JP2005300911A - トナー容器とその口金部材及びアダプタ、及び、それらを備えた画像形成装置 - Google Patents

トナー容器とその口金部材及びアダプタ、及び、それらを備えた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 比較的簡易な構成でリサイクル性が高いトナー容器とその口金部材及びアダプタ、及び、それらを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】 トナー収容体21のトナー吐出口27に設置される口金部材30であって、トナー収容体21に対向する方向に開口するトナー送入口と、トナー送入口とは異なる方向に開口するとともにトナー送入口に連通するトナー排出口41と、を備える。この口金部材30は、トナー収容体21に対して着脱自在に構成される。
【選択図】 図4

Description

この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の画像形成装置と、そこに着脱自在に設置されるトナー容器とその口金部材及びアダプタとに関するものである。
従来から、複写機等の電子写真方式を用いた画像形成装置において、現像工程で消費されるトナーを補給するために、トナーが収容されたトナー容器が交換自在に設置される(例えば、特許文献1参照。)。
そして、それらのトナー容器は、収容したトナーがなくなるたびに新品のものと交換されている。
これらのトナー容器には、近年の環境資源保護に対する意識の高まりから、高いリサイクル性(リサイクルの容易さである。)が要求されている。すなわち、画像形成装置における各構成部材の中で、交換頻度の高いトナー容器を再利用することは、環境資源を保護する上で重要な課題となっている。
特許文献1等には、トナー容器(トナー収納容器)のリサイクル性を向上することを目的として、容器本体が変形可能な袋状の容器(袋部)で構成されたトナー容器が開示されている。
詳しくは、トナー容器の容器本体は、内部に収容したトナーが吸引により排出されることで、コンパクトに変形する。これにより、トナー容器のリサイクルをおこなうために使用済みのトナー容器を回収する場合であっても、トナー容器の容量がかさんで回収コスト(運搬コスト)が高額になる不具合が解消される。
特開2001−324863号公報
上述した従来のトナー容器は、リサイクル時の回収コストは低減できるものの、リサイクル工場でおこなわれるリサイクル作業における作業性が高くないという問題があった。
詳しくは、以下の通りである。
上述した特許文献1等のトナー容器は、袋状のトナー容器本体の開口部に、トナー排出口を備えた口金部材が接着等によって固設されている。また、口金部材のトナー排出口には、十字状のスリットが形成されたシール部材が設置されている。そして、画像形成装置本体にトナー容器を設置すると、トナー容器の口金部材のトナー排出口に、画像形成装置本体に設置されたノズルが挿入される。このノズルを介して、トナー容器内のトナーが現像部に向けて搬送されることになる。なお、口金部材に設置されたシール部材は、装置本体のノズルが挿設されるトナー排出口からのトナー飛散を防止するものである。
このようなトナー容器を再利用する場合に、トナー容器本体に口金部材が接着されているためにこれらを分解することが難しい。したがって、口金部材のトナー排出口に貼着されたシール部材が弾性変形又は破損してシール性が低下している場合には、既設のシール部材をトナー容器から剥がして新品のシール部材を貼り付ける作業が必要になる。このような作業は非常に手間の掛かる作業であって、リサイクル作業の効率を低下させる原因となっていた。
このような問題は、特許文献1等に開示された袋状の容器本体を備えたトナー容器に限定されたものではなく、再利用をおこなう種々のトナー容器に共通の問題となっている。すなわち、ボトル形状や箱形状等のトナー容器の形態に係わらず、通常、トナー容器には内部のトナーを排出するためのトナー排出口が設けられていて、トナー排出口の周囲にはトナー飛散を防止するためのシール部材が貼着されている。したがって、リサイクル時には、劣化した既設のシール部材をトナー容器から剥がして新品のシール部材を貼り付ける作業が必要になる。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、比較的簡易な構成でリサイクル性が高いトナー容器とその口金部材及びアダプタ、及び、それらを備えた画像形成装置を提供することにある。
この発明の請求項1記載の発明にかかる口金部材は、トナー収容体のトナー吐出口に設置される口金部材であって、前記トナー収容体に対向する方向に開口するトナー送入口と、前記トナー送入口とは異なる方向に開口するとともに当該トナー送入口に連通するトナー排出口と、を備えたものである。
また、請求項2記載の発明にかかる口金部材は、上記請求項2に記載の発明において、前記トナー送入口は、前記トナー吐出口に連通して前記トナー収容体内のトナーが送入され、前記トナー排出口は、前記トナー送入口から送入されたトナーを送入方向とは異なる方向に排出するものである。
また、請求項3記載の発明にかかる口金部材は、上記請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記トナー収容体に対して着脱自在に構成されたものである。
また、請求項4記載の発明にかかる口金部材は、上記請求項1〜請求項3のいずれかに記載の発明において、画像形成装置本体に設けられた設置部に対して着脱自在に構成されたものである。
また、請求項5記載の発明にかかる口金部材は、上記請求項1〜請求項4のいずれかに記載の発明において、前記トナー排出口は、その断面が円形に形成されたものである。
また、請求項6記載の発明にかかる口金部材は、上記請求項1〜請求項5のいずれかに記載の発明において、前記トナー排出口に係合可能に構成されて当該トナー排出口の開閉をおこなう口栓部材を備えたものである。
また、請求項7記載の発明にかかる口金部材は、上記請求項6に記載の発明において、前記口栓部材は、円柱形又は円筒形に形成されたものである。
また、請求項8記載の発明にかかる口金部材は、上記請求項7に記載の発明において、前記トナー排出口は、前記口栓部材の周面に当接するパッキンを備えたものである。
また、請求項9記載の発明にかかる口金部材は、上記請求項8に記載の発明において、前記パッキンを、リップパッキンとしたものである。
また、請求項10記載の発明にかかる口金部材は、上記請求項9に記載の発明において、前記トナー送入口を有する第1部材と、前記トナー排出口を有する第2部材と、を分離可能に備え、前記リップパッキンは、前記第1部材における前記トナー排出口との対向面に設置されたものである。
また、請求項11記載の発明にかかる口金部材は、上記請求項1〜請求項10のいずれかに記載の発明において、前記トナー収容体に収容されるトナーに係わる情報及びリサイクルに係わる情報のうち少なくとも一方が記憶されたメモリ手段を備えたものである。
また、請求項12記載の発明にかかる口金部材は、上記請求項11に記載の発明において、前記メモリ手段を、ICチップとしたものである。
また、請求項13記載の発明にかかる口金部材は、上記請求項11又は請求項12に記載の発明において、前記トナーに係わる情報を、トナー色、製造番号、製造年月日のうち少なくとも1つとしたものである。
また、請求項14記載の発明にかかる口金部材は、上記請求項1〜請求項13のいずれかに記載の発明において、前記トナー収容体に収容されるトナーのトナー色ごとに形状が異なる非互換形状部を設けたものである。
また、請求項15記載の発明にかかる口金部材は、上記請求項14に記載の発明において、前記非互換形状部を、画像形成装置本体に設けられた設置部に係合する凹凸部としたものである。
また、請求項16記載の発明にかかる口金部材は、上記請求項1〜請求項15のいずれかに記載の発明において、前記トナー排出口は、前記トナー送入口と直交する方向に設けられたものである。
また、請求項17記載の発明にかかる口金部材は、上記請求項1〜請求項16のいずれかに記載の発明において、前記トナー送入口は、その断面が円形に形成され、前記トナー送入口の中心軸に対して軸対象に形成されたものである。
また、請求項18記載の発明にかかる口金部材は、上記請求項17に記載の発明において、前記トナー送入口の中心軸を中心に回転させて前記トナー収容体に着脱されるものである。
また、請求項19記載の発明にかかる口金部材は、上記請求項1〜請求項18のいずれかに記載の発明において、前記トナー吐出口を有する平面上をスライド移動させて前記トナー収容体に着脱されるものである。
また、請求項20記載の発明にかかる口金部材は、上記請求項1〜請求項19のいずれかに記載の発明において、前記トナー収容体は、開口部を有する袋部と、前記開口部に熱溶着又は接着されるとともに前記トナー吐出口を有するアダプタと、を備え、前記アダプタに係合するように構成されたものである。
また、請求項21記載の発明にかかる口金部材は、上記請求項20に記載の発明において、前記トナー送入口が形成された起立部を備え、前記起立部が前記アダプタの前記トナー吐出口に挿入されて当該アダプタと係合するものである。
また、請求項22記載の発明にかかる口金部材は、上記請求項21に記載の発明において、前記起立部の外周面にパッキンを設置したものである。
また、請求項23記載の発明にかかる口金部材は、上記請求項22に記載の発明において、前記パッキンを、Oリングとしたものである。
また、請求項24記載の発明にかかる口金部材は、上記請求項21〜請求項23のいずれかに記載の発明において、前記アダプタの前記トナー吐出口は、前記起立部の挿入方向に沿って口径が漸減するように形成されたものである。
また、請求項25記載の発明にかかる口金部材は、上記請求項21〜請求項24のいずれかに記載の発明において、前記起立部は、前記アダプタに挿入される先端部の外径が前記トナー吐出口の内径よりも小さく、前記先端部に対する根元部の外径が前記トナー吐出口の内径よりも大きくなるように形成されたものである。
また、請求項26記載の発明にかかる口金部材は、上記請求項20〜請求項25のいずれかに記載の発明において、前記アダプタとの対向面に平行する面上における投影面積が、前記アダプタの投影面積以上になるように形成されたものである。
また、この発明の請求項27記載の発明にかかるアダプタは、請求項1〜請求項26のいずれかに記載の口金部材に係合するアダプタであって、前記トナー吐出口を有するとともに、前記トナー収容体に一体化されるものである。
また、請求項28記載の発明にかかるアダプタは、上記請求項27に記載の発明において、前記トナー収容体は、開口部を有する袋部を備え、前記袋部の前記開口部に熱溶着又は接着されるものである。
また、請求項29記載の発明にかかるアダプタは、上記請求項27又は請求項28に記載の発明において、前記口金部材は、前記トナー送入口が形成された起立部を備え、前記トナー吐出口に前記起立部が挿入されて前記口金部材と係合するものである。
また、請求項30記載の発明にかかるアダプタは、上記請求項29に記載の発明において、前記トナー吐出口は、前記起立部の挿入方向に沿って口径が漸減するように形成されたものである。
また、請求項31記載の発明にかかるアダプタは、上記請求項29又は請求項30に記載の発明において、前記トナー吐出口は、その内径が、前記起立部の先端部の外径よりも大きく、前記起立部の根元部の外径よりも小さくなるように形成されたものである。
また、請求項32記載の発明にかかるアダプタは、上記請求項27〜請求項31のいずれかに記載の発明において、前記口金部材との対向面に平行する面上における投影面積が、前記口金部材の投影面積以下になるように形成されたものである。
また、この発明の請求項33記載の発明にかかるトナー収容体は、請求項27〜請求項32のいずれかに記載のアダプタが一体化されたものである。
また、この発明の請求項34記載の発明にかかるトナー容器は、画像形成装置本体に着脱自在に設置されるトナー容器であって、請求項1〜請求項26のいずれかに記載の口金部材と前記トナー収容体とを備えたものである。
また、請求項35記載の発明にかかるトナー容器は、上記請求項34に記載の発明において、前記トナー収容体にトナーを収容したものである。
また、請求項36記載の発明にかかるトナー容器は、上記請求項35に記載の発明において、前記トナー収容体にキャリアをも収容したものである。
また、この発明の請求項37記載の発明にかかる画像形成装置は、請求項34〜請求項36のいずれかに記載のトナー容器が設置される設置部を前記画像形成装置本体に備えたものである。
また、請求項38記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項37に記載の発明において、前記設置部への前記トナー容器の着脱方向を、前記トナー排出口からトナーが排出される方向と同方向としたものである。
また、請求項39記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項37又は請求項38に記載の発明において、前記設置部は、前記トナー排出口に係合するトナー搬送管を備えたものである。
なお、本願において、「着脱自在」な状態とは、特殊な工具や工法を用いることなく着脱が可能な状態であって、着脱に係わる双方の部材を損傷することなく装着と分離とをおこなうことができる状態と定義する。
本発明は、トナー排出口を備えた口金部材をトナー収容体に対して着脱自在に構成しているために、比較的簡易な構成でリサイクル性が高いトナー容器とその口金部材及びアダプタ、及び、それらを備えた画像形成装置を提供することができる。
実施の形態.
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、図1にて、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としてのカラープリンタの装置本体、2は転写紙等の被転写材が収納される給紙部、3は作像プロセスがおこなわれる作像部、7は各色のトナー像が重ねて転写される中間転写ベルト、8Y、8M、8C、8BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナー像が形成される感光体ドラム、9は画像情報に基づいたレーザ光を発する露光部(書込み部)、10は被転写材を中間転写ベルト7の位置まで搬送するレジストローラ、11は中間転写ベルト7上に形成されたトナー像を被転写材に転写する第2転写バイアスローラ、12は被転写材上の未定着画像を定着する定着部、13は定着工程後の被転写材が載置される排紙トレイ、20Y、20M、20C、20BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナーが収容されたトナー容器を示す。
ここで、各トナー容器20Y、20M、20C、20BKには、それぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーが収容されている。そして、各トナー容器20Y、20M、20C、20BKは、収容したトナーが後述する現像工程にて消費されてその残量がほぼゼロになったときに、新品のものに交換される。トナー容器の構成・動作と交換手順とについては、後で詳しく説明する。
以下、画像形成装置における、通常のカラー画像形成時の動作について説明する。
作像部3の4つの感光体ドラム8Y、8M、8C、8BKは、それぞれ、図1の反時計方向に回転している。そして、まず、感光体ドラム8Y、8M、8C、8BKの表面は、帯電部との対向位置で、一様に帯電される。その後、帯電された感光体ドラム8Y、8M、8C、8BK表面は、それぞれのレーザ光の照射位置に達する。
一方、露光部9からは、各色の画像情報に基づいたレーザ光が、それぞれ、対応する感光体ドラム8Y、8M、8C、8BK上に向けて発せられる。そして、各感光体ドラム8Y、8M、8C、8BK上に各色に対応した静電潜像が形成される。
その後、各色の静電潜像が形成された感光体ドラム8Y、8M、8C、8BK表面は、現像部との対向位置に達する。そして、各現像部から感光体ドラム8Y、8M、8C、8BK上に各色のトナーが供給されて、感光体ドラム8Y、8M、8C、8BK上の潜像が現像される。
その後、現像工程後の感光体ドラム8Y、8M、8C、8BK表面は、それぞれ、中間転写ベルト7との対向位置に達する。ここで、中間転写ベルト7は、3つのローラ4〜6によって張架・支持されている。中間転写ベルト7の内周面には、各感光体ドラム8Y、8M、8C、8BKに対向する位置に、転写バイアスローラ(不図示である。)が設置されている。そして、転写バイアスローラの位置で、感光体ドラム8Y、8M、8C、8BK上に形成された各色の画像が、中間転写ベルト7上に順次転写される。
そして、転写工程後の感光体ドラム8Y、8M、8C、8BK表面は、それぞれ、クリーニング部との対向位置に達する。そして、クリーニング部の位置で、感光体ドラム8Y、8M、8C、8BK上に残存する未転写トナーが回収される。
その後、感光体ドラム8Y、8M、8C、8BK表面は、除電部を通過して、感光体ドラム8Y、8M、8C、8BKにおける一連の作像プロセスが終了する。
他方、感光体ドラム8Y、8M、8C、8BK上の各色の画像が重ねて転写された中間転写ベルト7表面は、図中の時計方向に走行して、第2転写バイアスローラ11の位置に達する。そして、第2転写バイアスローラ11の位置で、被転写材上に中間転写ベルト7上のフルカラーの画像が2次転写される。
その後、中間転写ベルト7表面は、中間転写ベルトクリーニング部の位置に達する。そして、中間転写ベルト7上の未転写トナーが中間転写ベルトクリーニング部に回収されて、中間転写ベルト7上の一連の転写プロセスが完了する。
ここで、第2転写バイアスローラ11位置の被転写材は、給紙部2からレジストローラ10等を経由して搬送されたものである。
詳しくは、被転写材を収納する給紙部2から、給紙ローラにより給送された被転写材が、搬送ガイドを通過した後に、レジストローラ10に導かれる。レジストローラ10に達した被転写材は、中間転写ベルト7上のトナー像とタイミングを合わせて、第2転写バイアスローラ11の位置に向けて搬送される。
その後、フルカラー画像が転写された被転写材は、定着部12に導かれる。定着部12では、加熱ローラと加圧ローラとのニップにて、カラー画像が被転写材上に定着される。
そして、定着工程後の被転写材は、排紙ローラによって、排紙トレイ13上に出力画像として排出されて、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、図2にて、画像形成装置におけるトナー補給部について詳述する。図2はトナー補給部を示す断面図であり、図1の装置本体1の背面側からみた図である。
なお、トナー補給部は、トナー色ごとに装置本体1に設置されている。4つのトナー補給部は、作像プロセスに用いられるトナーの色が異なる以外はほぼ同一構造であるので、トナー容器及び感光体ドラムにおける符号のアルファベット(Y、M、C、BK)を省略して図示する。
図2を参照して、トナー補給部は、装置本体1の設置部に設置されたトナー容器20内のトナーを、現像部14内のトナー消費に応じて適宜に現像部14内に補給するものである。
詳しくは、トナー容器20が装置本体1の設置部にセットされると、トナー容器20と設置部のトナー搬送管110(ノズル)とが接続される。このとき、トナー容器20の口金部材30に挿設された口栓部材50は、口金部材30のトナー排出口を開放する。これにより、トナー容器20のトナー収容体21内に収容されたトナーが、口金部材30を介して、トナー搬送管110内に搬送されることになる。
一方、トナー搬送管110の他端は、チューブ65の一端に接続されている。チューブ65は、親トナー性の低いフレキシブルなゴム材料からなり、その他端がトナー補給部の紛体ポンプ60(スクリューポンプ)に接続されている。
紛体ポンプ60は、ロータ61、ステータ62、吸引口63、ユニバーサルジョイント64、モータ66等で構成される。ロータ61は、金属材料からなる軸が螺旋状にねじれたように形成されている。ロータ61の一端は、ユニバーサルジョイント64を介して、モータ66に回転自在に連結されている。ステータ62は、ゴム材料からなり、その穴部が長円形の断面が螺旋状にねじれたように形成されている。ステータ62の穴部には、ロータ61が挿着されている。
このように構成された紛体ポンプ60は、モータ66によってステータ62内のロータ61を所定方向に回転駆動させることで、トナー容器20内のトナーをチューブ65を介して吸引口63に吸引する。吸引口63まで吸引されたトナーは、ステータ62とロータ61との隙間に送入されて、ロータ61の回転に沿って他端側に送出される。送出されたトナーは、紛体ポンプ60の送出口67から排出されて、現像部14内に補給される(図2中の矢印方向の移動である。)。
一方、現像部14は、主として、感光体ドラム8に対向する現像ローラ19と、現像ローラ19に対向する第1搬送スクリュ15と、仕切部材17を介して第1搬送スクリュ15に対向する第2搬送スクリュ16と、現像ローラ19に対向するドクターブレード18と、で構成される。現像部14内には、キャリアとトナーとからなる2成分現像剤が収容されている。
先に述べた作像プロセスを、現像工程を中心にしてさらに詳しく説明する。
現像ローラ19は、図2中の矢印方向に回転している。現像部14内の現像剤は、間に仕切部材17を介在するように配設された第1搬送スクリュ15及び第2搬送スクリュ16の矢印方向の回転によって、トナー補給部から補給口68を介して補給されたトナーとともに撹拌混合されながら長手方向に循環する(図2の紙面垂直方向の循環である。)。そして、摩擦帯電してキャリアに吸着したトナーは、キャリアとともに現像ローラ19上に担持される。
現像ローラ19上に担持された現像剤は、その後にドクターブレード18の位置に達する。そして、現像ローラ19上の現像剤は、ドクターブレード18の位置で適量に調整された後に、感光体ドラム8との対向位置(現像領域である。)に達する。
その後、現像領域において、現像剤中のトナーが、感光体ドラム8表面に形成された静電潜像に付着する。詳しくは、レーザ光が照射された画像部の潜像電位(露光電位)と、現像ローラ19に印加された現像バイアスとの、電位差(現像ポテンシャル)によって形成される電界(現像電界)によって、トナーが潜像に付着する。
なお、トナー容器20内のトナーは、現像部14内のトナーの消費にともない、トナー補給部から現像部14内に適宜に補給されるものである。現像部14内のトナーの消費は、感光体ドラム8に対向する反射型フォトセンサ(不図示である。)によって間接的に検知される。
図3〜図6にて、トナー容器20について詳述する。
図3及び図4を参照して、トナー容器20は、主として、トナー収容体21と口金部材30とで構成される。
トナー容器20のトナー収容体21は、袋部22とアダプタ25とからなる。トナー収容体21の袋部22は、図3を参照して、ポリエチレン、ナイロン等からなる80〜200μm程度の厚みをもつ複数のフレキシブルなシート22a〜22eを熱溶着して形成したものである。袋部22は、側方のシート22c、22dと上方のシート22eとに、それぞれ、折り目23が設けられている。これにより、トナー収容体21内に収容されたトナーが排出されるのにともない、袋部22は折り目23にならってコンパクトに折り畳まれることになる。
図4を参照して、袋部22の開口部22Aには、樹脂材料からなるアダプタ25が熱溶着にて固設されている。これにより、袋部22とアダプタ25の外周面との気密性が確保される。なお、袋部22の開口部22Aへのアダプタ25の固設は、熱溶着に限定されることなく、接着剤を用いた接着による固設とすることもできる。なお、アダプタ25には、トナー吐出口27(内部を貫通する穴である。)が設けられている。
このように構成されたトナー収容体21は、内部に収容されたトナーがアダプタ25のトナー吐出口27から吐出されることになる。
口金部材30は、トナー収容体21のアダプタ25に対して、着脱自在に設置される。口金部材30がトナー収容体21に装着されると、トナー収容体21のトナー吐出口27と口金部材30のトナー送入口とが連通する。口金部材30のトナー送入口は、トナー収容体21に対向する方向に開口するように形成されている。口金部材30のトナー排出口41は、トナー送入口の開口する方向に対して直交する方向に開口するように形成されている。また、口金部材30のトナー排出口41は、その断面が円形に形成されていて、図2で説明した画像形成装置本体1のトナー搬送管110がスムーズに係合されるように構成されている。そして、トナー容器20のトナー排出口41と装置本体1のトナー搬送管110とが接続された状態で、トナー容器20内のトナーが現像部14内に補給されることになる。
なお、本願において「連通する」状態とは、単にトナーが直接的に搬送されるトナー搬送路として連通する状態の他に、トナー搬送管110等を介してトナーが間接的に搬送されるトナー搬送路として連通する状態等も含むものである。すなわち、「連通する」状態とは、一続きの通路となっている状態をいう。
図5は、口金部材30の構成を示す分解斜視図である。
図5に示すように、口金部材30は、主として、第1部材45、第2部材46、口栓部材50、リップパッキン42、Oリング43、ICチップ70等で構成される。第1部材45と第2部材46とは、それぞれ、樹脂材料で形成されていて、分離可能に構成されている。
第1部材45には、アダプタ25に対向する面上に起立部33が設けられている。第1部材45の起立部33には、アダプタ25のトナー吐出口27に連通するトナー送入口33aが設けられている。トナー送入口33aは、トナーの送入方向に直交する方向に設けられた貫通穴44aに連通する。貫通穴44aの両側の開口位置(第2部材46のトナー排出口41に対向する面である。)にはそれぞれ段部44が設けられていて、段部44にGシール等のリップパッキン42が挿設される。また、第1部材45の起立部33は、その外周にパッキンとしてのOリング43が挿設されている。そして、Oリング43が設置された起立部33が、アダプタ25のトナー吐出口27に挿入される。
第2部材46には、第1部材45とICチップ70とを上面側から挿設するための凹部35が設けられている。第2部材46の側面には、第1部材45が凹部35に挿設された状態で第1部材45の貫通穴44aに連通するトナー排出口41と、ICチップ70が露呈する溝49と、が設けられている。また、第2部材46の側面には、トナー容器20内に収容されたトナーのトナー色を特定するための非互換形状部としての凹凸部48が設けられている。また、第2部材46の上面には、アダプタ25との係合を案内するガイド部47が設けられている。ガイド部47には、アダプタ25の係合位置を定めるストッパ溝47aが設けられている。
口金部材30は、次のように組み付けられる。
まず、Oリング43及びリップパッキン42が設置された第1部材45と、ICチップ70と、を、第2部材46の凹部35に挿設する。このとき、トナー送入口33aからトナー排出口41までが、トナー搬送路として連通する。そして、トナー収容体21内に収容されたトナーは、トナー吐出口27を介してトナー送入口33aから送入されて、その送入方向と直交する方向に開口するトナー排出口41から排出されることになる。詳しくは、トナー排出口41及び貫通穴44aに装置本体1のトナー搬送管110が係合して、トナー送入口33aから送入されたトナーがトナー搬送管110を介して排出される。
なお、第1部材45の貫通穴44aとトナー排出口41との間には、リップパッキン42が介在されているために、第1部材45と第2部材46との間のトナーに対するシール性が確保されている。したがって、ICチップ70の表面がトナーで汚れる等の不具合が抑止される。
その後、一体化された第1部材45及び第2部材46のトナー排出口41に、樹脂材料からなる円柱形の口栓部材50が挿入される。口栓部材50は、第2部材46の両側面に設けられたトナー排出口41間の距離とほぼ同等の長さに形成されている。この口栓部材50は、トナー容器20の装置本体1での使用・未使用に合わせて、トナー排出口41を開閉するものである。すなわち、口栓部材50がトナー排出口41に設置された状態で、口栓部材50の外周面がリップパッキン42の内周に設けられたリップ部に当接しているとき、トナー送入口33aから送入されたトナーがトナー排出口41から漏出する不具合が抑止される。口栓部材50の開閉に係わる機構については、後で詳しく説明する。
なお、本実施の形態では、口栓部材50を円柱形に形成したが、口栓部材50を円筒形に形成することもできる。すなわち、口栓部材50の外周面の形状を円形にすることで、リップパッキン42によるトナー排出口41位置のシールが可能になる。
このようにして組み付けられた口金部材30は、トナー収容体21のアダプタ25と係合されることになる。
以下、トナー容器20の組み付け手順について説明する。
まず、アダプタ25を備えたトナー収容体21内に、専用の充填機によって、アダプタ25のトナー吐出口27からトナーが充填される。このとき、重力方向に開口する充填機の充填口に対して、アダプタ25のトナー吐出口27を上方に向けてセットする。これにより、充填機の充填口より自重落下するトナーが、トナー吐出口27を介してストレートにトナー収容体21内に充填されることになる。
このように、本実施の形態では、トナー収容体21のトナー吐出口27の開口方向とは異なる方向に開口するトナー排出口41を、トナー収容体21に対して着脱自在に構成された口金部材30に設置している。したがって、トナー収容体21へのトナー充填時に口金部材30を取り外すことで、トナーの充填方向をトナーが自重落下する方向に一致させることができる。これにより、トナーの充填機の構成が簡素化されるとともに、その充填工程も簡易化されることになる。
なお、トナー収容体21は、アダプタ25の溶着面28(図5を参照できる。)と、袋部22の開口部22Aとを熱溶着して、アダプタ25及び袋部22を一体化したものである。
その後、トナーが充填されたトナー収容体21に、口金部材30がセットされる。
詳しくは、トナー収容体21のトナー吐出口27を上向きにして、まず、アダプタ25のトナー吐出口27に口金部材30の起立部33を挿入する。このとき、図5を参照して、アダプタ25に対して口金部材30が、トナー送入口33aの中心軸を中心に所定角度回転した状態で取り付けられる。
ここで、図6を参照して、起立部33が挿入されるトナー吐出口27の一部27bは、起立部33の挿入方向に沿って口径が漸減するようにテーパ状に形成されている。なお、図4を参照して、トナー吐出口27bの入口の内径D2は、起立部33の外径D1よりも大きく形成されている(D2>D1である。)。
これにより、起立部33をトナー吐出口27bに挿入したある位置で、起立部33に設置したOリング43とトナー吐出口27b(テーパ部)の内壁とが密着して、アダプタ25と口金部材30とのシール性が確保される。すなわち、アダプタ25と口金部材30との間からトナーが漏出する不具合が抑止される。なお、トナー吐出口27における袋部22側の一部27aは、袋部22の開口部22A近傍の形状にならって、上述のテーパ部27bとは逆方向のテーパが設けられている。
なお、本実施の形態では、トナー吐出口27bをテーパ状に形成して、トナー吐出口27bに起立部33を挿入した。これに対して、トナー吐出口27にテーパを設けずにトナー吐出口27をストレートに形成して、起立部33の外径を段状に形成してもよい。すなわち、起立部33の先端部の外径をトナー吐出口27の内径よりも小さく形成して、起立部33の根元部の外径をトナー吐出口27の内径よりも大きく形成する。このとき、起立部33の段差部(先端部と根元部との外径差よって形成されるものである。)にパッキンを設置することで、そのパッキンがトナー吐出口27の入口に当接して、アダプタ25と口金部材30とのシール性が確保されることになる。
次に、アダプタ25のトナー吐出口27に口金部材30の起立部33を挿入した後、トナー送入口33aの中心軸(又はトナー吐出口27の中心軸)を中心にして口金部材30を回転させる。すなわち、口金部材30のガイド部47にアダプタ25の係合部材26を係合させながら、口金部材30を回転させる。その後、ガイド部47に設けられたストッパ溝47aに、係合部材26に設けられた突起部(不図示である。)が係止されて、アダプタ25と口金部材30との係合が完了する。
なお、本実施の形態では、アダプタ25と口金部材30との係合を回転移動によっておこなった。これに対して、アダプタ25と口金部材30との対向面上(トナー吐出口27を有する平面上である。)をスライド移動(平行移動)させて双方の部材を係合させるように、アダプタ25及び口金部材30を構成することもできる。
このようにして組みつけられるアダプタ25と口金部材30とは、図4を参照して、双方の部材の対向面における投影面積が口金部材30のものがアダプタ25のもの以上になるように形成されている(L1×H>L2×Hである。Hは投影面の紙面垂直方向の長さである。)。すなわち、口金部材30とアダプタ25とが係合したときに、アダプタ25の一部が口金部材30から出っ張らないように構成されている。これによって、トナー容器20が凹凸の少ないスリムな形状になるとともに、トナー色を特定するために口金部材30に設けた凹凸部48に係合する装置本体1の係合部との干渉を防止することができる。
次に、図7〜図10にて、トナー容器20の装置本体1への着脱について説明する。
図7に示すように、画像形成装置本体1には、トナー容器20を設置するための設置部100が設けられている。設置部100には、4色のトナー容器20をそれぞれ設置するための4つの開閉ドア103が設けられている。そして、トナー容器20を着脱する際に、対応する開閉ドア103を開閉することになる。
ここで、トナー容器20の口金部材30は、トナー容器20が収容するトナーの色に対応した設置部とは異なる設置部に誤ってセットされないように、収容するトナーの色によって形状が異なるように形成されている。具体的には、先に図5で説明したように、口金部材30の側面に非互換形状部としての凹凸部48を設けている。
なお、口金部材30が設置されるトナー収容体21については、収容されるトナーの色が異なる以外は各色共通の形状になっている。すなわち、トナー容器20は、共通化されたトナー収容体21と、非共通化された口金部材30と、で構成されている。これにより、トナー色による非互換性が担保されたトナー容器を、比較的安価に提供することができる。
図8(A)は、イエロートナーが収容されるトナー容器20Yに設置される口金部材30Yの断面図(トナー送入口33aに平行する断面である。)を示す。図8(B)は、マゼンタトナーが収容されるトナー容器20Mに設置される口金部材30Mの断面図を示す。なお、シアントナー、ブラックトナーに対応する口金部材の図示は省略する。
図8(A)及び図8(B)に示すように、口金部材30Y、30Mには、それぞれ、トナー色ごとにピッチの異なる凹凸部48Y、48Mが設けられている。具体的には、イエローの口金部材30Yの凹凸部48Yは、端面からP1、P2、P3、P4のピッチで形成されている。これに対して、マゼンタの口金部材30Mの凹凸部48Mは、端面からp1(≠P1)、p2(≠P2)、p3(≠P3)、p4(≠P4)のピッチで形成されている。
一方、トナー容器の口金部材30Y、30Mにそれぞれ対向する、設置部100の開閉ドア103Y、103Mには、凹凸部48Y、48Mが係合する係合部131Y、131Mが設けられている。このような構成によって、イエロートナーに対応したトナー容器20Yをマゼンタの設置部にセットしようとしても、口金部材30Yが係合部131Mに係合しないために、セットができないことになる。このように、トナー色の異なるトナー容器20の非互換性が担保されるために、トナーの混色による画質不良が抑止される。
なお、本実施の形態では、トナー容器の口金部材30Y、30Mに、それぞれ、ICチップ70Y、70Mが設置されている。一方、設置部100の開閉ドア103Y、103Mには、ICチップ70Y、70Mと電気的に接続する接続端子132が設けられている。
ここで、ICチップ70Y、70Mには、トナー色、トナーの製造番号(製造ロット)、トナーの製造年月日等のトナーに係わる情報や、リサイクル回数、リサイクル年月日、リサイクルメーカ等のリサイクルに係わる情報が記憶されている。そして、トナー容器20が設置部100に設置されると、ICチップ70Y、70Mに記憶された情報が接続端子132を介して装置本体1の制御部に送信される。そして、これらの情報に基いて、装置本体1が最適に制御される。例えば、トナー色が設置部に設置されるべきトナー色と異なる場合にはトナー補給部の稼働を停止したり、製造番号やリサイクルメーカに応じて作像条件を変更することができる。このように、ICチップ70Y、70Mによってトナー容器の状態や経歴を容易に把握することができる。
なお、口金部材30Y、30Mは、それぞれ、トナー送入口33の中心軸33a1に対して軸対象に形成されている。これによって、ICチップ70Y、70Mを搭載しない場合には、口金部材30Y、30Mのセット方向が逆向きであっても(図8の口金部材30Y、30Mが上下逆向きにセットされる場合である。)、トナー容器20の設置部100へのセットが可能になる。これにより、トナー容器20のセット操作性が向上することになる。
以下、トナー容器20の装着時の手順について説明する。
まず、図9を参照して、開放ドア103の取っ手120をもって、設置部100の設置部本体101から開閉ドア103を開放する。ここで、開閉ドア103は、回転軸102を中心にして開閉自在に構成されている。そして、開放した開閉ドア103の開口からトナー容器20を装着する(図9の状態である。)。なお、図9及び図10において、トナー容器20のトナー収容体21の図示は省略して、トナー容器20の口金部材30のみを図示している。
このとき、トナー容器は、開閉ドア103の枠体109の形状に沿って開閉ドア103内に設置される。このとき、図8で説明した、口金部材30と係合部131との係合がおこなわれる。
ここで、開閉ドア103には、トナー搬送管110、トナー搬送管110を図9の右方向に付勢するスプリング113、スライダ106、スライダ106を図9の右方向に付勢するスプリング107等が設置されている。
図9に示すように、開閉ドア103が開放された状態では、開閉ドア103内にトナー容器がセットされても、口金部材30にセットされた口栓部材50はトナー排出口41を閉じたままである。すなわち、開閉ドア103の円筒部105に設置されたスライダ106は、スプリング107の付勢力によって、円筒部105の穴部105aに押し付けられている。また、トナー搬送管110は、スプリング113の付勢力によって口栓部材50から遠ざかる側に退避している。
図10に示すように、開放ドア103の取っ手120をもって、トナー容器をセットした開閉ドア103を、回転軸102を中心にして設置部本体101側に回転させる。このとき、取っ手120の係止部121が設置部本体101のストッパ123に当接して、設置部本体101における開閉ドア103の位置が定まる。同時に、口金部材30と、設置部100に設けられた位置決め部材(不図示である。)とが、係合して、設置部100における口金部材30の位置が定まる。
なお、本実施の形態では、口金部材30を設置部100の位置決め部材に係合する構成として、トナー容器20の位置決めをおこなった。これに対して、トナー収容体21(例えば、アダプタ25である。)を設置部100の位置決め部材に係合する構成として、トナー容器20の位置決めをおこなうこともできる。
開閉ドア103が閉鎖されると、口金部材30にセットされた口栓部材50がトナー排出口41を開放する。詳しくは、開閉ドア103の閉鎖にともない、トナー搬送管110が設置部本体101の壁部に押圧されて、トナー搬送管110がスプリング113の付勢力に反して口金部材30側に移動する。そして、口金部材30の口栓部材50は図10の左方向に移動してトナー排出口41が開放されるとともに、トナー搬送管110がトナー排出口41に挿入されてトナー搬送管110の受け口114とトナー送入口33aとが係合する。さらに、円筒部105に設置されたスライダ106は、図10の左方向に移動する口栓部材50に押し付けられてスプリング107の付勢力に反する方向に移動する。
このとき、トナー搬送管110の外周は、先に図5で説明したリップパッキン42のリップ部に当接するために、トナー搬送管110と口金部材30との間からトナーが漏出する不具合が抑止される。
こうして、トナー容器20内のトナーは、トナー搬送管110を介して、図2で説明したように、トナー補給部によって現像部14に補給されることになる。
これに対して、トナー容器20を設置部100から脱離するときには、上述の装着時の手順と逆の手順をおこなう。
すなわち、開閉ドア103を開放すると、スプリング113の付勢力によってトナー搬送管110は口金部材30から退避する方向に移動するとともに、スプリング107の付勢力によってスライダ106は口栓部材50を図9の右方向に移動させる。こうして、口金部材30のトナー排出口41は、口栓部材50によって閉鎖される。さらに、口金部材30と設置部100の位置決め部材との係合が解除されて、開閉ドア103からのトナー容器20の取出が可能になる。
以上説明したように、本実施の形態では、トナー容器20の着脱方向(開閉ドア103の回転軸102を中心にした回転方向である。)が、トナー排出口41からトナーが排出される方向と同方向になるように構成している。これにより、トナー容器20の着脱動作に連動して、口金部材30のトナー排出口41へのトナー搬送管110の挿脱動作をおこなうことができるために、トナー容器のセット操作が簡素化される。
以上説明したトナー容器20は、内部のトナーが消費されてほぼ空になったときに、袋部22の折り目23に沿って折り畳まれてコンパクトな形状になる。これによって、トナー容器20を回収してリサイクル工場に運搬する際に、トナー容器20がかさばらずに運搬コストが低減される。また、リサイクル工場でトナー容器を再利用する際におこなわれる分解工程では、トナー収容体21と口金部材30とを簡単に分離することができるために、作業効率が高くなる。また、口金部材30に設置するシール部材としてパッキン42、43を用いているために、シール部材の劣化が少なく、シール部材を交換する場合であってもその作業性が高くなる。また、分離後のトナー収容体21は、袋部22の開口部22Aの開口方向とアダプタ25のトナー吐出口27の開口方向とが同方向に形成されているために、トナー収容体21の内部の洗浄とトナー収容体21へのトナー充填とを比較的簡易におこなうことができる。
以上説明したように、本実施の形態では、トナー排出口41を備えた口金部材30をトナー収容体21に対して着脱自在に構成しているために、比較的簡易な構成でリサイクル性が高いトナー容器20を提供することができる。
なお、本実施の形態では、トナー容器20に、トナー(添加剤等を含有する場合も含むものとする。)のみを収容した。これに対して、トナー容器20を、2成分現像剤(トナー及びキャリア)を収容する現像剤容器として用いることもできる。この場合にも、トナー容器(現像剤容器)のリサイクル性を高めることができる。
また、本実施の形態では、トナー収容体21のトナー吐出口27に口金部材30の起立部33を挿入することで、トナー収容体21に対向する方向に開口するトナー送入口33aとトナー吐出口27とが連通するように、トナー容器20を構成した。
これに対して、トナー収容体21がトナー吐出口27を有するノズル部を備え、そのノズル部をトナー送入口33aに挿入することでトナー吐出口27がトナー排出口41に連通するように、トナー容器20を構成することもできる。
さらに、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。 図1の画像形成装置におけるトナー補給部を示す断面図である。 図1の画像形成装置に設置されるトナー容器を示す斜視図である。 図3のトナー容器におけるトナー収容体と口金部材とを示す分解図である。 図4の口金部材を示す分解図である。 図4の口金部材とアダプタとが係合した状態を示す断面図である。 図1の画像形成装置にトナー容器が装着される状態を示す斜視図である。 図4の口金部材における凹凸部を示す断面図である。 図1の画像形成装置の設置部へのトナー容器の装着状態を示す断面図である。 図9に続くトナー容器の装着状態を示す断面図である。
符号の説明
1 画像形成装置本体(装置本体)、 3 作像部、
8Y、8M、8C、8BK 感光体ドラム、 9 露光部(書込み部)、
20、20Y、20M、20C、20BK トナー容器、
21 トナー収容体、 22 袋部、 22A 開口部、
25 アダプタ、 27、27a、27b トナー吐出口、
30、30Y、30M 口金部材、 33 起立部、
33a トナー送入口、 33a1 中心軸、
41 トナー排出口、 42 リップパッキン、 43 Oリング(パッキン)、
45 第1部材、 46 第2部材、
48、48Y、48M 凹凸部(非互換形状部)、 50 口栓部材、
70、70Y、70M ICチップ(メモリ手段)、 100 設置部、
101 設置部本体、 103 開閉ドア、 110 トナー搬送管、
131Y、131M 係合部、 132 接続端子。

Claims (39)

  1. トナー収容体のトナー吐出口に設置される口金部材であって、
    前記トナー収容体に対向する方向に開口するトナー送入口と、
    前記トナー送入口とは異なる方向に開口するとともに当該トナー送入口に連通するトナー排出口と、を備えたことを特徴とする口金部材。
  2. 前記トナー送入口は、前記トナー吐出口に連通して前記トナー収容体内のトナーが送入され、
    前記トナー排出口は、前記トナー送入口から送入されたトナーを送入方向とは異なる方向に排出することを特徴とする請求項1に記載の口金部材。
  3. 前記トナー収容体に対して着脱自在に構成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の口金部材。
  4. 画像形成装置本体に設けられた設置部に対して着脱自在に構成されたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の口金部材。
  5. 前記トナー排出口は、その断面が円形に形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の口金部材。
  6. 前記トナー排出口に係合可能に構成されて当該トナー排出口の開閉をおこなう口栓部材を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の口金部材。
  7. 前記口栓部材は、円柱形又は円筒形に形成されたことを特徴とする請求項6に記載の口金部材。
  8. 前記トナー排出口は、前記口栓部材の周面に当接するパッキンを備えたことを特徴とする請求項7に記載の口金部材。
  9. 前記パッキンは、リップパッキンであることを特徴とする請求項8に記載の口金部材。
  10. 前記トナー送入口を有する第1部材と、前記トナー排出口を有する第2部材と、を分離可能に備え、
    前記リップパッキンは、前記第1部材における前記トナー排出口との対向面に設置されたことを特徴とする請求項9に記載の口金部材。
  11. 前記トナー収容体に収容されるトナーに係わる情報及びリサイクルに係わる情報のうち少なくとも一方が記憶されたメモリ手段を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれかに記載の口金部材。
  12. 前記メモリ手段は、ICチップであることを特徴とする請求項11に記載の口金部材。
  13. 前記トナーに係わる情報は、トナー色、製造番号、製造年月日のうち少なくとも1つであることを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の口金部材。
  14. 前記トナー収容体に収容されるトナーのトナー色ごとに形状が異なる非互換形状部を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項13のいずれかに記載の口金部材。
  15. 前記非互換形状部は、画像形成装置本体に設けられた設置部に係合する凹凸部であることを特徴とする請求項14に記載の口金部材。
  16. 前記トナー排出口は、前記トナー送入口と直交する方向に設けられたことを特徴とする請求項1〜請求項15のいずれかに記載の口金部材。
  17. 前記トナー送入口は、その断面が円形に形成され、
    前記トナー送入口の中心軸に対して軸対象に形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項16のいずれかに記載の口金部材。
  18. 前記トナー送入口の中心軸を中心に回転させて前記トナー収容体に着脱されることを特徴とする請求項17に記載の口金部材。
  19. 前記トナー吐出口を有する平面上をスライド移動させて前記トナー収容体に着脱されることを特徴とする請求項1〜請求項18のいずれかに記載の口金部材。
  20. 前記トナー収容体は、開口部を有する袋部と、前記開口部に熱溶着又は接着されるとともに前記トナー吐出口を有するアダプタと、を備え、
    前記アダプタに係合するように構成されたことを特徴とする請求項1〜請求項19のいずれかに記載の口金部材。
  21. 前記トナー送入口が形成された起立部を備え、
    前記起立部が前記アダプタの前記トナー吐出口に挿入されて当該アダプタと係合することを特徴とする請求項20に記載の口金部材。
  22. 前記起立部の外周面にパッキンを設置したことを特徴とする請求項21に記載の口金部材。
  23. 前記パッキンは、Oリングであることを特徴とする請求項22に記載の口金部材。
  24. 前記アダプタの前記トナー吐出口は、前記起立部の挿入方向に沿って口径が漸減するように形成されたことを特徴とする請求項21〜請求項23のいずれかに記載の口金部材。
  25. 前記起立部は、前記アダプタに挿入される先端部の外径が前記トナー吐出口の内径よりも小さく、前記先端部に対する根元部の外径が前記トナー吐出口の内径よりも大きくなるように形成されたことを特徴とする請求項21〜請求項24のいずれかに記載の口金部材。
  26. 前記アダプタとの対向面に平行する面上における投影面積が、前記アダプタの投影面積以上になるように形成されたことを特徴とする請求項20〜請求項25のいずれかに記載の口金部材。
  27. 請求項1〜請求項26のいずれかに記載の口金部材に係合するアダプタであって、
    前記トナー吐出口を有するとともに、前記トナー収容体に一体化されることを特徴とするアダプタ。
  28. 前記トナー収容体は、開口部を有する袋部を備え、
    前記袋部の前記開口部に熱溶着又は接着されることを特徴とする請求項27に記載のアダプタ。
  29. 前記口金部材は、前記トナー送入口が形成された起立部を備え、
    前記トナー吐出口に前記起立部が挿入されて前記口金部材と係合することを特徴とする請求項27又は請求項28に記載のアダプタ。
  30. 前記トナー吐出口は、前記起立部の挿入方向に沿って口径が漸減するように形成されたことを特徴とする請求項29に記載のアダプタ。
  31. 前記トナー吐出口は、その内径が、前記起立部の先端部の外径よりも大きく、前記起立部の根元部の外径よりも小さくなるように形成されたことを特徴とする請求項29又は請求項30に記載のアダプタ。
  32. 前記口金部材との対向面に平行する面上における投影面積が、前記口金部材の投影面積以下になるように形成されたことを特徴とする請求項27〜請求項31のいずれかに記載のアダプタ。
  33. 請求項27〜請求項32のいずれかに記載のアダプタが一体化されたことを特徴とするトナー収容体。
  34. 画像形成装置本体に着脱自在に設置されるトナー容器であって、
    請求項1〜請求項26のいずれかに記載の口金部材と前記トナー収容体とを備えたことを特徴とするトナー容器。
  35. 前記トナー収容体にトナーを収容したことを特徴とする請求項34に記載のトナー容器。
  36. 前記トナー収容体にキャリアをも収容したことを特徴とする請求項35に記載のトナー容器。
  37. 請求項34〜請求項36のいずれかに記載のトナー容器が設置される設置部を前記画像形成装置本体に備えたことを特徴とする画像形成装置。
  38. 前記設置部への前記トナー容器の着脱方向は、前記トナー排出口からトナーが排出される方向と同方向であることを特徴とする請求項37に記載の画像形成装置。
  39. 前記設置部は、前記トナー排出口に係合するトナー搬送管を備えたことを特徴とする請求項37又は請求項38に記載の画像形成装置。
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