JP2005298141A - エレベータのかご下作業台装置 - Google Patents
エレベータのかご下作業台装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005298141A JP2005298141A JP2004117072A JP2004117072A JP2005298141A JP 2005298141 A JP2005298141 A JP 2005298141A JP 2004117072 A JP2004117072 A JP 2004117072A JP 2004117072 A JP2004117072 A JP 2004117072A JP 2005298141 A JP2005298141 A JP 2005298141A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- car
- elevator
- work
- floor
- floor plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
【課題】エレベータの乗りかごに設けられる作業台と昇降路のピット部に設けられるピット機器との干渉を避けることができるとともに、その作業台内での作業時には十分な作業スペースを確保して能率よく作業を進めることができるエレベータのかご下作業台装置を提供する。
【解決手段】エレベータの乗りかご4のかご枠5の下部に、伸縮リンク機構18を介して上下動可能に床板19を取り付けて作業台17を構成し、前記床板19を操作ワイヤ20でエプロン24の前面側から操作が可能にする。乗りかご4の運転時には床板19を上方に引き上げて作業台17を縮小状態に保持する。これにより作業台17とピット機器との干渉を避けることができる。作業時には、床板19を下降させて作業台17を拡張し、十分な作業スペースを確保する。
【選択図】 図1
【解決手段】エレベータの乗りかご4のかご枠5の下部に、伸縮リンク機構18を介して上下動可能に床板19を取り付けて作業台17を構成し、前記床板19を操作ワイヤ20でエプロン24の前面側から操作が可能にする。乗りかご4の運転時には床板19を上方に引き上げて作業台17を縮小状態に保持する。これにより作業台17とピット機器との干渉を避けることができる。作業時には、床板19を下降させて作業台17を拡張し、十分な作業スペースを確保する。
【選択図】 図1
Description
この発明は、エレベータの乗りかごの下部に設けられるエレベータのかご下作業台装置に関する。
ロープ式のエレベータは、図8に示すように、建物の昇降路1内に一対のガイドレール2が垂直に設けられ、これらガイドレール2の間に吊りロープ3で吊られて昇降する乗りかご4が設けられている。
乗りかご4は、かご枠5の内側にかご室6を設置してなり、かご枠5の上下部にそれぞれ前記ガイドレール2に係合する案内装置7が設けられ、これら案内装置7を介してガイドレール2に沿って乗りかご4が上下に昇降する。
かご枠5は、一対の立梁5aと、これら立梁5aの上部間に架設された上梁5bと、立梁5aの下部間に架設された下梁5cとからなり、前記下梁5cの上にかご室6が設置されている。
かご枠5の下部には、エレベータの据付、保守、調整時などに作業員が乗り込むための作業台10が設けられている。この作業台10は、かご枠5における下梁5cの下方に突出するように設けられ、複数本のアングル材からなる立体骨組状をなす箱形のフレーム11と、このフレーム11の下面に敷き込まれて固定された作業用床板12とで構成されている。そして前記作業用床板12の上に作業員が乗り込み、その床板12を足場として各種の作業を行なう。
乗りかご4が昇降する昇降路1の最下部のピット部にはバッファなどのピット機器がその上方に突出するように設けられているが、乗りかご4の下部に作業台10がその下方に突出するように設けられていると、乗りかご4が昇降路1の最下部にまで下降した場合にその作業台10が前記ピット機器に衝突する恐れがあり、したがって作業台10はピット機器との干渉を避けるためにその高さを小さく抑える必要が生じ、この結果、有効な作業スペースを確保することが難しくなり、作業能率が低下する原因となる。
また、作業台10の床板12にピット機器の通過が可能な開口を形成することも考えられるが、このような開口を形成すると、床板12の有効作業面積が狭まり、やはり作業能率が低下してしまう。
この発明は、このような点に着目してなされたもので、その目的とするところは、ピット機器との干渉を避けることができるとともに、作業時には十分な作業スペースを確保して能率的に保守や調整などの作業を行なうことができるエレベータのかご下作業台装置を提供することにある。
請求項1の発明は、エレベータの乗りかごのかご枠と、このかご枠の下部に設けられ、伸縮リンク機構およびこの伸縮リンク機構を介して上下動可能に設けられたと床板を有する作業台と、前記床板を上下に移動操作することが可能な操作機構とを具備することを特徴としている。
請求項2の発明は、前記作業台の床板の上に、一定以上の荷重が加わるときにそれを検出してエレベータの運転を不能にするマットセンサが設けられていることを特徴としている。
請求項3の発明は、エレベータの乗りかごのかご枠と、このかご枠の下部に設けられ、立体骨組状で少なくとも下面に開口部を有する箱形のフレーム体と、前記フレーム体の下面の開口部に起立および展開可能に設けられ、その展開により前記開口部に広がって水平に配置する複数の床板とを有する作業台と、前記床板を起立および展開状態に移動操作することが可能な操作機構とを具備することを特徴としている。
請求項4の発明は、前記作業台に、前記床板が展開状態にあるときにそれを検出してエレベータの運転を不能にする検出センサが設けられていることを特徴としている。
請求項5の発明は、前記操作機構が、前記かご枠の前面下方部に設けられているエプロンの前面側において操作することが可能となっていることを特徴としている。
この発明によれば、乗りかごの昇降時に、かご下の作業台とピット部のピット機器との干渉を避けることができるとともに、保守点検などの作業時には作業台内に十分な作業スペースを確保して能率的に作業を進めることができる。
以下、この発明の実施の形態について図1ないし図7を参照して説明する。なお、従来の構成と対応する部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図1ないし図4には第1の実施形態を示してある。図1には乗りかご4におけるかご枠5の下部の構造を示してあり、かご枠5の下梁5cの上には床受け枠15が設けられ、この床受け枠15の上にかご室6が設置されている。
前記下梁5cの下面には矩形のフレーム状をなす支持ブラケット16が水平に取り付けられ、この支持ブラケット16に作業台17が取り付けられている。作業台17は、伸縮リンク機構を構成する複数のリンク18と、これらリンク18を介して水平に支持された所定の大きさを有する床板19とで構成されている。
前記床板19の上には滑り止めを兼ねるマットセンサ23が敷き込められ、このマットセンサ23の上に作業員が乗って一定以上の荷重が加わるときに、それがマットセンサ23により検出され、この検出に基づいてエレベータの運転回路が開放されて常開し、エレベータの運転が不能となるように構成されている。
前記各リンク18は、図1および図2に示すように、それぞれ一対ずつのリンクバー18aを互に回動自在に連結し、その一端部を支持ブラケット16に、他端部を床板19にそれぞれ回動自在に連結してなり、その各リンク18のリンクバー18a相互が互に屈伸することにより床板19が水平を保ったまま上下に移動するようになっている。
床板19の一側部には操作ワイヤ20が連結され、この操作ワイヤ20は図2に示すように支持ブラケット16に回転自在に取り付けられた滑車21に巻き掛けられて床受け枠15の前方側に引き出されている。
床受け枠15の前端部にはエプロン24が垂直に取り付けられ、このエプロン24に図3に示すように透孔25が形成され、前記操作ワイヤ20の先端部が前記エプロン24の裏面側から前記透孔25を通してエプロン24の前面側に導出され、その導出側の端部に抜け止め部材を兼ねる摘み26が取り付けられている。
そして前記摘み26を摘んで操作ワイヤ20を前方に引張ることにより、その操作ワイヤ20の張力で床板19を上方に引き上げ、各リンクバー18a相互を屈曲させて作業台17を薄形の縮小状態に収納することができるようになっている。
作業台17の縮小時には、床板19が下梁5cの下面に設けられているバッファ受け5dに接触する。そして乗りかご4が所定のレベルを超えて昇降路のピット部にまで下降したときには、そのバッファ受け5dが床板19を介してピット部のピット機器としてのバッファに当たってその衝撃が吸収される。
操作ワイヤ20に取り付けられた摘み26の端部には固定部27が設けられ、この固定部27を固定することが可能な透孔28が前記エプロン24に形成され、操作ワイヤ20をエプロン24の前方側に引張って前記固定部27を前記透孔28に固定することにより前記作業台10を縮小状態に保持することができるようになっている。
前記固定部27は、例えば図4(A)に示すように、前記透孔28に差込みが可能な筒部27aと、この筒部27a内に設けられ、スプリング27bによる弾性力でその筒部27aの周面に対して突没するボール27cとを有し、前記筒部27aを前記透孔28に差し込み、前記ボール27cを突出させることにより固定部27をエプロン24に固定することができるようになっている。
また、固定部27の別の例として、図4(B)に示すように、筒部27aを弾性的に変形が可能な逆テーパ状とし、この逆テーパ状の筒部27aを前記透孔28に圧入することにより、固定部27をエプロン24に固定する構造とすることも可能である。エプロン24には、作業員の出入りが可能な出入口30が形成され、この出入口30にその開閉用の扉31が設けられている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
通常時には、前記操作ワイヤ20の摘み26の固定部27がエプロン24の透孔28に差し込まれて固定され、作業台17が縮小状態に保持されている。したがって、作業台17の高さ寸法が抑えられ、乗りかご4が下降するときの作業台17とピット部のピット機器との干渉を避けることができる。
一方、保守点検などの作業時には、まず乗りかご4を所定の階床に停止させ、その階床のエレベータ乗り場の乗降口を開く。そして作業員がその乗降口からエプロン24の前面に配置されている摘み26を透孔28から抜き取って外し、操作ワイヤ20を緩める。この操作で作業台17の床板19が自重で下降し、作業台17が所定の高さを有する立体状に拡張する。
次に、エプロン24の扉31を操作して出入口30を開き、その出入口30から作業台17内に作業員が乗り込み、床板19を足場として各種の作業を進める。
この際、作業台17は所定の高さを有する立体状に拡張しており、したがって十分な作業スペースを確保することができ、また床板19も開口のない所定の広がりを有する板状となっているから広い有効作業面積を確保でき、このため能率よく安全に作業を進めることができる。
作業台17内に作業員が乗り込んで作業をするときには、床板19の上のマットセンサ23の上に作業員が乗ることになるが、その荷重がマットセンサ23により検出され、その検出に基づいてエレベータの運転回路が開放されて常開し、エレベータの運転が不能となる。したがって作業中に誤って乗りかご4が運転されて昇降するような危険がなく、安全に作業を進めることができる。
作業の終了後には、作業員は作業台17内からエプロン24の出入口30を通して退出する。そして扉31を操作して出入口30を閉じる。次に、摘み26を摘んで操作ワイヤ20を引張り、床板19を上昇させて作業台17を縮小状態に畳んで収納し、さらに前記摘み26の固定部27をエプロン24の透孔28に差し込んで固定し、作業台17の縮小状態を保持する。
この後、乗りかご4を運転し、昇降させる。この昇降時には、作業台17が縮小状態にあり、このため前述したように作業台17とピット機器との干渉を避けることができる。
次に、第2の実施形態について図5および図6を参照して説明する。この実施形態における作業台17は立体的なフレーム体35と、このフレーム体35の下部に設けられた折畳み式床機構36とで構成されている。
前記フレーム体35は、複数本のアングル材34a,34bを用いる骨組みにより下面および各側面が開口する箱形状に構成され、前記折畳み式床機構36はそのフレーム体35の下面の開口部35aにその開口部35aを開閉するように設けられている。
折畳み式床機構36は、フレーム体35の下面の開口部35aを二分するようにその一方側と他方側とに設けられた一対ずつの第1および第2の床板36a,36bを有し、各床板36a,36bが図6に実線で示すように互に並列して展開するように配置され、これら床板36a,36bにより開口部35aが閉塞されている。
各床板36a,36bはフレーム体35の下部のアングル材34bの上に、フレーム体35の左右方向に対してスライド自在に支持されている。第1の床板36aと第2の床板36bとの端部相互はヒンジ38を介して互に回動自在に連結され、また第1の床板36aの反対側の端部はアングル材34bにピン39を介して回動自在に連結され、これらピン39を支点にして第1の床板36aをそれぞれ上方に回動して起立させることができるようになっている。
第1の床板36aのヒンジ38側の端部には、第1の床板36aを回動操作するための操作ピン42が取り付けられ、これら操作ピン42をガイドする円弧状のガイド溝43がアングル材34bおよびエプロン24に形成されている。操作ピン42はガイド溝43を通してエプロン24の前面側に突出し、これら操作ピン42を摘んでエプロン24の前面側から第1の床板36aを回動操作することができるようになっている。そして、エプロン24には前記各ガイド溝43の上端部に隣接して前記操作ピン42を掛け止めるためのフック44がそれぞれ設けられている。
また、第2の床板36bのヒンジ38の反対側の端部にはピン45が取り付けられ、これらピン45をガイドする第2のガイド溝47がアングル材34bおよびエプロン24に水平に形成されている。
さらに、アングル材34bには、床板36a,36bが水平状態に展開したときにそれを検出する検出センサ37が設けられ、その検出に基づいてエレベータの運転回路が開放されて常開するようになっている。
このような構成においては、各床板36a,36bがフレーム体35の下面の開口部35aに並列して並ぶ展開状態から操作ピン42を介して第1の床板36aをピン39を支点に上方に回動すると、図6に鎖線で示すように、第1の床板36aがフレーム体35の側部のアングル材34aにほぼ沿うように隣接して起立する。
この際、第1の床板36aに引かれて第2の床板36bがフレーム体35の側部のアングル材34aに向ってスライドするとともに、ピン45を支点にして上方に回動する。そして第1の床板36aが側部のアングル材34aに沿うように起立する動作に応じて第2の床板36bがその第1の床板36aにほぼ沿うように起立する。
すなわち、第1および第2の床板36a,36bが折畳まれ、これによりフレーム体35の下面の開口部35aが開放される。この開放状態は前記操作ピン42をフック44に掛け止めることにより保持することができる。
通常時には、フレーム体35の下面の開口部35aが開放された開放状態に保持され、この状態で乗りかご4が運転される。この際、作業台17の全体の高さは高いが、その下面の開口部35aが開放されており、このため乗りかご4がピット部にまで下降したときには、そのピット部のピット機器が前記開口部35aを通して作業台17の内側に進入し、したがって作業台17とピット機器との干渉を避けることができる。
一方、保守点検などの作業時には、まず乗りかご4を所定の階床に停止させる。そして操作ピン42からフック44を外し、その操作ピン42をエプロン24の前面側から操作し、第1の床板36aをピン39を支点にして下方に回動させる。
この回動操作により第1の床板36aが水平状態に展開するとともに、第2の床板36bが第1の床板36aに押されて開口部35aの中央側に移動しながら水平状態に展開し、これにより各床板36a,36bが開口部35aの面内で水平に並列してその開口部35aが閉塞される。
次に、エプロン24の扉31を操作して出入口30を開き、この出入口30から作業台17内に作業員が乗り込み、展開状態の床板36a,36bを足場として各種の作業を進める。
作業台17は所定の高さを有する立体形状にあり、したがって十分な作業スペースを確保することができ、また展開状態の床板36a,36bにより開口のない所定の広がりを有する広い有効作業面積の足場を確保でき、このため能率よく安全に作業を進めることができる。
床板36a,36bを展開させた際には、それが検出センサ37により検出され、その検出に基づいてエレベータの運転回路が開放されて常開し、エレベータの運転が不能となる。したがって作業中に誤って乗りかご4が運転されて昇降するような危険がなく、安全に作業を進めることができる。
作業の終了後には、作業員は作業台17内からエプロン24の出入口30を通して退出し、床板36a,36bを折畳んで開口部35aを開放し、この状態で乗りかご4を運転する。
ここで、前記床板36a,36bの折畳みを忘れて乗りかご4の運転を開始したような場合には、乗りかご4がピット部にまで下降したときに、その床板36a,36bがピット部のピット機器に衝突してしまう恐れがある。
ところが本実施形態では、前記床板36a,36bの折畳みを忘れてその床板36a,36bが展開状態のままであると、それが検出センサ37により検出され、エレベータの運転回路が常開のままとなり、エレベータの運転を開始することができず、したがって上述のような不都合の発生を防止することができる。
図7には第3の実施形態を示してあり、この実施形態においては、フレーム体35の下面の開口部35aに一対の比較的大きな床板50a,50bが並列して水平に配置され、これら床板50a,50bにより前記開口部35aが閉塞されている。
各床板50a,50bはフレーム体35の側方側の端部がそれぞれピン51を介してアングル材35bに回動自在に連結されている。各床板50a,50bの他端側の端部には、これら床板50a,50bを回動操作するための操作ピン54が取り付けられ、これら操作ピン54をガイドする円弧状のガイド溝55がアングル材34bおよびエプロン24に形成されている。
操作ピン54はガイド溝55を通してエプロン24の前面側に突出し、この操作ピン54を摘んでエプロン24の前面側から床板50a,50bを回動操作することができるようになっている。そして、エプロン24の前面には前記ガイド溝55の上端部に隣接して前記操作ピン54を掛け止めるためのフック56が設けられている。
このような構成においては、各床板50a,50bがフレーム体35の下面の開口部35aに並列して並ぶ展開状態から操作ピン54を介して各床板50a,50bをピン51を支点に上方に回動すると、各床板50a,50bがフレーム体35の側部のアングル材34aに沿うように隣接して起立し、フレーム体35の下面の開口部35aが開放される。この開放状態は前記操作ピン52をフック56に掛け止めることにより保持することができる。
そして、このような開放状態のもとで、乗りかご4が運転される。この際、第2の実施形態の場合と同様に、作業台17の全体の高さは高いが、その下面の開口部35aが開放されており、このため乗りかご4がピット部にまで下降したときには、そのピット部のピット機器が前記開口部35aを通して作業台17の内側に進入し、したがって作業台17とピット機器との干渉を避けることができる。
一方、保守点検などの作業時には、乗りかご4を所定の階床に停止させ、操作ピン52からフック56を外し、その操作ピン52をエプロン24の前面側から操作し、床板50a,50bを下方に回動して水平状態に展開させる。次に、エプロン24の扉31を操作して出入口30を開き、この出入口30から作業台17内に作業員が乗り込み、展開状態の床板50a,50bを足場として各種の作業を進める。
この場合にも、作業台17は所定の高さを有する立体形状にあり、したがって十分な作業スペースを確保することができ、また展開状態の床板50a,50bにより開口のない所定の広がりを有する広い有効作業面積の足場を確保でき、このため能率よく安全に作業を進めることができる。
なお、本実施形態においても、前記第2の実施形態の場合と同様に、床板50a,50bの展開状態を検出してエレベータの運転を不能にする検出センサを設け、作業中に誤って乗りかご4が運転されたり、床板50a,50bの折畳みを忘れたまま乗りかご4が運転されるような不都合の発生を防止するように構成することも可能である。
4…乗りかご、5…かご枠、6…かご室、15…床受け枠、16…支持ブラケット、17…作業台、18…伸縮リンク機構、18a…リンクバー、19…床板、20…操作ワイヤ、21…滑車、23…マットセンサ、24…エプロン、25…透孔、26…摘み、27…固定部、28…透孔、30…出入口、31…扉、34a,34b…アングル材、35…フレーム体、35a…開口部、36…折畳み式床機構、37…検出センサ、38…ヒンジ、39…ピン、42…操作ピン、43…ガイド溝、44…フック、45…ピン、47…ガイド溝、50a,50b…床板、51…ピン、54…操作ピン、55…ガイド溝、56…フック。
Claims (5)
- エレベータの乗りかごのかご枠と、
このかご枠の下部に設けられ、伸縮リンク機構およびこの伸縮リンク機構を介して上下動可能に設けられた床板とを有する作業台と、
前記床板を上下に移動操作することが可能な操作機構と、
を具備することを特徴とするエレベータのかご下作業台装置。 - 前記作業台の床板の上には、一定以上の荷重が加わるときにそれを検出してエレベータの運転を不能にするマットセンサが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータのかご下作業台装置。
- エレベータの乗りかごのかご枠と、
このかご枠の下部に設けられ、立体骨組状で少なくとも下面に開口部を有する箱形のフレーム体と、前記フレーム体の下面の開口部に起立および展開可能に設けられ、その展開により前記開口部に広がって水平に配置する複数の床板とを有する作業台と、
前記床板を起立および展開状態に移動操作することが可能な操作機構と、
を具備することを特徴とするかご下作業台装置。 - 前記作業台には、前記床板が展開状態にあるときにそれを検出してエレベータの運転を不能にする検出センサが設けられていることを特徴とする請求項3に記載のエレベータのかご下作業台装置。
- 前記操作機構は、前記かご枠の前面下方部に設けられているエプロンの前面側において操作することが可能なことを特徴とする請求項1または3に記載のエレベータのかご下作業台装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004117072A JP2005298141A (ja) | 2004-04-12 | 2004-04-12 | エレベータのかご下作業台装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004117072A JP2005298141A (ja) | 2004-04-12 | 2004-04-12 | エレベータのかご下作業台装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005298141A true JP2005298141A (ja) | 2005-10-27 |
Family
ID=35330155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004117072A Pending JP2005298141A (ja) | 2004-04-12 | 2004-04-12 | エレベータのかご下作業台装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005298141A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108394799A (zh) * | 2017-11-09 | 2018-08-14 | 浙江西子重工机械有限公司 | 一种加固的护脚板装置 |
CN114080366A (zh) * | 2019-06-28 | 2022-02-22 | 因温特奥股份公司 | 具有能够支撑在导轨上的轿厢裙板的电梯设备 |
US20240051795A1 (en) * | 2020-12-23 | 2024-02-15 | Inventio Ag | Elevator car for an elevator system and installation method for installing an elevator system |
-
2004
- 2004-04-12 JP JP2004117072A patent/JP2005298141A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108394799A (zh) * | 2017-11-09 | 2018-08-14 | 浙江西子重工机械有限公司 | 一种加固的护脚板装置 |
CN108394799B (zh) * | 2017-11-09 | 2023-11-21 | 杭州优迈科技有限公司 | 一种加固的护脚板装置 |
CN114080366A (zh) * | 2019-06-28 | 2022-02-22 | 因温特奥股份公司 | 具有能够支撑在导轨上的轿厢裙板的电梯设备 |
US11919744B2 (en) | 2019-06-28 | 2024-03-05 | Inventio Ag | Elevator system having a car apron supportable on guide rails |
CN114080366B (zh) * | 2019-06-28 | 2024-04-23 | 因温特奥股份公司 | 具有能够支撑在导轨上的轿厢裙板的电梯设备 |
US20240051795A1 (en) * | 2020-12-23 | 2024-02-15 | Inventio Ag | Elevator car for an elevator system and installation method for installing an elevator system |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101036659B1 (ko) | 고소작업대 | |
JP2007063021A (ja) | 保守プラットフォームを有するエレベータケージ、およびエレベータ設備の保守のための方法 | |
JP2011126628A (ja) | エレベータ点検台 | |
JP2005298141A (ja) | エレベータのかご下作業台装置 | |
JP2013018618A (ja) | 昇降路内機器点検用の作業台装置 | |
JP2009057198A (ja) | エレベータかご、エレベータかごの組立方法、および揚重治具 | |
JP2009155096A (ja) | エレベータのかご下作業台装置 | |
JP5117457B2 (ja) | エレベータ昇降路内機器の点検台装置 | |
JP2007182281A (ja) | 機械室レスエレベータの制御盤点検台装置 | |
JPH05147845A (ja) | エレベータの点検装置 | |
JP2009096626A (ja) | エレベータのピット昇降用踏み台装置 | |
WO2018173135A1 (ja) | エレベータ装置 | |
JP2010030725A (ja) | エレベータシステム | |
JP4839692B2 (ja) | エレベータ釣合いおもりの上部足場装置 | |
JP2002046951A (ja) | エレベーターの保守用足場装置 | |
JP2006131338A (ja) | エレベータのバッファ装置 | |
JP6598085B2 (ja) | 伸縮可能な吊下梯子 | |
JP4436739B2 (ja) | エレベータのピット入出装置 | |
JP4804144B2 (ja) | 工事用エレベーター類のクライミング工法におけるトップシーブ装置 | |
JP2004299796A (ja) | 機械室レスエレベーター用保守点検装置 | |
JP6570754B2 (ja) | エレベータのかご上手摺装置 | |
JP5706262B2 (ja) | エレベータの点検用作業床装置 | |
JP2007276959A (ja) | エレベーターのピット梯子装置 | |
JP4456203B2 (ja) | 折畳式ハッチ及び昇降式手摺を備えた可動床装置 | |
KR102461550B1 (ko) | 건축물 외벽의 다양한 공법에 사용할 수 있는 확장수축형 곤도라 |