JP2005299302A - 横目地用水切り部材 - Google Patents

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Fumihiko Yashiki
文彦 屋敷
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Abstract

【課題】 横目地が縦目地に突き当たるT字目地部分において、横目地に侵入した水が縦目地を通って室内へ侵入するのを未然に防止することのできる横目地用の水切り部材を提供する。
【解決手段】 外壁パネル1間の縦目地6に横目地5が突き当たって形成されるT字目地4部分において、横目地5に設けられるものであって、当該横目地5を形成する上側外壁パネル1aと下側外壁パネル1bとの間に配置される水平壁11と、水平壁11の後端から立設され,上側外壁パネル1aの背面に配置される後壁12と、水平壁11の前端から垂下設され,下側外壁パネル1bの前面に配置される前壁13と、水平壁11の縦目地6側の一端から立設すると共に,その後端を後壁12に連設し,上側外壁パネル1aの側面に配置される側壁14と、で構成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、外壁パネルを設けた建物のベランダ部分等において、縦目地に横目地が突き当たり、T字状の目地(T字目地4)が形成される部分における当該横目地に設けられる水切り部材に関するものである。
図1、図6および図7を参照して説明する。従来、外壁パネル1を設けた建物のベランダV部分においては、建物本体Bの外壁パネル1とベランダVを構成する外壁パネル1の設置高さを上下方向にずらしている。これは、両外壁パネル1の設置高さを揃えようとすると、ベランダVの外壁パネル1の高さをその1/2に設定し、それを上下に設ける必要が生じるため、外壁パネル1の設置枚数が増加し、作業が繁雑となるのを避けるためである。
従って、建物本体Bの外壁パネル1とベランダVの外壁パネル1の設置高さを上下方向にずらした建物では、建物本体Bの外壁パネル1とベランダVの外壁パネル1との間には、縦目地6に横目地5が突き当たるT字目地4が形成される。
このようにして形成されたT字目地4にも目地材を設ける必要があるが、湿式処理によって目地材を充填しようとすると、T字目地4が狭小面に発生した場合、作業者の手が届き難いため施工が困難であることから、ステンレス製の水切り部材20を設けて乾式処理を施す手段が存在する。
この水切り部材20は、水平壁21の後端から後壁22を立設すると共に、前端から前壁23を垂下設して構成し、水平壁21を上側外壁パネル1aと下側外壁パネル1bとの間(横目地5)に配置し、後壁22を上側外壁パネル1aの背面(室内側)に、また、前壁23を下側外壁パネル1bの前面(室外側)に配置して設けるものである。従って、この水切り部材20の止水が達成される箇所(止水ラインL1)は、上側外壁パネル1aの背面に位置する後壁22によって設定される。
一方、当該横目地5が突き当たる縦目地6は、各外壁パネル1の側面にあらかじめ取付けられたガスケット3同士が密着している。このガスケット3は、外壁パネル1の側面の前半部11aに設けられ、その前半部11aで止水ラインL2を設定している。
従って、この従来の水切り部材20においては、横目地5の止水ラインL1が外壁パネル1の背面であるのに対して、縦目地6の止水ラインL2が外壁パネル1の前半部11aであるため、横目地5に侵入した水Wが、水切り部材20の水平壁21を通過して縦目地6の止水ラインL2より室内側へ流れ込み、室内へ侵入してしまうといった問題が発生する。
本発明はこうした問題に鑑み創案されたもので、外壁パネルを設けた建物のベランダ部分等のように、横目地が縦目地に突き当たるT字目地部分において、横目地に侵入した水が縦目地を通って室内へ侵入するのを未然に防止することのできる横目地用の水切り部材を提供することを課題とする。
図1乃至図5を参照して説明する。請求項1に記載の発明に係る水切り部材10は、外壁パネル1間の縦目地6に横目地5が突き当たって形成されるT字目地4部分において、前記横目地5に設けられるものであって、前記横目地5を形成する上側外壁パネル1aと下側外壁パネル1bとの間に配置される水平壁11と、前記水平壁11の後端から立設され,前記上側外壁パネル1aの背面に配置される後壁12と、前記水平壁11の前端から垂下設され,前記下側外壁パネル1bの前面に配置される前壁13と、前記水平壁11の前記縦目地6側の一端から立設すると共に,その後端を前記後壁12に連設し,前記上側外壁パネル1aの側面に配置される側壁14と、からなるものである。
請求項2に記載の発明に係る水切り部材10は、外壁パネル1間の縦目地6に横目地5が突き当たって形成されるT字目地4部分において、前記横目地5に設けられるものであって、前記横目地5を形成する上側外壁パネル1aと下側外壁パネル1bとの間に配置される水平壁11と、前記水平壁11の後端から立設され,前記上側外壁パネル1aの背面に配置される後壁12と、前記水平壁11の前端から垂下設され,前記下側外壁パネル1bの前面に配置される前壁13と、前記水平壁11の前記縦目地6側の一端から立設すると共に,その後端を前記後壁12に連設し、前記上側外壁パネル1aの側面に配置される側壁14と、で構成され、前記水平壁11に,その前半部11aを後半部11bより僅かに低くする段差15を設けてなるものである。
請求項3に記載の発明に係る水切り部材は、請求項1又は2に記載の発明において、水平壁11の上面と下面にシール材7を配置したものである。
請求項1に記載の発明は、水平壁11、後壁12および前壁13に加えて、水平壁11の縦目地6側の一端から立設され、その後端を後壁12に連設し、上側外壁パネル1aの側面に配置される側壁14を設けたので、横目地5に侵入した水Wが縦目地6を通って室内へ侵入することがない。
すなわち、横目地5の止水ラインL1は後壁12によって設定されるため外壁パネル1の背面となり、縦目地6の止水ラインL2は外壁パネル1の前半部11aにあらかじめ設けられたガスケット3によって設定されているため、水切り部材に側壁14が設けられていない場合は、横目地5の水Wが縦目地6に侵入してしまうが、本発明に係る水切り部材は、その水Wを側壁14で遮るので、こうした事態が生じない。従って、横目地5の水Wが室内へ侵入するのを未然に防止することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明と同様に、横目地5の水Wが縦目地6を通って室内へ侵入するのを未然に防止することができると共に、水平壁11に段差15を設けて前半部11aを後半部11bより僅かに低く設定しているので、前半部11aに侵入した水Wが後半部11bに侵入するのを阻止し、また、後半部11bに侵入した水Wを前半部11aを通して外へ排出することができる。また、その段差15を利用して、シール材7を多重に設けることができる。従って、シール性をさらに高めることができる。
請求項3に記載の発明に係る水切り部材は、請求項1又は2に記載の発明に比べ、シール材7を水切り部材の水平壁11の上面と下面に設けることにより外壁パネル1と水切り部材10間のシール性を更に向上させることが出来る。
本発明に係る水切り部材10の実施形態を、図1乃至図5に示す。これは、外壁パネル1を設けた建物のベランダV部分において、縦目地6に横目地5が突き当たって形成されるT字目地4部分に、その横目地5に設けられる水切り部材であり、水平壁11、後壁12、前壁13および側壁14で構成されるステンレス,アルミニウム等金属板製である。
なお、本実施形態においては、図1のX部分に設けた場合について説明するが、同図のY部分やZ部分にも、同様に設けることができる。また、ベランダV部分以外におけるT字目地4部分にも、同様に設けることができる。この水切り部材10のT字目地4と反対側には、側壁14を持たない水切り部材16を連続して設ける。
本水切り部材10において、その水平壁11は、そのほぼ中央部に段差15を設けて、前半部11aを後半部11bより僅かに低く設定し、その上面と下面にシール材(例えば、EPDMスポンジ)7を配置するようにしている。
後壁12は、水平壁11の後端から垂直に立設され、上側外壁パネル1aの背面に配置される。また、前壁13は、水平壁11の前端から垂直に垂下設され、下側外壁パネル1bの前面に配置される。
そして、側壁14は、水平壁11の縦目地6側の一端から垂直に立設されると共に、その後端が後壁12に連設され、上側外壁パネル1aの側面に配置される。なお、外壁パネル1は、パネル本体2と、その側面前半部11aにあらかじめ取付けられたガスケット3とで構成される。
本実施形態における水切り部材10の作用について説明する。例えば、雨天時において、雨水Wが横目地5に侵入した場合、その水Wは止水部材10の後壁12によって室内へ侵入するのが阻止される。また、この水WがT字目地4部分の縦目地6方向に移動した場合、当該水Wは側壁14に突き当たり、それ以上移動することができないので、縦目地6を通って室内へ侵入することもない。
ちなみに、従来技術においては、縦目地6の止水ラインL2が横目地5の止水ラインL1より室外側に設定されていたので、当該水Wは縦目地6を通過して室内へ侵入していたが、本発明では側壁14によって水Wの移動を阻止するのでそうした事態が発生しない。従って、水WがT字目地4部分から室内へ侵入するのを未然に防止することができる。
なお、本実施形態においては、水平壁11に段差15を設けて前半部11aを後半部11bより僅かに低く設定したので、前半部11aに侵入した水Wが後半部11bに侵入するのを阻止し、また、後半部11bに侵入した水Wを前半部11aを通して外へ排出することができる。また、段差15を設けたことによって、前半部11aと後半部11bの上下両面に、シール材7を多重に設けることができる。従って、シール性を高めることができる。
外壁パネルを設けた建物を示す要部斜視図である。 本発明に係る水切り部材の実施形態を示すもので、図1におけるX部の拡大図である。 図2の正面図である。 図3のI−I線断面図である。 本発明に係る水切り部材の実施形態を示す斜視図である。 従来例に係る水切り部材を示す斜視図である。 従来例に係る水切り部材を示すもので、本発明の実施形態を示す図4に相当する断面図である。
符号の説明
1 外壁パネル
1a 上側外壁パネル
1b 下側外壁パネル
2 パネル本体
3 ガスケット
4 T字目地
5 横目地
6 縦目地
7 シール材
10 水切り部材
11 水平壁
11a 前半部
11b 後半部
12 後壁
13 前壁
14 側壁
15 段差
16 水切り部材
20 水切り部材
21 水平壁
22 後壁
23 前壁
B 建物本体
L1 横目地の止水ライン
L2 縦目地の止水ライン
V ベランダ
W 水

Claims (3)

  1. 外壁パネル(1)間の縦目地(6)に横目地(5)が突き当たって形成されるT字目地(4)部分において、前記横目地に設けられる水切り部材であって、前記横目地を形成する上側外壁パネル(1a)と下側外壁パネル(1b)との間に配置される水平壁(11)と、前記水平壁の後端から立設され,前記上側外壁パネルの背面に配置される後壁(12)と、前記水平壁の前端から垂下設され,前記下側外壁パネルの前面に配置される前壁(13)と、前記水平壁の前記縦目地側の一端から立設すると共に,その後端を前記後壁に連設し,前記上側外壁パネルの側面に配置される側壁(14)と、からなる横目地用水切り部材。
  2. 外壁パネル(1)間の縦目地(6)に横目地(5)が突き当たって形成されるT字目地(4)部分において、前記横目地に設けられる水切り部材であって、前記横目地を形成する上側外壁パネル(1a)と下側外壁パネル(1b)との間に配置される水平壁(11)と、前記水平壁の後端から立設され,前記上側外壁パネルの背面に配置される後壁(12)と、前記水平壁の前端から垂下設され,前記下側外壁パネルの前面に配置される前壁(13)と、前記水平壁の前記縦目地側の一端から立設すると共に,その後端を前記後壁に連設し、前記上側外壁パネルの側面に配置される側壁(14)と、で構成され、前記水平壁に,その前半部(11a)を後半部(11b)より僅かに低くする段差(15)を設けてなる横目地用水切り部材。
  3. 水平壁(11)の上面と下面にシール材(7)を配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載の横目地用水切り部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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