JP2004225752A - 車輪用軸受ユニットの製造方法 - Google Patents

車輪用軸受ユニットの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2004225752A
JP2004225752A JP2003011862A JP2003011862A JP2004225752A JP 2004225752 A JP2004225752 A JP 2004225752A JP 2003011862 A JP2003011862 A JP 2003011862A JP 2003011862 A JP2003011862 A JP 2003011862A JP 2004225752 A JP2004225752 A JP 2004225752A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing unit
studs
hub
mounting surface
wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003011862A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004225752A5 (ja
Inventor
Yuji Nakamura
雄二 中村
Mitsuyoshi Sakamoto
潤是 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP2003011862A priority Critical patent/JP2004225752A/ja
Publication of JP2004225752A publication Critical patent/JP2004225752A/ja
Publication of JP2004225752A5 publication Critical patent/JP2004225752A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2326/00Articles relating to transporting
    • F16C2326/01Parts of vehicles in general
    • F16C2326/02Wheel hubs or castors

Landscapes

  • Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

【課題】取付面25の直角度が製品毎にばらつく事を抑えて、制動時に発生するジャダーの低減を十分に図れる車輪用軸受ユニット5bを得る。
【解決手段】この車輪用軸受ユニット5bの構成各部材を、各スタッド9を含んで組み立てた後、上記取付面25のこれら各スタッド9の内接円よりも径方向内側の面32と、これら各スタッド9の外接円よりも径方向外側の面33とに、それぞれ精密加工バイト40a、40bにより同時に旋削加工を施す。そして、この旋削加工の終了毎に、上記内側の面32と外側の面33との、同一の基準平面からのずれ量を測定し、このずれ量に基づいて上記各精密加工バイト40a、40bの位置をそれぞれ補正する。この結果、加工の繰り返しによる、上記取付面25の直角度の低下を防いで、上記課題を解決できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車の車輪並びにロータ或はドラム等の制動用回転体を支持する車輪用軸受ユニットの製造方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の車輪を構成するホイール1及び制動装置であるディスクブレーキを構成するロータ2は、例えば図5に示す様な構造により、懸架装置を構成するナックル3に回転自在に支承している。即ち、このナックル3に形成した円形の支持孔4部分に、本発明の対象となる車輪用軸受ユニット5を構成する外輪6を、複数本のボルト7により固定している。一方、上記車輪用軸受ユニット5を構成するハブ8に上記ホイール1及びロータ2を、複数本のスタッド9とナット10とにより結合固定している。
【0003】
上記外輪6の内周面には複列の外輪軌道11a、11bを、外周面には固定側フランジ12を、それぞれ形成している。この様な外輪6は、この固定側フランジ12を上記ナックル3に、上記各ボルト7で結合する事により、このナックル3に対し固定している。
【0004】
これに対して、上記ハブ8は、ハブ本体13と内輪14とを組み合わせて成る。このうちのハブ本体13の外周面の一部で、上記外輪6の外端開口(軸方向に関して外とは、自動車への組み付け状態で幅方向外側となる部分を言い、図5の左側、図1〜4、6、8の上側。反対に、自動車への組み付け状態で幅方向中央側となる、図5の右側及び図1〜4、6、8の下側を、軸方向に関して内と言う。本明細書全体で同じ。)から突出した部分には、回転側フランジ15を形成している。上記ホイール1及びロータ2はこの回転側フランジ15の片側面(図示の例では外側面)に、上記各スタッド9とナット10とにより、結合固定している。又、上記ハブ本体13の中間部外周面で、上記複列の外輪軌道11a、11bのうちの外側の外輪軌道11aに対向する部分には、第一の内輪軌道16を、上記ハブ本体13に対し直接形成している。更に、上記ハブ本体13の内端部外周面に形成した小径段部17に上記内輪14を外嵌固定して、上記ハブ8を構成している。そして、この内輪14の外周面に形成した第二の内輪軌道18を、上記複列の外輪軌道11a、11bのうちの内側の外輪軌道11bに対向させている。
【0005】
これら各外輪軌道11a、11bと第一、第二の各内輪軌道16、18との間には、それぞれが転動体である玉19、19を複数個ずつ、それぞれ保持器20、20により保持した状態で転動自在に設けている。この構成により、背面組み合わせである複列アンギュラ型の玉軸受を構成し、上記外輪6の内側に上記ハブ8を、回転自在に、且つ、ラジアル荷重及びスラスト荷重を支承自在に支持している。尚、上記外輪6の両端部内周面と、上記ハブ本体13の中間部外周面及び上記内輪14の内端部外周面との間には、それぞれシールリング21a、21bを設けて、上記各玉19、19を設けた内部空間と外部とを遮断している。更に、図示の例は、駆動輪(FR車及びRR車の後輪、FF車の前輪、4WD車の全輪)用の車輪用軸受ユニット5である為、上記ハブ本体13の中心部に、スプライン孔22を形成している。そして、このスプライン孔22に、等速ジョイント23のスプライン軸24を挿入している。
【0006】
上述の様な車輪用軸受ユニット5の使用時には、図5に示す様に、外輪6をナックル3に固定すると共に、ハブ本体13の回転側フランジ15に、図示しないタイヤを組み合わせたホイール1及びロータ2を固定する。又、このうちのロータ2と、上記ナックル3に固定した、図示しないサポート及びキャリパとを組み合わせて、制動用のディスクブレーキを構成する。制動時には、上記ロータ2を挟んで設けた1対のパッドをこのロータ2の制動用摩擦面である両側面に押し付ける。尚、本明細書中で制動用摩擦面とは、制動用回転体がロータである場合には、このロータの軸方向両側面を言い、制動用回転体がドラムである場合には、このドラムの内周面を言う。
【0007】
一方、自動車の制動時にしばしば、ジャダーと呼ばれる、不快な騒音を伴う振動が発生する事が知られている。この様な振動の原因としては、ロータ2の側面とパッドのライニングとの摩擦状態の不均一等、各種の原因が知られているが、上記ロータ2の振れも、大きな原因となる事が知られている。即ち、このロータ2の側面はこのロータ2の回転中心に対して、本来直角となるべきものであるが、不可避な製造誤差等により、完全に直角にする事は難しい。この結果、自動車の走行時に上記ロータ2の側面は、多少とは言え、回転軸方向(図5の左右方向)に振れる事が避けられない。この様な振れ(図5の左右方向への変位量)が大きくなると、制動の為に1対のパッドのライニングを上記ロータ2の両側面に押し付けた場合に、上記ジャダーが発生する。又、上記回転側フランジ15の側面にドラムブレーキを構成するドラムを固定した場合に、このドラムの内周面がドラムの回転中心に対して完全に平行でなければ、シューをこの内周面に押し付けた場合に、やはりジャダーの如き振動が発生する。
【0008】
この様な原因で発生するジャダーを抑える為には、上記ロータ2の側面の軸方向の振れ(アキシアル振れ)、又はドラムの内周面の径方向の振れを抑える(小さくする)事が重要となる。そして、この振れを抑える為には、上記ハブ本体13の回転中心に対する回転側フランジ15の取付面(上記回転側フランジ15の片側面)の直角度を向上させる事が重要となる。特許文献1には、回転側フランジの取付面の直角度を向上させる為の車輪用軸受ユニットの製造方法が記載されている。
【0009】
上記特許文献1に記載された製造方法により造られる車輪用軸受ユニットの場合、図6に示す様に、ハブ本体13aの中間部乃至内端部に形成した幅広の小径段部17aに、1対の内輪14a、14bを外嵌し、ナット29により抑え付けている。又、転動体として円すいころ30、30を使用している。この様に、ハブ本体13aに1対の内輪14a、14bを外嵌したハブ8aを組み込んだ車輪用軸受ユニット5aの回転側フランジ15aの取付面25の直角度を向上させる、上記特許文献1に記載された方法の場合、図6〜7に示す様に、先ず、上記取付面25を加工する前のハブ8aを含む、上記車輪用軸受ユニット5aの各構成部材を組み立てる。
【0010】
次いで、外輪6の外周面に設けた固定側フランジ12を加工装置の支持台26に固定してから、スピンドル27により上記ハブ8aを回転させつつ、上記回転側フランジ15aの取付面25に砥石28の先端面を突き当てて、この取付面25を所定の形状及び寸法に仕上げる。この様な方法により車輪用軸受ユニット5aを製造した場合には、各構成部材の製造上不可避な寸法誤差や組み付け誤差に拘らず、上記ハブ8aの回転中心に対する上記取付面25の直角度を向上させる事ができて、この取付面25に固定するロータ2(図5参照)等の制動用回転体の制動用摩擦面の振れを抑える事ができる。
【0011】
但し、上述した特許文献1に記載された車輪用軸受ユニットの製造方法の場合、次の様な問題がある。即ち、上記回転側フランジ15aには、車輪及び制動用回転体を固定する為のスタッド9(図5参照)の基端部を圧入固定する事が一般的であるが、この圧入固定の際に、上記取付面25が変形する可能性がある。この様な変形に拘らず、この取付面25の精度を確保する為には、この取付面25の仕上加工を、上記各スタッド9の圧入固定後に行なう事が考えられるが、上記砥石28を使用した研削加工をこの圧入固定後に行なう事は、この砥石28と上記各スタッド9とが干渉する為、困難である。
【0012】
これに対して、特許文献2には、図8に示す様に、各スタッド9を回転側フランジ15bに圧入固定後、この回転側フランジ15bの取付面25の、これら各スタッド9の内接円よりも径方向内側の面32とこれら各スタッド9の外接円よりも径方向外側の面33とを、互いに別の工具34、34により仕上げる、車輪用軸受ユニットの製造方法が記載されている。この特許文献2に記載されている製造方法によれば、上記各スタッド9を上記回転側フランジ15bに圧入固定した後でも、この回転側フランジ15bの取付面25に仕上加工を施す事ができる。又、上記内側の面32と外側の面33との加工を、1つの工具によりそれぞれ行なう方法もある。即ち、上記内側の面32と外側の面33とのうち一方の面側に工具を設置してこの一方の面を加工し、その後、この工具を上記各スタッド9と干渉しない様に他方の面側に移動させてこの他方の面を加工する。但し、この加工方法の場合、上述した2つの工具34、34により加工する場合に比べて、加工時間が長くなる。従って、車輪用軸受ユニットの生産を効率的に行なう為には、上述の様に、上記取付面25に2つの工具34、34により加工を施す。
【0013】
【特許文献1】
米国特許第6,071,180号明細書
【特許文献2】
米国特許第6,364,426号明細書
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
近年、上記回転側フランジ15bの取付面25に固定するロータ2の振れの大きさを10μm以下に抑える事が要求されている。この為には、この取付面25の直角度をより向上させる為、この取付面25の仕上加工の精度を高める必要がある。しかし、上述の様に、上記回転側フランジ15bの取付面25の仕上加工を2つの工具34、34により行なう場合、加工の繰り返しにより上記直角度が低下する可能性がある。即ち、上記取付面25のうち、上記各スタッド9の内接円よりも径方向内側の面32とこれら各スタッド9の外接円よりも径方向外側の面33とに、互いに別の工具34、34により機械加工を施す場合、加工作業の繰り返しによるこれら各工具34、34の先端部の摩耗等の影響により、これら各工具34、34の、上記内側の面32及び外側の面33に対する位置が互いにずれる。そして、この状態でこれら各工具34、34により、これら内側の面32及び外側の面33を加工すれば、これら内側の面32と外側の面33とが同一平面からずれて(同一平面上に存在しなくなって)、上記取付面25の直角度が悪化する。
【0015】
上述の様に、上記取付面25に存在する内側の面32と外側の面33とが同一平面からずれた状態では、この取付面25に固定するロータ2(図5参照)の振れを十分に抑える事は難しい。従って、このずれをなくす為には、上記各工具34、34の上記内側の面32若しくは外側の面33に対する位置を補正する必要がある。この場合一般的には、ロット毎に製品を検査して、これら各工具34、34の位置を補正する事が考えられる。しかし、この様に、これら各工具34、34の位置をロット毎に補正したとしても、やはり加工の繰り返しによるこれら各工具34、34の上記内側の面32若しくは外側の面33に対する位置が無視できない程ずれる可能性がある。即ち、上記各工具34、34は摩耗に基づいて、上記取付面25の加工を1回行なう度に、上記内側の面32若しくは外側の面33に対する位置が、それぞれ所定の位置から僅かながらずれる。そして、このずれの量は、上記各面32、33同士の間で必ずしも一致しない。この為、同一ロット内であっても、加工を複数回繰り返せば、これら各工具34、34の位置が互いにずれて、加工後に上記内側の面32と外側の面33とが同一平面からずれる場合がある。従って、従来の様に、ロット毎に各工具34、34の位置を補正するだけでは、上記取付面25に固定するロータ2の振れを、10μm以下に抑えるという厳しい要求に応える事は難しい。
本発明の車輪用軸受ユニット及びその製造方法は、この様な事情に鑑みて発明したものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明の製造方法の対象となる車輪用軸受ユニットは、前述した従来の車輪用軸受ユニットと同様に、車輪及び制動用回転体を懸架装置に対し回転自在に支持する為の車輪用軸受ユニットであって、外輪と、ハブと、複数個の転動体と、複数本のスタッドとを備える。
そして、このうちの外輪は、内周面に複列の外輪軌道を有し、使用時に上記懸架装置に支持された状態で回転しない。
又、上記ハブは、外周面の外端部に形成された、その軸方向片面を上記制動用回転体を支持する為の取付面とした回転側フランジと、外周面の軸方向中間部乃至内端部で上記外輪軌道に対向する位置に形成された複列の内輪軌道とを有する。
又、上記各転動体は、上記各外輪軌道と上記各内輪軌道との間に、それぞれ複数個ずつ転動自在に設けられている。
又、上記各スタッドは、上記回転側フランジの円周方向複数個所に設けた軸方向に貫通する通孔に基端部をそれぞれ固定され、使用時に上記制動用回転体を支持するものである。
【0017】
特に、本発明の車輪用軸受ユニットの製造方法は、上記外輪とハブと複数個の転動体と複数本のスタッドとを組み付けた後、上記回転側フランジの取付面の、上記各スタッドの内接円よりも径方向内側の面とこれら各スタッドの外接円よりも径方向外側の面とに、互いに別の工具により同時に(少なくとも同時に行なっている時間帯が存在すれば良く、必ずしも開始時刻及び終了時刻が一致する必要はない。本明細書全体で同じ。)機械加工を施し、この機械加工の終了毎に、上記内側の面と外側の面との、同一の基準平面からのずれ量をそれぞれ測定し、このずれ量に基づいて上記各工具の上記内側の面若しくは外側の面に対する位置をそれぞれ適正に補正してから、次の車輪用軸受ユニットに関する各面の加工を行なう。
【0018】
尚、好ましくは、請求項2に記載した様に、上記各スタッドの内接円よりも径方向内側の面とこれら各スタッドの外接円よりも径方向外側の面との、同一の基準平面からのずれ量の測定を、上記外輪に対して上記ハブを回転させつつ行なう。
更に好ましくは、請求項3に記載した様に、上記車輪用軸受ユニットを支持装置に支持した状態で、上記各スタッドの内接円よりも径方向内側の面とこれら各スタッドの外接円よりも径方向外側の面とに、互いに別の工具により同時に機械加工を施した後、上記車輪用軸受ユニットを上記支持装置から取り外す事なく、これら各工具と、上記内側の面と外側の面との同一の基準平面からのずれ量を測定する測定器とを入れ替えて、このずれ量の測定を行なう。
【0019】
【作用】
上述の様に本発明の車輪用軸受ユニットの製造方法の場合、機械加工の終了毎に、回転側フランジの取付面の、各スタッドの内接円よりも径方向内側の面とこれら各スタッドの外接円よりも径方向外側の面との、同一の基準平面からのずれ量を測定し、このずれ量に基づいて各工具の位置をそれぞれ適正に補正している為、加工の繰り返しによる上記取付面の直角度の低下を防いで、製品毎にばらつく事なくこの直角度の精度を確保できる。
又、上記取付面の外側の面と内側の面とを互いに別の工具により同時に加工する為、加工時間を短縮する事ができる。
又、請求項2に記載した様に、上記ずれ量の測定を、ハブを回転させながら行なえば、上記取付面の直角度も同時に測定する事ができる。
更に、請求項3に記載した様に、上記取付面の加工と測定とを、上記車輪用軸受ユニットを上記支持装置から取り外す事なく行なえば、この取付面に機械加工を施す機械加工設備と、この取付面の測定を行なう測定設備とを別々に設置する必要がない。この為、設備投資を安価にでき、結果として上記車輪用軸受ユニットの低コスト化を図る事ができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1〜2は、本発明の実施の形態の第1例を示している。尚、本例の特徴は、回転側フランジ15の取付面25の仕上加工を、各スタッド9の内接円よりも径方向内側の面32とこれら各スタッド9の外接円よりも径方向外側の面33とを、互いに別の工具である、精密加工バイト40a、40bにより同時に行なうと共に、この仕上加工の終了毎に、上記内側の面32と外側の面33との同一の基準平面からのずれ量を測定し、このずれ量に基づいて上記精密加工バイト40a、40bの位置を補正する点にある。本例の製造方法により造る車輪用軸受ユニット5bの基本的な構造及び作用に就いては、前述の図5に示した従来構造とほぼ同様である。従って、同等部分には同一符号を付して重複する説明は省略若しくは簡略にし、以下、本例の特徴部分及び従来構造と異なる部分を中心に説明する。
【0021】
上記車輪用軸受ユニット5bは、ハブ本体13bの内端部にかしめ部47を形成して、内輪14が小径段部17から抜け出るのを防止している。即ち、上記ハブ本体13bの内端寄り部分に形成した小径段部17に、上記内輪14を外嵌した後、このハブ本体13bの内端部でこの内輪14の内端面から突出した部分を径方向外方に塑性変形させて上記かしめ部47を形成し、このかしめ部47により上記内輪14の内端面を抑え付けている。この構成により、この内輪14は、上記ハブ本体13bの内端部に外嵌固定されて、ハブ8bを構成する。
【0022】
上述の様な車輪用軸受ユニット5bの製造時には、先ず、この車輪用軸受ユニット5bの構成各部材を、上記回転側フランジ15の取付面25を除いて、所定の形状及び寸法に加工する。又、この回転側フランジ15の取付面25は、おおまかな形状及び寸法に加工する。次いで、上記車輪用軸受ユニット5bの構成各部材を、図1に示す状態に組み立てる。
【0023】
即ち、ハブ本体13bの周囲に、外輪6及び各玉(転動体)19、19を組み付けて、上記車輪用軸受ユニット5bを構成する。言い換えれば、上記外輪6の内周面に設けた外輪軌道11a、11bと上記ハブ本体13b及び内輪14の外周面に設けた第一、第二の各内輪軌道16、18との間に上記複数個の玉19、19を設けた状態で、上記外輪6とハブ本体13bと内輪14と複数個の玉19、19とを組み立てる。この状態で上記ハブ本体13bの外端部外周面に設けた上記回転側フランジ15は、上記外輪6の軸方向外側に位置し、取付面25は、軸方向に関して上記外輪6と反対側に位置する。又、上記各玉19、19には、背面組み合わせ型の接触角が付与される為、上記車輪用軸受ユニット5bは、走行時に加わるラジアル荷重及びスラスト荷重を支承自在となる。又、上記外輪6の両端部内周面と上記ハブ本体13bの中間部外周面及び内輪14の内端部外周面との間に、1対のシールリング21a、21bを設ける。又、上記回転側フランジ15の円周方向複数個所に、ホイール1及びロータ2(図5参照)を支持する為の複数本のスタッド9を設ける。即ち、これら各スタッド9の基端部を、上記回転側フランジ15の円周方向複数個所に形成した通孔に圧入固定する。
【0024】
次に、上述の様に、外輪6とハブ8bと複数個の玉19、19と複数本のスタッド9とを組み付けた後、上記回転側フランジ15の取付面25に旋削加工を施すべく、上記車輪用軸受ユニット5bを支持装置35に組み付ける。この場合、上記外輪6の外周面に設けた固定側フランジ12の内側面の一部に上記支持装置35を構成する支持腕部36の先端部を突き当てて、上記車輪用軸受ユニット5bを支承する。更に、上記外輪6の外周面のうちの上記取付フランジ12の内側面よりも軸方向内側部分で、上記支持腕部36が存在しない部分を、上記支持装置35を構成するチャック37の先端部により掴む。又、このチャック37の先端部上面を、上記固定側フランジ12の内側面に突き当てる。尚、上記チャック37の先端部内周面を、合成樹脂、アルミニウム、銅等の比較的軟らかい材料から成るスリーブにより構成しても良い。この場合、上記外輪6を上記チャック37により掴んだ状態で、この外輪6の外周面が上記スリーブの内周面のみに接触し、この外輪6の外周面が傷付けられない様にできる。
【0025】
そして、上記ハブ本体13bの中心部に設けたスプライン孔22の内側に機械加工装置を構成するスピンドル38の先端部を、上記ハブ本体13bの外端側から挿入し、このスピンドル38の先端部外周面に設けた雄スプライン部39と上記スプライン孔22とをスプライン係合させる。次いで、上記スピンドル38を回転駆動する事により、上記ハブ本体13bをその中心軸を中心に回転させつつ、上記回転側フランジ15の外側面に、前記精密加工バイト40a、40bを突き当てて、この外側面である上記取付面25に、特許請求の範囲に記載した機械加工である、旋削加工を施す。本例の場合、上記回転側フランジ15には、予め、前記各スタッド9が設けられている為、この回転側フランジ15の取付面25の仕上加工を、2つの精密加工バイト40a、40bにより行なう。即ち、上記各スタッド9の内接円よりも径方向内側の面32とこれら各スタッド9の外接円よりも径方向外側の面33とを、それぞれ上記精密加工バイト40a、40bにより同時に加工する。そして、この取付面25を、所定の形状及び寸法に仕上げる。
【0026】
尚、本例の場合、上記取付面25の上記各スタッド9のピッチ円近傍部分に、予め、径方向の幅がこれら各スタッド9の外径よりも大きく、その底面がこの取付面25よりも軸方向内側に存在する凹溝41を、全周に亙って形成している。
従って、上記精密加工バイト40a、40bにより加工を施す部分は、上記内側の面32が上記凹溝41の内周縁よりも径方向内側の部分であり、上記外側の面33がこの凹溝41の外周縁よりも径方向外側の部分である。この様に取付面25に予め凹溝41を形成する事により、上記精密加工バイト40a、40bにより旋削加工を施す事ができない部分である、円周方向に関して上記各スタッド9の間部分が、旋削加工終了後に加工を施した他の部分よりも軸方向外方に突出しない様にしている。
【0027】
特に、本例の場合、上記旋削加工の終了毎に、上記内側の面32と外側の面33との、同一の基準平面からのずれ量をそれぞれ測定し、このずれ量に基づいて上記各精密加工バイト40a、40bの、前記ハブ8bの軸方向に関する位置を、それぞれ適正に補正する。即ち、図2に示す様に、測定器42a、42bにより上記内側の面32と外側の面33との、同一の基準平面からのずれ量をそれぞれ測定する。本例の場合、これら各測定器42a、42bは、電気マイクロメータとしている。この為、これら各測定器42a、42bにより検出した電気信号を図示しない演算器に送り、この演算器により、上記内側の面32と外側の面33との、上記同一の基準平面からのずれ量を求める。そして、この演算器により求めたずれ量の値を図示しない制御器に送り、このずれ量の値が閾値を越えた場合には、この制御器がこのずれ量に基づいて、上記各精密加工バイト40a、40bの、上記内側の面32若しくは外側の面33に対する位置をそれぞれ適正に補正する。具体的には、これら両面32、33と上記基準平面との距離が互いに同じになる様に、上記各精密加工バイト40a、40bの一方又は双方を、上記ハブ8bの軸方向に変位させる。尚、上記ハブ8bを回転させながら、上記各測定器42a、42bにより上記内側の面32と外側の面33との同一の基準平面からのずれ量を測定すれば、このずれ量の値だけでなく、上記取付面25の直角度も同時に測定できる。
【0028】
又、本例の場合、上記内側の面32及び外側の面33のずれ量の測定を、上記車輪用軸受ユニット5bを前記支持装置35から取り外す事なく行なう。即ち、上記取付面25の旋削加工が終了したならば、上記各精密加工バイト40a、40bをこの取付面25上から退避させる。この時、上記車輪用軸受ユニット5bは、上記支持装置35に設置したままである。この状態で、上記各測定器42a、42bの測定子をこの取付面25上に配置して、上述した様に、これら各測定器42a、42bにより上記ずれ量の測定を行なう。この様に、本例の場合、この取付面25の加工と測定とを、車輪用軸受ユニット5bを上記支持装置35から取り外す事なく行なうので、上記取付面25に旋削加工を施す機械加工設備と、この取付面25の測定を行なう測定設備とを別々に設置する必要がない。この為、設備投資を安価にでき、結果として上記車輪用軸受ユニット5bの低コスト化を図る事ができる。
【0029】
尚、好ましくは、上記取付面25の測定を行なった後、次の様な測定を行なう。即ち、上述した様に、この取付面25に上記精密加工バイト40a、40bにより機械加工を施して、この取付面25の上記内側の面32及び外側の面33の同一の基準平面からのずれ量を測定した後、図3に示す様に、間座43の一端面(図の下端面)を上記取付面25に押し付けて、この間座43の他端面(図の上端面)に上記測定器42a、42bの測定子を突き当てる。そして、この間座43の他端面の振れを測定する。この間座43は、軸方向両端面が互いに平行な円筒状に形成されている。又、円周方向複数個所で前記各スタッド9と整合する位置に、これら各スタッド9の外径よりも大きい内径を有する、複数の通孔44を設けている。又、上記間座43の内周面他端部には、内径側に突出する鍔部45を設けている。この鍔部45の内径は、スピンドル38を構成する雄スプライン部39の外径よりも十分に大きい。又、上記スピンドル38を構成する段部46の外径は、上記鍔部45の内径よりも大きく、この段部46は、上記雄スプライン部39をハブ8bを構成するスプライン孔22に挿通した状態で、この鍔部45の他側面(図の上面)に当接する。
【0030】
上述の様な測定を行なう為には、上記取付面25を構成する内側の面32と外側の面33との同一平面からのずれ量の測定が終了してから、上記測定子42a、42b及び上記スピンドル38を、上記ハブ8bから退避させる。次に、上記取付面25上に上記間座43を設置する。この際、上記通孔44に上記各スタッド9を挿通する。又、この間座43の一端部内周面を、上記ハブ8bの外端部内径寄りに設けた円筒部48の基端部外周面に嵌合する。この円筒部48の基端部外周面は、ロータ2(図5参照)を上記取付面25に取り付ける際に、このロータ2の内周面を外嵌してこのロータ2の径方向の位置決めを行なう部分である。
従って、上記間座43を上記取付面25上に設置した状態で、この間座43が径方向にがたつく事はない。この様に、上記取付面25上に上記間座43を設置した状態で、上記スピンドル38の雄スプライン部39を、再び上記ハブ8bのスプライン孔22に挿入する。この時、上記段部46を上記鍔部45に突き当てる。そして、上記スピンドル38により上記ハブ8bを回転させつつ、このスピンドル38に荷重Pを負荷して、上記間座43を上記取付面25に押し付ける。これにより、上記間座43が測定時にぐらつかない様にしている。この状態では、この間座43が取付フランジ15と共に回転している。従って、上記測定子42a、42bの測定子をこの間座43の他端面に突き当てて、この間座43の他端面の振れを測定する。
【0031】
上述に様に、取付面25に間座43を載せてこの間座43の他端面の振れを測定する事により、この取付面25に上記ロータ2を取り付けた状態でのこのロータ2の振れ具合を知る事ができる。即ち、この取付面25にこのロータ2を取り付けた状態では、この取付面25の局所的な凹凸がそのまま上記ロータ2の振れにはつながらない。言い換えれば、この取付面25の局所的な凹凸を測定しただけでは、この取付面25に上記ロータ2を取り付けた状態での振れの状態は分からない。この為、本例の場合、上記ロータ2の代わりに上記間座43を使用して、実際にロータ2を上記取付面25に取り付けた状態での振れを確認する。
【0032】
上述の様に構成する本例の車輪用軸受ユニットの製造方法の場合、上記取付面25の旋削加工の終了毎に、上記内側の面32と外側の面33との同一平面からのずれ量を測定し、このずれ量に基づいて、上記精密加工バイト40a、40bのこれら内側の面32若しくは外側の面33に対する位置を補正している。この為、加工の繰り返しに基づく、上記各精密加工バイト40a、40bの摩耗等による、上記取付面25の直角度の低下を防いで、製品毎にばらつく事なく、この直角度の精度を確保できる。この結果、総ての製品に於いて、この取付面25に取り付けた上記ロータ2の振れを10μm以下に抑えるという様な、厳しい要求にも応える事ができる。
【0033】
又、上記取付面25の内側の面32と外側の面33とを、互いに別の工具である、上記精密加工バイト40a、40bにより同時に加工する為、加工時間を短縮する事ができる。即ち、上記取付面25の、上記各スタッド9の内接円よりも径方向内側の面32を精密加工バイト40aにより、これら各スタッド9の外接円よりも径方向外側の面33を精密加工バイト40bにより、同時に加工している。この為、1つの工具により加工を行なう場合と比べて、加工時間を短縮する事ができる。
【0034】
次に、図4は、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の場合には、ハブ8cを、ハブ本体13cの外周面に1対の内輪14、14cを外嵌した構造としている。即ち、このハブ本体13cの外周面中間部乃至内端部に小径段部17aを設け、この小径段部17aに、外周面にそれぞれ第一、第二の内輪軌道16、18を形成した上記内輪14、14cを外嵌する。そして、上記ハブ本体13cの内端部で内側の内輪14の内端部よりも突出した部分を、径方向外方に塑性変形させてかしめ部47とし、このかしめ部47により上記各内輪14、14cが上記小径段部17aから脱落しない様にしている。
【0035】
又、上述の様な構造を有する、本例の車輪用軸受ユニット5cの製造方法は、上記ハブ本体13cの小径段部17aに上記内輪14、14cを外嵌したハブ8cと外輪6と各玉19、19と各スタッド9とを組み付けた後、前述した第1例と同様に、回転側フランジ15の取付面25に精密加工バイト40a、40bにより旋削加工を施す。そして、この旋削加工の終了毎に、この取付面25の内側の面32と外側の面33との、同一の基準平面からのずれ量を測定し、このずれ量に基づいて、上記精密加工バイト40a、40bの上記内側の面32若しくは外側の面33に対する位置を適正に補正する。尚、本例の場合も、好ましくは、前述の図3に示した様に、間座43を使用して、実際にロータ2を上記取付面25に取り付けた状態での振れを確認する。
【0036】
【発明の効果】
本発明の車輪用軸受ユニットの製造方法は、以上に述べた通り構成され作用するので、車輪用軸受ユニットの取付面の直角度が製品毎にばらつく事を抑えて、制動時に発生する不快な騒音や振動を十分に抑制できる車輪用軸受ユニットを得る事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例を、回転側フランジの取付面に旋削加工を施す状態で示す断面図。
【図2】同じく回転側フランジの取付面の加工後の精度を測定する状態で示す断面図。
【図3】同じく回転側フランジに間座を載置して、この回転側フランジの取付面の振れ精度を測定する状態で示す断面図。
【図4】本発明の実施の形態の第2例を示す、図1と同様の図。
【図5】本発明の製造方法の対象となる車輪用軸受ユニットの組み付け状態の1例を示す断面図。
【図6】従来技術の第1例を、回転側フランジの側面に研削加工を施す状態で示す一部断面図。
【図7】一部を切断して図6の上方から見た図。
【図8】従来技術の第2例を、回転側フランジの側面に研削加工を施す状態で示す部分断面図。
【符号の説明】
1 ホイール
2 ロータ
3 ナックル
4 支持孔
5、5a、5b、5c 車輪用軸受ユニット
6 外輪
7 ボルト
8、8a、8b、8c ハブ
9 スタッド
10 ナット
11a、11b、11c 外輪軌道
12 固定側フランジ
13、13a、13b、13c ハブ本体
14、14a、14b、14c 内輪
15、15a、15b 回転側フランジ
16、16a 第一の内輪軌道
17、17a 小径段部
18、18a 第二の内輪軌道
19 玉
20 保持器
21a、21b シールリング
22 スプライン孔
23 等速ジョイント
24 スプライン軸
25 取付面
26、26a 支持台
27 スピンドル
28 砥石
29 ナット
30 円すいころ
32 内側の面
33 外側の面
34 工具
35 支持装置
36 支持腕部
37 チャック
38 スピンドル
39 雄スプライン部
40a、40b 精密加工バイト
41 凹溝
42a、42b 測定器
43 間座
44 通孔
45 鍔部
46 段部
47 かしめ部
48 円筒部

Claims (3)

  1. 車輪及び制動用回転体を懸架装置に対し回転自在に支持する為の車輪用軸受ユニットであって、
    外輪と、ハブと、複数個の転動体と、複数本のスタッドとを備え、
    このうちの外輪は、内周面に複列の外輪軌道を有し、使用時に上記懸架装置に支持された状態で回転しないものであり、
    上記ハブは、外周面の外端部に形成された、その軸方向片面を上記制動用回転体を支持する為の取付面とした回転側フランジと、外周面の軸方向中間部乃至内端部で上記外輪軌道に対向する位置に形成された複列の内輪軌道とを有するものであり、
    上記各転動体は、上記各外輪軌道と上記各内輪軌道との間に、それぞれ複数個ずつ転動自在に設けられており、
    上記各スタッドは、上記回転側フランジの円周方向複数個所に設けた軸方向に貫通する通孔に基端部をそれぞれ固定され、使用時に上記制動用回転体を支持するものである車輪用軸受ユニットの製造方法であって、
    外輪とハブと複数の転動体と複数のスタッドとを組み付けた後、回転側フランジの取付面の、これら各スタッドの内接円よりも径方向内側の面とこれら各スタッドの外接円よりも径方向外側の面とに、互いに別の工具により同時に機械加工を施し、この機械加工の終了毎に、上記内側の面と外側の面との、同一の基準平面からのずれ量をそれぞれ測定し、このずれ量に基づいて、上記各工具のこれら内側の面若しくは外側の面に対する位置をそれぞれ適正に補正してから、次の車輪用軸受ユニットに関する各面の加工を行なう事を特徴とする、車輪用軸受ユニットの製造方法。
  2. 各スタッドの内接円よりも径方向内側の面とこれら各スタッドの外接円よりも径方向外側の面との、同一の基準平面からのずれ量の測定を、外輪に対してハブを回転させつつ行なう、請求項1に記載した車輪用軸受ユニットの製造方法。
  3. 車輪用軸受ユニットを支持装置に支持した状態で、各スタッドの内接円よりも径方向内側の面とこれら各スタッドの外接円よりも径方向外側の面とに、互いに別の工具により同時に機械加工を施した後、上記車輪用軸受ユニットを上記支持装置から取り外す事なく、これら各工具と、上記内側の面と外側の面との同一の基準平面からのずれ量を測定する測定器とを入れ替えて、このずれ量の測定を行なう、請求項1〜2の何れかに記載した車輪用軸受ユニットの製造方法。
JP2003011862A 2003-01-21 2003-01-21 車輪用軸受ユニットの製造方法 Pending JP2004225752A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003011862A JP2004225752A (ja) 2003-01-21 2003-01-21 車輪用軸受ユニットの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003011862A JP2004225752A (ja) 2003-01-21 2003-01-21 車輪用軸受ユニットの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004225752A true JP2004225752A (ja) 2004-08-12
JP2004225752A5 JP2004225752A5 (ja) 2005-10-27

Family

ID=32900640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003011862A Pending JP2004225752A (ja) 2003-01-21 2003-01-21 車輪用軸受ユニットの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004225752A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006057252A1 (ja) * 2004-11-26 2006-06-01 Jtekt Corporation 車輪用転がり軸受装置及びその製造方法並びに軸受部材の旋削装置
JP2006151113A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Jtekt Corp 車輪用軸受装置及び軸受部材の旋削装置
WO2007029700A1 (ja) * 2005-09-06 2007-03-15 Nsk Ltd. 車輪支持用転がり軸受ユニット及びその製造方法
JP2007223520A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Ntn Corp 車輪用軸受装置の製造方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006057252A1 (ja) * 2004-11-26 2006-06-01 Jtekt Corporation 車輪用転がり軸受装置及びその製造方法並びに軸受部材の旋削装置
JP2006151113A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Jtekt Corp 車輪用軸受装置及び軸受部材の旋削装置
US7886441B2 (en) 2004-11-26 2011-02-15 Jtekt Corporation Method of manufacturing a rolling bearing device having identification information
JP4678175B2 (ja) * 2004-11-26 2011-04-27 株式会社ジェイテクト 車輪用軸受装置
US8534923B2 (en) 2004-11-26 2013-09-17 Jtekt Corporation Rolling bearing device for a road-wheel, a method of manufacturing the same and a turning apparatus for a bearing member
WO2007029700A1 (ja) * 2005-09-06 2007-03-15 Nsk Ltd. 車輪支持用転がり軸受ユニット及びその製造方法
US8418367B2 (en) 2005-09-06 2013-04-16 Nsk Ltd. Method of manufacturing a rolling bearing unit for supporting a wheel
JP2007223520A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Ntn Corp 車輪用軸受装置の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1424218B1 (en) Bearing unit for wheel and manufacturing method thereof
JP2001233001A (ja) 車輪用軸受ユニットとその製造方法
US7650696B2 (en) Manufacturing method for bearing unit for support wheel
JP4543928B2 (ja) 車輪用軸受ユニットの製造方法
JP2000234624A (ja) 車輪用軸受ユニットとその製造方法
JP4696397B2 (ja) 車輪用軸受ユニットとその製造方法
JP4360372B2 (ja) 車輪用軸受ユニットの製造方法
JP2004092830A (ja) 車輪用軸受ユニットの製造方法
JP4983154B2 (ja) 車輪支持用転がり軸受ユニットの製造方法
JP2006194293A (ja) 車輪用軸受ユニットの製造方法
JP2004225752A (ja) 車輪用軸受ユニットの製造方法
US7464469B2 (en) Vehicle bearing wheel unit
JP2005306157A (ja) 車輪支持用転がり軸受ユニット及びその製造方法
JP3900108B2 (ja) 車輪用軸受ユニットの製造方法
JP4701482B2 (ja) 制動用回転体付車輪用軸受ユニットの製造方法
JP2006021605A (ja) 車輪支持用転がり軸受ユニット及びその製造方法
JP2006312371A (ja) 車輪支持用軸受ユニットとその製造方法
JP2002370104A (ja) 車輪用軸受ユニットとその製造方法
JP4554467B2 (ja) ブレーキロータ付き車輪軸受装置の加工方法
JP2002347406A (ja) 車輪用軸受ユニットとその製造方法
JP4581129B2 (ja) ブレーキロータ付き車輪軸受装置の加工方法
JP2005195061A (ja) ディスク付車輪用軸受ユニットの製造方法とその製造装置
JP5023931B2 (ja) 車輪支持用軸受ユニットの製造方法
JP2003240029A (ja) 車輪用軸受ユニットとその製造方法
JP5141114B2 (ja) 車輪支持用転がり軸受ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Effective date: 20050802

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050802

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060713

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080430

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080626

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080729

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081125