JP2005301484A - 自動取引装置 - Google Patents
自動取引装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005301484A JP2005301484A JP2004113966A JP2004113966A JP2005301484A JP 2005301484 A JP2005301484 A JP 2005301484A JP 2004113966 A JP2004113966 A JP 2004113966A JP 2004113966 A JP2004113966 A JP 2004113966A JP 2005301484 A JP2005301484 A JP 2005301484A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- customer
- transaction
- main control
- unit
- control unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Processing Or Creating Images (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
- Image Analysis (AREA)
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
【解決手段】主制御部と、表示部とを備え、表示部に取引画面を表示して顧客との取引を行う自動取引装置において、主制御部は、顧客の視線方向を検出する視線方向検出手段と、視線方向手段が検出した視線方向の顧客の視野の3次元画像を生成する3次元視野画像生成手段とを備え、主制御部が顧客の行為を促す取引画面を表示するときに、3次元視野画像生成手段が生成した3次元画像を表示部に表示する。
【選択図】 図2
Description
図1、図2において、1は自動取引装置としての現金自動預払機であり、銀行等の金融機関やコンビニエンスストア等(金融機関等という。)の支店や営業店等の店舗に設置され、顧客との間で現金の取引を自動で行う。
3は現金自動預払機1の主制御部であり、通信回線を介してホストコンピュータ2と接続しており、現金自動預払機1内の各部を制御して取引処理等を実行すると共にデータ通信等も制御する。
5は顧客操作部であり、現金自動預払機1の前面に設置され、LCD等の表示部6と透明なタッチパネル等の位置信号検出部7との組合せで構成されており、表示部6に取引選択画面や各種の入力画面、顧客の処置を促す画面等を表示する一方、位置信号検出部7により顧客からの入力を受付ける。
10は取引媒体取扱部としての通帳取扱部であり、通帳挿入口11から挿入された顧客の取引媒体としての通帳の磁気ストライプに記録されている媒体情報としての通帳情報を読み書きする機能を有すると共に取引内容等を顧客の通帳に記帳する機能を有している。
14は硬貨入出金部であり、硬貨入出金口15によって顧客が投入した硬貨を受入れ、これを鑑別および計数して収納し、顧客に支払う硬貨を硬貨入出金口15から排出して顧客に引渡す機能を有している。
上記の現金自動預払機1の記憶部4には、予め顧客との間で各種の取引を行うための通常の取引処理プログラムに、顧客の視点高さを認識する機能を有するアプリケーションプログラム、認識した視点高さから現金自動預払機1の装置本体を見たときの視線方向を演算する機能を有するアプリケーションプログラム、および顧客の視線方向の視野の3次元画像を生成するアプリケーションプログラムが追加された「業務実行プログラム」が格納されており、これらのアプリケーションプログラムと主制御部3とにより形成されるハードウェアとして視点高認識手段、視線方向演算手段、3次元視野画像生成手段が構成され、視点高認識手段と視線方向演算手段とにより視線方向検出手段が構成される。
本実施例の現金自動預払機1の記憶部4には、「業務実行プログラム」が格納されている。
また、記憶部4には3次元視野画像生成手段が用いる図3に示す3次元画像、つまり現金自動預払機1の装置本体の外観をCAD(Computer Aided Design)等を用いて作成した3次元画像の画像データおよび取引カードや紙幣、硬貨、取引明細票等の顧客の行為を促す取引画面で用いる部品の3次元画像データが格納されている。
更に、記憶部4には視点高認識手段が顧客の視点高さを認識するために用いる図4に示すテンプレート20、および視線方向演算手段が顧客の視線方向を演算するときに用いる図4、図5、図6に示す各記号(記号の意味は後述する。)の内、予め設定された寸法データが格納されている。
また、テンプレート20のサイズはカメラ部16による撮影のタイミング等の撮影条件と画角や焦点等の光学条件に応じて設定される。
金融機関等の係員は、始業時等に現金自動預払機1へ電源を投入して現金自動預払機1の各部へ電力を供給する。これにより現金自動預払機1の記憶部4に格納されている「業務実行プログラム」が自動的に起動される。
取引選択画面には、取引キーの押下を促す旨の文言と支払取引のための「お引き出し」キー、入金取引のための「お預け入れ」キー、振込取引のための「振込」キー、口座残高を照会する残高照会取引のための「残高照会」キーおよび通帳に未記入の取引データを記帳する通帳記帳取引のための「通帳記帳」キー等の取引を選択するための取引キーが表示されている。
S2、顧客の選択した取引の入力を位置信号検出部7からの位置信号等により受付けた主制御部3は、顧客が支払取引を選択したことを認識すると共に、カメラ部16により顧客の顔画像を撮影してその視点高さHを認識する。
そして、テンプレート20のアイポート22の位置を顧客の目の位置として、縦方向の基準端(図4において下側の端)からの画素数Pbを計数する。
また、図5において、Sはカメラ17の現金自動預払機1の正面端1aまでの水平距離、ΔSは現金自動預払機1の正面端1aから顧客の目の位置までの水平距離、βはカメラ17の光軸23の水平方向から測った角度、2θはカメラ17のカメラ画角、Hcは床面からのカメラ17の垂直方向距離、つまり高さを表す。
これらの各寸法データとPaで示した総画素数、および図6に示したカード挿入口9以外の紙幣入出金口13等の他の部位の高さと水平方向距離が記憶部4に格納されている。
なお、本実施例のΔSおよびγは現金自動預払機1で取引を行う顧客が表示部6を見るときの立ち位置および視野角には個人差が少ないことを考慮してその平均値等により設定した固定値である。
図5において、カメラの光軸23と水平方向にS+ΔSの距離にある垂直線との交点からカメラ17までの距離をLとし、その交点を中心として光軸23に直行する方向にカメラ画像の画像面24を想定し、そのカメラ画角2θの長さをカメラ画像の縦方向の長さAとし、光軸23から測った顧客の目の位置までの角度をαとし、その角度α方向のカメラ17と画像面24との距離をKとすると、視点高さHは、
S3、視点高さHを認識した主制御部3は、視点高さHを記憶部4に一時保存すると共に、次画面として表示部6に表示するカード挿入画面の表示角度を決定するために記憶部4に格納されているカード挿入口9の高さHtと水平方向距離Stを読出し、これらと式(7)により求められた視点高さHとその正面端1aからの水平距離ΔSとから顧客の首角度Qを次のようにして求める。
従って首角度Qは、
このようにして求めた首角度Qは、顧客が取引カードをカード挿入口9へ挿入しようとするときの視線方向と一致する。これにより顧客の視線方向が演算され、顧客の視線方向が検出される。
S4、カード挿入画面の視線方向を検出した主制御部3は、式(8)で求められた首角度Qを表示角度とし、図1に示す現金自動預払機1の正面幅Wの中央に顧客が立っているとして図3に示すCG現金自動預払機1cの3次元画像を、図3におけるx座標をS+ΔS、y座標を現金自動預払機1の正面幅Wの中央、つまりW/2、z座標を認識した視点高さHとした座標点を中心とした座標変換により回転させて顧客の立ち位置からその視線方向に見たCG現金自動預払機1cの3次元画像を生成し、記憶部4のCG取引カードの3次元画像を同様にして生成してこれらを合成し、記憶部4に格納されている顧客の視野角2γを読出してこれに相当する部分を切出して顧客の視野の3次元画像を生成する。
顧客は表示された3次元画像のCGカード挿入口9cの位置により、現金自動預払機1のカード挿入口9の位置を確認して取引カードをカード挿入口9に挿入する。
なお、顧客が「取消」キーを押下した場合は、主制御部3は位置情報検出部7によりこれを認識し、取引媒体が挿入されている場合はそれぞれの取引媒体取扱部から排出して顧客に返却し、支払取引処理を終了させてステップS1に戻り、表示部6に取引選択画面を表示して待機する。他のステップにおいて「取消」キーが押下された場合も同様である。
この場合の暗証番号入力画面は、通常の暗証番号入力画面と同様であり、ガイダンス表示領域25は表示部6の画面全体に拡大され、暗証番号の入力を促す旨の文言と暗証番号表示欄とその入力のためのテンキーおよび入力の間違いを訂正するための「訂正」キー、その取引を取止めるための「取消」キー等が表示される。顧客はテンキー等によって暗証番号を入力する。
支払金額入力画面には、支払金額の入力を促す旨の文言と支払金額表示欄とその入力のためのテンキー、金額の単位を入力するための「万」キー、「千」キー、「円」キーおよび入力の間違いを訂正するための「訂正」キーや入力終了を指示するための「確認」キー、その取引を取止めるための「取消」キーが表示される。顧客はテンキー等によって支払金額を入力して「確認」キーを押下する。
S8、交信処理により顧客への現金の支払を許可された主制御部3は、払出処理を実行する。
S9、これと並行して、主制御部3はステップS3と同様の視線方向の演算を行う。
S10、現金、カード受取画面の視線方向を検出した主制御部3は、上記ステップS4と同様にしてその視線方向に見たCG現金自動預払機1cの3次元画像を生成し、記憶部4のCG取引カード、取引明細票、紙幣、硬貨の3次元画像と合成し、顧客の視野角2γに相当する部分を切出して顧客の視野の3次元画像を生成し、表示部6に生成した3次元画像およびそのガイダンス表示領域25に取引カードや現金等の受取を促す文言を表示した現金、カード受取画面を表示すると共に、一時待機させていた現金を紙幣入出金口13および硬貨入出金口15を開放すると共に、取引カードや取引明細票をカード挿入口9から排出する。
主制御部3は、顧客がこれらを受取ったことを確認して支払取引処理を終了させ、ステップS1へ戻って顧客操作部5の表示部6に取引選択画面を表示して待機する。
なお、本実施例では支払取引を例に説明したが、入金取引等の他の取引の場合も同様である。
なお、本実施例では顧客が現金自動預払機の正面中央に立っているものとして顧客の視線方向を検出するとして説明したが、図4においてテンプレートにより顧客の目の位置の画素数Pbを計数するときに、テンプレートの対称軸の位置を顧客の顔の中央として横方向の基準端(図4において右側の端)からの画素数Peも計数するようにし、カメラ画像の縦方向の総画素数Pdを記憶部に格納して顧客の左右方向の立ち位置を考慮して顧客の視線方向を検出するようにしてもよい。
また、カメラ部を用いて顧客の行為、例えば「左手でカードを挿入した」「手のひらを上側にしてカードを掴んでいた」等を画像解析により把握し、これを基に顧客の癖や特徴に合わせた3次元画像を生成して表示するようにしてもよい。
更に、本実施例では顧客の行為を促す取引画面を表示するときに顧客の視線方向を顧客の行為部位に合わせて演算するとして説明したが、ステップS3で演算した顧客の視線方向を表示方向としてその顧客の取引において常に用いるようにしてもよい。
更に、本実施例では顧客の目の位置に応じて顧客の視点高さを認識するとして説明したが、以下のようにして視点位置を認識するようにしてもよい。
図9において、カメラ画像は領域27、28、29の3つの領域に分割して設定され、上記ステップS2と同様にしてテンプレート20を用いて顧客の顔画像を探索し、そのアイポート22の位置が3つの領域27、28、29のどの領域に属するかによってその領域の中心として設定した顧客の視点高さHを認識する。つまり予め領域毎にその視点高さHを設定しておき、Pbを計数した時にその領域を特定して直ちに視点高さHを認識する。これにより視点高さHの算出を省略して更に取引時間の短縮化を図ることができる。
更に本実施例のカメラ部により撮影した顧客の顔画像と、顧客の顔画像から認識した顧客の視点高さを関連づけて保存しておけば、後日取引に不正があったときにその不正な取引を行った顧客の顔画像や顧客の視点高さにより、顧客の顔や顧客の背の高さ等を確認することができ、不正な取引を行った顧客の特定を容易に行うことができるという効果がある。
なお、上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図10、図11において、31は顧客検知部であり、現金自動預払機1の正面端1aの上部中央付近に設置され、超音波式や光学式等の近接センサ32を備えており、現金自動預払機1への顧客の接近および退去を検知して主制御部3へその信号を転送する。
本実施例の現金自動預払機1の記憶部4には、実施例1と同様の「業務実行プログラム」、図3に示す3次元画像および視点高認識手段が顧客の視点高さを認識するために用いる寸法データが格納されている。
本実施例では、金融機関等の係員が実施例1と同様にして現金自動預払機1へ電源を投入して「業務実行プログラム」が自動的に起動されると、主制御部3は現金自動預払機1の表示部6に省エネルギモードの画面を表示して顧客検知部31の近接センサ32が顧客を検知するのを待って待機し、近接センサ32が顧客を検知してその信号が転送された時に表示部6に初期画面としての取引選択画面を表示すると共に、上記ステップS2と同様にしてカメラ部16により顧客の顔画像を撮影してその視点高さHを認識する。
その後の作動は、実施例1のステップS3〜S10の作動と同様であるので、その説明を省略する。
この場合に、顧客との取引が終了した時は初期画面としての取引選択画面を表示し、一定時間以上待機状態が続いたときに省エネルギモードに切替えて待機する。
また、実施例1で説明した顧客の顔や頭の位置から視線方向を推定する視線方向検出手段を用いる場合には、近接センサが顧客を検知した時に顧客の視線方向を検出するようにする。
上記の構成の作用について説明する。
本実施例の現金自動預払機1の記憶部4には、実施例1と同様の「業務実行プログラム」、図3に示す3次元画像および視点高認識手段が顧客の視点高さを認識するために用いる寸法データが格納されている。
以下に、図12に示すフローチャートを用い、SAで示すステップに従って本実施例の支払取引処理について説明する。
SA2、顧客の選択した取引の入力を位置信号検出部7からの位置信号等により受付けた主制御部3は、顧客が支払取引を選択したことを認識し、表示部6の画面に図8と同様のカード挿入画面を表示する。
顧客は表示された3次元画像のCGカード挿入口9cの位置により、現金自動預払機1のカード挿入口9の位置を確認して取引カードをカード挿入口9に挿入する。
SA3、これを検知した主制御部3は、カード取扱部8によって取引カードのカード情報を読取ると共に、実施例1のステップS2と同様にしてカメラ部16により顧客の顔画像を撮影してその視点高さHを認識する。
SA5、上記ステップSA3、SA4と平行して、カード情報を読取った後の主制御部3は、実施例1のステップS5と同様にして暗証番号入力画面を表示して暗証番号の入力を促し、顧客はテンキー等によって暗証番号を入力する。
この場合に、ステップSA9において視線方向を演算する時に、主制御部3は上記ステップSA4で一時保存した補正表示角度を読出し、次画面として表示する現金、カード受取画面の各部表示角度を補正表示角度に基づいて補正した表示角度により顧客の視線方向を演算して検出する。
なお、実施例1で説明した顧客の顔や頭の位置から視線方向を推定する視線方向検出手段を用いる場合には、これにより求めた視線方向と各部表示角度との差分を補正表示角度とすればよい。
なお、上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図13において、35は指示入力手段としてのタッチスイッチであり、顧客が顧客の視点高さHに合致した3次元画像を表示するか否かを指示するための画面上のスイッチであって、表示部6のガイダンス表示領域25に表示されており、その押下により表示される3次元画像を顧客の視点高さHに合致した3次元画像に切替えることができる。
本実施例の現金自動預払機1の記憶部4には、実施例1と同様の「業務実行プログラム」、図3に示す3次元画像および視点高認識手段が顧客の視点高さを認識するために用いる寸法データが格納されている。
また、記憶部4には現金自動預払機1のカード挿入口9等の顧客の行為部位の各部の平均値または統計的に求めた顧客の見る位置等を表示角度とした標準表示角度が格納され、表示角度を保存するための表示角度保存エリアが確保されている。表示角度保存エリアには初期値として標準表示角度が保存されている。
SB1、上記実施例1のステップS1と同様にして「業務実行プログラム」が起動すると、現金自動預払機1の主制御部3は初期画面としての取引選択画面を表示して待機し、顧客は支払取引を選択して「お引き出し」キーを押下する。
この場合のCGカード挿入口9c等の3次元画像は、記憶部4の表示角度保存エリアに保存されている表示角度(本ステップでは標準表示角度)で生成した3次元画像であり、その表示部6のガイダンス表示領域25には取引カードの挿入を促す文言およびタッチスイッチ35とその操作方法、その取引を取止めるための「取消」キーが表示される。
SB3、顧客は表示された3次元画像のCGカード挿入口9cの位置により、現金自動預払機1のカード挿入口9の位置が確認できる場合には取引カードをカード挿入口9に挿入する。これを検知した主制御部3はカード情報を読取ってステップSB7へ移行する。
なお、顧客がタッチスイッチ35を押下した後に「取消」キーを押下した場合は、主制御部3は位置情報検出部7によりこれを認識し、取引媒体が挿入されている場合はそれぞれの取引媒体取扱部から排出して顧客に返却すると共に、表示角度保存エリアの表示角度を記憶部4に格納されている標準表示角度に戻して支払取引処理を終了させ、ステップSB1に戻って顧客操作部5の表示部6に取引選択画面を表示して待機する。本実施例の他のステップにおいて「取消」キーが押下された場合も同様である。
SB5、視点高さHを認識した主制御部3は、実施例1のステップS3と同様にして顧客の首角度Qを求めて顧客の視線方向、つまり表示角度を演算し、これを表示角度保存エリアに書込んで表示角度を変更する。
顧客は切替えられた3次元画像のCGカード挿入口9cの位置により、現金自動預払機1のカード挿入口9の位置を確認して取引カードをカード挿入口9に挿入する。これを検知した主制御部3はカード情報を読取ってステップSB7へ移行する。
その後のステップSB8〜SB10作動は、実施例1のステップS6〜S8の作動と同様であるので、その説明を省略する。
SB13、タッチスイッチ35の押下を認識した主制御部3は、上記ステップSB4と同様にして顧客の視点高さHを認識する。
SB15、そして主制御部3は変更した表示角度を用いて実施例1のステップS10と同様にして変更した表示角度の顧客の視野の3次元画像を生成し、ステップSB11で表示したCG現金自動預払機1c等の3次元画像を変更した表示角度の3次元画像に切替える。
なお、本実施例ではタッチスイッチはガイダンス表示領域に表示するとして説明したが、タッチスイッチを表示する位置は前記に限らず、表示部の位置信号検出部が有効となる領域で、3次元画像の視認を妨げない位置であればどこに表示してもよい。
この場合に、ボタンスイッチ37が押下されたときに表示部6の表示内容に関わらず、割込み処理または並行処理により上記と同様にして顧客の視点高さHを認識し、表示角度を演算して表示角度保存エリアの表示角度を変更するようにすれば、いつでもその切替え表示機能を有効に活用することができる。
上記各実施例においては、取引媒体は媒体情報を磁気ストライプに磁気データとして記録する取引カードや通帳として説明したが、取引媒体は前記に限らず、接触式または非接触式のICチップを実装した取引カードや通帳であってもよい。
また、上記各実施例においては自動取引装置は現金自動預払機として説明したが、自動取引装置は前記に限らず、切符やチケット等の自動券売機や自動販売機、情報案内装置等であってもよい。
更に、3次元画像の表示は自動取引装置を取扱う顧客に対して表示するとして説明したが、保守員が用いる現金自動預払機の係員操作部等の表示部に保守を要する部位や異常が生じた部位の3次元画像を上記と同様に保守員の視点高さを認識して表示するようにすれば、保守員に対しても本発明と同様の効果を得ることができ、保守員の作業性を向上させることができる。
2 ホストコンピュータ
3 主制御部
4 記憶部
5 顧客操作部
6 表示部
7 位置信号検出部
8 カード取扱部
9 カード挿入口
10 通帳取扱部
11 通帳挿入口
12 紙幣入出金部
13 紙幣入出金口
14 硬貨入出金部
15 硬貨入出金口
16 カメラ部
17 カメラ
20 テンプレート
21 対称軸
22 アイポート
23 光軸
24 画像面
25 ガイダンス表示部
27、28、29 領域
31 顧客検知部
32 近接センサ
35 タッチスイッチ
37 ボタンスイッチ
Claims (11)
- 主制御部と、表示部とを備え、該表示部に取引画面を表示して顧客との取引を行う自動取引装置において、
前記主制御部は、顧客の視線方向を検出する視線方向検出手段と、該視線方向手段が検出した視線方向の顧客の視野の3次元画像を生成する3次元視野画像生成手段とを備え、
前記主制御部が、顧客の行為を促す取引画面を表示するときに、前記3次元視野画像生成手段が生成した3次元画像を前記表示部に表示することを特徴とする自動取引装置。 - 請求項1において、
前記視線方向検出手段が、顧客の視点高さを認識する視点高認識手段と、該視点高認識手段が認識した視点高さから装置本体を見たときの視線方向を演算する視線方向演算手段とを備えることを特徴とする自動取引装置。 - 請求項2において、
顧客の顔画像を撮影するカメラ部を設け、
前記主制御部が前記視点高認識手段により顧客の視点高さを認識するときに、前記カメラ部で撮影した顧客の顔画像の目の位置を抽出し、該抽出した目の位置に基づいて前記視点高さを認識することを特徴とする自動取引装置。 - 請求項3において、
前記顧客の顔画像と、前記認識した顧客の視点高さとを関連づけて保存することを特徴とする自動取引装置。 - 請求項1、請求項2または請求項3において、
前記主制御部が、初期画面からの入力を受付けた時に、前記視線方向検出手段により顧客の視線方向を検出することを特徴とする自動取引装置。 - 請求項1、請求項2または請求項3において、
顧客を検知する顧客検知部を設け、
該顧客検知部が顧客を検知した時に、前記主制御部が前記視線方向検出手段により顧客の視線方向を検出することを特徴とする自動取引装置。 - 請求項1から請求項5または請求項6において、
顧客の取引媒体に記録された媒体情報を読取る取引媒体取扱部を設け、
前記取引媒体に、前記3次元視野画像生成手段が生成した3次元画像の表示の要否を記録しておくことを特徴とする自動取引装置。 - 請求項1、請求項2または請求項3において、
顧客の取引媒体に記録された媒体情報を読取る取引媒体取扱部を設け、
該取引媒体取扱部が取引媒体の挿入を検知した時に、前記主制御部が前記視線方向検出手段により顧客の視線方向を検出することを特徴とする自動取引装置。 - 請求項2において、
顧客の取引媒体に記録された媒体情報を読取る取引媒体取扱部を設けると共に、前記取引媒体に顧客の視点高さを記録しておき、
前記主制御部が前記視点高認識手段により顧客の視点高さを認識するときに、前記取引媒体取扱部により取引媒体に記録された顧客の視点高さを読取って認識することを特徴とする自動取引装置。 - 請求項8または請求項9において、
前記取引媒体に、前記3次元視野画像生成手段が生成した3次元画像の表示の要否を記録しておくことを特徴とする自動取引装置。 - 請求項1から請求項6または請求項8、請求項9において、
前記3次元視野画像生成手段が生成した3次元画像の表示の要否を指示する指示入力手段を設けたことを特徴とする自動取引装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004113966A JP4403866B2 (ja) | 2004-04-08 | 2004-04-08 | 自動取引装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004113966A JP4403866B2 (ja) | 2004-04-08 | 2004-04-08 | 自動取引装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005301484A true JP2005301484A (ja) | 2005-10-27 |
JP4403866B2 JP4403866B2 (ja) | 2010-01-27 |
Family
ID=35332969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004113966A Expired - Fee Related JP4403866B2 (ja) | 2004-04-08 | 2004-04-08 | 自動取引装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4403866B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010170467A (ja) * | 2009-01-26 | 2010-08-05 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 自動取引装置 |
KR100991653B1 (ko) | 2007-04-18 | 2010-11-04 | 오끼 덴끼 고오교 가부시끼가이샤 | 자동 거래 장치 |
KR101010008B1 (ko) | 2007-10-29 | 2011-01-21 | 오끼 덴끼 고오교 가부시끼가이샤 | 자동거래 장치, 자동거래 시스템 및 자동거래 장치의 동작방법 |
JP2014505933A (ja) * | 2010-12-30 | 2014-03-06 | イリヤ・ウラジミロヴィッチ・クリグマン | 為替市場での売買用遠隔通信端末 |
KR101456786B1 (ko) * | 2013-06-04 | 2014-11-12 | 주식회사 엘지씨엔에스 | 금융기기 및 그 제어 방법 |
-
2004
- 2004-04-08 JP JP2004113966A patent/JP4403866B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100991653B1 (ko) | 2007-04-18 | 2010-11-04 | 오끼 덴끼 고오교 가부시끼가이샤 | 자동 거래 장치 |
KR101010008B1 (ko) | 2007-10-29 | 2011-01-21 | 오끼 덴끼 고오교 가부시끼가이샤 | 자동거래 장치, 자동거래 시스템 및 자동거래 장치의 동작방법 |
JP2010170467A (ja) * | 2009-01-26 | 2010-08-05 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 自動取引装置 |
JP2014505933A (ja) * | 2010-12-30 | 2014-03-06 | イリヤ・ウラジミロヴィッチ・クリグマン | 為替市場での売買用遠隔通信端末 |
KR101456786B1 (ko) * | 2013-06-04 | 2014-11-12 | 주식회사 엘지씨엔에스 | 금융기기 및 그 제어 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4403866B2 (ja) | 2010-01-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2005056333A (ja) | 小切手処理装置、プログラム、電子決済システムおよび小切手処理制御方法 | |
JP6889023B2 (ja) | 受付システム | |
TW200803471A (en) | Camera device and monitoring system | |
KR100952872B1 (ko) | 자동 거래 장치 | |
JP4695971B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP5309783B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP5121607B2 (ja) | 自動取引装置およびシステムならびに情報記録媒体 | |
JP5633363B2 (ja) | 自動取引装置、自動取引方法、及びプログラム | |
JP2007087316A (ja) | 自動取引装置及び自動取引システム | |
JP5383596B2 (ja) | 自動取引システム,自動取引装置,及び取引可否判定方法 | |
JP4403866B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP2011118716A (ja) | 自動取引装置 | |
JP5228696B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP4952305B2 (ja) | 本人確認システム | |
JP2007328575A (ja) | 取引処理装置 | |
JP2009048336A (ja) | 自動取引装置および自動取引システム | |
JP2010026637A (ja) | 自動取引装置 | |
JP4682730B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP7277406B2 (ja) | 自動取引装置、偽造カード判定方法、及び偽造カード判定プログラム | |
JP5092602B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP2019106003A (ja) | 端末装置、現金自動預払機、振込処理方法、プログラム | |
JP6566017B2 (ja) | 端末装置、現金自動預払機、一時預入システム、一時預入方法、プログラム | |
JP2002157544A (ja) | マネーカードとマネーカードシステム | |
JP7395914B2 (ja) | 現金自動預払機、処理方法、プログラム | |
JP2024072795A (ja) | 自動取引装置、表示方法、及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060830 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090709 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090714 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090911 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091013 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091026 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121113 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121113 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121113 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |