JP3716160B2 - 記録再生装置、mpegの映像ストリーム記録再生装置および媒体 - Google Patents

記録再生装置、mpegの映像ストリーム記録再生装置および媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、記録再生装置、MPEGの映像ストリーム記録再生装置などにに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、MPEG(Moving Picture Experts Group)規格に準じた信号圧縮の技術が各方面で用いられており、例えばAVデータの記録再生装置などに応用されている。
【0003】
図10(a)は、MPEGトランスポートストリーム(以下、MPEG−TS)の形態に圧縮されている映像・音声データ(以下AVデータと称す)のデコーダの一般的な構成例を示す図である。
【0004】
図に示すように、ストリームデコーダ100において、トランスポートデコーダ110は、MPEG−TSの入力を受ける手段である。またAVデータデコーダ120は、トランスポートデコーダ110からの出力を受ける手段、フレームバッファ130は、AVデータデコーダ120へアクセスを行い、AVデータをディスプレイ表示が可能な形で再生するための手段である。
【0005】
次に、図10(b)は、MPEG−TSのデコードおよび再生の手順を、時間を横軸にとって示した図、また図11(a)はMPEG−TSの構成を示す図、図11(b)は、AVビットストリーム中の映像ストリームの構成を示す図である。以下、各図を参照しながら、AVデコーダ100による、MPEG−TSのデコードおよび再生動作を説明する。
【0006】
はじめに、MPEG−TSがトランスポートデコーダ110に入力すると、トランスポートデコーダ110は、図10(b)の(イ)に示すステップとして、入力したMPEG−TSからPATの検出を行う。ここでPAT(Program Association Table)とは、MPEG−TSにおいて、該MPEG−TSに記録されている番組に割り当てられた番組番号と、該番組を構成するAVデータ等のストリームを伝送するパケットのIDを示すPMT(Program Mat Table)とからなるパケットであり、図11(a)に示すように、MPEG−TS中に点在している。なお、PMTもまたMPEG−TSにてパケットとして存在している。
【0007】
トランスポートデコーダ110は、PATを検出すると、次いで図10(b)の(ロ)に示すステップとしてPMTの検出を行い、さらに場合によっては、同図(ハ)に示すステップとして、PAT、PMTの検出と並行して、CAT(Conditional Access Table)と呼ばれるIDの検出を行う。有料放送に用いられるAVデータには、専用のデコーダを持たない一般視聴者が視聴できないように予めスクランブルがかけられているが、CATはそのスクランブルを解除するための暗号解読情報を伝送するパケットのIDを示すものであり、MPEG−TS内にパケットとして存在している。
【0008】
これらPAT,PMTおよびCAT等の番組仕様情報を総称してPSI(Program Specific Information)といい、したがって図10(b)の(イ)(ロ)(ハ)に示すようなトランスポートデコーダ110の動作は、PSIの検出を行っているということができる。
【0009】
トランスポートデコーダ110によってPSIが検出されたMPEG−TSは、AVビットストリームとして、AVデータデコーダ120へ入力する。AVデータデコーダ120は、入力したMPEG−TSから、映像ストリームのデコードを行う。図11(b)に示すように、MPEGのビットストリームにおいて、映像ストリームはIフレーム、BフレームおよびPフレームの各映像フレームから構成されているものであるが、これら映像フレームの中で、最初にデコードされなければならないのはIフレームである。そこでAVデータデコーダ120は、図10(b)および図11(b)の(ニ)に示すステップにあるように、はじめにIフレームの検出を行う。Iフレームの検出が行われると、該Iフレームを起点として、MPEG−TSから、映像ストリームがデコードされる(同図(ホ)のステップ)。デコードされたAVデータは、フレームバッファへ出力される。
【0010】
フレームバッファは、AVデータデコーダから、AVデータの入力を受けるが、これをある一定量蓄積してから(図10(b)(ヘ)のステップ)、ディスプレイ等の表示機器へ出力する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、以上の動作によれば、MPEGトランスポートストリームのデコード開始から、実際にAVデータが表示されるまでには、2秒足らず程度の時間が必要となる。これはMPEG−TSを通常のAVデータにデコードする動作に起因するもので、その時間は次の二つに分けられる。一つはトランスポートデコーダにおけるPSIの検出に要する時間(PSI受信待ち時間)であり、もう一つは、AVデコーダにおけるIフレームを検出するのに要する時間(Iフレーム受信待ち時間)である。
【0012】
これらPSIの検出に要する時間およびIフレームの検出に要する時間は、MPEGトランスポートストリーム再生装置の利用者にとっては再生動作を行ってから、実際にAVデータの視聴ができるまでの待ち時間として感じられることとなり、利便性において問題となった。
【0013】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、実際に再生開始の動作を行わせてから、AVデータの視聴が可能となるまでの待ち時間を短縮して利便性を向上したMPEGトランスポートストリーム記録再生装置およびMPEGの映像ストリーム記録再生装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、第1の本発明は、番組の付加情報が離散的に含まれる所定の信号を記録するための記録手段と、
記記録手段に前記所定の信号を記録させる記録制御手段と、
記記録手段から前記所定の信号を再生させる再生制御手段と、
前記所定の信号の記録時に、前記所定の信号から前記番組の付加情報を検出する付加情報検出手段と、
前記付加情報検出手段で検出した前記番組の付加情報を前記再生制御手段で再生した前記所定の信号の先頭に付加する付加情報付加手段とを備えた記録再生装置である。
【0015】
また、第2の本発明は、番組の付加情報が離散的に含まれる所定の信号を記録するための記録手段と、
記記録手段に前記所定の信号を記録させる記録制御手段と、
記記録手段から前記所定の信号を再生させる再生制御手段と、
前記所定の信号の記録時に、前記所定の信号から前記番組の付加情報を検出する付加情報検出手段と、
前記記録制御手段に対し、前記付加情報検出手段で検出した前記番組の付加情報を、前記所定の信号の先頭に付加するように指示する付加情報付加手段とを備えた記録再生装置である。
【0016】
また、第3の本発明は、番組の付加情報が離散的に含まれる所定の信号から前記番組の付加情報を検出する付加情報検出手段と、
前記所定の信号および前記番組の付加情報を記録する記録手段と、
前記記録手段に前記所定の信号および前記番組の付加情報を記録させる記録制御手段と、
前記記録手段から前記所定の信号および前記番組の付加情報を再生させる再生制御手段と、
前記記録手段上の、前記番組の付加情報が記録された場所を番組の付加情報位置情報として管理する番組の付加情報の位置情報管理手段とを備え、
前記付加情報検出手段は、前記所定の信号記録時に番組の付加情報を検出し、
前記位置情報管理手段は、
前記所定の信号の記録時には、前記記録制御手段から、前記付加情報位置情報を取得し、
前記所定の信号の再生時には、前記付加情報位置情報に基づき、前記再生制御手段が再生した所定の信号の先頭に該番組の付加情報を付加する、記録再生装置である。
【0017】
また、第4の本発明は、番組の付加情報が離散的に含まれる所定の信号から前記番組の付加情報を検出する付加情報検出手段と、
前記所定の信号および前記番組の付加情報を記録する記録手段と、
前記記録手段に前記所定の信号および前記番組の付加情報を記録させる記録制御手段と、
前記記録手段から前記所定の信号を再生させる再生制御手段と、
前記記録手段上の、前記番組の付加情報が記録された場所を番組の付加情報位置情報として管理する番組の付加情報の位置情報管理手段とを備え、
前記付加情報検出手段は、前記記録手段に記録されている前記所定の信号から前記番組の付加情報を検出して、前記記録手段に記録させ、
前記位置情報管理手段は、
前記所定の信号の再生時に、前記番組の付加情報位置情報に基づき、前記再生制御手段が再生した前記所定の信号の先頭に該番組の付加情報を付加する、記録再生装置である。
また、第5の本発明は、前記番組の付加情報は、番組仕様情報( Program Specific Information 、以下PSI)である第1から第4のいずれかの本発明の記録再生装置である。
また、第6の本発明は、前記所定の信号はMPEGトランスポートストリームである、第5の本発明の記録再生装置である。
また、第7の本発明は、前記PSIが付加されたMPEGトランスポートストリームは、その内容が書き換えられている、第6の本発明の記録再生装置である。
また、第8の本発明は、前記PSIは巡回カウンタ値を有するものであり、
前記MPEGトランスポートストリームに付加されるPSIの巡回カウンタ値は、前記MPEGトランスポートストリームに含まれているPSIの巡回カウンタ値と連続性を保持している、第6の本発明の記録再生装置である。
また、第9の本発明は、前記付加情報付加手段に付加されるPSIの巡回カウンタ値は、前記MPEGトランスポートストリームに元から含まれているPSIの巡回カウンタ値に準じて書き換えられることにより連続性を保持する、の本発明の記録再生装置である。
また、第10の本発明は、前記MPEGトランスポートストリームに元から含まれているPSIの巡回カウンタ値は、前記付加情報付加手段に付加されるPSIの巡回カウンタ値に準じて置き換えられることにより連続性を保持する、第6の本発明の記録再生装置である。
また、第11の本発明は、前記番組の付加情報は、SI( Service Information 、以下SI)である、第1から第4のいずれかの本発明の記録再生装置である。
また、第12の本発明は、前記所定の信号はMPEGトランスポートストリームである、第11の本発明の記録再生装置である。
また、第13の本発明は、前記SIが付加されたMPEGトランスポートストリームは、その内容が書き換えられている、第12の本発明の記録再生装置である。
また、第14の本発明は、前記SIは巡回カウンタ値を有するものであり、
前記MPEGトランスポートストリームに付加されるSIの巡回カウンタ値は、前記MPEGトランスポートストリームに含まれているSIの巡回カウンタ値と連続性を保持している、第12の本発明の記録再生装置である。
また、第15の本発明は、前記付加情報付加手段に付加されるSIの巡回カウンタ値は、前記MPEGトランスポートストリームに元から含まれているSIの巡回カウンタ値に準じて書き換えられることにより連続性を保持する、第12の本発明の記録再生装置である。
また、第16の本発明は、前記MPEGトランスポートストリームに元から含まれているSIの巡回カウンタ値は、前記付加情報付加手段に付加されるSIの巡回カウンタ値に準じて置き換えられることにより連続性を保持する、記録再生装置である。
また、第17の本発明は、前記番組の付加情報は、PCR( Program Clock Reference 、以下PCR)である、第1から第4のいずれかの本発明の記録再生装置である。
また、第18の本発明は、前記所定の信号はMPEGトランスポートストリームである、第17の本発明の記録再生装置である。
また、第19の本発明は、前記PCRが付加されたMPEGトランスポートストリームは、その内容が書き換えられている、第18の本発明の記録再生装置である。
また、第20の本発明は、前記PCRは巡回カウンタ値を有するものであり、
前記MPEGトランスポートストリームに付加されるPCRの巡回カウンタ値は、前記MPEGトランスポートストリームに含まれているPCRの巡回カウンタ値と連続性を保持している、第18の本発明の記録再生装置である。
また、第21の本発明は、前記付加情報付加手段に付加されるPCRの巡回カウンタ値は、前記MPEGトランスポートストリームに元から含まれているPCRの巡回カウンタ値に準じて書き換えられることにより連続性を保持する、第18の本発明の記録再生装置である。
また、第22の本発明は、前記MPEGトランスポートストリームに元から含まれているPCRの巡回カウンタ値は、前記付加情報付加手段に付加されるPCRの巡回カウンタ値に準じて置き換えられることにより連続性を保持する、第18の本発明の記録再生装置である。
また、第23の本発明は、MPEGの映像ストリームを記録する記録手段と、
前記記録手段に前記MPEGの映像ストリームを記録させる記録制御手段と、
前記記録手段から前記MPEGの映像ストリームを再生させる再生制御手段と、
前記MPEGの映像ストリームの記録時に、前記MPEGの映像ストリーム中のIフレームの位置をIフレーム位置情報として検出するIフレーム位置情報検出手段と、
前記Iフレーム位置情報検出手段で検出した前記Iフレーム位置情報を管理するIフレーム位置情報管理手段とを備え、
前記再生制御手段は、
前記Iフレーム位置情報管理手段からIフレーム位置情報を取得して、これに基づき該Iフレームを先頭に、MPEGの映像ストリームを再生する、MPEGの映像ストリーム記録再生装置である。
また、第24の本発明は、MPEGの映像ストリーム中のIフレームの位置をIフレーム位置情報として検出するIフレーム位置情報検出手段と、
前記MPEGの映像ストリームおよび前記Iフレーム位置情報を記録する記録手段と、
前記記録手段に前記MPEGの映像ストリームおよび前記Iフレーム位置情報を記録させる記録制御手段と、
前記記録手段から前記MPEGの映像ストリームを再生させる再生制御手段と、
前記記録手段上の、前記Iフレーム位置情報の記録された場所を管理情報として管理するIフレーム位置情報管理手段と、
前記管理情報に基づき前記Iフレーム位置情報を読み出すIフレーム位置情報読み出し手段とを備え、
前記Iフレーム位置情報読み出し手段は、
MPEGの映像ストリーム再生時には、前記記録手段から前記Iフレーム位置情報を読み出して前記再生制御手段に出力し、
前記再生制御手段は、前記Iフレーム位置情報に基づいて該Iフレームを先頭に、MPEGの映像ストリーム中の映像データを再生する、MPEGの映像ストリーム記録再生装置である。
また、第25の本発明は、MPEGの映像ストリームを記録する記録手段と、
前記記録手段に前記MPEGの映像ストリームを記録させる記録制御手段と、
前記記録手段から前記MPEGの映像ストリームを再生させる再生制御手段と、
前記MPEGの映像ストリームの記録時に、前記MPEGの映像ストリーム中のIフレームの位置をIフレーム位置情報として検出するIフレーム位置情報検出手段とを備え、
前記記録制御手段は、前記Iフレーム位置情報管理手段からIフレーム位置情報を取得して、これに基づき該Iフレームより以前の映像ストリームを破棄してMPEGの映像ストリームを前記記録手段に記録させる、MPEGの映像ストリーム記録再生装置である。
また、第26の本発明は、第1の本発明の記録再生装置の、前記記録手段に前記所定の信号を記録させる記録制御手段と、前記記録手段から前記所定の信号を再生させる再生制御手段と、前記所定の信号の記録時に、前記所定の信号から前記番組の付加情報を検出する付加情報検出手段と、前記付加情報検出手段で検出した前記番組の付加情報を前記再生制御手段で再生した前記所定の信号の先頭に付加する付加情報付加手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータにより処理可能な記録媒体である。
また、第27の本発明は、第2の本発明の記録再生装置の、前記記録手段に前記所定の信号を記録させる記録制御手段と、前記記録手段から前記所定の信号を再生させる再生制御手段と、前記所定の信号の記録時に、前記所定の信号から前記番組の付加情報を検出する付加情報検出手段と、前記記録制御手段に対し、前記付加情報検出手段で検出した前記番組の付加情報を、前記所定の信号の先頭に付加するように指示する付加情報付加手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータにより処理可能な記録媒体である。
また、第28の本発明は、第3の本発明の記録再生装置の、番組の付加情報が離散的に含まれる所定の信号から前記番組の付加情報を検出する付加情報検出手段と、前記記録手段に前記所定の信号および前記番組の付加情報を記録させる記録制御手段と、前記記録手段から前記所定の信号および前記番組の付加情報を再生させる再生制御手段と、前記記録手段上の、前記番組の付加情報が記録された場所を番組の付加情報位置情報として管理する番組の付加情報の位置情報管理手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータにより処理可能な記録媒体である。
また、第29の本発明は、第4の本発明の記録再生装置の、番組の付加情報が離散的に含まれる所定の信号から前記番組の付加情報を検出する付加情報検出手段と、前記記録手段に前記所定の信号および前記番組の付加情報を記録させる記録制御手段と、前記記録手段から前記所定の信号を再生させる再生制御手段と、前記記録手段上の、前記番組の付加情報が記録された場所を番組の付加情報位置情報として管理する番組の付加情報の位置情報管理手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータにより処理可能な記録媒体である。
また、第30の本発明は、第23の本発明のMPEGの映像ストリーム記録再生装置の、前記記録手段に前記MPEGの映像ストリームを記録させる記録制御手段と、前記記録手段から前記MPEGの映像ストリームを再生させる再生制御手段と、前記MPEGの映像ストリームの記録時に、前記MPEGの映像ストリーム中のIフレームの位置をIフレーム位置情報として検出するIフレーム位置情報検出手段と、前記Iフレーム位置情報検出手段で検出した前記Iフレーム位置情報を管理するIフレーム位置情報管理手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータにより処理可能な記録媒体である。
また、第31の本発明は、第24の本発明のMPEGの映像ストリーム記録再生装置の、MPEGの映像ストリーム中のIフレームの位置をIフレーム位置情報として検出するIフレーム位置情報検出手段と、前記記録手段に前記MPEGの映像ストリームおよび前記Iフレーム位置情報を記録させる記録制御手段と、前記記録手段から前記MPEGの映像ストリームを再生させる再生制御手段と、前記記録手段上の、前記Iフレーム位置情報の記録された場所を管理情報として管理するIフレーム位置情報管理手段と、前記管理情報に基づき前記Iフレーム位置情報を読み出すIフレーム位置情報読み出し手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータにより処理可能な記録媒体である。
また、第32の本発明は、第25の本発明のMPEGの映像ストリーム記録再生装置の、前記記録手段に前記MPEGの映像ストリームを記録させる記録制御手段と、前記記録 手段から前記MPEGの映像ストリームを再生させる再生制御手段と、前記MPEGの映像ストリームの記録時に、前記MPEGの映像ストリーム中のIフレームの位置をIフレーム位置情報として検出するIフレーム位置情報検出手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータにより処理可能な記録媒体である。
【0018】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1のMPEGトランスポートストリーム記録再生装置の構成を示す図である。図に示すように、MPEGトランスポートストリーム記録再生装置10において、PSI検出手段1および記録制御手段2は、MPEGトランスポートストリーム(MPEG−TS)の入力を直接受ける手段である。また記録手段3は、記録制御手段2の制御によってMPEG−TSを記録する、HDDなどのランダムアクセス機能を有する手段である。再生制御手段4は、記録手段3に記録されたMPEG−TSを再生させる手段である。また、PSI付加手段5は、PSI検出手段1および再生制御手段4からの入力を受けて、MPEG−TSをMPEGトランスポートストリーム記録再生装置10の外部へ出力する手段である。
【0019】
以上のような構成を有する、本実施の形態1について、次にに説明を行う。
【0020】
はじめに、記録動作について説明する。記録制御手段2が、MPEG−TSを記録するよう動作を開始すると、外部からMPEG−TSの入力が行われ、該MPEG−TSは、PSI検出手段1および記録制御手段2の両方に入力する。記録制御手段2は、MPEG−TSの入力を受けると、これを記録手段3に記録する。記録手段3において、MPEG−TSは蓄積データとして保存されている。
【0021】
一方、PSI検出手段1は、MPEG−TSの入力を受けると、これを構成する各パケットから、PSIを構成するパケットである、PAT、PMTおよびCATを検出して、これらをPSIデータとして記録する。ここでPSIデータは、例えば先頭にPAT,次いでPMT,最後にCATというように、PSIを構成する各パケットを所定の順序に配列して一つにまとめたものである。また、PSI検出手段1は、PSIデータを検出する際に、PAT、PMTおよびCATのそれぞれが有する巡回カウンタの値も同時に検出する。ここで巡回カウンタはPAT,PMTおよびCATを含むMPEG−TSを構成する各種パケットにおいて、0〜15の値が付与されたデータであり、この値を連続的に検出することによりMPEG−TSは再生が行われる。
【0022】
このように、記録動作においては、記録手段3にMPEG−TSが、PSI検出手段1にPSIデータがそれぞれ記録される。
【0023】
次に、再生動作について説明する。再生制御手段4は、記録手段3に記録されているMPEG−TSを読み出し、PSI付加手段5へ出力する。また、PSI検出手段1は、PSIデータをPSI付加手段5へ出力する。
【0024】
PSI付加手段5は、再生制御手段4からMPEG−TS、PSI検出手段1からPSIデータの入力をそれぞれ受けると、MPEG−TSの先頭にPSIデータを付加する。このとき、PSI付加手段5は、PSIデータを構成するPAT、PMTおよびCATの巡回カウンタの値が、先に検出したPSIを構成するPAT、PMTおよびCATの各巡回カウンタの値に対し、連続性を保つよう加工して付加を行う。
【0025】
上記のようにして先頭にPSIデータを付加されたMPEG−TSは、MPEGトランスポートストリーム記録再生装置10の外部へ出力される。
【0026】
再生されたMPEG−TSは、従来のMPEG−TSのデコーダによってデコードされるが、この時、図2(a)に示すように、MPEG−TSの先頭には、PSIデータの形で、PSIである、PAT,PMTおよびCATが付与されているので、デコーダはこれらデータを最初に処理することになる。したがってデコーダはPMT,PAT等の検出のための動作を行う必要はなく、そのための時間が省かれていることになる。
【0027】
このように、本実施の形態1のMPEGトランスポートストリーム記録再生装置によれば、MPEG−TSの記録時に、あらかじめ記録するMPEG−TSに含まれるPSIをPSIデータとして検出しておいて、再生時には、再生するMPEG−TSの先頭に付加するようにしたことにより、デコード時にデコーダによるPSI検出の動作を省いて、再生に要する準備時間を全体として短縮することができる。
【0028】
なお、上記の説明においては、PSIを構成するPAT,PMTおよびCATの各パケットが、それぞれ単一のパケットであるものとして説明を行ったが、PAT、PMTおよびCATはそれぞれ複数のパケットから構成されている場合がある。この場合、PSI検出手段1は、PSIを検出する際に、PAT、PMTおよびCATの巡回カウンタ値とともに、これら複数のパケットの配列順序も同時に検出し、PSI付加手段5は、巡回カウンタ値と同様、パケットの配列順序の連続性を保つようにしてMPEG−TSに付加を行う。
【0029】
また、巡回カウンタ値の連続性を保つ方法としては、付加するPSIデータの有する巡回カウンタ値を、MPEG−TSに元々含まれている各PSIの巡回カウンタ値に合わせて書き換えるようにしてもよいし、付加するPSIデータの有する巡回カウンタ値に合わせて、MPEG−TSに元々含まれている各PSIを置き換えるようにしてもよい。特にこの書き換えは、前記巡回カウンタ値を連続的に変化させたPSIデータで、元MPEG−TSに含まれている全てのPSIを置き換えることにより実現される。
(実施の形態2)
は、本発明に関連する実施の形態2によるMPEGトランスポートストリーム記録再生装置の構成を示す図である。図に示すように、MPEGトランスポートストリーム記録再生装置20において、図1と同一番号は同一部で、PSI検出手段1は再生側に設けられており、再生制御手段4は、PSI付加手段5とPSI検出手段1の両方に出力を行い、PSI付加手段5は、再生制御手段4とPSI検出手段1からの入力を受けるようになっている。
【0030】
以上のような構成を有する、本実施の形態2について、次に説明を行う。
【0031】
はじめに、記録動作について説明する。記録制御手段2が、MPEG−TSを記録するよう動作を開始すると、外部からMPEG−TSの入力が行われ、該MPEG−TSは、記録制御手段2に入力する。記録制御手段2は、MPEG−TSの入力を受けると、これを記録手段3に記録する。実施の形態1と同様、記録手段3において、MPEG−TSは蓄積データとして保存されている。
【0032】
次に再生動作について説明する。再生制御手段4は、記録手段3に記録されているMPEG−TSを読み出し、PSI付加手段5およびPSI検出手段1へ出力する。
【0033】
PSI検出手段1は、MPEG−TSの入力を受けると、これから実施の形態1と同様にしてPSIを、その巡回カウンタの値とともにPSIデータとして検出し、PSI付加手段5へ出力する。
【0034】
PSI付加手段5は、再生制御手段4からMPEG−TS、PSI検出手段1からPSIデータの入力をそれぞれ受けると、MPEG−TSの先頭に、巡回カウンタの値の連続性を保つようにPSIデータを付加し、MPEGトランスポートストリーム記録再生装置10の外部へ出力する。
【0036】
なお、本実施の形態1と同様、上記の説明においては、PSIを構成するPAT,PMTおよびCATの各パケットが、それぞれ単一のパケットであるものとして説明を行ったが、PAT、PMTおよびCATはそれぞれ複数のパケットから構成されている場合がある。この場合、PSI検出手段1は、PSIを検出する際に、PAT、PMTおよびCATの巡回カウンタ値とともに、これら複数のパケットの配列順序も同時に検出し、PSI付加手段5は、巡回カウンタ値と同様、パケットの配列順序の連続性を保つようにしてMPEG−TSに付加を行う。
【0037】
また、巡回カウンタ値の連続性を保つ方法としては、付加するPSIデータの有する巡回カウンタ値を、MPEG−TSに元々含まれている各PSIの巡回カウンタ値に合わせて書き換えるようにしてもよいし、付加するPSIデータの有する巡回カウンタ値に合わせて、MPEG−TSに元々含まれている各PSIを置き換えるようにしてもよい。
(実施の形態3)
は、本実施の形態3によるMPEGトランスポートストリーム記録再生装置の構成を示す図である。図に示すように、MPEGトランスポートストリーム記録再生装置30において、図1と同一番号は同一部であり、PSI付加手段5は、PSI検出手段1からの入力を受けて、PSIデータを記録制御手段2へ出力する手段である。
【0038】
以上のような構成を有する、本実施の形態3について、次に説明を行う。
【0039】
はじめに、記録動作について説明する。記録制御手段2が、MPEG−TSを記録するよう動作を開始すると、外部からMPEG−TSの入力が行われ、該MPEG−TSは、PSI検出手段1および記録制御手段2の両方に入力する。
【0040】
次に、PSI検出手段1は、MPEG−TSの入力を受けると、これを構成する各パケットからPSIを、その巡回カウンタの値とともに検出、PSIデータとして、PSI付加手段5へ出力する。PSI付加手段5は、PSIデータの入力を受けると、これを記録制御手段2に出力し、該記録制御手段2中のMPEG−TSの先頭に、これまで入力されたMPEG−TSと巡回カウンタの値が連続するようにPSIデータを付加する。
【0041】
記録制御手段2は、MPEG−TSの入力を受けるが、これにはPSI付加手段6から入力したPSIデータが付加されている。つまり、記録制御手段2は、PSIデータが先頭に付加されたMPEG−TSを記録手段3に記録する。
【0042】
次に、再生動作は、従来のMPEG−TS記録再生装置と同様に、再生制御手段4からの制御により記録手段3からMPEG−TSを読み出すことにより行われる。ただし、記録手段3に記録されているMPEG−TSは、すでにPSIデータがその先頭に付与されているため、デコード時には、本実施の形態1や2と同様、PSI検出の動作が余分に行われることはない。
【0043】
このように、本実施の形態3によれば、デコード時にデコーダによるPSI検出の動作を省いて、再生に要する準備時間を全体として短縮することができる。
【0044】
また、あらかじめ記録手段3に記憶するMPEG−TSの段階でPSIデータを付加しておくことにより、再生時の装置の処理の負担を削減することができる。
【0045】
なお、本実施の形態1と同様、上記の説明においては、PSIを構成するPAT,PMTおよびCATの各パケットが、それぞれ単一のパケットであるものとして説明を行ったが、PAT、PMTおよびCATはそれぞれ複数のパケットから構成されている場合がある。この場合、PSI検出手段1は、PSIを検出する際に、PAT、PMTおよびCATの巡回カウンタ値とともに、これら複数のパケットの配列順序も同時に検出し、PSI付加手段5は、巡回カウンタ値と同様、パケットの配列順序の連続性を保つようにしてMPEG−TSに付加を行う。
【0046】
また、巡回カウンタ値の連続性を保つ方法としては、付加するPSIデータの有する巡回カウンタ値を、MPEG−TSに元々含まれている各PSIの巡回カウンタ値に合わせて書き換えるようにしてもよいし、付加するPSIデータの有する巡回カウンタ値に合わせて、MPEG−TSに元々含まれている各PSIを置き換えるようにしてもよい。特にこの書き換えは、前記巡回カウンタ値を連続的に変化させたPSIデータで、元MPEG−TSに含まれている全てのPSIを置き換えることにより実現される。
(実施の形態4)
は、本発明の実施の形態4によるMPEGトランスポートストリーム記録再生装置の構成を示す図である。図に示すようにMPEGトランスポートストリーム記録再生装置40において、図1と同一符号は同一部で、PSI位置情報管理手段6は、PSI検出手段1と再生制御手段4との間に配置された手段である。
【0047】
以上のような構成を有する、本実施の形態4について、次に説明を行う。
【0048】
はじめに、記録動作について説明する。記録制御手段2が、MPEG−TSを記録するよう動作を開始すると、外部からMPEG−TSの入力が行われ、該MPEG−TSは、これをPSI検出手段1および記録制御手段2の両方に入力する。
【0049】
次に、PSI検出手段1は、MPEG−TSの入力を受けると、これを構成する各パケットからPSIをその巡回カウンタの値とともに検出、PSIデータとして、記録制御手段2へ出力する。
【0050】
記録制御手段2は、MPEG−TSと、PSIデータとの入力を受けると、これらを記録手段3に記憶する。このとき、PSI位置情報管理手段6は、記録制御手段2にアクセスして、記録制御手段2がPSIデータを記録した、記録手段内の位置を、PSI位置情報として取得する。
【0051】
上記の記録動作では、記録手段3にMPEG−TSおよびPSIデータが、またPSI位置情報管理手段6には、PSI位置情報がそれぞれ記憶されたことになる。
【0052】
次に、再生動作について説明する。再生制御手段4は、記録手段3に記録されているMPEG−TSおよびPSIデータを読み出す。ただし、この段階で、MPEG−TSとPSIデータとは、その内容は区別されること無く、一様なデジタルデータとして出力されている。
【0053】
次に、PSI位置情報管理手段6は、再生制御手段4にアクセスし、PSI位置情報に基づき、再生制御手段4にて処理中のデジタルデータから、PSIデータが記録されている場所を検出する。次いでPSI位置情報管理手段6は、PSIデータの場所を検出すると、該場所からPSIデータを取り出して、元々のデジタルデータ中のMPEG−TSの先頭に、巡回カウンタの値の連続性を保つように付加し、これまで入力されたMPEG−TSと連続したトランスポートストリームとなるようにする。
【0054】
最後に、再生制御手段4は、PSIデータを先頭部分に付加し、データが一部修正されたMPEG−TSを、MPEGトランスポートストリーム記録再生装置10の外部へ出力する。
【0055】
このように、本実施の形態4のMPEGトランスポートストリーム記録再生装置によれば、MPEG−TSの再生時に、MPEG−TSに含まれるPSIをPSIデータとして検出して、MPEG−TSの先頭に付加するようにしたことにより、PSI検出手段からPSIデータを記録する必要をなくして、MPEG−TSの再生に要する準備時間を全体として短縮することができるとともに、PSIデータを記録手段に記憶させることでデータ管理の利便性を高めることができる。
【0056】
なお、本実施の形態1と同様、上記の説明においては、PSIを構成するPAT,PMTおよびCATの各パケットが、それぞれ単一のパケットであるものとして説明を行ったが、PAT、PMTおよびCATはそれぞれ複数のパケットから構成されている場合がある。この場合、PSI検出手段1は、PSIを検出する際に、PAT、PMTおよびCATの巡回カウンタ値とともに、これら複数のパケットの配列順序も同時に検出し、PSI位置情報管理手段6は、巡回カウンタ値と同様、パケットの配列順序の連続性を保つようにしてMPEG−TSに付加を行う。
【0057】
また、巡回カウンタ値の連続性を保つ方法としては、付加するPSIデータの有する巡回カウンタ値を、MPEG−TSに元々含まれている各PSIの巡回カウンタ値に合わせて書き換えるようにしてもよいし、付加するPSIデータの有する巡回カウンタ値に合わせて、MPEG−TSに元々含まれている各PSIを置き換えるようにしてもよい。
(実施の形態5)
は、本発明の実施の形態5によるMPEGトランスポートストリーム記録再生装置の構成を示す図である。図に示すようにMPEGトランスポートストリーム記録再生装置50において、図1および図と同一符号は同一部であるが、PSI検出手段1およびPSI位置情報管理手段6は、記録手段3と再生制御手段4との間に、MPEG−TSの経路とは別の経路を作るように接続されている。
【0058】
以上のような構成を有する、本実施の形態4について、次に説明を行う。
【0059】
はじめに、記録動作について説明する。記録制御手段2が、MPEG−TSを記録するよう動作を開始すると、外部からMPEG−TSの入力が行われ、該MPEG−TSは、これを記録制御手段2に入力する。記録手段3は、MPEG−TSの入力をうけると、これを記録手段3に記録する。ここまでの動作は、従来のMPEG−TS記録再生装置の動作と同様である。
【0060】
次に、PSI検出手段1は、記録手段3にアクセスして、該記録手段3に記憶されているMPEG−TSからPSIをその巡回カウンタの値とともに検出して、これをPSIデータとして記録手段3へ書込むとともに、PSIデータが記憶されている記録手段3の中の位置を検出して、この位置をPSI位置情報として、PSI位置情報管理手段6に入力する。PSI位置情報管理手段は、入力されたPSI位置情報を格納しておく。
【0061】
次に、再生動作について説明する。再生制御手段4は、記録手段3に記録されているMPEG−TSを読み出す。一方、PSI位置情報管理手段6は、再生手段3にアクセスし、PSI位置情報に基づき、再生制御手段4にて処理中のMPWG−TSから、PSIデータが記録されている場所を検出して、該場所からPSIデータを取り出して、元々のデジタルデータ中のMPEG−TSの先頭に、巡回カウンタの値の連続性を保つように付加し、これまで入力されたMPEG−TSと連続したトランスポートストリームとなるようにする。
【0062】
最後に、再生制御手段4は、PSIデータを先頭部分に付加し、データを一部修正したMPEG−TSを、MPEGトランスポートストリーム記録再生装置10の外部へ出力する。
【0063】
このように、本実施の形態5のMPEGトランスポートストリーム記録再生装置によれば、MPEG−TSの再生時に、MPEG−TSに含まれるPSIをPSIデータとして検出して、MPEG−TSの先頭に付加するようにしたことにより、PSI検出手段からPSIデータを記録する必要をなくして、MPEG−TSの再生に要する準備時間を全体として短縮することができるとともに、PSI検出の動作を、記録や再生とは別個に、すなわち記録制御手段2や再生制御手段4の動作と独立して行うことができる。
【0064】
なお、本実施の形態4と同様、上記の説明においては、PSIを構成するPAT,PMTおよびCATの各パケットが、それぞれ単一のパケットであるものとして説明を行ったが、PAT、PMTおよびCATはそれぞれ複数のパケットから構成されている場合がある。この場合、PSI検出手段1は、PSIを検出する際に、PAT、PMTおよびCATの巡回カウンタ値とともに、これら複数のパケットの配列順序も同時に検出し、PSI位置情報管理手段6は、巡回カウンタ値と同様、パケットの配列順序の連続性を保つようにしてMPEG−TSに付加を行う。
【0065】
また、巡回カウンタ値の連続性を保つ方法としては、付加するPSIデータの有する巡回カウンタ値を、MPEG−TSに元々含まれている各PSIの巡回カウンタ値に合わせて書き換えるようにしてもよいし、付加するPSIデータの有する巡回カウンタ値に合わせて、MPEG−TSに元々含まれている各PSIを置き換えるようにしてもよい。
【0066】
なお、以上の実施の形態1〜5においては、記録再生の対象信号として、MPEGトランスポートストリームを選んだが、本発明ではこれに限らず、DSS(米国のディジタルTVで放送されている形式)など、要するに、本発明の記録再生の対象信号は、番組の付加情報が離散的に含まれる所定の信号でありさえすればよい。
【0067】
また、以上の実施の形態1〜5においては、PSIを含むMPEGトランスポートストリームを例にとって説明したが、PSIに換えて、PCR(Program Clock Reference)を扱う場合にも(図12参照)、上記実施の形態1〜5は適用可能である。 そのPCRを用いた実施の形態の図面と説明は、上記実施の形態1〜5における各図面と対応説明におけるPSIをPCRに置き換えれば、容易にわかるので、その図面と、説明は省略する。
【0068】
また、以上の実施の形態1〜5においては、PSIを含むMPEGトランスポートストリームを例にとって説明したが、PSIに換えて、SI(Service Information)を扱う場合にも(図13参照)、上記実施の形態1〜5は適用可能である。 そのSIを用いた実施の形態の図面と説明は、上記実施の形態1〜5における各図面と対応説明におけるPSIをSIに置き換えれば、容易にわかるので、その図面と、説明は省略する。
(実施の形態6)
は、本発明の実施の形態6の映像ストリーム記録再生装置の構成を示す図である。図に示すように、MPEGの映像ストリーム記録再生装置60において、Iフレーム位置情報検出手段11および記録制御手段2は、映像ストリームの入力を直接受ける手段である。また記録手段3は、記録制御手段2の制御によって映像ストリームを記録する手段、再生制御手段4は、記録手段3に記録された映像ストリームを再生させる手段、Iフレーム位置情報管理手段12は、Iフレーム位置情報検出手段11および記録制御手段2からの入力を受けて、映像ストリームを映像ストリーム記録再生装置60の外部へ出力する手段である。
【0069】
以上のような構成を有する、本実施の形態6について、次に説明を行う。
【0070】
はじめに、記録動作について説明する。記録制御手段2が、映像ストリームを記録するよう動作を開始すると、外部から映像ストリームの入力が行われ、該映像ストリームは、Iフレーム位置情報検出手段11および記録制御手段2の両方に入力する。記録制御手段2は、映像ストリームの入力を受けると、これを記録手段3に記録する。記録手段3において、映像ストリームは蓄積データとして保存されている。
【0071】
一方、Iフレーム位置情報検出手段11は、映像ストリームの入力を受けると、この映像ストリーム中のIフレームの位置を検出して、これをIフレーム位置情報として、Iフレーム位置情報管理手段12へ入力する。
【0072】
Iフレーム位置情報管理手段は、Iフレーム位置情報検出手段11からIフレーム位置情報の入力をうけると、これと、記録制御手段2から情報を取得して、前記Iフレーム位置情報が、記録手段3に記憶された映像データのどの位置にあるかを検知するとともに、この記録手段3上におけるIフレーム位置情報の記憶位置を管理する。
【0073】
このように、記録動作においては、記録手段3には映像ストリームが、Iフレーム位置情報管理手段12には記録手段3上のIフレーム位置情報の記憶位置が、それぞれ記憶される。
【0074】
次に、再生動作について説明する。再生制御手段4は、記録手段3に記録されている映像ストリームを読み出す。さらに、再生制御手段4は、Iフレーム位置情報検出手段11が管理しているIフレーム位置情報の記憶位置を取得して、記録手段3から入力した映像ストリームから、Iフレームの位置を検知し、該Iフレームを先頭にした映像ストリームを、映像ストリーム記録再生装置60の外部へ出力する。
【0075】
再生された映像ストリームは、従来の映像ストリームのデコーダによってデコードされるが、この時、図2(b)に示すように、映像ストリーム記録再生装置60によって処理された映像ストリームは、Iフレームを先頭にデコーダに入力されているため、デコーダによるIフレーム検出の動作は省かれることになる。
【0076】
このように、本実施の形態6のMPEGトランスポートストリーム記録再生装置によれば、映像ストリームの記録時に、あらかじめ記録する映像ストリームのに含まれるIフレームをIフレーム位置情報として検出しておいて、再生時には、このIフレームを先頭に映像ストリームを出力させるようにしたことにより、デコード時にデコーダによるIフレーム検出の動作を省いて、再生に要する準備時間を全体として短縮することができる。
(実施の形態7)
は、本発明の実施の形態7の映像ストリーム記録再生装置の構成を示す図である。図に示すように、映像ストリーム記録再生装置70において、図と同一符号は同一部または同一手段である。Iフレーム位置情報検出手段11および記録制御手段2は、映像ストリームの入力を直接受ける手段で、さらにIフレーム位置情報検出手段11は、記録制御手段2に入力を行う手段、Iフレーム位置情報読み出し手段13は、記録手段3にアクセスするとともに、再生制御手段4に入力を行う手段である。
【0077】
以上のような構成を有する、本実施の形態について、次に説明を行う。
【0078】
はじめに、記録動作について説明する。記録制御手段2が、映像ストリームを記録するよう動作を開始すると、外部から映像ストリームの入力が行われ、該映像ストリームは、Iフレーム位置情報検出手段11および記録制御手段2の両方に入力する。
【0079】
次に、Iフレーム位置情報検出手段11は、映像ストリームの入力を受けると、この映像データ中のIフレームの位置を検出して、これをIフレーム位置情報として、記録制御手段2へ入力する。
【0080】
記録制御手段2は、映像ストリームと、上記Iフレーム位置情報との入力を受けると、両者を記録手段3に記録する。記録手段3において、映像ストリームおよびIフレーム位置情報は蓄積データとして保存されている。
【0081】
次に再生動作を説明する。再生制御手段4は、記録手段3に記録されている映像ストリームを読み出す。
【0082】
一方、Iフレーム位置情報読み出し手段13も記録手段3にアクセスし、Iフレーム位置情報を取得して、再生制御手段4へ入力する。
【0083】
再生制御手段4は、上記のIフレーム位置情報の入力を受けると、これに基づき、記録手段3から読み出した映像ストリームから、Iフレームの位置を検知し、該Iフレームが先頭に位置するように、映像ストリームを映像ストリーム記録再生装置70の外部へ出力する。
【0084】
再生された映像ストリームは、従来の映像ストリームのデコーダによってデコードされるが、本実施の形態6と同様、映像ストリームは、Iフレームを先頭にデコーダに入力されるため、デコーダによるIフレーム検出の動作は省かれる。
【0085】
このように、本実施の形態7の映像ストリーム記録再生装置によれば、映像ストリームの記録時に、あらかじめ記録する映像ストリームのに含まれるIフレームをIフレーム位置情報として検出、記録手段に記録しておき、Iフレーム位置情報と映像ストリームとを再生して、Iフレームを先頭に映像ストリームを出力させるようにしたことにより、デコード時にデコーダによるIフレーム検出の動作を省いて、再生に要する準備時間を全体として短縮することができる。
(実施の形態8)
は、本発明の実施の形態8の映像ストリーム記録再生装置の構成を示す図である。図に示すように、図と同一符号は同一部または同一手段である。このような構成を有する、本実施の形態について、次に説明を行う。
【0086】
はじめに、記録動作について説明する。記録制御手段2が、映像ストリームを記録するよう動作を開始すると、外部から映像ストリームの入力が行われ、該映像ストリームは、Iフレーム位置情報検出手段11および記録制御手段2の両方に入力する。
【0087】
Iフレーム位置情報検出手段11は、映像ストリームの入力を受けると、この映像ストリームからIフレームの位置をIフレーム位置情報として検出し、このIフレーム位置情報を含む記録開始信号を生成し、これを記録制御手段2へ入力する。
【0088】
一方、記録制御手段2は、映像ストリームおよび記録開始信号の入力を受けると、記録開始信号に含まれるIフレーム位置情報に基づいて、入力した映像ストリームからIフレームを検知して、このIフレーム以後の映像ストリームを記録手段3に記録する。また記録制御手段2は、上記Iフレームより前にある映像ストリームは破棄して、記録手段3には記録しない。
【0089】
このように、記録動作においては、記録手段3にはIフレーム位置情報検出手段が検出したIフレーム以後の映像ストリームが記憶されることになる。
【0090】
次に、再生動作とデコードは、従来の映像ストリーム記録再生装置と同様にして行われるが、本実施の形態6および7と同様、映像ストリームは、Iフレームを先頭にした構成となっているため、デコーダによるIフレーム検出の動作は省かれることになる。
【0091】
このように、本実施の形態8の映像ストリーム記録再生装置によれば、映像ストリームの記録時に、あらかじめ記録する映像ストリームに含まれるIフレームをIフレーム位置情報として検出しておいて、記録時には、このIフレームを先頭に映像ストリームを記録するようにしたことにより、デコード時にデコーダによるIフレーム検出の動作を省いて、再生に要する準備時間を全体として短縮することができる。
【0092】
なお、本発明の各実施の形態においては、PSIの検出を行うMPEGトランスポートストリーム記録再生装置と、Iフレームの検出を行うMPEGの映像ストリーム記録再生装置とをそれぞれ別個の装置として説明を行ったが、これらの各実施の形態は、記録手段3を共通として、各部および各手段の組み合わせを任意に行った構成としてもよく、この場合はMPEG−TSのデコードに要する時間をさらに短縮することが可能となる。
【0093】
また、本発明の各実施の形態においては、PSI検出手段1、記録制御手段2、再生制御手段4、PSI付加手段5、Iフレーム位置情報検出手段11、Iフレーム位置情報管理手段12、Iフレーム位置情報読み出し手段13の動作は、ハードウェア的に実現するものとして説明を行ったが、これはコンピュータを用いてプログラムの働きにより、ソフトウェア的に実現してもよい。
【0094】
また、本発明の各実施の形態においては、本発明のMPEGトランスポートストリーム記録再生装置またはMPEGの映像ストリーム記録再生装置を中心に説明したが、本発明は、上述した本発明の全部又は一部の手段の全部又は一部の機能をコンピュータにより実行させるためのプログラム及び/又はデータを担持した媒体であり、コンピュータにより読み取り可能且つ、読み取られた前記プログラム及び/又はデータが前記コンピュータと協動して前記機能を実行する媒体である。
【0095】
ここにデータとは、データ構造、データフォーマット、データの種類などを含む。
【0096】
媒体とは、ROM等の記録媒体、インターネット等の伝送媒体、光・電波・音波等の伝送媒体を含む。
【0097】
担持した媒体とは、例えば、プログラム及び/又はデータを記録した記録媒体、やプログラム及び/又はデータを伝送する伝送媒体等をふくむ。
【0098】
コンピュータにより処理可能とは、例えば、ROMなどの記録媒体の場合であれば、コンピュータにより読みとり可能であることであり、伝送媒体の場合であれば、伝送対象となるプログラム及び/又はデータが伝送の結果として、コンピュータにより取り扱えることであることを含む。
【0099】
情報集合体とは、例えば、プログラム及び/又はデータ等のソフトウエアを含むものである。
【0100】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、デコード時の、PSI又はPCRの検出の時間を省いた、高速なデータの再生を実現することができる。
【0101】
また、本発明によれば、デコード時の、Iフレームの検出の時間を省いた、高速なデータの再生を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるMPEGトランスポートストリーム記録再生装置の構成を示す図である。
【図2】(a)本発明のMPEGトランスポートストリーム記録再生装置により処理されたMPEG−TSの構成を示す図である。
(b)本発明のMPEGの映像ストリーム記録再生装置により処理された映像ストリームの構成を示す図である。
【図3】 本発明に関連する実施の形態2によるMPEGトランスポートストリーム記録再生装置の構成を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態3によるMPEGトランスポートストリーム記録再生装置の構成を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態4によるMPEGトランスポートストリーム記録再生装置の構成を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態5によるMPEGトランスポートストリーム記録再生装置の構成を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態6によるMPEGの映像ストリーム記録再生装置の構成を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態7によるMPEGの映像ストリーム記録再生装置の構成を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態8によるMPEGの映像ストリーム記録再生装置の構成を示す図である。
【図10】(a)従来の技術によるストリームデコーダの構成を示す図である。
(b)AVデータデコーダによるMPEG−TSのデコードの様子を示す流れ図である。
【図11】(a)ストリームデコーダ上で処理されるMPEG−TSの構成を示す図である。
(b)ストリームデコーダ上で処理される映像ストリームの構成を示す図である。
【図12】MPEGトランスポートストリームにおけるPCRの存在を示す図である。
【図13】MPEGトランスポートストリームにおけるSIの存在を示す図である。
【符号の説明】
1 PSI又はSI検出手段
2 記録制御手段
3 記録手段
4 再生制御手段
5 PSI又はSI付加手段
6 PSI又はSI位置情報管理手段
10,20,30,40,50 MPEGトランスポートストリーム記録再生装置
11 Iフレーム位置情報検出手段
12 Iフレーム位置情報管理手段
13 Iフレーム位置情報読み出し手段
60,70,80 映像ストリーム記録再生装置
100 ストリームデコーダ
110 トランスポートデコーダ
120 AVデータデコーダ
130 フレームバッファ

Claims (32)

  1. 番組の付加情報が離散的に含まれる所定の信号を記録するための記録手段と、
    記記録手段に前記所定の信号を記録させる記録制御手段と、
    記記録手段から前記所定の信号を再生させる再生制御手段と、
    前記所定の信号の記録時に、前記所定の信号から前記番組の付加情報を検出する付加情報検出手段と、
    前記付加情報検出手段で検出した前記番組の付加情報を前記再生制御手段で再生した前記所定の信号の先頭に付加する付加情報付加手段とを備えた記録再生装置。
  2. 番組の付加情報が離散的に含まれる所定の信号を記録するための記録手段と、
    記記録手段に前記所定の信号を記録させる記録制御手段と、
    記記録手段から前記所定の信号を再生させる再生制御手段と、
    前記所定の信号の記録時に、前記所定の信号から前記番組の付加情報を検出する付加情報検出手段と、
    前記記録制御手段に対し、前記付加情報検出手段で検出した前記番組の付加情報を、前記所定の信号の先頭に付加するように指示する付加情報付加手段とを備えた記録再生装置。
  3. 番組の付加情報が離散的に含まれる所定の信号から前記番組の付加情報を検出する付加情報検出手段と、
    前記所定の信号および前記番組の付加情報を記録する記録手段と、
    前記記録手段に前記所定の信号および前記番組の付加情報を記録させる記録制御手段と、
    前記記録手段から前記所定の信号および前記番組の付加情報を再生させる再生制御手段と、
    前記記録手段上の、前記番組の付加情報が記録された場所を番組の付加情報位置情報として管理する番組の付加情報の位置情報管理手段とを備え、
    前記付加情報検出手段は、前記所定の信号記録時に番組の付加情報を検出し、
    前記位置情報管理手段は、
    前記所定の信号の記録時には、前記記録制御手段から、前記付加情報位置情報を取得し、
    前記所定の信号の再生時には、前記付加情報位置情報に基づき、前記再生制御手段が再生した所定の信号の先頭に該番組の付加情報を付加する、記録再生装置。
  4. 番組の付加情報が離散的に含まれる所定の信号から前記番組の付加情報を検出する付加情報検出手段と、
    前記所定の信号および前記番組の付加情報を記録する記録手段と、
    前記記録手段に前記所定の信号および前記番組の付加情報を記録させる記録制御手段と、
    前記記録手段から前記所定の信号を再生させる再生制御手段と、
    前記記録手段上の、前記番組の付加情報が記録された場所を番組の付加情報位置情報として管理する番組の付加情報の位置情報管理手段とを備え、
    前記付加情報検出手段は、前記記録手段に記録されている前記所定の信号から前記番組の付加情報を検出して、前記記録手段に記録させ、
    前記位置情報管理手段は、
    前記所定の信号の再生時に、前記番組の付加情報位置情報に基づき、前記再生制御手段が再生した前記所定の信号の先頭に該番組の付加情報を付加する、記録再生装置。
  5. 前記番組の付加情報は、番組仕様情報( Program Specific Information 、以下PSI)である請求項1から4のいずれかに記載の記録再生装置。
  6. 前記所定の信号はMPEGトランスポートストリームである、請求項に記載の記録再生装置。
  7. 前記PSIが付加されたMPEGトランスポートストリームは、その内容が書き換えられている、請求項6に記載の記録再生装置。
  8. 前記PSIは巡回カウンタ値を有するものであり、
    前記MPEGトランスポートストリームに付加されるPSIの巡回カウンタ値は、前記MPEGトランスポートストリームに含まれているPSIの巡回カウンタ値と連続性を保持している、請求項6に記載の記録再生装置。
  9. 前記付加情報付加手段に付加されるPSIの巡回カウンタ値は、前記MPEGトランスポートストリームに元から含まれているPSIの巡回カウンタ値に準じて書き換えられることにより連続性を保持する、請求項に記載の記録再生装置。
  10. 前記MPEGトランスポートストリームに元から含まれているPSIの巡回カウンタ値は、前記付加情報付加手段に付加されるPSIの巡回カウンタ値に準じて置き換えられることにより連続性を保持する、請求項6に記載の記録再生装置。
  11. 前記番組の付加情報は、SI( Service Information 、以下SI)である、請求項1から4のいずれかに記載の記録再生装置。
  12. 前記所定の信号はMPEGトランスポートストリームである、請求項11に記載の記録再生装置。
  13. 記SIが付加されたMPEGトランスポートストリームは、その内容が書き換えられている、請求項12に記載の記録再生装置。
  14. 前記SIは巡回カウンタ値を有するものであり、
    前記MPEGトランスポートストリームに付加されるSIの巡回カウンタ値は、前記MPEGトランスポートストリームに含まれているSIの巡回カウンタ値と連続性を保持している、請求項12に記載の記録再生装置。
  15. 前記付加情報付加手段に付加されるSIの巡回カウンタ値は、前記MPEGトランスポートストリームに元から含まれているSIの巡回カウンタ値に準じて書き換えられることにより連続性を保持する、請求項12に記載の記録再生装置。
  16. 記MPEGトランスポートストリームに元から含まれているSIの巡回カウンタ値は、前記付加情報付加手段に付加されるSIの巡回カウンタ値に準じて置き換えられることにより連続性を保持する、記録再生装置。
  17. 前記番組の付加情報は、PCR( Program Clock Reference 、以下PCR)である、請求項1から4のいずれかに記載の記録再生装置。
  18. 前記所定の信号はMPEGトランスポートストリームである、請求項17に記載の記録再生装置。
  19. 前記PCRが付加されたMPEGトランスポートストリームは、その内容が書き換えられている、請求項18に記載の記録再生装置。
  20. 前記PCRは巡回カウンタ値を有するものであり、
    前記MPEGトランスポートストリームに付加されるPCRの巡回カウンタ値は、前記MPEGトランスポートストリームに含まれているPCRの巡回カウンタ値と連続性を保持している、請求項18に記載の記録再生装置。
  21. 前記付加情報付加手段に付加されるPCRの巡回カウンタ値は、前記MPEGトランスポートストリームに元から含まれているPCRの巡回カウンタ値に準じて書き換えられることにより連続性を保持する、請求項18に記載の記録再生装置。
  22. 前記MPEGトランスポートストリームに元から含まれているPCRの巡回カウンタ値は、前記付加情報付加手段に付加されるPCRの巡回カウンタ値に準じて置き換えられることにより連続性を保持する、請求項18に記載の記録再生装置。
  23. MPEGの映像ストリームを記録する記録手段と、
    前記記録手段に前記MPEGの映像ストリームを記録させる記録制御手段と、
    前記記録手段から前記MPEGの映像ストリームを再生させる再生制御手段と、
    前記MPEGの映像ストリームの記録時に、前記MPEGの映像ストリーム中のIフレームの位置をIフレーム位置情報として検出するIフレーム位置情報検出手段と、
    前記Iフレーム位置情報検出手段で検出した前記Iフレーム位置情報を管理するIフレ ーム位置情報管理手段とを備え、
    前記再生制御手段は、
    前記Iフレーム位置情報管理手段からIフレーム位置情報を取得して、これに基づき該Iフレームを先頭に、MPEGの映像ストリームを再生する、MPEGの映像ストリーム記録再生装置。
  24. MPEGの映像ストリーム中のIフレームの位置をIフレーム位置情報として検出するIフレーム位置情報検出手段と、
    前記MPEGの映像ストリームおよび前記Iフレーム位置情報を記録する記録手段と、
    前記記録手段に前記MPEGの映像ストリームおよび前記Iフレーム位置情報を記録させる記録制御手段と、
    前記記録手段から前記MPEGの映像ストリームを再生させる再生制御手段と、
    前記記録手段上の、前記Iフレーム位置情報の記録された場所を管理情報として管理するIフレーム位置情報管理手段と、
    前記管理情報に基づき前記Iフレーム位置情報を読み出すIフレーム位置情報読み出し手段とを備え、
    前記Iフレーム位置情報読み出し手段は、
    MPEGの映像ストリーム再生時には、前記記録手段から前記Iフレーム位置情報を読み出して前記再生制御手段に出力し、
    前記再生制御手段は、前記Iフレーム位置情報に基づいて該Iフレームを先頭に、MPEGの映像ストリーム中の映像データを再生する、MPEGの映像ストリーム記録再生装置。
  25. MPEGの映像ストリームを記録する記録手段と、
    前記記録手段に前記MPEGの映像ストリームを記録させる記録制御手段と、
    前記記録手段から前記MPEGの映像ストリームを再生させる再生制御手段と、
    前記MPEGの映像ストリームの記録時に、前記MPEGの映像ストリーム中のIフレームの位置をIフレーム位置情報として検出するIフレーム位置情報検出手段とを備え、
    前記記録制御手段は、前記Iフレーム位置情報管理手段からIフレーム位置情報を取得して、これに基づき該Iフレームより以前の映像ストリームを破棄してMPEGの映像ストリームを前記記録手段に記録させる、MPEGの映像ストリーム記録再生装置。
  26. 請求項1に記載の記録再生装置の、前記記録手段に前記所定の信号を記録させる記録制御手段と、前記記録手段から前記所定の信号を再生させる再生制御手段と、前記所定の信号の記録時に、前記所定の信号から前記番組の付加情報を検出する付加情報検出手段と、前記付加情報検出手段で検出した前記番組の付加情報を前記再生制御手段で再生した前記所定の信号の先頭に付加する付加情報付加手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータにより処理可能な記録媒体。
  27. 請求項2に記載の記録再生装置の、前記記録手段に前記所定の信号を記録させる記録制御手段と、前記記録手段から前記所定の信号を再生させる再生制御手段と、前記所定の信号の記録時に、前記所定の信号から前記番組の付加情報を検出する付加情報検出手段と、前記記録制御手段に対し、前記付加情報検出手段で検出した前記番組の付加情報を、前記所定の信号の先頭に付加するように指示する付加情報付加手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータにより処理可能な記録媒体。
  28. 請求項3に記載の記録再生装置の、番組の付加情報が離散的に含まれる所定の信号から前記番組の付加情報を検出する付加情報検出手段と、前記記録手段に前記所定の信号および前記番組の付加情報を記録させる記録制御手段と、前記記録手段から前記所定の信号および前記番組の付加情報を再生させる再生制御手段と、前記記録手段上の、前記番組の付加情報が記録された場所を番組の付加情報位置情報として管理する番組の付加情報の位置情報管理手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータにより処理可能な記録媒体。
  29. 請求項4に記載の記録再生装置の、番組の付加情報が離散的に含まれる所定の信号から前記番組の付加情報を検出する付加情報検出手段と、前記記録手段に前記所定の信号および前記番組の付加情報を記録させる記録制御手段と、前記記録手段から前記所定の信号を再生させる再生制御手段と、前記記録手段上の、前記番組の付加情報が記録された場所を番組の付加情報位置情報として管理する番組の付加情報の位置情報管理手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータにより処理可能な記録媒体。
  30. 請求項23に記載のMPEGの映像ストリーム記録再生装置の、前記記録手段に前記MPEGの映像ストリームを記録させる記録制御手段と、前記記録手段から前記MPEGの映像ストリームを再生させる再生制御手段と、前記MPEGの映像ストリームの記録時に、前記MPEGの映像ストリーム中のIフレームの位置をIフレーム位置情報として検出するIフレーム位置情報検出手段と、前記Iフレーム位置情報検出手段で検出した前記Iフレーム位置情報を管理するIフレーム位置情報管理手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータにより処理可能な記録媒体。
  31. 請求項24に記載のMPEGの映像ストリーム記録再生装置の、MPEGの映像ストリーム中のIフレームの位置をIフレーム位置情報として検出するIフレーム位置情報検出手段と、前記記録手段に前記MPEGの映像ストリームおよび前記Iフレーム位置情報を記録させる記録制御手段と、前記記録手段から前記MPEGの映像ストリームを再生させる再生制御手段と、前記記録手段上の、前記Iフレーム位置情報の記録された場所を管理情報として管理するIフレーム位置情報管理手段と、前記管理情報に基づき前記Iフレーム位置情報を読み出すIフレーム位置情報読み出し手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータにより処理可能な記録媒体。
  32. 請求項25に記載のMPEGの映像ストリーム記録再生装置の、前記記録手段に前記MPEGの映像ストリームを記録させる記録制御手段と、前記記録手段から前記MPEGの映像ストリームを再生させる再生制御手段と、前記MPEGの映像ストリームの記録時に、前記MPEGの映像ストリーム中のIフレームの位置をIフレーム位置情報として検出するIフレーム位置情報検出手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータにより処理可能な記録媒体。
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