”のときのみ“H”を出力する。
【0024】本発明を適用した低消費電力化レジスタ回
路は、レジスタ間でクロック制御の情報を伝達し、かつ
各レジスタでのデータの入出力によってクロック信号の
制御を決定して行くので、パイプライン処理の途中に他
の回路からのデータ入出力がある場合や、図4に示した
ような累積和を求めるようなループ処理が存在するもの
にも適用可能である。
【0025】実施例2 図6は、複数のデータが1つのデータ処理系に流れてく
る場合に本発明を適用した実施例(分岐が存在するパイ
プライン構成:演算器)を説明するための図で、図6
は、本発明を適用した乗算器の回路例を示し、図7は、
一般的な回路構成を示す。このような場合は、基本回路
内のデータ判定器は以下のような機能を持つ。図6、図
7において、“もし”、レジスタA入力データ31=レ
ジスタA出力データ32で、かつ、レジスタB入力デー
タ33=レジスタB出力データ34、ならば、比較信号
(判定結果信号)A35は“1”を出力する。
【0026】前記、“もし”でなければ、レジスタA入
力データ31=レジスタB出力データ34(Aの入力を
Bの出力で置き換える)で、かつ、レジスタB入力デー
タ33=レジスタA出力データ32(Bの入力をAの出
力で置き換える)、ならば、比較信号A35は“1”を
出力する。
【0027】そうでなければ(前記“もし”又は“も
し”でなければ、でもなければ)、比較信号A35は
“0”を出力する。
【0028】上述のように、データ比較器に、上述のよ
うな機能を持たせることで、乗算器での不用な消費電力
を抑制することができる。また、各モジュールを1つの
レジスタに見立て、各モジュール単位で本発明の回路を
ツリー状に設置することにより、モジュール単位でのク
ロック制御、レジスタ単位でのクロック制御を行うこと
ができ、より効率的な消費電力抑制ができる。
【0029】図8は、レジスタを追加した場合の一構成
例を示す図で、図8は、4ビットのシリアルデータa
〜dを、一時、ラッチし、システムクロックの立上が
りに同期してa〜dを出力するDフリッププロップ
100〜103で構成されたレジスタの一例を示す。
【0030】図9は、図3に示した実施例の詳細例を示
す図で、レジスタは、図8に示した構成のものを用い、
データ比較部としては、図10に示した構成のものを用
いた。データ比較部は、レジスタ100に入力されるデ
ータaと、レジスタ100から出力されるデータa
とが一致したときにH(high)を出力するEXNO
R回路104と、レジスタ101に入力されるデータ
bとレジスタ101から出力されるデータbとが一致
したときにHを出力するEXNOR回路105と、レジ
スタ102に入力されるデータcとレジスタ102か
ら出力されるデータcとが一致したときにHを出力す
るEXNOR回路106と、レジスタ103に入力され
るデータdとレジスタ103から出力されるデータ
dとが一致したときにHを出力するEXNOR回路10
7と、それぞれのEXNOR回路104〜107の出力
が入力され、それぞれのEXNOR回路104〜107
の出力がすべてHのときのみHを出力するAND回路1
08と、前段の基本回路からの判定結果信号とAND
回路108出力とが入力され、前段の基本回路からの判
定結果信号あるいはAND回路108の出力のうち、い
ずれかHあるいは、ともにHのときHを出力するNOR
回路109とで構成されている。
【0031】基本回路20Aは、データ比較部21A
と、前段の基本回路からの判定結果信号とデータ比較
部21Aからの出力が入力されるNOR回路110
と、NOR回路110の出力を一時ラッチし、システ
ムクロックの立ち下がりに同期して出力するDフリッ
ププロップ111と、Dフリップフロップ111の出力
を反転した信号とシステムクロックとが入力される
AND回路112とで構成される。Dフリッププロップ
111の出力は、判定結果信号A1として出力され、こ
の判定結果信号A1と他のモジュールからの判定結果信
号とがAND回路113に入力される。このAND回路
113からの出力が判定結果信号Aとして、次段の基本
回路20Bに入力される。
【0032】基本回路20Bは、基本回路20Aからの
判定結果信号Aを一時ラッチし、システムクロックの
立ち下がりに同期して出力するDフリップフロップ11
4と、Dフリッププロップ114の出力を反転した信号
とシステムクロックとが入力されるAND回路115と
で構成される。Dフリップフロップ114の出力は判定
結果信号Bとして出力される。基本回路20Cは、基本
回路20Bからの判定結果信号Bを一時ラッチし、シス
テムクロックの立ち下がりに同期して出力するDフリッ
プフロップ116と、Dフリップフロップ116の出力
を反転した信号とシステムクロックとが入力されるAN
D回路117とで構成される。Dフリップフロップ11
6の出力は判定結果信号Cとして出力される。
【0033】図9に示した構成例の場合、基本回路は、
基本回路20Aのみデータ比較部21Aを設ける構成で
ある(基本回路20B及び基本回路20Cには、データ
比較部を設けていない)が、基本回路20B及び基本回
路20Cのそれぞれにデータ比較部を設けてもよい。図
11は、その場合の構成例を示す図で、この場合、基本
回路20B,20Cにもデータ比較部21B,21Cを
有するが、これら比較部21B,21Cは、図9に示し
た基本回路20Aにおけるデータ比較部21Aと全く同
様に作用する。
【0034】図12は、図4に示した実施例の詳細例を
示す図で、レジスタ30A,30B,30Cの構成及び
基本回路20A,基本回路20B,基本回路20Cの構
成は、図9に示した構成と同一である。なお、この場合
も、図11の例と同様に基本回路20B及び基本回路2
0Cのそれぞれにデータ比較部を設けてもよい。図13
は、その場合の構成例を示す。
【0035】図3及び図4に示した実施例では、レジス
タ間に論理回路を設けているが、図14,図15にレジ
スタ間に論理回路を設けない構成例を示す。図14に示
した例は、基本回路20Aのみ、データ比較部21Aを
有し、他の基本回路20B〜20Dには、データ比較部
を有さない構成であり、図15に示した例は基本回路2
0A〜20Dすべてデータ比較部21A〜21Dを有す
る構成である。なお、論理回路は、AND回路,NOR
回路,AND回路,OR回路,インバータ等で構成され
ている。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、現存する回路に対して、データ処理モジュー
ルの各レジスタに基本回路を設置し、データ処理の流れ
に沿って連結していくことで、最低必要限度の電力の消
費で動作する回路を作成することができる。また、パイ
プラインの乱れを気にする必要もないので、回路全体の
処理時間等の調整をする必要もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本回路構成を示す図である。
【図2】本発明の基本回路の動作説明をするためのタイ
ミングチャートである。
【図3】本発明の実施例1(1方向へデータが流れる場
合のパイプライン構成)を示した図である。
【図4】本発明の変形実施例1(ループ処理のあるパイ
プライン構成)を示す図である。
【図5】本発明によるパイプライン制御タイミングチャ
ートを示した図である。
【図6】本発明の実施例2(分岐のあるパイプライン構
成:(乗算器))を示す図である。
【図7】実施例2の発明のデータ比較器回路例を示す図
である。
【図8】レジスタの構成例を説明するための図である。
【図9】図3に示した実施例の詳細回路例を示す図であ
る。
【図10】データ比較部の詳細回路例を示す図である。
【図11】図9の変形実施例を示す回路図である。
【図12】図4に示した実施例の詳細回路例を示す図で
ある。
【図13】図12の変形実施例を示す回路図である。
【図14】図3及び図4に示した実施例の改良回路図
で、図3及び図4の実施例から論理回路を省略した場合
の例を示す図である。
【図15】図14の変形実施例を示す図である。
【図16】レジスタの構成例を説明するための図であ
る。
【図17】図3に示した実施例の詳細回路例を示す図で
ある。
【図18】データ比較部の詳細回路例を示す図である。
【符号の説明】
1,2…フリップ・フロップ回路、3…AND回路、4
…OR回路、5…AND回路、6…初段回路部、7…後
段回路部、8…ノアゲート、9,11,13,15…レ
ジスタ(A,B,C,D)、10,12,14…論理回
路(A,B,C)、20,20A,20B,20C,2
0D…基本回路、21,21A,21B,21C,21
D…データ比較部、22…Dフリップ・フロップ、23
…ORゲート、24…ANDゲート、30,30A,3
0B,30C,30D…レジスタ、40A,40B,4
0C…論理回路、50,60…アンド回路、100〜1
03…Dフリッププロップ、104〜107…EXNO
R回路、108…AND回路、109…NOR回路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック信号に同期してデータの取り込
    み,出力を行う同期式レジスタ回路において、レジスタ
    の入力データと出力データを比較・監視して判定結果信
    号を出力するデータ判定部と、入力される判定制御信号
    と前記判定結果信号の論理和をとるORゲートと、該O
    Rゲートの出力を前記レジスタに入力されるクロック信
    号の反転信号に同期してラッチするDフリップ・フロッ
    プと、該Dフリップ・フロップの出力と供給される前記
    クロック信号との論理積をとるANDゲートを有し、該
    ANDゲートの出力信号を前記レジスタに供給するクロ
    ック信号とすることを特徴とする低消費電力化レジスタ
    回路。
  2. 【請求項2】 クロック信号に同期してデータの取り込
    み,出力を行うパイプライン構成の同期式レジスタ回路
    において、請求項1の回路を基本回路とし、各基本回路
    を連結することにより、パイプラインの乱れを起こすこ
    となく、動作すべきレジスタのみにクロック信号を供給
    することを特徴とする低消費電力化レジスタ回路。
  3. 【請求項3】 前記データ判定部は所定のレジスタの入
    出力データの比較・監視だけではなく、同時に入力され
    る他のレジスタの入出力データをも同時に比較・監視
    し、各レジスタに供給するクロック信号を制御すること
    を特徴とする請求項1又は2記載の低消費電力化レジス
    タ回路。
  4. 【請求項4】 各々がクロック信号に同期して、データ
    の取り込み,出力を行う複数段のレジスタを含んで構成
    される同期式レジスタ回路において、初段レジスタの入
    力データと出力データ間の一致・不一致を検出して、検
    出信号を出力するデータ一致・不一致検出手段と、該検
    出手段よりの一致検出信号に応じて、初段レジスタへの
    クロック信号の供給を禁止し、該検出手段よりの不一致
    検出信号に応じて、初段レジスタへのクロック信号の供
    給を許可するクロック信号供給制御手段と、2段目以降
    の各段レジスタに対応して設けられ、各段レジスタ間の
    データ伝送と同期して伝送される前記一致・不一致検出
    信号を記憶するラッチ回路と、2段目以降の各段レジス
    タに対応して設けられ、前記ラッチ回路よりの一致検出
    信号に応じて、2段目以降の各段レジスタへのクロック
    信号の供給を禁止し、前記ラッチ回路よりの不一致検出
    信号に応じて、2段目以降の各段レジスタへのクロック
    信号の供給を許可するクロック信号供給制御手段とを設
    けて成ることを特徴とするレジスタ回路。
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