JP3862933B2 - 記録装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディジタル放送を受信して記録することが可能な記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ディジタル方式で送受信を行なうディジタル放送が開始されており、ディジタル放送信号をビットストリームのまま記録する装置も開発されている。
【0003】
図6はこのような従来の記録装置を示すブロック図である。
【0004】
入力端子1にはディジタル放送信号が入力される。このディジタル放送信号は、MPEG2方式で符号化されている。MPEG2は、複数の画像、音声及びデータ等の時分割多重を容易にするために、パケット単位で伝送データを伝送するようになっている。1パケットは同一種類のデータによって構成し、各パケットにデータの種類を示す識別信号を付加する。MPEG2規格では、188バイト長のトランスポートパケット(TSパケット)を伝送単位とするトランスポートストリーム(TS)によって信号を伝送する。
【0005】
入力端子1を介して入力されたディジタル放送信号はチューナ部2に供給される。チューナ部2は、全体制御部7からの制御信号によって制御されて、受信信号から所望のチャンネルを選択して、誤り訂正部3に出力する。選局チャンネルの信号は誤り訂正部3において誤り訂正され、誤り訂正部3からはトランスポートストリーム信号がTSデコード部4に出力される。
【0006】
TSデコード部4は、全体制御部7によってデマルチプレクス処理が制御されて、入力されたトランスポートストリームからユーザーが希望する番組の映像信号及び音声信号を抽出する。TSデコード部4からの映像信号は映像デコード部5に供給され、音声信号は音声デコード部6に供給される。映像デコード部5及び音声デコード部6によって、夫々映像信号及び音声信号はデコードされて、図示しないモニタ装置に供給される。こうして、受信したディジタル放送のうち所望の番組の視聴が可能となる。
【0007】
TSデコード部4の出力はメモリ8を介して記録媒体9にも供給されている。記録媒体9は、全体制御部7に制御されて、メモリ8の出力を記録する。
【0008】
TSデコード部4は、番組の視聴時において、常に、選択したTSパケットをメモリ8に出力し、メモリ8に視聴中の番組のTSパケットを順次記録させている。これにより、全体制御部7は、ユーザからの記録開始要求の直後にメモリ8内のデータを記録媒体9に出力することができ、ユーザーが指示したタイミングから、頭切れなしに確実に番組を記録することができる。
【0009】
このように、図6の装置では、記録要求の発生時にメモリ8に格納されているデータを先頭から記録媒体9に記録することができる。しかしながら、MPEG2規格では、所定の複数枚の画面のデータによって構成されるGOP毎にフレーム内符号化されたデータ(Iピクチャ)を挿入するようになっており、デコード時には、GOPの途中からは復号不能であり、GOP先頭から復号化が可能である。従って、記録媒体9に記録された映像データのうち、GOPの途中から次のGOPの先頭までのデータは、再生に用いられず破棄されてしまう。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
このように、上述した従来の記録装置においては、記録媒体には再生時に破棄される無駄なデータも記録されてしまう。このため、再生時には、再生に用いられないデータを破棄するために、再生要求から実際に映像信号が表示されて音声が出力されるまでに時間を要するという問題点があった。
【0011】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、再生時に破棄される無駄なデータの記録を抑制し、再生時に映像及び音声が出力されるまでの時間を短縮することができる記録装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る記録装置は、トランスポートストリームをデマルチプレクス処理してトランスポートストリームパケットを出力するトランスポートストリームデコード手段と、前記トランスポートストリームデコード手段の出力を記憶する記憶手段と、記録開始要求が発生した場合には、前記記憶手段に記憶されている前記トランスポートストリームパケットのうちGOPの先頭を含むパケットの直前に記憶されたPCRを含むパケットから読出しを開始して所定の記録媒体に記録する記録制御手段とを具備したものである。
【0013】
本発明の請求項1において、トランスポートストリームデコード手段からのトランスポートストリームパケットは記憶手段に記憶される。記録制御手段は、記憶手段に記憶されたパケットのうちGOPの先頭を含むパケットの直前に記憶されたPCRを含むパケットから読出しを開始して所定の記録媒体に記録する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1は本発明に係る記録装置の一実施の形態を示すブロック図である。図1において図6と同一の構成要素には同一符号を付してある。本実施の形態は全体制御部の制御が図6の従来例と異なる。
【0015】
入力端子1にはディジタル放送信号が入力される。このディジタル放送信号は、MPEG2方式で符号化されている。MPEG2は、上述したように、トランスポートストリームによってデータを伝送する。トランスポートストリームはマルチプログラムに対応しており、復号化時において、時分割で伝送される複数のプログラムの中から所望のプログラムのパケットを選択することができる。この選択のために、トランスポートパケットは、情報を伝送するペイロード(Payload )の前にリンクレベルヘッダ(Link Level Header )を付加して伝送される。トランスポートパケット188バイトのうち4バイトがリンクレベルヘッダである。
【0016】
リンクレベルヘッダは、先頭に同期バイト(sync_byte )を配列し、以後、ビットエラーの有無を示すエラーインジケータ(transport packed error indicator)、PESパケットの開始を示すユニット開始表示(PES packet start indicator)、パケットの重要度を示すトランスポートパケットプライオリティ(transport priority)、パケットの識別情報であるPID(Packet identification )、スクランブルの有無を示すスクランブル制御(stransport scrambling control )、ペイロードの有無等を示すアダプテーションフィールド制御(adaptation field control)、同一PIDの連続性を示す巡回カウンタ(continuity counter)を順次配列して構成される。更に、トランスポートストリームには、ストリームの時間基準となるPCR(Program Clock Reference)も挿入されている。これらの各パケットは上述したPIDによって識別可能である。
【0017】
入力端子1を介して入力されたディジタル放送信号はチューナ部2に供給される。チューナ部2は、全体制御部11からの制御信号によって制御されて、受信信号から所望のチャンネルを選択して、誤り訂正部3に出力する。誤り訂正部3は、選局チャンネルの信号を誤り訂正処理し、誤り訂正後のトランスポートストリーム信号をTSデコード部4に出力する。
【0018】
TSデコード部4は、全体制御部11によってデマルチプレクス処理が制御されて、入力されたトランスポートストリームからユーザーが希望する番組の映像信号及び音声信号を抽出する。TSデコード部4は抽出した映像信号を映像デコード部5に供給し、音声信号は音声デコード部6に供給する。
【0019】
映像デコード部5は入力された映像信号をデコードして、図示しないモニタ装置に供給するための映像信号を出力する。音声デコード部6は入力された音声信号をデコードして、図示しないモニタ装置に供給するための音声信号を出力する。こうして、受信したディジタル放送のうち所望の番組の視聴がモニタ装置において可能となる。
【0020】
また、TSデコード部4の出力はメモリ8にも供給されるようになっている。メモリ8は、全体制御部11に制御されて、TSデコード部4からのトランスポートストリームを順次記録する。また、メモリ8は、全体制御部11に制御されて、記憶したストリームを記録媒体9に出力するようになっている。記録媒体9は、全体制御部11に記録処理が制御されて、メモリ8からのストリームを記録するようになっている。
【0021】
本実施の形態においては、全体制御部11は、メモリ8に対する書き込み及び読出しを制御して、記録媒体9への記録時にGOP先頭近傍から記録を可能にしている。
【0022】
ところで、再生時においては、PCRを再生してストリームの時間基準とする。従って、GOP先頭がデコーダにおいて処理される前にPCRがデコーダに入力されるようにする必要がある。そこで、本実施の形態においては、GOP先頭直前のPCRを含むパケットから記録を行うようになっている。
【0023】
即ち、全体制御部11は、図示しない記憶部を有しており、TSデコード部4の出力のTSパケットにPCRが含まれるか否かを検出し、検出したPCRについて、メモリ8への転送先アドレス(記憶アドレス)を記憶する。また、全体制御部11は、TSデコード部4の出力からGOP先頭が含まれるパケットを検出する。全体制御部11はGOP先頭が含まれるパケットを検出すると、このパケット直前のPCRパケットの転送先アドレスを記憶部から読み出して管理ファイルに記録するようになっている。なお、全体制御部11は、管理ファイルについても記憶部に記憶させるようになっている。
【0024】
そして、全体制御部11は、ユーザー等によって、記録開始要求が発生すると、管理ファイルを参照して、GOPの先頭直前のPCRパケットから記録を開始させるようになっている。
【0025】
次に、このように構成された実施の形態の動作について図2のフローチャート並びに図3及び図4の説明図を参照して説明する。
【0026】
入力端子1を介して入力された放送信号はチューナ部2に供給され、ユーザーの選局操作に基づくチャンネルの信号が選択されて誤り訂正部3に与えられる。全体制御部11はユーザー操作に基づく制御信号をチューナ部2に与えて、チューナ部2の選局処理を制御している。
【0027】
選局された信号は誤り訂正部3に供給され、誤り訂正処理された後、TSデコード部4に与えられる。TSデコード部4は、デマルチプレクス処理によって、入力されたトランスポートストリームからユーザーが視聴又は記録を希望する番組を抽出する。ユーザーが放送中の番組の視聴を希望する場合には、TSデコード部4の出力は、映像デコード部5及び音声デコード部6に供給されてデコードされ、映像信号及び音声信号が図示しないモニタに供給される。これにより、モニタによって、ユーザーが選択した番組の視聴が可能となる。
【0028】
また、放送中の番組をユーザーが視聴している場合においても、TSデコード部4は、TSストリームをメモリ8に出力している。全体制御部11は、図2のステップS1 において、パケットデータがメモリ8に入力されたか否かを判定する。全体制御部11は、次のステップS2 において、メモリ8に供給されたTSパケットにPCRが含まれるか否かを検出する。
【0029】
全体制御部11は、メモリ8に入力されたパケットにPCRが含まれていない場合には処理をステップS4 に移行し、PCRが含まれている場合には、ステップS3 において、検出したPCRパケットのメモリ8における記憶アドレス(転送先のメモリアドレス)を記憶部に保持した後処理をステップS4 に移行する。
【0030】
ステップS4 において、全体制御部11は、TSデコード部4からのTSパケットにGOPの先頭が含まれるか否かを判定する。GOPの先頭が含まれていない場合には、全体制御部11は、ステップS8 に処理を移行して、TSデコード部4からのパケットデータをメモリ8に転送して記憶させる。
【0031】
また、全体制御部11は、ステップS4 において、TSデコード部4からのTSパケットにGOPの先頭が含まれていることを検出すると、ステップS5 から処理をステップS6 又はステップS7 に移行して、記憶部に記憶している最新のPCR転送先アドレスを読み出して、管理ファイルに記録する。
【0032】
図3は管理ファイルに記録されている転送先アドレス(記憶アドレス)のメモリマップ上の位置(ポインタ)を示し、図4は管理ファイルの一例を示している。いま、管理ファイルにて示す転送先アドレスが図3のポインタP0 ,P1 ,P2 ,P3 に示す位置に存在するものとする。なお、図3中の*はポインタを示している。
【0033】
全体制御部11は、これらのポインタのアドレスを管理ファイルとして保持している。図4は管理ファイルを示している。全体制御部11は、メモリ8のスタートポインタからエンドポインタに向けて記録を行い、エンドポインタの次にはスタートポインタに戻って巡回的に記録を続ける。
【0034】
いま、図3中のポインタP2 におけるデータが時間的に最も古いデータであって、ポインタP2 ,P3 ,P0 ,P1 の順に、TSデコード部4からのTSパケットが記録されているものとする。なお、ポインタP2 ,P3 ,P0 ,P1 は、GOP先頭直前のPCRパケットの記録開始位置を示している。また、ポインタWP は最新の記録位置を示している。各ポインタのアドレスは図4の管理ファイルに記述されている。
【0035】
図3のポインタP1 まで記録された状態において、TSデコード部4の出力パケットにPCRが含まれ更にGOPの先頭が含まれるものとする。全体制御部11は、ステップS4 においてパケット内にGOPの先頭が含まれていることを検出すると、次のステップS5 において転送パケットの転送先アドレス(WP )が前回の転送先アドレスよりも小さいか否かを判定する。
【0036】
この場合には、ポインタWP は、メモリマップ上の途中にあるので、ポインタWP の転送先アドレスは前回の転送先アドレスよりも大きい。従って、この場合には、全体制御部11は、次のステップS7 において、GOP先頭を含むパケットの記録開始アドレスを示すポインタWP を管理ファイルの最後に記述する。次に、全体制御部11は、ステップS8 において、GOP先頭を含むパケットをメモリ8に転送して記憶させる。
【0037】
以後、同様にして、全体制御部11は、TSデコード部4からのTSパケットからPCRを含むパケット及びGOP先頭を含むパケットを検出する。そして、全体制御部11は、GOP先頭直前のPCRパケットの記録開始位置をポインタP0 ,P1 ,P2 ,…として更新しながら記憶し、最新の記録位置をポインタWP として更新しながら記憶する。なお、記録がエンドポインタからスタートポインタに切換る場合、即ち、ポインタWP の転送先アドレスが前回の転送先アドレスよりも小さい場合には、ステップS6 において、ポインタWP の転送先アドレスは管理ファイルの先頭に記述される。
【0038】
いま、ユーザーからの記録開始要求の指示が発生した時点において、図3及び図4の状態、即ち、最新のポインタWP の転送先アドレスが“0x12341023”となっているものとする。全体制御部11は、ポインタWP のメモリアドレス直前のPCRパケットの転送先アドレス(ポインタP1 のメモリアドレス)を読み出し開始アドレスに指定して、メモリ8からストリームを読み出して、記録媒体9に記録させる。
【0039】
こうして、記録媒体9には、ユーザーの記録開始要求直後のGOP先頭を含むパケット直前のPCRパケットからTSパケットが順次記録される。なお、GOPの周期に比べて、PCRの周期は十分に短く、余分に記録されるデータ量は僅かである。
【0040】
再生時には、このPCRパケットから順次読み出し行われ、デコーダのタイムベースが再生直後に短時間で確立される。また、GOP先頭のパケット以前に再生されるパケットのデータ量は極めて少なく、再生指示から短時間で、映像データをデコードして表示させることができる。
【0041】
このように、本実施の形態においては、TSデコード部の出力パケットにGOP先頭及びPCRが含まれるか否かを検出して、GOP先頭直前のPCRから記録を行うようにしており、再生時に破棄される無駄なデータのデータ量は極めて少なく、再生指示から実際に再生が行われるまでの時間を短縮することができる。また、GOP先頭直前のPCRパケットから記録を行っているので、再生直後にタイムベースを確立して確実な再生が可能である。
【0042】
図5は本発明の他の実施の形態に採用される動作フローを示すフローチャートである。図5において図2と同一の手順には同一符号を付して説明を省略する。本実施の形態におけるハードウェア構成は図1と同様である。
【0043】
本実施の形態は、GOP先頭から記録を行うようにしたものである。例えば、GOP先頭を含むパケット内にPCRが存在することもある。この場合には、GOPの先頭を含むパケットから記録を開始すればよい。また、再生時に、先ずGOPがデコーダに供給される場合でも、デコーダ内のバッファによって、GOPのデコード前にPCRによるタイムベースの確立が可能となることも考えられる。
【0044】
図5はこれらの点を考慮して、GOPの先頭から記録を行うようにしたものである。即ち、図5の動作フローにおいて、図2におけるステップS2 の処理を省略し、ステップS3 の処理をステップS4 ,S5 の処理の間に挿入した点が図1の実施の形態と異なる。
【0045】
このように構成された実施の形態においては、全体制御部11(図1参照)は、TSデコード部4からのパケット内にPCRが含まれるか否かは検出せず、図5のステップS4 において、パケット内にGOP先頭が含まれるか否かを検出する。GOP先頭が含まれる場合には、このGOP先頭を含むパケットを転送するメモリ8の転送先のメモリアドレスを保持する。
【0046】
次に、全体制御部11は、ステップS5 〜S7 において、GOP先頭の転送先アドレスを管理ファイルに記述する。他の作用は図1の実施の形態と同様である。
【0047】
本実施の形態においては、記録媒体9には、GOP先頭からTSストリームの記録が行われる。再生時には、記録されたGOPの先頭から読み出しが行われる。上述したように、この場合でも、読み出されたGOP先頭のパケットから順次デコードが可能である。
【0048】
このように、本実施の形態においては、図1の実施の形態と同様の効果が得られると共に、図1の実施の形態よりも一層記録に必要な容量を低減させ、再生指示から実際に表示が行われるまでの時間を短縮することができる。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、再生時に破棄される無駄なデータの記録を抑制し、再生時に映像及び音声が出力されるまでの時間を短縮することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録装置の一実施の形態を示すブロック図。
【図2】実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。
【図3】実施の形態を説明するための説明図。
【図4】実施の形態を説明するための説明図。
【図5】本発明の他の実施の形態に採用される動作フローを示すフローチャート。
【図6】従来例を示すブロック図。
【符号の説明】
4…TSデコード部、8…メモリ、9…記録媒体、11…全体制御部。
Claims (4)
- トランスポートストリームをデマルチプレクス処理してトランスポートストリームパケットを出力するトランスポートストリームデコード手段と、
前記トランスポートストリームデコード手段の出力を記憶する記憶手段と、
記録開始要求が発生した場合には、前記記憶手段に記憶されている前記トランスポートストリームパケットのうちGOPの先頭を含むパケットの直前に記憶されたPCRを含むパケットから所定の記録媒体に記録を開始する記録制御手段とを具備したことを特徴とする記録装置。 - 前記記録制御手段は、前記トランスポートストリームデコード手段の出力のうちPCRを含むパケットを前記記憶手段に転送するときの転送先アドレスを保持する第1の保持手段と、
前記トランスポートストリームデコード手段の出力のうちGOPの先頭を含むパケットを前記記憶手段に転送するときの転送先アドレスを保持する第2の保持手段と、
前記第1及び第2の保持手段が保持した転送先アドレスに基づいて、前記記憶手段からの読出しを制御するための管理ファイルを作成する管理ファイル作成手段とを具備したことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。 - トランスポートストリームをデマルチプレクス処理してトランスポートストリームパケットを出力するトランスポートストリームデコード手段と、
前記トランスポートストリームデコード手段の出力を記憶する記憶手段と、
記録開始要求が発生した場合には、前記記憶手段に記憶されている前記トランスポートストリームパケットのうちGOPの先頭を含むパケットから所定の記録媒体に記録を開始する記録制御手段とを具備したことを特徴とする記録装置。 - 前記記録制御手段は、前記トランスポートストリームデコード手段の出力のうちGOPの先頭を含むパケットを前記記憶手段に転送するときの転送先アドレスを保持する保持手段と、
前記保持手段が保持した転送先アドレスに基づいて、前記記憶手段からの読出しを制御するための管理ファイルを作成する管理ファイル作成手段とを具備したことを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
Priority Applications (1)
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JP2000131082A JP3862933B2 (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000131082A JP3862933B2 (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | 記録装置 |
Publications (2)
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JP2001313904A JP2001313904A (ja) | 2001-11-09 |
JP3862933B2 true JP3862933B2 (ja) | 2006-12-27 |
Family
ID=18640046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2000131082A Expired - Lifetime JP3862933B2 (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | 記録装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3862933B2 (ja) |
-
2000
- 2000-04-28 JP JP2000131082A patent/JP3862933B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2001313904A (ja) | 2001-11-09 |
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