JP2005195061A - ディスク付車輪用軸受ユニットの製造方法とその製造装置 - Google Patents

ディスク付車輪用軸受ユニットの製造方法とその製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 製造コストを低くでき、実用化が容易で、ディスク2の側面34の振れ精度を確保できる製造方法及び製造装置を実現する。
【解決手段】 先ず、上記ディスク2を取付フランジ13に結合固定した状態で、このディスク2の両側面34、34の振れを測定する。次に、この振れと規格値とを比較して合否判定を行う。更に、この合否判定で不合格となった場合には、上記ディスク2を、回転方向の位相を変えて結合し直すか、他のディスクに交換する。そして、この様にディスクを結合し直したものに就いても、上述した合否判定を行う。この結果、上記課題を解決できる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、自動車の車輪を支持すると共に、制動用のディスクブレーキを構成する為の、ディスク付車輪用軸受ユニットの製造方法とその製造装置の改良に関する。
自動車の車輪を構成するホイール1及び制動装置であるディスクブレーキを構成するディスク2は、例えば特許文献1に記載されている様に、図10に示す様な構造により、懸架装置を構成するナックル3に回転自在に支持している。即ち、このナックル3に形成した円形の支持孔4部分に、本発明の対象となるディスク付車輪用軸受ユニット5を構成する、静止輪である外輪6を、複数本のボルト7により固定している。一方、後述する内輪16と共に回転輪を構成するハブ8に、上記ホイール1及びディスク2を、複数本のスタッド9とナット10とにより結合固定している。
上記外輪6の内周面には、それぞれが静止側軌道面である複列の外輪軌道11a、11bを、外周面には結合フランジ12を、それぞれ形成している。この様な外輪6は、この結合フランジ12を上記ナックル3に、上記各ボルト7で結合する事により、このナックル3に対し固定している。
これに対して、上記ハブ8の外周面の一部で、上記外輪6の外端開口(軸方向に関して外とは、自動車への組み付け状態で幅方向外側となる部分を言い、図1、3、6、10の左側、図7の上側。反対に、自動車への組み付け状態で幅方向内側となる、図1、3、6、10の右側、図7の下側を内と言う。本明細書全体で同じ。)から突出した部分には、特許請求の範囲に記載したフランジに相当する、取付フランジ13を形成している。上記ホイール1及びディスク2はこの取付フランジ13の外側面に、上記各スタッド9とナット10とにより、結合固定している。又、上記ハブ8の中間部外周面で、上記複列の外輪軌道11a、11bのうちの外側の外輪軌道11aに対向する部分には、内輪軌道14aを直接形成している。更に、上記ハブ8の内端部に形成した小径段部15に、前記内輪16を外嵌固定している。そして、この内輪16の外周面に形成した内輪軌道14bを、上記複列の外輪軌道11a、11bのうちの内側の外輪軌道11bに対向させている。
これら各外輪軌道11a、11bと各内輪軌道14a、14bとの間には、転動体である玉17、17を複数個ずつ、それぞれ保持器18、18により保持した状態で転動自在に設けている。この構成により、背面組み合わせである複列アンギュラ型の玉軸受を構成し、上記外輪6の内側に上記ハブ8を、回転自在に、且つ、ラジアル荷重及びアキシアル荷重を支承自在に支持している。尚、上記外輪6の両端部内周面と、上記ハブ8の中間部外周面及び上記内輪16の内端部外周面との間には、それぞれシールリング19a、19bを設けて、上記各玉17、17を設けた空間と外部空間とを遮断している。更に、図示の例は、駆動輪(FR車、MR車、RR車の後輪、FF車の前輪、4WD車の全輪)用のディスク付車輪用軸受ユニット5である為、上記ハブ8の中心部に、スプライン孔20を形成している。そして、このスプライン孔20に、等速ジョイント21のスプライン軸22を挿入している。
上述の様なディスク付車輪用軸受ユニット5の使用時には、図10に示す様に、外輪6をナックル3に固定すると共に、ハブ8の取付フランジ13に、図示しないタイヤを組み合わせたホイール1及びディスク2を固定する。又、このうちのディスク2と、上記ナックル3に固定した、図示しないサポート及びキャリパとを組み合わせて、制動用のディスクブレーキを構成する。制動時には、上記ディスク2を挟んで設けた1対のパッドをこのディスク2の両側面に押し付ける。
ところで、自動車の制動時にはしばしば、ジャダーと呼ばれる、不快な騒音を伴う振動が発生する事が知られている。この様な振動の原因としては、ディスク2の側面とパッドのライニングとの摩擦状態の不均一等、各種の原因が知られているが、上記ディスク2の振れも、大きな原因となる事が知られている。即ち、このディスク2の側面はこのディスク2の回転中心に対して、本来直角となるべきものであるが、不可避的な製造誤差により、完全に直角にする事は難しい。この結果、自動車の走行時に上記ディスク2の側面は、多少とは言え、回転軸方向(図10の左右方向)に振れる事が避けられない。この様な振れ(図10の左右方向への変位量)が大きくなると、制動の為に1対のパッドのライニングを上記ディスク2の両側面に押し付けた場合に上記ジャダーが発生する。又、このジャダーの発生以外にも、上記ディスク2の振れにより、ディスク2のパッドのライニングを押し付ける面が偏摩耗したり、制動時に車体の振動が大きくなると言った問題を生じる。
上記ジャダーの発生等の問題を解消する為には、上記ディスク2の側面の軸方向に関する振れ(アキシアル振れ)を抑える(向上させる)事が重要となる。例えば、特許文献2には、取付フランジ13の側面で、このディスク2を取り付ける為の取付面23(図1、3、6、10の左側面、図7の上面)の振れを規格値内に抑える事により、上記ディスク2の側面の軸方向に関する振れを抑える(振れ精度を向上させる)発明が記載されている。しかし、この取付面23の振れを抑える発明の場合、次の様な問題が考えられる。即ち、上記取付面23の振れ精度は向上させられても、この取付面23に上記ディスク2を取り付けた後は、このディスク2の加工精度の影響を受ける為、このディスク2の側面の振れ精度が必ずしも確保されない。又、この取付面23に不可避に存在する僅かな打痕や傷が影響し、このディスク2の側面の振れ精度を低下させる可能性がある。更に、このディスク2を取付面23に取り付ける時に、このディスク2と上記取付面23との間に異物を噛み込む事により、このディスク2の側面の振れ精度が低下する可能性もある。
これに対して、上記取付面23の振れ精度を向上させると共に、結合前のディスク2の側面の振れ精度を向上させて、結合後のディスク2の側面の振れ精度を良好にする事も考えられる。しかし、この場合、上記取付面23とこのディスク2の側面とのそれぞれの振れ精度を向上させる為の仕上加工の精度を高くする必要があり、製造コストが高くなる。又、特許文献3〜4には、取付面23とディスク2のこの取付面23と結合する面との振れ精度を良好にする発明が記載されている。この場合も、それぞれの面の仕上加工の精度を高くする必要があり、製造コストが高くなる。又、特許文献5には、ディスク2を取付フランジ13に結合した状態で、このディスク2の側面の振れを規格値内に抑える発明が記載されている。この特許文献5には、このディスク2の側面の振れを規格値内に抑える為の具体的な方法は記載されていないが、例えば、このディスク2の側面の振れを規格値内に抑える為に、上記取付フランジ13にこのディスク2を結合した後に、このディスク2の側面に仕上加工を施す方法が考えられる。しかし、この様な方法の場合、仕上加工の際に、切削液や研削液がディスク付車輪用軸受ユニット内に侵入する可能性がある為、実用化が難しい。
特開2000−234624号公報 特開2000−203208号公報 特開2001−105807号公報 特開2001−311442号公報 特開2000−227132号公報
本発明のディスク付車輪用軸受ユニットの製造方法とその製造装置は、この様な事情に鑑み、製造コストを低くでき、実用化が容易で、ディスクの側面の振れ精度を確実に確保できる製造方法及び製造装置を実現すべく発明したものである。
本発明の対象となるディスク付車輪用軸受ユニットは、前述した従来構造と同様に、静止輪と、回転輪と、複数個の転動体と、ディスクとを備える。
そして、このうちの静止輪は、内周面又は外周面に静止側軌道面を有し、使用状態で懸架装置に支持固定される。
又、上記回転輪は、外周面又は内周面で上記静止側軌道面と対向する部分に回転側軌道面を、外周面にフランジを、それぞれ有する。
又、上記各転動体は、上記静止側軌道面と上記回転側軌道面との間に設けられている。
更に、上記ディスクは、上記フランジに結合固定されている。
特に、請求項1に記載したディスク付車輪用軸受ユニットの製造方法は、次の第一〜第三の各工程を有する。
[第一の工程]
この工程では、上記ディスクを上記フランジに結合固定した状態で、上記静止輪の上記懸架装置への取付面を基準として、このディスクの側面の振れを測定する。
[第二の工程]
この工程では、上記振れを規格値と比較して、この振れが規格値内である場合には合格の判定を、この振れが規格値よりも大きい場合には不合格の判定を行う。
[第三の工程]
この工程では、上記第二の工程で不合格となったディスク付車輪用軸受ユニットに就いては、ディスクを一旦取り外し、このディスクの上記フランジに対する回転方向の位相を変えて、このディスクをこのフランジに再び結合固定するか、或は、このディスクに換えて他のディスクをこのフランジに結合固定する。
又、上記第三の工程によりディスクを取付フランジに結合固定し直したディスク付車輪用軸受ユニットに就いて、上記第一の工程から各工程の作業を再度行う。
又、請求項3に記載したディスク付車輪用軸受ユニットの製造装置は、上述したディスク付車輪用軸受ユニットの製造方法に使用するもので、ディスクの側面の振れを測定する測定器と、この測定器により測定された振れと規格値とを比較して、この振れが規格値内である場合には合格の判定を、この振れが規格値よりも大きい場合には不合格の判定を行う判定器とを備える。
上述の様に構成される本発明によれば、製造コストを低くでき、実用化が容易で、ディスクの側面の振れ精度を確実に確保できる製造方法及び製造装置を実現できる。即ち、本発明の場合、取付フランジにディスクを結合する事によりこのディスクの側面の振れが大きくなった場合でも、このディスクの取付フランジに対する回転方向の位相を変えたり、他のディスクと交換する事により、このディスクをこの取付フランジに結合した状態で、このディスクの側面の振れが、規格値内に収まる様にしている。この結果、ディスク単体での加工精度や、取付フランジの取付面の打痕や傷が及ぼす影響、若しくは、このディスクをこの取付面に取り付ける際に異物が噛み込む事による影響があっても、上記ディスクの側面の振れ精度を確保できる。
又、上記ディスクと上記取付フランジとを結合する前の、このディスクの側面とこの取付フランジの取付面とのそれぞれの振れ精度を向上させる為の仕上加工の精度を特に高くしなくても良い。又、上記取付面と上記ディスクのこの取付面と結合する面との仕上加工の精度に就いても、特に高くする必要はない。この為、製造コストの低減を図れる。又、不良品を少なくできる為、製品の信頼性の向上を図れる。更に、ディスクを結合した状態でこのディスクの側面に仕上加工を施す必要もないので、実用化が困難となる事はない。又、この様な製造方法若しくは製造装置により製造されたディスク付車輪用軸受ユニットは、ディスクの振れ精度が確保されている為、使用状態でジャダーの発生を抑えられる。又、パッドのライニングを押し付ける面が偏摩耗したり、制動時に車体の振動が大きくなる事を防止できる。
本発明を実施する為に好ましくは、請求項2に記載した様に、ディスクをフランジに対しねじにより結合固定する。
この様に構成すれば、完成品メーカーで車輪を取り付ける際の作業効率を良好にできる。又、ディスクの振れ精度の確保を確実に行える。
図1〜9は、本発明のディスク付車輪用軸受ユニットの製造装置の実施例を示している。本実施例の場合、従動輪(FF車の後輪、FR車、MR車、RR車の前輪)用のディスク付車輪用軸受ユニット5aに、本発明を適用した例に就いて示している。この為、ハブ8aは、前述の図10に示した構造と異なり、スプライン孔を設けない中実体としている。又、このハブ8aの内端部に外嵌された内輪16の内端面をナット25により押さえ付けて、この内輪16の脱落を防止している。
又、上記ハブ8aは、例えば、図6に示す様に、取付フランジ13の取付面23と、ハブ8aの外周面で、中間部に設けた内輪軌道14a及び内端部に設けた、内輪16(図1)を外嵌する為の小径段部15とに、それぞれバイト24a、24bにより切削加工を施して、上記取付面23と軌道面との平行度を高める事により、上記ハブ8aの回転中心に対するこの取付面23の直角度を向上させている。この様に、取付面23の直角度を向上させれば、この取付面23の振れ精度を向上させる事ができる。
又、ディスク2に就いても、ブレーキのパッドのライニングが当接する両側面34、34に研削或は旋削加工を施して、このディスク2単体でのこれら両側面34、34の振れ精度を高めている。尚、このディスク2の両側面34、34及び上記取付面23の振れ精度は、それぞれ通常求められる精度(例えば振れが40μm以下)で十分である。即ち、従来から行われている精度で仕上加工を施せば十分であり、それぞれの振れ精度をそれ程向上させる(例えば10μm以下とする)必要はない。この様に両側面34、34を仕上げた上記ディスク2を、上記ハブ8aの外端部外周面に形成された取付フランジ13の取付面23に、1本乃至複数本のねじ26により結合固定する。この為に、この取付フランジ13とディスク2の円周方向複数個所(図示の例では5個所)で互いに整合する位置に、それぞれねじ孔27、27と通孔28、28とを、円周方向に関して等間隔に設けている。尚、これらねじ孔と通孔は、上記ディスク2側にねじ孔を、上記取付フランジ13側に通孔を、それぞれ形成しても良い。
又、上記取付フランジ13の円周方向複数個所で、円周方向に隣り合う各ねじ孔27、27の間部分には、スタッド29、29の基端部を固定している。又、これら各スタッド29、29及び上記各ねじ孔27、27のうち、円周方向に隣り合うスタッド29とねじ孔27との円周方向の間隔は、全周に亙って同じとしている。そして、上記ディスク2の円周方向複数個所で、上記各スタッド29、29に整合する位置に設けた通孔30、30にこれら各スタッド29、29を挿通した状態で、上記取付フランジ13に形成した上記各ねじ孔27、27と上記ディスク2に形成した上記各通孔28、28とが必ず(回転方向のどの位相でも)整合する様にしている。
上記ディスク2を上記取付面23に取り付ける際には、先ず、上記取付フランジ13の円周方向複数個所に設けられた上記各スタッド29、29を、このディスク2の通孔30、30に挿通する。そして、上記各ねじ26を上記各通孔28、28に挿通して、上記各ねじ孔27、27に螺合する。この結果、上記ディスク2が上記取付フランジ13に結合固定される。尚、上記各ねじ26は、上記各通孔28、28及び各ねじ孔27、27のうち、少なくとも1個所の通孔28及びねじ孔27に挿通、螺合すれば良い。又、ディスク2の取付フランジ13に対する結合を、各スタッド29、29にナットを螺合する事により行う事もできる。この様に構成すれば、ディスク2を取付フランジ13に結合する為のねじ26が必要なく、これらディスク2や取付フランジ13に通孔28、28やねじ孔27、27を形成する必要もない為、コストを低減できる。
但し、上記各スタッド29、29にナットを螺合する事により、上記ディスク2を上記取付フランジ13に結合固定する構造の場合、車輪のホイールを取付フランジ13に固定する際に、上記各スタッド29、29に螺合したナットを取り外し、上記ホイールを取り付けた後、再度ナットを螺合する必要がある。通常、部品メーカーでディスク2を車輪用軸受ユニットに組み付けて、ディスク付車輪用軸受ユニットとして完成品メーカーに納入する場合が多い。従って、上記各スタッド29、29にナットを螺合する事で、上記ディスクを上記取付フランジ13に結合固定する構造の場合、完成品メーカーで車輪を取り付ける際に、これら各スタッド29、29から一度ナットを取り外す必要があり、作業効率が悪くなる。従って、上記ディスク2の上記取付フランジ13への結合固定は、本実施例の様に、上記ねじ26により行う事が好ましい。
又、上述の様にナットを取り外した場合、ディスク2と取付フランジ13が円周方向或は径方向に、僅かにずれる可能性がある。更に、事情を知らない作業者が上記各スタッド29、29を前記各通孔30、30から抜き取り、異なる位相で再組立を行う結果、円周方向の位相がずれる可能性もある。何れにしても、円周方向のずれにより、上記ディスク2の振れ精度が悪化する可能性がある。これに対して、本実施例の様に、ディスク2を取付フランジ13にねじ26により結合固定した場合には、完成品メーカーで、ナットを取り外す作業がなく、そのままの状態で車輪を組み付ける事ができる為、作業効率を向上させられると共に、上記ディスク2の振れ精度の確保を確実に行える。
上述の様に、取付フランジ13にディスク2を結合固定したならば、このディスク2の両側面34、34の振れ(軸方向の変位量)を測定する(第一の工程)。尚、この振れの値は、上記ディスク2の両側面34、34のうちで、パッドのライニングと擦れ合う部分(被制動面)の最も外径寄り部分で測定する事が好ましい。上記ディスク2の振れを測定する為には、図1に示す装置により行う。即ち、前記ディスク付車輪用軸受ユニット5aを構成する外輪6の結合フランジ12を、図示しない固定治具に取り付ける。この際、この外輪6の懸架装置への取付面であるこの結合フランジ12の内側面を、この固定治具の端面に当接させる。そして、この固定治具に支持された、上記ディスク2の両側面34、34の振れを測定する為の測定器である変位計31、31の測定子32、32を、上記ディスク2の両側面34、34に突き当てる。この状態で、前記ハブ8aを回転させ、これら両側面34、34の振れを測定する。この結果、このディスク2の振れが、上記結合フランジ12の内側面を基準として測定される。
尚、上記変位計として、非接触型のものを使用しても良い。又、本実施例では、このディスク2の両側面34、34の振れを測定する為に、これら両側面34、34に上記測定子32、32を突き当てているが、このディスク2の一方の側面34のみに測定子32を突き当てる様にしても良い。但し、この場合、このディスク2の両側面34、34の振れ同士は(肉厚の不均一等により)必ずしも一致しない為、このディスク2の振れの検出精度を、両側面34、34の振れを測定する場合に比べて確保しづらい。この為、本実施例の様に、これら両側面34、34の振れを測定する事が好ましい。
上述の様に、変位計31、31により測定された上記ディスク2の両側面34、34のそれぞれの振れの測定値の信号は、判定器33に入力される。この判定器33は、予め入力された規格値と上記変位計31、31により測定された上記ディスク2の両側面34、34の振れとを比較して、合否判定を行う(第二の工程)。即ち、この振れがこの規格値内である場合には合格の判定を、この振れがこの規格値よりも大きい場合には不合格の判定を行う。
尚、本実施例では、上記規格値と比較する振れの値は、上記ディスク2の片側面34の振れと他側面34の振れとを合成した振れの最大値(山と谷との差の最大値)とする。又、この規格値は、40μm以下(好ましくは20μm以下、より好ましくは10μm以下)とする。従って、本実施例では、上記各変位計31、31により測定された振れの最大値が40μm以下であれば合格となる。そして、この様な第二の工程により合否判定を行った結果、合格の判定であれば、ディスク付車輪用軸受ユニット5aとして完成する。尚、上記規格値と比較する振れの値は、上記ディスク2の片側面34の振れの最大値と他側面34の振れの最大値とのうち、大きい方の振れとしても良い。即ち、上記各変位計31、31で測定された振れのうち、最も大きい値を上記規格値と比較する。
これに対して、上記判定器33による判定が不合格である(振れの最大値が40μmを越えた)場合、上記ディスク2を上記取付フランジ13から一旦取り外す。そして、このディスク2のこの取付フランジ13に対する回転方向の位相を変えて、このデイスク2をこの取付フランジ13に再び結合固定する(第三の工程)。即ち、前記ねじ26を取り外し、このディスク2を取付フランジ13から取り外す。そして、このディスク2を、円周方向に隣り合う各ねじ孔27、27(若しくはスタッド29、29)の円周方向に関する位相(角度)分、上記取付フランジ13に対して回転させ、このディスク2を再びこの取付フランジ13に取り付ける。本実施例では、前述の様に、前記各ねじ孔27、27と上記各スタッド29、29とを円周方向に関して等間隔に設けている為、上記ディスク2の取付フランジ13に対する回転方向の位相を変化させても、上記ねじ26によりこのディスク2をこの取付フランジ13に取り付け可能である。
尚、上記ディスク2を回転させる位相は、上記各ねじ孔27、27(若しくはスタッド29、29)の円周方向隣同士の位相に限らない。例えば、本実施例では、これら各ねじ孔27、27(若しくはスタッド29、29)が円周方向に関して5個所存在する為、これら各ねじ孔27、27(若しくはスタッド29、29)の隣同士の位相は72°となる。従って、上記ディスク2は、72°毎に、上記取付フランジ13に対し円周方向に回転させる事ができる。この為、ディスク2を円周方向に回転させる位相を、72°とする以外に、144°、216°等としても良い。この回転させる位相は、後述する様に、前記第二の工程で、振れが大きくなった位相を勘案しつつ決定する。
又、上記判定器33による判定が不合格である場合、上記ディスク2を上記取付フランジ13から取り外した後、このディスク2に換えて他のディスクをこの取付フランジ13に結合固定しても良い。この様に、取付フランジ13に結合固定し直すディスクを他のディスクとした場合、ねじ26により結合できる場所を1個所としても実施可能である。即ち、ディスク2(他のディスクも同様)及び取付フランジ13に、通孔28及びねじ孔27をそれぞれ1個所ずつ設ける。そして、これらディスク2と取付フランジ13とを1個のねじ26により結合する。この様に、ディスク2を他のディスクに交換する場合のみを考えれば、ねじ26により結合できる場所を1個所としても良い。
上述の様に、取付フランジ13にディスク2を結合固定し直したならば、再度、前記第一の工程から各工程の作業を行う。即ち、上述した第三の工程により、結合固定し直したディスク2の両側面34、34の振れを前記変位計31、31により測定し、この振れの測定値に基づいて上記判定器33により合否判定を行う。この結果、合格の判定であれば、ディスク付車輪用軸受ユニット5aとして完成する。これに対して、不合格の判定であれば、上述の第三の工程の作業を再度行う。そして、この第三の工程の後、再び上記各工程を繰り返す。尚、この第三の工程を繰り返す場合、ディスク2の取付フランジに対する回転方向の位相を変える場合と、このディスク2を他のディスクに交換する場合とを複合させても良い。例えば、1〜2回目の不合格判定では、ディスク2の回転方向の位相を変え、不合格判定が2〜3回目となった場合に、他のディスクと交換する様にしても良い。
上述の様に構成される本実施例のディスク付車輪用軸受ユニットの製造方法とその製造装置によれば、製造コストを低くでき、実用化が容易で、上記ディスク2の両側面34、34の振れ精度を確実に確保できる製造方法及び製造装置を提供できる。先ず、本発明の製造方法及び製造装置により、ディスク2の両側面34、34の振れ精度を確実に確保できる点に就いて説明する。上記取付フランジ13の取付面23とこのディスク2の両側面34、34とは、前述した様にそれぞれ仕上加工が施されて、振れ精度を或る程度良好にしている。しかし、このディスク2を上記取付フランジ13に結合する事に伴って上記両面23、23の振れが重なり合って、振れが許容値(規格値)を越える事がある。或は、結合する事に伴い、上記取付面23の打痕や傷、或は、結合時の異物の噛み込み等が影響して、結合後のディスク2の両側面34、34の振れ精度が悪化する可能性もある。
これに対し本実施例の場合、上述の各要因(ディスク2単体での加工精度、取付面23の打痕や傷、或は、結合時の異物の噛み込み等)の影響により、結合後のディスク2の振れが大きくなっても、この振れが規格値を越えた場合、前述の第二の工程により判定器33が不合格の判定をする。そして、前述の第三の工程により、上記ディスク2の回転方向の位相を変えて結合し直すか、他のディスクを結合する。更にこの結合後のディスクに就いても、上記第一の工程から各工程を再度行い、このディスクの側面の振れが規格値内に収まる様にする。この様に、本実施例では、上述した第一〜第三の工程を合格判定が出るまで繰り返す(勿論、取付面23若しくはディスク2の側面34の振れ精度が極端に悪かったり、他の部分の不良により振れ精度が確保できない様な場合には、不良品とする場合もある)。従って、上記各要因の影響を排除して結合後の上記ディスク2の両側面34、34の振れが大きくなる事を防げる。尚、これら各要因が多少なり影響した場合でも、結合後のディスク2の両側面34、34の振れが規格値内に収まっていれば良い。
又、本実施例の場合、上記ディスク2を上記取付フランジ13と結合する前に、このディスク2の両側面34、34とこの取付フランジ13の取付面23との、それぞれの振れ精度を向上させる為の仕上加工の精度を、特に向上させなくても良い。即ち、上述した様に、ディスク2の上記取付フランジ13に対する回転方向の位相を変えたり、他のディスクと交換する事により、結合後のディスク2の振れを小さくできる為、このディスク2の両側面34、34及び上記取付面23のそれぞれの振れ精度を特に向上させなくても、結合後のディスク2の両側面34、34の振れを小さくできる。この結果、製造コストの低減を図れる。
具体的には、上記取付面23の振れの仕上精度を特に向上させなかった場合、図7に示す様にこの取付面23の振れの測定値が、例えば、図8に示す様になる。又、上記ディスク2単体(取付フランジ13に結合していない状態)での、両側面34、34の仕上精度を特に向上させなかった場合も、これら両側面34、34の振れを測定すると、上記図8に示したものと同様の測定値となる。但し、それぞれが図8に示す様な振れを有するディスク2と取付フランジ13とを結合すれば、結合時の位相によっては、互いの振れが相殺し合う。そして、前述した各工程により相殺し合う位相を求め、結合後のディスク2の振れを規格値内とした状態では、このディスク2の振れの測定値が、例えば、図9に示す様になる。尚、結合時に互いの振れを相殺する様な位相で上記ディスク2を上記取付フランジ13に結合する為に、結合前のディスク2の両側面34、34或は一方の側面34と、取付フランジ13の取付面23との、それぞれの回転方向の位相に対する振れの大きさを予め測定しておいても良い。そして、上記ディスク2と上記取付フランジ13とを、互いの振れが相殺し合うような位相同士で結合する。この様に構成すれば、前述の第二の工程で不合格となる割合を少なくでき、そのまま次の工程に移せる割合(直行率)を高くできる。
上述の様に、本実施例の製造装置及び製造方法によれば、結合前の取付面23及びディスク2の側面34の振れ精度が特に良好でなくても、結合後にこの側面34の振れ精度を良好にできる。この様に、結合後のディスク2の側面34の振れ精度が良好となる理由は、次の通りである。即ち、このディスク2単体での両側面34、34の振れる方向と上記取付面23の振れる方向とが、回転方向に関して同じ位相で、互いに反対側となる状態に、このディスク2と上記取付フランジ13とが結合されれば、このディスク2の両側面34、34の振れと上記取付面23の振れとが互いに相殺し合い、上記ディスク2の両側面34、34の振れが小さくなる。尚、上記取付面23と上記ディスク2のこの取付面23と結合する面との関係に就いても同様に考えられる。従って、本実施例の場合、この取付面23と上記ディスク2のこの取付面23と結合する面との仕上精度も特に良好にする必要はない。尚、上記振れが相殺し合う位相は、前記第一、第二の工程で推定できるので、前記第三の工程では、推定した位相で、ディスクとフランジとを組み合わせる事が好ましい。
又、本実施例の製造方法及び製造装置によれば、不良品を少なくできる為、製品の信頼性の向上を図れる。即ち、本実施例の場合、結合後のディスク2の側面34の振れが規格値よりも大きい場合には不合格としている為、一定の品質が確保される。この為、製品の信頼性が向上する。更に、上述の様に、結合した状態でディスク2の両側面34、34の振れ精度が確保されていれば、上記ディスク2を結合した状態でこのディスク2の両側面34、34に仕上加工を施す必要もない。この為、実用化が困難となる事はない。又、この様な製造方法若しくは製造装置により製造されたディスク付車輪用軸受ユニット5aは、上記ディスク2の振れ精度が確実に確保されている為、使用状態でジャダーの発生を抑えられる。又、パッドのライニングを押し付ける面が偏摩耗したり、制動時に車体の振動が大きくなる事を防止できる。
尚、本発明は、図10に示す様な駆動輪用のディスク付車輪用軸受ユニット5でも、実施可能である。更には、図示はしないが、内輪側が静止輪であり、外輪側が回転輪である、従動輪用のディスク付車輪用軸受ユニットでも実施できる。
本発明の実施例を示す、ディスク付車輪用軸受ユニットの製造装置の模式図。 ディスクを外した状態で、図1の左方から見た図。 図1のディスクのみを取り出して示す断面図。 図3の左方から見た図。 本発明の製造方法を示すフローチャート。 取付フランジの取付面の直角度を向上させる為の加工状態の1例を示す断面図。 取付面の振れの測定状態の1例を示す断面図。 取付面の振れの測定結果の1例を示す線図。 ディスクと取付フランジとを結合した状態で、このディスクの側面の振れ精度が良好となった場合の、この側面の振れの1例を示す線図。 本発明を適用可能なディスク付車輪用軸受ユニットの組み付け状態の1例を示す断面図。
符号の説明
1 ホイール
2 ディスク
3 ナックル
4 支持孔
5、5a ディスク付車輪用軸受ユニット
6 外輪
7 ボルト
8、8a ハブ
9 スタッド
10 ナット
11a、11b 外輪軌道
12 結合フランジ
13 取付フランジ
14a、14b 内輪軌道
15 小径段部
16 内輪
17、17a 玉
18 保持器
19a、19b シールリング
20 スプライン孔
21 等速ジョイント
22 スプライン軸
23 取付面
24a、24b バイト
25 ナット
26 ねじ
27 ねじ孔
28 通孔
29 スタッド
30 通孔
31 変位計
32 測定子
33 判定器
34 側面

Claims (3)

  1. 内周面又は外周面に静止側軌道面を有し、使用状態で懸架装置に支持固定される静止輪と、外周面又は内周面でこの静止側軌道面と対向する部分に回転側軌道面を、外周面にフランジを、それぞれ有する回転輪と、これら静止側軌道面と回転側軌道面との間に設けられた複数個の転動体と、上記フランジに結合固定されたディスクとを備えたディスク付車輪用軸受ユニットの製造方法であって、このディスクを上記フランジに結合固定した状態で、上記静止輪の上記懸架装置への取付面を基準として、このディスクの側面の振れを測定する第一の工程と、この振れを規格値と比較して、この振れが規格値内である場合には合格の判定を、この振れが規格値よりも大きい場合には不合格の判定を行う第二の工程と、この第二の工程で不合格となったディスク付車輪用軸受ユニットに就いては、ディスクを一旦取り外し、このディスクの上記フランジに対する回転方向の位相を変えて、このディスクをこのフランジに再び結合固定するか、或は、このディスクに換えて他のディスクをこのフランジに結合固定する、第三の工程とを有し、この第三の工程によりディスクを取付フランジに結合固定し直したディスク付車輪用軸受ユニットに就いて、上記第一の工程から各工程の作業を再度行う事を特徴とするディスク付車輪用軸受ユニットの製造方法。
  2. ディスクをフランジに対しねじにより結合固定する、請求項1に記載したディスク付車輪用軸受ユニットの製造方法。
  3. 請求項1〜2の何れかに記載したディスク付車輪用軸受ユニットの製造方法に使用するディスク付車輪用軸受ユニットの製造装置であって、ディスクの側面の振れを測定する測定器と、この測定器により測定された振れと規格値とを比較して、この振れが規格値内である場合には合格の判定を、この振れが規格値よりも大きい場合には不合格の判定を行う判定器とを備えたディスク付車輪用軸受ユニットの製造装置。
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