JP2005303210A - 半導体装置 - Google Patents

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博茂 平野
Tetsuji Nakakuma
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Abstract

【課題】 信号線の製造上の不良をより効率よく安定してスクリーニングできる半導体装置を得る。
【解決手段】 複数のメモリセルを配列してなるメモリアレイ101aと、該メモリアレイ上に配置された複数のワード線WL0〜WL7の1つをアドレス信号XA0〜XA2及びA0〜A2に従って電源電位VDDに設定して選択するデコーダ101bとを有する半導体装置101において、上記メモリアレイ101a上にストレス印加用信号線DWLを、該ストレス印加用信号線DWLと、上記デコーダにより選択される通常のワード線WL0〜WL7とが交互に並ぶよう配置し、ワード線の選択時に、選択されたワード線と、ストレス印加用信号線DWLとの間に電圧ストレスが印加されるよう、該ストレス印加用信号線DWLを接地電圧VSSに接続した。
【選択図】 図1

Description

本発明は半導体装置に関し、特に半導体装置の製造工程における不良スクリーニングを効率よく安定に行うための配線レイアウトに関するものである。
近年、半導体デバイスの微細化が進み、デバイスの金属配線層間の絶縁性が、製造工程で発生するゴミなどによって劣化することが問題となってくることがある。
例えば、金属配線層間にシリコンクズ等のゴミが製造工程中、あるいは製造後に付着した場合には上記金属配線層間の絶縁性が低下する恐れがある。
特に問題となるのは、この絶縁性の低下が経時的に、つまりデバイスの実使用中に起こってくる場合である。
そこで、従来から、上記のような経時的な絶縁性劣化の恐れのあるデバイスをスクリーニングするための回路構成を有するものがある。例えば、特許文献1には、半導体装置において、互いに並行する複数の配線からなる配線群と、この配線群が正常か否かをテストするテスト手段とを具備し、このテスト手段が、配線群における偶数番目の配線と奇数番目の配線に、隣接する配線間に電位差が発生するよう電圧を同時に印加し、この状態を所定時間保持するものが開示されている。
図10は、上記特許文献1に記載の半導体装置を説明する図である。
この半導体装置100は、メモリセル(図示せず)を配列してなるメモリセルアレイ100aを有しており、該メモリセルアレイ100a上では、複数のワード線WL0〜WL3と、複数のビット線BL0〜BL7とがマトリクス状に配置されている。ここで、各ビット線BL0〜BL7は、コンタクトホールHc0〜Hc7を介して、基板上に形成された、メモリセルを構成するトランジスタのドレイン領域(図示せず)に接続されている。
上記半導体装置100は、上記複数のビット線BL0〜BL7からなるビット線群が正常なものであるか否かをテストするテスト回路32を有している。このテスト回路32は、n番目のビット線BL0,BL2,BL4,BL6に所定電位(例えば9V)を印加する電位印加回路34と、n+1番目のビット線BL1,BL3,BL5,BL7に所定電位(例えば0V)を印加する電位印加回路36とから構成され、テスト時には、上記n番目のビット線及びn+1番目のビット線に、これらのビット線の間に電位差が発生するよう、所定電位を同時に印加し、この電圧印加状態を所定時間保持するものである。
次に、不良品をスクリーニングするテストについて簡単に説明する。
まず、テスト回路32の電位印加回路34は、例えば9Vの電位をビット線BL0,BL2,BL4及びBL6に印加し、テスト回路32の電圧印加回路36は、例えば0Vの電位をビット線BL1,BL3,BL5に印加する。これにより隣接するビット線BL0間には9Vの電位差が生じ、この状態が所定時間保持されることにより、隣接するビット線の間に電気的なストレスが蓄積されることとなる。
すると、電気的なストレスの蓄積によって検出可能となる、経年変化によって生ずる短絡によるリーク電流が検出されることとなる。
例えば、メモリアレイ上に、シリコンクズのようなごみが付着していた場合には、電気的なストレスの印加状態が所定時間経過すると、電気的なストレスの蓄積により、絶縁膜の絶縁性が破壊され、ゴミなどを介して隣接するビット線の間にリーク電流が流れる。このリーク電流を検出することにより、経時破壊を起こす恐れのある不良チップをスクリーニングすることができる。
特開平06−029364号公報
ところが、上記のような従来の半導体装置では、不良スクリーニングの対象となる配線が全て通常の情報アクセス動作で使用する配線であるため、それぞれの配線の電位変動状態によっては、上記リーク電流が発生していても、これをメモリの不良として検出しにくいという課題があった。
例えば、不良スクリーニングの対象となる配線がメモリのビット線であり、センスアンプによりビット線にテスト電圧を印加する場合、ビット線はセンスアンプを構成する抵抗素子を介して電源電圧や接地電圧に接続される。このため、隣接するビット線の一方に電源電圧が、もう一方に接地電圧が印加された状態でこれらの配線間で微小リークが発生した場合でも、該両ビット線の電位差は、上記抵抗素子の端子電圧の影響により、微小リークが発生していない場合の電位差に近いものとなり、配線間での微小リークを精度よく検出することができないという問題がある。
同様に、対象となる配線がメモリのワード線であり、デコーダによりワード線にテスト電圧を印加する場合、ワード線はデコーダを構成する抵抗素子を介して電源電圧や接地電圧に接続される。このため、隣接するワード線の一方に電源電圧が、もう一方に接地電圧が印加された状態でこれらの配線間で微小リークが発生した場合でも、該両ワード線の電位差は、上記抵抗素子の端子電圧の影響により、微小リークが発生していない場合の電位差に近いものとなり、配線間での微小リークを精度よく検出することができないという問題がある。
さらに、上記文献1に記載のように、テスト回路により、偶数番目のビット線に9Vの電位、奇数番目のビット線に0Vの電位を印加する場合は、テスト時には、偶数番目のビット線にはテスト回路の回路素子を介して9Vの電位が接続され、奇数番目のビット線にはテスト回路の回路素子を介して0Vの電位が接続されることとなる。このため、隣接するビット線の一方に9Vの電位が、もう一方に0Vの電位が印加された状態でこれらの配線間で微小リークが発生した場合でも、該両ビット線の電位差は、上記回路素子の端子電圧の影響により、微小リークが発生していない場合の電位差に近いものとなり、配線間での微小リークを精度よく検出することができないという問題がある。
さらに、上記文献記載のテスト方法では、隣接するビット線間には一定極性の電圧ストレスしか印加できず、このような電圧ストレスの印加では、デバイスの経時変化により発生する潜在的な不良が見つけられない場合もあり、信頼性の高い不良スクリーニングを行うことができないという問題もある。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたもので、良品あるいは不良品のスクリーニングを、電圧ストレス加速テストにより効率よく安定に行うことができ、またこのような電圧ストレス加速テストを信頼性の高いものとすることができる半導体装置を得ることを目的とする。
本願請求項1に係る発明は、複数のメモリセルを配列してなるメモリアレイを有する半導体装置であって、上記メモリアレイ上にメモリセルの配列方向に沿って配置され、アドレス信号により選択される複数のワード線と、上記メモリアレイ上に上記ワード線に沿って配置された複数の電圧ストレス印加用信号線とを備え、上記ワード線の電位と、上記電圧ストレス印加用信号線の電位との電位差により、該ワード線と電圧ストレス印加用信号線との間に電圧ストレスを印加する動作モードを有する、ものである。
本願請求項2に係る発明は、請求項1記載の半導体装置において、上記複数のワード線を1本ずつ選択して、上記各ワード線とこれに隣接する電圧ストレス印加用信号線との間に順次電圧ストレスを印加する動作モードを有する、ものである。
本願請求項3に係る発明は、請求項1記載の半導体装置において、上記複数のワード線を一括選択して、各ワード線と、該各ワード線に隣接する電圧ストレス印加用信号線との間に電圧ストレスを印加する動作モードを有する、ものである。
本願請求項4に係る発明は、請求項1記載の半導体装置において、上記複数の電圧ストレス印加用信号線を一括選択して、各ワード線と、該各ワード線に隣接する電圧ストレス印加用信号線との間に電圧ストレスを印加する動作モードを有する、ものである。
本願請求項5に係る発明は、複数のメモリセルを配列してなるメモリアレイを有する半導体装置であって、上記メモリアレイ上にメモリセルの配列方向に沿って配置され、メモリセルに対する情報アクセスを行う複数のビット線と、上記メモリアレイ上に上記ビット線に沿って配置された複数の電圧ストレス印加用信号線とを備え、上記ビット線の電位と、上記電圧ストレス印加用信号線の電位との電位差により、ビット線と電圧ストレス印加用信号線との間に電圧ストレスを印加する動作モードを有する、ものである。
本願請求項6に係る発明は、請求項5記載の半導体装置において、上記メモリアレイ上の隣接するビット線の間には、すべて電圧ストレス印加用信号線が配置されている、ものである。
本願請求項7に係る発明は、請求項6記載の半導体装置において、上記メモリセルに対する情報アクセスが行われないスタンバイ状態は、上記複数のビット線と上記ストレス印加用信号線との間に電圧ストレスが印加される状態である動作モードを有する、ものである。
本願請求項8に係る発明は、請求項6記載の半導体装置において、上記複数のビット線に同時に一括して電源電圧を印加する動作モードを有する、ものである。
本願請求項9に係る発明は、請求項8記載の半導体装置において、上記複数のビット線に同時に一括して接地電圧を印加する動作モードを有する、ものである。
本願請求項10に係る発明は、請求項6記載の半導体装置において、上記複数のストレス印加用信号線のうちの一部のストレス印加用信号線に電源電圧を印加し、その他のストレス印加用信号線に接地電圧を印加する動作モードを有する、ものである。
本願請求項11に係る発明は、請求項6記載の半導体装置において、上記電圧ストレス印加用信号線は、隣接する2つのビット線がなすビット線対の両側にのみ配置されている、ものである。
本願請求項12に係る発明は、請求項11記載の半導体装置において、上記メモリセルに対する情報アクセスが行われないスタンバイ状態は、上記複数のビット線と上記ストレス印加用信号線との間に電圧が印加される状態である動作モードを有する、ものである。
本願請求項13に係る発明は、請求項11記載の半導体装置において、上記複数のストレス印加用信号線のうちの一部のストレス印加用信号線に電源電圧を印加し、その他のストレス印加用信号線に接地電圧を印加する動作モードを有する、ものである。
本願請求項1の発明によれば、メモリアレイ上に電圧ストレス印加用信号線をワード線に沿って配置し、上記ワード線の電位と、上記電圧ストレス印加用信号線の電位との電圧差により、ワード線と電圧ストレス印加用信号線との間で電圧ストレスを発生させるので、メモリセルに対する通常のアクセス動作時に使用する配線ではない電圧ストレス印加用信号線を直接電源電圧あるいは接地電圧に接続することにより、該電圧ストレス印加用信号線とワード線との間で発生する微小リークの検出精度を高めることができる。つまり、電圧ストレス加速テストを精度よく安定して行うことができ、この結果、安定した信頼性の高い不良スクリーニングを行うことができる。
本願請求項2の発明によれば、請求項1記載の半導体装置において、上記複数のワード線を1本ずつ選択して、上記各ワード線とこれに隣接する電圧ストレス印加用信号線との間に順次電圧ストレスを印加するので、各ワード線毎に確実に不良判定を行うことができる。
本願請求項3の発明によれば、請求項1記載の半導体装置において、上記複数のワード線を一括選択して、各ワード線と、該各ワード線に隣接する電圧ストレス印加用信号線との間に電圧ストレスを印加するので、すべてのワード線の潜在的な不良を一括して簡単に判定することができ、その結果、不良スクリーニングに要する時間を短縮することができる。
本願請求項4の発明によれば、請求項1記載の半導体装置において、上記複数の電圧ストレス印加用信号線を一括選択して、各ワード線と、該各ワード線に隣接する電圧ストレス印加用信号線との間に電圧ストレスを印加するので、ワード線を駆動することなく、複数のワード線とストレス印加信号線との間に一斉に電圧ストレスを効率的に印加することができ、これによりワード線の不良検査を一括して短時間で行うことができるという効果がある。また、ワード線に比べて配線容量の小さいストレス印加信号線を選択して電圧ストレスを発生するので、ワード線を選択して電圧ストレスを発生する場合に比べて電圧ストレス発生時の消費電力を小さく抑えることができる。
本願請求項5の発明によれば、メモリアレイ上に電圧ストレス印加用信号線をビット線に沿って配置し、上記ビット線の電位と、上記電圧ストレス印加用信号線の電位との電圧差により、ビット線と電圧ストレス印加用信号線との間にて電圧ストレスを発生させるので、メモリセルに対する通常のアクセス動作時に使用する配線ではない電圧ストレス印加用信号線を直接電源電圧あるいは接地電圧に接続することにより、該電圧ストレス印加用信号線とビット線との間で発生する微小リークの検出精度を高めることができる。つまり、電圧ストレス加速テストを精度よく安定して行うことができ、この結果、安定した信頼性の高い不良スクリーニングを行うことができる。
本願請求項6の発明によれば、請求項5記載の半導体装置において、上記メモリアレイ上の隣接するビット線の間には、すべて電圧ストレス印加用信号線を配置しているので、ごみの付着などに起因するビット線の潜在的な不良を、より確実に検出することができる。
本願請求項7の発明によれば、請求項6記載の半導体装置において、上記メモリセルに対する情報アクセスが行われないスタンバイ状態を、上記複数のビット線と上記ストレス印加用信号線との間に電圧ストレスが印加される状態としているので、不良スクリーニングのための電圧ストレス加速テストを、スタンバイ状態で行うことができる。
本願請求項8の発明によれば、請求項6記載の半導体装置において、上記複数のビット線に同時に一括して電源電圧を印加する動作モードを有するので、複数のビット線の潜在的な不良をまとめて判定することができ、その結果、不良スクリーニングに要する時間を短縮することができる。
本願請求項9の発明によれば、請求項8記載の半導体装置において、上記複数のビット線に同時に一括して接地電圧を印加するので、複数のビット線の潜在的な不良をまとめて短時間で判定することができ、また、電圧ストレス加速テストでは、ビット線と電圧ストレス印加用配線の間に極性の異なる電圧ストレスを印加することができ、一定極性の電圧ストレスの印加では判定できない不良をも判定することができる。
本願請求項10の発明によれば、請求項6記載の半導体装置において、上記複数のストレス印加用信号線のうちの一部のストレス印加用信号線に電源電圧を印加し、その他のストレス印加用信号線に接地電圧を印加するので、電圧ストレス加速テストでは、センスアンプによるビット線対の駆動により、該ビット線対を構成する各ビット線と電圧ストレス印加用配線との間に同時に電圧ストレスを印加することが可能となる。
本願請求項11の発明によれば、請求項6記載の半導体装置において、上記電圧ストレス印加用信号線を、隣接するビット線がなすビット線対の両側にのみ配置しているので、電圧ストレス印加用信号配線の本数を少なくすることができる。
本願請求項12の発明によれば、請求項11記載の半導体装置において、上記メモリセルに対する情報アクセスが行われないスタンバイ状態にて、上記複数のビット線と上記ストレス印加用信号線との間に電圧が印加されるので、不良スクリーニングのための電圧ストレス加速テストを、スタンバイ状態で行うことができる。
本願請求項13の発明によれば、請求項11記載の半導体装置において、上記複数のストレス印加用信号線のうちの一部のストレス印加用信号線に電源電圧を印加し、その他のストレス印加用信号線に接地電圧を印加するので、電圧ストレス加速テストでは、センスアンプによるビット線対の駆動により、該ビット線対を構成する各ビット線と電圧ストレス印加用配線との間に同時に電圧ストレスを印加することが可能となる。
以下、本発明の各実施の形態による半導体装置について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による半導体装置を説明する図であり、メモリアレイにおけるワード線の配置及びそのデコーダの回路構成を示している。
この実施の形態1の半導体装置101は、複数のメモリセル(図示せず)を配列してなるメモリアレイ101aを有し、該メモリアレイ101a上では、メモリセルの配列方向に沿って複数のワード線WL0〜WL7が配置され、さらに、各ワード線に沿ってストレス印加用信号線DWLが配置されている。ここで、上記ストレス印加用信号線DWLは、選択されたワード線と、該ストレス印加用信号線DWLとの間に電圧ストレスを印加可能となるよう、接地電圧VSSに接続された信号線である。ワード線WL0〜WL7とストレス印加用信号線DWLとは、隣接する2つのストレス印加用信号線DWLの間に1つのワード線が位置するよう交互に配置されている。なお、実際の半導体装置では、メモリアレイ101a上には、上記ワード線と交差するよう複数のビット線が配置されているが、図1では説明の都合上、ビット線は省略している。
また、半導体装置101は、アドレス信号に応じて上記複数のワード線から所定のワード線を選択するデコーダ101bを有している。ここで、上記デコーダ101bは、アドレス信号線に接続された複数の3入力NAND回路(以下、NAND回路という。)G0〜G7と、該NAND回路の出力を反転するNOT回路Iv0〜Iv7とを有している。
つまり、ワード線WL0〜WL7にはNOT回路Iv0〜Iv7の出力が接続され、NOT回路Iv0〜Iv7の入力には、NAND回路G0〜G7の出力が接続されている。また、NAND回路G0の3つの入力は、アドレス信号線XA0,XA1,XA2に接続され、NAND回路G1の3つの入力は、アドレス信号線A0,XA1,XA2に接続され、NAND回路G2の3つの入力は、アドレス信号線XA0,A1,XA2に接続されている。NAND回路G3の3つの入力は、アドレス信号線A0,A1,XA2に接続され、NAND回路G4の3つの入力は、アドレス信号線XA0,XA1,A2に接続され、NAND回路G5の3つの入力は、アドレス信号線A0,XA1,A2に接続されている。NAND回路G6の3つの入力は、アドレス信号線XA0,A1,A2に接続され、NAND回路G7の3つの入力は、アドレス信号線A0,A1,A2に接続されている。
そして、上記デコーダ101bは、選択したワード線を、電源電圧や昇圧電圧などの電圧(ここでは電源電圧VDD)に設定し、非選択のワード線を、接地電圧VSSに設定するものである。また、この半導体装置101は、メモリ動作、つまりメモリセルに対して情報をアクセスする動作が行われないスタンバイ状態では、ワード線は接地電位VSSに設定するものである。
次に動作について説明する。
この実施の形態1の半導体装置101では、メモリ動作は、通常の半導体メモリと同様に行われる。つまり、デコーダ101bがアドレス信号に基づいてワード線を選択し、選択したワード線により活性化されたメモリセルに対して、対応するビット線により情報の書込みや読出しが行われる。一方、半導体装置のメモリ動作しないスタンバイ状態では、ワード線は接地電圧VSSとなる。
そして、スクリーニングのための電圧ストレス加速テストは、このようなスタンバイ状態で行われることとなる。
つまり、上記スタンバイ状態で、デコーダ101bがアドレス信号に基づいてワード線を1本ずつ選択すると、選択されたワード線には、例えば電源電圧VDDが印加されることとなる。このようなワード線の選択状態は、選択されたワード線と、接地電圧VSSに接続されたストレス印加用信号線DWLとの間で、電圧ストレスが蓄積されるよう、一定時間保持される。
すると、ワード線とストレス印加用信号線との間でゴミ等が付着している場合には、このようにゴミなどが付着している部分では、他の部分に比べて電圧ストレスによる絶縁性の劣化が著しいことから、ゴミなどの付着に起因した微小リークが発生することとなる。このような微小リークを検出することにより、このチップを不良チップとして判定することができる。
なお、この電流リークの検出方法には、例えば、半導体装置101の外部から、上記接地電圧VSSを発生する電源に流れ込む電流を測定し、測定された電流に基づいて上記微小リークを検知する方法や、選択されたワード線につながるメモリセルからビット線に情報を読出して、該読み出された情報に基づいて上記微小電流リークを検知する方法などを用いることができる。
このように本実施形態1の半導体装置101では、メモリアレイ101a上にストレス印加用信号線DWLを、該ストレス印加用信号線DWLと、デコーダ101bにより駆動される通常のワード線WL0〜WL7とが交互に並ぶよう配置し、ワード線の選択時に、選択されたワード線と、ストレス印加用信号線DWLとの間に電圧ストレスが印加されるよう、該ストレス印加用信号線DWLを接地電圧VSSに接続したので、ワード線とストレス印加用信号線との間に微小リークが発生している場合と、該微小リークが発生していない場合とでは、ワード線とストレス印加用信号線DWLとの間に発生する電位差が大きく異なるものとなり、電圧ストレス加速テスト時における配線間での微小リークを精度よく検出することができ、信頼性の高い不良スクリーニングを行うことができるという効果がある。
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2による半導体装置を説明する図であり、メモリアレイにおけるワード線の配置及びそのデコーダの回路構成を示している。
この実施の形態2の半導体装置102は、実施の形態1の半導体装置101と同様、ワード線とストレス印加用信号線とを交互に配列したメモリアレイ102aと、該ワード線を選択するデコーダ102bとを有するものであり、実施の形態1の半導体装置101とは、デコーダ102bの回路構成のみ異なっている。
この半導体装置102のデコーダ102bは、アドレス信号線に接続された複数のNAND回路G0〜G7と、該NAND回路G0〜G7の出力を入力とする2入力NAND回路(以下、NAND回路という。)SG0〜SG7とを有している。このデコーダ102bでは、上記NAND回路G0〜G7の入力には、実施の形態1におけるデコーダ101bと同様に、アドレス信号線XA0〜XA2及びA0〜A2が接続されている。
そして、このデコーダ102bでは、NAND回路G0〜G7の出力がNAND回路SG0〜SG7の一方の入力に接続され、テスト信号線TEST1がNAND回路SG0〜SG7のもう一方の入力に接続されており、このデコーダ102bは、テスト信号線TEST1により全てのワード線を一括で選択可能なものとなっている。
次に動作について説明する。
この実施の形態2の半導体装置102では、メモリとしての通常動作時には、テスト信号線TEST1が論理電圧“H”に設定される。このようにテスト信号線TEST1が論理電圧“H”に設定された状態では、各NAND回路SG0〜SG7は、実施の形態1の、対応するNOT回路Iv0〜Iv7と同様に動作することとなる。つまり、デコーダ102bがアドレス信号に応じて1つのワード線を選択し、選択したワード線により活性化されたメモリセルに対して、対応するビット線により情報の書込みや読出しが行われる。
一方、半導体装置がメモリ動作しないスタンバイ状態であるときには、この実施の形態2の半導体装置102においても、実施の形態1と同様、ワード線WL0〜WL7は接地電圧VSSに設定される。
電圧ストレス加速テストは、このようなスタンバイ状態で、テスト信号線TEST1を論理電圧“L”に設定することにより行われる。
テスト信号線TEST1が論理電圧“L”に設定されることにより、NAND回路SG0〜SG7の出力は、一斉に論理電圧“H”となり、複数のワード線WL0〜WL7に一括して論理電圧“H”が印加される。このように複数のワード線WL0〜WL7に一括して論理電圧“H”が印加された状態は、論理電圧“H”が印加されたワード線と、接地電圧VSSに接続されたストレス印加用信号線DWLとの間では、電圧ストレスが蓄積されるよう、一定時間保持される。
すると、ワード線とストレス印加用信号線との間でゴミ等が付着している場合には、このようにゴミなどが付着している部分では、他の部分に比べて電圧ストレスによる絶縁性の劣化が著しいことから、ゴミなどの付着に起因した微小リークが発生することとなる。このような微小リークを、例えば実施の形態1で説明したように、接地電圧VSSを発生する電源に流れ込む電流として、半導体装置外部から測定することにより、このチップを不良チップとして判定することができる。
このように本実施の形態2の半導体装置102では、メモリアレイ102a上にストレス印加用信号線DWLを、該ストレス印加用信号線DWLと、デコーダ102bにより駆動される通常のワード線WL0〜WL7とが交互に並ぶよう配置し、ワード線の選択時に、選択されたワード線と、ストレス印加用信号線DWLとの間に電圧ストレスが印加されるよう、該ストレス印加用信号線DWLを接地電圧VSSに接続したので、実施の形態1と同様、電圧ストレス加速テスト時における配線間での微小リークを精度よく検出することができ、信頼性の高い不良スクリーニングを行うことができるという効果がある。
また、この実施の形態2では、ワード線を駆動するデコーダ102bをテスト信号線TEST1の電位により、複数のワード線に一括して論理電圧“H”を印加するものとしたので、複数のワード線とストレス印加用信号線との間に一括して電圧ストレス印加でき、スクリーニングのための加速テストに要する時間を短縮することができるという効果もある。
(実施の形態3)
図3は、本発明の実施の形態3による半導体装置を説明する図であり、メモリアレイにおけるワード線の配置及びそのデコーダの回路構成を示している。
この実施の形態3の半導体装置103は、実施の形態1の半導体装置101と同様、ワード線WL0〜WL7とストレス印加用信号線DWLとを交互に配列したメモリアレイ103aと、該ワード線を選択するデコーダ103bとを有しており、これらのメモリアレイ103a及びデコーダ103bは、実施の形態1の半導体装置101におけるメモリアレイ101a及びデコーダ101bと同一のものである。
そして、この半導体装置103は、テスト信号線TEST2の論理電位に基づいて、上記ストレス印加用信号線DWLを、論理電位“H”あるいは“L”となるよう駆動する信号駆動回路103cを有している。
次に動作について説明する。
この実施の形態3の半導体装置103では、通常のメモリ動作時には、テスト信号線TEST2が論理電圧“L”に設定され、ストレス印加用信号線DWLは接地電位VSSに設定される。そして、半導体装置103は、実施の形態1の半導体装置101と全く同様にメモリ動作を行う。
一方、半導体装置がメモリ動作しないスタンバイ状態であるときには、この実施の形態3の半導体装置103においても、実施の形態1と同様、ワード線は接地電圧VSSに設定される。
電圧ストレス加速テストは、このようなスタンバイ状態で、テスト信号線TEST2を論理電圧“H”に設定することにより行われる。つまり、テスト信号線TEST2が論理電圧“H”に設定されることにより、信号駆動回路103cは、複数のワード線WL0〜WL7を一括して論理電圧“H”となるよう駆動する。すると、論理電圧“H”が印加されたワード線と、接地電圧VSSに接続されたストレス印加用信号線DWLとの間には電界が印加される。
このようにテスト信号線TEST2を論理電圧“H”に設定した状態は、接地電圧VSSが印加されたワード線と、電源電圧VDDが印加されたストレス印加用信号線DWLとの間で、電圧ストレスが蓄積されるよう、一定時間保持される。
すると、ワード線とストレス印加用信号線との間でゴミ等が付着している場合には、このようにゴミなどが付着している部分では、他の部分に比べて電圧ストレスによる絶縁性の劣化が著しいことから、ゴミなどの付着に起因した微小リークが発生することとなる。このような微小リークは、実施の形態1で説明したように半導体装置外部から測定することにより、このチップを不良チップとして検出することができる。
このように本実施の形態3の半導体装置103では、実施の形態1と同様に、メモリアレイ103a上にストレス印加用信号線DWLを、該ストレス印加用信号線DWLと、デコーダ103bにより駆動される通常のワード線WL0〜WL7とが交互に並ぶよう配置し、テスト信号線の論理電位により上記ストレス印加用信号線DWLを駆動する信号線駆動回路103cを備えたので、ワード線を駆動することなく、複数のワード線とストレス印加信号線との間に一斉に電圧ストレスを効率的に印加することができ、ワード線の不良検査を一括して短時間で行うことができるという効果がある。
また、この実施の形態3では、メモリセルを構成するトランジスタのゲート容量が付加されているワード線ではなく、このようなワード線に比べて配線容量の小さいストレス印加信号線を駆動して電圧ストレスの印加を行うので、ワード線を選択して電圧ストレスの印加を行う場合に比べて電圧ストレス印加時の消費電力を小さく抑えることができる。
(実施の形態4)
図4は、本発明の実施の形態4による半導体装置を説明する図であり、メモリアレイにおけるビット線及びセンスアンプの配置を示している。
この実施の形態4の半導体装置104は、複数のメモリセル(図示せず)を配列してなるメモリアレイ104aを有し、該メモリアレイ104aでは、メモリセルの配列方向に沿って複数のビット線BL0〜BL3及びXBL0〜XBL3が配置され、さらに、各ビット線に沿ってストレス印加用信号線DBLが配置されている。ここで、上記ストレス印加用信号線DBLは、ビット線とストレス印加用信号線DBLとの間に電圧ストレスを印加可能となるよう、電源電圧VDDに接続された信号線である。また、ビット線BL0〜BL3及びXBL0〜XBL3とストレス印加用信号線DBLとは、交互に配置され、隣接する2つのストレス印加用信号線DBLの間に1つのビット線が位置している。なお、実際の半導体装置では、メモリアレイ104a上には、上記ビット線と交差するよう複数のワード線が配置されているが、図4では説明の都合上、ワード線は省略している。
また、半導体装置104は、ビット線BL0及びXBL0からなるビット線対を駆動するセンスアンプSA0と、ビット線BL1及びXBL1からなるビット線対を駆動するセンスアンプSA1と、ビット線BL2及びXBL2からなるビット線対を駆動するセンスアンプSA2と、ビット線BL3及びXBL3からなるビット線対を駆動するセンスアンプSA3とを有している。
そして、この実施の形態4では、上記半導体装置104は、メモリ動作の行われない状態、つまりメモリセルに対して情報をアクセスする動作が行われないスタンバイ状態において、全てのビット線を接地電圧VSSに設定するものとしている。
次に動作について説明する。
この実施の形態4の半導体装置104では、メモリ動作は、通常の半導体メモリと同様に行われる。つまり、アドレス信号に基づいてワード線が選択されると、選択されたワード線により活性化されたメモリセルに対して、対応するビット線により情報の書込みや読出しが行われる。例えば、情報の読出し時には、メモリセルから各ビット線対に読み出された電圧がセンスアンプSA0〜SA3により増幅され、増幅された電圧がビット線対から記憶情報として読み出される。また、情報の書込み時には、ビット線対に印加された、書込み情報に応じた極性の電圧により、メモリセルに情報が書き込まれる。一方、半導体装置のメモリ動作しないスタンバイ状態では、ビット線は接地電圧VSSとなる。
そして、このようなスタンバイ状態では、スクリーニングのための電圧ストレス加速テストが行われる。
つまり、この半導体装置のスタンバイ状態では、全てのビット線は接地電圧VSSになり、ビット線とストレス印加用信号線との間には電圧が印加されることとなる。このような状態は、接地電位VSSに設定されたビット線と、電源電圧VDDに接続されたストレス印加用信号線DWLとの間で、電圧ストレスが蓄積されるよう、一定時間保持される。これにより、ビット線とストレス印加用信号線との間でゴミ等に起因して電流の微小リークが発生した場合には、この微小リーク電流を不良として検出可能となる。
なお、このような微小リークは、実施の形態1で説明したように、接地電圧VSSを発生する電源に流れ込む電流として、半導体装置外部から測定することにより、このチップを不良チップとして判定することができる。
このように本実施の形態4では、メモリアレイ104a上にストレス印加用信号線DBLを、該ストレス印加用信号線DBLと、センスアンプに接続された通常のビット線とが交互に並ぶよう配置し、メモリ動作が行われないスタンバイ状態では、接地電位VSSに設定されるビット線と、ストレス印加用信号線との間に電圧ストレスが印加されるよう、該ストレス印加用信号線を電源電圧VDDに接続したので、ビット線とストレス印加用信号線との間に微小リークが発生している場合と、該微小リークが発生していない場合とでは、ビット線とストレス印加用信号線との間に発生する電位差が大きく異なるものとなり、電圧ストレス加速テスト時における配線間での微小リークを精度よく検出することができ、信頼性の高い不良スクリーニングを行うことができるという効果がある。
また、この実施の形態4では、メモリ動作が行われないスタンバイ状態で、ビット線が接地電位VSSに設定されるので、メモリのスタンバイ状態という簡単な状態で、電圧ストレス加速テストを行うことができるという効果がある。
さらに、本実施の形態4では、ビット線の間にストレス印加用信号線を配置しているので、メモリ動作時のビット線間のカップリングノイズを低減できるというビット線に対するシールド効果も得られ、より安定したセンスアンプの動作を可能にするという効果もある。
また、本実施の形態4のビット線構成を強誘電体メモリに適用した場合、ストレス印加用信号線とビット線の間には配線間容量が生じるため、この配線間容量を用いてビット線容量を増大することもできる。
(実施の形態5)
図5は、本発明の実施の形態5による半導体装置を説明する図であり、メモリアレイにおけるビット線及びセンスアンプの配置を示している。
この実施の形態5の半導体装置105は、実施の形態4の半導体装置104と同様、ビット線とストレス印加用信号線とを交互に配列したメモリアレイ104aと、各ビット線対に対応するセンスアンプSA0〜SA3とを有している。
そして、この実施の形態5では、ストレス印加用信号線DBLは、実施の形態4とは異なり、接地電圧VSSに接続されている。
また、半導体装置105は、ビット線対とこれに対応するセンスアンプとの導通状態あるいは非導通状態を、テスト信号線TEST3からの制御信号に応じて切り替える第1のスイッチ回路105bと、各ビット線と電源電圧VDDとの接続状態あるいは非接続状態を、テスト信号線TEST4からの制御信号に応じて切り替える第2のスイッチ回路105cとを有している。
ここで、上記第1のスイッチ回路105bは、センスアンプSA0,SA1,SA2,SA3の一方の端子とビット線BL0,BL1,BL2,BL3との間に接続されたスイッチトランジスタSb0,Sb2,Sb4,Sb6と、センスアンプSA0,SA1,SA2,SA3のもう一方の端子とビット線XBL0,XBL1,XBL2,XBL3との間に接続されたスイッチトランジスタSb1,Sb3,Sb5,Sb7とから構成されており、各スイッチトランジスタSb0〜Sb7のゲートには、上記テスト信号線TEST3が接続されている。また、上記第2のスイッチ回路105cは、電源電圧VDDとビット線BL0,BL1,BL2,BL3との間に接続されたスイッチトランジスタSc0,Sc2,Sc4,Sc6と、電源電圧VDDとビット線XBL0,XBL1,XBL2,XBL3との間に接続されたスイッチトランジスタSc1,Sc3,Sc5,Sc7とから構成されており、各スイッチトランジスタSc0〜Sc7のゲートには、上記テスト信号線TEST4が接続されている。
そして、この半導体装置105は、メモリ動作時には、第1のスイッチ回路105bがオン状態、第2のスイッチ回路105cがオフ状態となり、ストレス印加時には、第1のスイッチ回路105bがオフ状態、第2のスイッチ回路105cがオン状態となるものとしている。
次に動作について説明する。
この実施の形態5の半導体装置105では、通常動作時には、第1のスイッチ回路105bがオンし、第2のスイッチ回路105cがオフして、ビット線は電源電圧VDDから分離され、対応するセンスアンプに接続された状態となり、この状態で、メモリ動作が実施の形態4の半導体装置104と同様に行われる。
一方、スクリーニングのための電圧ストレス加速テスト時には、第1のスイッチ回路105bがオフし、第2のスイッチ回路105cがオンして、ビット線は、電源電圧VDDに接続され、対応するセンスアンプから分離された状態となる。これにより、各ビット線と、これに隣接する接地電圧VSSに接続されたストレス印加用信号線DBLとの間には、一括して電圧ストレスが印加された状態となる。この状態は、ビット線とストレス印加用信号線DWLとの間で電圧ストレスが蓄積されるよう、一定時間保持される。これにより、ビット線とストレス印加用信号線との間でゴミ等に起因して電流の微小リークが発生した場合には、この微小リーク電流を実施の形態4と同様に検出して、不良チップを検出することができる。
このように本実施の形態5では、メモリアレイ105a上にストレス印加用信号線DBLを、該ストレス印加用信号線と、センスアンプに接続された通常のビット線とが交互に並ぶよう配置して、各ストレス印加用信号線に接地電圧VSSを接続し、加速テスト時には、通常のビット線をセンスアンプから分離して電源電圧VDDに接続するので、実施の形態4と同様に、電圧ストレス加速テスト時における配線間での微小リークを精度よく検出することができ、信頼性の高い不良スクリーニングを行うことができるという効果がある。
また、この実施の形態5では、ビット線を電源電圧に接続あるいは分離するスイッチ回路105cを有しているので、電圧ストレス加速テストをセンスアンプを動作させることなく行うことができ、また、通常状態では、ビット線には電圧ストレスは印加されない状態とすることができ、不必要にストレスがかからないようにすることができるという効果もある。
さらに、この実施の形態5では、電圧ストレス加速テストには、複数のビット線とストレス印加用信号線との間に一括して電圧ストレスを印加することができ、不良スクリーニングに要する時間を短縮することもできる。
(実施の形態6)
図6は、本発明の実施の形態6による半導体装置を説明する図であり、メモリアレイにおけるビット線及びセンスアンプの配置を示している。
この実施の形態6の半導体装置106は、実施の形態4の半導体装置104と同様、ビット線とストレス印加用信号線とを交互に配列したメモリアレイ106aと、各ビット線対に対応するセンスアンプSA0〜SA3とを有している。
そして、この実施の形態6では、ストレス印加用信号線DBLは、実施の形態4とは異なり、接地電圧VSSに接続されている。
また、この実施の形態6では、半導体装置106は、テスト信号線TEST5からの制御信号に応じて、接地電圧VSS及び電源電圧VDDの一方を出力する電圧出力回路106dと、ビット線対とこれに対応するセンスアンプとを、テスト信号線TEST3からの制御信号に応じて接続あるいは分離する第1のスイッチ回路106bと、各ビット線と電圧出力回路106dの出力とを、テスト信号線TEST4からの制御信号に応じて接続あるいは分離する第2のスイッチ回路106cとを有している。ここで、第1,第2のスイッチ回路106b,106cは、実施の形態5の第1,第2のスイッチ回路105b,105bと同一の回路構成を有している。
次に動作について説明する。
この実施の形態6の半導体装置106では、通常動作時には、第1のスイッチ回路106bがオンし、第2のスイッチ回路106cがオフして、ビット線は、電圧出力回路106dの出力から分離され、対応するセンスアンプに接続された状態となり、この状態で、メモリ動作が実施の形態4の半導体装置104と同様に行われる。
一方、スクリーニングのための電圧ストレス加速テスト時には、第1のスイッチ回路106bがオフし、第2のスイッチ回路106cがオンして、ビット線は、電圧出力回路106dの出力に接続され、対応するセンスアンプから分離された状態となり、この状態で、電圧出力回路106dが電源電圧VDDを出力することとなる。これにより、各ビット線と、これに隣接する接地電圧VSSに接続されたストレス印加用信号線DBLとの間には、一括して電圧ストレスが印加された状態となる。これによりビット線とストレス印加用信号線との間でゴミ等に起因して電流の微小リークが発生した場合には、この微小リーク電流を実施の形態4と同様に検出して、不良チップを検出することができる。
このように本実施の形態6では、メモリアレイ106a上にストレス印加用信号線DBLを、該ストレス印加用信号線DBLと、センスアンプに接続された通常のビット線とが交互に並ぶよう配置して、各ストレス印加用信号線DBLに接地電圧VSSを接続し、電圧ストレス加速テスト時には、ビット線に電源電圧VDDを印加するので、実施の形態4と同様、電圧ストレス加速テスト時における配線間での微小リークを精度よく検出することができ、信頼性の高い不良スクリーニングを行うことができるという効果がある。
また、この実施の形態6では、テスト信号に応じて電圧を出力する電圧印加回路106dと、該電圧印加回路106dの出力とビット線とを接続あるいは分離するスイッチ回路106cとを備えたので、複数のビット線とストレス印加用信号線との間に一括して電圧ストレス印加でき、スクリーニングのための加速テストに要する時間を短縮することができるという効果もある。
また、この実施の形態6では、電圧ストレス加速テストの際に、電圧印加回路106dの出力を反転させて、ビット線を論理電圧“H”および“L”に繰り返し設定することにより、ストレス印加用信号線を充放電することができ、一定極性の電圧ストレスを印加する加速テストでは検出できない、潜在的な不良を検出することができ、不良検出をより高感度で行うことができる。
さらに、この実施の形態6では、ビット線を電圧出力回路106dの出力から分離可能としているので、通常のメモリ動作状態では、ビット線には電圧ストレスが印加されない状態とすることができ、ビット線に不必要に電圧ストレスがかからないようにすることができるという効果もある。
(実施の形態7)
図7は、本発明の実施の形態7による半導体装置を説明する図であり、メモリアレイにおけるビット線及びセンスアンプの配置を示している。
この実施の形態7の半導体装置107は、実施の形態4の半導体装置104と同様、ビット線とストレス印加用信号線とを交互に配列したメモリアレイ107aと、各ビット線対に対応するセンスアンプSA0〜SA3とを有している。
そして、この実施の形態7の半導体装置107は、同一のセンスアンプに接続された1対のビット線の間に位置するストレス印加用信号線DBLを接地電圧VSSに接続し、該1対のビット線の両側に位置するストレス印加用信号線DBLを電源電位VDDに接続したものである。
なお、この実施の形態7のその他の構成は、実施の形態4におけるものと同一である。
次に動作について説明する。
この実施の形態7の半導体装置107では、メモリ動作は、実施の形態4の半導体装置と同様に行われる。
また、この実施の形態7では、電圧ストレス加速テストでは、センスアンプSA0〜SA3は、ビット線とストレス印加用信号線との間で電圧ストレスが蓄積されるよう、対応するビット線対を一定時間の間駆動する。このとき、ビット線対の一方のビット線に論理電圧“H”が、その他方のビット線に論理電圧“L”が設定された状態と、該ビット線対の一方のビット線に論理電圧“L”が、その他方のビット線に論理電圧“H”が設定された状態とが繰り返される。これにより、1つのビット線とその一方側のストレス印加用信号線との間に印加される電圧ストレスと、1つのビット線とそのもう一方側のストレス印加用信号線との間に印加される電圧ストレスとは極性が異なるものとなり、各ビット線には、負極性の電圧ストレスと、正極性の電圧ストレスの両方が印加されることとなる。
そして、このようにこのようにビット線とストレス印加用信号線との間に電圧ストレスが印加された状態が一定時間保持されると、電圧ストレスが蓄積されることとなり、これにより、例えば、ビット線とストレス印加用信号線との間にゴミ等に起因する電流の微小リークがあった場合、実施の形態4と同様、それを不良として検出できる。
このように本実施の形態7では、メモリアレイ107a上にストレス印加用信号線DBLを、センスアンプにより駆動される通常のビット線に隣接するよう配置するとともに、一部のストレス印加用信号線DBLを電源電位VDDに、その他のストレス印加用信号線DBLを接地電位に接続し、センスアンプにより通常のビット線を駆動して、該ビット線とストレス印加用信号線との間に電圧ストレスを印加するするので、センスアンプを動作させるという簡単な方法で、実施の形態4と同様に、電圧ストレス加速テスト時における配線間での微小リークを精度よく検出することができ、信頼性の高い不良スクリーニングを行うことができるという効果がある。
また、この実施の形態7では、通常のビット線とストレス印加用信号線とを、隣接するストレス印加用信号線の間にビット線が位置するよう配置し、奇数番目のストレス印加用信号線に電源電圧VDDを接続し、偶数番目のストレス印加用信号線に接地電位VSSを接続し、センスアンプの駆動により、各ビット線に論理電位“H”及び論理電位“L”を繰り返し印加するので、電圧ストレス加速テストでは、各ビット線に負極性の電圧ストレスと、正極性の電圧ストレスの両方を印加することができ、不良スクリーニングをより確実に行うことができる。
(実施の形態8)
図8は、本発明の実施の形態8による半導体装置を説明する図であり、メモリアレイにおけるビット線及びセンスアンプの配置を示している。
この実施の形態8の半導体装置108は、実施の形態4の半導体装置104における、ビット線とストレス印加用信号線とを交互に配列したメモリアレイ104aに代えて、ストレス印加用信号線を各ビット線対の両側にのみ配置したメモリアレイ108aを備えたものである。つまり、このメモリアレイ108aでは、実施の形態4のものと異なり、各ビット線対を構成する隣接する2つのビット線の間にはストレス印加用信号線が配置されていない。
また、この実施の形態8では、上記半導体装置108は、実施の形態4と同様、メモリ動作の行われない状態、つまりメモリセルに対して情報をアクセスする動作が行われないスタンバイ状態において、全てのビット線を接地電圧に設定するものとしている。
なお、この半導体装置108におけるその他の構成は、実施の形態4の半導体装置104におけるものと同一である。
次に動作について説明する。
この実施の形態8の半導体装置108では、メモリ動作は、通常の半導体メモリと同様に行われる。一方、半導体装置のメモリ動作しないスタンバイ状態では、ビット線は接地電圧VSSとなる。この状態では、ビット線対を構成する2つのビット線の間には電界が印加されないが、全てのビット線は接地電圧VSSになるため、ビット線と電圧ストレス印加用信号線との間には電圧ストレスが印加されることとなる。このスタンバイ状態を一定時間保持することにより、ビット線とストレス印加用信号線との間では電圧ストレスが蓄積されることとなる。
これにより、例えば、ビット線とストレス印加用信号線との間にゴミ等に起因する電流の微小リークがあった場合、実施の形態4と同様、それを不良として検出できる。
このように本実施の形態8では、メモリアレイ108a上にストレス印加用信号線DBLを各ビット線に隣接させて配置するとともに、ストレス印加用信号線を電源電位VDDに接続し、メモリ動作が行われないスタンバイ状態で、ビット線を接地電位VSSに設定するので、ビット線を接地電位VSSにするスタンバイ状態という簡単な状態で、電圧ストレス加速テスト時における配線間での微小リークを精度よく検出することができ、信頼性の高い不良スクリーニングを行うことができるという効果がある。
また、ストレス印加用信号線を、同一のセンスアンプに接続された隣接するビット線からなるビット線対の両側にのみ配置しているので、ストレス印加用信号線の配線本数を少なく抑えることができるという効果がある。
(実施の形態9)
図9は、本発明の実施の形態9による半導体装置を説明する図であり、メモリアレイにおけるビット線及びセンスアンプの配置を示している。
この実施の形態9の半導体装置109は、実施の形態4の半導体装置104における、ビット線とストレス印加用信号線とを交互に配列したメモリアレイ104aに代えて、ストレス印加用信号線を各ビット線対の両側にのみ配置したメモリアレイ109aを備え、奇数番目のストレス印加用信号線DBLaには電源電圧VDDを接続し、偶数番目のストレス印加用信号線DBLbには接地電圧VSSを接続したものである。従って、この実施の形態9では、実施の形態8と同様、このメモリアレイ109a上の、同一のセンスアンプに接続された、各ビット線対を構成する隣接するビット線の間には、ストレス印加用信号線は配置されていない。
次に動作について説明する。
この実施の形態9の半導体装置109では、メモリ動作は、通常の半導体メモリと同様に行われる。
また、この実施の形態9では、半導体装置のメモリ動作しないスタンバイ状態では、ビット線は接地電圧VSSとなる。この状態では、ビット線対を構成する2つのビット線の間には電界が印加されないが、全てのビット線BL0〜BL3,XBL0〜XBL3は接地電圧VSSになるため、電源電圧VDDに接続された奇数番目のストレス印加用信号線DBLaと、これに隣接したビット線BL0,XBL1,BL2,XBL3との間には電圧が印加されることとなる。
さらに、スタンバイ状態でセンスアンプを動作させ、各ビット線に論理電圧“H”及び論理電圧“L”を交互に印加することにより、各ビット線とこれに隣接するストレス印加用信号線との間の電圧ストレスが印加されることとなる。
例えば、奇数番目のストレス印加用信号線DBLaに隣接するビット線BL0,XBL1,BL2,XBL3に論理電圧“L”が印加された状態では、これらのビット線とストレス印加用信号線DBLaとの間に電圧ストレスが印加される。また、偶数番目のストレス印加用信号線DBLbに隣接するビット線XBL0,BL1,XBL2,BL3に論理電圧“H”が印加された状態では、これらのビット線とストレス印加用信号線DBLbとの間に電圧ストレスが印加される。
このようにビット線とストレス印加用信号線との間に電圧ストレスが印加された状態が一定時間保持されると、電圧ストレスが蓄積されることとなり、これにより、例えば、ビット線とストレス印加用信号線との間にゴミ等に起因する電流の微小リークがあった場合、実施の形態4と同様、それを不良として検出できる。
このように本実施の形態9では、メモリアレイ109a上にストレス印加用信号線DBLa及びDBLbを、各ビット線対の両側に位置するよう配置し、奇数番目のストレス印加用信号線DBLaに電源電圧VDDを、偶数番目のストレス印加用信号線DBLbに接地電圧VSSを接続したので、ビット線を接地電位VSSとなるスタンバイ状態という簡単な状態で、奇数番目のストレス印加用信号線とこれに隣接するビット線との間で電圧ストレスが蓄積されることとなる。これにより、電圧ストレス加速テスト時における配線間での微小リークを、実施の形態4と同様に精度よく検出することができ、信頼性の高い不良スクリーニングを行うことができるという効果がある。
また、この実施の形態9では、ストレス印加用信号線を、同一のセンスアンプに接続された隣接するビット線からなるビット線対の両側にのみ配置しているので、ストレス印加用信号線の配線本数を少なく抑えることができるという効果がある。
さらに、センスアンプの動作状態では、奇数番目のストレス印加用信号線DBLaに隣接するビット線BL0,XBL1,BL2,XBL3に接地電圧VSSが印加され、偶数番目のストレス印加用信号線DBLbに隣接するビット線XBL0,BL1,XBL2,BL3に電源電圧VDDが印加されるよう、ビット線を駆動するので、全てのビット線とストレス印加用信号線との間に電圧ストレスを印加することができるという効果がある。
なお、上記実施の形態9では、センスアンプは、奇数番目のストレス印加用信号線DBLaに隣接するビット線BL0,XBL1,BL2,XBL3に接地電圧VSSが印加され、偶数番目のストレス印加用信号線DBLbに隣接するビット線XBL0,BL1,XBL2,BL3に電源電圧VDDが印加されるよう、ビット線を駆動するものであるが、該センスアンプは、このようにビット線を駆動するテスト動作モードだけでなく、奇数番目のストレス印加用信号線DBLaに隣接するビット線BL0,XBL1,BL2,XBL3に電源電圧VDDより高い電圧が印加され、偶数番目のストレス印加用信号線DBLbに隣接するビット線XBL0,BL1,XBL2,BL3に接地電圧VSSより低い電圧が印加されるよう駆動するテスト動作モードを有するものであってもよい。
この場合、各ビット線とこれに隣接するストレス印加用信号線との間には、極性の異なる電圧ストレスと印加することが可能となり、一定極性の電圧ストレスの印加だけでは検出できない潜在的な不良を検出することができるという効果も得られる。
また、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態1〜9に限定されるものではない。
例えば、ワード線の不良を検出する電圧ストレス加速テストを行う実施の形態1ないし3のいずれかと、ビット線の不良を検出する電圧ストレス加速テストを行う実施の形態4ないし9のいずれかとを組み合わせたものであってもよい。また、実施の形態2と実施の形態3とを組み合わせたもの、実施の形態8と実施の形態5あるいは6を組み合わせたもの、さらに実施の形態9と実施の形態5あるいは6を組み合わせたものであってもよい。
本発明は、メモリアレイ上に電圧ストレス印加用信号線を、ワード線やビット線などの信号線に沿って配置し、該信号線の電位と電圧ストレス印加用信号線の電位との電圧差により、信号線と電圧ストレス印加用信号線との間で電圧ストレスを発生させるものであり、電圧ストレスによる半導体デバイスの加速試験をより効率よく安定に行うことができ、半導体装置の製造工程の不良スクリーニング等に有用なものである。
本発明の実施の形態1による半導体装置101を説明する図であり、メモリアレイにおけるワード線の配置、及びデコーダの回路構成を示している。 本発明の実施の形態2による半導体装置102を説明する図であり、メモリアレイにおけるワード線の配置、及びデコーダの回路構成を示している。 本発明の実施の形態3による半導体装置103を説明する図であり、メモリアレイにおけるワード線の配置、及びデコーダの回路構成を示している。 本発明の実施の形態4による半導体装置104を説明する図であり、メモリアレイにおけるビット線及びセンスアンプの配置を示している。 本発明の実施の形態5による半導体装置105を説明する図であり、メモリアレイにおけるビット線及びセンスアンプの配置を示している。 本発明の実施の形態6による半導体装置106を説明する図であり、メモリアレイにおけるビット線及びセンスアンプの配置を示している。 本発明の実施の形態7による半導体装置107を説明する図であり、メモリアレイにおけるビット線及びセンスアンプの配置を示している。 本発明の実施の形態8による半導体装置108を説明する図であり、メモリアレイにおけるビット線及びセンスアンプの配置を示している。 本発明の実施の形態9による半導体装置109を説明する図であり、メモリアレイにおけるビット線及びセンスアンプの配置を示している。 従来の半導体装置を説明する図であり、不良チップのスクリーニングに用いるテスト回路を示している。
符号の説明
101〜109 半導体装置
101a〜109a メモリアレイ
101b〜103b デコーダ
103c 信号駆動回路
105b,106b 第1のスイッチ回路
105c,106c 第2のスイッチ回路
106d ストレス印加回路
A0〜A2、XA0〜XA2 アドレス信号線
BL0〜BL3、XBL0〜XBL3 ビット線
DBL,DBLa,DBLb,DWL ストレス印加用信号線
Iv0〜Iv7,Iva〜Ivd NOT回路
SA0〜SA3 センスアンプ
Sb0〜Sb7,Sc0〜Sc7 スイッチトランジスタ
TEST1〜TEST5 テスト信号線
VDD 電源電圧
VSS 接地電圧
WL0〜WL7 ワード線

Claims (13)

  1. 複数のメモリセルを配列してなるメモリアレイを有する半導体装置であって、
    上記メモリアレイ上にメモリセルの配列方向に沿って配置され、アドレス信号により選択される複数のワード線と、
    上記メモリアレイ上に上記ワード線に沿って配置された複数の電圧ストレス印加用信号線とを備え、
    上記ワード線の電位と、上記電圧ストレス印加用信号線の電位との電位差により、該ワード線と電圧ストレス印加用信号線との間に電圧ストレスを印加する動作モードを有する、
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1記載の半導体装置において、
    上記複数のワード線を1本ずつ選択して、上記各ワード線とこれに隣接する電圧ストレス印加用信号線との間に順次電圧ストレスを印加する動作モードを有する、
    ことを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項1記載の半導体装置において、
    上記複数のワード線を一括選択して、各ワード線と、該各ワード線に隣接する電圧ストレス印加用信号線との間に電圧ストレスを印加する動作モードを有する、
    ことを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項1記載の半導体装置において、
    上記複数の電圧ストレス印加用信号線を一括選択して、各ワード線と、該各ワード線に隣接する電圧ストレス印加用信号線との間に電圧ストレスを印加する動作モードを有する、
    ことを特徴とする半導体装置。
  5. 複数のメモリセルを配列してなるメモリアレイを有する半導体装置であって、
    上記メモリアレイ上にメモリセルの配列方向に沿って配置され、メモリセルに対する情報アクセスを行う複数のビット線と、
    上記メモリアレイ上に上記ビット線に沿って配置された複数の電圧ストレス印加用信号線とを備え、
    上記ビット線の電位と、上記電圧ストレス印加用信号線の電位との電位差により、ビット線と電圧ストレス印加用信号線との間に電圧ストレスを印加する動作モードを有する、
    ことを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項5記載の半導体装置において、
    上記メモリアレイ上の隣接するビット線の間には、すべて電圧ストレス印加用信号線が配置されている、
    ことを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項6記載の半導体装置において、
    上記メモリセルに対する情報アクセスが行われないスタンバイ状態は、上記複数のビット線と上記ストレス印加用信号線との間に電圧ストレスが印加される状態である動作モードを有する、
    ことを特徴とする半導体装置。
  8. 請求項6記載の半導体装置において、
    上記複数のビット線に同時に一括して電源電圧を印加する動作モードを有する、
    ことを特徴とする半導体装置。
  9. 請求項8記載の半導体装置において、
    上記複数のビット線に同時に一括して接地電圧を印加する動作モードを有する、
    ことを特徴とする半導体装置。
  10. 請求項6記載の半導体装置において、
    上記複数のストレス印加用信号線のうちの一部のストレス印加用信号線に電源電圧を印加し、その他のストレス印加用信号線に接地電圧を印加する動作モードを有する、
    ことを特徴とする半導体装置。
  11. 請求項6記載の半導体装置において、
    上記電圧ストレス印加用信号線は、隣接する2つのビット線がなすビット線対の両側にのみ配置されている、
    ことを特徴とする半導体装置。
  12. 請求項11記載の半導体装置において、
    上記メモリセルに対する情報アクセスが行われないスタンバイ状態は、上記複数のビット線と上記ストレス印加用信号線との間に電圧が印加される状態である動作モードを有する、
    ことを特徴とする半導体装置。
  13. 請求項11記載の半導体装置において、
    上記複数のストレス印加用信号線のうちの一部のストレス印加用信号線に電源電圧を印加し、その他のストレス印加用信号線に接地電圧を印加する動作モードを有する、
    ことを特徴とする半導体装置。
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