JP2005301064A - システム顕微鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】 標本の上下方向からの異なる位置の観察を常に最適な状態で行なうことができる顕微鏡システムを提供する。
【解決手段】 標本3を載置するステージ5の下方から照明光を照射するとともに、照明光が照射され標本3より発せられる検出光を取得する倒立顕微鏡4と、ステージ5の上方から照明光を照射するとともに、照明光が照射され標本3より発せられる検出光を取得する正立顕微鏡7を有し、これら倒立顕微鏡4および正立顕微鏡7の少なくとも一方を、倒立顕微鏡4または正立顕微鏡7の観察光路に対して垂直な平面内で移動可能とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、標本の観察を上下方向から同時に行うことができるシステム顕微鏡に関するものである。
従来、標本の下側から標本を観察する倒立顕微鏡をベースにして、標本の上側にも観察用の手段を配置して正立顕微鏡の構成も備えたシステム顕微鏡が知られている。
特許文献1は、このような考えに基づいたシステム顕微鏡の一例を開示したもので、図9に示すように正立顕微鏡と倒立顕微鏡の光軸を共通にして組合わせることで標本の同じ部位を上下から同時に観察できるようになっている。この場合、図9において、101は標本、102、103は照明光源であり、照明光源102からの光は、励起フィルター104を透過してダイクロイックミラー106で反射し、対物レンズ110を介して標本101の上方から照射される。また、標本101を出た光(蛍光)は、対物レンズ110で平行光となり、ダイクロイックミラー106を透過し、蛍光フィルタ108、結像レンズ112を介して反射ミラー114で反射し、接眼レンズ116で目視観察される。また、照明光源103からの光は、励起フィルター105を透過してダイクロイックミラー107で反射し、対物レンズ111を介して標本101の下方から照射される。また、標本101を出た光(蛍光)は、対物レンズ111で平行光となり、ダイクロイックミラー107を透過し、蛍光フィルタ109、結像レンズ113を介して反射ミラー115で反射し、接眼レンズ117で目視観察される。
また、このようなシステム顕微鏡では、使用目的によって、フィルターを取り外したり、ダイクロイックミラーを45度入射フィルターやビームスプリッター(ハーフミラー)に取り替えたりできるようになっている。これにより、例えば、標本101の上下の対物レンズ110、111の焦点位置を、標本101に対して別々に設定することで、厚みのある標本101に対して高さの違う個所の同時観察を可能とし、また、励起フィルタ104を光路から外すことで、標本101の上方から照明して、下方から観察する透過観察と、標本101の下方から照明して、上側から観察する蛍光観察を可能とすることで、蛍光コントラストを低下させずに、標本101の同じ部位の蛍光観察と透過観察の同時観察を可能にしている。
しかし、このような特許文献1のものは、標本101の下側に配置される対物レンズ111と結像レンズ113により構成される下側光路P1と、標本101の上側に配置される対物レンズ110と結像レンズ112により構成される上側光路P2の相対位置は固定していて移動できない。このため、標本101での観察位置は、同時に同じ場所でしか観察できない。つまり、標本101の光軸Pに垂直な平面内の、異なった位置を上下側の対物レンズ110,111で同時に観察することはできない。
このような問題を解決するものとして、特許文献2に開示されるように、上側対物レンズを上側観察光路に対して垂直平面内で移動可能とした移動機構を有するものが知られている。つまり、特許文献2のものは、上側観察光路に対して上側対物レンズが移動可能になっていて、上側対物レンズを移動することで下側対物レンズと上側対物レンズの相対位置を変化させることで、標本の光軸に垂直な方向で異なる位置を上下の対物レンズで同時に観察できるようにしている。また、例えば上側の照明光源にレーザ発振器を用い、上方の光路を介してレーザ光を標本に照射するような場合、上側対物レンズを上側光路に対して垂直平面内で移動させることにより、標本上でのレーザ光の照射位置を移動することもできる。下側の照明光源にレーザ発振器を用い、下方の光路を介してレーザ光を標本に照射するような場合も同じ効果が得られる。
特開平2000−89124号公報 特開平2002−55282号公報
ところが、このような特許文献2のものについても、以下述べるような問題がある。図10は、標本120の光軸Pに垂直な平面内の異なる位置を、上下の対物レンズ121,122により同時に観察するときの状況を示し、図11には、上下の対物レンズ121,122より光軸Pに垂直な方向で異なる位置に同時に照明光を照射しているときの状態を示している。
この場合、図10に示すように、上下の対物レンズ121,122により標本120の光軸Pに垂直な平面内の異なる位置を観察する場合は、上側対物レンズ121のみを上側光路P2に垂直な平面内で移動することになるが、こうすると、上側対物レンズ121と上側結像レンズ123の位置関係がずれて、上側対物レンズ121からの平行光束の一部が上側結像レンズ123に入射できないことがあり、この状態で、標本120の観察像を上側から観察すると、観察像のケラレ(図示ハッチング部分)が発生するという問題を生じる。
また、図11に示すように、上下の対物レンズ121,122より光軸Pに垂直な平面内の異なる位置に同時に照明光を照射する場合、上側対物レンズ121を上側光路P2に垂直な平面内で移動することになるが、このとき上側から標本120に照射される照明光は、上側対物レンズ121と上側結像レンズ123の間に配置されるダイクロイックミラー124で反射して上側光路P2へ入射するため、ダイクロイックミラー124と上側対物レンズ121の位置関係が図示のようにずれると、ダイクロイックミラー124で反射した光束の一部(図示ハッチング部分)が上側対物レンズ121に入射できないことがあり、上側対物レンズ121から標本120に照射される照明光にムラが生じるという問題を生じる。
また、照明光源にレーザ光を用い、標本120にレーザ光を照明光として照射する場合も同様で、ダイクロイックミラー124で反射されるレーザ光の光束の一部が上側対物レンズ121に入射できないことがあると、レーザスポットの形状が歪んだものとなり、レーザスポット内でのレーザ強度の分布に乱れを生じるという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、標本の上下方向からの異なる位置の観察を常に最適な状態で行なうことができる顕微鏡システムを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、標本を載置する標本載置手段と、前記標本載置手段の下方から照明光を照射する照明光路と、前記照明光が照射され標本より発せられる検出光を取得する観察光路とを有する倒立顕微鏡と、前記標本載置手段の上方から照明光を照射する照明光路と、前記照明光が照射され標本より発せられる検出光を取得する観察光路とを有する正立顕微鏡と、前記倒立顕微鏡および正立顕微鏡の少なくとも一方を、前記倒立顕微鏡または正立顕微鏡の観察光路に対して垂直な平面内で移動させる移動手段とを具備したことを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記移動手段は、直交する2方向に移動可能な移動部材を有するステージであることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記ステージは、前記移動部材をそれぞれの移動方向に押出し操作する押出し手段を有することを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記ステージは、前記移動部材をそれぞれの移動方向に駆動する電動駆動手段を有することを特徴としている。
請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明において、前記倒立顕微鏡および正立顕微鏡の少なくとも一方は、さらにレーザ光源と、該レーザ光源からのレーザ光を前記標本に照射するレーザ光路を有することを特徴としている。
請求項6の発明は、請求項2乃至5のいずれかに記載の発明において、前記ステージは、前記標本載置手段に設けられ、前記正立顕微鏡を観察光路に対して垂直な平面内で移動可能としたことを特徴としている。
本発明によれば、倒立顕微鏡および正立顕微鏡の少なくとも一方を、倒立顕微鏡または正立顕微鏡の観察光路に対して垂直な平面内で移動可能とすることにより、標本の異なる位置を同時に観察できる。このとき、倒立顕微鏡または正立顕微鏡を移動しても、それぞれの光学素子の位置関係が変化することがないので、安定した光路を確保でき、常に最適な状態で観察を行なうことができる。
また、本発明によれば、レーザ光の形状を変化させることなく、標本への照射位置を観察視野の中心から移動して任意に設定することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従い説明する。
(第1の実施の形態)
図1および図2は、本発明の第1の実施の形態に係るシステム顕微鏡の概略構成で、図1は側面図、図2は正面図を示している。なお、ここでは、蛍光観察に用いられるシステム顕微鏡を示している。
図において、1は顕微鏡全体を支える基準面(例えば定板)で、この基準面1上には、移動手段としてX−Yステージ2が固定されている。X−Yステージ2の上部には、倒立顕微鏡4が配置されている。倒立顕微鏡4は、標本3を下側から観察するようになっており、下側観察光路O1を有している。
倒立顕微鏡4の上方には、標本3を保持する標本載置手段としてのステージ5が配置されている。このステージ5は、基準面1に固定された4本のステージ足6により保持されている。この場合のステージ足6は、4本に限らず、ステージ5を安定して支持できるのであれば、3本以上何本でもよい。ただし、これらステージ足6は、X−Yステージ2の後述するマイクロメータ208の回転軸延長上や、倒立顕微鏡4の側面に配された操作部(例えば、後述する回転焦準ノブ12)の延長上に配置されないことが必要である。
ステージ5の上方には、正立顕微鏡7が配置されている。正立顕微鏡7は、標本3を上側から観察するようになっており、上側観察光路O2を有している。
この場合、下側観察光路O1と上側観察光路O2は、標本3の付近で平行であり、この平行な部分の光軸を符号Oで示している。
ステージ5の上面5aには、支柱8が直立して設けられている。この支柱8は、光軸Oと平行に配置されていて、正立顕微鏡7を光軸Oに沿って移動可能に保持している。
次に、各構成要素について詳細に説明をする。
X−Yステージ2は、基準面1上にベース201が固定されている。このベース201上には、光軸Oに対して垂直な方向に沿って2本のボールガイド202が平行に配置されている。これらボールガイド202には、移動部材としてのXベース203が設けられている。Xベース203は、ボールガイド202に沿ってX方向に移動可能になっている。
Xベース203上には、ボールガイド202と直交する方向に2本のボールガイド204が平行に配置されている。これらボールガイド204には、他の移動部材としての保持部材(Yベース)205がが設けられている。保持部材205は、ボールガイド204に沿ってY方向に移動可能になっている。
保持部材205とXベース203は、Y方向の端部を弾性部材206により弾性的に連結されている。Xベース203の弾性部材206を取り付けた端部と反対側端部には、固定部材207が設けられ、この固定部材207には、押出し手段としてマイクロメータ208が設けられている。マイクロメータ208は、保持部材205を弾性部材206の弾性力に抗してY方向に押出し操作するものである。
同様にして、ベース201とXベース203は、X方向の端部を弾性部材209により弾性的に連結されている。ベース201の弾性部材209を取り付けた端部と反対側端部には、固定部材210が設けられ、この固定部材210には、他の押出し手段としてマイクロメータ211が設けられている。マイクロメータ211は、Xベース203を弾性部材209の弾性力に抗してX方向に押し出し操作するものである。
このようなX−Yステージ2の上に倒立顕微鏡4が配置されている。
この場合、倒立顕微鏡4で用いられる上述したステージ5は、剛性を持った板部材からなり、ほぼ中央に光軸Oの通る空穴5bが設けられている。
ステージ5の下方には、下側対物レンズ9が配置されている。下側対物レンズ9は、レボルバ10に保持固定されている。レボルバ10は、複数の下側対物レンズ9を保持しており、回転操作により所望する下側対物レンズ9を光軸O上に配置できるようになっている。
レボルバ10は、レボルバ保持台11に回転可能に設けられている。レボルバ保持台11は、倒立顕微鏡4内部の不図示のラック&ピニオン機構を介して回転焦準ノブ12に連結されている。回転焦準ノブ12は、回転操作によりレボルバ保持台11を光軸Oに沿った上下方向に移動させ、ステージ5上の標本3と下側対物レンズ9の相対距離を変化させ、標本3のピント合わせを可能にしている。
下側対物レンズ9の下側の光路(下側観察光路O1)には、結像レンズ13と反射ミラー14が配置され、下側対物レンズ9を通って平行光となった標本3からの光を結像レンズ13を介して反射ミラー14に入射するようにしている。反射ミラー14は、結像レンズ13を介して入射した光を斜め上方向(水平に対し45°の角度)に反射させるようにしている。
反射ミラー14の反射光路には、不図示のリレー光学系を介して接眼レンズ15が配置されている。接眼レンズ15は、反射ミラー14で反射される標本3からの検出光を目視観察するものである。
下側対物レンズ9と結像レンズ13との間の光路には、ミラーカセット19が配置されている。このミラーカセット19には、ダイクロイックミラー20が設けられている。この場合、ミラーカセット19は、ダイクロイックミラー20の他に、不図示の光学素子を複数個有し、これらダイクロイックミラー20を含む光学素子を選択的に光路上に配置させるようになっている。
ダイクロイックミラー20には、光源16からの光が入射するようになっている。光源16は、投光管18を介して倒立顕微鏡4に固定されたランプハウス17に内蔵されている。
この場合、ダイクロイックミラー20は、光源16からの光を反射し、標本3からの検出光を透過するような特性を有している。これにより、光源16から発せられた光は、光路O1aを通ってダイクロイックミラー20により下側光路O1に沿って反射され、下側対物レンズ9を介して標本3に照射し、また、標本3から発せられる検出光は、下側対物レンズ9を介してダイクロイックミラー20を透過するようになる。
なお、ミラーカセット19には、ダイクロイックミラー20から見てランプハウス17側の光路に励起フィルタ21が配置され、結像レンズ13側の光路に蛍光フィルタ22が着脱可能に配置されている。
一方、ステージ5上方に配置される正立顕微鏡7では、ステージ5の上方に上側対物レンズ23が配置されている。上側対物レンズ23は、レボルバ24に保持固定されている。レボルバ24は、複数の上側対物レンズ23を保持しており、回転操作により所望する上側対物レンズ23を光軸O上に配置できるようになっている。
レボルバ24は、アーム25に着脱可能に設けられている。アーム25は、焦準ユニット27に一体に設けられている。焦準ユニット27は、支柱8に沿って移動可能に設けられている。また、焦準ユニット27には、回転焦準ノブ26と不図示のラック&ピニオン機構が設けられ、回転焦準ノブ26の回転操作によりラック&ピニオン機構を介して支柱8に沿って上下方向(光軸O2方向)に移動し、ステージ5上の標本3と上側対物レンズ23の相対距離を変化させて標本3のピント合わせを可能にしている。
焦準ユニット27には、固定ノブ28が設けられている。固定ノブ28は、焦準ユニット27を支柱8上の任意の高さで固定するものである。
焦準ユニット27の上方には、他の焦準ユニット29が配置されている。この焦準ユニット29は、焦準ユニット27とほぼ同一の構造をしたもので、支柱8に沿って移動可能に設けられている。焦準ユニット29には、回転焦準ノブ30と不図示のラック&ピニオン機構が設けられている。回転焦準ノブ30の回転操作によりラック&ピニオン機構を介して支柱8に沿って上下方向(光軸O1方向)に移動するようになっている。焦準ユニット29には、固定ノブ31が設けられている。固定ノブ31は、焦準ユニット29を支柱8上の任意の高さで固定するものである。
焦準ユニット29には、アーム32が一体に設けられている。アーム32の上部には、鏡筒33が着脱可能に設けられている。鏡筒33には、結像レンズ34及びプリズム35が内蔵されるとともに、接眼レンズ36が設けられ、上側対物レンズ23を通って平行光となった標本3からの光(観察像)を結像レンズ34を介してプリズム35で反射し、接眼レンズ36で目視観察できるようにしている。
上側対物レンズ23と結像レンズ34との間の光路には、ミラーカセット37が配置されている。このミラーカセット37には、ダイクロイックミラー38が設けられている。この場合、ミラーカセット37についても、ダイクロイックミラー38の他に、不図示の光学素子を複数個有し、これらダイクロイックミラー38を含む光学素子を選択的に光路上に配置させるようになっている。
ダイクロイックミラー38には、光源39からの光が入射するようになっている。光源39は、投光管41を介して正立顕微鏡7に固定されたランプハウス40に内蔵されている。
この場合、ダイクロイックミラー38は、光源39からの光を反射し、標本3からの検出光を透過するような特性を有している。これにより、光源39から発せられた光は、光路O2aを通ってダイクロイックミラー38により下側光路O2に沿って反射して、上側対物レンズ23介して標本3に照射され、また、標本3から発せられる検出光は、上側対物レンズ23を介してダイクロイックミラー38を透過するようになる。
また、ミラーカセット37には、ダイクロイックミラー38から見てランプハウス40側の光路に励起フィルタ42が配置され、結像レンズ34側の光路に蛍光フィルタ43が着脱可能に配置されている。
なお、上述した励起フィルタ21(42)は、光源16(39)とダイクロイックミラー20(38)の間に位置していれば、上述した位置に限らない。また、蛍光フィルタ22(43)についてもダイクロイックミラー20(38)と結像レンズ13(34)の間に位置していれば、上述した位置に限らない。
また、ダイクロイックミラー20,38、励起フィルタ21、42、蛍光フィルタ22,43は、標本3から発せられる検出光(蛍光)と、励起フィルタ21,42によって選択される励起光の波長特性に合わせて最適なものが用いられる。
さらに、上述した顕微鏡システムでは、主として蛍光観察に用いられるものについて述べたが、他の観察法を用いるものにも適用できる。この場合、それぞれの観察法に応じて励起フィルタ21,42、蛍光フィルタ22,43は、必要に応じて取外すようにする。
次に、このように構成した第1の実施の形態の作用について述べる。
この場合、倒立顕微鏡4側では、光源16から光が発生すると、光路O1aを通ってダイクロイックミラー20に入射し、ダイクロイックミラー20で下側観察光路O1に沿って上方向に反射し、下側対物レンズ9を介して標本3に照射される。また、標本3から検出光(蛍光)が発せられると、蛍光は、下側対物レンズ9により平行光となってダイクロイックミラー20を透過し、結像レンズ13を介して反射ミラー14で反射し、不図示のリレー光学系を介して接眼レンズ15に入射して目視観察される。
一方、正立顕微鏡7側では、光源39から光が発生すると、光路O2aを通ってダイクロイックミラー38に入射し、ダイクロイックミラー38で上側観察光路O2に沿って下方向に反射し、上側対物レンズ23を介して標本3に照射される。また、標本3から検出光(蛍光)が発せられると、この蛍光は、上側対物レンズ23を介してダイクロイックミラー38を透過し、結像レンズ34を介してプリズム35で反射し、接眼レンズ36に入射して目視観察される。
この状態で、まず、倒立顕微鏡4と正立顕微鏡7により標本3の同じ位置を上下方向から同時に観察するには、X−Yステージ2を操作して倒立顕微鏡4を光軸Oに垂直な面内で移動し、倒立顕微鏡4の下側観察光路O1を正立顕微鏡7の上側観察光路O2に一致させる。この場合、X−Yステージ2のマイクロメータ208を回転操作し、この回転量だけ保持部材205を弾性部材206の弾性力に抗してY方向に押出し操作し、同様にマイクロメータ211を回転操作し、この回転量だけXベース203を弾性部材209の弾性力に抗してX方向に押出し操作することで、倒立顕微鏡4をXY方向に移動させ、倒立顕微鏡4の下側観察光路O1を正立顕微鏡7の上側観察光路O2に一致させる。これにより、倒立顕微鏡4と正立顕微鏡7は、標本3の同じ位置を上下方向から同時に蛍光観察できるようになる。
次に、倒立顕微鏡4と正立顕微鏡7により、標本3の異なる位置を観察するような場合は、X−Yステージ2を操作して倒立顕微鏡4を光軸Oに垂直な平面内で移動し、倒立顕微鏡4の下側観察光路O1を正立顕微鏡7の上側観察光路O2からずらすようにする。この場合も、X−Yステージ2のマイクロメータ208を回転操作し、この回転量だけ保持部材205を弾性部材206の弾性力に抗してY方向に押出し操作し、同時に、マイクロメータ211を回転操作し、この回転量だけXベース203を弾性部材209の弾性力に抗してX方向に押出し操作することで、倒立顕微鏡4をXY方向に移動させ、倒立顕微鏡4の下側観察光路O1を正立顕微鏡7の上側観察光路O2から所望する方向に所定量だけずらすようにする。これにより、倒立顕微鏡4と正立顕微鏡7は、標本3の異なる位置を上下方向から同時に観察できることになる。
この場合、倒立顕微鏡4の観察位置を決定した後に、マイクロメータ208(211)から手を放しても、X−Yステージ2の保持部材205(Xベース203)は、マイクロメータ208(211)による押し出し操作に対して弾性部材206(209)の弾性力によりマイクロメータ208(211)側に押し付けられているので、X−Yステージ2が勝手に動いてしまうようなことがなく、倒立顕微鏡4の観察位置を正確に維持することができる。また、倒立顕微鏡4は、全ての光学系が一体となって移動し、下側対物レンズ9と結像レンズ13の間の光路の位置関係が変化することがないので、下側対物レンズ9により平行光となった標本3からの検出光束が結像レンズ13によりケラレるのを防止でき、また、下側対物レンズ9とダイクロイックミラー20との光路の位置関係も一定にできるので、ダイクロイックミラー20で反射される光源からの光の全て下側対物レンズ9に入射させることもできる。
従って、このようにすれば、倒立顕微鏡4を正立顕微鏡7に対して光軸Oに垂直な面内で移動することにより、標本3のX、Y方向の異なる2ヶ所を上下方向から同時に観察できる。この時の標本3の観察点の相対位置は、マイクロメータ208、211の押し出し量から簡単に確認できる。
また、倒立顕微鏡4と正立顕微鏡7は、下側対物レンズ9と結像レンズ13の位置関係は勿論、上側対物レンズ23と結像レンズ34の位置関係が変化しないことから、標本3を上下どちらから観察しても、倒立顕微鏡4の観察位置をずらしたことによる検出光束のケラレが発生することがなく、安定した光路を確保でき、常に最適な状態での観察を行うことができる。
さらに、X−Yステージ2の保持部材205(Xベース203)は、マイクロメータ208(211)による押し出し操作に対して弾性部材206(209)の弾性力によりマイクロメータ208(211)側に押し付けられているので、倒立顕微鏡4による標本3の観察位置を安定して維持することもできる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。
図3および図4は、本発明の第2の実施の形態に係るシステム顕微鏡の概略構成で、図3は側面図、図4は正面図を示している。この場合、図3および図4は、図1および図2と同一部分には、同符号を付している。
この場合、倒立顕微鏡4は、基準面1上に直接固定されている。
倒立顕微鏡4の上方に配置されるステージ5上には、X−Yステージ50が固定されている。X−Yステージ50は、上述したX−Yステージ2と同じ構成をしたもので、ステージ5上にベース501が固定されている。このベース501上には、光軸Oに対して垂直な方向に沿って2本のボールガイド502が平行に配置されている。これらボールガイド502には、Xベース503が設けられている。Xベース503は、ボールガイド502に沿ってX方向に移動可能になっている。Xベース503上には、ボールガイド502と直交する方向に2本のボールガイド504が平行に配置されている。これらボールガイド504には、Yベースとして保持部材505がが設けられている。保持部材505は、ボールガイド504に沿ってY方向に移動可能になっている。
保持部材505とXベース503は、Y方向の端部を弾性部材506により弾性的に連結されている。Xベース503の弾性部材506を取り付けた端部と反対側端部には、固定部材507が設けられ、この固定部材507には、マイクロメータ508が設けられている。マイクロメータ508は、保持部材505を弾性部材506の弾性力に抗してY方向に押し出し操作するものである。同様にして、ベース501とXベース503は、X方向の端部を弾性部材509により弾性的に連結されている。ベース501の弾性部材509を取り付けた端部と反対側端部には、固定部材510が設けられ、この固定部材510には、マイクロメータ511が設けられている。マイクロメータ511は、Xベース503を弾性部材509の弾性力に抗してX方向に押出し操作するものである。
この場合、マイクロメータ508、511は、それぞれの操作ハンドル508a、511aをステージ5の上面5aで、観察者から見て右側に集めて配置している。
このようなX−Yステージ50の上に支柱8が直立して設けられている。この支柱8は、光軸Oと平行に配置されていて、正立顕微鏡7を光軸Oに沿って移動可能に保持している。
その他は、第1の実施の形態で述べた図1、図2と同様である。
従って、このような構成にしても、倒立顕微鏡4と正立顕微鏡7により標本3のX、Y方向の異なる2ヶ所を上下方向から同時に観察できる。この場合、X−Yステージ50のマイクロメータ508、511を操作して、正立顕微鏡7を光軸Oに垂直な平面内で移動させ、光軸O上に位置する倒立顕微鏡4からの照明光の集光位置に対して正立顕微鏡7からの照明光の集光位置をずらすことで、標本3の異なる位置を同時に励起でき、これら励起された位置を倒立顕微鏡4と正立顕微鏡7により同時に観察することができる。
また、倒立顕微鏡4と正立顕微鏡7は、下側対物レンズ9と結像レンズ13の位置関係と、上側対物レンズ23と結像レンズ34の位置関係が変化しないことから、標本3を上下どちらから観察しても、正立顕微鏡7の観察位置をずらしたことによる検出光束のケラレが発生しない最適な観察を行うことができる。
さらに、X−Yステージ50についても、保持部材505(Xベース503)は、マイクロメータ508(511)による押出し操作に対して弾性部材506(509)の弾性力によりマイクロメータ508(511)側に押し付けられているので、正立顕微鏡7による標本3の観察位置を安定して維持することもできる。
さらに、マイクロメータ508、511の操作ハンドル508a、511aが基準面1より高いステージ5上に配置されているので、観察者は、目線を下に落とすことなく安定した姿勢でマイクロメータ508、511を操作することができる。また、マイクロメータ508、511の操作ハンドル508a、511aは、観察者から見て右側に標本3から離して配置されているので、ステージ5上の標本3の交換などの作業に支障をきたすことがない。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態を説明する。
図5および図6は、本発明の第3の実施の形態に係るシステム顕微鏡の概略構成で、図5は側面図、図6は正面図を示している。ここで、図5および図6は、図1および図2と同一部分には、同符号を付している。
この場合、正立顕微鏡7は、アーム32と結像レンズ34との間の光路に、ミラーカセット61が配置されている。このミラーカセット61には、ダイクロイックミラー62が設けられている。ミラーカセット61は、回転操作によりダイクロイックミラー62を選択的に光路上に配置させるようになっている。ダイクロイックミラー62は、後述するレーザ発振器63からのレーザ光を反射し、標本3からの検出光を透過するような特性を有している。
ダイクロイックミラー62には、レーザ発振器63からのレーザ光が入射するようになっている。レーザ発振器63は、所定波長のレーザ光を発生するものである。レーザ発振器63には、コリメートレンズ64を介して光ファイバケーブル65の入射端が接続されている。光ファイバケーブル65の出射端には、コリメートレンズ66が配置され、このコリメートレンズ66を介して平行光となったレーザ光がダイクロイックミラー62に入射するようになっている。
一方、倒立顕微鏡4は、下側対物レンズ9とミラーカセット19との間の光路に、ミラーホルダ67が配置されている。このミラーホルダ67には、ダイクロイックミラー68が設けられている。ミラーホルダ67は、ツマミ67aの操作でダイクロイックミラー68を選択的に光路上に配置させるようになっている。ダイクロイックミラー68は、後述するレーザ発振器69からのレーザ光を反射し、標本3からの検出光を透過するような特性を有している。
ダイクロイックミラー68には、レーザ発振器69からのレーザ光が入射するようになっている。レーザ発振器69は、所定波長のレーザ光を発生するものである。レーザ発振器69には、コリメートレンズ70を介して光ファイバケーブル71の入射端が接続されている。光ファイバケーブル71の出射端には、コリメートレンズ72が配置され、このコリメートレンズ72を介して平行光となったレーザ光がダイクロイックミラー68に入射するようになっている。
その他は、第1の実施の形態で述べた図1、図2と同様である。
このような構成において、まず、倒立顕微鏡4において、ミラーホルダ67を操作してダイクロイックミラー68を光路上に挿入する。この状態で、レーザ発振器69からレーザ光を発生すると、レーザ光は、光ファイバケーブル71を透過し、コリメートレンズ72で平行光となってダイクロイックミラー68で反射し、下側対物レンズ9を介して標本3内のピント位置に集光する。
一方、正立顕微鏡7では、第1の実施の形態で述べたように、光源39から光が発生すると、光路O2aを通ってダイクロイックミラー38に入射し、上側観察光路O2に沿って下方向に反射し、上側対物レンズ23を介して標本3に照射される。また、標本3からの検出光(蛍光)は、上側対物レンズ23を介してダイクロイックミラー38を透過し、結像レンズ34を介してプリズム35で反射し、接眼レンズ36に入射して目視観察される。
この場合、最初にX−Yステージ2のマイクロメータ208,211を操作し、倒立顕微鏡4を光軸Oに垂直な面内で移動して、倒立顕微鏡4より標本3に照射されるレーザ光の集光位置を正立顕微鏡7の観察視野中心に一致させる。
次に、改めてX−Yステージ2のマイクロメータ208,211を操作する。すると、倒立顕微鏡4は、マイクロメータ208,211を回転操作量だけXY方向に移動し、レーザ光の集光位置が正立顕微鏡7の観察視野中心からずれるようになる。この場合、倒立顕微鏡4は、X−Yステージ2の移動により全ての構成が一体になって移動し、光ファイバケーブル71、コリメートレンズ72、ダイクロイックミラー68および下側対物レンズ9の位置関係が変化することがないので、コリメートレンズ72から出射するレーザ光の全てがダイクロイックミラー68で反射し、
下側対物レンズ9に導入されるようになる。これにより、下側対物レンズ9を介して標本3に照射されるレーザ光は、スポット形状に歪を生じることがなく、強度分布の安定した状態が維持される。
従って、このようにすれば、X−Yステージ2を操作し倒立顕微鏡4を光軸Oに垂直な面内で移動させることにより、倒立顕微鏡4から標本3へのレーザ光の集光位置を正立顕微鏡7の観察視野中心からずらすように移動することができる。この場合、倒立顕微鏡4は、X−Yステージ2の移動により全ての構成が一体になって移動し、各光学素子の位置関係が変化することがないので、標本3に照射されるレーザ光のスポット形状に歪を歪を生じることがなく、強度分布を安定させることができる。
なお、上述では、倒立顕微鏡4のレーザ光を標本3に照射し、正立顕微鏡7で標本3の観察を行ったが、これとは逆に、正立顕微鏡7側よりレーザ光を標本3に照射し、倒立顕微鏡4で標本3の観察を行なうことができる。この場合、正立顕微鏡7において、ミラーカセット61を操作してダイクロイックミラー62を光路上に挿入する。この状態で、レーザ発振器63からレーザ光を発生すると、レーザ光は、光ファイバケーブル65を透過し、コリメートレンズ66で平行光となってダイクロイックミラー62で反射し、上側対物レンズ23を透過して標本3内のピント位置に集光する。一方、倒立顕微鏡4では、光源16からの光をダイクロイックミラー20に入射し、下側対物レンズ9を介して標本3に照射し、また、標本3からの検出光を下側対物レンズ9、ダイクロイックミラー20を透過し、結像レンズ13を介して接眼レンズ15で目視観察可能にする。
この状態で、X−Yステージ2を操作して倒立顕微鏡4による標本3の観察視野中心を正立顕微鏡7から照射されるレーザ光の集光位置に一致させ、さらにX−Yステージ2を操作して倒立顕微鏡4の観察視野中心を正立顕微鏡7のレーザ光集光位置からずらすことにより上述したと同じ効果が得られる。
(第4の実施の形態)
次に、本発明の第4の実施の形態を説明する。
図7および図8は、本発明の第4の実施の形態に係るシステム顕微鏡の概略構成で、図7は側面図、図8は正面図を示している。ここで、図7および図8は、図6および図7と同一部分には、同符号を付している。
この場合、倒立顕微鏡4は、基準面1上に電動X−Yステージ81を介して設けられている。電動X−Yステージ81は、基準面1上にベース8101が固定されている。このベース8101上には、光軸Oに対して垂直な方向に沿って2本のボールガイド8102が平行に配置されている。これらボールガイド8102には、Xベース8103が設けられている。Xベース8103は、ボールガイド8102に沿ってX方向に移動可能になっている。
Xベース8103上には、ボールガイド8102と直交する方向に2本のボールガイド8104が平行に配置されている。これらボールガイド8104には、Yベースとして保持部材8105がが設けられている。保持部材8105は、ボールガイド8104に沿ってY方向に移動可能になっている。
Xベース8103には、Y方向の端部にマウント8106を介してステップモータ8107が設けられている。ステップモータ8107の回転軸の先端には、保持部材8105との間に移動力伝達手段8108が設けられている。この移動力伝達手段8108は、ステップモータ8107の回転軸先端に設けられた不図示の歯車と、この歯車が噛合される保持部材8105の移動方向に配置される不図示のラックとにより構成され、ステップモータ8107による歯車の回転によりラックを介して保持部材8105をY方向に移動可能にしている。
また、Xベース8103には、フォトセンサ8109が設けられ、保持部材8105には、フォトセンサ8109を遮光するハタ8110が固定されている。これらフォトセンサ8109とハタ8110は、Y方向に沿って相対的に移動し、ハタ8110がフォトセンサ8109を遮光しない状態から遮光する状態に変わった位置をステップモータ8107の動作基準としている。
同様にして、ベース8101には、X方向の端部にマウント8111を介してステップモータ8112が設けられている。ステップモータ8112の回転軸の先端には、Xベース8103との間に移動力伝達手段8113が設けられている。この移動力伝達手段8113は、ステップモータ8112の回転軸先端に設けられた不図示の歯車と、この歯車が噛合されるXベース8103の移動方向に配置される不図示のラックとにより構成され、ステップモータ8112による歯車の回転によりラックを介してXベース8103をX方向に移動可能にしている。
また、ベース8101には、フォトセンサ8114が設けられ、Xベース8103には、フォトセンサ8114を遮光するハタ8115が固定されている。これらフォトセンサ8114とハタ8115は、X方向に沿って相対的に移動し、ハタ8115がフォトセンサ8114を遮光しない状態から遮光する状態に変わった位置をステップモータ8112の動作基準としている。
この場合、倒立顕微鏡4の下側観察光路O1の光軸と正立顕微鏡7の下側観察光路O2の光軸が一致した時、Xベース8103と保持部材8105の位置が基準位置となるように、フォトセンサ8109、8114とハタ8110、8115のそれぞれの位置を設定する。また、ステップモータ8107、8112には、制御部80が接続され、この制御部80にはコントローラ82が接続されている。
コントローラ82には、ジョイスティック83と複数(図示例では3個)のスイッチ84a、84b、84cが設けられている。ジョイスティック83は、操作つまみを倒す角度と傾ける量により電動X−Yステージ81の移動方向と移動量を指示するものである。スイッチ84a、84b、84cは、制御部80に対して以下述べる3つの個別アルゴリズムを起動するための信号を送るためのものである。この場合、これらスイッチ84a、84b、84cと3つのアルゴリズムは1対1の関係で、それぞれ原点出しスイッチ、記録用スイッチ、復帰スイッチに対応している。
ここで、原点出しスイッチ84aは、制御部80に対してフォトセンサ8109、8114のNO、OFF信号よりステップモータ8107,8112の回転方向を決定して一定速度で回転させ、フォトセンサ8109、8114の出力が変化したらステップモータ8107,8112の回転を止めることで、電動X−Yステージ81の保持部材8105とXベース8103、Xベース8103とベース8101のそれぞれの相対位置を基準位置に戻すための制御を指示するものである。記録用スイッチ84bは、制御部80に対しステップモータ8107,8112の基準位置からの移動方向と移動量を不図示の記録装置に記録させる制御を指示するものである(原点出しプログラムが起動した際は記録がリセットされる)。復元用スイッチ84cは、制御部80に対し電動X−Yステージ81の保持部材8105とXベース8103、Xベース8103とベース8101のそれぞれの相対位置を基準位置に戻すような制御を指示するとともに、制御部の記憶装置に記録され移動方向と移動量に基づいてステップモータ8107,8112を駆動させる制御を指示するものである。なお、原点出しスイッチ84aと記録用スイッチ84bと復元用スイッチ84cは、混同しないよう異なる色をつけて区別されている。
このように構成された電動X−Yステージ81の上に倒立顕微鏡4が配置されている。
その他は、第3の実施の形態で述べた図5、図6と同様である。
このような構成において、いま、倒立顕微鏡4のレーザ発振器69からレーザ光を発生すると、レーザ光は、光ファイバケーブル71を透過し、コリメートレンズ72で平行光となってダイクロイックミラー68で反射し、下側対物レンズ9を透過して標本3内のピント位置に集光する。
一方、正立顕微鏡7では、光源39から光が発生すると、ダイクロイックミラー38にで反射し、上側対物レンズ23を介して標本3に照射される。また、標本3で励起された蛍光は、上側対物レンズ23を介してダイクロイックミラー38を透過し、結像レンズ34を介して接眼レンズ36で目視観察される。
ここで、原点出しスイッチ84aを操作すると、電動X−Yステージ81が基準位置に戻される。この場合、倒立顕微鏡4と正立顕微鏡7の相対位置は基準位置となり、下側観察光路O1と正立顕微鏡7の下側観察光路O2の光軸が一致した状態になる。
次に、コントローラ82のジョイスティック83を操作して電動X−Yステージ81の移動指令を制御部80へ送る。制御部80では入力された移動指令に基づいてステップモータ8107,8112へ動作指令として回転方向信号とパルス信号を送る。これにより、ステップモータ8107は、動作指令に基づいて回転し、その回転力を移動力伝達手段8108の歯車とラックを介して保持部材8105に伝達しY方向へ移動させる。これにより倒立顕微鏡4は、正立顕微鏡7に対してY方向へ移動する。同時に、ステップモータ8112も動作指令に基づいて回転し、その回転力を移動力伝達手段8113の歯車とラックを介してXベース8103に伝達し、X方向へ移動させる。これにより、倒立顕微鏡4は、正立顕微鏡7に対して、X方向にも移動する。
従って、このようにしても、ジョイスティック83の操作により保持部材8105とXベース8103を移動させ、倒立顕微鏡4を光軸Oに垂直な平面内で移動させることにより、倒立顕微鏡4のレーザ光の集光位置を正立顕微鏡7の観察視野中心からずらすことができる。また、倒立顕微鏡4は、電動X−Yステージ81により全ての構成が一体になって移動し、各光学素子の位置関係が変化することがないので、標本3に照射されるレーザ光のスポット形状に歪を歪を生じることがなく、強度分布を安定させることができる。
また、観察者が接眼レンズ36で目視観察しなからレーザ照射位置を確認し、記録用スイッチ84bを押すことで、この時のレーザ照射位置の基準位置からの移動方向と移動量のデータが不図示の記録装置に記録される。その後、ジョイスティック操作により、レーザー照射位置を他の場所へ移動しても、復元用スイッチ84cを押すと、記憶装置に記録され移動方向と移動量のデータが読み出され、電動X−Yステージ81のステップモータ8107,8112が駆動され、レーザ照射位置を記録内容に基づいた位置に再現することができる。
なお、本実施の形態では記録用スイッチと復元用スイッチは1個づつであるが、2個以上あってもよい。また、電動X−Yステージ81の移動方向と移動量の指示は制御部80に接続されたコントローラ82より与えられるが、制御部80に不図示のパーソナルコンピュータ(PC)を用いれば、このPCよりX−Yステージ81の移動方向と移動量の指示することができる。この場合は、まずコントローラ82の原点出しスイッチ84aを押して倒立顕微鏡4と正立顕微鏡7の相対位置を基準位置に設定する。この状態で、接眼レンズ36を覗いて観察光路に配置された不図示のクロス(目盛の入った直交する直線)によりレーザ照射したい位置を確認する。この場合、クロスの直線が交わった位置を原点(0,0)として、原点に対して上と右をプラス方向、下と左をマイナス方向として、レーザ照射したい位置の方向と移動量を決定し、PCに入力する。PCは、これらをレーザー照射したい位置のデータとしてメモリに記憶する。その後、メモリのデータを読み出し、電動X−Yステージ81の動作指令として出力すると、ステップモータ8107,8112が駆動され、レーザ照射位置をメモリに記憶したデータに基づて再現することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、実施段階では、その要旨を変更しない範囲で種々変形することが可能である。
さらに、上記実施の形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示されている複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出できる。例えば、実施の形態に示されている全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題を解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出できる。
なお、上述した実施の形態には、以下の発明も含まれる。
(1)標本の上側に配され、上側対物レンズ及び上側結像レンズを介して上側観察手段へ至る上側光路と、前記上側光路とほぼ平行であり、標本の下側に配され、下側対物レンズ及び下側結像レンズを介して下側観察手段へ至る下側光路とを有するシステム顕微鏡において、前記上側対物レンズと前記上側結像レンズの間に配される少なくとも1つの第1の光路と、前記第1の光路を前記上側光路へ入射する第1の反射部材と、前記下側対物レンズと前記下側結像レンズの間に配される少なくとも1つの第2の光路と、前記第2の光路を前記下側光路へ入射する第2の反射部材と、前記上側観察光路と前記下側観察光路の少なくとも一方を上下の観察光路に対してほぼ垂直な平面内で移動させる移動機構とを有することを特徴とするシステム顕微鏡。
(2)(1)記載のシステム顕微鏡において、前記移動機構は、上側観察光路及び、又は下側観察光路を保持する保持部と、前記保持部の下方に配され保持部を上下の観察光軸と直行する方向(X方向)へ案内するXガイド部と、前記Xガイド部下方よりを支えるXベースと、前記Xベースを前記上下の観察光軸及びX方向と異なる方向(Y方向)へ案内するYガイド部と、前記Yガイド部を下方より支えるベース部と、前記Xベースに固定された第1の動力源と、前記ベースに固定された第2の動力源と、前記動力源1の動力を前記保持部へ直線駆動力として伝達する第1の動力伝達部と、前記動力源2の動力を前記Xべ一スへ直線駆動力として伝達する第2の動力伝達部と、前記保持部と前記Xベースとの相対位置を決定する第1のセンサと、前記Xベースと前記ベースの相対位置を決定する第2のセンサとを有する電動移動機構であり、前記第1および第2のセンサによって決定される基準位置を基に前記電動移動機構の位置を制御する制御部と、前記制御部内に設けら前記電動移動機構の位置を記憶するための記憶装置とを有することを特徴としている。
本発明の第1の実施の形態にかかるシステム顕微鏡の概略構成を示す側面図。 本発明の第1の実施の形態にかかるシステム顕微鏡の概略構成を示す正面図。 本発明の第2の実施の形態にかかるシステム顕微鏡の概略構成を示す側面図。 本発明の第2の実施の形態にかかるシステム顕微鏡の概略構成を示す正面図。 本発明の第3の実施の形態にかかるシステム顕微鏡の概略構成を示す側面図。 本発明の第3の実施の形態にかかるシステム顕微鏡の概略構成を示す正面図。 本発明の第4の実施の形態にかかるシステム顕微鏡の概略構成を示す側面図。 本発明の第4の実施の形態にかかるシステム顕微鏡の概略構成を示す正面図。 従来の顕微鏡システムの一例の概略構成を示す図。 従来の顕微鏡システムを説明するための概略構成を示す図。 従来の顕微鏡システムを説明するための概略構成を示す図。
符号の説明
1…基準面、2…X−Yステージ、201…ベース
202…ボールガイド、203…Xベース
204…ボールガイド、205…保持部材
206…弾性部材、207…固定部材、208…マイクロメータ
209…弾性部材、210…固定部材、211…マイクロメータ
3…標本、4…倒立顕微鏡、5…ステージ
5a…上面、5b…空穴、6…ステージ足
7…正立顕微鏡、8…支柱、9…下側対物レンズ
10…レボルバ、11…レボルバ保持台、12…回転焦準ノブ
13…結像レンズ、14…反射ミラー、15…接眼レンズ
16…光源、17…ランプハウス、18…投光管
19…ミラーカセット、20…ダイクロイックミラー
21…励起フィルタ、22…蛍光フィルタ
23…上側対物レンズ、24…レボルバ、25…アーム
26…回転焦準ノブ、27…焦準ユニット
28…固定ノブ、29…焦準ユニット、30…回転焦準ノブ
31…固定ノブ、32…アーム、33…鏡筒
34…結像レンズ、35…プリズム、36…接眼レンズ
37…ミラーカセット、38…ダイクロイックミラー
39…光源、40…ランプハウス、41…投光管
42…励起フィルタ、43…蛍光フィルタ
50…X−Yステージ、501…ベース
502…ボールガイド、503…Xベース、504…ボールガイド
505…保持部材、506…弾性部材、507…固定部材
508…マイクロメータ、508a.511a…操作ハンドル
509…弾性部材、510…固定部材
511…マイクロメータ、61…ミラーカセット
62…ダイクロイックミラー、63…レーザ発振器
64…コリメートレンズ、65…光ファイバケーブル
66…コリメートレンズ、67…ミラーホルダ
67a…ツマミ、68…ダイクロイックミラー
69…レーザ発振器、70…コリメートレンズ
71…光ファイバケーブル、72…コリメートレンズ
80…制御部、81…電動X−Yステージ
8101…ベース、8102…ボールガイド
8103…Xベース、8104…ボールガイド
8105…保持部材、8106…マウント
8107…ステップモータ、8108…移動力伝達手段
8109…フォトセンサ、8110…ハタ
8111…マウント、8112…ステップモータ
8113…移動力伝達手段、8114…フォトセンサ
8115…ハタ、82…コントローラ、83…ジョイスティック
84a…原点出しスイッチ、84b…記録用スイッチ、84c…復元用スイッチ

Claims (6)

  1. 標本を載置する標本載置手段と、
    前記標本載置手段の下方から照明光を照射する照明光路と、前記照明光が照射され標本より発せられる検出光を取得する観察光路とを有する倒立顕微鏡と、
    前記標本載置手段の上方から照明光を照射する照明光路と、前記照明光が照射され標本より発せられる検出光を取得する観察光路とを有する正立顕微鏡と、
    前記倒立顕微鏡および正立顕微鏡の少なくとも一方を、前記倒立顕微鏡または正立顕微鏡の観察光路に対して垂直な平面内で移動させる移動手段と
    を具備したことを特徴とする顕微鏡システム。
  2. 前記移動手段は、直交する2方向に移動可能な移動部材を有するステージであることを特徴とする請求項1記載の顕微鏡システム。
  3. 前記ステージは、前記移動部材をそれぞれの移動方向に押出し操作する押出し手段を有することを特徴とする請求項2記載の顕微鏡システム。
  4. 前記ステージは、前記移動部材をそれぞれの移動方向に駆動する電動駆動手段を有することを特徴とする請求項2記載の顕微鏡システム。
  5. 前記倒立顕微鏡および正立顕微鏡の少なくとも一方は、さらにレーザ光源と、該レーザ光源からのレーザ光を前記標本に照射するレーザ光路を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の顕微鏡システム。
  6. 前記ステージは、前記標本載置手段に設けられ、前記正立顕微鏡を観察光路に対して垂直な平面内で移動可能としたことを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載の顕微鏡システム。
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