JP2005305124A - 電子内視鏡装置 - Google Patents

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雅彦 長野
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Abstract

【課題】 電子内視鏡装置において、スコープと信号処理部との接続ケーブルの本数を低減し、撮像画像の品質を高めると共に、外部への不要輻射ノイズを低減する。
【解決手段】 先端部に固体撮像素子103を備えた細長い管状の挿入部と前記挿入部の後端近傍に設けられたスコープ操作部121とを有するスコープ本体部123、および前記スコープ本体部と信号ケーブルによって接続された信号処理部141を有する電子内視鏡装置において、前記操作部121に同期信号・タイミング信号発生器111と垂直ドライバ回路113を設け、前記固体撮像素子103を駆動する信号を前記操作部121で生成して前記挿入部先端の固体撮像素子103に供給する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子内視鏡装置に関し、特に電子内視鏡のスコープ部分と信号処理部とを接続する接続ケーブルの本数を減らすと共に、波形劣化やノイズによる各信号への悪影響および外部への不要輻射を低減させる技術に関する。
電子内視鏡装置は、細長い管状の挿入部を有し、その先端部に対物光学系およびCCDのような固体撮像素子を含んだ撮像手段を配置したものであり、近年医療分野などにおいて広く用いられてきている。電子内視鏡装置は、細長い管状の挿入部を体腔内に挿入して使用されることが多いので、挿入部はできるだけ細くすることが要求されている。そのため、挿入部の先端部は空間が著しく制限されており、前記対物光学系および固体撮像素子などを組み込んだ際に、前記固体撮像素子のための信号処理回路や駆動回路を先端部に組み込むことは困難になる。このため、通常、固体撮像素子の信号処理回路や駆動回路は挿入部を備えたスコープ部分の外に配置し、ケーブルを用いて固体撮像素子と信号処理回路や駆動回路とを連結するのが一般的である。
図8は、一般的な電子内視鏡装置の外観を概略的に示す。同図の電子内視鏡装置は、スコープ500、ビデオプロセッサまたは信号処理部505、およびスコープ500と信号処理部505とを接続するケーブル507を備えている。
スコープ500は、細長い管状の挿入部501と、該挿入部501の他端に設けられスコープ500を保持しかつ操作するためのより太い形状の操作部(または把持部)503を備えている。挿入部501は体腔内に挿入されるため極力細く構成されることが望まれる。この挿入部501は電子内視鏡の種類に対応して柔軟に曲げることのできる軟性管で構成されることもあり、また曲げることのできない硬性管で構成されることもある。
また、挿入部501の先端部501aには対物光学系およびCCDのような固体撮像素子を含む撮像手段が配置されている(図示せず)。
スコープ500と信号処理部505はケーブル507で接続される。ケーブル507は、例えば、コネクタ509によって信号処理部505と着脱可能に接続することができる。
図9は、電子内視鏡装置の他の構成例を示す。同図の電子内視鏡装置は、図8のコネクタ509の部分に回路基板を収納するためのケースである回路基板収納部601を設けたものである。
図10は、従来の電子内視鏡装置の回路構成を概略的に示す。同図の構成では、スコープ709の挿入部先端707に、対物光学系701、CCDのような固体撮像素子703、および固体撮像素子703の近傍に配置され該固体撮像素子703からの画像(または映像)信号出力を受けて信号処理部721に伝送するためのバッファアンプ705を備えている。
信号処理部721は、スコープ709から同軸ケーブルやシールド線を含むケーブルを介して送られてきた画像信号を受ける他のバッファアンプ711、該バッファアンプ711の出力信号を受ける相関二重サンプリングおよびAGC(CDS/AGC)回路713、デジタル信号プロセッサ(DSP)715、タイミング発生器717および垂直駆動信号ドライバ719などを備えている。
このような信号処理部721は、スコープ(電子内視鏡本体部)709とは別個に設けられ、固体撮像素子703の出力信号(CCD出力)、および各種の固体撮像素子駆動信号(φH1,φH2,φRG,Vφ1〜Vφ4,φSUB)を伝送するための信号ケーブルなどを束ねて構成した接続ケーブルによって接続されている。なお、信号処理部721には固体撮像素子駆動回路として、固体撮像素子703に対して上記各駆動信号、すなわち水平レジスタ転送クロック(φH1,φH2)、リセットゲートクロック(φRG)、垂直レジスタ転送クロック(Vφ1〜Vφ4)その他、を供給するための回路を含んでいるが、説明を簡略化するためにタイミング発生器717および垂直駆動信号ドライバ719で代表させている。
図10に示される電子内視鏡装置においては、スコープ709の挿入部(図示せず)を体腔内に挿入して所望の被写体の撮像を行なう。この場合、信号処理部721のタイミング発生器717および垂直駆動信号ドライバ719で代表される固体撮像素子駆動回路から各種駆動信号が固体撮像素子703に供給される。固体撮像素子703から出力された画像出力信号はバッファアンプ705および信号ケーブルを介して信号処理部721に伝送される。信号処理部721においては、この画像信号をバッファアンプ711を介してCDS/AGC回路713に入力し、該CDS/AGC回路713およびデジタル信号プロセッサ715などによって固体撮像素子703から受信した画像信号に必要な画像処理を行ない出力画像信号VOとして図示しない画像表示部に供給し、撮像画像の表示などを行なう。
なお、図10に示される電子内視鏡装置では、前記図8に示される電子内視鏡装置の構成に対応して、スコープ709の挿入部先端に撮像光学系701、固体撮像素子703およびバッファアンプ705のみを設け、このようなスコープ709とケーブルによって接続された信号処理部721にバッファアンプ711、CDS/AGC713、デジタル信号プロセッサ715、タイミング発生器717および垂直駆動信号ドライバ719を設けている。但し、他の従来例の電子内視鏡装置として、前記図9の装置構成に対応して、信号処理部721の構成要素の一部を信号処理部721と信号ケーブルとを接続するコネクタ部分に設けられた回路基板収納部601(図9)に配置したものもある。
次に、図11は、他の従来例として、立体電子内視鏡装置の概略の構成を示す。図11の立体電子内視鏡装置は、スコープ811と信号処理部841を備え、これらの間は各種信号を伝送する信号ケーブルによって接続されている。スコープ811の挿入部先端809には一対の固体撮像素子801,803およびこれら固体撮像素子の出力を信号処理部841に伝送するためのバッファアンプ805および807が配置されている。また、図示しない撮像レンズなどの撮像光学系がそれぞれの固体撮像素子801および803に対応して設けられている。
また、信号処理部841には、スコープ811の一対の固体撮像素子801および803の出力信号を処理するための一対の信号処理回路が設けられている。すなわち、固体撮像素子801に対応して、バッファアンプ821、CDS/AGC回路825、デジタル信号プロセッサ833、タイミング発生器829および垂直駆動信号ドライバ837が設けられている。また、他の固体撮像素子803に対応して、バッファアンプ823、CDS/AGC回路827、デジタル信号プロセッサ835、タイミング発生器831および垂直駆動信号ドライバ839が設けられている。
図11の立体電子内視鏡装置においては、各固体撮像素子801および803によって撮像された被写体の画像信号がそれぞれ信号処理部841において前記図7の回路と同様に信号処理され、立体画像信号出力VO1,VO2が得られる。なお、2つのデジタル信号プロセッサ(DSP)833および835は互いに同期して動作するよう構成される。例えば、一方のDSPのクロック信号を他方のDSPに送り外部同期モードで動作させることができる。
特開平10−234661号公報 特開2003−126029号公報
上述のように、従来の電子内視鏡装置においては、スコープ709,811の挿入部の先端に固体撮像素子とバッファアンプが配置され、その他の信号処理回路は信号処理部側に設けられている。スコープ709,811は信号処理部721,841とケーブルを介して接続され、このケーブルの長さは長いものでは3〜4メートルを超えるものもある。また、スコープ自体の長さも長いものでは長さが1メートル以上のものもある。このため、固体撮像素子と信号処理部を結ぶケーブルの長さが、挿入部の長さと連結ケーブルの長さの和になって5メートル以上になることもある。
このため、固体撮像素子用の駆動信号、特にリセットゲート信号、水平転送クロック信号、並びに固体撮像素子出力信号は、ケーブル伝送中に波形劣化が生じたり、信号間での干渉ノイズにより相互に悪影響を受けることもある。また、不要輻射によって電子内視鏡装置の外部にノイズを与え、例えば電子内視鏡装置をMRI装置のような他の機器の周辺で使用すると、該他の機器に不要輻射ノイズを与えることもあった。
さらに、スコープと信号処理部とを結ぶケーブルの本数が多いため、ケーブルが太くなりしなやかさが損なわれて操作性および使い勝手が悪くなるという不都合もあった。また、信号線が増えることによって不要輻射やノイズの問題も大きくなるという不都合もあった。
特に、立体電子内視鏡装置の場合は、スコープと信号処理部とを結ぶケーブルの本数は、固体撮像素子が2つあるため、水平転送方式が1相駆動CCDの場合でも、電源、グランド(GND)を除き16本の信号ケーブルが必要となる。このため、コネクタ部における信頼性に影響を与えるだけでなく、前述のようにケーブルが太くなるためしなやかさが損なわれて操作性および使い勝手が悪くなるという不都合が顕著に現われてくる。
本発明の目的は、このような従来の電子内視鏡装置における問題点に鑑み、スコープ操作部に同期信号発生器および垂直駆動信号ドライバ回路を設けるという構想に基づき、スコープと信号処理部を接続するケーブルの本数を少なくし、ケーブル部分の太さを細くしてケーブル部分のしなやかさを改善し、かつ電子内視鏡装置の操作性および使い勝手を向上させることにある。
本発明の他の目的は、簡単な装置構成で電子内視鏡装置における各信号の信号劣化を防止しかつ信号対雑音比を改善して、撮像画像の品質を向上させることにある。
本発明のさらに他の目的は、電子内視鏡装置から発生する不要輻射によるノイズを軽減させ、他の装置に与える悪影響を除去することにある。
本発明の一態様によれば、先端部に固体撮像素子を備えた細長い管状の挿入部と前記挿入部の後端近傍に設けられたスコープ操作部とを有するスコープ本体部、および前記スコープ本体部と信号ケーブルによって接続されかつ前記固体撮像素子の出力信号を処理する映像信号処理回路を含む信号処理部を有する電子内視鏡装置において、前記スコープ操作部に同期信号・タイミング信号発生器と垂直ドライバ回路を設け、前記固体撮像素子を駆動する信号を前記操作部で生成して前記挿入部先端の固体撮像素子へ供給することを特徴とする。
この場合、前記信号処理部は信号処理用デジタル信号プロセッサを備え、前記信号処理用デジタル信号プロセッサと前記同期信号・タイミング信号発生器とを同期させるために必要なクロック信号、水平駆動信号および垂直駆動信号を前記スコープ操作部から前記信号処理部へ伝送すると好都合である。
また、前記スコープ操作部で生成したクロック信号、水平駆動信号および垂直駆動信号のうち、少なくともクロック信号は差動信号に変換して接続ケーブルを介して前記信号処理部へ伝送するとともに、前記信号処理部から電荷吐き出しパルス(XSUB)を接続ケーブルを介して前記スコープ操作部へ伝送することもできる。
あるいは、前記スコープ操作部で生成したクロック信号、水平駆動信号および垂直駆動信号のうち、少なくともクロック信号は光信号に変換して光信号ケーブルを介して前記信号処理部へ伝送するとともに、前記信号処理部から電荷吐き出しパルス(XSUB)を前記スコープ操作部へ伝送することもできる。
この場合、前記信号処理部側に同期信号発生器を設け、前記同期信号発生器からクロック信号、水平駆動信号および垂直駆動信号を前記スコープ操作部に送り、前記スコープ操作部にある前記同期信号・タイミング信号発生器を外部同期モードで駆動すると好都合である。
さらに、前記信号処理部側の同期信号発生器で生成したクロック信号、水平駆動信号および垂直駆動信号のうち、少なくともクロック信号は差動信号に変換して接続ケーブルを介して前記スコープ操作部へ伝送するとともに、前記信号処理部から電荷吐き出しパルス(XSUB)を接続ケーブルを介して前記スコープ操作部へ伝送すると好都合である。
あるいは、前記信号処理部側の同期信号発生器で生成したクロック信号、水平駆動信号および垂直駆動信号のうち、少なくともクロック信号は光信号に変換して光信号ケーブルを介して前記スコープ操作部へ伝送するとともに、前記信号処理部から電荷吐き出しパルス(XSUB)を前記スコープ操作部へ伝送することもできる。
さらに、前記挿入部の先端に設けられた固体撮像素子から出力された出力信号は前記スコープ操作部で差動信号に変換した後前記信号処理部へ伝送してもよい。
あるいは、前記挿入部の先端に設けられた固体撮像素子から出力された出力信号は前記スコープ操作部で光信号に変換した後前記信号処理部へ伝送することもできる。
本発明の別の態様によれば、先端部に1対の固体撮像素子を備えた細長い管状の挿入部と前記挿入部の後端近傍に設けられたスコープ操作部とを有するスコープ本体部、および前記スコープ本体部と信号ケーブルによって接続されかつ前記固体撮像素子の出力信号を処理する映像信号処理回路を含む信号処理部を有する立体電子内視鏡装置において、前記スコープ操作部に同期信号・タイミング信号発生器と垂直ドライバ回路を設け、前記固体撮像素子を駆動する信号を前記スコープ操作部で生成して前記挿入部先端の固体撮像素子へ供給することを特徴とする。
この場合、前記信号処理部は信号処理用デジタル信号プロセッサを備え、前記信号処理用デジタル信号プロセッサと前記同期信号・タイミング信号発生器とを同期させるために必要なクロック信号、水平駆動信号および垂直駆動信号を前記スコープ操作部から前記信号処理部へ伝送するよう構成できる。
また、前記スコープ操作部で生成したクロック信号、水平駆動信号および垂直駆動信号のうち、少なくともクロック信号は差動信号に変換して接続ケーブルを介して前記信号処理部へ伝送するとともに、前記信号処理部から電荷吐き出しパルス(XSUB)を接続ケーブルを介して前記スコープ操作部へ伝送すると好都合である。
あるいは、前記スコープ操作部で生成したクロック信号、水平駆動信号および垂直駆動信号のうち、少なくともクロック信号は光信号に変換して光信号ケーブルを介して前記信号処理部へ伝送するとともに、前記信号処理部から電荷吐き出しパルス(XSUB)を前記スコープ操作部へ伝送することもできる。
また、前記信号処理部側に同期信号発生器を設け、前記同期信号発生器からクロック信号、水平駆動信号および垂直駆動信号を前記スコープ操作部に送り、前記スコープ操作部にある前記同期信号・タイミング信号発生器を外部同期モードで駆動することもできる。
この場合、前記信号処理部側の同期信号発生器で生成したクロック信号、水平駆動信号および垂直駆動信号のうち、少なくともクロック信号は差動信号に変換して接続ケーブルを介して前記スコープ操作部へ伝送するとともに、前記信号処理部から電荷吐き出しパルス(XSUB)を接続ケーブルを介して前記スコープ操作部へ伝送すると好都合である。
あるいは、前記信号処理部側の同期信号発生器で生成したクロック信号、水平駆動信号および垂直駆動信号のうち、少なくともクロック信号は光信号に変換して光信号ケーブルを介して前記スコープ操作部へ伝送するとともに、前記信号処理部から電荷吐き出しパルス(XSUB)を前記スコープ操作部へ伝送するよう構成してもよい。
また、前記挿入部の先端に設けられた1対の固体撮像素子から出力された出力信号は前記スコープ操作部でそれぞれ差動信号に変換した後前記信号処理部へ伝送すると好都合である。
あるいは、前記挿入部の先端に設けられた1対の固体撮像素子から出力された出力信号は前記スコープ操作部でそれぞれ光信号に変換した後前記信号処理部へ伝送することもできる。
さらに、前記スコープ操作部に信号処理用デジタル信号プロセッサを設けてもよい。
この場合、前記信号処理用デジタル信号プロセッサによって生成された1対の映像出力信号をそれぞれ差動信号に変換した後表示系信号処理部へ伝送することができる。
あるいは、前記信号処理用デジタル信号プロセッサによって生成された1対の映像出力信号をそれぞれ光信号に変換した後表示系信号処理部へ伝送してもよい。
本発明によれば、電子内視鏡装置において、水平転送クロック信号やリセットゲート信号を長いケーブルで伝送する必要がなくなり、各種信号の波形劣化や相互干渉によるノイズの影響を著しく低減することができる。このため、電子内視鏡装置の動作を安定化すると共に撮像画像の品質を向上させることが可能になる。また、不要輻射による外部へのノイズによる悪影響も的確に防止できる。
さらに、スコープと信号処理部とを接続するケーブルの本数が大幅に低減され、コネクタ部における信頼性も高くなり、またケーブルが細くなってしなやかさを維持することができ、電子内視鏡装置の操作性および使い勝手も大幅に改善される。したがって、立体電子内視鏡装置においても、このような優れた効果を維持することが可能になる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態につき説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係わる電子内視鏡装置の概略的な回路構成を示す。同図に示された電子内視鏡装置は、挿入部(挿入部先端107のみを示す)と操作部(または把持部)121とを備えたスコープ123、および該スコープ123とケーブルで接続された信号処理部141を備えている。
スコープ123は、細長い管状の挿入部(図示せず)内の先端部107に配置された対物光学系101、およびCCD素子のような固体撮像素子103を含む撮像手段を備えている。また、固体撮像素子103の近傍には、該固体撮像素子103からの出力信号を信号処理部141に伝送するためのバッファアンプ(BA)105が配置されている。
なお、図1においては、図が煩雑になるのを避けるために、本発明の説明に必要な要素のみを示しており、ライトガイドなどの被写体の照明を行なう要素その他は省略してある。また、固体撮像素子103への電源線なども図示を省略している。
スコープ123の挿入部の後端または後端近傍に配置された操作部121には、本発明に従って、各種同期信号およびタイミング信号を発生する同期信号・タイミング信号発生器(SSG/TG)111および垂直駆動信号ドライバ113などが配置されている。また、操作部121には、固体撮像素子103の出力信号を信号処理部141に差動信号として伝送するための差動信号ドライバ115、同期信号・タイミング信号発生器111から出力されるクロック信号を差動信号として信号処理部141に伝送するための他の差動信号ドライバ117、および水平駆動信号(HD)および垂直駆動信号(VD)を信号処理部141に伝送するためのバッファアンプ119を備えている。
信号処理部141は、操作部121の差動信号ドライバ115および117の出力をそれぞれツイストペアケーブル151および153を介して受けるための差動信号レシーバ131および133を備えている。信号処理部141にはさらに、バッファアンプ135、相関二重サンプリングおよび自動利得制御(CDS/AGC)回路137、およびデジタル信号プロセッサ(DSP)139が設けられている。
図1に示される装置においては、スコープ123の操作部121におけるSSG/TG111および垂直駆動信号ドライバ113によって各種同期信号およびタイミング信号が生成され、挿入部先端107および信号処理部141に供給される。
すなわち、操作部121におけるSSG/TG111によって水平転送クロック信号(φH1,φH2)およびリセットゲート信号(φRG)が生成され挿入部先端の固体撮像素子103に供給される。また、垂直ドライバ113から垂直転送クロック信号(Vφ1〜Vφ4)および基板クロック信号(φSUB)が固体撮像素子103に供給される。また、固体撮像素子103によって得られた出力信号は、バッファアンプ105を介し操作部123内の差動信号ドライバ115に伝送される。
また、操作部121においては、SSG/TG111から出力されるクロック信号が差動信号ドライバ117によって差動信号に変換されツイストペアケーブル153を介して信号処理部141に伝送される。また、水平同期信号HDおよび垂直同期信号VDもバッファアンプ119を介し接続ケーブルを介して信号処理部141に伝送される。なお、バッファアンプ119は通常は各同期信号毎に1個ずつ設けられるが、図1では図示の簡単化のため1つのブロックのバッファアンプ119で代表させている。
操作部121においては、さらに、垂直駆動信号ドライバ113によりSSG/TG111からのタイミング信号および信号処理部141から接続ケーブルを介して伝送される電荷吐き出しパルス(XSUB)を受けて、前述のように、垂直転送クロック信号および基板クロック信号が生成され挿入部先端の固体撮像素子103に供給される。
また、操作部121において、差動信号ドライバ115は挿入部先端の固体撮像素子103の出力信号をバッファアンプ105を介して受け、対応する差動信号を生成してツイストペアケーブル151を介して信号処理部に伝送する。
信号処理部141においては、差動信号レシーバ131が操作部121の差動信号ドライバ115から伝送されてきた差動出力信号を受け、不平衡信号に変換してバッファアンプ135を介しCDS/AGC137に供給する。CDS/AGC回路137は周知の態様で固体撮像素子103から送られてきた画像(映像)信号に対して必要な画像処理を行ないデジタル信号プロセッサ139においてさらに必要な信号処理を行なった後、出力画像信号VOとして、例えば、図示しない画像表示部に供給し、撮像画像の表示、記録などが行なわれる。なお、CDS/AGC回路137は図示していないがAD変換器を備えているものとする。
また、信号処理部141においては、操作部121の差動信号ドライバ117から送られてきた差動クロック信号を差動信号レシーバ133で受けて不平衡信号に変換し、DSP139に供給する。さらに、操作部121のバッファアンプ119を介して送られてきた水平同期信号(HD)および垂直同期信号(VD)もDSP139に供給される。これらの信号によって、DSP139に内蔵された同期信号・タイミング信号発生器(SSG/TG)を外部同期する。これによって、スコープ123の操作部121に設けたSSG/TG111と信号処理部141のDSP139に設けられたSSG/TGが互いに同期して動作する。
さらに、信号処理部141のDSP139は電荷吐き出しパルスXSUBを生成し、操作部121に伝送する。操作部121の垂直駆動信号ドライバ113はこのパルスXSUBを受けて基板クロックφSUBを生成し挿入部先端の固体撮像素子103に供給する。これによって、信号処理部141のDSP139からの信号XSUBによって固体撮像素子103の基板クロック(φSUB)を制御することで電子シャッタによる調光を行なうことができる。
以上のように、スコープ123の操作部121に同期信号・タイミング信号発生器(SSG/TG)111および垂直駆動信号ドライバ113を収納することによって、水平転送クロック信号(φH1,φH2)、リセットゲート信号(φRG)および垂直転送クロック信号(Vφ1〜Vφ4)の伝送は、スコープ123と信号処理部141を接続する接続ケーブル内を伝送する必要をなくし、スコープ123の挿入部内を伝送するのみでよいことになる。このためこれらの信号の波形劣化による画質劣化を防止することができる。
通常、操作部121と信号処理部141とを接続する接続ケーブルの長さはスコープ123の挿入部の長さより長いため、クロック信号と固体撮像素子の出力信号を差動信号として操作部121から信号処理部141に伝送することで、各信号間および外部からのノイズによるこれらの信号に対する影響や、これらの信号による外部への不要輻射ノイズを軽減させることが可能になる。
また、このような構成にすることで、操作部121と信号処理部とを接続する接続ケーブルの信号線の本数を大幅に減らすことが可能になる。本実施形態では、電源線およびグランド(GND)線を除き従来9本必要であった信号線を5本に削減できる。
なお、図1の実施形態では、操作部121のSSG/TG111からのクロック信号および同期信号を信号処理部141に伝送してDSP139に内蔵されているSSG/TGと外部同期させている。しかしながら、本発明はこのような構成に限られず、例えば、信号処理部141に設けたSSG/TGまたはDSP139に内蔵されているSSG/TGで発生されたクロック信号および同期信号をスコープ側に送ってスコープ121に設けられたSSG/TG111を外部同期モードで動作させることも可能である。この場合、少なくともクロック信号は差動信号として伝送すると好都合である。
図2は、本発明の別の実施形態に関わる電子内視鏡装置の概略的な回路構成を示す。同図に示された電子内視鏡装置は、図1に示される電子内視鏡装置において、ツイストペアケーブルを用いて差動信号で伝送される信号を光ファイバケーブルを用いて光伝送するよう構成したものである。
このため、図2のスコープ123aにおける操作部121aは、図1の操作部121における差動信号ドライバ115および117に代えて、挿入部先端107から固体撮像素子103の出力信号を受けるCDS/AGC/ADC161と、P/S変換回路163と、電/光変換器165、並びに電/光変換器169を備えている。CDS/AGC/ADC回路161は、CDS/AGC回路とアナログ−デジタル変換器(ADC)回路とを含むものである。P/S変換回路163は並列デジタル信号を直列デジタル信号に変換するものである。電/光変換器165および169はそれぞれ電気信号を光信号に変換する半導体素子、例えばLED、半導体レーザ、その他である。
また、図2の信号処理部141aは、図1の信号処理部141における差動信号レシーバ131,133、バッファアンプ135、CDS/AGC回路137に代えて、光/電変換器171,175およびS/P変換器173を備えている。光/電変換器171,175は光ファイバ181および183を介して伝送される光信号をそれぞれ電気信号に変換するものであり、例えばフォトダイオードのような半導体素子で構成することができる。S/P変換器は、直列デジタル信号を並列デジタル信号に変換する周知の回路である。
図2の電子内視鏡装置の動作は、図1に示される電子内視鏡装置とほぼ同じであるが、撮像素子103の出力信号および同期信号・タイミング信号発生器111から出力されるクロック信号をそれぞれ電/光変換器165および169によって光信号に変換し、光ファイバケーブル181および183によって信号処理部141aに伝送する点が異なる。固体撮像素子103の出力信号は操作部121aにおいて、CDS/AGC/ADC回路161によって相関二重サンプリング操作および自動利得制御操作が行なわれた後デジタル信号に変換される。このデジタル信号が並列デジタル信号である場合はP/S変換回路163において直列デジタル信号に変換され、電/光変換器165によって光信号に変換され、光ファイバケーブル181を介して信号処理部141aに送られる。信号処理部141aにおいては、光ファイバケーブル181を介して送られてきた光信号が光/電変換器171によって電気信号に変換される。この電気信号はS/P変換回路173によって並列デジタル信号に変換されデジタル信号プロセッサ(DSP)139に入力される。
また、SSG/TG回路111から出力されるクロック信号は、電/光変換器169によって光信号に変換され、光ファイバケーブル183を介して信号処理部141aに送られる。信号処理部141aにおいては、光ファイバケーブル183から受け入れた光信号を光/電変換器175によって電気信号に変換しDSP139に内蔵されたSSG/TGに供給する。
このようにして図2の電子内視鏡装置では図1の電子内視鏡装置と同様の動作が行なわれるが、図2の電子内視鏡装置では、固体撮像素子の出力信号およびクロック信号を光信号として光ファイバケーブルを用いて信号処理部に伝送する。このため、簡単な装置構成で電子内視鏡装置における各信号の信号劣化を防止しかつ信号対雑音比を改善して、撮像画像の品質を向上させることができる。また、電子内視鏡装置から発生する不要輻射によるノイズを軽減させ、他の装置に与える悪影響を防止することができる。さらに、スコープと信号処理部を接続するケーブルの本数を少なくしかつ細くして、ケーブル部分のしなやかさを改善し電子内視鏡装置の操作性を向上させることができる。
なお、図2では、固体撮像素子の出力信号およびSSG/TG回路の出力クロック信号を共に光信号として伝送する構成を示したが、本発明はこれら一方の信号のみを光信号として伝送してもよいことは言うまでもない。
図3は、本発明のさらに別の実施形態に係わる電子内視鏡装置としての、立体電子内視鏡装置の構成例を示す。同図に示された立体電子内視鏡装置は、挿入部(挿入部先端209のみを示す)と操作部(または把持部)219とを備えたスコープ221、および該スコープ221とケーブルで接続された信号処理部243を備えている。図3の立体電子内視鏡装置では、立体画像を撮像するために、スコープ221および信号処理部243に、左目用および右目用の一対の撮像および信号処理回路が設けられている。
スコープ221は、細長い管状の挿入部(図示せず)内の先端部209に配置された図示しない一対の対物光学系に対応して、一対のCCD素子のような固体撮像素子201,203を含む撮像手段を備えている。また、各固体撮像素子201,203の近傍には、それぞれ、該固体撮像素子201,203からの出力信号を信号処理部243に伝送するためのバッファアンプ(BA)205,207が配置されている。
なお、図3においても、図が煩雑になるのを避けるために、本発明の説明に必要な要素のみを示しており、ライトガイドなどの被写体の照明を行なう要素その他は省略してある。また、固体撮像素子201,203などへの電源線、その他も図示を省略している。
スコープ221の挿入部の後端または後端近傍に配置された操作部219には、同期信号・タイミング信号発生器(SSG/TG)211、一対の垂直駆動信号ドライバ213,215、およびバッファアンプ217などが配置されている。
なお、バッファアンプ217は図示の簡略化のため、1つのブロックで示されているが、挿入部先端の一対の固体撮像素子201,203に各種の駆動信号を送るために必要に応じて複数のバッファアンプが使用される。
信号処理部243は、固体撮像素子201,203の出力信号を、それぞれバッファアンプ205,207を介して受けるための、一対のバッファアンプ231,233、一対の相関二重サンプリングおよび自動利得制御(CDS/AGC)回路235,237、および一対のデジタル信号プロセッサ(DSP)239,241を備えている。
図3に示される立体電子内視鏡装置においては、スコープ221の操作部219におけるSSG/TG211および一対の垂直駆動信号ドライバ213,215によって各種同期信号およびタイミング信号が生成され、挿入部先端および信号処理部243に供給される。
図3の装置では、基本的には、前記図1の装置と同様の動作が、それぞれ左目用および右目用の構成要素によって行なわれる。すなわち、操作部219におけるSSG/TG211によって水平転送クロック信号(φH1,φH2)およびリセットゲート信号(φRG)が生成され、バッファアンプ217を介して挿入部先端の固体撮像素子201,203に供給される。また、垂直駆動信号ドライバ213,215から垂直転送クロック(Vφ1〜Vφ4)および基板クロック信号(φSUB)がそれぞれ固体撮像素子201,203に供給される。また、固体撮像素子201,203によって得られた出力信号は、それぞれ、バッファアンプ205および207を介して信号処理部243に伝送される。
また、操作部219においては、SSG/TG211から出力されるクロック信号、および水平同期信号HDおよび垂直同期信号VDが接続ケーブルを介して信号処理部243に伝送される。なお、操作部219に、図1の構成と同様に、固体撮像素子201,203の出力を差動信号に変換する差動信号ドライバ、SSG/TG211の出力を差動信号に変換する差動信号ドライバ、各種同期信号を信号処理部に伝送するためのバッファアンプを設けることもできる。
操作部219においては、さらに、SSG/TG211からのタイミング信号および信号処理部243から接続ケーブルを介して伝送される電荷吐き出しパルス(XSUB)を受けて、前述のように、垂直転送クロックおよび基板クロック信号が生成され挿入部先端の固体撮像素子201,203に供給される。
信号処理部243においては、操作部219のSSG/TG211から送られてきたクロック信号、水平同期信号(HD)および垂直同期信号(VD)が各々のDSP239および241に供給される。これによって、各DSP239,241に設けられたSSG/TGを外部同期する。これにより、スコープ221の操作部219に設けられたSSG/TG211と、信号処理部243の各DSP239,241に設けられたSSG/TGが互いに同期して動作する。
信号処理部243のDSP239,241は、電荷吐き出しパルスXSUBを生成し、操作部の各垂直信号ドライバ213,215に伝送する。操作部219の垂直駆動信号ドライバ213,215は、電荷吐き出しパルスXSUBを受けてそれぞれ基板クロックφSUBを生成し、挿入部先端の固体撮像素子201,203に供給する。これによって、信号処理部243のDSP239,241からの信号XSUBによって各固体撮像素子201,203の基板クロック(φSUB)を制御することで、各々の固体撮像素子において電子シャッタによる調光を行なうことができる。
挿入部先端の各固体撮像素子201,203からの出力信号は、それぞれ、バッファアンプ205,207を介してスコープ221から接続ケーブルを介して信号処理部243に伝送される。信号処理部243においては、これらの固体撮像素子からの出力信号をバッファアンプ231,233を介してそれぞれCDS/AGC235,237に供給し相関二重サンプリング処理および自動利得制御処理を行なう。さらに、各々のCDS/AGC235,237からの出力信号はそれぞれDSP239,241へ送られ、撮像画像の表示に必要な信号処理などを行ないそれぞれ、例えば、左目用画像出力VO1および右目用画像出力VO2として出力する。なお、信号処理部243には、その他の信号処理のために必要な回路が設けられているが、これらについての説明および図示は省略する。
以上のように、図3の立体内視鏡装置においても、スコープ219の操作部にSSG/TG211および垂直駆動信号ドライバ213,215などを設けることによって、従来のように水平転送クロック信号(φH1,φH2)、リセットゲート信号(φRG)および垂直転送クロック信号(Vφ1〜Vφ4)などの信号をスコープ211と信号処理部とを接続するケーブルで伝送する必要がなくなり、スコープ221の挿入部内を伝送するのみでよいことになる。したがって、これらの信号の波形劣化による画質劣化を防止することができ、また、各信号間および外部からのノイズによる悪影響や外部への不要輻射ノイズを著しく低減することが可能になる。
さらに、特に立体電子内視鏡装置においては、スコープ221と信号処理部243とを接続する接続ケーブルの信号線の本数を大幅に減らすことが可能になる。例えば、本実施形態では、電源およびグランド線を除いて、同軸ケーブル(または、ツイストペアケーブル)3本および単線4本の合計7本程度で済むことになり、従来方式の半分以下に減少させることができる。
なお、図3の実施形態では、操作部219のSSG/TG211からのクロック信号および同期信号を信号処理部243に伝送してDSP239,241に内蔵されているSSG/TGと外部同期させている。しかしながら、本発明はこのような構成に限られず、例えば、信号処理部243のDSPに内臓されているSSG/TGを互いに同期させると共に、このようなSSG/TG側からクロック信号、水平および垂直同期信号などをスコープ側に伝送してスコープ内に設けられたSSG/TGを外部同期モードで使用することも可能である。また、信号処理部243のSSG/TGは各DSP239,241に内蔵されたものとしているが、独立のSSG/TGを2つあるいは1つ設けることもできる。
図4は、本発明のさらに別の実施形態に関わる立体電子内視鏡装置の構成を示し、図3の立体電子内視鏡装置の変形例を示すものである。図4の立体電子内視鏡装置は、各固体撮像素子201および203の出力信号、およびSSG/TG回路211から出力されるクロック信号をそれぞれ光信号として光ファイバケーブルを用いて信号処理部に伝送するものである。
このため、図4の立体電子内視鏡装置では、スコープ221aの操作部219aに、CDS/AGC/ADC回路245,255、P/S変換回路247,257、電/光変換器249,259、電/光変換器251およびバッファアンプ253を新たに設けている。
また、信号処理部243aは、図3の信号処理部243におけるバッファアンプ231,233およびCDS/AGC回路235,237に代えて、光/電変換器261,265,267およびS/P変換回路263,269を備えている。
図4の立体電子内視鏡装置は、このような構成によって、前に図2に関して説明したように、操作部219aにおいて、各固体撮像素子201,203からの出力信号をそれぞれ電/光変換器249,259によって光信号に変換し各光ファイバケーブル271,275によって光信号として信号処理部243aに伝送している。信号処理部243aにおいては、これらの光信号を光/電変換器261,267によって電気信号に変換し、かつS/P変換回路263,269によって並列信号に変換してそれぞれDSP239および241に入力する。
また、操作部219aにおけるSSG/TG回路211によって生成されたクロック信号は電/光変換器251によって光信号に変換され、光ファイバケーブル273を介して信号処理部243aに入力される。信号処理部243aにおいては、光ファイバケーブル273からの光信号を光/電変換器265によって電気信号に変換し各DSP239,241に内蔵されたSSG/TG回路に供給し信号同期を行なう。
図4の立体電子内視鏡装置においても、前記図3の立体電子内視鏡装置に関して述べたのと同様に、電子内視鏡装置における各信号の信号劣化を防止しかつ信号対雑音比を改善して、撮像画像の品質を向上させることができる。また、各信号間および外部からのノイズによる悪影響や外部への不要輻射ノイズを著しく低減することが可能になる。さらに、スコープ221aと信号処理部243aとを接続する接続ケーブルの本数を大幅に減らし、電子内視鏡装置の操作性を大幅に改善することができる。
図5は、本発明のさらに別の実施形態に係わる電子内視鏡装置としての、立体電子内視鏡装置の構成例を示す。なお、このような実施形態に係わる電子内視鏡装置の構成は、立体電子内視鏡装置ではなく図1に示すような電子内視鏡装置にも適用できる。
図5に示された立体電子内視鏡装置は、スコープ339および該スコープ339と接続ケーブルで接続された表示系信号処理部(または、表示側信号処理部)341とを備えている。そして、図5の立体電子内視鏡装置は、前記図3の立体電子内視鏡装置と同様の構成を有するが、次の点において図3の構成と相違する。すなわち、図5の構成では、スコープ339の操作部(把持部)337に、SSG/TG311および垂直駆動信号ドライバ313,315に加えて、CDS/AGC323,325およびDSP327,329などをも配置している。また、操作部337には、これらの他に、各DSP327,329の出力映像信号を表示系信号処理部341に、それぞれツイストペアケーブル351,353を介して、差動信号として伝送するための差動信号ドライバ331,333を設けている。さらに、図5の構成では、各種バッファアンプ317,319,321および電源部335などが設けられている。
なお、図5において表示系信号処理部341は操作部337から伝送されてきた出力映像信号に対し電子内視鏡として必要とされる処理を行なう回路、例えば、アイソレーション回路、NTSC信号などのためのエンコード回路、出力回路、その他を含むものである。
図5の構成では、操作部337に収納する回路要素が前記図2の構成のものより多くなるが、半導体デバイスの小型化や専用チップの開発によって小型化し操作部337に収納することは可能と考えられる。
図5の構成では、スコープ339と表示系信号処理部341を接続する接続ケーブルの本数が前記図2の構成と比較してさらに低減できる。
図6は、本発明のさらに別の実施形態に関わる電子内視鏡装置としての立体電子内視鏡装置の構成を示し、図5の立体電子内視鏡装置の変形例を示す。図6の電子内視鏡装置は、図5の立体電子内視鏡装置と同様の構成を有するが、次の点において図5の構成と相違する。すなわち、図5の構成では、各DSP327,329の出力映像信号を表示系信号処理部341に、それぞれツイストペアケーブル351,353を介して、差動信号として伝送しているのに対し、図6の構成では、これらの出力映像信号を光ファイバケーブルを用いて光信号として表示系信号処理部(または、表示側信号処理部)341aに伝送している。
このため、図6の構成では、図5の構成における操作部337の差動信号ドライバ331,333に代えて、P/S変換回路357,367および電/光変換器359,369を設けている。また、表示系信号処理部341aに差動信号レシーバを設ける代わりに、光/電変換器361,371およびS/P変換回路363,373を設けている。
図6の構成では、各DSP327,329の出力映像信号が、P/S変換回路357および電/光変換器359、およびP/S変換回路367および電/光変換器369によってそれぞれ光信号に変換され光ファイバケーブル377および379を介して光信号として表示系信号処理部341aに伝送される。
表示系信号処理部341aにおいては、各光ファイバケーブル377,379から受信された光信号が光/電変換器361,371によって電気信号に変換され、かつS/P変換回路363,373によって並列電気信号に変換され各表示側信号処理回路(または、表示系信号処理回路)365,375に入力されて所定の処理が行なわれる。各表示側信号処理回路365,375は、例えば、前述のようにアイソレーション回路、NTSC信号などのためのエンコード回路、出力回路、その他を含むものである。
図6の構成では、図5の構成と同様の利点を得られる他、電子内視鏡装置における各信号の信号劣化をさらに的確に防止しかつ信号対雑音比を改善し、撮像画像の品質を一層向上させることができる。また、電子内視鏡装置から発生する不要輻射によるノイズもさらに軽減でき、他の装置に与える悪影響も大幅に低減できる。
図7は、本発明のさらに別の実施形態に係わる電子内視鏡装置としての、立体電子内視鏡装置のより具体的な構成を示す。図7の立体電子内視鏡装置は、スコープ425、該スコープ425と接続ケーブルで接続された信号処理部443を具備する。図7の立体電子内視鏡装置は、前記図3の実施形態に係わる立体電子内視鏡装置と同様の構成をさらに具体化して構成したものである。なお、図7は固体撮像素子として水平転送が1相駆動のCCDを使用した例を示すものであり、水平転送が2相駆動のCCDなどを使用した場合も同様に構成できることは明らかである。
図7の立体電子内視鏡装置においては、スコープ425の挿入部先端に、左目用の固体撮像素子401とバッファアンプ405、および右目用の固体撮像素子403およびバッファアンプ407などが配置されている。撮像光学系などの図示は省略されている。また、操作部(把持部)423には、SSG/TG411、垂直駆動信号ドライバ413,415、各バッファアンプ(BA)が配置されている。また、操作部423には、前記固体撮像素子401および403の信号出力を信号処理部443に差動信号として伝送するための差動信号ドライバ417,421が設けられている。さらに、SSG/TG411からのクロック信号を差動信号として信号処理部443に伝送するための差動信号ドライバ419が配置されている。
信号処理部443には、左目用および右目用のDSP437および439、各DSP437および439の入力に接続されたCDS/AGC回路432および436、差動信号レシーバ431,433,435および各バッファアンプ(BA)、並びに電源部441が配置されている。差動信号レシーバ431,433,435はそれぞれツイストペアケーブル451,453,457を介して差動信号により前記差動信号ドライバ417,419,421からの差動信号を受ける。各DSP437,439は各差動信号レシーバ431,435を介して受信した画像(映像)信号に対し必要な信号処理を行ない左目用および右目用画像出力信号VO1およびVO2として出力する。なお、CDS/AGC回路の機能はまた各DSP437,439で行なうことも可能である。
図7の構成では、操作部423のSSG/TG411および垂直駆動信号ドライバ413,415で生成した各同期信号および駆動信号などが挿入部先端に送られ、固体撮像素子401,403が図2の場合と同様に動作する。したがって、スコープ425と信号処理部443との間で固体撮像素子の駆動信号などの伝送が必要なくなり、接続ケーブルの本数が大幅に低減できる。
本発明は、人間、動物その他の体腔内に挿入して医療検査などを行なう電子内視鏡装置のような医療機器の分野、機械装置、構造物その他の狭い空間内に挿入して内部状態の観察などを行なう観察用機器の分野、その他に適用可能であり、特に高い操作性を備え高品質の撮像を行なう必要がある場合に好適に適用可能である。
本発明の一実施形態に係わる電子内視鏡装置の概略の構成を示すブロック図である。 本発明の別の実施形態に関わる電子内視鏡装置として、図1の電子内視鏡装置の変形例の構成を示すブロック図である。 本発明のさらに別の実施形態に係わる電子内視鏡装置としての立体電子内視鏡装置の概略の構成を示すブロック図である。 本発明のさらに別の実施形態に関わる立体電子内視鏡装置として、図3の立体電子内視鏡装置の変形例の構成を示すブロック図である。 本発明のさらに別の実施形態に係わる電子内視鏡装置としての立体電子内視鏡装置の概略の構成を示すブロック図である。 本発明のさらに別の実施形態に関わる立体電子内視鏡装置として図5の立体電子内視鏡装置の変形例の構成を示すブロック図である。 本発明のさらに別の実施形態に係わる電子内視鏡装置としての立体電子内視鏡装置の概略の構成を示すブロック図である。 電子内視鏡装置の外観的構成を示す説明図である。 電子内視鏡装置の他の外観的構成を示す説明図である。 従来の電子内視鏡装置の概略の構成を示すブロック図である。 従来の別の電子内視鏡装置としての立体電子内視鏡装置の概略の構成を示すブロック図である。
符号の説明
101 撮像光学系
103,201,203,301,303,401,403 固体撮像素子
111,211,311,411 SSG/TG回路
113,213,215,313,315,413,415 垂直駆動信号ドライバ
123,221,339,425,500 スコープ
107,209,309,409 挿入部先端
501 挿入部
121,219,337,423,503 操作部
137,235,237,323,325 CDS/AGC回路
139,239,241,327,329,437,439 DSP
141,243,443,505 信号処理部
151,153,351,353,451,453,457 ツイストペアケーブル
181,183,271,273,275,377,379 光ファイバケーブル
341 表示系信号処理部

Claims (21)

  1. 先端部に固体撮像素子を備えた細長い管状の挿入部と前記挿入部の後端近傍に設けられたスコープ操作部とを有するスコープ本体部、および前記スコープ本体部と信号ケーブルによって接続されかつ前記固体撮像素子の出力信号を処理する映像信号処理回路を含む信号処理部を有する電子内視鏡装置であって、
    前記スコープ操作部に同期信号・タイミング信号発生器と垂直ドライバ回路を設け、前記固体撮像素子を駆動する信号を前記操作部で生成して前記挿入部先端の固体撮像素子へ供給することを特徴とする電子内視鏡装置。
  2. 前記信号処理部は信号処理用デジタル信号プロセッサを備え、前記信号処理用デジタル信号プロセッサと前記同期信号・タイミング信号発生器とを同期させるために必要なクロック信号、水平駆動信号および垂直駆動信号を前記スコープ操作部から前記信号処理部へ伝送することを特徴とする請求項1に記載の電子内視鏡装置。
  3. 前記スコープ操作部で生成したクロック信号、水平駆動信号および垂直駆動信号のうち、少なくともクロック信号は差動信号に変換して接続ケーブルを介して前記信号処理部へ伝送するとともに、前記信号処理部から電荷吐き出しパルス(XSUB)を接続ケーブルを介して前記スコープ操作部へ伝送することを特徴とする請求項2に記載の電子内視鏡装置。
  4. 前記スコープ操作部で生成したクロック信号、水平駆動信号および垂直駆動信号のうち、少なくともクロック信号は光信号に変換して光信号ケーブルを介して前記信号処理部へ伝送するとともに、前記信号処理部から電荷吐き出しパルス(XSUB)を前記スコープ操作部へ伝送することを特徴とする請求項2に記載の電子内視鏡装置。
  5. 前記信号処理部側に同期信号発生器を設け、前記同期信号発生器からクロック信号、水平駆動信号および垂直駆動信号を前記スコープ操作部に送り、前記スコープ操作部にある前記同期信号・タイミング信号発生器を外部同期モードで駆動することを特徴とする請求項1に記載の電子内視鏡装置。
  6. 前記信号処理部側の同期信号発生器で生成したクロック信号、水平駆動信号および垂直駆動信号のうち、少なくともクロック信号は差動信号に変換して接続ケーブルを介して前記スコープ操作部へ伝送するとともに、前記信号処理部から電荷吐き出しパルス(XSUB)を接続ケーブルを介して前記スコープ操作部へ伝送することを特徴とする請求項5に記載の電子内視鏡装置。
  7. 前記信号処理部側の同期信号発生器で生成したクロック信号、水平駆動信号および垂直駆動信号のうち、少なくともクロック信号は光信号に変換して光信号ケーブルを介して前記スコープ操作部へ伝送するとともに、前記信号処理部から電荷吐き出しパルス(XSUB)を前記スコープ操作部へ伝送することを特徴とする請求項5に記載の電子内視鏡装置。
  8. 前記挿入部の先端に設けられた固体撮像素子から出力された出力信号は前記スコープ操作部で差動信号に変換した後前記信号処理部へ伝送することを特徴とする請求項1に記載の電子内視鏡装置。
  9. 前記挿入部の先端に設けられた固体撮像素子から出力された出力信号は前記スコープ操作部で光信号に変換した後前記信号処理部へ伝送することを特徴とする請求項1に記載の電子内視鏡装置。
  10. 先端部に1対の固体撮像素子を備えた細長い管状の挿入部と前記挿入部の後端近傍に設けられたスコープ操作部とを有するスコープ本体部、および前記スコープ本体部と信号ケーブルによって接続されかつ前記固体撮像素子の出力信号を処理する映像信号処理回路を含む信号処理部を有する立体電子内視鏡装置であって、
    前記スコープ操作部に同期信号・タイミング信号発生器と垂直ドライバ回路を設け、前記固体撮像素子を駆動する信号を前記スコープ操作部で生成して前記挿入部先端の固体撮像素子へ供給することを特徴とする立体電子内視鏡装置。
  11. 前記信号処理部は信号処理用デジタル信号プロセッサを備え、前記信号処理用デジタル信号プロセッサと前記同期信号・タイミング信号発生器とを同期させるために必要なクロック信号、水平駆動信号および垂直駆動信号を前記スコープ操作部から前記信号処理部へ伝送することを特徴とする請求項10に記載の立体電子内視鏡装置。
  12. 前記スコープ操作部で生成したクロック信号、水平駆動信号および垂直駆動信号のうち、少なくともクロック信号は差動信号に変換して接続ケーブルを介して前記信号処理部へ伝送するとともに、前記信号処理部から電荷吐き出しパルス(XSUB)を接続ケーブルを介して前記スコープ操作部へ伝送することを特徴とする請求項11に記載の立体電子内視鏡装置。
  13. 前記スコープ操作部で生成したクロック信号、水平駆動信号および垂直駆動信号のうち、少なくともクロック信号は光信号に変換して光信号ケーブルを介して前記信号処理部へ伝送するとともに、前記信号処理部から電荷吐き出しパルス(XSUB)を前記スコープ操作部へ伝送することを特徴とする請求項11に記載の立体電子内視鏡装置。
  14. 前記信号処理部側に同期信号発生器を設け、前記同期信号発生器からクロック信号、水平駆動信号および垂直駆動信号を前記スコープ操作部に送り、前記スコープ操作部にある前記同期信号・タイミング信号発生器を外部同期モードで駆動することを特徴とする請求項10に記載の立体電子撮像装置。
  15. 前記信号処理部側の同期信号発生器で生成したクロック信号、水平駆動信号および垂直駆動信号のうち、少なくともクロック信号は差動信号に変換して接続ケーブルを介して前記スコープ操作部へ伝送するとともに、前記信号処理部から電荷吐き出しパルス(XSUB)を接続ケーブルを介して前記スコープ操作部へ伝送することを特徴とする請求項14に記載の立体電子内視鏡装置。
  16. 前記信号処理部側の同期信号発生器で生成したクロック信号、水平駆動信号および垂直駆動信号のうち、少なくともクロック信号は光信号に変換して光信号ケーブルを介して前記スコープ操作部へ伝送するとともに、前記信号処理部から電荷吐き出しパルス(XSUB)を前記スコープ操作部へ伝送することを特徴とする請求項14に記載の立体電子内視鏡装置。
  17. 前記挿入部の先端に設けられた1対の固体撮像素子から出力された出力信号は前記スコープ操作部でそれぞれ差動信号に変換した後前記信号処理部へ伝送することを特徴とする請求項10に記載の立体電子内視鏡装置。
  18. 前記挿入部の先端に設けられた1対の固体撮像素子から出力された出力信号は前記スコープ操作部でそれぞれ光信号に変換した後前記信号処理部へ伝送することを特徴とする請求項10に記載の立体電子内視鏡装置。
  19. 前記スコープ操作部に信号処理用デジタル信号プロセッサを設けたことを特徴とする請求項10に記載の立体電子内視鏡装置。
  20. 前記信号処理用デジタル信号プロセッサによって生成された1対の映像出力信号をそれぞれ差動信号に変換した後表示系信号処理部へ伝送することを特徴とする請求項19に記載の立体電子内視鏡装置。
  21. 前記信号処理用デジタル信号プロセッサによって生成された1対の映像出力信号をそれぞれ光信号に変換した後表示系信号処理部へ伝送することを特徴とする請求項19に記載の立体電子内視鏡装置。
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