JP2005308393A - 冷凍装置及び冷凍装置の冷媒量検出方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 空気調和装置1は、主冷媒回路10と、液面検出回路30とを備えている。主冷媒回路10は、ガス冷媒を圧縮する圧縮機21と、熱源側熱交換器24と、液冷媒を溜めるレシーバ26と、利用側熱交換器52とを含んでいる。液面検出回路30は、レシーバ26の第1所定位置L1からレシーバ26内の冷媒の一部を取り出して、減圧及び加熱を行い、冷媒温度を測定した後に、圧縮機21の吸入側に戻すことができるように設けられ、レシーバ26内の液面が第1所定位置L1になったことを検出する。
【選択図】 図1
Description
この空気調和装置では、現地において、各ユニット及び配管を据え付けた後、試運転時に冷媒連絡配管の長さに応じて必要な量の冷媒を充填するようにしている。この際、冷媒連絡配管の長さは、空気調和装置の設置場所によって様々であるため、必要量の冷媒が充填されているかどうかの判定は、現地における充填作業時の判断に委ねられている。このため、冷媒の充填量が充填作業の作業レベルに依存せざるを得なくなっている。
利用ユニット5は、主に、利用側膨張弁51と、利用側熱交換器52とを有している。利用側膨張弁51は、冷媒圧力の調節や冷媒流量の調節を行うために、利用側熱交換器52の液側に接続された電動膨張弁である。利用側熱交換器52は、クロスフィン式の熱交換器であり、室内の空気と熱交換を行うための機器である。本実施形態において、利用ユニット5は、ユニット内に室内の空気を取り込み、送り出すためのファン(図示せず)を備えており、室内の空気と利用側熱交換器52を流れる冷媒との熱交換を行わせることが可能である。
まず、主冷媒回路10を冷房運転の回路構成にする。冷房運転時は、四路切換弁23が図10の実線で示される状態、すなわち、圧縮機21の吐出側が熱源側熱交換器24のガス側に接続され、かつ、圧縮機21の吸入側が利用側熱交換器52のガス側に接続された状態となっている。また、液側仕切弁27、ガス側仕切弁28及び熱源側膨張弁25aは開にされ、利用側膨張弁51は冷媒を減圧するように開度調節されている。
次に、上記の冷媒充填運転を行いながら、液面検出回路930の開閉機構931aを開けて、レシーバ26の第1所定位置L1から冷媒の一部を取り出し、減圧機構931bによって減圧し、温度検出機構32によって減圧後の冷媒温度を測定した後に、圧縮機21の吸入側に戻すような運転を行う。
例えば、作動冷媒をR410Aに変更した場合、図14に示すように、R410AがR407Cに比べて沸点が低いために、冷房運転する際の冷媒の熱源側熱交換器24における凝縮温度を、R407Cを使用する場合と同様の50℃とすると、その熱源側熱交換器24における凝縮圧力、すなわち、圧縮機21の吐出圧力Pd'を約3.0MPaとなる。この条件において、冷房運転時の冷凍サイクルを図14に描くと、点A'、B'、C'及びD'を結ぶ線となる。ここで、注目すべき点は、線分B'C'と気相線とが交わる点E'における気相線の傾きである。図12及び図13に示すように、作動冷媒としてR407Cを使用する場合には、線分BCと気相線とが交わる点Eにおける気相線の傾きは、図の横軸に対してほぼ垂直もしくはやや右肩上がりの傾きであるが、R410Aを使用する場合には、図14に示すように、線分B'C'と気相線とが交わる点E'における気相線の傾きは、左肩上がりの傾きである。このため、液面検出回路930によって、レシーバ26内に溜まった冷媒が所定位置まで到達しているかどうかを検出しようとすると、R407Cの場合には、図13に示すように、飽和状態のガス冷媒を減圧した場合の温度低下(図13の点Eから点Fまで)は飽和状態の液冷媒を減圧した場合の温度低下(図13の点Hから点Iまで)に比べて温度低下の度合いが小さいが、R410Aの場合には、図15に示すように、飽和状態のガス冷媒を減圧した場合に気液二相状態となるため(図15の点E'から点F'まで)、飽和状態の液冷媒を減圧した場合のフラッシュ蒸発が生じる場合(図15の点H'から点I'まで)と同様の温度低下が生じることになる(いずれの場合も、50℃から3℃までの約47℃の温度低下が生じる)。
また、このような現象は、作動冷媒をR410Aにした場合だけに限らず、R407Cを使用している場合においても、外気温度が高く熱源側熱交換器24における冷媒の凝縮温度が高い条件で運転する場合には、図12及び図13における点Eの位置が上方にずれて、気相線の傾きが左肩上がりになってしまうため、R410Aを使用した場合と同様な現象が生じることがある。
請求項3に記載の冷凍装置は、請求項1又は2において、液面検出回路は、バイパス回路と、温度検出機構とを有している。バイパス回路は、開閉機構と減圧機構と加熱機構とを含み、レシーバと前記圧縮機の吸入側とを接続する。温度検出機構は、加熱機構によって加熱された後の冷媒温度を検出する。
この冷凍装置では、主冷媒回路内を流れる冷媒を加熱源とする加熱機構を使用しているため、例えば、電気ヒータ等の他の外部からの加熱源が不要である。
請求項5に記載の冷凍装置は、請求項4において、加熱機構の加熱源は、主冷媒回路において、熱源側熱交換器と利用側熱交換器との間を流れる液冷媒である。加熱機構は、バイパス回路において、減圧機構よりも冷媒の流れの下流側に設けられている。
この冷凍装置では、主冷媒回路内を流れる冷媒液を加熱源とする加熱機構を使用しているため、熱交換に使用されても冷媒温度の変化が少なく、比較的安定している。このため、液面検出回路を流れる冷媒を安定的に加熱することが可能である。
R32を50wt%以上含む冷媒を作動冷媒として使用すると、冷房運転や冷媒充填運転中の熱源側熱交換器における冷媒の凝縮温度(50℃付近)における圧力−エンタルピ線図の気相線の傾きが左肩上がりとなるため、従来の液面検出回路では精度良く液面の有無を判定することができない場合があるが、この冷凍装置では、液面検出回路に加熱機構を設けているため、このような作動冷媒を使用する場合においても、レシーバの所定位置における液面の有無を精度良く判定することが可能である。
請求項1〜3及び7にかかる発明では、減圧及び加熱した後に、レシーバの所定位置から取り出された冷媒の温度を測定することが可能な液面検出回路を使用しているため、レシーバ内から取り出された冷媒が、飽和ガス状態で、かつ、減圧時に気液二相状態が生じるような条件であっても、レシーバの第1所定位置まで液冷媒が溜まっているかどうかを判定できるため、従来のような減圧時の温度低下の大小によりレシーバの所定位置まで冷媒が溜まっているかどうかを判定する場合に比べて、判定精度を向上させることができる。
請求項5にかかる発明では、主冷媒回路内を流れる冷媒液を加熱源とする加熱機構を使用しているため、安定的な加熱が可能である。
請求項6にかかる発明では、レシーバ内において、2つの液面検出回路の各温度検出機構によって冷媒の温度を検出し、補助液面検出回路側の温度検出機構によって検出された冷媒の温度を基準として、液面検出回路側の温度検出機構によって検出された冷媒の温度を比較することで液面を検出することが可能になるため、液面の有無の判定が容易になるとともに、測定精度をさらに高めることができる。
[第1実施形態]
(1)空気調和装置の全体構成
図1は、本発明の冷凍装置の一例としての第1実施形態の空気調和装置1の冷媒回路の概略図である。空気調和装置1は、従来の空気調和装置901と同様に、1台の熱源ユニット2と、それに並列に接続された複数台(ここでは、2台)の利用ユニット5と、熱源ユニット2と利用ユニット5とを接続するための液冷媒連絡配管6及びガス冷媒連絡配管7とを備えている。ここで、利用ユニット5及び液面検出回路30を除く熱源ユニット2の構成、すなわち、主冷媒回路10の構成は、従来の空気調和装置901と同様であるため、説明を省略し、液面検出回路30の構成についてのみ説明する。
液面検出回路30は、電磁弁からなる開閉機構31aと開閉機構31aの下流側に設けられた冷媒を減圧するためのキャピラリからなる減圧機構31bと減圧された冷媒を加熱する熱交換器からなる加熱機構31cとを含むバイパス回路31と、加熱機構31cの下流側の位置に設けられたサーミスタからなる温度検出機構32とを有している。加熱機構31cは、熱源側熱交換器24と利用側熱交換器52との間を流れる液冷媒を熱源とした熱交換器(具体的には、ブリッジ回路25と液側仕切弁27との間)であり、例えば、二重管式の熱交換器等が使用される。
次に、空気調和装置1の動作について、図1、図2及び図14(作動冷媒としてR410Aを使用する場合)を用いて説明する。ここで、図2は、図14の拡大図であって、液面検出回路30の動作を示している。
(A)冷房運転
まず、冷房運転について説明する。冷房運転時は、四路切換弁23が図1の実線で示される状態、すなわち、圧縮機21の吐出側が熱源側熱交換器24のガス側に接続され、かつ、圧縮機21の吸入側が利用側熱交換器52のガス側に接続された状態となっている。また、液側仕切弁27、ガス側仕切弁28及び熱源側膨張弁25aは開にされ、利用側膨張弁51は冷媒を減圧するように開度調節されている。
次に、暖房運転について説明する。暖房運転時は、四路切換弁23が図1の破線で示される状態、すなわち、圧縮機21の吐出側が利用側熱交換器52のガス側に接続され、かつ、圧縮機21の吸入側が熱源側熱交換器24のガス側に接続された状態となっている。また、液側仕切弁27、ガス側仕切弁28及び利用側膨張弁51は開にされ、熱源側膨張弁25aは冷媒を減圧するように開度調節されている。
次に、主冷媒回路10に冷媒の充填を行うときの動作について、図2及び図14を用いて説明する。
まず、主冷媒回路10を上記の冷房運転時と同じ回路構成にする。そして、この主冷媒回路10の状態で、従来の空気調和装置901と同様に、主冷媒回路10に外部から冷媒を充填を行いつつ、上記の冷房運転と同様な運転を行う。
レシーバ26に溜まっている液冷媒の量が少なく、第1所定位置L1に液面が到達していない場合、液面検出回路30には、飽和状態のガス冷媒(図2の点E'参照)が流入する。このガス冷媒は、減圧機構31bによって圧力Ps'まで減圧されて、気液二相状態となって、冷媒温度が約50℃から約3℃まで低下(温度低下は、約47℃)する(図2の点F'参照)。この気液二相状態の冷媒は、加熱機構31cによって、主冷媒回路10(具体的には、ブリッジ回路25と液側仕切弁27との間)を流れる液冷媒と熱交換を行って加熱される(図2の点G'参照)。これにより、気液二相状態の冷媒は、約3℃から約15℃(温度上昇は約12℃)の過熱ガス状態になる。
本実施形態の空気調和装置1、特に、液面検出回路30には、以下のような特徴がある。
(A)この空気調和装置1では、減圧及び加熱した後に、レシーバ26の第1所定位置L1から取り出された冷媒の温度を測定することが可能な液面検出回路30が設けられている。このようにすると、レシーバ26内から取り出された冷媒がガス状態の場合は加熱による温度上昇が大きく、液状態の場合は加熱による熱エネルギーが蒸発潜熱として消費されて加熱による温度上昇が小さくなるため、この温度上昇が大きい場合にはレシーバ26の第1所定位置L1まで液冷媒が溜まっていないものと判定し、温度上昇が小さい場合にはレシーバ26の第1所定位置L1まで液冷媒が溜まっているものと判定することができる。これにより、レシーバ26内から取り出された冷媒が、飽和ガス状態で、かつ、減圧時に気液二相状態が生じるような条件(図2の点E'から点F')であっても、レシーバ26の第1所定位置L1まで液冷媒が溜まっているかどうかを判定できるため、減圧時の温度低下の大小によりレシーバ26の第1所定位置L1まで冷媒が溜まっているかどうかを判定する従来の液面検出回路930を使用する場合に比べて、判定精度を向上させることができる。
(4)変形例1
液面検出回路30には、開閉機構31aの下流側に減圧機構31bが設けられているが、図4に示すように、開閉機構31aに減圧機構としての機能を兼用させた開閉機構131aを含むバイパス回路131を有する液面検出回路130としてもよい。この場合においても、液面検出回路30を設けた場合と同様な効果が得られる。
液面検出回路30には、液冷媒を熱源とした熱交換器からなる加熱機構31cが設けられているが、図5に示すように、電気ヒータ等の外部熱源によって冷媒を加熱するタイプの加熱機構231cを含むバイパス回路231を有する液面検出回路230としてもよい。この場合においても、液面検出回路30を設けた場合と同様な効果が得られる。
液面検出回路30には、液冷媒を熱源とした熱交換器からなる加熱機構31cが設けられているが、図6に示すように、圧縮機21がエンジン駆動の圧縮機の場合には、エンジンの排熱を利用した加熱機構331cを含むバイパス回路331を有する液面検出回路330としてもよい。この場合においても、液面検出回路30を設けた場合と同様な効果が得られる。
液面検出回路30には、液冷媒を熱源とした熱交換器からなる加熱機構31cが設けられているが、図7に示すように、圧縮機21の吐出ガス冷媒を熱源とした熱交換器からなる加熱機構431cを含むバイパス回路431を有する液面検出回路430としてもよい。この場合においては、加熱源となる圧縮機21の吐出ガス冷媒の温度変化が大きく、安定的な加熱という観点では、液冷媒を加熱源とする液面検出回路30の加熱機構31cに比べてやや劣るが、減圧機構31bと加熱機構431cとの接続順序が限定されず、回路構成を簡単にすることが可能となる。
第1実施形態の空気調和装置1においては、液面検出回路30を冷媒充填時の必要冷媒量に相当するレシーバ26の第1所定位置L1のみに設けているが、レシーバ26が満液になっていないかどうかを判定するために、レシーバ26の頂部の第2所定位置L2に液面検出回路30と同様の構成を有する液面検出回路を設けてもよい。
具体的には、本実施形態の空気調和装置501の主冷媒回路10及び液面検出回路30の構成は、図8に示すように、第1実施形態の空気調和装置1と同じであるが、レシーバ26の頂部に液面検出回路30と同様の構成の液面検出回路630を有している点と、レシーバ26の底部に液面検出回路30と同様の構成の補助液面検出回路530を有している点とが異なる。
液面検出回路30の開閉機構31aを開けることによって、レシーバ26の第1所定位置L1及び参照位置LRから冷媒の一部をそれぞれ取り出し、減圧機構31b、531bにおいて減圧し、さらに、加熱機構31c、531cにおいて加熱した後、加熱後の冷媒温度を温度検出機構32、532によって測定した後に、圧縮機21の吸入側に戻すような運転を行う。
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
(2)前記実施形態においては、本発明をいわゆる空冷式の熱源ユニットを採用した空気調和装置に適用したものが開示されているが、水冷式や氷蓄熱式の熱源ユニットを採用した空気調和装置に適用してもよい。
(5)第2実施形態では、レシーバの参照位置に補助液面検出回路を設けるとともに、レシーバの頂部に液面検出回路を設けた構成としているが、補助液面検出回路を削除した構成であってもよい。この場合、第1実施形態と同様な検出方法で液面の有無を検出することとなる。
10 主冷媒回路
21 圧縮機
24 熱源側熱交換器
26 レシーバ
30、130、230、330、430、530、630 液面検出回路
31、131、231、331、431、531、631 バイパス回路
31a、131a、631a 開閉機構
31b、531b、631b 減圧機構
31c、231c、331c、431c、531c、631c 加熱機構
32、532、632 温度検出機構
52 利用側熱交換器
Claims (8)
- ガス冷媒を圧縮する圧縮機(21)と、熱源側熱交換器(24)と、液冷媒を溜めるレシーバ(26)と、利用側熱交換器(52)とを含む主冷媒回路(10)と、
前記レシーバの所定位置(L1、L2)から前記レシーバ内の冷媒の一部を取り出して、減圧及び加熱を行い、冷媒温度を測定した後に、前記圧縮機の吸入側に戻すことができるように設けられ、前記レシーバ内の液面が所定位置になったことを検出する液面検出回路(30、630)と、
を備えた冷凍装置(1、501)。 - 前記レシーバ(26)の所定位置(L1、L2)は、前記レシーバ内に溜まった冷媒量が変化した場合に、ガス冷媒又は液冷媒が存在し得る位置である、請求項1に記載の冷凍装置(1、501)。
- 前記液面検出回路(30、130、230、330、430、630)は、開閉機構(31a、131a)と減圧機構(31b)と加熱機構(31c、231c、331c、431c)とを含み前記レシーバ(26)と前記圧縮機(21)の吸入側とを接続するバイパス回路(31、131、231、331、431)と、前記加熱機構によって加熱された後の冷媒温度を検出する温度検出機構(32)とを有している、請求項1又は2に記載の冷凍装置(1、501)。
- 前記加熱機構(31c、331c)は、前記主冷媒回路(10)内を流れる冷媒を加熱源とした熱交換器である、請求項3に記載の冷凍装置(1、501)。
- 前記加熱機構(31c)の加熱源は、前記主冷媒回路(10)において、前記熱源側熱交換器(24)と前記利用側熱交換器(52)との間を流れる液冷媒であり、
前記加熱機構は、前記バイパス回路(31、131)において、前記減圧機構(31b、131a)よりも冷媒の流れの下流側に設けられている、
請求項4に記載の冷凍装置(1、501)。 - 前記液面検出回路(30、630)と同じ構成を有し、前記レシーバ(26)内に溜まった冷媒量が変化した場合でも、常に、液冷媒で満たされる前記レシーバの参照位置(LR)から前記レシーバ内の冷媒の一部を取り出すように設けられた補助液面検出回路(530)をさらに備えている、請求項1〜5のいずれかに記載の冷凍装置(501)。
- 前記主冷媒回路(10)、前記液面検出回路(30、130、230、330、530、630)を流れる冷媒は、R32を50wt%以上含んでいる、請求項1〜6のいずれかに記載の冷凍装置(1、501)。
- ガス冷媒を圧縮する圧縮機(21)と、熱源側熱交換器(24)と、液冷媒を溜めるレシーバ(26)とを含む冷媒回路(10)を備えた冷凍装置(1、501)の冷媒量検出方法であって、
前記圧縮機を運転することにより、前記冷媒回路内を流れる冷媒を前記熱源側熱交換器において凝縮することが可能な圧力まで昇圧させる圧縮機運転ステップと、
前記圧縮機運転ステップ中に、前記レシーバの所定位置(L1、L2)から前記レシーバ内の冷媒の一部を取り出して、減圧及び加熱を行った後、冷媒温度を測定し、測定された冷媒温度に基づいて前記レシーバ内の液面が所定位置にあるかどうかを判定する液面検出ステップと、
を備えた冷凍装置(1、501)の冷媒量検出方法。
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