JP2005309606A - データ処理回路およびストリームデータ受信転送方法 - Google Patents

データ処理回路およびストリームデータ受信転送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ファイル再生機能を有する装置においてソフトを新規に組み込まなくてもストリームデータをリアルタイムで再生することができるデータ処理回路を提供する。
【解決手段】 ファイル管理情報には、ファイルを識別する情報と、当該ファイルの仮想のアドレスとが定義されている。ストリーム受信部は、読み出し指示が受け付けられると、外部装置から送信されてくるストリームデータを受信するとともに、受信したストリームデータを再生装置が再生可能な形式で出力する。書込部は、ストリーム受信手段から出力されたストリームデータを、ストリームデータを格納するためのメモリに書き込む。ファイル出力制御部は、読み出し指示が受け付けられると、メモリに格納されたストリームデータを読み出し、読み出したストリームデータを読み出し指示で指示されたファイルのデータとして再生装置に対して出力する。
【選択図】 図1


Description

本発明は、データ処理回路およびストリームデータ転送方法に関し、より特定的には、外部装置から受信したストリームデータを再生装置に転送するデータ処理回路およびそのストリームデータ受信転送方法に関する。
SDメモリカードやメモリースティック、PCMCIAカード等のカードをスロットに挿入することによって、当該カードにファイルとして蓄積されたデータを再生する装置が多く商品化されている。このような装置において、受信したストリームデータをリアルタイムに再生するためには、ストリームデータを受信するカードをスロットへ挿入するとともに、受信したストリームデータをリアルタイムに再生するソフトを装置本体側で起動する必要がある。
特開2001−188701号公報
上記従来の装置においては、受信したストリームデータをリアルタイムで再生するソフトが装置本体に組み込まれていない場合、ユーザは、当該ソフトを装置本体に新たに組み込まなければならなかった。すなわち、ユーザが新たなソフトを装置に組み込まなければならないという手間がかかっていた。また、ソフトを新規追加する機能を持たない装置では、当該ソフトがなければストリームデータをリアルタイムに再生することができなかった。つまり、当該ソフトがない装置では、ストリームデータを受信可能なカードをスロットに挿入しても、ストリームデータを再生することができなかった。
それ故、本発明の目的は、ファイル再生機能を有する装置においてソフトを新規に組み込まなくてもストリームデータをリアルタイムで再生することができるデータ処理回路を提供することである。
本発明は、上記の目的を達成するために以下の構成を採用した。
すなわち、本発明の第1の発明は、外部装置から送信されてくるストリームデータを受信可能であり、かつ、当該ストリームデータを再生する再生装置に接続可能なデータ処理回路であって、ファイルを識別する情報と、当該ファイルの仮想のアドレスとを定義するファイル管理情報を記憶するファイル管理情報記憶手段と、ファイル管理情報により定義されるファイルを読み出すための読み出し指示を再生装置から受け付ける指示受付手段と、指示受付手段によって読み出し指示が受け付けられると、外部装置から送信されてくるストリームデータを受信するとともに、受信したストリームデータを再生装置が再生可能な形式で出力するストリーム受信手段と、ストリーム受信手段から出力されたストリームデータをメモリに書き込む書込手段と、指示受付手段によって読み出し指示が受け付けられると、メモリに格納されたストリームデータを読み出し、読み出したストリームデータを読み出し指示で指示されたファイルのデータとして再生装置に対して出力するファイル出力手段とを備えている。
また、第2の発明においては、ファイル出力手段は、ストリーム受信手段によってストリームデータの受信が開始されてから所定時間が経過するまで、または、メモリに所定量のストリームデータが格納されるまで、予め用意された待機用データを、読み出し指示で指示されたファイルのデータとして再生装置に対して出力する。
また、第3の発明においては、ファイル出力手段は、ファイル管理情報により定義されるファイルの冒頭部分のデータを予め格納しており、読み出し指示が冒頭部分のデータのみを読み出す旨の指示である場合、格納されている冒頭部分のデータを、読み出し指示で指示されたファイルのデータとして再生装置に対して出力し、ストリーム受信手段は、読み出し指示が冒頭部分の後のデータを読み出す旨の指示である場合にのみ、外部装置から送信されてくるストリームデータを受信する。
また、第4の発明においては、メモリは、リングバッファによって構成され、書込手段は、ファイル出力手段によってすでに読み出されたストリームデータが格納されている領域に、ストリーム受信手段から新たに出力されたストリームデータを書き込む。
また、第5の発明においては、ストリームデータには、再生装置が当該ストリームデータを再生する速度をその値に応じて変化させる時間情報が含まれており、ファイル出力手段は、メモリに格納されているストリームデータのうちの再生装置に出力されていないストリームデータのデータ量である残データ量を検出し、ストリーム受信手段は、残データ量に応じて時間情報の値を変化させる。
また、第6の発明においては、ファイル出力手段は、メモリに格納されているストリームデータのうちの再生装置に出力されていないストリームデータのデータ量である残データ量を検出し、残データ量が所定量以下となった場合、予め用意された待機用データを、読み出し指示で指示されたファイルのデータとして再生装置に対して出力する。
また、第7の発明においては、待機用データは、ストリームデータの蓄積中を示す画像または音声のデータである。
また、第8の発明においては、ファイル出力手段は、メモリに格納されているストリームデータのうちの再生装置に出力されていないストリームデータのデータ量である残データ量を検出し、書込手段は、残データ量が所定量以上となった場合、メモリへのストリームデータの書き込みを中断する。
また、第9の発明においては、ファイル管理情報には、ファイルを識別する情報と、当該ファイルの仮想のアドレスとの組が複数組含まれているとともに、ストリーム受信手段がデータを受信することが可能な受信元を示す情報と当該各組とが対応付けられており、ストリーム受信手段は、読み出し指示で指示されたファイルに対応する受信元からのデータを選択的に受信する。
また、第10の発明においては、ファイル管理情報は、ファイルの仮想のアドレスを、再生装置が当該ファイルを読み出す順に並べられたアドレス列として格納しており、あるファイルについてのアドレス列と他のファイルについてのアドレス列とは、途中から重複するように構成される。
また、第11の発明においては、メモリ管理情報には、ファイルについて複数のデータ形式が関連づけられており、指示受付手段は、読み出し指示により指示されるファイルを出力すべきデータ形式を、メモリ管理情報において関連づけられているデータ形式から特定し、ストリーム受信手段は、指示受付手段によって読み出し指示が受け付けられると、指示受付手段によって特定されたデータ形式にストリームデータを変換して出力する。
また、第12の発明は、外部装置から送信されてくるデータを受信するデータ処理回路と当該データを再生する再生装置とにおいて行われるストリームデータ受信転送方法であって、データ処理回路において、ファイルを識別する情報と、当該ファイルの仮想のアドレスとを定義するファイル管理情報を予め用意しておき、再生装置は、ファイル管理情報により定義されるファイルを読み出すための読み出し指示をデータ処理回路に対して行い、データ処理回路は、読み出し指示が受け付けられると、外部装置から送信されてくるストリームデータを受信するとともに、受信したストリームデータを再生装置が再生可能な形式で出力し、出力されたストリームデータを、データ処理回路に設けられるメモリに書き込み、メモリに格納されたストリームデータを読み出し、読み出したストリームデータを読み出し指示で指示されたファイルのデータとして再生装置に対して出力する。
本発明によれば、データ受信回路は、再生装置に対して、ファイルの読み出しと同じインターフェースを提供するので、再生装置は、ソフトを新規に組み込まなくてもストリームデータをリアルタイムで再生することができる。
また、第2の発明によれば、データ蓄積中であることをユーザに対して知らせることができる。
また、第3の発明によれば、再生装置が冒頭部分のデータのみを読み出す場合には、ストリームデータの受信が開始されない。すなわち、真に必要な場合にのみストリームデータの受信が行われるので、ストリームデータの不要な受信を防止することができる。
また、第4の発明によれば、読み出し済みのデータが格納された領域に新規のデータが上書きされるので、メモリを効率よく利用することができる。
また、第5の発明によれば、残データ量が多い場合は再生速度を早め、逆に少ない場合は再生速度を遅めになるように時間情報を調整することによって、メモリのオーバーフローやアンダーフローを抑制することができる。
また、第6の発明によれば、メモリがアンダーフローとなった場合でも処理が破綻しない。
また、第7の発明によれば、状態に合わせた画像や音声のデータを出力することによって、ユーザの不快感を軽減することができる。
また、第8の発明によれば、メモリがオーバーフローとなった場合でも処理が破綻しない。
また、第9の発明によれば、読み出されるファイルに合わせて受信相手が切り替わるので、複数の受信相手に対応することができる。
また、第10の発明によれば、ファイル管理情報のデータ量を低減することができる。
また、第11の発明によれば、再生装置によって出力されるデータ形式を選択することができるので、より多くの再生装置に対して対応することが可能となる。
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を用いて説明する。なお、以下では、本実施の形態に係るデータ処理回路がSDメモリカードとして実現され、データ処理回路が地上波デジタル放送のストリームデータを受信する場合を例にとって説明する。
図1は、本実施の形態に係るストリームデータ受信転送方法を実現するシステムの構成を示すブロック図である。図1に示すシステムは、SDメモリカード1および再生装置2から構成される。SDメモリカード1は、図示しない放送局から送信される放送のストリームデータを受信し、再生装置2に転送する。再生装置2は、SDメモリカード1から転送されたストリームデータを再生する。再生装置2は、SDメモリカード1内のファイルを読み出して再生する機能を有する。
ここで、本実施の形態においては、SDメモリカード1は、その内部に仮想のファイルを定義しておく。つまり、SDメモリカード1は、その内部にファイルがあるかのように再生装置2に対してみせかける。本実施の態では、ストリームデータを再生する場合、再生装置2は、ファイルを読み出す指示(読み出し指示)をSDメモリカード1に対して行う。SDメモリカード1は、読み出し指示を受けるとストリームデータを受信して、再生装置2に転送する。以上の動作によって、再生装置2は、SDメモリカード1内のファイルを再生する場合と同じ処理によって、ストリームデータをリアルタイムで再生することができる。すなわち、受信したストリームデータをリアルタイムで再生するソフトを再生装置2で用意する必要なしに、ストリームデータをリアルタイムで再生することができるのである。以下、SDメモリカード1の詳細な構成を説明する。
図1において、SDメモリカード1は、ストリーム受信部101、書込部102、メモリ103、ファイル出力制御部104、ファイルシステム105、および外部入出力端子106を備えている。ストリーム受信部101は、放送局から受信したストリームデータを蓄積用途のデータ形式(すなわち、再生装置2が再生可能なデータ形式)に変換して出力する。以下、ストリーム受信部101の詳細を説明する。
図1において、ストリーム受信部101は、アンテナ110、チューナ111、ストリーム抽出部112、時間情報調整部113、およびフォーマット変換部114を備えている。チューナ111は、地上波デジタル放送を、アンテナ110を介して受信してトランスポートストリームを得る。チューナ111が受信すべきチャンネルは、ファイル出力制御部104によって指定される。ストリーム抽出部112は、トランスポートストリームを伸張した後再圧縮して第1のPES(Packetized Elementary Stream)ストリームを得る。時間情報調整部113は、第1のPESストリーム中のPTS(Presentation Time Stamp)の情報を調整して第2のPESストリームを出力する。ここで、PTSの調整は、後述する残データ量情報に基づいて行われる。フォーマット変換部114は、第2のPESストリームを蓄積フォーマットに変換して出力する。なお、フォーマット変換部114から出力されるデータは、メモリ103に書き込まれる。以下では、フォーマット変換部114から出力されるデータを、書き込みデータと呼ぶ。
書込部102は、書き込みデータをメモリ103に書き込む。メモリ103は、例えばRAMやHDDといった記憶媒体によって構成される。また、書込部102は、書き込みデータをメモリ103に書き込むと、書き込みアドレス情報をファイル出力制御部104へ出力する。書き込みアドレス情報とは、書き込みデータをメモリ103に書き込んだアドレスを示す情報である。
ファイルシステム105は、ファイル管理情報を記憶している。ファイル管理情報とは、SDメモリカード1内の仮想のファイルを定義する情報である。本実施の形態では、ファイル管理情報には、ファイルのファイル名と、当該ファイルの仮想のアドレス(後述するクラスタ番号)とが含まれている。ファイル管理情報には、複数の仮想のファイルが定義されている。また、仮想のファイルは、地上波デジタル放送のチャンネルと対応付けられている。ファイル管理情報の詳細については後述する(図2参照)。
ファイル出力制御部104は、上記読み出し指示を外部入出力端子106を介して再生装置2から受け付ける。また、読み出し指示を受け付けると、受信指示をストリーム受信部101に出力する。この受信指示とは、読み出し指示で指示されたファイルに対応するチャンネルの地上波デジタル放送を受信する旨の指示である。具体的には、ファイル出力制御部104は、受信すべきチャンネルを示す選局情報を受信指示としてストリーム受信部101のチューナ111に出力する。この受信指示によって地上波デジタル放送のストリームデータが受信され、メモリ103に書き込まれる。さらに、ファイル出力制御部104は、メモリ103に書き込まれたデータを読み出し、読み出したデータを、読み出し指示で指示されたファイルのデータとして再生装置2へ出力する。
次に、図1に示すSDメモリカード1の動作を説明する。SDメモリカード1の動作は、再生装置2からの読み出し指示に応じて行われる。ここで、再生装置2は、読み出し指示を行う前に、SDメモリカード1に蓄積された仮想のファイルに関する情報を取得しておく。すなわち、再生装置2は、FATファイルシステム準拠のSDメモリカード1に格納されるファイルのファイル名と、ファイルが存在するクラスタ番号とを取得しておく。ここで、仮想のファイルのファイル名およびクラスタ番号は、上記ファイル管理情報に含まれている。SDメモリカード1に蓄積された仮想のファイルに関する情報が取得される際には、このファイル管理情報が用いられる。以下、ファイル管理情報について説明する。
ファイルシステム105は、SDメモリカードと同じFATファイルシステムに従ったシステムの情報としてファイル管理情報を記憶している。このシステムの情報に関する詳細は、規格書”SD Memory Card Specifications Part2 FILE SYSTEM SPECIFICATION”に記述されているので、詳細な説明は省略する。ファイル管理情報には、上記の規格で定められるFDC(Flexible Disk Cartridges)記述子およびシステム用の部分や、ファイル割り当て表(FAT:File Allocation Table)や、ルートディレクトリの情報等が含まれる。FATには、各クラスタの状態、ファイル空間の次クラスタ番号といった情報が含まれる。ルートディレクトリには、SDメモリカード1に仮想的に格納されているファイルのファイル名や当該ファイルの先頭のクラスタ番号の情報が含まれている。再生装置2は、当該先頭のクラスタ番号を起点にFATを辿ることによって、目的のファイルの内容を正しい順番に読み出すことができる。なお、FATに記述されたクラスタ番号により示されるクラスタの中には、読み出し指示が出された時点においてデータが存在しないクラスタも含まれる。また、ファイル管理情報には、1つ以上のファイルが登録され、各ファイルは地上波デジタル放送のチャンネルと1対1の関係を持つ。従って、ファイルを選択して読み出すことは、地上波デジタル放送のチャンネルを選択することに相当する。
図2は、ファイル管理情報の内容を模式的に示す図である。ファイル管理情報には、図2に示すようなチェーン構造でファイルのクラスタ番号が格納されている。また、先頭のクラスタ番号はファイルに固有である。すなわち、ファイル毎に先頭のクラスタ番号が定義されている。また、各クラスタ番号には、次に読み出すべきクラスタのクラスタ番号が関連づけられている。従って、先頭のクラスタ番号を起点としてチェーン構造を辿れば、目的のファイルの内容を正しい順番に読み出すことができるのである。つまり、再生装置2は、1,5,20,30…と順にクラスタ番号を指定することによって、ファイルAの内容を読み出すことができるのである。
図3は、図2に示すファイル管理情報に含まれる仮想のファイルの構造を模式的に示す図である。図3に示すように、ファイルの内容は、ヘッダと、冒頭画像のデータと、冒頭画像よりも後のデータとに分けられる。冒頭画像とは、ファイルの内容を示す画像であり、再生装置2においてファイルの代表画像として用いられる画像である。ここで、再生装置2においては、ファイルの大まかな内容をユーザに知らせる目的で、ファイルの冒頭部分のみを表示する場合がある。例えば、複数のファイルの各冒頭部分を表示することによって、どのファイルを再生するかをユーザに選択させるような場合である。このような場合、再生装置2は、ファイルの全体を読み出すのではなく、ファイルの冒頭画像のみを読み出すのである。図3においては、冒頭画像のデータは、クラスタ番号が1,5,および10のクラスタに格納されているとして定義されている。再生装置2は、例えばファイルAの冒頭画像のみを読み出す場合、1,5,10のクラスタ番号を指定する読み出し指示のみを出力する。なお、ヘッダおよび冒頭画像のデータは、放送局から受信されるストリームデータではなく、ファイル出力制御部104において予め用意されている。また、冒頭画像よりも後のデータは、放送局から受信されるストリームデータであり、読み出し指示が出された時点においては存在しない。つまり、読み出し指示が出された時点において、クラスタ番号が20および30のクラスタについてはデータが存在しない。
なお、図2に示すように、ファイル管理情報のチェーン構造においては、異なるファイルのチェーン構造が途中から共有されていてもよい。これによって、各ファイルに割り当てられるアドレス空間を大きくすることができる。ただし、ヘッダおよび冒頭画像のデータが格納されるクラスタと、冒頭画像が格納されるクラスタの内の最後尾のクラスタから1つ後方のクラスタとについては、複数のファイルで共有されることはない。これらのクラスタには、各ファイルで固有のデータが格納されるからである。
以上のように構成されたファイル管理情報を参照することによって、SDメモリカード1内の仮想のファイルに関する情報が取得される。すなわち、ファイル出力制御部104は、当該情報を取得する要求を再生装置2から受け付けると、ファイルシステム105のファイル管理情報を参照して、仮想のファイルのファイル名およびクラスタ番号を再生装置2に出力する。
次に、SDメモリカード1の動作を説明する。以下で説明する動作は、再生装置2によってファイルの読み出し指示が行われてから行われる。図4は、SDメモリカード1のファイル出力制御部104の動作の流れを示すフローチャートである。再生装置2は、SDメモリカード1内の仮想のファイルに関する情報を取得した後、ファイルの読み出し指示をSDメモリカード1に対して出力する。ファイル出力制御部104は、読み出し指示を外部入出力端子106を介して受け付ける(ステップS1)。この読み出し指示には、読み出すべきファイルのクラスタ番号を示す情報が含まれている。
なお、ステップS1において読み出し指示を受け付けたファイル出力制御部104は、読み出し指示からストリームデータの受信開始の要望を検知して、チューナ111等への設定を実施する必要がある。ここで、上述したように、再生装置2がファイルの冒頭画像のデータのみを読み出す場合も考えられる。つまり、再生装置2の仕様によっては、SDメモリカード1内のファイルの冒頭画像の読み出しと再生開始のタイミングとが無関係である場合も想定される。そこで、本実施の形態では、SDメモリカード1は、冒頭画像を含まないクラスタを読み出すための指示に読み出し指示が移行したことをトリガとして、ストリームデータの受信を開始するものとする。
具体的には、ステップS1において読み出し指示を受け付けたファイル出力制御部104は、当該読み出し指示が、ヘッダまたは冒頭画像のデータを読み出す読み出し指示であるか否かを判定する(ステップS2)。そして、ステップS1の読み出し指示が、ヘッダまたは冒頭画像のデータを読み出す読み出し指示である場合、予め用意された冒頭画像のデータを再生装置2に対して出力する(ステップS3)。ステップS3の後、ファイル出力制御部104はステップS1の処理を行う。
一方、ステップS1の読み出し指示が、ヘッダまたは冒頭画像のデータを読み出す読み出し指示でない場合、ファイル出力制御部104は、受信指示をチューナ111に対して行う(ステップS4)。すなわち、読み出し指示で指示されたファイルに対応する地上波デジタル放送のチャンネルを選局すべく、チューナ111に対して選局情報を出力する。選局情報とは、受信すべきチャンネルを示す情報である。また、このとき、ファイル出力制御部104は、書込部102に書き込みアドレスの初期化を指示する。以上のように、チューナ111がファイル出力制御部104から選局情報を受け取ったことによって、地上波デジタル放送の受信が開始される。その結果、メモリ103にストリームデータが格納されていく。以下、詳細を説明する。
図1において、チューナ111は、ファイル出力制御部104から選局情報を受け取ると、受信チャンネルを選局情報により示されるチャンネルに設定し、地上波デジタル放送を受信してトランスポートストリームを得る。ストリーム抽出部112は、チューナ111が出力するトランスポートストリームを受け取って、画像や音声等、必要なストリームを抜き取り、必要であれば、圧縮データの伸張、再圧縮といった処理を行う。地上波デジタル放送の場合、画像サイズが複数存在するので、画像サイズを統一するために圧縮データを伸張し、画像サイズの統一処理を行って再圧縮するといった処理を行う。このような処理が行われた結果、ストリーム抽出部112からは第1のPESストリームが出力される。
時間情報調整部113は、第1のPESストリームに埋め込まれているPTSの値を調整して第2のPESストリームを出力する。PTSとは、MPEG規格で定められる通り、再生装置での出力の時刻管理情報である。従って、再生装置2がPTSを解釈した結果をファイルの再生に反映させる装置である場合、PTSの値を調整することによって、再生装置2におけるファイルの再生速度を制御することができる。本実施の形態では、ファイル出力制御部104から出力される残データ量情報に基づいてPTSの値が調整される。残データ量とは、メモリ103に格納されているストリームデータのうち、再生装置2に対して出力されていないストリームデータのデータ量である。例えば、残データ量が所定の第1しきい値よりも大きい場合、再生装置2の再生速度が遅いと思われるので、第1のPESストリームに含まれるPTSの値が示す画像間隔や音声間隔を例えば10%縮める。逆に、残データ量が所定の第2しきい値よりも小さい場合、再生装置2の再生速度が速いと思われるので、第1のPESストリームに含まれるPTSの値が示す画像間隔や音声間隔を例えば10%拡げる。さらに、10%縮めるまたは拡げても好転しない場合は、20%、30%とレベルを設けて制御してもよい。
フォーマット変換部114は、第2のPESストリームを受け取り、所定の蓄積形式として、例えば、米マイクロソフト社のASF(Advanced Systems Format)やMPEG2プログラムストリームといった蓄積形式に変換して書き込みデータとして出力する。
書込部102は、ファイル出力制御部104からの書き込みアドレスの初期化の指示に従ってアドレスを初期化する。また、フォーマット変換部114からの書き込みデータを順次メモリ103に書き込む。さらに、書き込みデータをメモリ103に書き込んだアドレスを示す書き込みアドレス情報をファイル出力制御部104へ出力する。
また、本実施の形態では、メモリ103は、リングバッファとして使用される。書込部102は、リングバッファであるメモリ103に対して一通り書き込みを行うと、初期アドレスに戻ってデータを上書きする。なお、このとき、メモリ103は、ファイルシステム105が示す全てのクラスタを実際には所有しない。すなわち、メモリ103は、ファイルシステム105が示す全てのクラスタを所有していてもよいが、全てのクラスタを実際に所有する必要はない。
以上のように、ステップS4でファイル出力制御部104によって受信指示がなされると、メモリ103にストリームデータが順次格納されていく。
図4の説明に戻り、ステップS4の後、ファイル出力制御部104は、メモリ103に所定量のデータが蓄積されているか否かを判定する(ステップS5)。ここで、所定量の大きさは予め定められている。メモリ103に所定量のデータが蓄積されていない場合、ファイル出力制御部104は、予め用意された冒頭画像のデータを再生装置2に対して出力する(ステップS9)。なお、受信指示を行った直後は、所定量のストリームデータがメモリ103に蓄積されていないと考えられるので、ステップS9の処理が行われると考えられる。このように、本実施の形態では、冒頭画像のデータは、十分なデータ量のストリームデータを蓄積中であって再生を待機している旨を示す待機用のデータとしても用いられる。ただし、他の実施の形態においては、冒頭画像のデータと待機用のデータとは異なるデータであってもよい。ステップS9の後、ファイル出力制御部104は、新たな読み出し指示を外部入出力端子106を介して受け付ける(ステップS10)。この結果、再生装置2によって次に指定されたクラスタ番号について処理が行われる。
以上のステップS5,S9,およびS10に示したように、待機用のデータの出力は、メモリ103に所定量以上のデータが蓄積されるまで続けられる。待機用のデータは、画像や音声から構成される所定の蓄積形式に則ったデータであり、上記所定量以上のデータがメモリ103に蓄積されるまでの期間、繰り返し出力される。また、待機用のデータの内容として、例えば、ストリームの蓄積中であることを示す動画データや音声データを用いることによって、データ蓄積中であることをユーザに対して知らせることができる。
一方、ステップS5の判定において、メモリ103に所定量のデータが蓄積されていない場合、ファイル出力制御部104は、受信されたストリームデータを、読み出し指示に係るファイルのデータとして再生装置2に対して出力する(ステップS6)。つまり、メモリ103に所定量以上のデータが蓄積された後は、再生装置2からの読み出し指示に対して、メモリ103から読み出したデータが順次出力される。
次に、ファイル出力制御部104は、上記残データ量を示す残データ量情報を時間情報調整部113に出力する(ステップS7)。具体的には、ファイル出力制御部104は、読み出し指示で指定されるアドレスの情報をリングバッファ上のアドレスに変換する。そして、変換したアドレスと、書込部102から出力される書き込みアドレス情報とに基づいて残データ量を算出する。ステップS7の後、ファイル出力制御部104は、新たな読み出し指示を外部入出力端子106を介して受け付け(ステップS10)、ステップS5の処理を行う。この結果、再生装置2によって次に指定されたクラスタ番号について処理が行われる。
以上の処理によって、SDメモリカード1は、地上波デジタル放送のストリームデータを再生装置2に出力することができる。図5は、SDメモリカード1から再生装置2へ出力されるデータの一例を示す図である。図5において、左側はSDメモリカード内のデータを示し、右側は再生装置2に出力されたデータを示す。図5に示すように、ストリームデータの受信開始当初においては、SDメモリカード内に用意された待機用のデータ(冒頭画像のデータ)が出力される。待機用のデータは、ストリームデータが所定量以上メモリ103に格納されるまで、必要であれば繰り返し出力される。その後、ストリームデータが所定量以上メモリ103に格納されると、ストリームデータが再生装置2へ出力されるようになる。
また、SDメモリカード1は、メモリ103のアンダーフローに応じて待機用のデータを出力する。すなわち、ストリームデータが出力されるようになった後、再度、メモリ103に格納されるストリームデータが所定量以下となった場合には、再び待機用のデータが出力されることとなる(ステップS5およびS9参照)。
さらに、ファイル出力制御部104は、メモリ103のオーバーフローを検知するようにしてもよい。オーバーフローを検知した場合、ファイル出力制御部104は、自身が有する(メモリ103の)読み出しアドレスを初期化し、書込部102に対して書き込みアドレスの初期化を指示する。そして、再生装置2へ出力すべきデータを、メモリ103に格納されたデータから待機用のデータに切り替える。なお、この後でメモリ103に所定量以上のデータが蓄積されれば、再び、メモリ103から読み出したデータを再生装置2へ出力する。
以上のように、本実施の形態に係るSDメモリカード1を用いることによって、再生装置2は、SDメモリカード1において定義されたファイルを読み出す場合と同様の手続で、外部装置から受信されるストリームデータを読み出し、再生することができる。
なお、本実施の形態では、ストリームデータの受信開始当初においては待機用のデータを再生装置2へ出力する場合を示した。ここで、ファイルシステム105に登録されたファイルが1つしかない場合には、受信相手が固定されているので、最初からチューナ111の受信対象を当該受信相手に設定しておき、ストリームデータを常に受信しておくようにしてもよい。これによって、メモリ103にストリームデータが蓄積されることを待つ必要がなくなるので、待機用のデータを再生装置2へ出力する必要をなくすことができる。
また、本実施の形態では、冒頭画像を含まないクラスタを読み出すための指示に読み出し指示が移行したことをトリガとして、ストリームデータの受信を開始するようにした。ここで、他の実施の形態では、ファイルの先頭部分を読み出すための読み出し指示を、ストリームデータの受信を開始するトリガとしてもよい。
また、本実施の形態では、ファイルの制御をクラスタ単位で行うものとして説明したが、より小さなセクタ単位でファイルを制御しても構わない。
また、本実施の形態では、メモリ103に所定量以上のデータが蓄積されるまで待機用のデータを再生装置2へ出力した(ステップS5参照)。ここで、他の実施の形態では、例えば、ストリームデータの受信を開始してから所定時間が経過するまで、待機用のデータを再生装置2へ出力するとしてもよい。すなわち、図4に示すステップS5において、ストリームデータの受信を開始してから所定時間が経過したか否かを判定してもよい。
また、本実施の形態では、フォーマット変換部114は、予め定められた1種類のデータ形式への変換を行うものとした。ここで、他の実施の形態では、フォーマット変換部114は、再生装置2によって指定されるデータ形式への変換を行うようにしてもよい。具体的には、ファイル管理情報で定義される各ファイルに対してデータ形式を関連づけておくことによって、単一のチャンネルに対応するファイルとして、データ形式の異なる複数のファイルを用意する。そして、再生装置2は、読み出し指示を出力する際に、読み出し指示に係るファイルを変換すべきデータ形式を指定してファイル出力制御部104に対して読み出し指示を出力する。ファイル出力制御部104は、受信指示を行う際に、指定されたデータ形式をフォーマット変換部114へ通知する。フォーマット変換部114は、通知されたデータ形式への変換を行う。以上によって、再生装置2によって出力されるデータ形式を選択することができる。
また、本実施の形態では、データ処理回路がSDメモリカードとして実現される例を示したが、本発明に係るデータ処理回路はこれに限定されるものではない。例えば、本発明に係るデータ処理回路は、メモリースティックやPCMCIA等であっても構わない。さらに、データ処理回路は、再生装置2に対して着脱可能な形態に限定されるものではなく、再生装置に組み込まれた形態で提供されてもよい。
また、本発明は、SDメモリカードの受信元である外部装置が地上波デジタル放送の放送局である場合を例として説明したが、ストリームデータを送信する装置であれば外部装置はどのようなものであってもよい。また、外部装置との通信方法は、有線であっても無線であってもよい。本発明は、アナログ放送、無線LAN、および有線ケーブル等、ストリームデータを受信しつつリアルタイムで再生する必要がある全ての受信相手に対して有効であることは言うまでもない。
また、ストリームデータは、映像および音声を含むデータであってもよいし、映像または音声のみを含むデータであってもよい。また、それ以外のストリームでも構わない。
本発明に係るデータ処理回路は、再生装置においてソフトを新規に組み込まなくてもストリームデータをリアルタイムで再生することができること等を目的としたSDメモリカード等として利用することが可能である。
本実施の形態に係るストリームデータ受信転送方法を実現するシステムの構成を示すブロック図 ファイル管理情報の内容を模式的に示す図 図2に示すファイル管理情報に含まれる仮想のファイルの構造を模式的に示す図 SDメモリカード1のファイル出力制御部104の動作の流れを示すフローチャート SDメモリカード1から再生装置2へ出力されるデータの一例を示す図
符号の説明
1 SDメモリカード
2 再生装置
101 ストリーム受信部
102 書込部
103 メモリ
104 ファイル出力制御部
105 ファイルシステム
106 外部入力端子
111 チューナ
112 ストリーム抽出部
113 時間情報調整部
114 フォーマット変換部

Claims (12)

  1. 外部装置から送信されてくるストリームデータを受信可能であり、かつ、当該ストリームデータを再生する再生装置に接続可能なデータ処理回路であって、
    ファイルを識別する情報と、当該ファイルの仮想のアドレスとを定義するファイル管理情報を記憶するファイル管理情報記憶手段と、
    前記ファイル管理情報により定義されるファイルを読み出すための読み出し指示を前記再生装置から受け付ける指示受付手段と、
    前記指示受付手段によって前記読み出し指示が受け付けられると、前記外部装置から送信されてくるストリームデータを受信するとともに、受信したストリームデータを前記再生装置が再生可能な形式で出力するストリーム受信手段と、
    前記ストリーム受信手段から出力されたストリームデータをメモリに書き込む書込手段と、
    前記指示受付手段によって前記読み出し指示が受け付けられると、前記メモリに格納されたストリームデータを読み出し、読み出したストリームデータを前記読み出し指示で指示されたファイルのデータとして前記再生装置に対して出力するファイル出力手段とを備える、データ処理回路。
  2. 前記ファイル出力手段は、前記ストリーム受信手段によってストリームデータの受信が開始されてから所定時間が経過するまで、または、前記メモリに所定量のストリームデータが格納されるまで、予め用意された待機用データを、前記読み出し指示で指示されたファイルのデータとして前記再生装置に対して出力する、請求項1に記載のデータ処理回路。
  3. 前記ファイル出力手段は、前記ファイル管理情報により定義されるファイルの冒頭部分のデータを予め格納しており、前記読み出し指示が前記冒頭部分のデータのみを読み出す旨の指示である場合、格納されている冒頭部分のデータを、前記読み出し指示で指示されたファイルのデータとして前記再生装置に対して出力し、
    前記ストリーム受信手段は、前記読み出し指示が前記冒頭部分の後のデータを読み出す旨の指示である場合にのみ、前記外部装置から送信されてくるストリームデータを受信する、請求項1に記載のデータ処理回路。
  4. 前記メモリは、リングバッファによって構成され、
    前記書込手段は、前記ファイル出力手段によってすでに読み出されたストリームデータが格納されている領域に、前記ストリーム受信手段から新たに出力されたストリームデータを書き込む、請求項1に記載のデータ処理回路。
  5. 前記ストリームデータには、前記再生装置が当該ストリームデータを再生する速度をその値に応じて変化させる時間情報が含まれており、
    前記ファイル出力手段は、前記メモリに格納されているストリームデータのうちの前記再生装置に出力されていないストリームデータのデータ量である残データ量を検出し、
    前記ストリーム受信手段は、前記残データ量に応じて前記時間情報の値を変化させる、請求項1に記載のデータ処理回路。
  6. 前記ファイル出力手段は、前記メモリに格納されているストリームデータのうちの前記再生装置に出力されていないストリームデータのデータ量である残データ量を検出し、前記残データ量が所定量以下となった場合、予め用意された待機用データを、前記読み出し指示で指示されたファイルのデータとして前記再生装置に対して出力する、請求項1に記載のデータ処理回路。
  7. 前記待機用データは、ストリームデータの蓄積中を示す画像または音声のデータである、請求項2または6に記載のデータ処理回路。
  8. 前記ファイル出力手段は、前記メモリに格納されているストリームデータのうちの前記再生装置に出力されていないストリームデータのデータ量である残データ量を検出し、
    前記書込手段は、前記残データ量が所定量以上となった場合、前記メモリへのストリームデータの書き込みを中断する、請求項1に記載のデータ処理回路。
  9. 前記ファイル管理情報には、ファイルを識別する情報と、当該ファイルの仮想のアドレスとの組が複数組含まれているとともに、前記ストリーム受信手段がデータを受信することが可能な受信元を示す情報と当該各組とが対応付けられており、
    前記ストリーム受信手段は、前記読み出し指示で指示されたファイルに対応する受信元からのデータを選択的に受信する、請求項1に記載のデータ処理回路。
  10. 前記ファイル管理情報は、ファイルの仮想のアドレスを、前記再生装置が当該ファイルを読み出す順に並べられたアドレス列として格納しており、
    あるファイルについてのアドレス列と他のファイルについてのアドレス列とは、途中から重複するように構成される、請求項9に記載のデータ処理回路。
  11. 前記ファイル管理情報には、ファイルについて複数のデータ形式が関連づけられており、
    前記読み出し指示には、読み出し指示で指示されるファイルを出力すべきデータ形式を示すデータ形式情報が含まれており、
    前記ストリーム受信手段は、前記データ形式情報により示されるデータ形式にストリームデータを変換して出力する、請求項1に記載のデータ処理回路。
  12. 外部装置から送信されてくるデータを受信するデータ処理回路と当該データを再生する再生装置とにおいて行われるストリームデータ受信転送方法であって、
    前記データ処理回路において、ファイルを識別する情報と、当該ファイルの仮想のアドレスとを定義するファイル管理情報を予め用意しておき、
    前記再生装置は、前記ファイル管理情報により定義されるファイルを読み出すための読み出し指示を前記データ処理回路に対して行い、
    前記データ処理回路は、
    前記読み出し指示が受け付けられると、前記外部装置から送信されてくるストリームデータを受信するとともに、受信したストリームデータを前記再生装置が再生可能な形式で出力し、
    出力されたストリームデータを、前記データ処理回路に設けられるメモリに書き込み、
    前記メモリに格納されたストリームデータを読み出し、読み出したストリームデータを前記読み出し指示で指示されたファイルのデータとして前記再生装置に対して出力する、ストリームデータ受信転送方法。


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