JP2005306157A - 車輪支持用転がり軸受ユニット及びその製造方法 - Google Patents

車輪支持用転がり軸受ユニット及びその製造方法 Download PDF

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昌紘 安村
Akifumi Horiie
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Abstract

【課題】 ロータを支持固定する為の取付フランジ13の取付面14を、ハブ8bの回転中心軸に対し直交する仮想平面に対し厳密に一致させ、制動時にジャダーが発生するのを防止する。
【解決手段】 上記取付フランジ13に形成した下孔の内周面に加工用治具を押し込んで雌セレーションを形成して取付孔15とした後、上記取付面14に仕上加工を施す。その後、この取付孔15にスタッド9の雄セレーション部16を、緩く内嵌する。この結果、この雄セレーション部16の嵌合に伴って上記取付面14の精度が悪化する事を防止し、上記課題を解決できる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、自動車の車輪を懸架装置に支持する車輪支持用転がり軸受ユニットとその製造方法の改良に関する。特に、回転輪の外周面に形成したフランジに形成した取付孔にスタッドの基端部を嵌合支持する事に伴うこのフランジの変形が、制動時に不快な振動や騒音の発生に結び付かない様にできる、構造及び方法の実現を図るものである。
自動車の車輪を構成するホイール1、及び、制動用回転部材であって制動装置であるディスクブレーキを構成するロータ2は、例えば図15に示す様な構造により、懸架装置を構成するナックル3に回転自在に支持している。即ち、このナックル3に形成した円形の支持孔4部分に、図16に示す様な車輪支持用転がり軸受ユニット5を結合固定している。即ち、この車輪支持用転がり軸受ユニット5を構成する、特許請求の範囲に記載した静止輪である外輪6を上記ナックル3に対し、複数本のボルト7により結合固定している。一方、この車輪支持用転がり軸受ユニット5を構成する、特許請求の範囲に記載した回転輪であるハブ8に、上記ホイール1及びロータ2を、複数本のスタッド9とナット10とにより結合固定している。
上記外輪6の内周面には複列の外輪軌道11a、11bを、外周面には結合フランジ12を、それぞれ形成している。この様な外輪6は、この結合フランジ12を上記ナックル3に、上記各ボルト7で結合する事により、このナックル3に対し固定している。これに対し、上記ハブ8の外周面の一部で、上記外輪6の外端開口(軸方向に関して「外」とは、自動車への組み付け状態で車両の幅方向外側となる、各図の右側を言う。反対に、自動車への組み付け状態で車両の幅方向中央側となる、各図の左側を「内」と言う。本明細書全体で同じ。)から突出した部分には、特許請求の範囲に記載したフランジである、取付フランジ13を形成している。上記ホイール1及びロータ2は、この取付フランジ13の軸方向両側面のうちの外側面である取付面14に、上記各スタッド9とナット10とにより、結合固定している。
この為に具体的には、上記取付フランジ13の外周寄り部分の円周方向複数個所に円形の取付孔15を、それぞれこの取付フランジ13を軸方向に貫通する状態で形成している。そして、これら各取付孔15に上記各スタッド9を、上記取付フランジ13の内側面側から挿入する事により、これら各スタッド9の基端(図15の左端)寄り部外周面に設けた雄セレーション部16を、上記各取付孔15に圧入嵌合させている(高周波焼き入れ等の硬化処理を施した上記雄セレーション部16を、上記各取付孔15の内周面に食い込ませている)。これと共に、上記各スタッド9の基端部に設けた鍔部17を、上記取付フランジ13の内側面に当接させている。これにより、上記各スタッド9を上記取付フランジ13に結合固定した状態で、これら各スタッド9の先端(図15の右端)側部分に設けた雄ねじ部18を上記取付フランジ13の外側面から突出させている。そして、これら各スタッド9のうちこの取付フランジ13の外側面から突出した部分を、上記ロータ2及びホイール1の内周寄り部分に設けた複数の通孔に挿通させると共に、上記ロータ2の内側面を上記取付フランジ13の外側面に、上記ホイール1の内側面を上記ロータ2の外側面に、それぞれ重ね合わせている。そして更に、上記各雄ねじ部18のうち上記ホイール1の外側面から突出した部分に、それぞれ上記ナット10を螺合し、更に緊締する事により、上記ホイール1及びロータ2を上記取付フランジ13の外側面に結合固定している。
又、前記ハブ8の中間部外周面で、前記複列の外輪軌道11a、11bのうちの外側の外輪軌道11aに対向する部分には、内輪軌道19aを形成している。更に、上記ハブ8の内端部に形成した小径段部20に、内輪21を外嵌固定している。そして、この内輪21の外周面に形成した内輪軌道19bを、上記複列の外輪軌道11a、11bのうちの内側の外輪軌道11bに対向させている。そして、これら各外輪軌道11a、11bと各内輪軌道19a、19bとの間に転動体22、22を、それぞれ複数個ずつ、転動自在に設けている。
更に、図示の例は、駆動輪(FF車の前輪、FR車、MR車、RR車の後輪、4WD車の全輪)用の車輪支持用転がり軸受ユニット5である為、上記ハブ8の中心部に、スプライン孔23を形成している。そして、このスプライン孔23に、等速ジョイント24のスプライン軸25を挿入している。又、この様に構成する車輪支持装置の使用時には、上記ロータ2と、前記ナックル3に固定した図示しないサポート及びキャリパとを組み合わせて、制動用のディスクブレーキを構成する。制動時には、上記ロータ2を挟んで設けた1対のパッドを、このロータ2の両側面に押し付ける。
尚、上記ナックル3等の懸架装置に車輪を回転自在に支持する為の車輪支持用転がり軸受ユニットとしては、図15〜16に示した様な構造の他にも、図17〜30に示した様なものが知られている。
このうちの図17に示した第2例の場合には、比較的大型の自動車用で、比較的大きなモーメント荷重を支承する必要がある場合に使用するもので、複列に配置した転動体22、22同士の、ハブ8aの軸方向に関する間隔を、上記図15〜16に示した第1例の場合に比べて広くしている。
又、図18に示した第3例の場合には、ハブ8bの内端部を径方向外方に塑性変形して成るかしめ部26により、このハブ8bの小径段部20に外嵌した内輪21の内端面を抑え付けている。
又、図19に示した第4例は、上記第3例の構造を従動輪(FF車の後輪、FR車、MR車、RR車の前輪)に適用したもので、ハブ8cとして、スプライン孔を持たない、充実体のものを組み込んでいる。
又、図20に示した第5例の場合には、上述の第4例からかしめ部26(図19参照)を除き、代わりに、ハブ8dの内端部に螺合したナット27により、このハブ8dの小径段部20に外嵌した内輪21の内端面を抑え付けている。
又、図21に示した第6例の場合には、重量の嵩む自動車用の車輪支持用転がり軸受ユニットを構成する為、各列毎に複数個ずつ設けた転動体22a、22aとして、円すいころを使用している。これに合わせて、それぞれ複列ずつ設けた外輪軌道11c、11d及び内輪軌道19c、19dを、円すい凹面状或は円すい凸面状としている。又、図示の例では、内側の内輪軌道19dだけでなく、外側の内輪軌道19cも、ハブ8eの中間部に外嵌した別体の内輪21aの外周面に形成している。
又、図22に示した第7例の場合には、外側の内輪軌道19cをハブ8eの中間部外周面に直接形成している。
又、図23に示した第8例の場合には、静止輪である1対の内輪21b、21bの周囲に回転輪であるハブ8fを、転動体22、22を介して回転自在に支持している。
更に、図24〜30に示した第9〜15例の場合には、それぞれ取付フランジ13に、ボルトを螺合する為のねじ孔36を形成している。この取付フランジ13にホイールを固定する場合には、このホイールを外側から挿通したボルトを上記ねじ孔36に螺合し更に緊締する。
尚、上記図24〜30に示した第9〜15例のうち、上記取付フランジ13にスタッドを固定するのに代えて上記ねじ孔36を形成する以外の構成に就いては、図24に示した第9例は図16に示した第1例と、図25に示した第10例は図18に示した第3例と、図26に示した第11例は図19に示した第4例と、図27に示した第12例は図20に示した第5例と、図28に示した第13例は図21に示した第6例と、図29に示した第14例は図22に示した第7例と、図30に示した第15例は図23に示した第8例と、それぞれ同じである。
上述の図15〜22に示した何れの構造を有する車輪支持用転がり軸受ユニットの場合も、ハブ8、8a、8b、8c、8d、8e、8fの外周面に形成した取付フランジ13にホイール1やロータ2(図15参照)を結合固定する為のスタッド9は、予めこの取付フランジ13に支持固定しておく。即ち、図15から明らかな通り、このスタッド9はこの取付フランジ13に形成した取付孔15に、軸方向内側から外側に挿通するが、車輪支持用転がり軸受ユニットを懸架装置に組み付けた状態では、ナックル3や等速ジョイント24が邪魔になって、上記取付フランジ13に上記スタッド9を組み付ける事が難しい。従ってこのスタッド9は、予め上記取付孔15に挿通しておく必要がある。又、車輪支持用転がり軸受ユニットを、その製造工場から自動車の組立工場に搬送し、更にこの自動車の懸架装置に組み付ける迄の間、車輪支持用転がり軸受ユニット単品を取り扱う段階で、上記スタッド9が上記取付孔15から抜け落ちるのを防止する必要がある。この理由は、脱落に伴ってスタッド9が紛失したり、上記取付孔15への再組み付けする面倒をなくす為である。更には、上記取付フランジ13に上記ホイール1やロータ2を結合固定すべく、上記スタッド9の先端部にナット10(図15参照)を螺合し更に緊締する際に、このスタッド9が回転しない様にする必要もある。
この為に従来から、前述した通り、上記各取付孔15に上記各スタッド9を、上記取付フランジ13の内側面側から挿入する事により、これら各スタッド9の中間部基端寄り部分の外周面に設けた雄セレーション部16を、上記各取付孔15に圧入嵌合させている。ところが、この様にして上記取付フランジ13に上記各スタッド9を固定すると、この取付フランジ13が、僅かとは言え変形する。即ち、この取付フランジ13に形成した上記各取付孔15に、上記各スタッド9の雄セレーション部16を圧入すると、これら各取付孔15の内周面がこの雄セレーション部16により、図31に矢印で示す様に、これら各取付孔15の径方向外方に向け、強く押される。この結果、上記取付フランジ13のうちでこれら各取付孔15の周囲部分が、反る様に変形する。
又、上記雄セレーション部16を圧入した部分では、上述した様に、上記各取付孔15の内周面が押し広げられるだけでなく、これら各取付孔15の内周面の周囲部分が圧入方向に押される。この結果、図32に誇張して示す様に、この周囲部分の肉が圧入方向前方に流動し、上記取付フランジ13の外側面のうち上記各取付孔15の周囲部分に膨出部28が形成される。この様にして形成された各膨出部28の膨出量は、各膨出部28の周方向に関して不均一になるだけでなく、各膨出部28同士の間でも不均一になる。
この様に、上記取付フランジ13は、上記各取付孔15への上記各スタッド9の雄セレーション部16への圧入に伴って変形する為、上記取付フランジ13の取付面14の精度が悪化する。具体的には、この取付面14の、前記ハブ8、8a、8b、8c、8d、8e、8fの回転中心軸に直交する仮想平面からのずれが大きくなる。この様な精度が悪い取付面14に前記ロータ2を支持固定した場合に、このロータ2の制動用摩擦面(外径側部分の両側面)の回転振れ精度が悪化し、上記ハブ8、8a、8b、8c、8d、8e、8fの回転に伴って、上記各制動用摩擦面が軸方向に振れる様になる。この結果、前記パッドと上記各制動用摩擦面とが偏摩耗したり、更には制動時にジャダーと呼ばれる異音が発生する様になる。
上述の様な不都合が発生するのを防止する為の技術として従来から、特許文献1〜3に記載されたものが知られている。このうちの特許文献1に記載された従来技術の第1例は、取付孔にスタッドを圧入嵌合させた後、この圧入嵌合に伴って取付フランジの外側面に形成された膨出部を、旋削加工や研削加工により削り取る方法に関する。又、特許文献2に記載された従来技術の第2例は、取付孔にスタッドを圧入嵌合するのに先立って、取付フランジの外側面のうちこの取付孔の周囲部分に凹部を形成する事により、上記圧入嵌合に伴って上記取付フランジの外側面に膨出部が形成されるのを防止する構造に関する。更に、特許文献3に記載された従来技術の第3例では、取付フランジに形成した取付孔に、スタッドに設けた雄セレーション部よりも少し小さな直径を有するダミープラグを圧入して上記取付フランジを変形させた状態で取付面の加工を行なう。その後、上記取付孔に、上記ダミープラグの代わりに上記スタッドの雄セレーション部を圧入する。
上述の様な各従来技術のうち、上記特許文献1に記載された第1例の場合には、上記取付フランジの外側面に形成された膨出部を削り取るべく、旋削加工や研削加工を施す際に生じる削り滓等が軌道面に付着する可能性がある。そして、付着した削り滓等をそのまま放置した場合には、車輪支持用転がり軸受ユニットの耐久性確保が難しくなる為、上記旋削加工や研削加工の後に、上記削り滓等を除去する洗浄作業が必要になり、上記車輪支持用転がり軸受ユニットの製造コストを高くする原因となる。
又、この車輪支持用転がり軸受ユニットを組み立てた状態で、上記旋削加工若しくは研削加工を行なう為、クーラントを用いる事ができない、この為、例えばこの切削加工に用いる切削工具の寿命は、クーラントを用いる場合に比べて低下し、上記車輪支持用転がり軸受ユニットの製造コストを高くする原因になる。又、上記切削加工時に発生してこの車輪支持用転がり軸受ユニットに付着した切粉が上記取付フランジの外側面に接触する事により、この外側面にカジリ等の損傷を起こして、この外側面の平坦度を却って悪化させる可能性もある。
又、上記特許文献2に記載された第2例の場合には、上記取付フランジの外側面に凹部を設ける為、この取付フランジの強度が低下するだけでなく、この取付フランジが反る方向の変形に対する対応はできない。
更に、特許文献3に記載された第3例の場合には、依然として、取付孔にスタッドの雄セレーション部を圧入する為、この圧入(締め代)に伴って取付フランジが、僅かとは言え変形する。近年、ロータの振れをより小さく抑える事が要求される様になっており、上記取付フランジの変形をより小さく抑える事が要求される様になっている為、上記第3例の場合も改良の余地がある。
米国特許第6415508号明細書 特開2002−46408号公報 特開2003−326908号公報
本発明の車輪支持用転がり軸受ユニット及びその製造方法は、上述の様な事情に鑑みて、取付フランジにスタッドを支持する事に伴う、この取付フランジの取付面の精度悪化を極小さく抑えるベく発明したものである。
本発明の車輪支持用転がり軸受ユニット及びその製造方法の対象となる車輪支持用転がり軸受ユニットは何れも、互いに同心に且つ複数個の転動体を介して相対回転自在に組み合わされた静止輪及び回転輪と、この回転輪の外周面に設けられた、その軸方向側面である取付面に車輪及び制動用回転部材を支持固定する為のフランジと、このフランジを軸方向に貫通する状態でこのフランジの円周方向複数個所に設けられた取付孔とを備える。
又、請求項3〜6に記載した車輪支持用転がり軸受ユニット及びその製造方法の対象となる車輪支持用転がり軸受ユニットの場合には、上記各取付孔に複数本のスタッドの基端部を、これら各スタッドの基端部に設けた雄セレーション部を上記各取付孔の内周面に形成した雌セレーションに内嵌する事により支持している。
特に、請求項1に記載した車輪支持用転がり軸受ユニットに於いては、上記取付面は、上記静止輪と上記回転輪と上記各転動体とを組み合わせた状態で施されるバニシ仕上により、上記回転輪の回転中心軸に直交する平坦面とされている。
又、請求項2に記載した車輪支持用転がり軸受ユニットの製造方法の場合には、上記静止輪と上記回転輪と上記各転動体とを組み合わせた状態で、上記取付面にバニシ仕上を施す事により、この取付面を上記平坦面とする。
尚、バニシ仕上とは、JIS B 0106に規定された加工方法で、被加工面(取付面)に硬い刃物を擦り付けてこの被加工面に塑性流動を発生させ、この被加工面から切り屑を発生させる事なく、この被加工面を所望の性状に仕上げる方法である。
又、請求項3に記載した車輪支持用転がり軸受ユニットに於いては、上記各取付孔の内周面の雌セレーションは、上記各スタッドの基端部に設けた雄セレーション部よりも大きな直径を有する加工用治具を上記フランジに形成した複数の下孔に、上記取付面とは反対側の面からこの取付面に向けて挿通する事により形成されたものである。そして、上記取付面は、上記各取付孔の内周面に上記加工用治具により雌セレーションを形成した後に施される仕上加工により、上記回転輪の回転中心軸に直交する平坦面とされたものである。 又、請求項4に記載した車輪支持用転がり軸受ユニットの製造方法の場合には、上記フランジに形成した複数の下孔に、上記各スタッドの基端部に設けた雄セレーション部よりも大きな直径を有する加工用治具を、上記取付面とは反対側の面からこの取付面に向けて挿通する事により、上記各取付孔の内周面に雌セレーションを形成する。その後、上記取付面に仕上加工を施す事によりこの取付面を、上記回転輪の回転中心軸に直交する平坦面とし、次いで、上記各取付孔に上記各スタッドの基端部を嵌合する。
又、請求項5に記載した車輪支持用転がり軸受ユニットに於いては、上記各取付孔の内周面の雌セレーションは、上記フランジに形成した複数の下孔にブローチ加工により、上記雄セレーション部よりも大径に形成されたものである。そして、上記取付面は、上記各取付孔の内周面にこのブローチ加工により雌セレーションを形成した後に施される仕上加工により、上記回転輪の回転中心軸に直交する平坦面とされたものである。
又、請求項6に記載した車輪支持用転がり軸受ユニットの製造方法の場合には、上記フランジに形成した複数の下孔にブローチ加工により、上記雄セレーション部よりも大径の雌セレーションを形成する。その後、上記取付面に仕上加工を施す事によりこの取付面を、上記回転輪の回転中心軸に直交する平坦面とし、次いで、上記各取付孔に上記各スタッドの基端部を嵌合する。
尚、請求項3〜6に記載された車輪支持用転がり軸受及びその製造方法で、雌セレーションと雄セレーション部とが、相対回転を阻止される状態にセレーション係合する事は勿論である。
上述の様に構成する本発明の車輪支持用転がり軸受ユニット及びその製造方法によれば、フランジに各スタッドを支持する事に伴う、このフランジの取付面の精度悪化を極小さく抑えられる。又、必要に応じて削り滓を生じさせずにこの取付面の精度を向上させる事ができる為、製造コストの上昇を抑える事もできる。
先ず、請求項1、2に記載した車輪支持用転がり軸受ユニット及びその製造方法の場合には、上記車輪支持用転がり軸受ユニットを組み立てた状態で、上記取付面をバニシ仕上により所望の平坦面とする。この為、削り滓を生じさせる事なく、この取付面の精度向上を図れる。
又、請求項3〜6に記載した車輪支持用転がり軸受ユニット及びその製造方法の場合には、各取付孔の内周面に雌セレーションを形成した後に上記取付面に仕上加工を施す為、この雌セレーションの加工に伴うこの取付面の精度悪化を補償できる。更に、上記各スタッドの雄セレーション部は、上記各取付孔に緩く嵌合する為、この雄セレーション部の嵌合に伴って上記取付フランジが変形する事はない。
本発明のうち、請求項3又は請求項5に記載した車輪支持用転がり軸受ユニットを実施する場合に好ましくは、請求項7に記載した様に、各取付孔と各スタッドとの間に、これら各スタッドの基端部がこれら各取付孔から抜け出る事を防止する為の抜け止め手段を設る。
この抜け止め手段は、例えば請求項8に記載した様に、雌セレーションに対し雄セレーション部を接着する接着剤とする。
或は、請求項9に記載した様に、各スタッドの中間部でフランジの取付面から突出した部分に外嵌されたOリングとする。この場合には、この取付面側の取付孔の開口周縁部に、このOリングが少なくとも弾性的に圧縮された状態で収納される、面取り若しくは座ぐりを形成する。
この様に構成すれば、上記各スタッドの雄セレーション部を上記各取付孔に緩く嵌合した場合でも、車輪支持用転がり軸受ユニットをその製造工場から自動車の組立工場に搬送し、更にこの自動車の懸架装置に組み付ける迄の間、車輪支持用転がり軸受ユニット単品を取り扱う段階で、上記各スタッドが上記各取付孔から抜け落ちるのを防止できる。
又、請求項4又は請求項6に記載した車輪支持用転がり軸受ユニットの製造方法を実施する場合に好ましくは、請求項10に記載した様に、取付面の仕上加工を、静止輪と回転輪と各転動体とを組み合わせ、この静止輪に対してこの回転輪を回転させつつ行なう。
この様に構成すれば、上記車輪支持用転がり軸受ユニットを構成する各部材(静止輪、回転輪、各転動体)同士の組み合わせ誤差に拘らず、上記取付面をこの回転輪の回転中心軸に対し直交する仮想平面上に、高精度に一致させる事ができる。
図1〜6は、請求項3、4、7、8に対応する、本発明の実施例1を示している。本実施例の場合、先ず、図1に示す様なハブ8bを用意する。このハブ8bは、前述の図18に示した車輪支持用転がり軸受ユニットを構成する為のものであり、取付フランジ13の円周方向等間隔複数個所に、下孔29を形成している。この様なハブ8bは、従来から一般的に行なわれているハブの製造方法と同様に、鍛造加工、切削加工、穿孔加工、スプライン加工、研削加工等の機械加工、及び、熱処理、コーティング処理等の表面処理を施して造る。尚、上記穿孔加工により造る上記下孔29の軸方向中間部の内径は、完成後の取付孔15(図4〜5参照)の内径よりも小さく、軸方向両端開口部には、開口縁部に向かう程内径が大きくなる方向に傾斜した、摺鉢面状の面取り部30、30を形成している。尚、これら両面取り部30、30は必ずしも必要ではなく、一方又は双方の面取りを省略しても良い。或は、上記下孔29の開口端部に、面取りに代えて座ぐりを形成する事もできる。
上述した各下孔29は、図2〜4に示す様にして、上記取付孔15とする。先ず、図2〜3に示す様に上記下孔29に、加工用治具31を圧入する。この加工用治具31は、上記ハブ8bを構成する金属材料よりも硬い金属(例えば超鋼合金鋼、ハイス鋼、ダイス鋼、軸受鋼)である。又、上記加工用治具31に対してコーティング等の、耐摩耗性向上の為の表面処理を施す事によって、この加工用治具31の工具寿命を延ばすと共に、高精度の寸法並びに表面粗さを持った雌セレーション32を設ける事が可能になる。上記加工用治具31の先端部外周面には、上記下孔29の内周面に雌セレーション32(図4〜5参照)を形成する為の、加工用雄セレーション部33を設けている。上記加工用治具31の他の部分の外径は、この加工用雄セレーション部33の溝底径よりも小さい。又、この加工用雄セレーション部33の直径(歯先円直径、ピッチ円直径、溝底径)は、上記取付孔15に内嵌すべきスタッド9の中間部基端寄り部分に設けた雄セレーション部16(図6参照)の直径よりも少しだけ大きい。尚、この雄セレーション部16の直径に比べて上記加工用雄セレーション部33の直径を大きくする程度は、上記スタッド9等の加工誤差や、この加工用雄セレーション部33の繰り返し使用に伴う摩耗に拘らず、上記両雄セレーション部16、33大小関係が逆転しない(この雄セレーション部16の直径に比べてこの加工用雄セレーション部33の直径が小さくなる事がない)範囲で、可及的僅少にする。一般的には、上記雄セレーション部16の直径に比べて上記加工用雄セレーション部33の直径を0.1mm程度大きくすれば十分であるが、加工に伴うスプリングバックを考慮して、これよりも少しだけ大きな値(例えば0.2mm程度)にする事もできる。何れにしても、上記加工用雄セレーション部33の直径を決定する作業は、数回の実験の結果を勘案する事により、容易に行なえる。その際、 直径寸法の設定だけでなく、この実験の結果に基づき、上記雄セレーション部16の諸元のうち、所謂歯圧寸法や接触角も考慮した、上記加工用雄セレーション部33の設定を行なう。
上述の様な加工用治具31の上記加工用雄セレーション部33を、図2に示す状態から図3に示す状態にまで移動させて、この加工用雄セレーション部33を前記下孔29に押し込む事により、この下孔29の内周面にこの加工用雄セレーション部33の外周面形状が転写される。即ち、この下孔29の内周面に雌セレーション32が形成されて、上記取付孔15とされる。そこで、図4に示す様に、上記加工用治具31をこの取付孔15から抜き取る。尚、図示の例では、上記加工用治具31を往復移動させる事により、この加工用治具31を押し込んだ側に抜き取っているが、この加工用治具31を一方向にのみ移動させて、この加工用治具31を押し込んだ側と反対側に抜き取っても良い。何れにしても、この加工用治具31を抜き取った後には、その内周面に上記雌セレーション32が形成された、上記取付孔15が得られる。この雌セレーション32の直径(溝底径、ピッチ円直径、歯先円直径)は、上記加工用雄セレーション部33の直径(歯先円直径、ピッチ円直径、溝底径)と一致する(スプリングバックがない場合)し、上記雄セレーション部16の直径よりも少しだけ大きい。尚、スプリングバックを無視できない場合には、上記加工用雄セレーション部33の直径を少し大きめに設定するので、この場合でも、上記雌セレーション32の直径は上記雄セレーション部16の直径よりも少しだけ大きくなる。
何れにしても、上記加工用雄セレーション部33を上記下孔29に押し込んで(圧入して)、その内周面に上記雌セレーション32を有する上記取付孔15とする際には、前記取付フランジ13の一部で上記下孔29の周囲部分が、僅かとは言え歪む(変形する)。この歪みをそのままにして車輪支持用転がり軸受ユニットを組み立てると、前述した様に、上記取付フランジ13の取付面14に結合固定したロータ2(図15参照)の軸方向振れが大きくなり、前述した様な問題を生じる。
そこで本実施例の場合には、上記加工用治具31を上記取付孔15から抜き取った後、図5に示す様に、上記取付面14に仕上加工を施して、この取付面14を、前記ハブ8bの回転中心軸に対し直交する方向の平坦面とする。この様に、上記取付面14に仕上加工を施す方法は特に問わないが、本実施例の場合には、切削(旋削)加工により行なっている。そして、上記取付面14を、上記回転中心軸に対し直交する方向に存在する、高精度の平坦面としている。尚、上記仕上加工の方法としては、研削加工等の切削加工以外の機械加工、或は、バニシ仕上等の塑性加工を採用する事もできる。何れの方法を採用しても、上記取付面14を、上記回転中心軸に対し直交する方向に存在する、高精度の平坦面に加工できる。
上述の様にして、上記取付面14を、上記回転中心軸に対し直交する方向に存在する、高精度の平坦面としたならば、上記取付孔15に、前記スタッド9の中間部基端寄り部分に設けた雄セレーション部16を内嵌する。この際、このスタッド9を上記取付孔15に、上記取付面14と逆側(軸方向内側)より、その先端側から挿入し、上記雄セレーション部16と上記雌セレーション32とをセレーション係合させる。前述した通り、この雄セレーション部16の直径はこの雌セレーション32の直径よりも小さい為、この雄セレーション部16はこの雌セレーション32に、隙間嵌で(但し、相対回転を阻止された状態で)嵌合する。従って、これら雄セレーション部16と雌セレーション32とのセレーション係合に伴い、前記取付フランジ13が変形する事はなく、上記取付面14は、上記高精度の平坦面のままである。
但し、隙間嵌の嵌合のままであると、上記取付孔15から上記スタッド9が抜け落ちる可能性がある。そこで本実施例の場合には、上記雄セレーション部16と上記雌セレーション32とを接着剤により接着して、上記スタッド9が取付孔15から抜け落ちない様にする。即ち、本実施例の場合には、上記雄セレーション部16と上記雌セレーション32とをセレーション係合に基づいて、上記スタッド9とナット10(図15参照)との螺合・緊締時に、このスタッド9が共回りする事を防止し、接着により、このスタッド9の脱落防止を図っている。
上述の様にして、上記各取付孔15に上記各スタッド9の基端部を固定した、前記ハブ8bは、次いで、外輪6、転動体22、22、内輪21等と組み合わせて、前述の図18に示した様な車輪支持用転がり軸受ユニットとする。更に、必要に応じて、アンチロックブレーキシステム(ABS)制御用の信号を得る為の回転速度検出センサ、上記ハブ8bの外端開口部を塞ぐ為のキャップ(何れも図示せず)等を組み付ける。
この様にして得られた、本実施例の車輪支持用転がり軸受ユニットの取付フランジ13の取付面14にロータ2を結合固定した場合に、このロータ2の制動用摩擦面は、軸方向に関する振れを小さく抑えられる。この為、前述した様な、パッドと各制動用摩擦面との偏摩耗、或は制動時に発生するジャダーと呼ばれる異音を抑えられる。
尚、上述の実施例は、本発明を前述の図18に示した構造に適用した場合に就いて示しているが、本発明は、この図18に示した構造に限らず、前述した図16、17、19〜23を含め、回転輪の外周面に取付フランジを有する、各種構造の車輪支持用転がり軸受ユニットに適用できる。
図7〜8は、請求項3、4、7、8、10に対応する、本発明の実施例2を示している。本実施例の場合も、上述した実施例1の場合と同様に、図2〜4に示した工程により、ハブ8bの外周面に形成した取付フランジ13の取付孔15の内周面に雌セレーション32を形成する。ここまでの工程に就いては、上記実施例1と同様であるから、重複する説明は省略する。本実施例の特徴は、上記取付孔15の内周面に雌セレーション32を形成した後、上記取付フランジ13の取付面14を高精度に、即ち、この取付面14を上記ハブ8bの回転中心軸に直交する方向に存在する平坦面にする工程にある。
即ち、本実施例の場合には、上記取付孔15の内周面に雌セレーション32を形成した後、上記取付面14に仕上加工を施す前に、上記ハブ8bを他の部材、即ち、外輪6、転動体22、22、内輪21等と組み合わせて、図7に示す様な車輪支持用転がり軸受ユニットの完成品若しくは半完成品に組み立てる。そして、上記図7に示す様に、上記外輪6を固定した状態で、上記ハブ8bを回転駆動する。この為に本実施例の場合には、このハブ8bの中心部に設けたスプライン孔23に駆動軸34の先端部をスプライン係合させている。そして、この駆動軸34により上記ハブ8bを回転させつつ、上記取付面14にバニシ刃物35を押し付けて、この取付面14にバニシ仕上を施している。尚、この際に、上記外輪6を、上記ハブ8bよりも低速で回転させる事もできる。この外輪6を低速回転させる事で、上記バニシ刃物35の押し付けに伴って加わる荷重が、この外輪6の内周面に設けた外輪軌道11a、11bの全周に亙り均等に加わり、これら両外輪軌道11a、11bの一部に圧痕等の損傷が発生する事を、より確実に防止できる。
尚、本実施例の様に、車輪支持用転がり軸受ユニットの完成品若しくは半完成品に組み立てた後、ハブを回転させながら取付フランジの取付面をバニシ加工を施す方法は、図7〜8に示す様な、ハブ8bの中心部にスプライン孔23が設けられている構造に限らず、前述の図19〜20に示した従動輪用の車輪支持用転がり軸受ユニットにも適用可能である。但し、従動輪用の車輪支持用転がり軸受ユニットの場合には、駆動輪の車輪支持用転がり軸受ユニットとは異なり、ハブの中心部にスプライン孔を設けていない為、図7に示
す様な雄スプライン部を備えた駆動軸34でハブを回転させる事はできない。そこで、ハブの外端面中央部に形成した凹部37(図19参照)の内面と摩擦摩擦係合してこのハブを回転駆動できる駆動軸を用いるか、図20に示す様に、凹部37の円周方向の一部に径方向内方に突出する凸部38を設け、この凸部38の駆動軸の一部とを機械的に係合させて、ハブを回転駆動する。
何れにしても、本実施例の場合には、上記ハブ8bを実際に車輪支持用転がり軸受ユニットを構成した状態に組み立ててから、上記取付面14の仕上加工を施す。この為、上記車輪支持用転がり軸受ユニットを構成する各部材(ハブ8b、外輪6、転動体22、22)同士の組み合わせ誤差に拘らず、上記取付面14をこのハブ8bの回転中心軸に対し直交する仮想平面上に、高精度に一致させる事ができる。又、本実施例の場合には、上記取付面14の仕上加工をバニシ仕上により行なっているので、この仕上加工に伴って切り屑が発生する事はなく、上記取付面14を上記ハブ8bの回転中心軸に対し直交する仮想平面上に高精度に一致させる事ができ、且つ、前述した様な、上記取付面14に切り屑が付着する事に伴う不具合を発生させる事もない。そして、上記取付面14に仕上加工を施した後、図8に示す様に、上記取付孔15にスタッド9の基端部に設けた雄セレーション部16を嵌合させる。
その他の点に就いては、前述した実施例1と同様であるから、重複する説明は省略する。
図9〜12は、請求項請求項3、4、7、8、10に対応する、本発明の実施例3を示している。本実施例の場合には、前述の図2に示した様な、取付フランジ13に下孔29を形成したままの(内周面に未だ雌セレーション32を形成していない)ハブ8bを、他の部材、即ち、外輪6、転動体22、22、内輪21等と組み合わせて、図9に示す様な車輪支持用転がり軸受ユニットの完成品若しくは半完成品に組み立てる。
次いで、図10〜12に示す様に、上記下孔29に加工用治具31の加工用雄セレーション部33を圧入して、この下孔29の内周面に雌セレーション32を形成し、取付孔15とする。この様に下孔29を取付孔15とする工程に就いては、上記ハブ8bを他の部材と組み立てた後に行なう点を除き、前述の実施例1及び上述の実施例2と同様である。この様にして上記下孔29を上記取付孔15に加工したならば、上述した実施例2と同様に、図7に示す様にして、上記取付フランジ13の取付面14にバニシ仕上を施し、この取付面14をこのハブ8bの回転中心軸に対し直交する仮想平面上に、高精度に一致させる。そして、上記取付面14に仕上加工を施した後、図8に示す様に、上記取付孔15にスタッド9の基端部に設けた雄セレーション部16を嵌合させる。
上記下孔29を取付孔15とする工程を、上記ハブ8bと他の部材とを組み合わせた後に行なう以外の点に就いては、バニシ仕上による効果を含めて、前述した実施例2と同様であるから、重複する説明は省略する。
尚、以上に述べた各実施例では、下孔29に加工用治具31を押し込む事により、この下孔29の内周面に雌セレーション32を形成しているが、この雌セレーション32を形成する方法は、この様な方法に限定するものではない。例えば、下孔を形成していない取付フランジに、適宜の形状を有する加工用治具を強く押し付けて、打ち抜き加工と同時に塑性加工を施しても、上述の様に、上記下孔29に上記加工用治具31を押し込む事により造ったものと同等の、内周面に雌セレーションを備えた取付孔を形成する事ができる。この取付孔を上述の様な方法により造れば、下孔加工を省略し、1工程でこの取付孔を形成できるので、加工コスト低減の面から有利である。更には、下孔の加工を打ち抜き若しくは塑性加工により行なった後、上記各実施例の場合と同様に、加工用雄セレーション部を有する加工用治具によっても、これら各実施例の場合と同等の、内周面に雌セレーション部を備えた取付孔を形成する事ができる。
図13〜14は、請求項1、2に対応する、本発明の実施例4を示している。本実施例の場合には、ハブ8bの取付フランジ13の円周方向等間隔複数個所にねじ孔36を、この取付フランジ13を軸方向に貫通する状態で形成している。この様なハブ8bの取付フランジ13に関しても、上記ねじ孔36の加工に伴って、スタッドの基端部を圧入する場合程ではないしても、取付面14の精度が悪化する可能性がある。そこで本実施例の場合には、上記ハブ8bを他の部材、即ち、外輪6、転動体22、22、内輪21等と組み合わせて、図14に示す様な車輪支持用転がり軸受ユニットの完成品若しくは半完成品に組み立てた状態で、上記ハブ8bを回転させつつ、上記取付面14にバニシ刃物35を押し付けて、この取付面14にバニシ仕上を施し、この取付面14を上記ハブ8bの回転中心軸に対し直交する仮想平面上に、高精度に一致させる。
この様な本実施例の場合、ホイール1及びロータ2(図15参照)は、これらホイール1及びロータ2を外方から内方に挿通したボルトを上記ねじ孔36に螺合し更に緊締する事により、上記取付フランジ13に対し結合固定する。
その他の構成及び作用に就いては、バニシ仕上による効果を含めて、前述した実施例2と同様であるから、重複する説明は省略する。
実施例1〜3の途中工程で、下孔を設けたハブの断面図。 実施例1、2の途中工程で、下孔に加工用治具を圧入する直前の状態を示す断面図。 実施例1、2の途中工程で、下孔に加工用治具を圧入した状態を示す断面図。 実施例1、2の途中工程で、下孔から加工用治具を引き抜いた状態を示す断面図。 実施例1の途中工程で、取付面を仕上加工する状態を示す断面図。 実施例1の途中工程で、取付孔にスタッドを挿入した状態を示す断面図。 実施例2、3の途中工程で、取付面を仕上加工する状態を示す断面図。 実施例2、3の途中工程で、取付孔にスタッドを挿入した状態を示す断面図。 実施例3の途中工程で、下孔を設けたハブと他の構成部材とを組み合わせた状態を示す断面図。 実施例3の途中工程で、下孔に加工用治具を圧入する直前の状態を示す断面図。 実施例3の途中工程で、下孔に加工用治具を圧入した状態を示す断面図。 実施例3の途中工程で、下孔から加工用治具を引き抜いた状態を示す断面図。 実施例4の途中工程で、ねじ孔を設けたハブの断面図。 実施例4の途中工程で、取付面を仕上加工する状態を示す断面図。 本発明の対象となる車輪支持用転がり軸受ユニットの第1例を、組み付け状態で示す断面図。 第1例の車輪支持用転がり軸受ユニットを取り出して示す断面図。 本発明の対象となる車輪支持用転がり軸受ユニットの第2例を示す断面図。 同第3例を示す断面図。 同第4例を示す断面図。 同第5例を示す断面図。 同第6例を示す断面図。 同第7例を示す断面図。 同第8例を示す断面図。 同第9例を示す断面図。 同第10例を示す断面図。 同第11例を示す断面図。 同第12例を示す断面図。 同第13例を示す断面図。 同第14例を示す断面図。 同第15例を示す断面図。 スタッドの圧入に伴って取付フランジの取付面が変形する第一の理由を説明する為の部分拡大断面図。 同第二の理由を説明する為の部分拡大断面図。
符号の説明
1 ホイール
2 ロータ
3 ナックル
4 支持孔
5 車輪支持用転がり軸受ユニット
6 外輪
7 ボルト
8、8a、8b、8c、8d、8e、8f ハブ
9 スタッド
10 ナット
11a、11b、11c、11d 外輪軌道
12 結合フランジ
13 取付フランジ
14 取付面
15 取付孔
16 雄セレーション部
17 鍔部
18 雄ねじ部
19a、19b、19c、19d 内輪軌道
20 小径段部
21、21a、21b 内輪
22、22a 転動体
23 スプライン孔
24 等速ジョイント
25 スプライン軸
26 かしめ部
27 ナット
28 膨出部
29 下孔
30 面取り部
31 加工用治具
32 雌セレーション
33 加工用雄セレーション部
34 駆動軸
35 バニシ刃物
36 ねじ孔
37 凹部
38 凸部

Claims (10)

  1. 互いに同心に且つ複数個の転動体を介して相対回転自在に組み合わされた静止輪及び回転輪と、この回転輪の外周面に設けられた、その軸方向側面である取付面に車輪及び制動用回転部材を支持固定する為のフランジと、このフランジを軸方向に貫通する状態でこのフランジの円周方向複数個所に設けられた取付孔とを備えた車輪支持用転がり軸受ユニットに於いて、上記取付面は、上記静止輪と上記回転輪と上記各転動体とを組み合わせた状態で施されるバニシ仕上により、上記回転輪の回転中心軸に直交する平坦面とされている事を特徴とする車輪支持用転がり軸受ユニット。
  2. 互いに同心に且つ複数個の転動体を介して相対回転自在に組み合わされた静止輪及び回転輪と、この回転輪の外周面に設けられた、その軸方向側面である取付面に車輪及び制動用回転部材を支持固定する為のフランジと、このフランジを軸方向に貫通する状態でこのフランジの円周方向複数個所に設けられた取付孔とを備えた車輪支持用転がり軸受ユニットのうちで、上記取付面を上記回転輪の回転中心軸に直交する平坦面とする、車輪支持用転がり軸受ユニットの製造方法であって、上記静止輪と上記回転輪と上記各転動体とを組み合わせた状態で、上記取付面にバニシ仕上を施す事により、この取付面を上記平坦面とする事を特徴とする車輪支持用転がり軸受ユニットの製造方法。
  3. 互いに同心に且つ複数個の転動体を介して相対回転自在に組み合わされた静止輪及び回転輪と、この回転輪の外周面に設けられた、その軸方向側面である取付面に車輪及び制動用回転部材を支持固定する為のフランジと、このフランジを軸方向に貫通する状態でこのフランジの円周方向複数個所に設けられた、その内周面に雌セレーションを形成した取付孔と、これら各取付孔にそれぞれの基端部に設けた雄セレーション部を内嵌する事により上記フランジに支持した複数本のスタッドとを備えた車輪支持用転がり軸受ユニットに於いて、上記各取付孔の内周面の雌セレーションは、上記各スタッドの基端部に設けた雄セレーション部よりも大きな直径を有する加工用治具を上記フランジに形成した複数の下孔に、上記取付面とは反対側の面からこの取付面に向けて挿通する事により形成されたものであり、上記取付面は上記各取付孔の内周面に上記加工用治具により雌セレーションを形成した後に施される仕上加工により、上記回転輪の回転中心軸に直交する平坦面とされたものである車輪支持用転がり軸受ユニット。
  4. 互いに同心に且つ複数個の転動体を介して相対回転自在に組み合わされた静止輪及び回転輪と、この回転輪の外周面に設けられた、その軸方向側面である取付面に車輪及び制動用回転部材を支持固定する為のフランジと、このフランジを軸方向に貫通する状態でこのフランジの円周方向複数個所に設けられた、その内周面に雌セレーションを形成した取付孔と、これら各取付孔にそれぞれの基端部に設けた雄セレーション部を内嵌する事により上記フランジに支持した複数本のスタッドとを備えた車輪支持用転がり軸受ユニットのうちで、上記取付面を上記回転輪の回転中心軸に直交する平坦面とする、車輪支持用転がり軸受ユニットの製造方法であって、上記フランジに形成した複数の下孔に、上記各スタッドの基端部に設けた雄セレーション部よりも大きな直径を有する加工用治具を、上記取付面とは反対側の面からこの取付面に向けて挿通する事により、上記各取付孔の内周面に雌セレーションを形成した後、上記取付面に仕上加工を施す事によりこの取付面を、上記回転輪の回転中心軸に直交する平坦面とし、次いで、上記各取付孔に上記各スタッドの基端部を嵌合する車輪支持用転がり軸受ユニットの製造方法。
  5. 互いに同心に且つ複数個の転動体を介して相対回転自在に組み合わされた静止輪及び回転輪と、この回転輪の外周面に設けられた、その軸方向側面である取付面に車輪及び制動用回転部材を支持固定する為のフランジと、このフランジを軸方向に貫通する状態でこのフランジの円周方向複数個所に設けられた、その内周面に雌セレーションを形成した取付孔と、これら各取付孔にそれぞれの基端部に設けた雄セレーション部を内嵌する事により上記フランジに支持した複数本のスタッドとを備えた車輪支持用転がり軸受ユニットに於いて、上記各取付孔の内周面の雌セレーションは、上記フランジに形成した複数の下孔にブローチ加工により、上記雄セレーション部よりも大径に形成されたものであり、上記取付面は上記各取付孔の内周面にこのブローチ加工により雌セレーションを形成した後に施される仕上加工により、上記回転輪の回転中心軸に直交する平坦面とされたものである車輪支持用転がり軸受ユニット。
  6. 互いに同心に且つ複数個の転動体を介して相対回転自在に組み合わされた静止輪及び回転輪と、この回転輪の外周面に設けられた、その軸方向側面である取付面に車輪及び制動用回転部材を支持固定する為のフランジと、このフランジを軸方向に貫通する状態でこのフランジの円周方向複数個所に設けられた、その内周面に雌セレーションを形成した取付孔と、これら各取付孔にそれぞれの基端部に設けた雄セレーション部を内嵌する事により上記フランジに支持した複数本のスタッドとを備えた車輪支持用転がり軸受ユニットのうちで、上記取付面を上記回転輪の回転中心軸に直交する平坦面とする、車輪支持用転がり軸受ユニットの製造方法であって、上記フランジに形成した複数の下孔にブローチ加工により、上記雄セレーション部よりも大径の雌セレーションを形成した後、上記取付面に仕上加工を施す事によりこの取付面を、上記回転輪の回転中心軸に直交する平坦面とし、次いで、上記各取付孔に上記各スタッドの基端部を嵌合する車輪支持用転がり軸受ユニットの製造方法。
  7. 各取付孔と各スタッドとの間に、これら各スタッドの基端部がこれら各取付孔から抜け出る事を防止する為の抜け止め手段を設けている、請求項3又は請求項5に記載した車輪支持用転がり軸受ユニット。
  8. 抜け止め手段が、雌セレーションに対し雄セレーション部を接着する接着剤である、請求項7に記載した車輪支持用転がり軸受ユニット。
  9. 抜け止め手段が、各スタッドの中間部でフランジの取付面から突出した部分に外嵌されたOリングであり、この取付面側の取付孔の開口周縁部に、このOリングが少なくとも弾性的に圧縮された状態で収納される面取り若しくは座ぐりが形成されている、請求項7に記載した車輪支持用転がり軸受ユニット。
  10. 取付面の仕上加工を、静止輪と回転輪と各転動体とを組み合わせ、この静止輪に対してこの回転輪を回転させつつ行なう、請求項4又は請求項6に記載した車輪支持用転がり軸受ユニットの製造方法。
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