JP2005302072A - 記録再生装置、管理情報読出方法 - Google Patents

記録再生装置、管理情報読出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 単体で記録再生装置として機能し、かつホスト機器に接続されてストレージ機器としても機能する記録再生装置において、ホスト機器からの接続が外された場合のシステムリードを適切なタイミングで実行する。
【解決手段】
USB等の接続手段により記録再生装置がホスト機器(PC)に接続されて被接続機器モード(ストレージモード)として動作している状態から、接続状態が解消されたら、その接続状態の解消をトリガとして、単体機器モード(オーディオモード)として単体で動作する際に必要な管理情報の読み出し、即ちシステムリードを行う(F106→F107)。
【選択図】 図7

Description

本発明は、例えば光ディスク、光磁気ディスク等の記録媒体に対応して記録再生動作を行う記録再生装置と、その記録再生装置における記録媒体からの管理情報読出方法に関する。
特開2003−100018号公報
例えば、CD(Compact Disc)、MD(Mini Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、ブルーレイディスク(Blu-Ray Disc)など、各種のディスクメディアが開発され、オーディオデータ、ビデオデータ、コンピュータユースのデータ等、各種データ記録再生システムで利用されている。
これらディスクメディアに対応する記録再生装置としては、例えば単体の機器として用いられ、CDやMD等に対してオーディオデータ等を記録再生する装置や、或いはコンピュータ周辺機器としてパーソナルコンピュータ等のホスト機器に接続され、ホスト機器からのコマンドに応じて各種データの記録再生を行うストレージ機器が知られている。
さらに、単体としてもコンピュータ周辺機器としても使用できる装置も開発されている。例えば上記特許文献1では、MDを記録媒体とする記録再生装置として、単体でオーディオ記録再生装置として利用でき、さらにホスト機器と接続されることでデータストレージ機器として利用できる記録再生装置が開示されている。
ところで、CD、MD、DVD等の可搬性ディスクメディアに対する記録再生装置では、ディスクが装填された際に、まずシステムリードと呼ばれる管理情報読出が行われる。管理情報とは、ディスク種別によって異なるが、データ管理のためのTOC、或いはFAT等のファイルシステムや、ディスクの物理情報、欠陥管理情報など、各種の情報があり、ディスクに対する記録再生のための予め読み込んでおく必要があるものである。
ここで上記のように単体では例えばオーディオ記録再生装置として機能し、またホスト機器に接続された場合はストレージ機器として機能する装置におけるシステムリードを考える。
ホスト機器としてのパーソナルコンピュータに接続されている場合、パーソナルコンピュータは記録再生装置に対して記録や再生のためのコマンドを発行し、記録再生装置に対してディスクに対する記録再生を実行させる。この場合、システムリードについても同様で、パーソナルコンピュータがディスクのファイルシステムを把握したり、書き込むべきアドレスを管理するため、コマンドを発行して必要な管理情報の読出をおこなう。つまり記録再生装置に対して所定のアドレスの情報(管理情報)の読出を要求し、記録再生装置は、その管理情報をディスクから読み出してパーソナルコンピュータに転送する。これによりパーソナルコンピュータがディスクの状況を把握できる。
一方、記録再生装置がホスト機器に接続されずに単体で用いられる際には、記録再生装置内部のコントローラが、ディスクの状況を管理情報を把握する必要があるため、システムリードとして、ディスクから管理情報を読み出し、記録再生装置内のメモリに格納する。
また、パーソナルコンピュータがシステムリードとして、データストレージ動作のために要求する管理情報と、記録再生装置のコントローラがシステムリードとして、オーディオデータの記録再生のために読み出す管理情報は異なる場合がある。
つまり、単体で記録再生装置として機能し、かつホスト機器に接続されてストレージ機器としても機能する装置の場合、ホスト機器との接続状況(接続されているか否か)により、システムリードとしての動作方式が異なる。
このような記録再生装置では、さらに、ホスト機器に接続されてストレージ機器としても機能している際に、接続が解消された場合(例えば接続ケーブル等が外された場合)を考慮しなければならない。
接続ケーブルをはずす状況をユーザーの視点で考えると、パーソナルコンピュータのストレージ用途を完了し、使用を終える場合か、或いはストレージ用途を終了させ、今度はオーディオ機器として利用したい場合があり得る。
そしてストレージ機器として利用していた記録再生装置をオーディオ機器として使用する状態に切り換える場合、記録再生装置のコントローラは、単体使用時のシステムリードを行う必要が生ずる。
この場合のシステムリードは、ユーザーが単体でオーディオ機器として使用する意志がある場合に必要となるものであるため、ユーザーの意志があらわれた時点で行う。具体的には、ユーザーが接続ケーブルを外した後、装置に形成されている操作キーにより、再生操作など何らかの操作を行うと、記録再生装置のコントローラは、それまでのストレージ用途から単体で使用される状態に切り換えられると認識して、この時点で単体使用時のシステムリードを行う。
ところがシステムリードは比較的時間のかかる処理である。このため、例えばユーザーがケーブルを外した後に再生操作を行って、それに応じてシステムリードを行うと、システムリードの完了してユーザの求めた再生を開始するまで、比較的長い時間がかかる。例えば数〜10数秒程度かかることがある。このようにユーザーを待たせることは機器動作として適切とはいえない。
そこで本発明は、単体で記録再生装置として機能し、かつホスト機器に接続されてストレージ機器としても機能する記録再生装置において、ホスト機器からの接続が外された場合のシステムリードを、より適切なタイミングで実行するようにする。
本発明の記録再生装置は、ホスト機器とデータ通信可能に接続する接続手段と、記録媒体に対してデータの記録再生を行う記録再生手段と、操作手段と、上記接続手段により上記ホスト機器と接続されている場合は、被接続機器モードとして、上記ホスト機器からのコマンドに応じて上記記録再生手段でのデータ記録再生及び上記ホスト機器との通信処理を行い、上記接続手段が上記ホスト機器と接続されていない場合は、単体機器モードとして、上記操作手段の操作に応じて上記記録再生手段でのデータ記録再生を行う制御手段とを備える。そしてさらに上記制御手段は、上記接続手段により上記ホスト機器と接続されて上記被接続機器モードとなっている際に上記接続手段での接続状態の解消を検出したら、上記単体機器モードの処理に必要な管理情報を上記記録媒体から読み出すように上記記録再生手段を制御する。
また本発明は、接続手段によりホスト機器と接続されている場合は、被接続機器モードとして、上記ホスト機器からのコマンドに応じて記録媒体に対するデータ記録再生及び上記ホスト機器との通信処理を行うとともに、上記接続手段が上記ホスト機器と接続されていない場合は、単体機器モードとして、操作手段の操作に応じて記録媒体に対するデータ記録再生を行う記録再生装置における、上記記録媒体からの管理情報読出方法として、上記被接続機器モードとして動作している際に、上記接続手段の接続状態を監視する監視ステップと、上記監視ステップによって上記接続手段での接続状態の解消を検出することに応じて、上記単体機器モードの処理に必要な管理情報を記録媒体から読み出す管理情報読出ステップとを備える。
つまり本発明は、接続手段により記録再生装置がホスト機器に接続されて被接続機器モードとして動作している状態から、接続状態が解消されたら、その接続状態の解消をトリガとして、単体機器モードとして単体で動作する際に必要な管理情報の読み出し、即ちシステムリードを行う。
本発明によれば、記録再生装置がホスト機器に接続されて被接続機器モードとして動作している状態から接続状態が解消されたら、それは単体機器モードへの移行のタイミングと判断して、接続状態の解消をトリガとして単体機器モードで動作するために必要な管理情報の読み出し(システムリード)を行うようにしている。従ってその後ユーザーが、単体の動作のための操作、例えば再生操作等を行った時点では、既にシステムリードが完了しているか、或いは少なくともシステムリード実行中でありシステムリード完了まであと僅かな時間とすることができる。つまり単体機器として求められたユーザの操作に応じて迅速に必要な動作(例えば再生動作等)を開始できるという効果があり、機器性能が向上される。
以下、本発明の実施の形態を、MD方式のディスクを記録媒体とする記録再生装置の例で説明する。
図1は、実施の形態としての記録再生装置1の内部構成例について示したブロック図である。
この実施の形態としての記録再生装置1は、一例として、磁界変調方式でデータ記録が行われる光磁気ディスクであるミニディスク(MD)方式のディスクに対する記録再生装置とする。但し、既に普及している音楽用途のミニディスクのみではなく、より高密度記録を可能とし、コンピュータユースの各種データのストレージに利用できる高密度ディスク(次世代ディスクとも言う)についても対応可能な記録再生装置である。
また、本例の記録再生装置1としては、例えばパーソナルコンピュータ50等の外部の機器との間でデータ通信可能な機器とされる。
例えば記録再生装置1は、パーソナルコンピュータ50とUSBケーブル等の伝送路51で接続されることで、パーソナルコンピュータ50に対する外部ストレージ機器として機能できる。また、パーソナルコンピュータ50を介したり、或いは直接ネットワークと接続できる機能を備えるなどしてネットワーク接続されることで、音楽や各種データをダウンロードし、記録再生装置1においてストレージ部2に装填されたディスクに保存できるものともなる。
一方、この記録再生装置1はパーソナルコンピュータ50等に接続しなくとも、例えばオーディオ機器として機能する。例えば他のオーディオ機器等から入力された音楽データをディスクに記録したり、ディスクに記録された音楽データ等を再生出力することができる。
即ち本例の記録再生装置1は、パーソナルコンピュータ50等に接続されることで汎用的なデータストレージ機器として利用でき、かつ単体ではオーディオ記録再生機器としても利用できる装置である。
なお説明上、パーソナルコンピュータ50の被接続機器とされてデータ記録再生がおこなわれる動作状態を「ストレージモード」、パーソナルコンピュータ50と接続されずに単体でオーディオ記録再生を行う動作状態を「オーディオモード」と呼ぶこととする。
ここで、本例の記録再生装置1の構成の説明に先立って、記録再生装置1が対応する、光磁気記録による次世代ディスクの概要について説明しておく。
先ず、このような次世代ディスクとしては、現行のパーソナルコンピュータとの親和性が図れるように、ファイル管理システムとしてFAT(File Allocation Table)システムを使って、オーディオデータのようなコンテンツデータを記録再生するものである。
また、現行のMDシステムに対して、エラー訂正方式や変調方式等の改善を行うことで、データの記録容量の増大を図るとともにデータの信頼性を高めているものである。
次世代ディスクの記録再生のフォーマットとしては、現在2種類の仕様が開発されている。説明上、これらを第1の次世代MD、第2の次世代MDと呼ぶこととする。
第1の次世代MDは、現行のMDシステムで用いられているディスクと全く同様のディスクを用いるようにした仕様であり、第2の次世代MDは、現行のMDシステムで用いられているディスクと外形は同様であるが、磁気超解像(MSR)技術を使うことにより、線記録方向の記録密度を上げて、記録容量をより増大した仕様である。
現行のMDシステム(オーディオ用MDやMD−DATA)では、カートリッジに収納された直径64mmの光磁気ディスクが記録媒体として用いられている。ディスクの厚みは1.2mmであり、その中央に11mmの径のセンターホールが設けられている。カートリッジの形状は、長さ68mm、幅72mm、厚さ5mmである。
第1,第2の次世代MDの仕様でも、これらディスクの形状やカートリッジの形状は、全て同じである。リードイン領域の開始位置についても、第1,第2の次世代MDのディスクも、半径位置29mmから始まり、現行のMDシステムで使用されているディスクと同様である。
つまり、従来のMDシステムとの外形上での互換性が確保されているものである。
トラックピッチについては、第2の次世代MDでは、1.2μmから1.3μm(例えば1.25μm)とすることが検討されている。これに対して、現行のMDシステムのディスクを流用する第1の次世代MDでは、トラックピッチは1.6μmとされている。ビット長は、第1の次世代MDが0.44μm/ビットとされ、第2の次世代MDが0.16μm/ビットとされる。冗長度は、第1,第2の次世代MDともに、20.50%である。
第2の次世代MD仕様のディスクでは、磁気超解像技術を使うことにより、線密度方向の記録容量を向上するようにしている。磁気超解像技術は、所定の温度になると、切断層が磁気的にニュートラルな状態になり、記録層に転写されていた磁壁が転写されることで、微少なマークがビームスポットの中に見えるようになることを利用したものである。
具体的に、第2の次世代MD仕様のディスクでは、透明基板上に、少なくとも情報を記録する記録層となる磁性層と、切断層と、情報再生用の磁性層とが積層される。切断層は、交換結合力調整用層となる。所定の温度になると、切断層が磁気的にニュートラルな状態になり、記録層に転写されていた磁壁が再生用の磁性層に転写される。これにより、微少なマークがビームスポットの中に見えるようになる。なお、記録時には、レーザパルス磁界変調技術を使うことで、微少なマークを生成することができる。
また、第2の次世代MD仕様のディスクでは、デトラックマージン、ランドからのクロストーク、ウォブル信号のクロストーク、フォーカスの漏れを改善するために、グルーブを深くし、グルーブの傾斜を鋭くしている。即ち第2の次世代MD仕様のディスクでは、グルーブの深さは例えば160nmから180nmであり、グルーブの傾斜は例えば60度から70度であり、グルーブの幅は例えば600nmから700nmである。
光学的仕様については、第1の次世代MDの仕様では、レーザ波長λが780nmとされ、光学ヘッドの対物レンズの開口率NAが0.45とされている。第2の次世代MDの仕様も同様に、レーザ波長λが780nmとされ、光学ヘッドの開口率NAが0.45とされている。
また、記録方式としては、第1,第2の次世代MDとも、グルーブ記録方式が採用されている。つまり、グルーブ(ディスクの盤面上の溝)をトラックとして記録再生に用いるようにしている。
さらに、エラー訂正符号化方式としては、現行のMDシステムでは、ACIRC(Advanced Cross Interleave Reed-Solomon Code) による畳み込み符号が用いられていたが、第1,第2の次世代MDの仕様では、RS−LDC(Reed Solomon−Long Distance Code)とBIS(Burst Indicator Subcode)とを組み合わせたブロック完結型の符号が用いられている。
ブロック完結型のエラー訂正符号を採用することにより、リンキングセクタが不要になる。LDCとBISとを組み合わせたエラー訂正方式では、バーストエラーが発生したときに、BISによりエラーロケーションが検出できる。このエラーロケーションを使って、LDCコードにより、イレージャ訂正を行うことができる。
アドレス方式としては、シングルスパイラルによるグルーブを形成したうえで、このグルーブの両側に対してアドレス情報としてのウォブルを形成したウォブルドグルーブ方式が採用されている。このようなアドレス方式は、ADIP(Address in Pregroove)と呼ばれている。
ADIPの仕様については、現行のMDシステムと同様であるが、現行のMDシステムでは、2352バイトからなるセクターを記録再生のアクセス単位としているのに対して、第1,第2の次世代MDの仕様では、64Kバイトを記録再生のアクセス単位(レコーディングブロック)としている。
また、現行のMDシステムでは、エラー訂正符号としてACIRCと呼ばれる畳み込み符号が用いられているのに対して、第1,第2の次世代MDの仕様では、LDCとBISとを組み合わせたブロック完結型の符号が用いられている。
そこで、現行のMDシステムのディスクを流用する第1の次世代MDの仕様では、ADIP信号の扱いを、現行のMDシステムのときとは異なるようにしている。また、第2の次世代MDでは、第2の次世代MDの仕様により合致するように、ADIP信号の仕様に変更を加えている。
変調方式については、現行のMDシステムでは、EFM(8 to 14 Modulation)が用いられているのに対して、第1,第2の次世代MDの仕様では、RLL(1,7)PP(RLL;Run Length Limited ,PP;Parity Preserve/Prohibit rmtr(repeated minimum transition runlength))(以下、1−7pp変調と称する)が採用されている。また、データの検出方式は、第1の次世代MDではパーシャルレスポンスPR(1,2,1)MLを用い、第2の次世代MDではパーシャルレスポンスPR(1,−1)MLを用いたビタビ復号方式とされている。
また、ディスク駆動方式はCLV(Constant Linear Verocity)で、その線速度は、第1の次世代MDの仕様では、2.7m/秒とされ、第2の次世代MDの仕様では、1.98m/秒とされる。なお、現行のMDシステムの仕様では、60分ディスクで1.2m/秒、74分ディスクで1.4m/秒とされている。
現行のMDシステムで用いられるディスクをそのまま流用する第1の次世代MDの仕様では、ディスク1枚当たりのデータ総記録容量は約300Mバイト(80分ディスクを用いた場合)になる。変調方式がEFM変調から1−7pp変調とされることで、ウィンドウマージンが0.5から0.666となり、この点で、1.33倍の高密度化が実現できる。
また、エラー訂正方式として、ACIRC方式からBISとLDCを組み合わせたものとしたことで、データ効率が上がり、この点で、1.48倍の高密度化が実現できる。総合的には、全く同様のディスクを使って、現行のMDシステムに比べて、約2倍のデータ容量が実現されたことになる。
これに対し磁気超解像を利用した第2の次世代MDの仕様のディスクでは、更に線密度方向の高密度化が図られ、データ総記録容量は、約1Gバイトになる。
なお、データレートは第1の次世代MDでは4.4Mビット/秒であり、第2の次世代MDでは、9.8Mビット/秒である。
図2(a)には、第1の次世代MDのディスクの構成が示されている。
第1の次世代MDのディスクは、現行のMDシステムのディスクをそのまま流用したものである。すなわち、透明のポリカーボネート基板上に、誘電体膜と、磁性膜と、誘電体膜と、反射膜とを積層して構成される。更に、その上に保護膜が積層される。
第1の次世代MDのディスクでは、この図2(a)に示すようにディスクの内周のリードイン領域に、P−TOC(プリマスタードTOC(Table Of Contents))領域が設けられる。ここは、物理的な構造としてはプリマスタード領域となり、エンボスピットによりコントロール情報等がP−TOC情報として記録されていることになる。
そして、このようにP−TOC領域が設けられるリードイン領域の外周は、レコーダブル領域(光磁気記録可能な領域)とされ、記録トラックの案内溝としてグルーブが形成された記録再生可能領域となっている。このレコーダブル領域の内周には、U−TOC(ユーザーTOC)が設けられる。
この場合のU−TOCは、現行のMDシステムでディスクの管理情報を記録するために用いられているU−TOCと同様の構成のものである。確認のために述べておくと、U−TOCは、現行のMDシステムにおいては、トラック(オーディオトラック/データトラック)の曲順、記録、消去などに応じて書き換えられる管理情報であり、各トラック(トラックを構成するパーツ)について、開始位置、終了位置や、モードを管理するものである。
また、U−TOCの外周には、アラートトラックが設けられる。アラートトラックは、このディスクが第1の次世代MD方式で使用され、現行のMDシステムのプレーヤでは再生できないことを示す警告音が記録された警告トラックである。
図2(b)には、第1の次世代MDの仕様のディスクのレコーダブル領域の構成を示している。
この図2(b)に示されるように、レコーダブル領域の先頭(内周側)には、U−TOCおよびアラートトラックが設けられる。U−TOCおよびアラートトラックが含まれる領域は、現行のMDシステムのプレーヤでも再生できるように、EFMでデータが変調されて記録される。
そして、このEFM変調でデータが変調されて記録される領域の外周には、次世代MD1方式の1−7pp変調によりデータが変調されて記録される領域が設けられる。EFM変調によりデータが変調されて記録される領域と、1−7pp変調によりデータが変調されて記録される領域との間は所定の距離の間だけ離間されており、ガードバンドが設けられている。
このようなガードバンドが設けられるため、現行のMDプレーヤに第1の次世代MDの仕様のディスクが装着されて、不具合が発生されることが防止される。
1−7pp変調によりデータが変調されて記録される領域の先頭(内周側)には、DDT(Disc Description Table)領域と、セキュアトラックが設けられる。DDT領域には、物理的に欠陥のあるセクタ(レコーディングブロック)に対する交替セクタ処理をするために設けられる。
DDT領域には、さらに、ディスクIDが記録される。ディスクIDは、記録媒体毎に固有の識別コードであって、例えば所定に発生された乱数に基づく。
また、スクラッチパッドとしての領域や、SRB(Serial Recording Bitmap)と呼ばれる、記録したクラスタに対応したビットを「1」とするビットマップが記録される。
セキュアトラックは、コンテンツの保護を図るための情報が格納される。
さらに、1−7pp変調でデータが変調されて記録される領域には、FAT(File Allocation Table)領域が設けられる。このFAT領域は、FATシステムでデータを管理するための領域である。
FATシステムは、汎用のパーソナルコンピュータで使用されているFATシステムに準拠したデータ管理を行うものである。FATシステムは、ルートにあるファイルやディレクトリのエントリポイントを示すディレクトリと、FATクラスタの連結情報が記述されたFATテーブルとを用いて、FATチェーンによりファイル管理を行うものである。
このような第1の次世代MDの仕様のディスクにおいて、上記したU−TOC領域には、アラートトラックの開始位置の情報と、1−7pp変調でデータが変調されて記録される領域の開始位置の情報が記録されるものとなる。
ここで、現行のMDシステムのプレーヤに、上記構成による第1の次世代MDのディスクが装着されると、U−TOC領域が読み取られ、U−TOCの情報から、アラートトラックの位置が分かり、アラートトラックがアクセスされ、アラートトラックの再生が開始される。アラートトラックには、このディスクが第1の次世代MD方式で使用され、現行のMDシステムのプレーヤでは再生できないことを示す警告音が記録されている。
この警告音から、このディスクが現行のMDシステムのプレーヤでは使用できないことが通知される。
なお、この場合の警告音としては、「このプレーヤでは使用できません」というような言語による警告とすることができる。勿論、ブザー音とするようにしても良い。
一方、第1の次世代MDに準拠したプレーヤに対し、第1の次世代MDのディスクが装着された場合、U−TOC領域が読み取られ、U−TOCの情報から1−7pp変調でデータが記録された領域の開始位置が分かり、上記したDDT、セキュアトラック、FAT領域が読み取られる。上述のように1−7pp変調のデータの領域では、U−TOCではなくFATシステムによるデータ管理が行われる。
続いて図3(a)には、第2の次世代MDのディスクの構成を示す。
この場合もディスクは、透明のポリカーボネート基板上に誘電体膜、磁性膜、誘電体膜、反射膜、さらにその上層に保護膜を積層して成る。
そして、第2の次世代MDのディスクの場合では、図示するようにディスクの内周のリードイン領域には、ADIP信号により、コントロール情報が記録されるものとなる。
第2の次世代MDのディスクには、リードイン領域にはエンボスピットによるP−TOCは設けられておらず、その代わりに、ADIP信号によるコントロール情報が用いられる。リードイン領域の外周からレコーダブル領域が開始され、記録トラックの案内溝としてグルーブが形成された記録再生可能領域となっている。このレコーダブル領域には、1−7pp変調方式によりデータが変調されて記録される。
或るディスクが第1の次世代MDであるか第2の次世代MDであるかは、例えば、リードインの情報から判断できる。
すなわち、リードインにエンボスピットによるP−TOCが検出されれば、現行のMDまたは第1の次世代MDのディスクであると判断できる。リードインにADIP信号によるコントロール情報が検出され、エンボスピットによるP−TOCが検出されなければ、第2の次世代MDであると判断できる。
なお、第1、第2の次世代MDの判別は、このような方法に限定されるものではない。オントラックのときとオフトラックのときとのトラッキングエラー信号の位相から判別することも可能である。勿論、カートリッジ等にディスク識別用の検出孔等を設けるようにしても良い。
第2の次世代MDの仕様のディスクのレコーダブル領域の構成としては、図3(b)に示すように、全て1−7pp変調方式によりデータが変調されて記録される領域が形成される。そして、この1−7pp変調方式によりデータが変調されて記録される領域の先頭(内周側)には、DDT領域と、セキュアトラックが設けられる。
この場合も上記DDT領域には、物理的に欠陥のあるセクタ(レコーディングブロック)に対する交替セクタ処理を行うための領域とされる。またDDT領域には、上述したディスクIDが記録される。また上述したスクラッチパッド領域やSRBが設けられる。さらにセキュアトラックには、この場合もコンテンツの保護を図るための情報が格納される。
また、1−7pp変調でデータが変調されて記録される領域には、FAT領域が設けられる。FAT領域は、FATシステムでデータを管理するための領域である。FATシステムは、汎用のパーソナルコンピュータで使用されているFATシステムに準拠したデータ管理を行うものである。
そして、このような第2の次世代MDのディスクにおいては、図からもわかるようにU−TOC領域は設けられていない。つまり、第2の次世代MDのディスクについては、次世代MDに準拠したプレーヤのみでの使用が想定されているものである。
次世代MDに準拠したプレーヤでは、第2の次世代MDのディスクが装着されると、所定の位置にあるDDT、セキュアトラック、FAT領域が読み取られ、FATシステムを使ってデータの管理が行われることになる。
FATシステムで管理され、図2(b)、図3(b)のデータ領域に記録されるデータとしては、データファイル、トラックインフォメーションファイル(TIF)、鍵情報ファイル、MACリストファイルなどがある。
データファイルは、例えばオーディオデータやコンピュータユースのデータなどのデータファイルである。
トラックインフォメーションファイル(TIF)は、オーディオデータファイルに納められた音楽データを管理するための各種の情報が記述されたファイルである。トラックインフォメーションファイルには、楽曲の再生順を示すプレイオーダテーブル、ユーザーが指定した再生順を管理するプログラムドプレイオーダテーブル、楽曲のアルバム単位等のグループかを管理するグループインフォメーションテーブル、各トラック(楽曲)に関する情報が記述されるトラックインフォメーションテーブル、各トラックのパーツを管理するパーツインフォメーションテーブル、各トラックに付加される文字情報を管理するネームテーブルを有する。
鍵情報ファイルは、暗号化方式における鍵のバージョン情報を示すデータが記述される。
MACリストファイルは、改竄チェックのためのMAC値が記述される。
ここまで説明してきたような次世代ディスクに対応するために、図1に示す本例の記録再生装置1では、ストレージ部2として、図4に示す構成のストレージ部を備えて、データの記録・再生を行うものとされる。
図4において、このストレージ部2では、装填されたディスク40をスピンドルモータ29によってCLV方式で回転駆動させる。そして、このディスク40に対しては記録/再生時に光学ヘッド19によってレーザ光が照射される。
なお、この場合、ディスク40としては、現行のMD仕様のディスクと、第1の次世代MDの仕様のディスクと、第2の次世代MDの仕様のディスクとが装着される可能性があることから、これらのディスクにより線速度が異なるものとなる。
このため、スピンドルモータ29は、装填されたディスク40の別に応じた異なる線速度に対応して回転されることになる。
光学ヘッド19は、記録時には記録トラックをキュリー温度まで加熱するための高レベルのレーザ出力を行い、また再生時には磁気カー効果により反射光からデータを検出するための比較的低レベルのレーザ出力を行う。このため、光学ヘッド19には、図示は省略するがレーザ出力手段としてのレーザダイオード、偏光ビームスプリッタや対物レンズ等からなる光学系、及び反射光を検出するためのディテクタが搭載されている。光学ヘッド19に備えられる対物レンズとしては、例えば2軸機構によってディスク半径方向及びディスクに接離する方向に変位可能に保持されている。
また、ディスク40を挟んで光学ヘッド19と対向する位置には磁気ヘッド18が配置されている。磁気ヘッド18は記録データによって変調された磁界をディスク40に印加する動作を行う。
また、図示しないが光学ヘッド19全体及び磁気ヘッド18をディスク半径方向に移動させためスレッドモータ及びスレッド機構が備えられている。
光学ヘッド19および磁気ヘッド18は、第2の次世代MDのディスクの場合には、パルス駆動磁界変調を行うことで、微少なマークを形成することができる。現行MDのディスクや、第1の次世代MDのディスクの場合には、磁界変調方式とされる。
また、このストレージ部2では、光学ヘッド19、磁気ヘッド18による記録再生ヘッド系、スピンドルモータ29によるディスク回転駆動系のほかに、記録処理系、再生処理系、サーボ系等が設けられる。
記録処理系では、現行のMDシステムのディスクの場合において、オーディオトラックの記録時に、ACIRCでエラー訂正符号化を行い、EFMで変調してデータを記録する部位と、第1,第2の次世代MDの場合に、BISとLDCを組み合わせた方式でエラー訂正符号化を行い、1−7pp変調により変調して記録する部位が設けられる。
再生処理系では、現行のMDシステムのディスクの再生時に、EFMの復調とACIRCによるエラー訂正処理と、第1,第2の次世代MDシステムのディスクの再生時に、パーシャルレスポンスおよびビタビ復号を用いたデータ検出に基づく1−7pp復調と、BISとLDCによるエラー訂正処理とを行う部位が設けられる。
また、現行のMDシステムや第1の次世代MDのADIP信号よるアドレスをデコードする部位と、第2の次世代MDのADIP信号をデコードする部位とが設けられる。
光学ヘッド19のディスク40に対するレーザ照射によりその反射光として検出された情報(フォトディテクタによりレーザ反射光を検出して得られる光電流)は、RFアンプ21に供給される。
RFアンプ21では入力された検出情報に対して電流−電圧変換、増幅、マトリクス演算等を行い、再生情報としての再生RF信号、トラッキングエラー信号TE、フォーカスエラー信号FE、グルーブ情報(ディスク40にトラックのウォブリングにより記録されているADIP情報)等を抽出する。
現行のMDシステムのディスクを再生するときには、RFアンプで得られた再生RF信号は、EFM復調部24およびACIRCデコーダ25で処理される。
すなわち再生RF信号は、EFM復調部24で2値化されてEFM信号列とされた後、EFM復調され、更にACIRCデコーダ25で誤り訂正およびデインターリーブ処理される。つまりこの時点でATRAC圧縮データの状態となる。
そして現行のMDシステムのディスクの再生時には、セレクタ26はB接点側が選択されており、その復調されたATRAC圧縮データがディスク40からの再生データとして出力される。
一方、第1,第2の次世代MDのディスクを再生するときには、RFアンプ21で得られた再生RF信号は、RLL(1−7)PP復調部22およびRS−LDCデコーダ25で処理される。すなわち再生RF信号は、RLL(1−7)PP復調部22において、PR(1,2,1)MLまたはPR(1,−1)MLおよびビタビ復号を用いたデータ検出によりRLL(1−7)符号列としての再生データを得、このRLL(1−7)符号列に対してRLL(1−7)復調処理が行われる。そして更にRS−LDCデコーダ23で誤り訂正、及びデインターリーブ処理される。
そして、第1,第2の次世代MDのディスクの再生時には、セレクタ26はA接点側が選択されており、その復調されたデータがディスク40からの再生データとして出力される。
RFアンプ21から出力されるトラッキングエラー信号、フォーカスエラー信号はサーボ回路27に供給され、グルーブ情報はADIP復調部30に供給される。
ADIP復調部30は、グルーブ情報に対してバンドパスフィルタにより帯域制限してウォブル成分を抽出した後、FM復調、バイフェーズ復調を行ってADIP信号を復調する。
そして、このように復調された、ディスク上の絶対アドレス情報であるADIPアドレスは、図1に示されるシステムコントローラ8に供給される。システムコントローラ8ではADIPアドレスに基づいて所要の制御処理を実行する。
またグルーブ情報はスピンドルサーボ制御のためにサーボ回路27に供給される。
サーボ回路27は、例えばグルーブ情報に対して再生クロック(デコード時のPLL系クロック)との位相誤差を積分して得られる誤差信号に基づき、CLVサーボ制御のためのスピンドルエラー信号を生成する。
またサーボ回路27は、スピンドルエラー信号や、RFアンプ21から供給されたトラッキングエラー信号、フォーカスエラー信号、あるいはシステムコントローラ8からのトラックジャンプ指令、アクセス指令等に基づいて各種サーボ制御信号(トラッキング制御信号、フォーカス制御信号、スレッド制御信号、スピンドル制御信号等)を生成し、モータドライバ28に対して出力する。すなわち上記サーボエラー信号や指令に対して位相補償処理、ゲイン処理、目標値設定処理等の必要処理を行って各種サーボ制御信号を生成する。
モータドライバ28では、サーボ回路27から供給されたサーボ制御信号に基づいて所要のサーボドライブ信号を生成する。ここでのサーボドライブ信号としては、二軸機構を駆動する二軸ドライブ信号(フォーカス方向、トラッキング方向の2種)、スレッド機構を駆動するスレッドモータ駆動信号、スピンドルモータ29を駆動するスピンドルモータ駆動信号となる。
このようなサーボドライブ信号により、ディスク40に対するフォーカス制御、トラッキング制御、およびスピンドルモータ29に対するCLV制御が行われることになる。
現行のMDシステムのディスクでオーディオデータを記録するときには、セレクタ16がB接点に接続され、したがってACIRCエンコーダ14およびEFM変調部15が機能することになる。
この場合、記録データとして図1に示されるキャッシュメモリ3から供給される圧縮データは、ACIRCエンコーダ14でインターリーブおよびエラー訂正コード付加が行われた後、EFM変調部15でEFM変調が行われる。
そして、EFM変調データがセレクタ16を介して磁気ヘッドドライバ17に供給され、磁気ヘッド18がディスク40に対してEFM変調データに基づいた磁界印加を行うことでオーディオトラックの記録が行われる。
これに対し、第1の次世代MDまたは第2の次世代MD2ディスクにデータを記録する時には、セレクタ16がA接点に接続され、RS−LDCエンコーダ12およびRLL(1−7)PP変調部13が機能することになる。この場合、キャッシュメモリ3からの高密度データは、RS−LDCエンコーダ12でインターリーブおよびRS−LDC方式のエラー訂正コード付加が行われた後、RLL(1−7)PP変調部13でRLL(1−7)変調が行われる。
そして、RLL(1−7)符号列としての記録データがセレクタ16を介して磁気ヘッドドライバ17に供給され、磁気ヘッド18がディスク40に対して変調データに基づいた磁界印加を行うことでデータトラックの記録が行われる。
レーザドライバ/APC20は、上記のような再生時および記録時においてレーザダイオードにレーザ発光動作を実行させるが、いわゆるAPC(Automatic Lazer Power Control)動作も行う。
つまり、図示していないが、光学ヘッド19内にはレーザパワーモニタ用のディテクタが設けられ、そのモニタ信号がレーザドライバ/APC20にフィードバックされる。レーザドライバ/APC20は、モニタ信号として得られる現在のレーザパワーを、設定されているレーザパワーと比較して、その誤差分をレーザ駆動信号に反映させることで、レーザダイオードから出力されるレーザパワーが、設定値で安定するように制御している。
なお、レーザパワーとしては、再生レーザパワー、記録レーザパワーとしての値がシステムコントローラ8によって、レーザドライバ/APC20内部のレジスタにセットされる。
以上の各動作(アクセス、各種サーボ、データ書込、データ読出の各動作)は、図1に示されるシステムコントローラ8からの指示に基づいて実行されるものとなる。
説明を図1に戻し、本例の記録再生装置1内部の全体構成について説明する。
図1において、キャッシュメモリ3は、上記構成によるストレージ部2によりディスク40に記録するデータ、或いはストレージ部2によってディスク40から読み出されたデータについてのバッファリングを行うキャッシュメモリであり、例えばD−RAMより構成される。
キャッシュメモリ3へのデータの書込/読出は、システムコントローラ(CPU)8において起動されるタスクによって制御される。
USBインタフェース4は、ホスト機器として接続された例えばパーソナルコンピュータ50とUSBケーブルとしての伝送路51で接続された際の、データ伝送のための処理を行う。
システムコントローラ8は、USBインターフェース4を介してパーソナルコンピュータ50からのコマンドを受信し、またコマンドに対する返信や、コマンドに応じたデータ伝送を行う。
例えばパーソナルコンピュータ50からアドレス及びデータ長を指定して再生コマンドが送信されると、システムコントローラ8はUSBインターフェース4を介してそのコマンドを受け取る。そしてコマンド内容に応じてストレージ部2を制御し、必要とされるデータを再生させる。再生データはキャッシュメモリ3を介してUSBインターフェース4を介に受け渡され、伝送路51によりパーソナルコンピュータ50に送信される。
またパーソナルコンピュータ50からアドレス及びデータ長を指定して記録コマンドが送信されると、システムコントローラ8はUSBインターフェース4を介してそのコマンドを受け取る。さらにパーソナルコンピュータ50から送信されてくる記録データもUSBインターフェース4で受信される。システムコントローラ8はUSBインターフェース4で受信された記録データをキャッシュメモリ3を介してストレージ部2に転送させていくと共に、ストレージ部2に対して指定されたアドレスからディスク40への記録を実行させる。
入出力処理部5は、例えば記録再生装置1が単体でオーディオ機器として機能する場合に記録再生データの入出力のための処理を行う。
この入出力処理部5は、例えば入力系として、ライン入力回路/マイクロホン入力回路等のアナログ音声信号入力部、A/D変換器や、デジタルオーディオデータ入力部を備える。またATRAC圧縮エンコーダ/デコーダを備える。ATRAC圧縮エンコーダ/デコーダは、ATRAC方式によるオーディオデータの圧縮/伸長処理を実行するための回路である。なお、もちろんのこと、本実施の形態の記録再生装置としては、例えばMP3などの他のフォーマットによる圧縮オーディオデータが記録再生可能な構成を採ってもよく、この場合には、これらの圧縮オーディオデータのフォーマットに対応したエンコーダ/デコーダを備えればよい。
また、本実施の形態としては、ビデオデータに関しては特に記録再生可能なフォーマットの限定は行わないが、例えばMPEG4などが考えられる。そして、入出力処理部5としては、このようなフォーマットに対応したエンコーダ/デコーダを備えればよいこととなる。
さらに入出力処理部5は、出力系として、デジタルオーディオデータ出力部や、D/A変換器及びライン出力回路/ヘッドホン出力回路等のアナログ音声信号出力部を備える。
そして、この場合の入出力処理部5内には、暗号処理部(図示せず)が備えられる。暗号処理部においては、例えばディスクに記録すべきAVデータについて、所定のアルゴリズムによる暗号化処理を施すようにされる。また、例えばディスクから読み出されたAVデータについて暗号化が施されている場合には、必要に応じて暗号解読のための復号処理を実行するようにもされている。
入出力処理部5を介した処理として、ディスクにオーディオデータが記録されるのは、例えば入力TINとして入出力処理部5にデジタルオーディオデータ(又はアナログ音声信号)が入力される場合である。入力されたリニアPCMデジタルオーディオデータ、或いはアナログ音声信号で入力されA/D変換器で変換されて得られたリニアPCMオーディオデータは、必要に応じてATRAC圧縮エンコードされてキャッシュメモリ3に蓄積される。そして所定タイミング(ADIPクラスタ相当のデータ単位)でキャッシュメモリ3から読み出されてストレージ部2に転送される。ストレージ部2では、転送されてくる圧縮データを所定の変調方式で変調してディスクに記録する。
ディスクからミニディスク方式のオーディオデータが再生される場合は、ストレージ部2は再生データをATRAC圧縮データ状態に復調してキャッシュメモリ3に転送する。そしてキャッシュメモリ3から読み出されて入出力処理部5に転送される。入出力処理部5は、供給されてくる圧縮オーディオデータに対してATRAC圧縮デコードを行ってリニアPCMオーディオデータとし、デジタルオーディオデータ出力部から出力する。或いはD/A変換器によりアナログ音声信号としてライン出力/ヘッドホン出力を行う。
システムコントローラ8は、記録再生装置1内の全体の制御を行うと共に、接続されたパーソナルコンピュータ50との間の通信制御を行う。
図示するROM8aには、システムコントローラ8の動作プログラムや固定パラメータ等が記憶される。
またRAM8bは、システムコントローラ8によるワーク領域として用いられ、また各種必要な情報の格納領域とされる。
例えばストレージ部2によってディスク40から読み出された各種管理情報や特殊情報、例えば上述したP−TOCデータ、U−TOCデータ、FATデータ等、楽曲トラックの管理情報については、キャッシュメモリ3に取り込まれるが、システムコントローラ8は、それらの管理情報の内、必要な情報をRAM8bに取り込んで処理することが行われる。
キャッシュ管理メモリ9は、例えばS−RAMで構成され、キャッシュメモリ3の状態を管理する情報が格納される。システムコントローラ8はキャッシュ管理メモリ9を参照しながらデータキャッシュ処理の制御を行う。
表示部6は、システムコントローラ8の制御に基づいて、ユーザーに対して提示すべき各種情報の表示を行う。例えば動作状態、モード状態、楽曲等の名称などの文字データ、トラックナンバー、時間情報、その他の情報表示を行う。
また、本例において、例えばディスク40が次世代ディスクである場合には、このディスク40に対し楽曲データに対応づけて画像データが記憶されていることが想定されているが、表示部6は、ディスク40のロード時や再生時等においてシステムコントローラ8の制御に基づき、このように対応づけられた画像データの表示を行うようにすることも考えられる。
操作部7には、ユーザーの操作のための各種操作子として、各種操作ボタンやジョグダイヤルなどが形成される。ユーザーは、この操作部7に対する操作により記録再生装置1に対する所要の動作指示を行う。システムコントローラ8は操作部7によって入力された操作情報に基づいて所定の制御処理を行う。
なお、これまでに説明した記録再生装置1の構成はあくまでも一例であり、例えば入出力処理部5は、オーディオデータだけでなく、ビデオデータに対応する入出力処理系を備えるようにしてもよい。
また、パーソナルコンピュータ50との接続はUSBでなく、IEEE1394等の他の外部インタフェースが用いられても良い。
また、操作部7としては、リモートコントローラ上に先に例示したものと同様の操作子を備えるようにすることも可能である。
本例の記録再生装置1では、図1,図4で説明した構成において、システムコントローラ8の制御により所要の動作が実行される。上述した各種動作のため、システムコントローラ8では、図5に示すように各種タスクが実行される。即ちシステムコントローラ8は、図5の各種タスクを実行する機能ブロックがソフトウエアにより構成されている。
システムモードタスクは、記録再生装置1の動作モードを管理する機能である。上述したように記録再生装置1は、パーソナルコンピュータ50と接続されたストレージモードとしての動作と、単体でのオーディオモードとしての動作が行われる。システムモードタスクは、これら各モード状態の管理や、各モード状態でのシステム動作の制御を行う。
キャッシュ管理タスクは、キャッシュメモリ3の書込/読出動作制御、書込/読出のアドレス設定、記憶状況管理等を行う機能である。
ディスクアクセスタスクは、ストレージ部2に対する各種制御、即ち、ディスク40に対するデータ書込、データ読出、起動、停止、アクセス、サーボ等、キャッシュメモリ3との間のデータ転送等の動作を制御する機能である。
オーディオ入出力タスクは、入出力処理部5の動作、即ち入力データのエンコード、暗号化、出力データのデコード、復号、キャッシュメモリ3との間のデータ転送等の動作を制御する機能である。
USBタスクは、USBインターフェース4を介しての、パーソナルコンピュータ或いはネットワーク等との各種通信を実行したりデータ転送を制御する機能である。
電源管理タスクは、記録再生装置の電源管理を行う機能である。
ユーザーインターフェースタスクは、操作部7によるユーザー操作入力の検知や、表示部6の表示制御を行う機能である。
例えば以上のように各種タスクの機能が実行されることで、記録再生動作、表示動作、通信動作などが実行される。
また、システムコントローラ8は、装填されているディスク40に対してシステムリードと呼ばれる処理を行う。システムリードとは、ディスク40の管理情報、即ちFAT、TIF(トラックインフォメーションファイル)、TOCが存在するディスクではTOC等の管理情報を読み込む動作である。
ただし、このシステムリードは、ストレージモードの場合とオーディオモードの場合とで動作方式が異なる。
各モードでのシステムリードを図6で説明する。
図6には、システムリードの対象となる管理情報を中央に例示し、図面左側にストレージモードでのシステムリード、図面右側にオーディオモードでのシステムリードを模式的に示した。
システムリードの対象となる管理情報としては、図2,図3で述べたように、主にディスク内周側の所定位置に記録されているディスクID、DDT、SRBがある。
また、FAT領域に記録される情報として、BPB,FAT1、FAT2、RooT DIR(ルートディレクトリ)がある。BPB(Bios Parameter Block)はセクタ、クラスタ、FATなどのディスクフォーマットに関わる規格を記載したデータテーブルである。
さらに、データ領域に記録される情報として上述したトラックインフォメーションファイル(TIF)がある。
ストレージモードの場合、パーソナルコンピュータ50からのコマンドに基づいてシステムリードが行われる。即ち、パーソナルコンピュータ50は、システムリード対象として少なくともFAT領域のBPB,FAT1、FAT2、RooT DIRを要求するものであり、このためFAT領域のアドレス(クラスタ・セクタ・バイトアドレス)を指定してリードコマンドを発行する。
システムコントローラ8は、このシステムリードとしてのリードコマンドに応じて、ストレージ部2に指定されたアドレスの再生を実行させる。そして再生されたデータ、即ち、BPB,FAT1、FAT2、RooT DIRを、キャッシュメモリ3を介してUSBインターフェース4に受け渡し、パーソナルコンピュータ50に転送させる。
この場合、キャッシュメモリ3にはシステムリード内容は保存されない。
一方オーディオモードの場合のシステムリードでは、システムコントローラ8が、ディスク40の記録再生のために必要な情報として、ディスクID、DDT、SRB、BPB,FAT1、FAT2、RooT DIR、トラックインフォメーションファイル(TIF)を読み出す。
これらの管理情報を保存する領域をキャッシュメモリ3において確保し、ストレージ部2を制御して、これらの管理情報を再生させ、キャッシュメモリ3に保存する。
キャッシュメモリ3においては、ディスクID、DDT、SRB、BPB,FAT1、FAT2、RooT DIR、トラックインフォメーションファイル(TIF)を保存した領域はシステムコントローラ8が随時参照する領域とされる。
またキャッシュメモリ3にはワークエリアも確保され、システムコントローラ8が所定の処理を実行するためのワーク領域として用いられる。
これら以外の領域が、データキャッシュエリアとされ、記録再生時のオーディオデータ等のバッファリングに用いられることになる。
本例の記録再生装置1においては、このように動作モード状態に応じたシステムリードが行われるが、そのシステムリードに関するシステムコントローラ8の処理を図7に示す。
ステップF101で記録再生装置1が電源オンとされると、システムコントローラ8はステップF102で、USBインターフェース4がパーソナルコンピュータ50と接続されているか否かを判別する。
接続されていなければ、オーディオモードとして立ち上げを行うことになり、ステップF102からF107に進んで、オーディオモードの初期設定や、上記したオーディオモード時のシステムリードを実行する。そして初期処理が完了したらユーザーの操作を待機する。なお、例えば再生キーや録音キー等が電源キーを兼ねているような場合、ステップF107の初期処理を終えたら、それらの操作に応じた動作を開始させる。
ステップF102でパーソナルコンピュータ50が接続されていると判別された場合は、ステップF103に進んで、ストレージモードでの初期設定を行う。
そしてステップF104でパーソナルコンピュータ50からのコマンド受信が検知されたら、それに応じてステップF105でコマンドに対応する処理を行う。
ストレージモードでのシステムリードは、上記したようにコマンドにより行われる。即ちパーソナルコンピュータ50がFAT情報を要求することに応じて、ステップF105のコマンド対応処理で、FAT情報等が読み出され、パーソナルコンピュータ50に転送されてシステムリードが行われることになる。
またシステムコントローラ8は、パーソナルコンピュータ50から、リードコマンドやライトコマンドが送信されてきたら、それらに応じてステップF104からF105に進み、再生動作や記録動作の制御を行うことになる。
システムコントローラ8は、ストレージモードの間は、ステップF106でUSB引き抜き、つまりUSBインターフェース4による接続が解消されることを監視しながら、ステップF104,F105でのコマンド対応処理を行っていく。
ある時点でUSBケーブルが引き抜かれ、それがステップF106で検出されたら、システムコントローラ8の処理はステップF107に進み、即座にオーディオモードとしての初期設定及びシステムリードを実行することになる。そしてシステムリードを完了したら、ユーザーの操作を待機する。
つまり本例は、システムコントローラ8は、USBインターフェース4により記録再生装置1がパーソナルコンピュータ50に接続されてストレージモードとして動作している状態にあるときに、USBケーブル(伝送路51)が引き抜かれてUSB接続が解消されたら、その接続状態の解消をトリガとして、オーディオモードとして単体で動作する際に必要な管理情報の読み出し、即ちシステムリードを行う。
従ってその後ユーザーが、単体のオーディオモード動作のための操作、例えば再生操作等を行った時点では、既にオーディオモードでのシステムリードが完了しているか、或いは少なくともシステムリード実行中でありシステムリード完了まであと僅かな時間とすることができる。このため、即座に、もしくは僅かな時間をもってユーザの操作に応じた動作を開始させることができるようになる。これにより、ユーザーの操作に対して応答の良い装置とすることができる。
なお、本例としては、単体ではオーディオ機器として用いられるとしたが、単体でビデオ機器その他として用いられる記録再生装置も当然考えられる。その場合も、USB等の接続状態の解消をトリガとしてシステムリードが行われればよい。
また、本例では、本発明の記録再生装置がMDに対応した構成に適用される場合を例に挙げたが、他の種の記憶媒体に対応する記録再生装置において本発明は適用できる。
本発明の実施の形態の記録再生装置のブロック図である。 実施の形態の記録再生装置が対応するディスクの説明図である。 実施の形態の記録再生装置が対応するディスクの説明図である。 実施の形態の記録再生装置のストレージ部のブロック図である。 実施の形態のシステムコントローラのタスクの説明図である。 ストレージモードとオーディオモードのシステムリードの説明図である。 実施の形態のシステムリードに関する処理のフローチャートである。
符号の説明
1 記録再生装置、2 ストレージ部、3 キャッシュメモリ、4 USBインタフェース、5 入出力処理部、6 表示部、7 操作部、8 システムコントローラ、8a ROM、8b RAM、9 キャッシュ管理メモリ、50 パーソナルコンピュータ

Claims (2)

  1. ホスト機器とデータ通信可能に接続する接続手段と、
    記録媒体に対してデータの記録再生を行う記録再生手段と、
    操作手段と、
    上記接続手段により上記ホスト機器と接続されている場合は、被接続機器モードとして、上記ホスト機器からのコマンドに応じて上記記録再生手段でのデータ記録再生及び上記ホスト機器との通信処理を行い、上記接続手段が上記ホスト機器と接続されていない場合は、単体機器モードとして、上記操作手段の操作に応じて上記記録再生手段でのデータ記録再生を行う制御手段とを備えるとともに、
    上記制御手段は、上記接続手段により上記ホスト機器と接続されて上記被接続機器モードとなっている際に上記接続手段での接続状態の解消を検出したら、上記単体機器モードの処理に必要な管理情報を上記記録媒体から読み出すように上記記録再生手段を制御することを特徴とする記録再生装置。
  2. 接続手段によりホスト機器と接続されている場合は、被接続機器モードとして、上記ホスト機器からのコマンドに応じて記録媒体に対するデータ記録再生及び上記ホスト機器との通信処理を行うとともに、上記接続手段が上記ホスト機器と接続されていない場合は、単体機器モードとして、操作手段の操作に応じて記録媒体に対するデータ記録再生を行う記録再生装置における、上記記録媒体からの管理情報読出方法として、
    上記被接続機器モードとして動作している際に、上記接続手段の接続状態を監視する監視ステップと、
    上記監視ステップによって上記接続手段での接続状態の解消を検出することに応じて、上記単体機器モードの処理に必要な管理情報を記録媒体から読み出す管理情報読出ステップと、
    を備えたことを特徴とする管理情報読出方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108268406A (zh) * 2016-12-30 2018-07-10 维沃移动通信有限公司 一种usb接口的控制电路、移动终端及连接方法

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