JP2005303895A - ダンパ、振動板、およびスピーカ装置 - Google Patents

ダンパ、振動板、およびスピーカ装置 Download PDF

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Abstract


【課題】 コイルボビンを良好に保持するダンパ、振動板、およびスピーカ装置を提供する。
【解決手段】ダンパ部材600の外周枠610および内周枠620と、アーム部630とは、違う素材にて形成されている。このため、外周枠610および内周枠620と、アーム部630とのそれぞれの作用に応じて、それぞれに最も適した素材を用いることができる。したがって、ダンパ部材600の外周枠610、内周枠620、およびアーム部630は、コイルボビンを保持するための安定した特性を維持できる。このため、ダンパ部材600は、コイルボビンを良好に保持することができる。したがって、ダンパ部材600は、良好にコイルボビンを保持することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ボイスコイルが巻き付けられたコイルボビンを嵌合するダンパ、振動板、およびスピーカ装置に関する。
一般に、スピーカ装置には、ボイスコイルボビンをフレームに対して振動自在に支持する蝶ダンパが設けられている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載された蝶ダンパは、スピーカに取り付けられる外枠部と、ボイスコイルボビンを取り付ける内枠部と、この内枠部と前記外枠部との間に橋架されて内枠部を外枠部に対して振動自在に支持する複数のアーム部とを備えている。そして、これらの外枠部、内枠部、およびアーム部は、内部損失が0.045以上、引き張り強度が200%以上、曲げ弾性率が300Mpa以上の物性値を有するオレフィン系樹脂材によって、一体に形成されている。
特開2002−300696号公報(第3頁、図2)
ところで、蝶ダンパにおいて、外枠部および内枠部は、フレームやボイスコイルボビンに対して接着固定されるために、接着性に優れた素材で形成されることが好ましい。また、スピーカ装置が、例えば車両などの高温となりうる場所に搭載された場合が考えられるため、耐熱性を有した素材であることが好ましい。これに対して、アーム部は、内周枠を外周枠に対して振動可能に支持する部分であるため、所定の弾性力を有して柔軟性を有する必要がある。また、アーム部がボイスコイルボビンの振動に対して共振してしまうと、アーム部が破損したり、スピーカ装置から出力される音声に雑音が混ざったりするおそれがあるので、アーム部は、低共振性の素材で形成されることが好ましい。
しかしながら、特許文献1のような蝶ダンパでは、外枠部と内枠部とアーム部とが同一素材により一体形成されているため、上記のように各部毎に素材を変更することができない。したがって、例えば蝶ダンパをポリブチレンテレフタレート樹脂のみで形成した場合、アーム部の弾性力が不足したり、十分な低共振性を得られなかったりするため、アーム部としての機能が低下するおそれがある。また、例えば蝶ダンパをポリプロピレン樹脂などで形成した場合、外枠部とフレームとの取り付け、または内枠部とボイスコイルボビンとの取り付けに十分な接着力を得ることができず、不安定になったり、高熱によってボイスコイルボビンの振動支持能力が低かしたりするおそれがある。このように、蝶ダンパを1つの素材で形成すると、外枠部と内枠部とアーム部とのそれぞれの機能の違いにより、十分に機能を発揮できない部分が発生する。このため、ボイスコイルボビンを安定して保持できない場合がある。
本発明の目的は、コイルボビンを良好に保持できるダンパ、振動板、およびスピーカ装置を提供することである。
請求項1に記載の発明は、フレームに取り付けられ、コイルが巻装されたコイルボビンを保持するダンパであって、前記フレームに取り付けられる取付部と、前記コイルボビンを保持する保持部と、前記取付部および前記保持部の間に設けられ弾性変形可能な弾性変形部と、を備え、少なくとも前記取付部および前記保持部と前記弾性変形部とは、異なる素材にて形成されたことを特徴としたダンパである。
請求項9に記載の発明は、コイルボビンと、このコイルボビンに鍔状に設けられた振動部と、請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のダンパと、を備えたことを特徴とした振動板である。
請求項10に記載の発明は、フレームと、このフレームに配設される磁気回路と、前記フレームに取り付けられる振動板と、前記フレームに取り付けられる請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のダンパと、前記振動板および前記ダンパに取り付けられ前記磁気回路に近接して配設されるボイスコイルが巻装されたコイルボビンと、を具備したことを特徴としたスピーカ装置である。
請求項11に記載の発明は、フレームと、このフレームに配設される磁気回路と、前記フレームに取り付けられる請求項9に記載の振動板と、を具備したことを特徴としたスピーカ装置である。
以下に、本発明のスピーカ装置の一実施の形態の構成について図面を参照して説明する。なお、本実施の形態では、コーン型のスピーカ装置について例示するが、他のスピーカ装置を対象とすることができる。図1は、本発明における一実施の形態に係るスピーカ装置を示す断面図である。図2は、ダンパ部材600の概略を示す平面図である。
(スピーカ装置の構成)
図1において、100はスピーカ装置で、このスピーカ装置100は、電気的に接続される再生装置からの電気信号である音声データを発音により出力する。このスピーカ装置100は、フレーム200と、磁気回路を構成する磁石300と、磁気回路を構成する磁性体220と、振動板400と、コイルボビン500と、ボイスコイル700と、図示しない保護部材と、を備えている。
フレーム200は、例えば硬質の合成樹脂やアルミニウム合金などの軽量金属材料などにて形成されている。そして、フレーム200は、一面側に向けて拡開する略凹状の本体部210と、この本体部210に一体的に設けられた磁気回路を構成するヨークである磁性体220と、を備えている。
本体部210は、底面略中央に略円形の開口211が穿設され一面側に向けて開口する略円筒形の底部212を有している。また、底部212の拡開する側の周縁部には、底面に略平行な第1取付面を有した第1取付段差部214Aが設けられている。この第1取付段差部214Aの外周縁には、略放射状に架橋部213が先端側で互いに拡開する状態に複数一連に設けられている。さらに、架橋部213の先端には、略リング状で、底部212の底面に略平行な第2取付段差部214Bが一連に設けられている。この第2取付段差部214Bの外周縁には、底部212と略同軸状の円筒状に形成された位置決め筒部215が一連に設けられている。また、本体部210には、電気信号の音声データが入力される端子216Aを有するターミナル216が一体的に取り付けられている。
磁性体220は、上ヨーク221と、下ヨーク222と、を備えている。上ヨーク221は、磁性材料にて略リング状に形成されている。この上ヨーク221は、例えば接着剤などにて本体部210の底面に、内周が底部212の開口211と同軸上となる状態に一体的に取り付けられる。下ヨーク222は、例えば上ヨーク221と同材質に形成されている。この下ヨーク222は、略円板上の板部222Aの略中央に一面側に略円筒状に突起部222Bを有した略凸状に形成されている。そして、下ヨーク222は、板部222Aが上ヨーク221とにより磁石300を挾持する状態に例えば接着剤にて磁石300を介して上ヨーク221に一体的に取り付けられる。この下ヨーク222が取り付けられた状態は、突起部222Bの外周面が上ヨーク221の内周面に所定の間隙で対向して磁気ギャップを形成する状態となっている。
磁石300は、例えばリング状に形成され、軸方向の両端面に磁極面が形成されている。そして、磁石300は、上述したように、上ヨーク221と下ヨーク222の板部222Aとの間に挾持される状態で、例えば接着剤にて取り付けられている。この取り付けられた状態は、磁石300の内周側に下ヨーク222の突起部222Bが略同軸上に貫通する状態となっている。この磁石300の取り付けにより、下ヨーク222の突起部222Bの外周面と上ヨーク221の内周面とが異なる磁極で対向する状態となり、磁石300および磁性体220にて磁気回路が構成される。
振動板400は、例えば表面が防触処理されたマグネシウム薄板やコーン紙、各種繊維のシート部材などにて略薄膜状に形成されている。この振動板400は、一面側に向けて拡開する略裁頭形状(コーン形状)の振動部410を有している。振動部410の外周縁には、振動部410が拡開する側と同方向に突出する状態に断面略U字状に屈曲するエッジ部420が一連に設けられている。さらに、エッジ部420の外周縁には、外方に鍔状に突出し、フレーム200の第2取付段差部214Bの取付面に例えば接着剤にてリング状の取付部材440にて挾持される状態に取り付けられ、フレーム200に支持される。なお、エッジ部420を別部材として、振動部410の外周縁近傍に接着などにより取り付けて一連に振動板400を構成してもよい。
また、振動板400には、略円筒状のコイルボビン500が一体的に設けられている。このコイルボビン500は、例えば振動板400と同材質、あるいはアルミニウムなどの金属や合成樹脂またはガラス繊維などの繊維を含有する合成樹脂などにより構成されている。そして、コイルボビン500は、外径が振動板400の取付部450の内径と略同寸法の略円筒状に形成され、軸方向の一端側が例えば接着剤などを用いて一体的に取り付けられている。なお、コイルボビン500は、振動板400が拡開する側の一端側に端面を閉塞する球面ドーム状のダストキャップが例えば接着剤にて接着されて一体的に設けられた構成としてもよい。
コイルボビン500には、コイルとしてのボイスコイル700が巻装されている。ボイスコイル700は、コイルボビン500の軸方向の他端側の外周面に巻装されている。このボイスコイル700の巻装状態は、例えば接着剤等にて固定されている。このボイスコイル700は、振動板400がフレーム200に取り付けられた状態で、例えば磁性体220の下ヨーク222および上ヨーク221の対向する磁気ギャップに位置する状態に巻装される。そして、ボイスコイル700の線材の両端部が引き出され、フレーム200に設けられたターミナル216の端子216Aに接続されて音声データの入力端となる。
また、コイルボビン500には、略円板状のダンパとしてのダンパ部材600が設けられている。このダンパ部材600は、図2および図3に示すように、フレーム200に取り付けられる略環状の取付部としての外周枠610と、コイルボビン500を挿通させる略環状の保持部としての内周枠620と、これらの外周枠610および内周枠620を連結する弾性変形部としてのアーム部630と、を備えている。そして、ダンパ部材600は、例えば合成樹脂の射出成形などによって外周枠610と内周枠620とアーム部630とが一体的に形成されている。このダンパ部材600は、ボイスコイル700が上ヨーク221と下ヨーク222の突起部222Bとの間に形成される磁気ギャップに位置する状態で、コイルボビン500を保持している。そして、ボイスコイル700に電圧を印加した際に、アーム部630が弾性変形して、コイルボビン500が軸方向に往復移動可能となるように保持している。
外周枠610は、外形寸法はフレーム200の第1取付段差部214Aの内径寸法と略同寸法以下に形成され、第1取付段差部214Aの取付面に例えば接着剤などにて固定されている。したがって、外周枠610としては、例えば多孔性物質などの接着性が良好な素材が選択されることが好ましい。また、フレームの振動や電圧による温度の上昇、さらに、外界の温度の上昇など、温度の変化に耐えるために、外周枠610は、耐熱性が良好となる素材が選択されることが好ましい。具体的には、ここで述べる耐熱性を有する素材とは、例えば融点が200度以上の素材であることが好ましい。この融点を有する素材では、外界の温度上昇に加えて、前述したようにフレーム200の振動や電圧による温度上昇によって、変形または軟化することがなく、外周枠610を良好にフレーム200に固定できる。このような外周枠610としては、例えばポリブチレンテレフタレート樹脂(PBT:Poly Butylene Terephthalate)などの多孔性構成で接着性がよく、さらに良好な耐熱性を有する素材を採用できる。
内周枠620は、コイルボビン500が軸方向に往復運動可能となるように保持している。これには、内周枠620とコイルボビン500との間には、図示しない接着剤が充填され、内周枠620とコイルボビン500とを接着固定している。この内周枠620は、コイルボビン500の往復運動時に、このコイルボビン500を確実に保持できることが要求される。また、内周枠620は、ボイスコイル700に電圧が印加されることによる温度上昇や、外界の温度上昇に耐える耐熱性が要求される。この耐熱性を有する素材としては、外周枠610と同様に、融点が200度以上である素材が好ましい。この融点を有する素材では、外界の温度上昇や、コイルボビン500の温度上昇により変形したり軟化したりすることがなく、良好にコイルボビン500を保持できる。したがって、内周枠620は、良好な接着性と良好な耐熱性を有する素材で形成されることが好ましい。このような接着性および耐熱性に優れた素材としては、例えばポリブチレンテレフタレート樹脂などが挙げられる。
アーム部630は、外周枠610と内周枠620との間に均等間隔で4つ設けられ、外周枠610と内周枠620とを連結している。アーム部630は、例えば、図2に示すように、蛇行状に湾曲して長手状に形成されている。そして、アーム部630が撓むことによって、内周枠620は、外周枠610に対して軸方向に往復移動可能となる。これにより、コイルボビン500は、軸方方向に往復移動可能となり、この往復移動により振動板400を振動させることができる。また、アーム部630は、蛇行状にして湾曲して形成されている例を示したが、これに限らない。例えば、アーム部は、断面が略波形状に形成されていてもよく、また、外周枠610と内周枠620との間に鍔状に形成されていてもよい。
このようなアーム部630において、ボイスコイル700に電圧を印加した時、アーム部630がコイルボビン500の運動に伴う振動板400の振動に共振すると、スピーカ装置100から出力される音が割れたり、雑音が混ざったり、あるいはアーム部630が破損したりする原因となる。したがって、アーム部630には、共振性の低い素材、例えばポリプロピレン樹脂(PP:PolyPropylene)、熱可塑性エラストマ、ポリアミドなどを用いることが好ましい。
また、アーム部630は、コイルボビン500の運動に伴う内周枠620の往復運動を安定支持するために、所定の剛性、靭性、および弾力性を備え、内周枠620の運動により破損しない素材であることが望まれる。しかし、このような素材を用いると、アーム部630の硬度が増し、振動板400の振動に共振してしまい、雑音などの原因となる。
これに対して、アーム部630は、図3(A)に示すような断面構造となっている。すなわち、アーム部630は、略中心軸に形成される軸部631と、軸部631の周囲に覆って形成される周部632とを備えている。そして、軸部631は、前述した共振性の低い素材で形成され、周部632は、所定の剛性、靭性、および弾力性を備えた素材、例えばポリブチレンテレフタレート樹脂などで形成されている。これにより、軸部631によりアーム部630の共振を防止し、周部632によりアーム部630の強度を維持できる。
なお、ここでは、軸部631が低共振性の素材で形成され、周部632が剛性、靭性、および弾力性が良好な素材で形成される例を示したが、これに限らない。例えば、図3(B)に示すアーム部630Bのように、軸部631Bは、剛性、靭性、および弾力性が良好な素材で形成され、周部632Bが低共振性の素材で形成されているものであってもよい。
さらに、図3(C)に示すような構成としてもよい。図3(C)において、アーム部630Cは、アーム部630Cの長手方向に伸びる第1線状部材631Cと、同じくアーム部630Cの長手方向に伸びる第2線状部材とを備え、これらの第1線状部材631Cと第2線場部材632Cとが互いに融着、接着などで固定されているものであってもよい。このような構成では、例えば第1線状部材631Cが低共振性の素材で形成され、第2線状部材632Cが剛性、靭性、および弾力性が良好な素材で形成される。また、図3(D)に示すアーム部630Dのように、第1線状部材631Dが剛性、靭性、および弾力性が良好な素材で形成され、第2線状部材632Dが低共振性の素材で形成される構成としてもよい。なお、図3(C)(D)では、アーム部630C,630Dの断面は略円形に形成されているが、これに限らず、例えば、断面多角形状であってもよく、断面略楕円形状であってもよい。
保護部材は、例えば合成樹脂や金属材料などにて例えばメッシュ状に形成され、振動板400の拡開する側を覆う状態にフレーム200の位置決め筒部215に取り付けられる。この保護部材の取り付けは、例えば接着剤などにて取り付けられる他、嵌合固定やねじ止めなど、いずれの方法で取り付けられる。また、スピーカ装置100は、保護部材を設けない構成としてもよい。
(ダンパ部材の製造方法)
次に、上記スピーカ装置100のダンパ部材600の製造方法について説明する。図3は、ダンパ部材600を成形するための金型のうち下型を示すものである。なお、ここでは、下型に合成樹脂を射出する射出口を設けた金型を例示するが、これに限らず、例えば上型に射出口が設けられた構成としてもよい。
上述したように、ダンパ部材600は、外周枠610および内周枠620にポリブチレンテレフタレート樹脂などを用い、アーム部630にポリプロピレン樹脂などを用い、一体的に形成する。これのようなダンパ部材600を成形するためには、図3に示すような金型800を用いる。なお、図3には、金型800のうち下型801のみを図示し、上型を省略する。この金型800は、例えば、外周枠610を成形する取付部キャビティとしての外周枠キャビティ810と、内周枠620を成形する保持部キャビティとしての内周枠キャビティ820と、弾性変形部キャビティとしてのアーム部630を成形する4つのアーム部キャビティ830と、を備え、アーム部キャビティ830により外周枠キャビティ810と内周枠キャビティ820とが連通されている。
そして、外周枠キャビティ810には、隣り合う外周枠キャビティ810とアーム部キャビティ830との連結位置810A,810B,810C,810Dの略中間に、外周枠610を形成するポリブチレンテレフタレート樹脂を射出する射出口811が形成されている。同様に、内周枠キャビティ820には、隣り合う内周枠キャビティ820とアーム部キャビティ830との連結位置820A,820B,820C,820Dの略中間に、内周枠620を形成するポリブチレンテレフタレート樹脂を射出する射出口821が形成されている。また、各アーム部キャビティ830には、外周枠キャビティ810との連結位置810A,810B,810C,810Dから内周枠キャビティ820との連結位置820A,820B,820C,820Dまでの略中間位置に、アーム部630を形成するポリプロピレン樹脂を射出する射出口831が形成されている。
このような金型800を用いたダンパ部材600の製造では、まず、ポリプロピレン樹脂などの低共振性を有する素材で形成されたアーム部630の軸部631を、図示しない他の金型により予め形成しておく。そして、この軸部631をアーム部キャビティ830に設置する。この時、下型801と上型とで軸部631を挟持し、軸部631がアーム部630の略中心軸に配置されるようにする。そして、各射出口811,821,831から例えばポリブチレンテレフタレートなどの良好な耐熱性、接着性を備え、および剛性、靭性、および弾力性の優れた素材を射出する。
(スピーカ装置の作用効果)
上述したように、上記実施の形態では、ダンパ部材600の外周枠610および内周枠620と、アーム部630とは、違う素材にて形成されている。このため、外周枠610および内周枠620と、アーム部630とのそれぞれの作用に応じて、それぞれに最も適した素材を用いることができる。したがって、ダンパ部材600の外周枠610、内周枠620、およびアーム部630は、コイルボビン500を保持するための安定した特性を維持できる。このため、ダンパ部材600は、コイルボビン500を良好に保持することができる。
そして、外周枠610および内周枠620は、例えば表面が多孔性に形成されるポリブチレンテレフタレート樹脂などの接着性の高い素材で形成されている。このため、外周枠610は、フレーム200に確実に接着固定でき、内周枠620は、コイルボビン500に確実に接着固定できる。したがって、外周枠610により、ダンパ部材600を確実にスピーカ装置に取り付けることができ、内周枠620により、コイルボビン500が軸方向に往復運動したとしても、このコイルボビン500を良好に保持することができる。
また、外周枠610および内周枠620は、耐熱性を有した素材、例えばポリブチレンテレフタレート樹脂などで形成されている。このため、外界の温度やフレーム200の温度、コイルボビン500の温度が上昇したとしても、外周枠610や内周枠620は変形したり軟化したりせず、接着力を長時間保持できる。したがって、外周枠610とフレーム200との接着性や、内周枠620とコイルボビン500との接着性は、熱によって変化しない。これにより、例えば、スピーカ装置100が、炎天下に放置した車両などに装着されたり、熱源の近くに配置されたりしても、ダンパ部材600は、コイルボビン500を良好に保持できるので、スピーカ装置100は、安定した特性の音声出力ができる。
さらに、ポリブチレンテレフタレート樹脂は、上述した特性の他に、強靭で柔軟性に富み、脆さに対して強い特性を持っている。このため、長期の使用や、フレーム200およびコイルボビン500の振動によって、外周枠610および内周枠620が破損する可能性が極めて低い。したがって、このポリブチレンテレフタレート樹脂で形成された外周枠610および内周枠620により、ダンパ部材600は、確実にかつ安定してフレーム200に固定され、良好にコイルボビン500を保持することができる。
そして、アーム部630の軸部631は、共振性の低い素材、例えばポリプロピレン樹脂などにより形成されている。このため、振動板400が振動したとしても、アーム部630の共振を防止できる。したがって、ダンパ部材600は、アーム部630の共振による破損を防止して良好にコイルボビン500を保持できる。さらに、音割れや雑音などを防止できるため、スピーカ装置100は、安定した特性の音声出力ができる。
また、アーム部630の周部632は、剛性、靭性、および弾力性に優れた素材、例えばポリブチルテレフタレート樹脂などで形成されている。このため、アーム部630は、コイルボビン500の運動により内周枠620が往復運動したとしても、周部632によってアーム部630の強度を維持できる。したがって、アーム部630は、往復運動する内周枠620を良好に長時間支持することができる。このため、スピーカ装置100を長時間にわたって使用したとしても、ダンパ部材600は破損することなくコイルボビン500を保持することができる。
そして、ダンパ部材600は、外周枠610と内周枠620とアーム部630とを一体的に形成している。このため、金型などで射出成形するなどして容易にダンパ部材600を形成することができる。したがって、ダンパ部材600の生産性を向上できる。
また、アーム部630は、蛇行状に湾曲して長手状に形成され、低共振性を有する素材で形成される軸部631と、軸部の周囲に良好な剛性、靭性、および弾性力を有する素材で形成される周部632とを備えている。このため、アーム部630は、長手方向にいずれの位置においても、強靭で柔軟性に富み、安定して内周枠620の往復運動に応じて撓むことができる。したがって、アーム部630は、内周枠620の外周枠610に対する往復運動を安定して支持できる。さらに、アーム部630は長手状に形成されるので、容易に製造でき、生産性の向上を図れる。
〔実施の形態の変形〕
なお、本発明は、上述した各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で以下に示される変形をも含むものである。
本実施の形態において、図3(A)に示されるアーム部630を備えたダンパ部材600の製造方法を示したが、これに限らない。例えば、図3(B)に示されるようなアーム部630Bを供えたダンパ部材では、アーム部キャビティ830に予め、ポリブチレンテレフタレート樹脂などで形成された強靭な素材の軸部631Bを設置する。そして、下型801と上型とでこの軸部631Bを挟持させた状態で、各射出口811,821,831から合成樹脂を射出させる。この時、射出口811,821からはポリブチレンテレフタレート樹脂などの耐熱性と接着性とに優れた合成樹脂を射出し、射出口831からは、ポリプロピレン樹脂などの低共振性の合成樹脂を同時に射出する。この時の射出速度は、それぞれの射出口811,821,831から射出された合成樹脂が略同時に、外周枠キャビティ810とアーム部キャビティ830との連結位置810A,810B,810C,810D、または内周枠キャビティ820とアーム部キャビティ830との連結位置820A,820B,820C,820Dに到達する速度に設定されている。これにより、外周枠610および内周枠620を形成する、例えばポリブチレンテレフタレート樹脂などの耐熱性、接着性に優れた素材とアーム部630を形成する例えばポリプロピレン樹脂などの低共振性を備えた素材とが各連結部において溶融状態で融着し、一体化される。なお、アーム部キャビティ830の射出口831から低共振性の合成樹脂を射出してアーム部630Bを形成した後に、射出口811,821から耐熱性と接着性とに優れた合成樹脂を射出するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、外周部キャビティ810、内周部キャビティ820にそれぞれ4つの射出口811,821を形成したが、これに限らず、各キャビティには、少なくとも1つの射出口811,821が形成されていればよい。
また、本実施の形態において、アーム部630は、軸部631および周部632を備え、軸部631と周部632とは異なった素材で形成されることを示したが、これに限らず、さらに多くの素材で形成されていてもよい。例えば、アーム部は、軸部と軸部の周りの2層からなる周部を備えた3層構造であって、これらの3層は、それぞれ異なった素材で形成された構成であってもよい。また、3層のうち1層のみが異なった素材で形成される構成としてもよい。さらに、アーム部の長手方向の一部において、異なった素材を設ける構成としてもよい。例えば、低共振性の素材で形成されたアーム部の一部を切欠き、その切欠いた一部に例えば優れた剛性、弾性力、および靭性を有する素材、例えばポリブチレンテレフタレート樹脂などで形成された部材を嵌め込む構成としてもよい。
さらに、外周枠や内周枠が、複数の層を備え、それぞれの層が異なった素材で形成される構成としてもよい。このような場合、外周枠や内周枠の一部にそれぞれ、さらに硬度に強い素材を用いるなどすることで、より強度の高いダンパ部材を構成することができる。
また、本実施の形態では、一例として、耐熱性と接着性を有する素材としてポリブチレンテレフタレート樹脂を挙げ、低共振性を有する素材とポリプロピレン樹脂を挙げ、所定の剛性、靭性、および弾力性を備えた素材としてポリブチレンテレフタレート樹脂を挙げているが、これに限らない。これらの素材の代わりとして、同様の特性を有する他の合成樹脂素材を用いてもよい。
また、本実施の形態では、外周枠610と内周枠620とに、同種類の素材、すなわちポリブチレンテレフタレート樹脂を用いた例を示したが、これに限らない。例えば、外周枠610と内周枠620とアーム部630とが、それぞれ異なる種類の合成樹脂で形成される構成としてもよい。
さらに、本実施の形態では、アーム部630は、外周枠610と内周枠620とを連結する構成を示したが、これに限らない。例えば、アーム部は、内周枠の外周縁から鍔状に外周枠の内周縁まで広がって形成されるものであってもよい。この場合、アーム部の中心に低共振性の素材で形成される板状部を形成し、この板上部を挟むように、剛性、靭性、および弾力性が良好な素材を設ける構成としてもよく、板上部上に内周枠から外周枠に放射状に伸びる複数本の剛性、靭性、および弾力性が良好な素材で形成される棒状部材を融着させる構成としてもよい。
その他、本発明の実施の際の具体的な構造および手順は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造などに適宜変更できる。
〔実施の形態の作用効果〕
上述したように、ダンパ部材600の外周枠610および内周枠620と、アーム部630とは、違う素材にて形成されている。このため、外周枠610および内周枠620と、アーム部630とのそれぞれの作用に応じて、それぞれに最も適した素材を用いることができる。したがって、ダンパ部材600の外周枠610、内周枠620、およびアーム部630は、コイルボビン500を保持するための安定した特性を維持できる。このため、ダンパ部材600は、コイルボビン500を良好に保持することができる。
本発明の一実施の形態におけるスピーカ装置を示す断面図である。 ダンパ部材の平面図である。 (A)は、弾性変形部の断面図である。(B)は、弾性変形部の変形例の断面図である。(C)は、さらに別の変形例の弾性変形部を示す断面図である。(D)は、さらに別の変形例の弾性変形部を示す断面図である。 ダンパ部材を成形する金型を示す平面図である。
符号の説明
200…フレーム
500…コイルボビン
600…ダンパとしてのダンパ部材
610…取付部としての外周枠
620…保持部としての内周枠
630…弾性変形部としてのアーム部
700…コイルとしてのボイスコイル
800…金型
810…取付部キャビティとしての外周枠キャビティ
820…保持部キャビティとしての内周枠キャビティ
830…弾性変形部キャビティとしてのアーム部キャビティ

Claims (11)

  1. フレームに取り付けられ、コイルが巻装されたコイルボビンを保持するダンパであって、
    前記フレームに取り付けられる取付部と、前記コイルボビンを保持する保持部と、前記取付部および前記保持部の間に設けられ弾性変形可能な弾性変形部と、を備え、
    少なくとも前記取付部および前記保持部と前記弾性変形部とは、異なる素材にて形成された
    ことを特徴としたダンパ。
  2. 請求項1に記載のダンパであって、
    前記取付部および前記保持部のうちの少なくともいずれか一方は、接着性および耐熱性のうちの少なくともいずれか一方の特性を有した素材にて形成された
    ことを特徴としたダンパ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のダンパであって、
    前記弾性変形部の少なくとも一部は、共振性の低い素材にて形成された
    ことを特徴としたダンパ。
  4. 請求項3に記載のダンパであって、
    前記弾性変形部は、一部に、剛性、弾性力および靱性のうちのいずれかの特性が高い素材が部分的に設けられた
    ことを特徴としたダンパ。
  5. フレームに取り付けられ、コイルが巻装されたコイルボビンを保持するダンパであって、
    前記フレームに取り付けられる取付部と、前記コイルボビンを保持する保持部と、前記取付部および前記保持部の間に設けられ弾性変形可能な弾性変形部と、を備え、
    前記取付部、前記保持部および前記弾性変形部のうちの少なくとも前記弾性変形部は、少なくとも一部に部分的に特性が異なる素材が設けられた
    ことを特徴としたダンパ。
  6. 請求項5に記載のダンパであって、
    前記弾性変形部は、前記取付部および前記保持部の間に長手状に設けられ、
    前記特性が異なる素材は、断面において組成が異なる状態に設けられた
    ことを特徴としたダンパ。
  7. 請求項5または請求項6に記載のダンパであって、
    前記特性が異なる素材のうちの1つは、共振性の低い素材である
    ことを特徴としたダンパ。
  8. 請求項5ないし請求項7のいずれかに記載のダンパであって、
    前記取付部および前記保持部のうちの少なくともいずれか一方は、接着性および耐熱性のうちの少なくともいずれか一方の特性を有した素材が少なくとも一部に設けられた
    ことを特徴としたダンパ。
  9. コイルボビンと、
    このコイルボビンに鍔状に設けられた振動部と、
    請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のダンパと、
    を備えたことを特徴とした振動板。
  10. フレームと、
    このフレームに配設される磁気回路と、
    前記フレームに取り付けられる振動板と、
    前記フレームに取り付けられる請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のダンパと、
    前記振動板および前記ダンパに取り付けられ前記磁気回路に近接して配設されるボイスコイルが巻装されたコイルボビンと、
    を具備したことを特徴としたスピーカ装置。
  11. フレームと、
    このフレームに配設される磁気回路と、
    前記フレームに取り付けられる請求項9に記載の振動板と、
    を具備したことを特徴としたスピーカ装置。
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