JP2005305870A - 液体カートリッジに設けられた記憶手段へのアクセス制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 記録ヘッドへ供給するインクを収容するインクカートリッジには、インク残量に関する情報を保持するCSIC68が設けられる。制御部50は、CSIC68からインク残量に関する情報を読み出した後、記録ヘッド26からのインク吐出量を積算することで最新のインク残量を求め、これをRAM54に保持する。記録ヘッド26のノズル開口の目詰まり防止の為に実行される定期フラッシング動作時には、RAM54に保持された最新のインク残量に関する情報をCSIC68へ書き込む様に構成されており、即ち最新のインク残量に関する情報が定期的にCSIC68に書き込まれ、これによってインク残量に関する情報を常に最新の状態に維持することができる。
【選択図】図1
Description
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
そして従来、上記記憶手段へのアクセスは、インクカートリッジ交換時、インクジェットプリンタの電源オン時或いは電源オフ時、記録ヘッドのメンテナンス時、等に実行されていた(例えば、特許文献1参照)。
上記態様によれば、定期フラッシング動作、即ち液体噴射ヘッドにおけるノズル開口の目詰まり防止の為に、液体噴射を行わない時間が一定時間に達した場合に液体を強制的に吐出する動作の際に、前記記憶手段へのアクセスを行うので、この様に既存の定期動作に合わせて前記記憶手段へのアクセスを行うことで、制御の複雑化を防止することができる。
上記態様によれば、前記記憶手段に保持された液体残量に関する情報の変化が僅かな場合には前記記憶手段への書き込み動作を行わないので、前記記憶手段への書き込み動作を必要最小限に留めることにより、前記記憶手段の書き込み寿命を延ばすことができる。
上記態様によれば、前記記憶手段へのアクセス中に、液体カートリッジを挿入する開口部を覆うカバー体がユーザによって開けられた際、即ち、液体カートリッジが取り外される可能性が発生した際に、前記記憶手段へのアクセス動作の中止処理を行う様に構成されているので、これにより、前記記憶手段への書き込み動作中に液体カートリッジが取り外されることによる書き込みエラー(例えば、データ化け)や、修復不可能な前記記憶手段の破壊等といった不具合の発生を防止することができる。
本発明の第5の態様は、主走査方向に往復駆動されるキャリッジに設けられ、被噴射媒体に液体を噴射する液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドへ供給する液体を収容するとともに、液体に関する情報を保持する記憶手段を備えた液体カートリッジと、を備えた液体噴射装置において、前記記憶手段へのアクセスを制御するアクセス制御装置であって、前記記憶手段に保持された前記液体に関する情報の更新を、定期的に実行する様に構成されていることを特徴とする。本態様によれば、液体に関する情報が定期的に更新されることから、液体カートリッジが保持する液体に関する情報を、常に適切な状態に維持することができ、従って液体カートリッジが意図しないタイミングで取り外されても、実際の液体カートリッジの状態と、前記記憶手段に保持された液体の情報との間に大きなギャップが生じる問題を防止することができる。
ここで、図1は本発明に係る「液体噴射装置」の一例としてのインクジェットプリンタ(以下「プリンタ」と言う)1の外観斜視図、図2はインクカートリッジ40の斜視図、図3はプリンタ1を後方から見た正面図、図4はプリンタ1の装置本体の斜視図、図5は同側断面概略図、図6はプリンタ1の制御系を示すブロック図、図7は定期フラッシング動作の流れを示すフローチャート、図8は記憶手段としてのCSIC68への書き込み制御の内容を示すフローチャートである。尚、図5では、用紙搬送経路(副走査方向)の上流側(図5の右側)を単に「上流側」と言い、用紙搬送経路の下流側(図5の左側)を単に「下流側」と言うこととする。
図1において、プリンタ1はハウジング3によって外観が構成され、A4サイズの記録に好適であるインクジェットプリンタと同様に、装置後部に用紙Pを傾斜姿勢で複数枚セット可能な給送装置2を、装置中程に主走査方向に往復動可能に設けられるキャリッジ25を、装置前部には記録の行われた用紙をスタックするスタッカ6を備えている。スタッカ6は、非使用時には図示する様に略垂直に立設された状態となり、使用時には、プリンタ前方側に開いて用紙Pをスタック可能な状態となる。
また、搬送従動ローラ22を軸支する搬送従動ローラホルダ20の下流側端部には、自由回転可能なガイドローラ23が設けられている。ガイドローラ23は、用紙Pのプラテン28からの浮き上がりを防止する為のローラであり、これにより、用紙Pと記録ヘッド14との距離が一定に保たれる。
凹部28aに打ち捨てられたインク滴は図示しない排出孔から、図示しない廃液流通路を経由して上述の様にインクカートリッジ40へ回収される。
定期FL動作は、印刷動作中に、キャップ47による記録ヘッド26の封止状態が解除されてからのタイムカウントを行う定期FLタイマが一定値(T1秒)を超えた場合に行われる。即ち、記録ヘッド26から一定時間インクが吐出されない状態が継続した場合に、ノズル開口の目詰まりを防止する為に、一定量のインクを強制的に吐出する動作を実行する。
Claims (8)
- 主走査方向に往復駆動されるキャリッジに設けられ、被噴射媒体に液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
前記液体噴射ヘッドへ供給する液体を収容するとともに、液体に関する情報を保持する記憶手段を備えた液体カートリッジと、
前記記憶手段に保持された前記液体カートリッジ内の液体残量に関する情報を前記記憶手段から読み込んだ時点から、前記液体噴射ヘッドからの液体噴射量を積算することにより、前記液体カートリッジ内の最新の液体残量を求める液体残量把握手段と、
を備えた液体噴射装置において、前記記憶手段へのアクセスを制御するアクセス制御装置であって、
前記液体残量把握手段によって求められた最新の液体残量に関する情報を、前記記憶手段へ、定期的に書き込む様に構成されている、
ことを特徴とするアクセス制御装置。 - 請求項1において、前記液体噴射装置が、定期フラッシング動作を行う様に構成され、
前記アクセス制御装置が、前記最新の液体残量に関する情報を、前記定期フラッシング動作の際に前記記憶手段へ書き込む様に構成されている、
ことを特徴とするアクセス制御装置。 - 請求項1または2において、前記記憶手段から読み出した直近の液体残量に関する情報と、前記液体残量把握手段によって求められた最新の液体残量に関する情報を比較し、両者の差が所定の範囲内である場合には、前記記憶手段への書き込み動作を行わない様に構成されている、
ことを特徴とするアクセス制御装置。 - 請求項1から3のいずれか1項において、前記液体噴射装置が、前記液体カートリッジを、前記液体噴射装置の外観を構成するハウジング部材に形成された開口部から装置内に挿入する様に構成されるとともに、前記開口部を覆うカバー体と、当該カバー体の開閉状態を検出するとともに当該検出信号を前記アクセス制御装置に送信する開閉センサとを備え、
前記記憶手段へのアクセス中に前記開閉センサから前記カバー体の閉状態から開状態への変化を知らせる信号を受信すると、前記記憶手段へのアクセス動作の中止処理を行う様に構成されている、
ことを特徴とするアクセス制御装置。 - 主走査方向に往復駆動されるキャリッジに設けられ、被噴射媒体に液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
前記液体噴射ヘッドへ供給する液体を収容するとともに、液体に関する情報を保持する記憶手段を備えた液体カートリッジと、を備えた液体噴射装置において、前記記憶手段へのアクセスを制御するアクセス制御装置であって、
前記記憶手段に保持された前記液体に関する情報の更新を、定期的に実行する様に構成されている、
ことを特徴とするアクセス制御装置。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載された前記アクセス制御装置を備えたことを特徴とする液体噴射装置。
- 請求項6において、前記液体カートリッジが、前記キャリッジから独立して設けられている、
ことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項6または7において、前記液体カートリッジが、色の異なる複数の液体を収容可能な様に、複数の液体収容室が一体となって構成されている、
ことを特徴とする液体噴射装置。
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