JP2001145099A - 内視鏡装置及び内視鏡システム - Google Patents

内視鏡装置及び内視鏡システム

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JP2001145099A
JP2001145099A JP2000056234A JP2000056234A JP2001145099A JP 2001145099 A JP2001145099 A JP 2001145099A JP 2000056234 A JP2000056234 A JP 2000056234A JP 2000056234 A JP2000056234 A JP 2000056234A JP 2001145099 A JP2001145099 A JP 2001145099A
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signal
endoscope
circuit
sampling
timing
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JP2000056234A
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English (en)
Inventor
Akihiko Mochida
明彦 望田
Katsuyuki Saito
克行 斉藤
Makoto Tsunakawa
誠 綱川
Kotaro Ogasawara
弘太郎 小笠原
Hideki Tashiro
秀樹 田代
Noboru Kusamura
登 草村
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブル長が異なる内視鏡撮像装置が接続さ
れる場合でも、簡単な構成で精度良くタイミング調整を
行うことができる内視鏡装置及び内視鏡システムを提供
する。 【解決手段】 内視鏡撮像装置を構成し、内部にCCD
25を設けたテレビカメラ3はカメラヘッド21と、カ
メラケーブル22と、映像処理装置としてのCCUに着
脱自在で接続されるコネクタ23とからなり、このコネ
クタ23内に設けた前処理回路28内にCCD出力信号
における信号成分をサンプリングするCDS回路31
と、CCD25を駆動する駆動信号及び前記サンプリン
グするためのサンプリングパルスを発生するタイミイン
グジェネレータ34と、カメラケーブル22により信号
遅延するためにCDS回路31で信号成分をサンプリン
グするタイミングに合うように駆動信号に対して位相調
整を行う位相調整回路35等を設けることにより、ケー
ブル長が異なる場合でも位相調整回路35側で精度良く
補償でき、かつCCU6の構成を簡単化できるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡画像を撮像す
る内視鏡装置及び内視鏡システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、医療用分野及び工業用分野で内視
鏡が広く用いられるようになった。また、最近は、内視
鏡画像を撮像する内視鏡撮像装置を備えた内視鏡装置が
広く用いられるようになった。その従来技術として例え
ば特開平6−86138号公報がある。
【0003】この従来技術では、撮像装置と画像処理装
置(或いは映像処理装置)とを接続するケーブルでの信
号遅延が発生するので、このケーブル長補正のために、
CCD出力信号から基準信号を生成し、位相調整回路と
LPFとVCOで構成されるPLL回路で位相調整を行
い、各種タイミングパルスを作成している。
【0004】上記特開平6−86138号公報の問題点
は、ケーブル長補正のために、PLL回路で位相調整を
行い、各種タイミングパルスを作成しているため、画像
処理装置(或いは映像処理装置)内の回路が複雑化し、
さらに長さの異なる複数種類の電子内視鏡が接続される
場合、それぞれでPLL回路を精度良く動作させること
は困難であった。
【0005】また、CCD駆動回路を画像処理装置(或
いは映像処理装置)内に設けているため、駆動条件の異
なる固体撮像素子を使用する場合、それぞれの固体撮像
素子に応じて、駆動回路を設ける必要があり、回路が複
雑化する。
【0006】一方、特開平6−105807号公報と特
開平5−176883号公報とがある。特開平6−10
5807号公報と特開平5−176883号公報による
従来技術では、相関二重サンプリングするためのサンプ
リング信号の位相をケーブル長に応じて調整している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】特開平6−10580
7号公報と特開平5−176883号公報による従来技
術では、相関二重サンプリングするためのサンプリング
信号の位相をケーブル長に応じて調整しているため、こ
れらの方式では映像処理するためのCCU内のクロック
もそれに合わせて位相調整する必要があり、この位相調
整による位相差情報を何らかの形でCCUに導く必要が
ある。また、この位相差情報に応じて映像信号処理のタ
イミング等を変更しなければならない。
【0008】なお、日本国特開昭63−1263号公報
には、電子内視鏡の操作部周辺に固体撮像素子を駆動す
る駆動信号を遅延させる遅延回路を設けた内視鏡装置が
開示されている。
【0009】(発明の目的)本発明は、上述した点に鑑
みてなされたもので、ケーブル長(信号伝送系の長さ)
が異なる電子内視鏡等の内視鏡撮像装置が接続される場
合でもPLL回路を必要とすることなく、簡単な構成で
精度良くタイミング調整を行うことができる内視鏡装置
及び内視鏡システムを提供することを目的としている。
【0010】また、駆動条件の異なる複数の固体撮像素
子を使用する場合でも、複数の駆動回路を映像処理装置
内に設ける必要がない内視鏡装置及び内視鏡システムを
提供することも目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】内部に固体撮像素子を備
えた内視鏡撮像装置と、該内視鏡撮像装置の信号伝送系
を介して接続され、標準的な映像信号を生成する映像処
理装置とを備えた内視鏡装置において、前記内視鏡撮像
装置側に、前記固体撮像素子を駆動する駆動信号と、前
記駆動信号の印加により前記固体撮像素子から出力され
る出力信号をサンプリングするサンプリング信号とを発
生するタイミング信号発生器と、前記タイミング信号発
生器から出力される駆動信号の位相を、前記出力信号を
サンプリングするサンプリング信号のタイミングに対し
て適正なタイミングに調整する位相調整回路と、を設け
たことにより、信号伝送系の長さが異なる場合でも、そ
の信号伝送系を備えた内視鏡撮像装置側の位相調整回路
により、タイミング信号発生器から出力された駆動信号
の位相を、前記出力信号をサンプリングするサンプリン
グ信号のタイミングに精度良く調整することができ、映
像処理装置の構成を簡素化できる。
【0012】また、内部に固体撮像素子を備えた内視鏡
撮像装置と、該内視鏡撮像装置の信号伝送系を介して接
続され、標準的な映像信号を生成する映像処理装置とを
備えた内視鏡装置において、前記内視鏡撮像装置側に、
前記固体撮像素子から出力される出力信号をサンプリン
グするサンプリング回路と、前記固体撮像素子に駆動信
号と前記サンプリング回路で前記出力信号をサンプリン
グするサンプリング信号を発生するタイミング信号発生
器と、前記タイミング信号発生器から出力された駆動信
号の位相を、前記出力信号をサンプリングするサンプリ
ング信号のタイミングに対して適正なタイミングに調整
する位相調整回路と、をそれぞれ設けたことにより、信
号伝送系の長さが異なる場合でも、その信号伝送系を備
えた内視鏡撮像装置側の位相調整回路により、タイミン
グ信号発生器から出力された駆動信号の位相を、前記出
力信号をサンプリングするサンプリング信号のタイミン
グに精度良く調整することができ、従って映像処理装置
にはサンプリング信号のタイミングに調整された所定の
タイミングでサンプリングされた出力信号が入力され、
映像処理装置の構成を簡素化できる。
【0013】また、それぞれ固体撮像素子と、該固体撮
像素子と接続され、長さが異なる信号伝送系とを備えた
少なくとも第1及び第2の内視鏡撮像装置と、該第1及
び第2の内視鏡撮像装置と着脱自在に接続され、標準的
な映像信号を生成する共通の映像処理装置とを備えた内
視鏡システムにおいて、前記第1及び第2の内視鏡撮像
装置側に、前記固体撮像素子から出力される出力信号を
サンプリングするサンプリング回路と、前記固体撮像素
子に駆動信号と前記サンプリング回路で前記出力信号を
サンプリングするサンプリング信号を発生するタイミン
グ信号発生器と、前記タイミング信号発生器から出力さ
れた駆動信号の位相を、前記出力信号をサンプリングす
るサンプリング信号のタイミングに対して適正なタイミ
ングに調整する位相調整回路と、をそれぞれ設けたこと
により、信号伝送系の長さが異なる第1或いは第2の内
視鏡撮像装置が映像処理装置に接続された場合でも、そ
の信号伝送系を備えた第1或いは第2の内視鏡撮像装置
側の位相調整回路により、タイミング信号発生器から出
力された駆動信号の位相を、前記出力信号をサンプリン
グするサンプリング信号のタイミングに精度良く調整す
ることができ、従って信号伝送系の長さが異なる第1或
いは第2の内視鏡撮像装置の場合でも、映像処理装置に
はサンプリング信号のタイミングに調整された所定のタ
イミングでサンプリングされた出力信号が入力され、共
通の映像処理装置で映像処理でき、その構成を簡素化で
きる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図6は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態の内視鏡装
置の構成を示し、図2は内視鏡撮像装置としてのテレビ
カメラ側の電気系の構成を示し、図3はCCUの電気系
の構成を示し、図4は位相調整回路の構成を示し、図5
はCDS回路による信号成分サンプリングの動作を示
し、図6は電子内視鏡を用いた場合の内視鏡装置の構成
を示す。
【0015】図1に示すように、本発明の第1の実施の
形態の内視鏡装置1は、光学式内視鏡2に撮像手段を備
えたテレビカメラ3を装着した(内視鏡撮像装置として
の)テレビカメラ外付け内視鏡4と、光学式内視鏡2に
照明光を供給する光源装置5と、テレビカメラ3と着脱
自在で接続され、標準的な映像信号を生成する映像信号
処理を行うカメラコントローラユニット(以下、CCU
と略記)6と、このCCU6から出力される映像信号を
表示するテレビモニタ7とから構成される。
【0016】光学式内視鏡2は例えば硬質の挿入部11
と、この挿入部11の後端に設けられた把持部(操作
部)12と、この把持部12の後端に設けられた接眼部
13とを有する硬性内視鏡である。
【0017】挿入部11内にはライトガイド14が挿通
され、このライトガイド14は、把持部12のライトガ
イド口金に接続されるライトガイドケーブル15を介し
て光源装置5に接続され、光源装置5内の図示しないラ
ンプからの白色の照明光を伝送してライトガイド14の
先端面から出射し、患部などの被写体を照明する。
【0018】先端部には対物レンズ16が設けられ、こ
の対物レンズ16により結像される光学像は例えばリレ
ーレンズ系17で後方側に伝送され、接眼部13に設け
た接眼レンズ18により拡大観察することができる。
【0019】また、テレビカメラ3は接眼部13に着脱
自在で装着(外付け)されるカメラヘッド21と、該カ
メラヘッド21からその基端が延出される(信号伝送系
としての)カメラケーブル22と、このカメラケーブル
22の末端に設けたコネクタ23とから構成され、この
コネクタ23はCCU6に着脱自在で接続される。
【0020】上記カメラヘッド21内には、接眼レンズ
18に対向して結像レンズ24が配置され、結像位置に
は固体撮像素子として電荷結合素子(CCDと略記)2
5が配置されている。なお、光電変換するCCD25の
前面にはモザイクフィルタ25aが配置され、被写体像
を光学的に色分離してCCD25の撮像面に導く。
【0021】CCD25の裏面側には例えばバッファア
ンプ26(図2参照)を形成する回路基板が配置され、
CCD25及び回路基板にはカメラケーブル22(内の
信号ケーブル27)の一端が接続され、その他端はコネ
クタ23の電気接点に、このコネクタ23内に設けた前
処理回路28を介して接続されている。
【0022】この前処理回路28はCCD25から出力
されるCCD出力信号が後述するCDS回路31によ
り、信号成分を抽出するサンプリングを行う際に、CC
D出力信号が信号ケーブル27により、時間遅延してタ
イミングがずれてしまうため、予め駆動する駆動信号の
タイミングを調整して、CDS回路31でCCD出力信
号における信号成分を正しく抽出できるようにタイミン
グ調整を行うものを備えている。
【0023】上記コネクタ23をCCU6に接続するこ
とにより、前処理回路28はCCU6内の映像処理回路
29に電気的に接続される。そして、映像処理回路29
により、生成された標準的な映像信号がテレビモニタ7
に出力される。図2に示すようにカメラヘッド21内に
はCCD25とバッファアンプ26が設けられている。
【0024】また、コネクタ23内の前処理回路28に
は、CCD出力信号に対し、信号成分を抽出する相関二
重サンプリングする相関二重サンプリング回路(CDS
回路と略記)31と、このCDS回路31の出力信号は
適正な信号レベルに調整するための自動利得調整回路
(AGC回路)32と、AGC出力信号をデジタル信号
に変換するA/D変換回路33とが設けられている。
【0025】また、この前処理回路28には、タイミン
グ信号を発生するタイミングジェネレータ(図ではTG
と略記)34が設けられ、このタイミングジェネレータ
34はCDS回路31とA/D変換回路33とにタイミ
ング信号を供給するとともに、CCD駆動信号を発生す
る。
【0026】CCD駆動信号における例えば水平転送を
行う水平転送信号φH及びリセットに用いるリセット信
号φRは位相調整回路35及びケーブルドライバ36を
介してCCD25へ印加され、またCCD駆動信号にお
ける例えば垂直転送を行う垂直転送信号φVは位相調整
回路35及びケーブルドライバ36を介することなくC
CD25へ印加される。
【0027】また、図3に示すようにCCU6内の映像
処理回路29では、前処理回路28より出力されたデジ
タル映像信号をフォトカプラ41を介して、(例えばD
SPで構成されている)デジタル映像処理回路42で信
号処理した後、D/A変換回路43にてアナログ信号に
変換して、エンコーダ44で標準的な映像信号としての
NTSC信号等に変換してテレビモニタ7に出力する。
【0028】また、同期信号発生器(SSG)45は各
種同期信号をデジタル映像処理回路42、D/A変換回
路43、エンコーダ44に供給するとともに、フォトカ
プラ46を介して前処理回路28のタイミングジェネレ
ータ31へも同期信号を供給する。なお、フォトカプラ
41、46は、患者回路と2次回路を電気的に分離する
ためのアイソレーション手段である。
【0029】本実施の形態ではCCU6内の映像処理回
路29には、テレビカメラ3側から同期信号と一定の位
相関係となる所定のタイミングのデジタルの映像信号が
入力されるようになっている。つまり、テレビカメラ3
側としては、カメラケーブル22の長さが異なるものが
使用される(そして、そのケーブル長補正がテレビカメ
ラ3側で行われる)が、CCU6内の映像処理回路29
には共通化されたデジタルの映像信号が入力されるよう
になっており、その共通化されたデジタルの映像信号に
対して映像信号処理を行って標準的な映像信号を生成
し、テレビモニタ7に出力する。
【0030】このような構成にすることにより、CCU
6側での回路構成を簡単化できるようにしている。ま
た、CCD25の画素数や駆動条件が異なる場合には、
テレビカメラ3側に設けたタイミングジュネレータ34
でそれに応じて精度良く設定でき、CCU6側での回路
構成は共通のもので対応できるようにしている。
【0031】上記位相調整回路35の構成を図4に示
す。図4に示すように入力信号となる水平駆動信号φH
及びリセット信号φRに対して同じ回路構成の位相調整
を行って出力する。タイミングジェネレータ34から出
力された水平駆動信号φH及びリセット信号φRは図4
のインバータ回路51,51′にそれぞれ入力され、さ
らにボリュウム(可変抵抗器)52,52′及びコンデ
ンサ53,53′による位相変更回路を経てインバータ
54,54′から位相が調整された水平駆動信号φH′
およびリセット信号φR′として出力される。
【0032】この簡単な構成の位相調整を行う回路で位
相を精度良く調整することで、CCD信号とCDS回路
31でのサンプリングパルスSHa,SHbの関係が図
5(A)、図5(B)、図5(C)のようになるように
設定する。
【0033】なお、サンプリングパルスSHaはCCD
出力信号におけるフィードスルー波形部分のレベルをC
DS回路31でサンプリングするものであり、サンプリ
ングパルスSHbは信号波形部分のレベルをサンプリン
グするものである。なお、図5(D)は位相調整を行わ
ない場合でのCCD出力信号を示し、この場合にはサン
プリングパルスSHa,SHbでフィードスルー波形部
分及び信号波形部分をサンプリングしようとしても、信
号ケーブル27での信号遅延のために映像処理回路29
の近くに設けた(この映像処理回路29の同期信号と同
期して処理を行う)前処理回路28内でのCDS回路3
1に実際に入力されるCCD出力信号は、信号遅延が無
いとして設定された場合のものから遅れたタイミング
(位相)のものとなる。
【0034】このため、位相調整回路35でさらにCC
D駆動信号を出力するタイミングをさらに遅らせること
により、次の画素のCCD出力信号におけるフィードス
ルー波形部分及び信号波形部分がサンプリングパルスS
Ha,SHbのタイミングに一致するように、つまり
(図5(B)、図5(C)に対して)図5(A)に示す
ようなタイミングに位相調整を行う。
【0035】この位相調整を行う場合、図4のボリュウ
ム52,52′により調整するが、図2に示すテストピ
ン38,39の信号をオシロスコープなどで観測しなが
ら行うことにより、精度良く位相調整することができ
る。位相調整された水平駆動信号φH′およびリセット
信号φR′はドライバ36でケーブル駆動のために電流
増幅されてCCD25へ供給される。
【0036】本実施の形態ではこのように位相調整回路
35により位相調整を行ってCDS回路31により、信
号成分を正確に抽出する構成にしている。つまり、撮像
素子としてのCCD25の出力信号が入力されるCDS
回路31において、このCDS回路31で信号成分を抽
出する際、カメラケーブル22(信号ケーブル27)に
よる信号遅延の影響があるのでそのまま、サンプリング
パルスにより信号成分を抽出すると、正しく信号成分を
抽出できないので、本実施の形態ではCCD駆動信号側
で予め位相調整回路35におけるボリュウム52,5
2′で駆動信号の位相調整を行い、CDS回路31によ
り信号成分を抽出できるタイミングに合わせるよう調整
を行うようにしている。
【0037】この場合、位相調整回路35を撮像装置
側、より具体的にはテレビカメラ3側に設けていて、こ
のテレビカメラ3側で位相調整を行うようにしているの
で、テレビカメラ3側のカメラケーブル22(或いは信
号ケーブル27)のケーブル長が異なるものがCCU6
に接続される場合でも、テレビカメラ3側での位相調整
により簡単に対応でき、CCU6側の回路構成を複雑化
しなくても済むようにしている。
【0038】つまり、本実施の形態では伝送経路による
位相のズレをCCU6に入力される例えば直前の位置で
補正して、CCU6側ではそのズレによる影響を受ける
ことなく、所定のタイミングで映像処理できるようにし
ている。
【0039】そっして、信号ケーブル27による信号遅
延の影響を考慮して、その信号ケーブル27での信号遅
延を打ち消すようにCCD駆動信号の位相を位相調整回
路35側で調整して、CDS回路31には(信号ケーブ
ル27の長さが異なる場合にも同じ)所定のタイミング
で信号成分が入力されるようにする。そして、このCD
S回路31によりベースバンドの映像信号に変換する。
【0040】次に本実施の形態の作用を説明する。
【0041】光源装置5内のランプの照明光は、ライト
ガイドケーブル15を介して光学式内視鏡2内のライト
ガイド14へ伝送され、挿入部11の先端部のライトガ
イド14の先端面から前方へ出射され、患者の体腔内な
どの被写体を照明する。
【0042】照明された被写体の反射光は、先端部に設
けられた対物レンズ16により結像され、内視鏡2内に
設けられたリレーレンズ系17による像伝送手段等を介
して、CCD25へ結像される。像伝送手段はリレーレ
ンズ系の他に、イメージガイドファイバ等でも良い。
【0043】CCD25は、CCD駆動信号が印加され
ることにより、光電変換して蓄積した信号電荷を、バッ
ファアンプ26でケーブル伝送のための電流増幅を行
い、カメラケーブル22を介してコネクタ23側にCC
D出力信号として出力する。このCCD出力信号はCD
S回路31で相関二重サンプリングされる。
【0044】サンプリング信号はタイミングジェネレー
タ34から供給されるが、この時、CCD出力信号とサ
ンプリングパルスの関係は図5(A)〜図5(C)のよ
うになるように位相調整回路35で位相調整される。
【0045】この場合、CCD出力信号はカメラケーブ
ル22を介して伝送されるため、伝送遅延が発生し遅延
補償を行わないと、図5(A)〜図5(C)の様なタイ
ミングとはならない(図5(D)参照)。この遅延補償
を位相調整回路35にてCCD駆動信号の位相を調整す
ることで行う。
【0046】つまり、図4に示すように(タイミングジ
ュネレータ34から出力された)水平駆動信号φHおよ
びリセット信号φRは位相調整回路35に入力され、ボ
リュウム52、52′を調整することで、CCD出力信
号とサンプリングパルスSHa,SHbの関係が図5
(A)〜図5(C)のようになるようにタイミング調整
する。
【0047】つまり、サンプリングパルスSHaはフィ
ードスルー波形部分のタイミングに一致し、サンプリン
グパルスSHbは信号波形部分のタイミングと一致する
ようにタイミング調整(位相調整)する。このタイミン
グ調整を行う際のボリュウム52、52′の調整は、テ
ストピン38,39の信号をオシロスコープなどで観測
しながら行う。
【0048】なお、図4による位相調整回路35では入
力信号の位相を遅らすことによりその信号の位相を遅ら
せる。このため、例えば信号ケーブル27が長いもので
は遅らせる遅延量を小さくし、短いものでは遅延量を大
きくすることにより、信号ケーブル27の長さが異なる
場合にも、遅延による位相調整のみで対処できる。
【0049】位相調整された水平駆動信号φHおよびリ
セット信号φRはドライバ36でケーブル駆動のために
電流増幅されてCCD25へ供給される。なお、本実施
の形態では垂直駆動信号φVはタイミングジュネレータ
34より直接CCD25へ供給される。この場合、垂直
駆動信号φVの出力タイミングから水平駆動信号φHの
出力タイミングの間隔をケーブル長による時間遅延の幅
より開げているので、垂直駆動信号φVによるケーブル
長による時間遅延の影響を受けない。
【0050】垂直駆動信号φVの出力タイミングから水
平駆動信号φHの出力タイミングの間隔をケーブル長に
よる時間遅延の幅より小さくする場合には、垂直駆動信
号φVに対しても位相調整を行う。
【0051】上記のようにタイミング調整を行うと、C
DS回路31ではフィードスルー部分のレベルと信号波
形部分とのレベルがサンプリングされてその差の信号波
形部分の信号成分が抽出されてAGC回路32に入力さ
れ、増幅された後、A/D変換回路33でデジタル信号
に変換されてCCU6内の映像処理回路29に入力され
ることになる。そして、この映像処理回路29で標準的
な映像信号に変換されてテレビモニタ7に入力され、内
視鏡画像が表示される。
【0052】また、タイミングジェネレータ34にはC
CU6内の同期信号発生器45より、クロック、水平同
期信号、垂直同期信号がフォトカプラ46を介して供給
される。
【0053】本実施の形態は以下の効果を有する。従
来、ケーブル長の補償をPLL回路等で行っていたが、
本実施の形態によればケーブル長の補償を内視鏡撮像装
置としてのテレビカメラ3側で補償できると共に、簡単
な構成で精度良く補償できる。
【0054】また、先行技術ではケーブル長補正のため
に、映像処理装置内の回路が複雑化し、さらに駆動条件
の異なる固体撮像素子を使用する場合には、それぞれに
対応した駆動回路が必要であったが、本実施の形態では
内視鏡撮像装置側で対応でき、そのような問題点を解消
でき、映像処理装置としてのCCU6の構成を簡素化で
きる。
【0055】また、本実施の形態では、駆動信号の位相
をケーブル長に応じて調整しているため、相関二重サン
プリングのサンプリング信号はCCU6内のクロックと
位相が一致した状態でサンプリングされる。このため、
(本実施の形態のような構成にしない場合に発生する)
位相差をCCU6で把握して、信号処理の際にそれを調
整する必要は全く無くなり、位相差という意味ではCC
U6とテレビカメラ3との信号処理を完全に切り離すこ
とができる。
【0056】また、本実施の形態は、図6に示すよう
に、(内視鏡撮像装置として)先端部に固体撮像素子を
備えた電子内視鏡(或いはビデオスコープ)の場合でも
適用できる。
【0057】図6に示す内視鏡装置55は撮像手段を内
蔵した電子内視鏡56と、この電子内視鏡56に照明光
を供給する光源装置5と、信号処理して映像信号を生成
するCCU6と、CCU6から出力される映像信号を表
示するテレビモニタ7とから構成される。電子内視鏡5
6は体腔内に挿入する挿入部61と、術者がスコープを
持つために設けられ、図示しないスイッチなどが搭載さ
れている操作部62と、操作部62から基端が延出され
るユニバーサルケーブル63と、このユニバーサルケー
ブル63の末端に設けたコネクタ部64とからなり、こ
のコネクタ部64の前端側に突出するライトガイド口金
は光源装置5に着脱自在で接続される。また、このコネ
クタ部64に一端が接続されたケーブル部66の他端の
コネクタ67はCCU6に着脱自在で接続される。
【0058】挿入部61内等には照明光を伝送するライ
トガイドファイバ71が挿通され、その後端のライトガ
イド口金を光源装置5に接続することにより、光源装置
5から照明光が供給され、供給された照明光を伝送し
て、挿入部61の先端部72のライトガイドファイバ7
1の先端面からさらに照明レンズを経て患部などの被写
体側に出射し、被写体側を照明する。
【0059】この先端部72には対物レンズ73が取り
付けられ、その結像位置にはCCD74が配置されてい
る。このCCD74の撮像面にはモザイクフィルタ74
aが設けてあり、光学的に色分離する。また、CCD7
4の信号出力端にはバッファアンプ75が設けてある。
【0060】CCD74(及びバッファアンプ75)は
挿入部61、操作部62、ユニバーサルケーブル63内
の信号線76とケーブル部66内の信号線を介してCC
U6と接続される。この内視鏡装置55では、例えばコ
ネクタ部64内には(図2で示した)前処理回路28が
設けてある。
【0061】この電子内視鏡56の場合には操作部62
に空間的な余裕があるため、図2の前処理回路28を操
作部62内に設けているが、図6の2点鎖線で示すよう
にコネクタ部64内に符号28bで示すように設けても
良いし、またコネクタ67内に符号28cで示すように
設けても良い。また、本実施の形態は図1及び図6から
以下の内視鏡システムを構成できることを示している。
図1及び図6から分かるように、それぞれ固体撮像素子
としてのCCD25,74をそれぞれ有し、かつケーブ
ル長が異なる(第1及び第2の内視鏡撮像装置として
の)テレビカメラ外付け内視鏡4及び電子内視鏡56
と、これらが選択的に着脱自在に接続され、共通の映像
信号処理を行うCCU6とを有する内視鏡システムを構
成できる。
【0062】この内視鏡システムではテレビカメラ外付
け内視鏡4側及び電子内視鏡56側にCCD駆動信号と
CCD出力信号における信号部分をサンプリングするサ
ンプリング信号とを生成するタイミングジュネレータ3
4及びCCD駆動信号のタイミングを調整する位相調整
回路35等をそれぞれ備えた前処理回路28を設けてあ
るので、テレビカメラ外付け内視鏡4側及び電子内視鏡
56側でそれぞれケーブル長に応じた位相調整を行うこ
とにより、共通化されたCCU6にはCDS回路31の
サンプリングパルス(このサンプリングパルスは水平同
期信号と所定の位相関係にある)に合うようにタイミン
グ調整された所定のデジタル映像信号を入力でき、共通
化されたCCU6により標準的な映像信号を生成してテ
レビモニタ7で表示することができる。
【0063】この内視鏡システムの場合にも、ケーブル
長の補償をテレビカメラ外付け内視鏡4側或いは電子内
視鏡56側で補償できるため、精度良くケーブル長の補
償ができると共に、CCU6側の回路規模を簡素化でき
る。
【0064】また、ここではケーブル長が異なる場合で
説明したが、CCD駆動条件が異なる場合にも、CCU
6の構成は簡単になる。例えば、CCD25とCCD7
4とで画素数が異なる場合、それぞれの画素数に応じて
タイミングジェネレータ34のCCD駆動信号のパルス
数等を変更する必要があるが、その場合でもCCU6に
は(内視鏡画像に対応する部分の映像信号期間は異なる
が)水平同期信号と一定の位相で同期したサンプリング
パルスでサンプリングされたCDS出力信号が入力され
ることになり、共通の信号処理ができる。
【0065】この場合を図7(A)〜図7(D)を参照
して以下に説明する。図7(A)及び図7(C)はCC
D74とCCD25の画素を示し、CCD74では画素
数が垂直方向はPv、水平方向はPhaであり、CCD
25では画素数が垂直方向はPv、水平方向はPhbで
あり、Pha>Phbとする。
【0066】この場合、CCD74を駆動するCCD駆
動信号(φV,φR′,φH′)を図7(B)のように
し、またCCD25を駆動するCCD駆動信号(φV,
φR′,φH′)を図7(D)のようにする。
【0067】この場合、CCD74を駆動するためのタ
イミングジェネレータ34とCCD25を駆動するため
のタイミングジェネレータ34とでは同じパルス数のφ
Vを生成するが、φR,φHのパルス数は異なる。そし
て、それぞれの位相調整回路35を通すことにより、図
7(B)及び図7(D)に示すようなタイミングのCC
D駆動信号(φV,φR′,φH′)が生成される。
【0068】この場合には、画素数が多い方のCCD7
41つのφVが出力されるとφR′,φH′がPha個
出力され、これに対し、CCD25では同じ周期でφV
を出力させ、1つのφVが出力されるとφR′,φH′
がPhb個出力されるようにする。
【0069】また、図7(B)及び図7(D)では映像
処理装置29での水平同期信号DHにφVの周期を合わ
せている。そして、この水平同期信号DHはCDS回路
31でサンプリングする場合の図5(B)、図5(C)
に示すサンプリングパルスSHa、SHbと図示しない
ベースクロック等で一定の位相関係に設定されて同期状
態にあり、このサンプリングパルスSHa、SHbに整
合するようにそれぞれφR′,φH′が位相調整され
る。
【0070】なお、図7(B)及び図7(D)におい
て、φR′,φH′は位相調整されたものを示し、位相
調整されないCCD74の場合でのφVと、CCD25
の場合でのφVのタイミングが多少ずれても信号処理に
は影響することなく、共通のCCU6で標準的な映像信
号を生成できることになる。
【0071】なお、図7(A)〜図7(D)では簡単化
のため、水平方向に画素数が異なる場合で説明したが、
垂直方向に画素数が異なる場合にも対応できる。勿論、
垂直方向のみに画素数が異なる場合にも対応できる。
【0072】本システムでは、タイミングジェネレータ
34をテレビカメラ外付け内視鏡4側及び電子内視鏡5
6側にそれぞれ設けるようにしているので、画素数が異
なる場合にも各タイミングジェネレータ34で対応でき
る。
【0073】これに対し、特開昭63−1263号公報
では映像処理装置(ビデオプロセッサ)内に駆動パルス
発生回路を内蔵しているので、画素数が異なる場合には
対応しにくい。
【0074】(第2の実施の形態)次に図8から図10
を参照して本発明の第2の実施の形態を説明する。図8
は本発明の第2の実施の形態におけるテレビカメラの詳
細構成図、図9はCCUの詳細構成図、図10は位相調
整回路の構成を示す。なお、第1の実施の形態と同様な
部分は説明を省略する。
【0075】本実施の形態の構成は第1の実施の形態に
おいて、図2に示す前処理回路28の構成において、位
相調整回路35に電子ボリュウム(以下、EVRと略
記)80が接続されている(図8参照)。このEVR8
0は図9のCCU6内の映像処理回路29内のEVR設
定回路81から制御信号が供給される。
【0076】また、CDS回路31の入力信号とタイミ
ングジュネレータ34から出力されるサンプリングパル
スは図9に示すCCU6の映像処理回路29内に入力さ
れ、映像処理回路29内のテストピン82、83でそれ
ぞれ観測できるようになっている。
【0077】また、本実施の形態における位相調整回路
35の構成を図10に示す。この位相調整回路35は図
4の位相調整回路35において、ボリュウム52の代わ
りに固定値の抵抗R1とし、さらに抵抗R1とインバー
タ54との間にコンデンサCを設け、このコンデンサC
とインバータ54との接続点に抵抗R2を介してEVR
80を接続している。
【0078】そして、EVR設定回路81からの設定信
号により、EVR80の電圧値を可変設定して、インバ
ータ54による反転出力する際の“H”及び“L”レベ
ルの閾値レベルにより位相調整できるようにしている。
なお、図10では例えば水平駆動信号φH側のみを示し
ている。リセット信号φR側も同様の構成である。
【0079】次に本実施の形態の作用を説明する。本実
施の形態における位相調整回路35は図10のようにな
っている。そして、タイミングジェネレータ34から出
力された水平駆動信号φHとリセット信号φRは位相調
整回路35で位相調整されて水平駆動信号φH′とリセ
ット信号φR′となり、垂直駆動信号φVと共に、CC
D25に印加される。
【0080】そして、CCD25から読み出された信号
は、前処理回路28のCDS回路31等を経て、図9の
CCU6の映像処理回路29に入力される。位相調整回
路35にはEVR80から制御電圧が供給され、CCD
信号とサンプリングパルスが図5(A)〜図5(C)の
ような位相関係となるように調整される。
【0081】この調整は、CCU6内でテストピン8
2、83の波形を観測しながらEVR設定回路81で制
御信号を作成し、テレビカメラ3側のコネクタ23内の
前処理回路28のEVR80に設定を記憶させる。
【0082】本実施の形態は第1の実施の形態の効果に
加え、位相の調整をEVR80でCCU6側から行って
いるため、コネクタ23内にトリマ或いは可変抵抗器な
どの調整手段を設ける必要がなく、また調整用の調整穴
などをコネクタ部に設ける必要がないため、コネクタ2
3を完全に密封する構造が採用でき、テレビカメラ3側
の防水構造が簡単にできるし電磁シールド性も向上でき
る効果がある。また、本実施の形態も第1の実施の形態
と同様に、図6に示すような電子内視鏡56の場合にも
適用できる。
【0083】なお、位相調整回路35として、例えば図
11に示すように複数の遅延素子91を用いて構成して
も良い。この位相調整回路35は縦列接続された遅延素
子91(その遅延量をDとする)と、これら縦列接続さ
れた遅延素子91と接続された端子Ta,Tb,Tc,
…,Tf,Tgを選択するマルチプレクサ92とからな
り、TG34からの入力信号(水平駆動信号φH或いは
リセット信号φR)はマルチプレクサ92で選択された
端子Tiを経てその端子Tiに対応する数の遅延素子9
1による遅延量(Dの整数倍)により遅延されて位相調
整された出力信号となり出力される。
【0084】なお、マルチプレクサ92による端子Ti
の選択信号は例えばコネクタ23と接続されるCCU6
側からの選択信号発生回路で設定される。この選択信号
発生回路は例えばディップスイッチで設定しても良い。
【0085】また、位相調整回路35として、図12に
示すようにディレイデバイス101を用いて構成しても
良い。このディレイデバイス101は図13に示すよう
に、制御電圧に応じて入力信号と出力信号の遅延量が変
化する特性を有している。この制御電圧をEVR80か
ら発生させることで、位相調整を行う。
【0086】また、図8及び図9の場合と同様に、前処
理回路28内に設けたEVR80は映像処理回路28側
に設けたEVR設定回路81と接続され、EVR80か
ら出力される制御電圧を設定する。この変形例は、第2
の実施の形態と同様の作用及び効果を有する。
【0087】(第3の実施の形態)次に図14ないし図
16を参照して本発明の第3の実施の形態を説明する。
図14は本発明の第3の実施の形態における内視鏡装置
の構成を示し、図15はテレビカメラ側の電気系の構成
を示し、図16はCCUの電気系の構成を示す。本実施
の形態は第1の実施の形態を変形した構成にして、第1
の実施の形態を改善している。
【0088】図14に示す内視鏡装置1′は図1の内視
鏡装置1において、コネクタ23内に設けた前処理回路
28とその構成が一部異なる処理回路(駆動調整回路)
28′が設けられ、また図1のCCU6の映像処理回路
29とその構成が一部異なる映像処理回路29′が設け
ている。以下、第1の実施の形態と異なる構成を具体的
に説明する。
【0089】図15はテレビカメラ3側の電気系の構成
を示し、この電気系の構成は図2と処理回路28′の構
成が一部異なる。つまり、図2の前処理回路28におい
て、CDS回路31、AGC32、A/D変換回路33
を削除した構成になっており、図16に示すように映像
処理回路29′では(映像処理回路29に対し)CDS
回路31、AGC32、A/D変換回路33を追加した
構成になっている。
【0090】図15に示す処理回路28′はタイミング
ジェネレータ34と、位相調整回路35と、ドライバ3
6とを内蔵している。この位相調整回路35の構成は例
えば図4と同様の構成である。
【0091】そして、カメラヘッド21内のCCD25
の(バッファ26を経た)CCD出力信号は処理回路2
8′をスルーして映像処理回路29′のCDS回路31
に入力されるようにしている。また、タイミングジェネ
レータ34はCCD駆動信号を発生すると共に、(出
力)端子a,bから映像処理回路29′の(入力)端子
a′、b′を経てCDS回路31にサンプリングパルス
とA/D変換回路32にA/D変換用クロックとを印加
するようにしている。
【0092】上述のように図16に示す映像処理回路2
9′は、第1の実施の形態において、前処理回路28内
に設けていたCDS回路31、AGC回路32、A/D
変換回路33をCCU6側に移したような構成にしてい
る。
【0093】具体的には本実施の形態における映像処理
回路29′はCDS回路31、AGC回路32、A/D
変換回路33と、フォトカプラ41、デジタル映像処理
回路42、D/A変換回路43、エンコーダ44、SS
G45、フォトカプラ46とからなる。
【0094】CDS回路31には処理回路28′をスル
ーしたCCD出力信号が入力される。また、このCDS
回路31にはタイミングジェネレータ34からサンプリ
ングパルスが印加される。また、A/D変換回路32に
はタイミングジェネレータ34からA/D変換用クロッ
クが印加されるようになっている。
【0095】また、CDS回路31の入力端とサンプリ
ングパルス入力端とにはテストピン38、39が設けて
あり、これらテストピン38、39での波形を観察して
位相調整回路35により適切な値となるように位相調整
を行えるようにしている。その他の構成は第1の実施の
形態と同様である。
【0096】第1の実施の形態では前処理回路28内に
A/D変換回路33を設けてデジタル化した信号を映像
処理回路29に出力するようにしていたので、そのデジ
タル信号の信号線の本数が多くなり、映像処理回路29
と接続するコネクタのピン数も多く必要になるが、本実
施の形態では、A/D変換回路33を映像処理回路2
9′側に移しているので、その信号線の本数も少なくて
済み、コネクタもピン数が少ない小型のもので済む。
【0097】また、CDS回路31、AGC回路32及
びA/D変換回路33等を共通の映像処理回路29′側
に設けることにより、個々のテレビカメラ3毎に必要と
なっていたCDS回路31、AGC回路32及びA/D
変換回路33を不必要にできるので、低コスト化するこ
ともできる。その他の作用及び効果は第1の実施の形態
と同様である。
【0098】また、本実施の形態は図17に示す電子内
視鏡を採用した内視鏡装置55′の場合にも適用でき
る。図17に示す内視鏡装置55′は図6の内視鏡装置
55において、前処理回路28の代わりに図15に示し
た処理回路28′を採用したものであり、CCU6は図
16に示す映像処理回路29′を採用したものである。
図17では処理回路28′を電子内視鏡56の例えば操
作部62内に設けているが、この操作部62以外の位置
に設けても良い。例えばコネクタ部64内に符号28b
で示す2点鎖線で示す位置やコネクタ67内に符号28
cで示すように設けても良い。この変形例の作用及び効
果は第3の実施の形態とほぼ同様である。
【0099】なお、図6を参照して説明したように、図
14のテレビカメラ外付け内視鏡4と、図17に示す電
子内視鏡56と、これらが選択的に着脱自在に接続さ
れ、共通の映像信号生成の処理を行うCCU6とを有す
る内視鏡システムを構成できる。
【0100】また、図18に示すように例えば異なる信
号ケーブル27,27bをそれぞれ有するカメラケーブ
ル22、22bのテレビカメラ外付け内視鏡4、4Bを
備えた内視鏡システム111を構成することもできる。
この内視鏡システム111は図14に示した内視鏡装置
1′の他に、第2のテレビカメラ外付け内視鏡4Bを備
えている。この第2のテレビカメラ外付け内視鏡4Bは
光学式内視鏡2に着脱自在に装着されるテレビカメラ3
Bとからなる。
【0101】このテレビカメラ3BはCCD25bを内
蔵したカメラヘッド21と、カメラケーブル22bと、
このカメラケーブル22bの末端に設けたコネクタ23
とからなり、第1のテレビカメラ3では処理回路28′
はコネクタ23内に設けてあるが、第2のテレビカメラ
3Bでは処理回路28′はカメラヘッド21内に設けて
ある。また、CCD25bは例えばCCD25とは画素
数が異なるものが採用されている。その他は上述したも
のと同様の構成である。この内視鏡システム111の場
合にも、共通のCCU6により、画素数及び信号ケーブ
ルの長さが異なる内視鏡の場合にも対応できる。
【0102】なお、図18に示すように処理回路28′
(前処理回路28でも同様)の場合にはCCD25とC
CU6とを接続する信号ケーブル27(或いは27b)
との間の任意の位置に設けることができるメリットを有
する(なお、図17に示す電子内視鏡の場合において
も、処理回路28′を図示した位置の他に、先端部72
内に設けるようにしても良い)。
【0103】(第4の実施の形態)次に図19及び図2
0を参照して本発明の第4の実施の形態を説明する。本
実施の形態は第3の実施の形態を若干変形した構成にし
ている。この内視鏡装置は図14の内視鏡装置1′にお
いて、処理回路28′と映像処理回路29′との構成を
若干変更した処理回路28″と映像処理回路29″の構
成にしている。
【0104】より具体的には、第3の実施の形態ではマ
ニュアルで位相調整を行っていたが、本実施の形態では
電子ボリュウムを採用して、電子ボリュウムをその設定
回路側で制御できるようにしている。
【0105】図19に示すテレビカメラ3の電気系の構
成から分かるように処理回路28″は、図15に示す処
理回路28′において、位相調整回路35による位相調
整を行う電子ボリュウム(EVRと略記)80が設けて
ある。また、この電子ボリュウム80は図20に示す映
像処理回路28″に設けた電子ボリュウム設定回路81
と電気的に接続され、CCU6の電子ボリュウム設定回
路81からの制御信号で、電子ボリュウム80による出
力電圧を制御可能にしている。
【0106】つまり、図20に示す映像処理回路28″
は図16に示す映像処理回路28′において、さらに電
子ボリュウム設定回路81を設けた構成となっている。
電子ボリュウム80による位相調整回路35の構成は図
10或いは図12と同様であるので、その説明を省略す
る。また、図11に示す複数の遅延素子91を用いて位
相調整回路35を構成しても良い。
【0107】本実施の形態によれば、第3の実施の形態
の効果に加え、位相の調整をEVR80でCCU6側か
ら行っているため、コネクタ23内にトリマ或いは可変
抵抗器などの調整手段を設ける必要がなく、また調整用
の調整穴などをコネクタ部に設ける必要がないため、コ
ネクタ23を完全に密封する構造が採用でき、テレビカ
メラ3側の防水構造が簡単にできるし電磁シールド性も
向上できる効果を有する。なお、上述各実施の形態等を
部分的に組み合わせる等して構成される実施の形態も本
発明に属する。
【0108】[付記] 0.内部に固体撮像素子を備えた内視鏡撮像装置と、該
内視鏡撮像装置の信号伝送系を介して接続され、標準的
な映像信号を生成する映像処理装置とを備えた内視鏡装
置において、前記内視鏡撮像装置側に、前記固体撮像素
子を駆動する駆動信号と、前記駆動信号の印加により前
記固体撮像素子から出力される出力信号をサンプリング
するサンプリング信号とを発生するタイミング信号発生
器と、前記タイミング信号発生器から出力される駆動信
号の位相を、前記出力信号をサンプリングするサンプリ
ング信号のタイミングに対して適正なタイミングに調整
する位相調整回路と、を設けたことを特徴とする内視鏡
装置。
【0109】1.内部に固体撮像素子を備えた内視鏡撮
像装置と、該内視鏡撮像装置の信号伝送系を介して接続
され、標準的な映像信号を生成する映像処理装置とを備
えた内視鏡装置において、前記内視鏡撮像装置側に、前
記固体撮像素子から出力される出力信号をサンプリング
するサンプリング回路と、前記固体撮像素子に駆動信号
と前記サンプリング回路で前記出力信号をサンプリング
するサンプリング信号を発生するタイミング信号発生器
と、前記タイミング信号発生器から出力された駆動信号
の位相を、前記出力信号をサンプリングするサンプリン
グ信号のタイミングに対して適正なタイミングに調整す
る位相調整回路と、をそれぞれ設けたことを特徴とする
内視鏡装置。
【0110】2.それぞれ固体撮像素子と、該固体撮像
素子と接続され、長さが異なる信号伝送系とを備えた少
なくとも第1及び第2の内視鏡撮像装置と、該第1及び
第2の内視鏡撮像装置と着脱自在に接続され、標準的な
映像信号を生成する共通の映像処理装置とを備えた内視
鏡システムにおいて、前記第1及び第2の内視鏡撮像装
置側に、前記固体撮像素子から出力される出力信号をサ
ンプリングするサンプリング回路と、前記固体撮像素子
に駆動信号と前記サンプリング回路で前記出力信号をサ
ンプリングするサンプリング信号を発生するタイミング
信号発生器と、前記タイミング信号発生器から出力され
た駆動信号の位相を、前記出力信号をサンプリングする
サンプリング信号のタイミングに対して適正なタイミン
グに調整する位相調整回路と、をそれぞれ設けたことを
特徴とする内視鏡システム。
【0111】3.付記1において、前記内視鏡撮像装置
は光学式内視鏡と該光学式内視鏡に着脱自在で接続さ
れ、内部に前記固体撮像素子を備えたテレビカメラとか
らなるテレビカメラ外付け内視鏡である内視鏡装置。
4.付記1において、前記内視鏡撮像装置は挿入部の先
端部の対物光学系の結像位置に前記固体撮像素子を内蔵
した電子内視鏡である内視鏡装置。
【0112】5.付記1において、前記サンプリング回
路と、タイミング信号発生器と、位相調整回路とは前記
映像信号処理装置に着脱自在で接続されるコネクタ内に
設けた内視鏡装置。(付記0〜5の効果)従来技術の有
するケーブル長補正のために、映像処理装置内の回路が
複雑化し、さらに駆動条件の異なる固体撮像素子を使用
する場合には、それぞれに対応した駆動回路が必要であ
ったという問題点を解消できる。
【0113】6.付記4において、前記サンプリング回
路と、タイミング信号発生器と、位相調整回路とは前記
電子内視鏡の操作部内に設けた内視鏡装置。(付記6の
効果)上記付記0〜5の効果に加え更に、空間的に余裕
のある操作部に回路を設ける事で、コネクタを大きくす
ることなく、内視鏡撮像装置内に回路を搭載することが
できる。
【0114】7.付記1において、記載の位相調整回路
に制御信号を与える電子ボリュウムを内視鏡撮像装置内
に設けた内視鏡装置。 8.付記1において、位相調整回路に制御信号を与える
電子ボリュウムをコネクタ内に設けた内視鏡装置。 9.付記1において、位相調整回路に制御信号を与える
電子ボリュウムをコネクタ内に設けた内視鏡装置。
【0115】10.付記1において、固体撮像素子の出
力信号と、タイミング信号発生器から出力されるサンプ
リング信号を直接、映像処理装置に伝送する伝送線を設
けた内視鏡装置。 11.付記5において、固体撮像素子の出力信号と、タ
イミング信号発生器から出力されるサンプリング信号を
直接、映像処理装置に伝送する伝送線を設けた内視鏡装
置。 (付記7〜11の効果)上記の効果に加えさらに、位相
調整に電子ボリュウムを用いることで、調整を映像処理
装置内で行うことができ、内視鏡撮像装置には調整用の
穴などの調整手段を設ける必要が無いため、完全に密封
する構造にすることができ、防水性や電磁シールド性能
が向上する。
【0116】12.付記2において、前記映像処理装置
は同期信号を発生する同期信号発生回路を有し、前記第
1及び第2の内視鏡撮像装置は、前記同期信号と所定の
位相関係の映像信号を前記映像処理装置に出力する内視
鏡システム。 13.内部に固体撮像素子を備えた撮像装置と、撮像装
置からの信号を信号処理し画像信号を出力する映像処理
装置で構成される内視鏡装置において、前記撮像装置
は、前記固体撮像素子から出力される信号をサンプリン
グするサンプリング回路とサンプリング回路の出力をデ
ジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換回路と、
前記サンプリング回路とアナログデジタル変換回路にサ
ンプリング信号およびクロック信号を供給するととも
に、前記撮像素子に駆動信号を供給するタイミング信号
発生器と、前記タイミング信号発生器から出力された駆
動信号の位相を調整する位相調整回路と、を前記撮像装
置内に設けたことを特徴とする内視鏡装置。
【0117】14.内部に固体撮像素子を備えた内視鏡
撮像装置と、前記内視鏡撮像装置から送出された撮像信
号を処理して映像信号に変換する映像処理装置とを備え
た内視鏡装置において、前記固体撮像素子から出力され
る出力信号をサンプリングするサンプリング回路と、少
なくとも前記固体撮像素子を駆動するための駆動信号
と、前記サンプリング回路で前記出力信号をサンプリン
グするサンプリング信号を発生するタイミング信号発生
器と、前記駆動信号の位相と前記出力信号の位相を相対
的に任意に調整することが可能な位相調整回路と、を前
記映像処理装置に入力されるより前に設け、前記固体撮
像素子から送出される出力信号と前記サンプリング信号
との伝送経路での位相のズレを調整することを特徴とす
る内視鏡装置。
【0118】15.内部に固体撮像素子を備え、この固
体撮像素子から出力される撮像信号を映像信号に変換す
る映像処理装置に送出する内視鏡撮像装置において、前
記固体撮像素子から出力される出力信号をサンプリング
するサンプリング回路と、少なくとも前記固体撮像素子
を駆動するための駆動信号と、前記サンプリング回路で
前記出力信号をサンプリングするサンプリング信号を発
生するタイミング信号発生器と、前記駆動信号の位相と
前記出力信号の位相を相対的に任意に調整することが可
能な位相調整回路と、を前記映像処理装置に入力される
より前に設け、前記固体撮像素子から送出される出力信
号と前記サンプリング信号との伝送経路での位相のズレ
を調整することを特徴とする内視鏡撮像装置。
【0119】16.付記0において、前記位相調整回路
は、制御信号に応じて信号の遅延量が変化する信号遅延
デバイスで構成したことを特徴とする内視鏡装置。 17.付記16において、前記制御信号は内視鏡撮像装
置内に設けた電子ボリュウムから出力されることを特徴
とする内視鏡装置。
【0120】b1.細長の挿入部に、被写体を照明する
照明光学系及び照明された被写体の光学像を結ぶ対物光
学系を備えた内視鏡と、前記光学像を撮像する撮像素子
を有する撮像装置と、前記撮像装置が着脱自在に接続さ
れ、標準的な映像信号を生成する信号処理を行う映像処
理装置と、前記標準的な映像信号が入力されることによ
り、前記被写体の像を表示する表示手段と、前記撮像装
置にそれぞれ設けられ、前記撮像素子を駆動するための
タイミング信号を発生するタイミング信号発生回路と、
前記タイミング信号を前記撮像素子が接続され信号伝送
を行う信号伝送線による信号遅延の位相を調整する位相
調整回路と、を備えた内視鏡装置。
【0121】b2.付記b1の内視鏡装置であって、前
記位相調整回路は前記映像処理装置に入力される前記撮
像素子の出力信号が前記映像処理装置における所定のタ
イミングに整合するように調整する。 b3.付記b1の内視鏡装置であって、前記映像処理装
置は前記タイミング信号発生回路に同期信号を出力する
同期信号発生回路を有する。 b4.付記b1の内視鏡装置であって、前記撮像装置
は、前記タイミング信号発生回路で発生された前記タイ
ミング信号に基づいて、前記撮像素子の出力信号をサン
プリングするサンプリング回路を有する。
【0122】b5.付記b1の内視鏡装置であって、前
記撮像装置は、前記タイミング信号発生回路で発生され
たタイミング信号に基づいて、前記撮像装置が出力する
アナログの出力信号をデジタル信号に変換するアナログ
/デジタル変換回路を有する。 b6.付記b1の内視鏡装置であって、前記映像処理装
置は、前記タイミング信号発生回路で発生されたタイミ
ング信号に基づいて、前記撮像素子が出力するアナログ
の出力信号をデジタル信号に変換するアナログ/デジタ
ル変換回路を有する。 b7.付記b1の内視鏡装置であって、前記撮像装置
は、前記タイミング信号発生回路で発生された前記タイ
ミング信号と前記信号伝送線を経た前記撮像素子の出力
信号との位相差をチェックするためのチェック端子を有
する。
【0123】b8.付記b1の内視鏡装置であって、前
記映像処理装置は、前記タイミング信号発生回路で発生
された前記タイミング信号に対して前記信号伝送線を経
て入力される前記撮像素子の出力信号の位相をチェック
するためのチェック端子を有する。 b9.付記b1の内視鏡装置であって、前記位相調整回
路は、可変抵抗器による抵抗値を調整することによっ
て、前記タイミング信号の位相を調整する。 b10.付記b1の内視鏡装置であって、前記位相調整
回路は、電子ボリュームの出力電圧を調整することによ
って、前記タイミング信号の位相を調整する。
【0124】b11.付記b10の内視鏡装置であっ
て、前記映像処理装置は、前記電子ボリュームの出力電
圧を設定する電子ボリューム電圧設定器を有する。 b12.付記b1の内視鏡装置であって、前記位相調整
回路は、縦列接続された複数の遅延素子数を選択するこ
とによって、前記タイミング信号の位相を調整する。 b13.付記b1の内視鏡装置であって、前記位相調整
回路は、印加される電圧値に応じて遅延量が変更される
遅延デバイスを用いることによって、前記タイミング信
号の位相を調整する。
【0125】b14.付記b1の内視鏡装置であって、
前記内視鏡は前記光学像を伝送する伝送光学系を有する
光学式内視鏡であり、前記撮像装置は前記光学式内視鏡
に装着され、前記伝送光学系で伝送された光学像を撮像
する前記撮像素子を内蔵したテレビカメラである。 b15.付記b1の内視鏡装置であって、前記内視鏡は
前記対物光学系の結像位置に前記撮像素子が配置された
電子内視鏡であり、前記電子内視鏡は前記撮像装置を内
蔵する。 b16.付記b1の内視鏡装置であって、前記位相調整
回路は、前記タイミング信号における前記撮像素子の水
平転送及びリセットにそれぞれ用いる水平転送信号とリ
セット信号とに対して前記映像処理装置で信号処理する
タイミングに整合するように位相調整を行う。 b17.付記b1の内視鏡装置であって、前記タイミン
グ信号発生回路及び前記位相調整回路は前記撮像素子に
一端が接続され、前記映像処理装置に他端が接続される
前記信号伝送線における前記一端と前記他端との間に配
置される。
【0126】b18.細長の挿入部に被写体を照明する
照明光学系及び照明された被写体の光学像を結ぶ対物光
学系と、前記光学像を伝送する伝送光学系を備えた光学
式内視鏡と、前記光学式内視鏡に装着され、前記伝送光
学系で伝送された被写体の像を撮像する撮像素子を有す
る撮像装置と、前記撮像装置が着脱自在に接続され、標
準的な映像信号を生成する信号処理を行う映像処理装置
と、前記標準的な映像信号が入力されることにより、前
記被写体の像を表示する表示手段と、前記撮像装置にそ
れぞれ設けられ、前記撮像素子を駆動するためのタイミ
ング信号を発生するタイミング信号発生回路と、前記タ
イミング信号を前記撮像素子が接続され信号伝送を行う
信号伝送線による信号遅延の位相を調整する位相調整回
路と、を備えた内視鏡装置。
【0127】b19.付記b18の内視鏡装置であっ
て、前記撮像装置は撮像素子を有するテレビカメラヘッ
ド部と、前記テレビカメラヘッド部から基端が延出さ
れ、前記撮像素子と接続された前記信号伝送線が挿通さ
れたケーブル部と、前記ケーブル部の末端に設けられ、
前記映像処理装置に着脱自在で接続されるコネクタ部と
を有する。 b20.付記b19の内視鏡装置であって、前記コネク
タ部には前記タイミング信号発生回路及び前記位相調整
回路とが設けられる。 b21.付記b19の内視鏡装置であって、前記カメラ
ヘッド部には前記タイミング信号発生回路及び前記位相
調整回路とが設けられる。
【0128】b22.細長の挿入部に被写体を照明する
照明光学系と、照明された被写体の光学像を結ぶ対物光
学系と、前記対物光学系の結像位置に配置した撮像を行
う撮像素子とを内蔵した電子内視鏡と、前記電子内視鏡
が着脱自在に接続され、標準的な映像信号を生成する信
号処理を行う映像処理装置と、前記標準的な映像信号が
入力されることにより、前記被写体の像を表示する表示
手段と、前記電子内視鏡にそれぞれ設けられ、前記撮像
素子を駆動するためのタイミング信号を発生するタイミ
ング信号発生回路と、前記タイミング信号を前記撮像素
子が接続され信号伝送を行う信号伝送線による信号遅延
の位相を調整する位相調整回路と、を備えた内視鏡装
置。
【0129】b23.付記b22の内視鏡装置であっ
て、前記電子内視鏡は前記挿入部の後端に、操作者が把
持する操作部が設けられ、前記操作部に前記タイミング
信号発生回路及び前記位相調整回路とが設けられる。 b24.付記b22の内視鏡装置であって、前記電子内
視鏡は照明光を発生する光源装置に着脱自在で接続され
る光源用コネクタ部を有し、前記光源用コネクタ部に前
記タイミング信号発生回路及び前記位相調整回路とが設
けられる。 b25.付記b22の内視鏡装置であって、前記電子内
視鏡は前記映像処理装置に着脱自在で接続される信号用
コネクタ部を有し、前記信号用コネクタ部に前記タイミ
ング信号発生回路及び前記位相調整回路とが設けられ
る。
【0130】b26.それぞれの挿入部に、被写体を照
明する照明光学系及び照明された被写体の光学像を結ぶ
対物光学系を備えた第1及び第2の内視鏡と、前記第1
及び第2の内視鏡による光学像をそれぞれ撮像する第1
及び第2撮像素子を有する第1及び第2の撮像装置と、
前記第1及び第2の撮像装置が着脱自在に接続され、標
準的な映像信号を生成する信号処理を行う映像処理装置
と、前記標準的な映像信号が入力されることにより、前
記被写体の像を表示する表示手段と、前記第1及び第2
の撮像装置にそれぞれ設けられ、前記撮像素子を駆動す
るためのタイミング信号を発生する第1及び第2のタイ
ミング信号発生回路と、前記第1及び第2のタイミング
信号を前記第1及び第2の撮像素子がそれぞれ接続され
信号伝送を行う第1及び第2の信号伝送線による信号遅
延の位相をそれぞれ調整する第1及び第2の位相調整回
路と、を備えた内視鏡システム。
【0131】b27.付記b26の内視鏡システムであ
って、前記第1及び第2の撮像装置は前記第1及び第2
の信号伝送線の長さが互いに異なる。 b28.付記b26の内視鏡システムであって、前記第
1及び第2の撮像装置は前記第1及び第2の撮像素子の
画素数が互いに異なる。 b29.付記b26の内視鏡システムであって、前記第
1及び第2の撮像装置は前記第1及び第2の撮像素子と
前記映像処理装置とをそれぞれ接続する前記第1及び第
2の信号伝送線における前記第1及び第2のタイミング
信号発生回路及び前記第1及び第2の位相調整回路とが
設けてある位置が互いに異なる。
【0132】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
部に固体撮像素子を備えた内視鏡撮像装置と、該内視鏡
撮像装置の信号伝送系を介して接続され、標準的な映像
信号を生成する映像処理装置とを備えた内視鏡装置にお
いて、前記内視鏡撮像装置側に、前記固体撮像素子を駆
動する駆動信号と、前記駆動信号の印加により前記固体
撮像素子から出力される出力信号をサンプリングするサ
ンプリング信号とを発生するタイミング信号発生器と、
前記タイミング信号発生器から出力される駆動信号の位
相を、前記出力信号をサンプリングするサンプリング信
号のタイミングに対して適正なタイミングに調整する位
相調整回路と、を設けているので、信号伝送系の長さが
異なる場合でも、その信号伝送系を備えた内視鏡撮像装
置側の位相調整回路により、タイミング信号発生器から
出力された駆動信号の位相を、前記出力信号をサンプリ
ングするサンプリング信号のタイミングに精度良く調整
することができ、映像処理装置の構成を簡素化できる。
また、内部に固体撮像素子を備えた内視鏡撮像装置と、
該内視鏡撮像装置の信号伝送系を介して接続され、標準
的な映像信号を生成する映像処理装置とを備えた内視鏡
装置において、前記内視鏡撮像装置側に、前記固体撮像
素子から出力される出力信号をサンプリングするサンプ
リング回路と、前記固体撮像素子に駆動信号と前記サン
プリング回路で前記出力信号をサンプリングするサンプ
リング信号を発生するタイミング信号発生器と、前記タ
イミング信号発生器から出力された駆動信号の位相を、
前記出力信号をサンプリングするサンプリング信号のタ
イミングに調整する位相調整回路と、をそれぞれ設けて
いるので、信号伝送系の長さが異なる場合でも、その信
号伝送系を備えた内視鏡撮像装置側の位相調整回路によ
り、タイミング信号発生器から出力された駆動信号の位
相を、前記出力信号をサンプリングするサンプリング信
号のタイミングに精度良く調整することができ、従って
映像処理装置にはサンプリング信号のタイミングに調整
された所定のタイミングでサンプリングされた出力信号
が入力され、映像処理装置の構成を簡素化できる。
【0133】また、それぞれ固体撮像素子と、該固体撮
像素子と接続され、長さが異なる信号伝送系とを備えた
第1及び第2の内視鏡撮像装置と、該第1及び第2の内
視鏡撮像装置と着脱自在に接続され、標準的な映像信号
を生成する共通の映像処理装置とを備えた内視鏡システ
ムにおいて、前記第1及び第2の内視鏡撮像装置側に、
前記固体撮像素子から出力される出力信号をサンプリン
グするサンプリング回路と、前記固体撮像素子に駆動信
号と前記サンプリング回路で前記出力信号をサンプリン
グするサンプリング信号を発生するタイミング信号発生
器と、前記タイミング信号発生器から出力された駆動信
号の位相を、前記出力信号をサンプリングするサンプリ
ング信号のタイミングに調整する位相調整回路と、をそ
れぞれ設けているので、信号伝送系の長さが異なる第1
或いは第2の内視鏡撮像装置が映像処理装置に接続され
た場合でも、その信号伝送系を備えた第1或いは第2の
内視鏡撮像装置側の位相調整回路により、タイミング信
号発生器から出力された駆動信号の位相を、前記出力信
号をサンプリングするサンプリング信号のタイミングに
精度良く調整することができ、従って信号伝送系の長さ
が異なる第1或いは第2の内視鏡撮像装置の場合でも、
映像処理装置にはサンプリング信号のタイミングに調整
された所定のタイミングでサンプリングされた出力信号
が入力され、共通の映像処理装置で映像処理でき、その
映像処理装置の構成を簡素化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の内視鏡装置の構成
を示すブロック図。
【図2】内視鏡撮像装置としてのテレビカメラ及び前処
理回路の電気系の構成を示すブロック図。
【図3】CCUの電気系の構成を示すブロック図。
【図4】位相調整回路の構成を示す回路図。
【図5】CDS回路による信号成分サンプリングの動作
を示す説明図。
【図6】電子内視鏡を用いた場合の内視鏡装置の構成を
示すブロック図。
【図7】異なる画素数のCCDを駆動するCCD駆動信
号のタイミング図。
【図8】本発明の第2の実施の形態におけるテレビカメ
ラの構成を示すブロック図。
【図9】CCU内の映像処理回路の電気系の構成を示す
ブロック図。
【図10】位相調整回路の構成を示す回路図。
【図11】第1変形例における位相調整回路の構成を示
す回路図。
【図12】第2変形例における位相調整回路の構成を示
す回路図。
【図13】ディレイデバイスの特性図。
【図14】本発明の第3の実施の形態の内視鏡装置の構
成を示すブロック図。
【図15】内視鏡撮像装置としてのテレビカメラ及び処
理回路の電気系の構成を示すブロック図。
【図16】CCU内の映像処理回路の電気系の構成を示
すブロック図。
【図17】電子内視鏡を用いた場合の内視鏡装置の構成
を示すブロック図。
【図18】内視鏡システムの構成例を示すブロック図。
【図19】本発明の第4の実施形態におけるテレビカメ
ラ及び処理回路の電気系の構成を示すブロック図。
【図20】CCU内の映像処理回路の電気系の構成を示
すブロック図。
【符号の説明】
1…内視鏡装置 2…光学式内視鏡 3…テレビカメラ 4…テレビカメラ外付け内視鏡 5…光源装置 6…CCU 7…テレビモニタ 11…挿入部 14…ライトガイド 16…対物レンズ 21…カメラヘッド 22…カメラケーブル 23…コネクタ 25…CCD 28…前処理回路 29…映像処理回路 31…CDS回路 34…TG 35…位相調整回路 52,52′…ボリュウム 53,53′…コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/232 H04N 5/232 Z (72)発明者 綱川 誠 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小笠原 弘太郎 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 田代 秀樹 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 草村 登 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に固体撮像素子を備えた内視鏡撮像
    装置と、該内視鏡撮像装置の信号伝送系を介して接続さ
    れ、標準的な映像信号を生成する映像処理装置とを備え
    た内視鏡装置において、 前記内視鏡撮像装置側に、前記固体撮像素子を駆動する
    駆動信号と、前記駆動信号の印加により前記固体撮像素
    子から出力される出力信号をサンプリングするサンプリ
    ング信号とを発生するタイミング信号発生器と、 前記タイミング信号発生器から出力される駆動信号の位
    相を、前記出力信号をサンプリングするサンプリング信
    号のタイミングに対して適正なタイミングに調整する位
    相調整回路と、 を設けたことを特徴とする内視鏡装置。
  2. 【請求項2】 内部に固体撮像素子を備えた内視鏡撮像
    装置と、該内視鏡撮像装置の信号伝送系を介して接続さ
    れ、標準的な映像信号を生成する映像処理装置とを備え
    た内視鏡装置において、 前記内視鏡撮像装置側に、前記固体撮像素子から出力さ
    れる出力信号をサンプリングするサンプリング回路と、 前記固体撮像素子に駆動信号と前記サンプリング回路で
    前記出力信号をサンプリングするサンプリング信号を発
    生するタイミング信号発生器と、 前記タイミング信号発生器から出力された駆動信号の位
    相を、前記出力信号をサンプリングするサンプリング信
    号のタイミングに対して適正なタイミングに調整する位
    相調整回路と、 をそれぞれ設けたことを特徴とする内視鏡装置。
  3. 【請求項3】 それぞれ固体撮像素子と、該固体撮像素
    子と接続され、長さが異なる信号伝送系とを備えた少な
    くとも第1及び第2の内視鏡撮像装置と、該第1及び第
    2の内視鏡撮像装置と着脱自在に接続され、標準的な映
    像信号を生成する共通の映像処理装置とを備えた内視鏡
    システムにおいて、 前記第1及び第2の内視鏡撮像装置側に、前記固体撮像
    素子から出力される出力信号をサンプリングするサンプ
    リング回路と、 前記固体撮像素子に駆動信号と前記サンプリング回路で
    前記出力信号をサンプリングするサンプリング信号を発
    生するタイミング信号発生器と、 前記タイミング信号発生器から出力された駆動信号の位
    相を、前記出力信号をサンプリングするサンプリング信
    号のタイミングに対して適正なタイミングに調整する位
    相調整回路と、 をそれぞれ設けたことを特徴とする内視鏡システム。
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