JP2009099602A - 半導体装置およびその検査方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】実際の製品でのワード線やビット線配線の短絡、断線不良を検出することができる半導体装置およびその検査方法を提供する。
【解決手段】半導体装置は、ワード線103と、ビット線104と、メモリセルアレイ101と、ワードドライバ回路121と、各ワード線104とワードドライバ回路121とを電気的に接続するワード線切り替えスイッチ回路105と、ワード線切り替えスイッチ回路105に制御電圧を印加するためのTESTS端子と、奇数列目のワード線103に接続されたWLS0端子と、偶数列目のワード線103に接続されたWLS1端子と、WLS0端子およびWLS1端子とワード線103との間に設けられたワード線切り替えスイッチ回路109とを備えている。偶数列目のワード線103と奇数列目のワード線103とに異なる電圧を印加することでワード線103の短絡不良を検出することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、メモリセルアレイを搭載した半導体装置に関し、特にワード線またはビット線の短絡不良および断線不良の検出技術に関する。
近年、半導体装置が微細化し、高集積化するにつれて、動作不良の原因を特定することが困難になってきている。その一方で、製品の市場競争力を強化するためには開発期間の短縮が必要であり、動作不良の原因を早急に特定し、その対策を行うことが強く要求されてきている。
半導体装置の動作不良の主な原因の一つとして、配線の短絡や断線がある。この配線の短絡や断線を検出する手法として、従来から、テストパターンを評価することにより半導体プロセスに起因する不良を見つけ出すということが行われている。このテストパターンは一般にTEG(Test Element Group)と呼ばれる。
TEGを用いた検査手法の一例として、配線間の短絡を検出する手法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。これは、半導体基板上に一対の導電パターンをくし歯状に離間して形成したTEGを用いて、この導電パターン間に流れる電流を測定することによって、配線間の絶縁性を評価し、短絡を検出するというものである。また、配線の断線を検出するには、配線を単純に長く引き回したTEGを用いて、この配線の両端に電圧を印加し、流れる電流を測定するという手法が用いられている。
このように、新しい半導体プロセスの開発段階においては、半導体基板の全面に、上記した配線の短絡、断線を検出するためのTEGや、その他各種のTEGを形成し、そのTEGの電気特性等を測定して半導体プロセスの評価を行う。そして、そのプロセスの課題を抽出し、これをフィードバックすることにより、プロセスの完成度を向上させる。
一方、製品となる半導体装置の製造段階においては、半導体基板上の製品となる半導体装置以外の一部分にTEGを形成することにより、製造ロットの管理、製造工程でのトラブル、不具合の検出に用いられている。
また、製品となる半導体装置に対しては、検査工程において複数ステップの検査を実施し、良品と不良品の判別を行なう。
図7は、半導体装置の従来の検査方法を示すフローチャートである。以下、同図を用いて従来の検査方法を説明する。
まず、ステップS1201としてコンタクトテストを行い、半導体装置のパッドとテスターとが正しく接続されているか、電源端子、グランド端子、その他の端子がショートしていないかどうか等を確認する(ステップS1202)。ここで、不具合が見つからなければ、次にステップS1203としてDCテストを行い、電源電流値等を確認する(ステップS1204)。ここで、不具合が見つからなければ、更にステップS1205に進んで機能テストを行い、製品としての動作機能を確認する(S1206)。半導体メモリ装置においては、メモリセルアレイの全ビットに対して、データの書き込み、読み出し動作確認を実施する。これらの検査ステップ全てにおいて異常が見つからなければ良品、いずれかの検査ステップにおいて異常があれば不良品として判定が行われる。
特開平9―213762号公報
しかしながら、上記従来技術におけるTEGは、半導体基板上で、製品となる半導体装置とは異なる領域に形成されるため、実際の製品そのもののワード線やビット線配線の短絡、断線不良を検出することができないという課題を有していた。
また、不良検出能力を高めるために半導体基板上でのTEGの占める領域を増やすと、それに伴って製品の取れ数が減少してしまうため、製品当たりの製造コストの上昇を防ぐためにあまり大規模なTEGを形成することができない。
さらに、実際の製品となる半導体装置の検査工程において、ワード線やビット線配線の短絡、断線に起因するメモリ部分の動作不良は上記の機能テストで検出されるが、機能テストにかかる検査時間は、上記コンタクトテスト、DCテストにかかる検査時間と比べて長い。そのため、従来の検査方法で不良検出能力を高めようとすると、検査コストの増大、製品コストの増大が避けられない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、検査および製品コストの増加を抑えつつ、実際の製品で使用される配線間の短絡、断線不良等を検出することができる半導体装置およびその検査方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の半導体装置は、列方向に延伸する複数のワード線と、行方向に延伸し、前記複数のワード線と交差する複数のビット線と、前記複数のワード線の各々と前記複数のビット線の各々とが交差する領域にそれぞれ配置されたメモリセルが複数個配置されてなるメモリセルアレイと、前記メモリセルアレイの周辺部に配置され、前記複数のワード線を駆動するワードドライバ回路と、前記メモリセルアレイの周辺部に配置され、前記各ワード線と前記ワードドライバ回路とを電気的に接続する第1のスイッチ回路と、前記複数のワード線のうち奇数列目のワード線に電圧を印加するための第1の電圧入力端子と、前記複数のワード線のうち偶数列目のワード線に、前記第1の電圧入力端子とは異なる電圧を印加するための第2の電圧入力端子と、前記メモリセルアレイの周辺部に配置され、前記奇数列目のワード線と前記第1の電圧入力端子とを電気的に接続させるとともに、前記偶数列目のワード線と前記第2の電圧入力端子とを電気的に接続させる第2のスイッチ回路と、前記第1のスイッチ回路および前記第2のスイッチ回路に制御電圧を印加するためのテスト用端子とを備えている。
この構成により、テスト用端子から制御信号を与えて第1のスイッチ回路をオフ状態にし、ワードドライバ回路とワード線とを電気的に分離するとともに、第2のスイッチ回路をオン状態にして奇数列目のワード線同士、偶数列目のワード線同士を導通させることができる。この状態で、第1の電圧入力端子と第2の電圧入力端子とに相異なる電圧を印加することにより、奇数列目のワード線と偶数列目のワード線とが相異なる電位となるので、第1の電圧入力端子と第2の電圧入力端子との間に流れる電流を測定することで、隣接するワード線間の短絡不良を検出することができる。このように、本発明の第1の半導体装置では、実際に製品として動作する回路内での配線の短絡不良を検出することができるので、TEGを用いた検査よりも正確な検査を行うことが可能となる。また、ビット線を検査するための構成を設けることにより、全ワード線と全ビット線とを異なる電位とし、ワード線とビット線との間の短絡不良の有無を検査することが可能となる。
さらに、短絡不良の検査を半導体素子の機能検査の前に行うなど、検査手順を工夫することにより、検査時間を短縮し、検査コストを低減することも可能となる。
なお、上記の構成において、ワード線の短絡不良を検出するための構成と同様の構成をビット線について採ってもよい。この場合には、ビット線についても実際に製品として動作する回路内での検査を行うことができるので、より正確な検査を行うことができる。
また、本発明の第2の半導体装置は、列方向に延伸する複数のワード線と、行方向に延伸し、前記複数のワード線と交差する複数のビット線と、前記複数のワード線の各々と前記複数のビット線の各々とが交差する領域にそれぞれ配置されたメモリセルが複数個配置されてなるメモリセルアレイと、前記メモリセルアレイの周辺部に配置され、前記複数のビット線を介して信号を読み出すセンスアンプ回路と、前記複数のビット線の各々と前記センスアンプ回路とを電気的に導通させる第1のスイッチ回路と、前記複数のビット線のうち奇数行のビット線に電圧を印加するための第1の電圧入力端子と、前記複数のビット線のうち偶数行のビット線に、前記第1の電圧入力端子とは異なる電圧を印加するための第2の電圧入力端子と、前記メモリセルアレイの周辺部に配置され、前記奇数行のビット線と前記第1の電圧入力端子とを電気的に接続させるとともに、前記偶数行のビット線と前記第2の電圧入力端子とを電気的に接続させる第2のスイッチ回路と、前記第1のスイッチ回路および前記第2のスイッチ回路に制御電圧を印加するためのテスト用端子とを備えている。
この構成により、上述のように、隣接するビット線間の短絡不良を正確に検出することが可能となる。
また、本発明の第3の半導体装置は、列方向に延伸する複数のワード線と、行方向に延伸し、前記複数のワード線と交差する複数のビット線と、前記複数のワード線の各々と前記複数のビット線の各々とが交差する領域にそれぞれ配置されたメモリセルが複数個配置されてなるメモリセルアレイと、前記メモリセルアレイの周辺部に配置され、前記複数のワード線を駆動するワードドライバ回路と、前記メモリセルアレイの周辺部に配置され、前記各ワード線と前記ワードドライバ回路とを電気的に接続する第1のスイッチ回路と、前記第1のスイッチ回路に制御電圧を印加するためのテスト用端子と、nを正の整数とするとき、(2n−1)列目のワード線の一端と2n行目のワード線の一端とを電気的に接続する第2のスイッチ回路と、2n列目のワード線の他端と(2n+1)列目のワード線の他端とを電気的に接続する第3のスイッチ回路と、前記第2のスイッチ回路および前記第3のスイッチ回路を介して前記複数のワード線同士が電気的に接続された場合に、電気的に接続された状態の前記複数のワード線の両端に電圧を印加するための第1の電圧入力端子および第2の電圧入力端子とを備えている。
この構成により、テスト用端子に制御信号を与えて第1のスイッチ回路をオフ状態にし、ワードドライバ回路とワード線とを電気的に分離するとともに、第2のスイッチ回路および第3のスイッチ回路をオン状態にして全行のワード線を導通させることができる。この状態で、第1の電圧入力端子および第2の電圧入力端子からワード線全体の両端部に相異なる電圧を印加することにより、ワード線に断線不良が発生しているか否かを検出することができる。このように、本発明の第3の半導体装置では、実際に製品として動作する回路内での配線の断線不良を検出することができるので、TEGを用いた検査よりも正確な検査を行うことが可能となる。また、ワード線の断線不良を検出するための構成と同様の構成をビット線についても設けることにより、実際に製品として動作させるメモリセルアレイ内のビット線における断線不良の有無を検査することが可能となる。
なお、第1の半導体装置が備える短絡不良を検出するための構成と第3の半導体装置が備える断線不良を検出するための構成とを併せて設けることにより、短絡不良および断線不良を同じテスターを用いて行えるので、好ましい。
本発明の半導体装置の第1の検査方法は、列方向に延伸する複数のワード線と、行方向に延伸し、前記複数のワード線と交差する複数のビット線と、前記複数のワード線の各々と前記複数のビット線の各々とが交差する領域にそれぞれ配置されたメモリセルが複数個配置されてなるメモリセルアレイと、前記複数のワード線を駆動するワードドライバ回路と、前記各ワード線と前記ワードドライバ回路との間に配置される第1のスイッチ回路と、前記複数のワード線のうち奇数列目のワード線に接続された第1の電圧入力端子と、前記複数のワード線のうち偶数列目のワード線に接続された第2の電圧入力端子と、前記奇数列目のワード線と前記第1の電圧入力端子との間に配置されるとともに、前記偶数列目のワード線と前記第2の電圧入力端子との間に配置される第2のスイッチ回路とを備えている半導体装置の検査方法であって、前記第1のスイッチ回路をオフ状態にして前記複数のワード線と前記ワードドライバ回路とを電気的に遮断するステップ(a)と、前記ステップ(a)の後、前記第1のスイッチ回路をオフ状態にしたまま、前記第2のスイッチをオン状態にすることで、前記偶数列目のワード線同士を互いに導通させるとともに、前記奇数列目のワード線同士を互いに導通させるステップ(b)と、前記ステップ(b)の後、前記第1のスイッチ回路をオフ状態に保持したまま、前記第1の電圧入力端子と前記第2の電圧入力端子に互いに異なる電圧を印加し、互いに導通された前記偶数列目のワード線と、互いに導通された前記奇数列目のワード線とにそれぞれ異なる電圧を印加するステップ(c)と、前記ステップ(c)において前記偶数列目のワード線と前記奇数列目のワード線との間の短絡の有無を検査するステップ(d)とを備えている。
この方法により、実際にメモリとして使用されるメモリセルアレイに設けられたワード線の短絡不良を検出することができるので、TEGを用いた方法よりも正確な検査を行うことが可能となる。なお、半導体装置がワード線を検査するための構成と同様の構成をビット線についても設けている場合、ビット線の短絡不良も併せて行うことができる。
また、本発明の半導体装置の第2の検査方法は、列方向に延伸する複数のワード線と、行方向に延伸し、前記複数のワード線と交差する複数のビット線と、前記複数のワード線の各々と前記複数のビット線の各々とが交差する領域にそれぞれ配置されたメモリセルが複数個配置されてなるメモリセルアレイと、前記複数のワード線を駆動するワードドライバ回路と、前記各ワード線と前記ワードドライバ回路との間に配置される第1のスイッチ回路と、nを正の整数とするとき、(2n−1)列目のワード線の一端と2n列目のワード線の一端との間に配置される第2のスイッチ回路と、2n列目のワード線の他端と(2n+1)列目のワード線の他端との間に配置される第3のスイッチ回路と、前記複数のワード線に接続された第1の電圧入力端子および第2の電圧入力端子とを備えている半導体装置の検査方法であって、前記第1のスイッチ回路をオフ状態にした上で前記第2のスイッチ回路および前記第3のスイッチ回路をオン状態にして前記複数のワード線同士を導通させ、導通された前記複数のワード線の一端に接続された前記第1の電圧入力端子と他端に接続された前記第2の電圧入力端子とに相異なる電圧を印加するステップ(a)と、前記ステップ(a)において前記第1の電圧入力端子と前記第2の電圧入力端子との間に流れる電流の有無を検出することで前記複数のワード線の断線の有無を検査するステップ(b)とを備えている。
この方法によれば、ワード線に断線が生じている場合には第1の電圧入力端子と第2の電圧入力端子との間に電流が流れないので、両端子間に流れる電流を検出することでワード線の断線不良を検出することができる。実際にメモリとして使用されるメモリセルアレイに設けられたワード線の断線不良を検出することができるので、TEGを用いた方法よりも正確な検査を行うことが可能となる。なお、半導体装置がビット線についてもワード線を検査するための構成と同様の構成を備えている場合には、ビット線の断線不良を併せて検出することが可能となる。
以上のように、本発明に係る半導体装置によれば、配線の短絡、断線を検出するためのTEGを別途形成することなく、メモリセルアレイを有する半導体装置のワード線やビット線配線の短絡または断線に起因する不良をより正確に検出することができる。
また、本発明に係る半導体装置の検査方法によれば、メモリセルアレイを有する半導体装置のワード線やビット線の短絡または断線に起因する不良を短時間で検出することが可能であるため、検査コスト、製品コストを低減させることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。なお、以下の説明に用いる各図面において、各構成要素は本発明が理解できる程度にその形状、配置関係等を概略的に示している。また、説明に用いる各図面において、同様な構成要素については同一の符号で示し、その重複する説明を省略する場合もある。なお、本明細書中で「ワード線方向」とは回路図においてワード線が延びる列方向のことを意味し、「ビット線方向」とは、ビット線が延びる行方向のことを意味するものとする。
図1は、メモリセルアレイを有する本発明の半導体装置において、回路ブロック構成を概略的に示す図であり、図6は、一般的なメモリセルアレイを有する従来の半導体装置において、回路ブロック構成を概略的に示す図である。
図6に示すように、一般的なメモリセルアレイを有する従来の半導体装置は、ワード線と、それに直交するビット線とを備えており、ワード線とビット線が交差する領域にメモリセルが配置され、このワード線とビット線に接続されている。上述のメモリセルが複数配置されたものをメモリセルアレイと呼ぶ。
ここで、メモリセルアレイのワード線方向の一周辺部にワード線を選択するためのワードドライバ回路、ロウデコーダ回路が配置され、ワード線と接続されている。また、メモリセルアレイのビット線方向の一周辺部にビット線を選択しメモリセルのデータを読み書きするためのセンスアンプ回路、コラムデコーダ回路が配置され、ビット線と接続されている。さらに、メモリセルアレイ外部にワードドライバ回路、ロウデコーダ回路、センスアンプ回路、コラムデコーダ回路等を制御するための制御回路を備えている。
一方、図1に示すように、メモリセルアレイを有する本発明の半導体装置は、列方向に延伸する複数のワード線と、それと交差し、行方向に延伸する複数のビット線と、センスアンプ回路と、コラムデコーダ回路と、ワードドライバ回路とを備えており、それらの交差する部分にワード線とビット線に接続されたメモリセルが配置され、複数のメモリセルは行列状に配置されてメモリセルアレイを構成する。
また、本発明の半導体装置は、メモリセルアレイのワード線方向の周辺部であってメモリセルアレイとワードドライバ回路/ロウデコーダ回路との間に配置されたワード線切り替えスイッチ回路と、メモリセルアレイとセンスアンプ回路/コラムデコーダ回路との間に配置されたビット線切り替えスイッチ回路とを備えており、これが従来の半導体装置と異なる特徴の一つである。ワードドライバ回路およびロウデコーダ回路はワード線切り替えスイッチ回路を介してワード線に接続され、センスアンプ回路およびコラムデコーダ回路はビット線切り替えスイッチ回路を介してビット線に接続される。
センスアンプおよびコラムデコーダ回路は、ビット線を選択し、メモリセルへのデータ書込みおよびメモリセルからのデータ読み出しを行うための回路である。ワードドライバ回路およびロウデコーダ回路は、データの書込みや読み出しの際に、ワード線を選択するための回路である。
さらに、本発明の半導体装置は、メモリセルアレイ外部にワードドライバ回路、ロウデコーダ回路、センスアンプ回路、コラムデコーダ回路等を制御するための制御回路を備えている。以下、本発明の各実施形態について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置およびその検査方法について、図面を参照しながら説明する。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の回路構成を概略的に示す図である。同図に示すように、本実施形態の半導体装置は、ワード線103およびビット線104と、ワード線103とビット線104とが交差する領域に配置されたメモリセル102が複数個配置されることで構成されたメモリセルアレイ101とを備えている。
また、メモリセルアレイ101のワード線方向の周辺部の一方に、ワード線103ごとに設けられたトランスファーゲート106で構成されたワード線切り替えスイッチ回路105が配置され、ワード線切り替えスイッチ回路105の外側にワードドライバ回路121が配置されている。個々のワード線103とワードドライバ回路121とは、トランスファーゲート106を介して互いに接続される。
また、メモリセルアレイ101のワード線方向の他方の周辺部には、ワード線103ごとに設けられたトランスファーゲート110で構成されたワード線切り替えスイッチ回路109が配置されている。さらに、ワード線切り替えスイッチ回路109を挟んで、ワード線103が一本おきに全て接続されている。すなわち、奇数列目のワード線103同士が全て接続されるとともに、偶数列目のワード線103同士がすべて接続されている。これに加えて、本実施形態の半導体装置は、奇数列目のワード線103に電圧を印加するための入力端子WLS0と、偶数列目のワード線103に電圧を印加するための入力端子WLS1とを備えている。
また、メモリセルアレイ101のビット線方向の一方の周辺部には、ビット線104ごとに設けられたトランスファーゲート114で構成されたビット線切り替えスイッチ回路113が配置され、さらに、その外側にセンスアンプ回路122が配置されている。個々のビット線104とこれに対応するセンスアンプ回路122はトランスファーゲート114を介して接続される。
また、メモリセルアレイ101のビット線方向の他方の周辺部には、ビット線104ごとに設けられたトランスファーゲート118で構成されたビット線切り替えスイッチ回路117が配置されている。さらに、ビット線切り替えスイッチ回路117を挟んで、ビット線104が一本おきに全て接続されている。すなわち、奇数列目のビット線104同士が全て接続されるとともに、偶数行目のビット線104同士がすべて接続されている。さらに、本実施形態の半導体装置は、奇数行目のビット線に電圧を印加するための入力端子BLS0と、偶数行目のビット線に電圧を印加するための入力端子BLS1とを備えている。
さらに、本実施形態の半導体装置は、トランスファーゲート106、110、114、118のゲート電圧を制御するために、テスト用端子TESTSを備えており、トランスファーゲート106、110、114、118のゲートに接続されている。ここでは、トランスファーゲート106、110、114、118は、Nチャンネル型トランジスタおよびPチャンネル型トランジスタで構成されているが、Nチャンネル型トランジスタまたはPチャンネル型トランジスタのみで構成されていてもよい。
以上のように構成されている半導体装置を用いて、ワード線間の短絡不良、または、ビット線間の短絡不良、または、ワード線−ビット線間の短絡不良を検出する方法を以下に説明する。
ワード線間の短絡不良を検出する場合には、テスターを用いて、まず、TESTS端子にHighレベルの電圧を印加する。これにより、トランスファーゲート106がオフ状態になり、ワード線103とワードドライバ回路121とが電気的に切り離される。また、トランスファーゲート110がオン状態になり、奇数列目のワード線103同士が全て電気的に接続されるとともに、偶数列目のワード線103同士が全て電気的に接続される。
次に、WLS0端子にHighレベルの電圧、WLS1端子にLowレベルの電圧を印加する。これにより、奇数列目のワード線103はすべてHighレベル電位、偶数列目のワード線103はすべてLowレベル電位となり、その結果、隣り合うワード線同士が異なる電位となる。ここで、WLS0端子とWLS1端子との間に流れる電流を測定することにより、互いに隣接するワード線103間の短絡不良を検出することができる。すなわち、ワード線103間に短絡がなければ電流はほとんど流れないが、短絡があれば短絡箇所を介してWLS0端子とWLS1端子との間に電流が流れるため、例えば数マイクロアンペア程度の検査規格値を設定することにより短絡不良の有無を判定することができる。
ビット線間の短絡不良を検出する場合には、テスターを用いて、まず、TESTS端子にHighレベルの電圧を印加する。これにより、トランスファーゲート114がオフ状態になり、ビット線104とセンスアンプ回路122が電気的に切り離される。また、トランスファーゲート118がオン状態になり、奇数行目のビット線104同士が全て電気的に接続されるとともに、偶数行目のビット線104同士が全て電気的に接続される。
次に、BLS0端子にHighレベルの電圧、BLS1端子にLowレベルの電圧を印加する。これにより、奇数行目のビット線104はすべてHighレベル電位、偶数行目のビット線104はすべてLowレベル電位となり、その結果、隣り合うビット線同士が異なる電位となる。ここで、BLS0端子とBLS1端子の間に流れる電流を測定することにより、ビット線104間の短絡不良を検出することができる。すなわち、ビット線104間に短絡がなければ電流はほとんど流れないが、短絡があれば短絡箇所を介してBLS0端子とBLS1端子の間に電流が流れるため、例えば数マイクロアンペア程度の検査規格値を設定することによりビット線104間の短絡不良の有無を判定することができる。
ワード線−ビット線間の上下層間の短絡不良を検出する場合には、テスターを用いて、まず、TESTS端子にHighレベルの電圧を印加する。これにより、トランスファーゲート106、114がオフ状態になり、ワード線103とワードドライバ回路121とが電気的に切り離されるとともに、ビット線104とセンスアンプ回路122とが電気的に切り離される。また、トランスファーゲート110、118がオン状態になり、奇数列目のワード線103同士、偶数列目のワード線103同士、奇数行のビット線104同士、および偶数行のビット線104同士がそれぞれ電気的に接続される。
次に、WLS0およびWLS1端子にHighレベルの電圧、BLS0端子およびBLS1端子にLowレベルの電圧を印加する。これにより、ワード線103はすべてHighレベル電位、ビット線104はすべてLowレベル電位となり、その結果、ワード線103とビット線104とが異なる電位となる。ここで、WLS0端子、WLS1端子とBLS0端子、BLS1端子との間に流れる電流を測定することにより、ワード線−ビット線間の上下層間の短絡不良を検出することができる。すなわち、ワード線−ビット線間に短絡がなければ電流はほとんど流れないが、短絡があれば短絡箇所を介してWLS0端子、WLS1端子とBLS0端子、BLS1端子の間に電流が流れるため、例えば数マイクロアンペア程度の検査規格値を設定することによりワード線−ビット線間の短絡の有無を判定することができる。
以上のようにして、メモリセルアレイを有する半導体装置のワード線やビット線が、その製造工程において異物等により短絡した不良を検出することができる。
本実施形態の検査方法によれば、実際の製品でメモリとして動作する回路内での短絡不良を検出することができるので、TEGを用いた検査方法に比べて、より正確に不良の検出を行うことが可能となる。また、ワード線切り替えスイッチ回路105、109やビット線切り替えスイッチ回路113、117、およびTESTS端子などの端子を設けるには大きな面積が必要ないため、回路面積の増加を抑えることができる。
なお、上述の構成のうち、ワード線103間の短絡の有無を検査するための構成(WLS0、WLS1、およびワード線切り替えスイッチ回路105、109)またはビット線104間の短絡を検査するための構成(BLS0、BLS1、ビット線切り替えスイッチ回路113、117)のいずれか一方のみを設けてもよいが、ワード線103間の短絡を検査するための構成とビット線104間の短絡を検査するための構成の両方を設ければ、ワード線103とビット線104との短絡不良を検出することもさらに可能となるのでより好ましい。
また、この半導体装置のメモリセルへのデータの書き込みや読み出し機能を実際に使用する場合には、TESTS端子にLowレベルの電圧を印加する。これにより、トランスファーゲート106、114がオン状態になり、ワード線103とワードドライバ回路121、およびビット線104とセンスアンプ回路122とがそれぞれ電気的に接続される。また、トランスファーゲート110、118がオフ状態になり、個々のワード線103同士および個々のビット線104同士が全て電気的に切り離される。この状態で、メモリセルへのデータの書き込み、読み出しの通常動作を行うことが可能である。
なお、上述した方法で半導体装置の短絡不良を検出するには、図3に示すフローチャートのように、半導体装置の検査工程全体の中で、機能テスト(S205)よりも先に短絡テスト(S207)を実施するのがよい。
例えば、コンタクトテスト(ステップS201)およびその結果判定(ステップS202)、DCテスト(ステップS203)およびその結果判定(ステップS204)、上述の短絡/断線テスト(ステップS207)およびその結果判定(ステップS208)、機能テスト(ステップS205)およびその結果判定(ステップS206)の順で検査を行う。
一般的に、半導体装置の機能テストにかかる時間は、検査工程全体にかかる時間の多くを占めているのに対し、ステップS207における短絡テストはDC測定であるため測定時間は短い。半導体装置の種類、検査の内容により検査工程の時間は異なるが、例えば、1チップ当たりの全検査時間が数秒から数十秒であるのに対し、そのうち5割から8割程度を機能テストの時間が、残りをコンタクトテスト、DCテストの時間が占めている。従って、ステップS205における機能テストよりも先にステップS207における短絡テストを実施することにより、短絡不良があった場合に機能テストを行う必要がなくなり、検査時間を短縮することができるとともに、製造コストを抑えることができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置およびその検査方法について、図面を参照しながら説明する。
図4は、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の回路構成を概略的に示す図である。同図に示すように、本実施形態の半導体装置は、ワード線103およびビット線104と、ワード線103とビット線104とが交差する領域に配置されたメモリセル102が複数個配置されることで構成されたメモリセルアレイ101とを備えている。
また、メモリセルアレイ101のワード線方向の周辺部の一方に、ワード線103ごとに設けられたトランスファーゲート106で構成されたワード線切り替えスイッチ回路105が配置され、ワード線切り替えスイッチ回路105の外側にワードドライバ回路121が配置されている。個々のワード線103とワードドライバ回路121とは、第1の実施形態と同様にトランスファーゲート106を介して互いに接続される。
本実施形態の半導体装置は、メモリセルアレイ101のワード線方向の周辺部の一方であってメモリセルアレイ101とワード線切り替えスイッチ回路105との間の領域に設けられ、複数のトランスファーゲート108で構成されたワード線切り替えスイッチ回路107と、メモリセルアレイ101のワード線方向の周辺部の他方に設けられ、複数のトランスファーゲート112で構成されたワード線切り替えスイッチ回路111と、ワード線切り替えスイッチ回路105、111のゲートに接続され、これらのスイッチ回路の動作を制御するためのテスト用端子TESTOと、電圧入力端子WLO0、WLO1とを備えていることを特徴とする。
nを正の整数とすると、トランスファーゲート108は、(2n−1)列目のワード線103の一方の端部と2n列目のワード線103の一方の端部との間に配置されている。また、トランスファーゲート112は、2n列目のワード線103の他方の端部と(2n+1)列目のワード線103の他方の端部との間に配置されている。この構成により、トランスファーゲート108、112を介して全列のワード線103が互いに接続できるようになり、トランスファーゲート108、112がオン状態の期間には、ワード線103はメモリセルアレイ101内を蛇行しながら列方向に延びる一本の配線と見なせるようになる。さらに、電圧入力端子WLO0、WLO1は、全行のワード線103が接続されてなる配線の一方および他方の端部にそれぞれ接続されている。
また、メモリセルアレイ101のビット線方向の周辺部の一方に、ビット線104ごとに設けられたトランスファーゲート114で構成されたビット線切り替えスイッチ回路113が配置され、ビット線切り替えスイッチ回路113の外側にセンスアンプ回路122が配置されている。個々のビット線104とセンスアンプ回路122とは、第1の実施形態と同様にトランスファーゲート114を介して互いに接続される。
本実施形態の半導体装置のもう一つの特徴は、メモリセルアレイ101のビット線方向の周辺部の一方であってメモリセルアレイ101とビット線切り替えスイッチ回路113との間の領域に設けられ、複数のトランスファーゲート116で構成されたビット線切り替えスイッチ回路115と、メモリセルアレイ101のビット線方向の周辺部の他方に設けられ、複数のトランスファーゲート120で構成されたビット線切り替えスイッチ回路119と、電圧入力端子BLO0、BLO1とを備えていることである。また、テスト用端子TESTOは、ビット線切り替えスイッチ回路113、119のゲートに接続され、これらのスイッチ回路の動作を制御するための電圧を受けるための端子にもなっている。
また、mを正の整数とすると、トランスファーゲート120は、(2m−1)行目のビット線104の一方の端部と2m行目のビット線104の一方の端部との間に配置されている。また、トランスファーゲート116は、2m行目のビット線104の他方の端部と(2m+1)行目のワード線103の他方の端部との間に配置されている。この構成により、トランスファーゲート120、116を介して全行のビット線104が互いに接続できるようになり、トランスファーゲート120、116がオン状態の期間には、ビット線104はメモリセルアレイ101内を蛇行しながら行方向に延びる一本の配線と見なせるようになる。さらに、電圧入力端子BLO0、BLO1は、全行のビット線104が接続されてなる配線の一方および他方の端部にそれぞれ接続されている。
図4に示す例では、トランスファーゲート108、112、116、120は、Nチャンネル型トランジスタおよびPチャンネル型トランジスタで構成されているが、Nチャンネル型トランジスタ、または、Pチャンネル型トランジスタのみで構成されていてもよい。
以上のように構成されている半導体装置を用いて、ワード線の断線不良、または、ビット線の断線不良を検出する方法を以下に説明する。
まず、ワード線の断線不良を検出する場合には、テスターを用いてTESTO端子にHighレベルの電圧を印加する。これにより、トランスファーゲート106がオフ状態になり、ワード線103とワードドライバ回路121とが電気的に切り離される。また、トランスファーゲート108、112がオン状態になり、隣り合うワード線103同士が接続され、ワード線103はメモリセルアレイ101内を蛇行しながら列方向に延びる一本の配線と見なせるようになる。
次に、WLO0端子にHighレベルの電圧、WLO1端子にLowレベルの電圧を印加する。これにより、全列のワード線103が接続されることで形成された配線の一方の端部はHighレベル電位、他方の端部はLowレベル電位となり、その結果、電気的に接続されたワード線103全体の両端部が異なる電位となる。ここで、WLO0端子とWLO1端子の間に流れる電流を測定することにより、ワード線103の断線不良を検出することができる。すなわち、ワード線103に断線がなければある一定値の電流が流れ、断線があればWLO0端子とWLO1端子の間に電流がほとんど流れないため、例えば数マイクロアンペア程度の検査規格値を設定することにより断線不良の有無を判定することができる。
また、ビット線の断線不良を検出する場合には、テスターを用いて、まず、TESTO端子にHighレベルの電圧を印加する。これにより、トランスファーゲート114がオフ状態になり、ビット線104とセンスアンプ回路122とが電気的に切り離される。また、トランスファーゲート116、120がオン状態になり、隣り合うビット線104同士が互いに接続され、ビット線104は、メモリセルアレイ101内を蛇行しながら行方向に延びる一本の配線と見なせるようになる。
次に、BLO0端子にHighレベルの電圧、BLO1端子にLowレベルの電圧を印加する。これにより、全行のビット線104が接続されることで形成された配線の一方の端部はHighレベル電位、他方の端部はLowレベル電位となり、その結果、電気的に接続されたビット線104の両端部が異なる電位となる。ここで、BLO0端子とBLO1端子との間に流れる電流を測定することにより、ビット線104の断線不良を検出することができる。すなわち、ビット線104に断線がなければBLO0端子とBLO1端子との間にある一定値の電流が流れ、断線があればBLO0端子とBLO1端子との間に電流がほとんど流れないため、例えば数マイクロアンペア程度の検査規格値を設定することにより断線不良の有無を判定することができる。
以上のようにして、メモリセルアレイを有する半導体装置のワード線やビット線が、その製造工程において異物等により断線する不良を検出することができる。
一方、半導体装置のメモリセルへのデータの書き込み機能や、メモリセルからのデータの読み出し機能を実際に使用する場合には、TESTO端子にLowレベルの電圧を印加する。これにより、トランスファーゲート106および114がオン状態になり、ワード線103とワードドライバ回路121およびビット線104とセンスアンプ回路122が電気的に接続される。また、トランスファーゲート108、112、116、120がオフ状態になり、隣り合うワード線およびビット線同士が全て電気的に切り離される。この状態で、メモリセルへのデータの書き込み、読み出しの通常動作を行うことが可能である。
本実施形態の検査方法によれば、実際の製品でメモリとして動作する回路内での短絡不良を検出することができるので、TEGを用いた検査方法に比べて、より正確に不良の検出を行うことが可能となる。また、ワード線切り替えスイッチ回路105、111やビット線切り替えスイッチ回路113、119、およびTESTO端子などの端子を設けるには大きな面積が必要ないため、回路面積の増加を抑えることができる。
なお、本実施形態の半導体装置において断線不良を検出するには、図3に示すように、半導体装置の検査工程全体の中で、ステップS205における機能テストよりも先にステップS207における断線テストを実施するのが特に好ましい。一般的に、半導体装置の機能テスト(ステップS205)にかかる時間は、検査工程全体にかかる時間の多くを占めるのに対し、断線テスト(ステップS207)はDC測定であるため測定時間が短い。半導体装置の種類、検査の内容により検査工程の時間は異なるが、例えば、1チップ当たりの全検査時間が数秒から数十秒であるのに対し、そのうち5割から8割程度を機能テストの時間が、残りをコンタクトテスト、DCテストの時間が占めている。従って、機能テストよりも先に上述の断線テストを実施することにより、断線不良があった場合に機能テストを行う必要がなくなり、検査時間を短縮することができ、製造コストの低減を図ることができる。
なお、以上では本実施形態の半導体装置において断線不良を検出する方法を説明したが、ワード線切り替えスイッチ回路105およびビット線切り替えスイッチ回路113をオフ状態に、ワード線切り替えスイッチ回路111およびビット線切り替えスイッチ回路119をオン状態にし、WLO0端子とWLO1端子とを同電位(例えばHigh)、BLO0端子とBLO1端子とを互いに同電位であってWLO0端子およびWLO1端子と異なる電位(例えばLow)とすることで、ワード線103とビット線104との間の短絡不良の有無を検出することもできる。ワード線103全体が例えばHighレベル、ビット線104全体が例えばLowレベルとなるので、ワード線103−ビット線104間に短絡不良が発生していればWLO0端子およびWLO1端子とBLO0端子およびBLO1端子との間に電流が流れ、短絡不良が発生していなければWLO0端子およびWLO1端子とBLO0端子およびBLO1端子との間に電流が流れないため、所定の検査規格値を設定することにより、短絡不良の有無を判定することができる。
(第3の実施形態)
以下、本発明の第3の実施形態に係る半導体装置およびその検査方法について、図面を参照しながら説明する。
図5は本発明の第3の実施形態に係る半導体装置の回路構成を概略的に示す図である。同図に示すように、本実施形態の半導体装置は、第1の実施形態の半導体装置におけるワード線切り替えスイッチ回路およびビット線切り替えスイッチ回路と、第2の実施形態の半導体装置におけるワード線切り替えスイッチ回路およびビット線切り替えスイッチ回路の両方を備えている。また、本実施形態の半導体装置には、テスト用端子TESTS、TESTOと、WLS0端子、WLS1端子、WLO0端子、WLO1端子、BLS0端子、BLS1端子、BLO0端子、およびBLO1端子が設けられている。
これにより、先に説明した手法と同様の手法を用いて、ワード線103またはビット線104の短絡不良および断線不良の両方を検出することができる。すなわち、TESTS端子にHighレベルの電圧を印加した状態で、WLS0端子とWLS1端子の間に流れる電流値を測定することにより、ワード線103間の短絡不良を検出し、BLS0端子とBLS1端子の間に流れる電流値を測定することにより、ビット線104間の短絡不良を検出する。なお、短絡不良の検出期間中はTESTO端子にLowレベルの電圧を印加してトランスファーゲート108、112、116、120はオフ状態にしておく。
また、TESTO端子にHighレベルの電圧を、TESTS端子にLowレベルの電圧をそれぞれ印加した状態で、WLO0端子とWLO1端子との間に流れる電流値を測定することにより、ワード線の断線不良を検出することができ、BLO0端子とBLO1端子との間に流れる電流値を測定することにより、ビット線の断線不良を検出することができる。
本実施形態の半導体装置では、ワード線およびビット線の短絡不良と断線不良とを同じテスターを用いて検査できるため、より効率良く検査を行うことができる。
また、この半導体装置のメモリセルへのデータの書き込みや読み出し機能を実際に使用する場合には、TESTS端子およびTESTO端子の両方にLowレベルの電圧を印加する。これにより、トランスファーゲート106、114がオン状態になり、ワード線103とワードドライバ回路121およびビット線104とセンスアンプ回路122が電気的に接続される。また、トランスファーゲート108、110、112、116、118、120がオフ状態になり、隣り合うワード線103同士が全て電気的に切り離されるとともに、隣り合うビット線104同士が全て電気的に切り離される。この状態で、メモリセルへのデータの書き込み、読み出しの通常動作を行うことが可能である。
以上で説明したように、本発明に係る半導体装置の検査方法は、ワード線およびビット線を有する半導体記憶装置の製造工程において広く利用される。また、本発明の半導体装置は、種々の電子機器における記憶装置として広く利用される。
本発明の半導体装置の回路ブロック構成を示す概略図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の回路構成を概略的に示す図である。 第1の実施形態に係る半導体装置の検査方法を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の回路構成を概略的に示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る半導体装置の回路構成を概略的に示す図である。 従来の半導体装置の回路ブロック構成を示す概略図である。 半導体装置の従来の検査方法を示すフローチャートである。
符号の説明
101 メモリセルアレイ
102 メモリセル
103 ワード線
104 ビット線
105、107、111、109 ワード線切り替えスイッチ回路
106、108、110、112、114、116、118、120 トランスファーゲート
113、115、117、119 ビット線切り替えスイッチ回路
121 ワードドライバ回路
122 センスアンプ回路

Claims (23)

  1. 列方向に延伸する複数のワード線と、
    行方向に延伸し、前記複数のワード線と交差する複数のビット線と、
    前記複数のワード線の各々と前記複数のビット線の各々とが交差する領域にそれぞれ配置されたメモリセルが複数個配置されてなるメモリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイの周辺部に配置され、前記複数のワード線を駆動するワードドライバ回路と、
    前記メモリセルアレイの周辺部に配置され、前記各ワード線と前記ワードドライバ回路とを電気的に接続する第1のスイッチ回路と、
    前記複数のワード線のうち奇数列目のワード線に電圧を印加するための第1の電圧入力端子と、
    前記複数のワード線のうち偶数列目のワード線に、前記第1の電圧入力端子とは異なる電圧を印加するための第2の電圧入力端子と、
    前記メモリセルアレイの周辺部に配置され、前記奇数列目のワード線と前記第1の電圧入力端子とを電気的に接続させるとともに、前記偶数列目のワード線と前記第2の電圧入力端子とを電気的に接続させる第2のスイッチ回路と、
    前記第1のスイッチ回路および前記第2のスイッチ回路に制御電圧を印加するためのテスト用端子とを備えている半導体装置。
  2. 列方向に延伸する複数のワード線と、
    行方向に延伸し、前記複数のワード線と交差する複数のビット線と、
    前記複数のワード線の各々と前記複数のビット線の各々とが交差する領域にそれぞれ配置されたメモリセルが複数個配置されてなるメモリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイの周辺部に配置され、前記複数のビット線を介して信号を読み出すセンスアンプ回路と、
    前記複数のビット線の各々と前記センスアンプ回路とを電気的に導通させる第1のスイッチ回路と、
    前記複数のビット線のうち奇数行のビット線に電圧を印加するための第1の電圧入力端子と、
    前記複数のビット線のうち偶数行のビット線に、前記第1の電圧入力端子とは異なる電圧を印加するための第2の電圧入力端子と、
    前記メモリセルアレイの周辺部に配置され、前記奇数行のビット線と前記第1の電圧入力端子とを電気的に接続させるとともに、前記偶数行のビット線と前記第2の電圧入力端子とを電気的に接続させる第2のスイッチ回路と、
    前記第1のスイッチ回路および前記第2のスイッチ回路に制御電圧を印加するためのテスト用端子とを備えている半導体装置。
  3. 前記第2のスイッチ回路は、前記第1のスイッチ回路がオフ状態の期間にオン状態となるよう制御されることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 列方向に延伸する複数のワード線と、
    行方向に延伸し、前記複数のワード線と交差する複数のビット線と、
    前記複数のワード線の各々と前記複数のビット線の各々とが交差する領域にそれぞれ配置されたメモリセルが複数個配置されてなるメモリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイの周辺部に配置され、前記複数のワード線を駆動するワードドライバ回路と、
    前記メモリセルアレイの周辺部に配置され、前記複数のビット線を介して信号を読み出すセンスアンプ回路と、
    前記メモリセルアレイの周辺部に配置され、前記各ワード線と前記ワードドライバ回路とを電気的に接続する第1のスイッチ回路と、
    前記複数のワード線のうち奇数列目のワード線に電圧を印加するための第1の電圧入力端子と、
    前記複数のワード線のうち偶数列目のワード線に、前記第1の電圧入力端子と同一の電圧を印加するための第2の電圧入力端子と、
    前記メモリセルアレイの周辺部に配置され、前記奇数列目のワード線と前記第1の電圧入力端子とを電気的に接続させるとともに、前記偶数列目のワード線と前記第2の電圧入力端子とを電気的に接続させる第2のスイッチ回路と、
    前記複数のビット線の各々と前記センスアンプ回路とを電気的に接続する第3のスイッチ回路と、
    前記複数のビット線のうち奇数行のビット線に電圧を印加するための第3の電圧入力端子と、
    前記複数のビット線のうち偶数行のビット線に、前記第3の電圧入力端子と同一の電圧を印加するための第4の電圧入力端子と、
    前記メモリセルアレイの周辺部に配置され、前記奇数行のビット線と前記第3の電圧入力端子とを電気的に接続させるとともに、前記偶数行のビット線と前記第4の電圧入力端子とを電気的に接続させる第4のスイッチ回路と、
    前記第1、第2、第3および第4のスイッチ回路に制御電圧を印加するためのテスト用端子とを備えている半導体装置。
  5. 前記第2のスイッチ回路は、前記第1のスイッチ回路がオフ状態の期間にオン状態となるよう制御され、
    前記第4のスイッチ回路は、前記第3のスイッチ回路がオフ状態の期間にオン状態となるよう制御されていることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記第1のスイッチ回路および前記第2のスイッチ回路はそれぞれ前記各ワード線ごとに設けられたトランスファーゲートで構成されていることを特徴とする請求項1〜5のうちのいずれか1つに記載の半導体装置。
  7. 列方向に延伸する複数のワード線と、
    行方向に延伸し、前記複数のワード線と交差する複数のビット線と、
    前記複数のワード線の各々と前記複数のビット線の各々とが交差する領域にそれぞれ配置されたメモリセルが複数個配置されてなるメモリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイの周辺部に配置され、前記複数のワード線を駆動するワードドライバ回路と、
    前記メモリセルアレイの周辺部に配置され、前記各ワード線と前記ワードドライバ回路とを電気的に接続する第1のスイッチ回路と、
    前記第1のスイッチ回路に制御電圧を印加するためのテスト用端子と、
    nを正の整数とするとき、(2n−1)列目のワード線の一端と2n列目のワード線の一端とを電気的に接続する第2のスイッチ回路と、
    2n列目のワード線の他端と(2n+1)列目のワード線の他端とを電気的に接続する第3のスイッチ回路と、
    前記第2のスイッチ回路および前記第3のスイッチ回路を介して前記複数のワード線同士が電気的に接続された場合に、電気的に接続された状態の前記複数のワード線の両端に電圧を印加するための第1の電圧入力端子および第2の電圧入力端子とを備えている半導体装置。
  8. 前記第2のスイッチ回路および前記第3のスイッチ回路は、前記第1のスイッチ回路がオフ状態の期間にオン状態となるよう制御されていることを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
  9. mを正の整数とするとき、(2m−1)行目のビット線の一端と2m行目のビット線の一端とを電気的に接続する第4のスイッチ回路と、
    2m行目のビット線の他端と(2m+1)行目のビット線の他端とを電気的に接続する第5のスイッチ回路と、
    前記第4のスイッチ回路および前記第5のスイッチ回路を介して前記複数のビット線同士が電気的に接続された場合に、電気的に接続された状態の前記複数のビット線の両端に電圧を印加するための第3の電圧入力端子および第4の電圧入力端子とをさらに備えていることを特徴とする請求項7または8に記載の半導体装置。
  10. 列方向に延伸する複数のワード線と、
    行方向に延伸し、前記複数のワード線と交差する複数のビット線と、
    前記複数のワード線の各々と前記複数のビット線の各々とが交差する領域にそれぞれ配置されたメモリセルが複数個配置されてなるメモリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイの周辺部に配置され、前記複数のビット線を介して信号を読み出すセンスアンプ回路と、
    前記複数のビット線の各々と前記センスアンプ回路とを電気的に導通させる第1のスイッチ回路と、
    前記第1のスイッチ回路に制御電圧を印加するためのテスト用端子と、
    mを正の整数とするとき、(2m−1)行目のビット線の一端と2m行目のビット線の一端とを電気的に接続する第2のスイッチ回路と、
    2m行目のビット線の他端と(2m+1)行目のビット線の他端とを電気的に接続する第3のスイッチ回路と、
    前記第2のスイッチ回路および前記第3のスイッチ回路を介して前記複数のビット線同士が電気的に接続された場合に、電気的に接続された状態の前記複数のビット線の両端に電圧を印加するための第1の電圧入力端子および第2の電圧入力端子とを備えている半導体装置。
  11. 列方向に延伸する複数のワード線と、
    行方向に延伸し、前記複数のワード線と交差する複数のビット線と、
    前記複数のワード線の各々と前記複数のビット線の各々とが交差する領域にそれぞれ配置されたメモリセルが複数個配置されてなるメモリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイの周辺部に配置され、前記複数のワード線を駆動するワードドライバ回路と、
    前記メモリセルアレイの周辺部に配置され、前記各ワード線と前記ワードドライバ回路とを電気的に接続する第1のスイッチ回路と、
    前記複数のワード線のうち奇数列目のワード線に電圧を印加するための第1の電圧入力端子と、
    前記複数のワード線のうち偶数列目のワード線に、前記第1の電圧入力端子とは異なる電圧を印加するための第2の電圧入力端子と、
    前記メモリセルアレイの周辺部に配置され、前記奇数列目のワード線と前記第1の電圧入力端子とを電気的に接続させるとともに、前記偶数列目のワード線と前記第2の電圧入力端子とを電気的に接続させる第2のスイッチ回路と、
    前記第1のスイッチ回路および前記第2のスイッチ回路に制御電圧を印加するためのテスト用端子と、
    nを正の整数とするとき、(2n−1)列目のワード線の一端と2n列目のワード線の一端とを電気的に接続する第3のスイッチ回路と、
    2n列目のワード線の他端と(2n+1)列目のワード線の他端とを電気的に接続する第4のスイッチ回路と、
    前記第3のスイッチ回路および前記第4のスイッチ回路に制御電圧を印加するための第2のテスト用端子と、
    前記第3のスイッチ回路および前記第4のスイッチ回路を介して前記複数のワード線同士が電気的に接続された場合に、電気的に接続された状態の前記複数のワード線の両端に電圧を印加するための第3の電圧入力端子および第4の電圧入力端子とを備えている半導体装置。
  12. 前記メモリセルアレイの周辺部に配置され、前記複数のビット線を介して信号を読み出すセンスアンプ回路と、
    前記複数のビット線の各々と前記センスアンプ回路とを電気的に導通させ、前記テスト用端子に印加される電圧により制御される第5のスイッチ回路と、
    前記複数のビット線のうち奇数行のビット線に電圧を印加するための第5の電圧入力端子と、
    前記複数のビット線のうち偶数行のビット線に、前記第5の電圧入力端子とは異なる電圧を印加するための第6の電圧入力端子と、
    前記メモリセルアレイの周辺部に配置され、前記奇数行のビット線と前記第5の電圧入力端子とを電気的に接続させるとともに、前記偶数行のビット線と前記第6の電圧入力端子とを電気的に接続させる第6のスイッチ回路とをさらに備えていることを特徴とする請求項11に記載の半導体装置。
  13. mを正の整数とするとき、(2m−1)行目のビット線の一端と2m行目のビット線の一端とを電気的に接続する第7のスイッチ回路と、
    2m行目のビット線の他端と(2m+1)行目のビット線の他端とを電気的に接続する第8のスイッチ回路と、
    前記第7のスイッチ回路および前記第8のスイッチ回路を介して前記複数のビット線同士が電気的に接続された場合に、電気的に接続された状態の前記複数のビット線の両端に電圧を印加するための第7の電圧入力端子および第8の電圧入力端子とをさらに備えていることを特徴とする請求項11または12に記載の半導体装置。
  14. 列方向に延伸する複数のワード線と、
    行方向に延伸し、前記複数のワード線と交差する複数のビット線と、
    前記複数のワード線の各々と前記複数のビット線の各々とが交差する領域にそれぞれ配置されたメモリセルが複数個配置されてなるメモリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイの周辺部に配置され、前記複数のビット線を介して信号を読み出すセンスアンプ回路と、
    前記複数のビット線の各々と前記センスアンプ回路とを電気的に導通させる第1のスイッチ回路と、
    前記複数のビット線のうち奇数行のビット線に電圧を印加するための第1の電圧入力端子と、
    前記複数のビット線のうち偶数行のビット線に、前記第1の電圧入力端子とは異なる電圧を印加するための第2の電圧入力端子と、
    前記メモリセルアレイの周辺部に配置され、前記奇数行のビット線と前記第1の電圧入力端子とを電気的に接続させるとともに、前記偶数行のビット線と前記第2の電圧入力端子とを電気的に接続させる第2のスイッチ回路と、
    前記第1のスイッチ回路および前記第2のスイッチ回路に制御電圧を印加するためのテスト用端子と、
    mを正の整数とするとき、(2m−1)行目のビット線の一端と2m行目のビット線の一端とを電気的に接続する第3のスイッチ回路と、
    2m行目のビット線の他端と(2m+1)行目のビット線の他端とを電気的に接続する第4のスイッチ回路と、
    前記第3のスイッチ回路および前記第4のスイッチ回路を介して前記複数のビット線同士が電気的に接続された場合に、電気的に接続された状態の前記複数のビット線の両端に電圧を印加するための第3の電圧入力端子および第4の電圧入力端子とをさらに備えている半導体装置。
  15. 前記メモリセルアレイの周辺部に配置され、前記複数のワード線を駆動するワードドライバ回路と、
    前記メモリセルアレイの周辺部に配置され、前記各ワード線と前記ワードドライバ回路とを電気的に接続する第5のスイッチ回路と、
    前記複数のワード線のうち奇数列目のワード線に電圧を印加するための第5の電圧入力端子と、
    前記複数のワード線のうち偶数列目のワード線に、前記第5の電圧入力端子とは異なる電圧を印加するための6の電圧入力端子と、
    前記メモリセルアレイの周辺部に配置され、前記奇数列目のワード線と前記第5の電圧入力端子とを電気的に接続させるとともに、前記偶数列目のワード線と前記第6の電圧入力端子とを電気的に接続させる第6のスイッチ回路と、
    前記第5のスイッチ回路および前記第6のスイッチ回路に制御電圧を印加するための第2のテスト用端子とを備えている請求項14に記載の半導体装置。
  16. nを正の整数とするとき、(2n−1)列目のワード線の一端と2n列目のワード線の一端とを電気的に接続する第5のスイッチ回路と、
    2n列目のワード線の他端と(2n+1)列目のワード線の他端とを電気的に接続する第6のスイッチ回路と、
    前記第5のスイッチ回路および前記第6のスイッチ回路に制御電圧を印加するための第2のテスト用端子と、
    前記第5のスイッチ回路および前記第6のスイッチ回路を介して前記複数のワード線同士が電気的に接続された場合に、電気的に接続された状態の前記複数のワード線の両端に電圧を印加するための第5の電圧入力端子および第6の電圧入力端子とをさらに備えていることを特徴とする請求項14に記載の半導体装置。
  17. 列方向に延伸する複数のワード線と、行方向に延伸し、前記複数のワード線と交差する複数のビット線と、前記複数のワード線の各々と前記複数のビット線の各々とが交差する領域にそれぞれ配置されたメモリセルが複数個配置されてなるメモリセルアレイと、前記複数のワード線を駆動するワードドライバ回路と、前記各ワード線と前記ワードドライバ回路との間に配置される第1のスイッチ回路と、前記複数のワード線のうち奇数列目のワード線に接続された第1の電圧入力端子と、前記複数のワード線のうち偶数列目のワード線に接続された第2の電圧入力端子と、前記奇数列目のワード線と前記第1の電圧入力端子との間に配置されるとともに、前記偶数列目のワード線と前記第2の電圧入力端子との間に配置される第2のスイッチ回路とを備えている半導体装置の検査方法であって、
    前記第1のスイッチ回路をオフ状態にして前記複数のワード線と前記ワードドライバ回路とを電気的に遮断するステップ(a)と、
    前記ステップ(a)の後、前記第1のスイッチ回路をオフ状態にしたまま、前記第2のスイッチをオン状態にすることで、前記偶数列目のワード線同士を互いに導通させるとともに、前記奇数列目のワード線同士を互いに導通させるステップ(b)と、
    前記ステップ(b)の後、前記第1のスイッチ回路をオフ状態に保持したまま、前記第1の電圧入力端子と前記第2の電圧入力端子に互いに異なる電圧を印加し、互いに導通された前記偶数列目のワード線と、互いに導通された前記奇数列目のワード線とにそれぞれ異なる電圧を印加するステップ(c)と、
    前記ステップ(c)において前記偶数列目のワード線と前記奇数列目のワード線との間の短絡の有無を検査するステップ(d)とを備えている半導体装置の検査方法。
  18. 列方向に延伸する複数のワード線と、行方向に延伸し、前記複数のワード線と交差する複数のビット線と、前記複数のワード線の各々と前記複数のビット線の各々とが交差する領域にそれぞれ配置されたメモリセルが複数個配置されてなるメモリセルアレイと、前記複数のビット線を介して信号を読み出すセンスアンプ回路と、前記複数のビット線の各々と前記センスアンプ回路との間に配置される第1のスイッチ回路と、前記複数のビット線のうち奇数行のビット線に接続される第1の電圧入力端子と、前記複数のビット線のうち偶数行のビット線に接続される第2の電圧入力端子と、前記奇数行のビット線と前記第1の電圧入力端子との間に配置されるとともに、前記偶数行のビット線と前記第2の電圧入力端子との間に配置される第2のスイッチ回路とを備えている半導体装置の検査方法であって、
    前記第1のスイッチ回路をオフ状態にして前記複数のビット線と前記センスアンプ回路とを電気的に遮断するステップ(a)と、
    前記ステップ(a)の後、前記第1のスイッチ回路をオフ状態にしたまま、前記第2のスイッチ回路をオン状態にすることで、前記偶数行のビット線同士を互いに導通させるとともに、前記奇数行のビット線同士を互いに導通させるステップ(b)と、
    前記ステップ(b)の後、前記第1のスイッチ回路をオフ状態に保持したまま、前記第1の電圧入力端子と前記第2の電圧入力端子に互いに異なる電圧を印加し、互いに導通された前記偶数行のビット線と、互いに導通された前記奇数行のビット線とにそれぞれ異なる電圧を印加するステップ(c)と、
    前記ステップ(c)において前記偶数行のビット線と前記奇数行のビット線との間の短絡の有無を検査するステップ(d)とを備えている半導体装置の検査方法。
  19. 列方向に延伸する複数のワード線と、行方向に延伸し、前記複数のワード線と交差する複数のビット線と、前記複数のワード線の各々と前記複数のビット線の各々とが交差する領域にそれぞれ配置されたメモリセルが複数個配置されてなるメモリセルアレイと、前記複数のワード線を駆動するワードドライバ回路と、前記複数のビット線を介して信号を読み出すセンスアンプ回路と、前記各ワード線と前記ワードドライバ回路との間に配置される第1のスイッチ回路と、前記複数のワード線のうち奇数列目のワード線に接続された第1の電圧入力端子と、前記複数のワード線のうち偶数列目のワード線に接続された第2の電圧入力端子と、前記奇数列目のワード線と前記第1の電圧入力端子との間に配置されるとともに、前記偶数列目のワード線と前記第2の電圧入力端子との間に配置される第2のスイッチ回路と、前記複数のビット線の各々と前記センスアンプ回路との間に配置される第3のスイッチ回路と、前記複数のビット線のうち奇数行のビット線に接続される第3の電圧入力端子と、前記複数のビット線のうち偶数行のビット線に接続される第4の電圧入力端子と、前記奇数行のビット線と前記第3の電圧入力端子との間に配置されるとともに、前記偶数行のビット線と前記第4の電圧入力端子との間に配置される第4のスイッチ回路とを備えている半導体装置の検査方法であって、
    前記第1のスイッチ回路をオフ状態にして前記複数のワード線と前記ワードドライバ回路とを電気的に遮断するとともに、前記第3のスイッチ回路をオフ状態にして前記複数のビット線と前記センスアンプ回路とを電気的に遮断するステップ(a)と、
    前記ステップ(a)の後、前記第1のスイッチ回路および前記第3のスイッチ回路をオフ状態にしたまま、前記第2のスイッチおよび前記第4のスイッチ回路をオン状態にすることで、前記偶数列目のワード線同士を互いに導通させるとともに、前記奇数列目のワード線同士を互いに導通させ、前記偶数行のビット線同士を互いに導通させるとともに、前記奇数行のビット線同士を互いに導通させるステップ(b)と、
    前記ステップ(b)の後、前記第1のスイッチ回路および前記第3のスイッチ回路をオフ状態に保持したまま、前記第1の電圧入力端子と前記第2の電圧入力端子に互いに等しい電圧を印加し、前記第3の電圧入力端子と前記第4の電圧入力端子には互いに等しく、且つ前記第1の電圧入力端子および前記第2の電圧入力端子とは異なる電圧を印加することで、前記複数のワード線と前記複数のビット線とに相異なる電圧を印加するステップ(c)と、
    前記ステップ(c)において前記ワード線と前記ビット線との間の短絡の有無を検査するステップ(d)とを備えている半導体装置の検査方法。
  20. 列方向に延伸する複数のワード線と、行方向に延伸し、前記複数のワード線と交差する複数のビット線と、前記複数のワード線の各々と前記複数のビット線の各々とが交差する領域にそれぞれ配置されたメモリセルが複数個配置されてなるメモリセルアレイと、前記複数のワード線を駆動するワードドライバ回路と、前記各ワード線と前記ワードドライバ回路との間に配置される第1のスイッチ回路と、nを正の整数とするとき、(2n−1)列目のワード線の一端と2n列目のワード線の一端との間に配置される第2のスイッチ回路と、2n列目のワード線の他端と(2n+1)列目のワード線の他端との間に配置される第3のスイッチ回路と、前記複数のワード線に接続された第1の電圧入力端子および第2の電圧入力端子とを備えている半導体装置の検査方法であって、
    前記第1のスイッチ回路をオフ状態にした上で前記第2のスイッチ回路および前記第3のスイッチ回路をオン状態にして前記複数のワード線同士を導通させ、導通された前記複数のワード線の一端に接続された前記第1の電圧入力端子と他端に接続された前記第2の電圧入力端子とに相異なる電圧を印加するステップ(a)と、
    前記ステップ(a)において前記第1の電圧入力端子と前記第2の電圧入力端子との間に流れる電流の有無を検出することで前記複数のワード線の断線の有無を検査するステップ(b)とを備えている半導体装置の検査方法。
  21. 列方向に延伸する複数のワード線と、行方向に延伸し、前記複数のワード線と交差する複数のビット線と、前記複数のワード線の各々と前記複数のビット線の各々とが交差する領域にそれぞれ配置されたメモリセルが複数個配置されてなるメモリセルアレイと、前記複数のビット線を介して信号を読み出すセンスアンプ回路と、前記複数のビット線の各々と前記センスアンプ回路との間に配置される第1のスイッチ回路と、mを正の整数とするとき、(2m−1)行目のビット線の一端と2m行目のビット線の一端との間に配置される第2のスイッチ回路と、2m行目のビット線の他端と(2m+1)行目のビット線の他端と第3のスイッチ回路と、前記複数のビット線に接続された第1の電圧入力端子および第2の電圧入力端子とを備えている半導体装置の検査方法であって、
    前記第1のスイッチ回路をオフ状態にした上で前記第2のスイッチ回路および前記第3のスイッチ回路をオン状態にして前記複数のビット線同士を導通させ、導通された前記複数のビット線の一端に接続された前記第1の電圧入力端子と他端に接続された前記第2の電圧入力端子とに相異なる電圧を印加するステップ(a)と、
    前記ステップ(a)において前記第1の電圧入力端子と前記第2の電圧入力端子との間に流れる電流の有無を検出することで前記複数のビット線の断線の有無を検査するステップ(b)とを備えている半導体装置の検査方法。
  22. 列方向に延伸する複数のワード線と、行方向に延伸し、前記複数のワード線と交差する複数のビット線と、前記複数のワード線の各々と前記複数のビット線の各々とが交差する領域にそれぞれ配置されたメモリセルが複数個配置されてなるメモリセルアレイと、前記複数のワード線を駆動するワードドライバ回路と、前記各ワード線と前記ワードドライバ回路との間に配置される第1のスイッチ回路と、前記複数のワード線のうち奇数列目のワード線に接続された第1の電圧入力端子と、前記複数のワード線のうち偶数列目のワード線に接続された第2の電圧入力端子と、前記奇数列目のワード線と前記第1の電圧入力端子との間に配置されるとともに、前記偶数列目のワード線と前記第2の電圧入力端子との間に配置される第2のスイッチ回路と、nを正の整数とするとき、(2n−1)列目のワード線の一端と2n列目のワード線の一端との間に配置される第3のスイッチ回路と、2n列目のワード線の他端と(2n+1)列目のワード線の他端との間に配置される第4のスイッチ回路と、前記複数のワード線に接続された第3の電圧入力端子および第4の電圧入力端子とを備えている半導体装置の検査方法であって、
    前記第1のスイッチ回路をオフ状態にして前記複数のワード線と前記ワードドライバ回路とを電気的に遮断するステップ(a)と、
    前記ステップ(a)の後、前記第1のスイッチ回路をオフ状態にしたまま、前記第2のスイッチをオン状態にすることで、前記偶数列目のワード線同士を互いに導通させるとともに、前記奇数列目のワード線同士を互いに導通させるステップ(b)と、
    前記ステップ(b)の後、前記第1のスイッチ回路をオフ状態に保持したまま、前記第1の電圧入力端子と前記第2の電圧入力端子に互いに異なる電圧を印加し、互いに導通された前記偶数列目のワード線と、互いに導通された前記奇数列目のワード線とにそれぞれ異なる電圧を印加するステップ(c)と、
    前記ステップ(c)において前記偶数列目のワード線と前記奇数列目のワード線との間の短絡の有無を検査するステップ(d)と、
    前記第1のスイッチ回路をオフ状態にした上で前記第3のスイッチ回路および前記第4のスイッチ回路をオン状態にして前記複数のワード線同士を導通させ、導通された前記複数のワード線の一端に接続された前記第3の電圧入力端子と他端に接続された前記第4の電圧入力端子とに相異なる電圧を印加するステップ(e)と、
    前記ステップ(e)において前記第3の電圧入力端子と前記第4の電圧入力端子との間に流れる電流の有無を検出することで前記複数のワード線の断線の有無を検査するステップ(f)とをさらに備えている半導体装置の検査方法。
  23. 列方向に延伸する複数のワード線と、行方向に延伸し、前記複数のワード線と交差する複数のビット線と、前記複数のワード線の各々と前記複数のビット線の各々とが交差する領域にそれぞれ配置されたメモリセルが複数個配置されてなるメモリセルアレイと、前記複数のビット線を介して信号を読み出すセンスアンプ回路と、前記複数のビット線の各々と前記センスアンプ回路との間に配置される第1のスイッチ回路と、前記複数のビット線のうち奇数行のビット線に接続される第1の電圧入力端子と、前記複数のビット線のうち偶数行のビット線に接続される第2の電圧入力端子と、前記奇数行のビット線と前記第1の電圧入力端子との間に配置されるとともに、前記偶数行のビット線と前記第2の電圧入力端子との間に配置される第2のスイッチ回路と、mを正の整数とするとき、(2m−1)行目のビット線の一端と2m行目のビット線の一端との間に配置される第3のスイッチ回路と、2m行目のビット線の他端と(2m+1)行目のビット線の他端との間に配置される第4のスイッチ回路と、前記複数のビット線に接続された第3の電圧入力端子および第4の電圧入力端子とを備えている半導体装置の検査方法であって、
    前記第1のスイッチ回路をオフ状態にして前記複数のビット線と前記センスアンプ回路とを電気的に遮断するステップ(a)と、
    前記ステップ(a)の後、前記第1のスイッチ回路をオフ状態にしたまま、前記第2のスイッチ回路をオン状態にすることで、前記偶数行のビット線同士を互いに導通させるとともに、前記奇数行のビット線同士を互いに導通させるステップ(b)と、
    前記ステップ(b)の後、前記第1のスイッチ回路をオフ状態に保持したまま、前記第1の電圧入力端子と前記第2の電圧入力端子に互いに異なる電圧を印加し、互いに導通された前記偶数行のビット線と、互いに導通された前記奇数行のビット線とにそれぞれ異なる電圧を印加するステップ(c)と、
    前記ステップ(c)において前記偶数行のビット線と前記奇数行のビット線との間の短絡の有無を検査するステップ(d)と、
    前記第1のスイッチ回路をオフ状態にした上で前記第3のスイッチ回路および前記第4のスイッチ回路をオン状態にして前記複数のビット線同士を導通させ、導通された前記複数のビット線の一端に接続された前記第3の電圧入力端子と他端に接続された前記第4の電圧入力端子とに相異なる電圧を印加するステップ(e)と、
    前記ステップ(e)において前記第3の電圧入力端子と前記第4の電圧入力端子との間に流れる電流の有無を検出することで前記複数のビット線の断線の有無を検査するステップ(f)とを備えていることを特徴とする半導体装置の検査方法。
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JP2011165259A (ja) * 2010-02-08 2011-08-25 Renesas Electronics Corp 半導体装置及び半導体装置の異常検出方法

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