JP2005307550A - 解錠位置拘束型ラッチ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な操作によってラッチボルトを解錠位置に拘束保持でき、また、不正解錠の痕跡を確認することができるラッチ装置を提供する。
【解決手段】ラッチボルト6の割溝7に収容したロックレバー8を突出回転可能にラッチボルト6に支持させ、ロックレバー8の先端部が割溝7から没入または突出する方向にロックレバー8をバネ3で回転付勢し、ケース2に収納したラッチボルト6に操作部11を設け、ラッチボルト6を解錠位置に後退摺動させたとき、割溝7から突出させたロックレバー8の先端面8aをロック孔5の孔縁部5aに当接させ、ラッチボルト6の基端部に当接してラッチボルト6の後退摺動を規制するストッパー40を、ケース2の横断方向に移動可能に装備し、ケース2の正面壁部にストッパー40の操作窓孔46を形成し、前記操作部11とケース2の隆起部49に封印部材52の挿通用貫通孔50,51を形成する。
【選択図】 図8


Description

本発明は電気機器収納ボックス等の固定枠体に対して扉を錠止するラッチ装置に関するものである。
扉を固定枠体に対して錠止する従来のラッチ装置では、扉側に固着したケースにラッチボルトを摺動可能に収容し、固定枠体側にロック孔を設け、該ロック孔に係合する方向にラッチボルトをバネによって摺動付勢してあり、扉の前面側からレバーハンドルやノブを回転操作することによって、ラッチボルトが解錠位置に後退摺動させられ、扉の開放操作は、ラッチボルトを解錠位置に拘束した状態で行われる。
扉の高さ寸法が大きい場合には、扉を数箇所で錠止する必要があるが、最後のラッチ装置を解錠操作するまでの間、それまでに解錠操作した複数のラッチ装置の全てにレバーハンドルやノブに手を掛けて、ラッチボルトを解錠位置に拘束して置くことは、一人では事実上不可能である。
この使用上の不便性を改善するために、簡単な操作によってラッチボルトを解錠位置に拘束保持できるようにした解錠位置拘束型ラッチ装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、このラッチ装置では、ラッチボルトをアンロック位置に後退摺動させるためのロックレバーの操作部がケースの正面側に突出配置されているため、通行者の身体の一部や他の物体の一部が該操作部に接触することによって、無意図的にロックレバーが駆動され、ラッチボルトが後退摺動して扉の施錠が偶発的に解除されてしまうことがある。
また、正当権限者以外の者がラッチ装置を無権限解錠して扉を開放し、内部の電気機器等に何等かの不正工作を施したとしても、扉を再閉鎖してラッチボルトを施錠位置に再設定して立ち去ったときには、当該不正工作を早期に発見することができない。
特許第2623230号公報
本発明が解決しようとする課題は、ラッチボルトが施錠位置にあるとき、ラッチボルトの無意図的な後退摺動を的確に阻止できるようにすることである。
また、本発明の別の課題は、無権限解錠されて扉が無断開放されても、その痕跡を残させることによって内部機器等への不正工作を早期に発見できるようにすることである。
更にまた本発明の課題は、ロックレバーの操作に引き続く扉の開放操作が簡便に行なえるようにすることである。
請求項1の発明の主たる特徴は、扉1に固着されるケース2にラッチボルト6を収容し、固定枠体4側のロック孔5に係合する方向にラッチボルト6をバネ3によって摺動付勢し、ラッチボルト6の割溝7に収容したロックレバー8を出没回転可能にラッチボルト6に支持させ、ロックレバー8を先端部が割溝7に没入する方向に前記バネ3によって回転付勢し、ロックレバー8に操作部11を設け、ラッチボルト6を解錠位置に後退摺動させたとき、ロックレバー8の先端面8aをロック孔5の孔縁部5aに当接させる解錠位置拘束型ラッチ装置において、
ラッチボルト6の後退移動を規制するストッパー40をケース2の横断方向に進退可能にケース2の空洞部41に収納し、ラッチボルト6の後退移動を制止する位置および該制止を解除した位置においてストッパー40を弾性部材42によって係止保持する。
請求項2の発明では、請求項1の発明の前記構成に加えて、ラッチボルト6の基端部正面側にラッチボルト6の摺動方向に長い逃げ溝43を形成し、ストッパー40の背面側に前記逃げ溝43に入り込める制止突起44を形成し、該制止突起44をラッチボルト6の基端面45に当接させて、ラッチボルト6の後退摺動を制止するとともに、
前記空洞部41の正面壁部に操作窓孔46を形成し、該操作窓孔46を通して操作部材をストッパー40の正面側の操作受部47に挿入する。
請求項3の発明では、請求項2の発明の前記構成に加えて、前記弾性部材42をプラスチック製のストッパー40の基端面に一体形成した一対の弾性アームによって構成し、該弾性アームの自由端を前記空洞部41の内壁面48に形成した誘導溝58に係合させ、該誘導溝58の内底面に圧接させる。
請求項4の発明では、請求項1から請求項3のいずれかの発明の前記構成に加えて、ケース2の正面鍔部に隆起部49を形成し、該隆起部49に貫通孔50を形成し、ロックレバー8の前記操作部11に貫通孔51を形成し、両貫通孔50,51に封印部材52を挿通する。
請求項5の発明では、請求項1から請求項4のいずれかの発明の前記構成に加えて、ケース2の基端部正面に指掛部53を突設し、前記操作部11の先端部と指掛部53の先端部に外向きに反り返ったリブ54,55を形成する。
請求項1から請求項3の各発明では、ラッチボルト6の後退移動を規制するストッパー40をケース2の空洞部41内に収納し、該ストッパー40をラッチボルトぼる6の移動方向と交差する方向に進退させて、ラッチボルト6の後退移動を制止または該制止を解除するようにしたので、ロックレバー8の操作部11がケース2の正面側に突出配置されていても、通行者の身体や他の物体の一部が該操作部に接触することによって、無意図的にロックレバー8が駆動されて、ラッチボルト6が後退摺動し、固定枠体4に対する扉1の施錠が偶発的に解除されてしまうことがない。
請求項4の発明では、ケース2の正面鍔部に形成した隆起部49の貫通孔50と、ロックレバー8の操作部11の貫通孔51に封印部材52を挿通するようにしたので、ロックボルト6を後退移動させて扉1の施錠を解除するには、前記封印部材52を破断してロックレバー8を操作可能な状態にしなければならない。そのため、この封印部材52の状況を観察することによって、内部機器等への不正工作の有無を判断することができ、不正工作の早期発見によって、所要の対策措置を的確に講じることができる。
請求項5の発明では、ケース2の基端部正面に突設した指掛部53とロックレバー8の操作部11の各先端部に外向きに反り返ったリブ54,55を形成してあるので、ロックレバー8の回転操作に引き続く扉1の開放操作が充分は掴み力を作用させて簡便に行なうことができる。
本発明の解錠位置拘束型ラッチ装置では、扉1が開放されているとき、ラッチボルト6は先端部がケース2から突出し、ロックレバー8の先端部はラッチボルト6の割溝7内に収納されている。この状態で扉1が閉鎖方向に回転操作されると、回転終端部においてラッチボルト6は先端部のカム斜面12において固定枠体4の開口縁部4aまたは開口縁部4aに固着したガイド板に当接する。扉1の閉鎖回転が更に続行されると、開口縁部4aまたはガイド板によってカム斜面12を押圧されたラッチボルト6はバネ3の付勢に抗してケース2内に一旦後退する。
扉1が全閉位置まで回転した瞬間にラッチボルト6はバネ3の摺動付勢によってケース2から突出し、図5に示したように固定枠体4のロック孔5に係合して扉1を固定枠体4に対し錠止する。この施錠位置においては、バネ3の回転付勢によってロックレバー8は先端部がラッチボルト6の割溝7に格納された状態を保っている。
この扉1を解錠開放するには、図6に示したように操作部11の先端リブ55に掛けた指を横に引くことによって、ロックレバー8と一緒にラッチボルト6をバネ3の付勢に抗して後退摺動させ、ラッチボルト6の先端部を固定枠体4のロック孔5から脱出させる。このラッチボルト6の後退操作の終端において、操作部11を斜めに押し下げて、ロックレバー8を回転させると、ロックレバー8の先端部がラッチボルト6の割溝7から突出する。
この突出状態を保ちながら、指先の力を弱めると、ラッチボルト6がバネ3の付勢によって若干前進するため、ロックレバー8の先端面8aが固定枠体4のロック孔5の孔縁部5aに当接する。この当接によってラッチボルト6は先端部がロック孔5に再係合しない位置、すなわち解錠位置に保持される。
扉1に複数個のラッチ装置が使用された場合、各ラッチ装置のラッチボルト6は順次このように拘束され、最後のラッチ装置を解錠操作して扉1を開放操作するまで、この拘束状態が確保される。ケース2の指掛部53の先端リブ54とロックレバー8の操作部11の先端リブ55に指先を掛けて扉1を開放すると、ラッチボルト6はバネ3の付勢によって瞬時に前進し、先端部がケースから突出する。また、ロックレバー8は同じバネ3の付勢によって復帰回転し、先端部がラッチボルト6の割溝7内に没入する。
図示の実施例では、カム斜面12を設けたラッチボルト6の先端部は、箱形ケース2の左側面壁部13の開口部14から出没する。ラッチボルト6の摺動付勢とロックレバー8の回転付勢に兼用されるバネ3は圧縮コイルバネで構成され、バネ3の一端部はロックレバー8の基端部右側面の円錐台状のバネ受部9に嵌められ、バネ3の他端部はケース2の
右側面壁部16の略円錐台状のバネ受部10に嵌められている。ロックレバー8に一体成形された板状の操作部11はケース2の正面壁部17の案内スロット18から突出している。
ロックレバー8の基端部の上下側面には、断面半円形状の軸部21が操作部11の延長上に突設されている。ラッチボルト6の中間部前面には、受溝7の底面7aより前方に位置させて断面U字状の軸受溝22が設けられている。ロックレバー8の前記軸部21が該軸受溝22に嵌め込まれているため、ロックレバー8はラッチボルト6と一体的に進退移動し、かつ、ラッチボルト6に対して回転可能に支持されている。
操作部11の中間部の上下側面には、断面円弧形状の停止突起23が突設され、各停止突起23はケース2の壁部24の内面肩部25に係合することによって、ロックレバー8の軸部21がラッチボルト6の軸受溝22から脱出するのを阻止している。
図7に示したようにロックレバー8の先端部がラッチボルト6の割溝7に没入している時には、ロックレバー8側のバネ受部9の着力点がケース2側のバネ受部10の着力点とロックレバー8の軸部21の中心を結ぶ直線に関して前面側に位置しているため、バネ3の弾発力による回転付勢は、ロックレバー8の先端部の没入状態を維持する方向に働いている。
図8に示したようにロックレバー8の先端部がラッチボルト6の割溝7から突出している時には、ロックレバー8側のバネ受部9の着力点がケース2側のバネ受部10の着力点とロックレバー8の軸部21の中心を結ぶ直線上にあるか、該直線に関して後面側に位置しているため、バネ3の弾発力による回転付勢は、ロックレバー8の先端部の突出状態を維持する方向に働いている。この突出状態では、ロックレバー8の先端部は、ケース2の一段後退した正面壁部分17aの後面に当接している。
すなわち、バネ3はいわゆるデッドポイント機構のバネとして機能しているのであり、ラッチボルト6を突出方向に摺動付勢すると共に、着力点の移動に対応してロックレバー8を没入方向または突出方向に回転付勢している。バネ3はラッチボルト6の貫通孔37に挿入されている。
上記実施例では、ケース2は半割り状態にプラスチック成形され、一方の半分2aと他方の半分2bは背面部の連結帯板部15で連結されている。上半分2aと下半分2bの一方の接合端面には連結帯板部15から最も遠い位置に接合用凹部28が形成され、他方には同様の位置に接合用突起29が形成されている。連結帯板部15で折り曲げられて閉じ合わされた上半分aと下半分2bは、前記接合用凹部28と突起29の係合によって閉合状態に保持される。
ケース2側のバネ受部10も2分割されて構成されている。ラッチボルト6の側面にはガイド溝30が形成され、ケース2の壁部24と壁部26には、該ガイド溝30に係合するガイド突条31を左右方向に設けてある。
ケース2の壁部24と壁部26の中間部には、前面側に向かって上り傾斜の取付板部32と取付板部33を切り起こしてあり、各取付板部32,33の先端部には階段状の係止突起34,35を設けてある。扉1の受孔36に対してケース2を前面側から挿入する時、上下の取付板部32,33は後端側の根元部を中心に内側に若干弾性変形し、ケース2の正面壁部17が扉1の前面に当接した時、取付板部32,33が弾性復元し、先端部の係止突起34,35は扉1の後面に係合し、ケース2の抜脱を阻止する。
上記実施例においてストッパー40はプラスチック製の平板状であり、先端側の側面部には、ガイド溝56が形成されている。ケース2の空洞部41の前記内壁面48に対面する内壁面には、ガイド溝56に係合するガイド突起57が形成されている。ストッパー40の基端面に一体形成された一対の弾性アームは、ストッパー40を定位置に停止保持するための弾性部材42を構成するものであり、弾性アーム42は前記内壁面48に形成された誘導溝58に嵌め込まれている。そのため、ストッパー40は正面方向と背面方向のいずれにも妄動せず、ロックボルト6の進退方向と直角方向にのみ摺動するようになっている。ストッパー40の基端面40aは空洞部41の内壁面48に当接している。
ロックバルトボルト6の基端部正面側に突設された逃げ溝43は、ロックボルト6の移動方向と平行に2個形成されており、これに対応してストッパー40の背面側に形成された制止突起44も2個平行に配置されている。図11に示したように制止突起44の端面がロックボルト6の基端面45に当接することによって、ロックボルト6は後退摺動を阻止される。
制止突起44が逃げ溝43に対面する位置までストッパー40を弾性部材42の保持力に抗して摺動させると、ロックボルト6は後退摺動可能な状態に設定される。
ストッパー40がロックボルト6の移動規制位置にあるときには、ストッパー上面の赤色を付した円形凹部59が操作窓孔46内に位置している。反対に、ストッパー40がロックボルト6の移動規制を解除した位置にあるときには、ストッパー上面の青色を付した円形凹部60が操作窓孔46内に位置している。
ストッパー40の操作部材としてはドライバーの先端部等が適宜選択され、ストッパー40の上面部には、前記円形凹部59,60の中間位置に溝状の操作受部47が設けられている。操作受部47は、ストッパー40が移動規制または規制解除のどちらの位置にあっても、操作窓孔46内に現れている。
封印部材52が適用される隆起部49は、前記案内スロット18の片側に形成されている。指掛部53は、操作窓孔46に隣接した部位に突設されている。ロックレバー8の操作部11の先端リブ54と指掛部53の先端リブ55は複数の波状に形成され、指先との摩擦を高めるようにしてある。
本発明の一実施例に係る解錠位置拘束型ラッチ装置においてラッチボルトの移動規制を実行した状態の正面図である。 図1のラッチ装置においてラッチボルトの移動規制を解除した状態の正面図である。 図1のラッチ装置の底面図である。 図1のラッチ装置の右側面図である。 図1のラッチ装置のロック状態の底面図である。 図1のラッチ装置のロック解除状態の底面図である。 図1のA−A線断面図である。 図2のB−B線断面図である。 図1のC−C線断面図であり、ストッパーはラッチボルトを移動規制する位置にある。 図2のD−D線断面図であり、ストッパーはラッチボルトの移動規制を解除した位置にある。 ラッチボルトとストッパーの関係位置を示す平面図である。
符号の説明
1 扉
2 ケース
3 ラッチボルトとロックレバーの付勢用バネ
4 固定枠体
5 固定枠体側のロック孔
5a 固定枠体のロック孔の孔縁部
5b 固定枠体のロック孔の内壁面
6 ラッチボルト
7 ラッチボルトの割溝
8 ロックレバー
8a ロックレバーの先端面
9 ロックレバー側のバネ受部
10 ケース側のバネ受部
11 ロックレバーの操作部
12 ラッチボルトのカム斜面
21 ロックレバーの軸部
22 ラッチボルトの軸受溝
23 ロックレバーの停止突起
40 ストッパー
41 空洞部
42 弾性部材
43 逃げ溝
44 制止突起
45 ラッチボルトの基端面
46 操作窓孔
47 操作受部
48 空洞部の内壁面
49 ケースの隆起部
50 隆起部の貫通孔
51 操作部の貫通孔
52 封印部材
53 指掛部
54 操作部の先端リブ
55 指掛部の先端リブ

Claims (5)

  1. 扉1に固着されるケース2にラッチボルト6を収容し、固定枠体4側のロック孔5に係合する方向にラッチボルト6をバネ3によって摺動付勢し、ラッチボルト6の割溝7に収容したロックレバー8を出没回転可能にラッチボルト6に支持させ、ロックレバー8を
    先端部が割溝7に没入する方向に前記バネ3によって回転付勢し、ロックレバー8に操作部11を設け、ラッチボルト6を解錠位置に後退摺動させたとき、ロックレバー8の先端面8aをロック孔5の孔縁部5aに当接させる解錠位置拘束型ラッチ装置において、
    ラッチボルト6の後退移動を規制するストッパー40をケース2の横断方向に進退可能にケース2の空洞部41に収納し、ラッチボルト6の後退移動を制止する位置および該制止を解除した位置においてストッパー40を弾性部材42によって係止保持するようにしたことを特徴とする解錠位置拘束型ラッチ装置。
  2. ラッチボルト6の基端部正面側にラッチボルト6の摺動方向に長い逃げ溝43を形成し、ストッパー40の背面側に前記逃げ溝43に入り込める制止突起44を形成し、該制止突起44をラッチボルト6の基端面45に当接させて、ラッチボルト6の後退摺動を制止するとともに、
    前記空洞部41の正面壁部に操作窓孔46を形成し、該操作窓孔46を通して操作部材をストッパー40の正面側の操作受部47に挿入するようにしたことを特徴とする請求項2に記載のラッチ装置。
  3. 前記弾性部材42をプラスチック製のストッパー40の基端面に一体形成した一対の弾性アームによって構成し、該弾性アームの自由端を前記空洞部41の内壁面48に形成した誘導溝58に係合させ、該誘導溝58の内底面に圧接させたことを特徴とする請求項2に記載のラッチ装置。
  4. ケース2の正面鍔部に隆起部49を形成し、該隆起部49に貫通孔50を形成し、ロックレバー8の前記操作部11に貫通孔51を形成し、両貫通孔50,51に封印部材52を挿通するようにしたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のラッチ装置。
  5. ケース2の基端部正面に指掛部53を突設し、前記操作部11の先端部と指掛部53の先端部に外向きに反り返ったリブ54,55を形成したことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のラッチ装置。
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