JP2005298786A - 人体洗浄石鹸組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】 溶け崩れ性を改善させ且つ一般化粧石鹸製造設備でも容易に製造することが可能な中性又は弱酸性の人体洗浄石鹸組成物を提供する。
【解決手段】 1種以上の合成界面活性剤32〜45重量%、可塑剤としての脂肪酸10〜20重量%、賦形剤としての脂肪アルコール13〜25重量%、結合剤としてのポリエチレングリコール5〜7重量%、及びナトリウム石鹸10〜20重量%を含有する。
【選択図】 なし
【解決手段】 1種以上の合成界面活性剤32〜45重量%、可塑剤としての脂肪酸10〜20重量%、賦形剤としての脂肪アルコール13〜25重量%、結合剤としてのポリエチレングリコール5〜7重量%、及びナトリウム石鹸10〜20重量%を含有する。
【選択図】 なし
Description
本発明は、溶け崩れ性を改善させ且つ一般化粧石鹸製造設備でも容易に製造することが可能な人体洗浄石鹸組成物、特に中性又は弱酸性の人体洗浄石鹸組成物に関するものである。
中性の人体洗浄石鹸は、硬水中の起泡力の改善、石鹸滓発生の防止及び石鹸のアルカリ性の改善を目的とした洗浄剤である。一般に、これらは脂肪酸イセチオン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、脂肪酸モノグリセリド硫酸エステル塩、N−アシル−Lグルタミン酸塩、アルキルイミダゾーリジウムベタイン型両性界面活性剤などの合成洗剤をそれぞれ主原料として単独で或いは石鹸と組み合わせて作った製品である。
合成洗剤を単独で用いたものは合成化粧石鹸、合成洗剤と石鹸を組み合わせたものは複合石鹸(combination bar)と呼ばれており、西洋で広く普及している。ところが、合成化粧石鹸は、溶け崩れやすいといった欠点等のため、韓国と日本ではその普及率が未だ低いが、オムツをする幼児又は湿疹などのアルカリに敏感な人のための中性石鹸として注目されている。
ところが、中性石鹸は既存の化粧石鹸製造設備では製造し難いが、これは、合成界面活性剤のみ或いは石鹸成分を少量使用する場合、組成物に応じて硬度が増加して押出機内で内容物が固まるか或いは粘着性が強くてねっとりした性質が生じて押出機の回転を妨害し、内容物が押出機のスクリューに沿って前方に進行し得ないためである。
したがって、本発明の目的は、かかる従来の技術の諸般問題点を勘案し、溶け崩れ性を改善させ且つ一般化粧石鹸製造設備でも容易に製造することが可能な中性又は弱酸性の人体洗浄石鹸組成物を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明者の研究において、合成界面活性剤と処方上の結合剤として、脂肪酸や脂肪アルコールなどの賦形剤、ポリエチレングリコール(PEG)などの結合剤、及び熱安定性を高くし石鹸組成物の粘着性を低くするために、配合効率と押出効率を向上させるナトリウム石鹸を適切に使用すると、溶け崩れ性を改善させ且つ一般化粧石鹸製造設備でも容易に製造することが可能な中性又は弱酸性の人体洗浄石鹸を提供することができるという事実を見出し、本発明の完成に至った。
したがって、本発明によれば、1種以上の合成界面活性剤32〜45重量%、可塑剤としての脂肪酸10〜20重量%、賦形剤としての脂肪アルコール13〜25重量%、結合剤としてのポリエチレングリコール5〜7重量%、及びナトリウム石鹸10〜20重量%を含有する中性の人体洗浄石鹸組成物を提供する。
好ましくは、本発明の人体洗浄石鹸組成物は、合成界面活性剤としてのラウリル硫酸ナトリウム10.7〜20重量%、ココイルイセチオン酸ナトリウム(Sodium Cocoyl Isethionate)0〜10重量%、ラウリルベタイン3〜4.9重量%、コカミドDEA5〜8重量%、及びヤシ油硫酸ナトリウム(Sodium Coco-Sulfate)5〜8重量%と、可塑剤としてのココナッツ脂肪酸13.5〜18.7重量%と、賦形剤としてのセテアリルアルコール14.2〜22重量%と、結合剤としての分子量200〜400のポリエチレングリコール5.5〜6.5重量%と、ナトリウム石鹸としてのヤシ油脂肪酸ナトリウム5.5〜9重量%、及びステアリン酸ナトリウム5.5〜8.5重量%と、保湿剤としてのグリセリン3〜3.5重量%と、精製水1.4〜3.2重量%とを含有することを特徴とする。
好ましくは、本発明の人体洗浄石鹸組成物は、合成界面活性剤としてのラウリル硫酸ナトリウム10.7〜20重量%、ココイルイセチオン酸ナトリウム(Sodium Cocoyl Isethionate)0〜10重量%、ラウリルベタイン3〜4.9重量%、コカミドDEA5〜8重量%、及びヤシ油硫酸ナトリウム(Sodium Coco-Sulfate)5〜8重量%と、可塑剤としてのココナッツ脂肪酸13.5〜18.7重量%と、賦形剤としてのセテアリルアルコール14.2〜22重量%と、結合剤としての分子量200〜400のポリエチレングリコール5.5〜6.5重量%と、ナトリウム石鹸としてのヤシ油脂肪酸ナトリウム5.5〜9重量%、及びステアリン酸ナトリウム5.5〜8.5重量%と、保湿剤としてのグリセリン3〜3.5重量%と、精製水1.4〜3.2重量%とを含有することを特徴とする。
本発明によれば、従来の合成固形化粧石鹸の欠点である成形及び型打作業性の困難、溶け崩れやすい性質及び低い硬度などの問題が解決可能であるうえ、起泡力、皮膚柔軟効果及び皮膚刺激度が良好で中性又は弱酸性のpHを保つ人体洗浄石鹸が得られるので、洗浄石鹸産業上、非常に有用に使用することができるものと期待される。
以下、本発明をより詳細に説明する。
本発明の中性人体洗浄石鹸組成物は、合成界面活性剤、脂肪酸、脂肪アルコール、ポリエチレングリコール、ナトリウム石鹸を主成分として含有する。
好ましくは、本組成物は1種以上の合成界面活性剤を32〜45重量%含有する。本組成物中の合成界面活性剤の含量が32重量%より少なくなると、石鹸の起泡が少なく相対的に可塑剤と賦形剤の含量が高くなるにつれて石鹸の成形及び型打作業性が低下し、45重量%を超過する場合には、石鹸の起泡は多くなるが、相対的に可塑剤と賦形剤の含量が少なくなるにつれて石鹸の成形及び型打作業性も低下する。
本発明の中性人体洗浄石鹸組成物は、合成界面活性剤、脂肪酸、脂肪アルコール、ポリエチレングリコール、ナトリウム石鹸を主成分として含有する。
好ましくは、本組成物は1種以上の合成界面活性剤を32〜45重量%含有する。本組成物中の合成界面活性剤の含量が32重量%より少なくなると、石鹸の起泡が少なく相対的に可塑剤と賦形剤の含量が高くなるにつれて石鹸の成形及び型打作業性が低下し、45重量%を超過する場合には、石鹸の起泡は多くなるが、相対的に可塑剤と賦形剤の含量が少なくなるにつれて石鹸の成形及び型打作業性も低下する。
本組成物中に使用可能な合成界面活性剤としては、アルキル硫酸エステル塩、脂肪酸イセチオン酸塩、アルキルベタイン、アルカノールアミド(alkanol amide)又はこれらの2種以上の混合物などがある。
アルキル硫酸エステル塩の好ましい例としては、ラウリル硫酸ナトリウムやヤシ油硫酸ナトリウムなどのアルキル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸アンモニウム、TEA−ラウリル硫酸、ラウレス(2−3)硫酸ナトリウムなどがあり、この中でも特に好ましいものはラウリル硫酸ナトリウムとヤシ油硫酸ナトリウムである。
アルキル硫酸エステル塩の好ましい例としては、ラウリル硫酸ナトリウムやヤシ油硫酸ナトリウムなどのアルキル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸アンモニウム、TEA−ラウリル硫酸、ラウレス(2−3)硫酸ナトリウムなどがあり、この中でも特に好ましいものはラウリル硫酸ナトリウムとヤシ油硫酸ナトリウムである。
脂肪酸イセチオン酸塩の好ましい例としては、ラウロイルイセチオン酸ナトリウム、ミリストイルイセチオン酸ナトリウム、オレイルイセチオン酸ナトリウムなどがある。
アルキルベタインの好ましい例としては、コカミドプロピルベタイン、ラウリルベタインなどがある。
アルカノミドの好ましい例としては、アセトアミドDEA、コカミドDEA、コカミドMEA、ラウラミドDEA、ミリスタミドDEA、ステアラミドDEA、オレアミドDEAなどがあり、この中でも特に好ましいものはコカミドDEAである。
アルキルベタインの好ましい例としては、コカミドプロピルベタイン、ラウリルベタインなどがある。
アルカノミドの好ましい例としては、アセトアミドDEA、コカミドDEA、コカミドMEA、ラウラミドDEA、ミリスタミドDEA、ステアラミドDEA、オレアミドDEAなどがあり、この中でも特に好ましいものはコカミドDEAである。
特に、合成界面活性剤は、組成物の総重量を基準としてラウリル硫酸ナトリウム10.7〜20重量%、ココイルイセチオン酸ナトリウム0〜10重量%、ラウリルベタイン3〜4.9重量%、コカミドDEA5〜8重量%及びヤシ油硫酸ナトリウム5〜8重量%が混合されたものが好ましい。
本組成物は、脂肪酸を含有するが、これは可塑剤として作用する。本組成物中の脂肪酸の含量は10〜20重量%、より好ましくは13.5〜18.7重量%である。本組成物中の脂肪酸の含量が10重量%より少ない場合には、型打金型からの離脱性が低くなり、20重量%を超える場合には、石鹸が非常に硬くなって押出機の回転を妨害するために作業性が低下する。本組成物への使用に特に好ましい脂肪酸はココナッツ脂肪酸であって、これは他の脂肪酸に比べて石鹸の溶け崩性の改善又は使用感の向上面において長所がある。
本組成物は、脂肪酸を含有するが、これは可塑剤として作用する。本組成物中の脂肪酸の含量は10〜20重量%、より好ましくは13.5〜18.7重量%である。本組成物中の脂肪酸の含量が10重量%より少ない場合には、型打金型からの離脱性が低くなり、20重量%を超える場合には、石鹸が非常に硬くなって押出機の回転を妨害するために作業性が低下する。本組成物への使用に特に好ましい脂肪酸はココナッツ脂肪酸であって、これは他の脂肪酸に比べて石鹸の溶け崩性の改善又は使用感の向上面において長所がある。
本組成物中の脂肪アルコールは賦形剤として作用する。本組成物中の脂肪アルコールの含量は13〜25重量%、より好ましくは14.2〜22重量%である。本組成物中の脂肪アルコールの含量が13重量%より少ない場合には、型打金型からの離脱性が低くなり、25重量%を超過する場合には、石鹸が非常に硬くなって押出機の回転を妨害することにより作業性を低下させる。本組成物への使用に特に好ましい脂肪アルコールは、セチルアルコールとステアリルアルコールが7:3の割合で混合されたセテアリルアルコールであり、これは賦形機能に優れるうえ、石鹸を溶け崩れ難くするという効果がある。
本組成物中のポリエチレングリコールは結合剤として作用する。本組成物中のポリエチレングリコール(PEG)の含量は5〜7重量%、より好ましくは5.5〜6.5重量%である。本組成物中のPEGの含量が5重量%より少ない場合には、石鹸組織の結合力が弱くなって型打が不利になり、7重量%を超過する場合には、石鹸が非常に硬くなって押出機の回転を妨害することにより作業性を低下させる。本組成物への使用に特に好ましいポリエチレングリコールは分子量200〜400のもので、分子量が400より大きいPEGはワックス状物質であって、結合剤として使用するには適しない。
また、本組成物はナトリウム石鹸を含有する。本組成物において、ナトリウム石鹸は、熱安定性を高くし石鹸組成物の粘着性を低めるために、配合効率と押出効率を向上させる。本組成物中のナトリウム石鹸の含量は10〜20重量%、より好ましくは11〜17.5重量%である。本組成物中のナトリウム石鹸の含量が10重量%より少ない場合には、配合効率と押出効率の増加を期待し難く、20重量%を超過する場合には、組成物のpHを中性又は弱酸性に合わせ難くなる。
本組成物への使用に好ましいナトリウム石鹸は、ヤシ油脂肪酸ナトリウム、ステアリン酸ナトリウム、タロン酸ナトリウム又はこれらの混合物であり、この中でも特に好ましいものはヤシ油脂肪酸ナトリウムとステアリン酸ナトリウムとの混合物である。
本組成物は、選択成分として保湿剤を含有することができるが、石鹸の溶け崩れ性を改善するための成分の機能が保湿剤の含量増加で半減できるので、本組成物の保湿効果と溶け崩れ難くする効果を同時に満たすために、保湿剤の含量を3〜3.5重量%とすることが好ましい。本組成物に使用可能な保湿剤の例としては、グリセリン、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール又はこれらの2種以上の混合物であり、この中でもグリセリンが他の保湿剤に比べて保湿効果に優れているという長所があって好ましい。
本組成物は、選択成分として保湿剤を含有することができるが、石鹸の溶け崩れ性を改善するための成分の機能が保湿剤の含量増加で半減できるので、本組成物の保湿効果と溶け崩れ難くする効果を同時に満たすために、保湿剤の含量を3〜3.5重量%とすることが好ましい。本組成物に使用可能な保湿剤の例としては、グリセリン、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール又はこれらの2種以上の混合物であり、この中でもグリセリンが他の保湿剤に比べて保湿効果に優れているという長所があって好ましい。
また、本組成物には精製水を1.4〜3.2重量%含有させることが好ましい。
また、本組成物には石鹸の使用感を柔らかくするためにココイルグルタミン酸(cocoyl glutamate)を添加することもできる。
以下、実施例によって本発明をより詳細に説明する。これらの実施例は本発明をより理解し易くするために提示されるものに過ぎず、本発明の範囲がこれらの実施例によって制限されないことは、本発明の属する技術分野で通常の知識を有する者には自明である。
また、本組成物には石鹸の使用感を柔らかくするためにココイルグルタミン酸(cocoyl glutamate)を添加することもできる。
以下、実施例によって本発明をより詳細に説明する。これらの実施例は本発明をより理解し易くするために提示されるものに過ぎず、本発明の範囲がこれらの実施例によって制限されないことは、本発明の属する技術分野で通常の知識を有する者には自明である。
[実施例1〜3及び比較例1〜3]
表1に示した成分を表1の割合で含有する組成物を溶解して固めた後、粉砕して通常の脂肪酸系化粧石鹸製造装置で成形及び押出工程を経て型打して石鹸を製造した。
表1に示した成分を表1の割合で含有する組成物を溶解して固めた後、粉砕して通常の脂肪酸系化粧石鹸製造装置で成形及び押出工程を経て型打して石鹸を製造した。
前記実施例及び比較例で製造した合成固形化粧石鹸の特性を評価するために、各例の石鹸に対する作業性、溶出度、硬度、起泡力、皮膚柔軟効果、皮膚刺激度及びpHを次の方法で試験した。試験結果は表3に提示する。
*成形及び型打作業性の試験:成形作業性は、一般脂肪酸系化粧石鹸の製造方法によって石鹸を製造するとき、成形機とスクリューにおける移送状態を、型打作業性は、金型に付着せずに離脱する程度をそれぞれ測定して次の基準で評価した。
<評価基準>
○:優秀、脂肪酸系石鹸と同一。
△:普通、脂肪酸系石鹸よりやや劣るが、作業可能。
×:不良、石鹸が硬過ぎるか或いはあまり溶け崩れ易くて作業性が良くない。
*溶出度:その重量W1を計った石鹸を、既知の重量W2を有するピンに挿して25℃の恒温水槽に4時間浸漬させた後取り出し、溶出された部分を25℃の水道水で洗い出して石鹸を乾燥台で2時間乾燥させた後、重量W3を秤量して数式1で溶出度を計算した。
○:優秀、脂肪酸系石鹸と同一。
△:普通、脂肪酸系石鹸よりやや劣るが、作業可能。
×:不良、石鹸が硬過ぎるか或いはあまり溶け崩れ易くて作業性が良くない。
*溶出度:その重量W1を計った石鹸を、既知の重量W2を有するピンに挿して25℃の恒温水槽に4時間浸漬させた後取り出し、溶出された部分を25℃の水道水で洗い出して石鹸を乾燥台で2時間乾燥させた後、重量W3を秤量して数式1で溶出度を計算した。
溶出度(%)={(W1+W2)−(W2+W3)}/W1×100
溶出度は、その正の値が大きいほど溶け崩れ易く、負の値が大きいほど石鹸が常温で溶出されないことを意味し、一般脂肪酸系化粧石鹸の溶出度は0〜8%である。
溶出度は、その正の値が大きいほど溶け崩れ易く、負の値が大きいほど石鹸が常温で溶出されないことを意味し、一般脂肪酸系化粧石鹸の溶出度は0〜8%である。
*硬度:レオメーター(Rheo-Meter、製造社:SUN SCIENTIFIC CO., LTD., モデル名:LCR−200D)の2番ニードルスピンドル(needle spindle)を機器に装着し、30℃の条件で石鹸の表面から針が1cm深さまで入るときに受ける負荷をg単位で表示して硬度を示す。この際、スピンドルの下降速度を120mm/minと固定し、石鹸各部分を5回測定して平均値で表示する。一般脂肪酸系化粧石鹸の硬度は約640程度である。
*起泡力:試料1g(無水物換算)を10mgまで正確に秤量して500mlの円形フラスコに移した後、蒸留水を加えて50mlにする。フラスコの栓を閉じて40℃以下を保ちながら完全に溶解させる。気泡を除去した後、200mlの栓付きメスフラスコに25mlを分取する。試料が25±2℃に冷却したとき、栓を閉じて1分間均一な力を加えて180°回転運動を30回繰り返し行う。停止させ次第に起泡の高さを測定する(起泡力mm)。同一の試料で5回繰り返し行い、その平均値で表示する。一般脂肪酸系化粧石鹸の起泡力は約95mm程度である。
*皮膚柔軟効果:男女各10名の被試験者を対象とした一般脂肪酸系化粧石鹸と実施例及び比較例の合成固形化粧石鹸を配って1ヶ月間使用した後、皮膚が柔らかくなった程度及びつっぱり感を次の基準で点数を与えることにより、その平均値で表示する。
<基準>
5:一般化粧石鹸に比べて皮膚が非常に柔らかくて全くつっぱらない。
4:一般化粧石鹸に比べて皮膚が柔らかくてつっぱり感がややある。
3:一般化粧石鹸に比べて皮膚が柔らかいが、つっぱる程度は同一である。
2:一般化粧石鹸に比べて皮膚がやや荒くなりつっぱる感じである。
1:一般化粧石鹸に比べて皮膚が非常に荒くなりつっぱる感じである。
*pH測定:pH測定は試料を1.0%の水溶液で製造した後、25℃でpHイオンメーターによって測定した。一般化粧石鹸のpH値は次のように区分することができる。
5:一般化粧石鹸に比べて皮膚が非常に柔らかくて全くつっぱらない。
4:一般化粧石鹸に比べて皮膚が柔らかくてつっぱり感がややある。
3:一般化粧石鹸に比べて皮膚が柔らかいが、つっぱる程度は同一である。
2:一般化粧石鹸に比べて皮膚がやや荒くなりつっぱる感じである。
1:一般化粧石鹸に比べて皮膚が非常に荒くなりつっぱる感じである。
*pH測定:pH測定は試料を1.0%の水溶液で製造した後、25℃でpHイオンメーターによって測定した。一般化粧石鹸のpH値は次のように区分することができる。
弱酸性:pH4.0〜5.99
中性:pH6.0〜7.99
弱アルカリ性:pH8.0〜11.99
*皮膚刺激度試験:化粧石鹸で1.0%の水溶液を製造し、この水溶液約45μlを健康な成人男子20名の腕内側に貼布した後、24時間経過してから除去し、赤斑の発生程度及び刺激程度を観察して表2を基準として評価し、その平均値で表示する。
中性:pH6.0〜7.99
弱アルカリ性:pH8.0〜11.99
*皮膚刺激度試験:化粧石鹸で1.0%の水溶液を製造し、この水溶液約45μlを健康な成人男子20名の腕内側に貼布した後、24時間経過してから除去し、赤斑の発生程度及び刺激程度を観察して表2を基準として評価し、その平均値で表示する。
Claims (2)
- 中性又は弱酸性の人体洗浄石鹸組成物において、1種以上の合成界面活性剤32〜45重量%、可塑剤としての脂肪酸10〜20重量%、賦形剤としての脂肪アルコール13〜25重量%、結合剤としてのポリエチレングリコール5〜7重量%、及び配合効率と押出効率を増加させるナトリウム石鹸10〜20重量%を含有する人体洗浄石鹸組成物。
- 合成界面活性剤としてのラウリル硫酸ナトリウム10.7〜20重量%、ココイルイセチオン酸ナトリウム(Sodium Cocoyl Isethionate)0〜10重量%、ラウリルベタイン3〜4.9重量%、コカミドDEA5〜8重量%、及びヤシ油硫酸ナトリウム(Sodium Coco-Sulfate)5〜8重量%と、可塑剤としてのココナッツ脂肪酸13.5〜18.7重量%と、賦形剤としてのセテアリルアルコール14.2〜22重量%と、結合剤としての分子量200〜400のポリエチレングリコール5.5〜6.5重量%と、ナトリウム石鹸としてのヤシ油脂肪酸ナトリウム5.5〜9重量%、及びステアリン酸ナトリウム5.5〜8.5重量%と、保湿剤としてのグリセリン3〜3.5重量%と、精製水1.4〜3.2重量%とを含有する請求項1記載の人体洗浄石鹸組成物。
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